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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-04
(45)【発行日】2024-10-15
(54)【発明の名称】照明取り付け治具
(51)【国際特許分類】
   B66B 23/22 20060101AFI20241007BHJP
   B66B 31/00 20060101ALI20241007BHJP
【FI】
B66B23/22 H
B66B31/00 E
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2024006132
(22)【出願日】2024-01-18
【審査請求日】2024-01-18
(73)【特許権者】
【識別番号】390025265
【氏名又は名称】東芝エレベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003395
【氏名又は名称】弁理士法人蔦田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】岡野 真
【審査官】今野 聖一
(56)【参考文献】
【文献】特開2022-017657(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第114688502(CN,A)
【文献】特開2006-306618(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 23/22
B66B 31/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗客コンベアの前後方向に延びた欄干の上端部にある手摺りレールの下部に設けられた合成樹脂よりなる直線型のカバーにおいて、前記カバー内部にある前後方向に延びた収納部の下面に開口した溝から帯状のLEDテープライトを収納するための照明取り付け治具であって、
前記手摺りレールの上部に配され、前記手摺りレールに沿って摺動自在な摺動部と、
前記カバーが設けられている前記欄干の側面に配されるように、前記摺動部から下方に延設された吊り下げ部と、
前記LEDテープライトが巻回されたリールを前記吊り下げ部に回転自在に吊り下げるために、前記吊り下げ部の下部に設けられた軸部と、
を有することを特徴とする照明取り付け治具。
【請求項2】
前記摺動部と前記軸部との間に位置する前記吊り下げ部に回転自在に設けられ、前記リールから引き出された前記LEDテープライトを、前記カバーの前記溝に案内する案内ローラを有する、
請求項1に記載の照明取り付け治具。
【請求項3】
前記案内ローラから案内された前記LEDテープライトを前後方向に延びた前記溝から前記収納部に収納するために、前記溝の左右方向の長さを拡げる溝拡げ部が、前記カバーの前記溝の間に配されている、
請求項2に記載の照明取り付け治具。
【請求項4】
前記溝拡げ部は板状であって、三角形をなし、
三角形の前記溝拡げ部の中央にある頂部が、前記溝の中に挿入されるものであり、三角形の前記溝拡げ部の左右にある左麓部と右麓部の間隔が、前記LEDテープライトの幅方向の長さより長い、
請求項3に記載の照明取り付け治具。
【請求項5】
前記吊り下げ部の前面又は後面から枝部が突出し、
前記枝部の上端部から前記カバーの前記溝の下方に向かって保持板が設けられ、
前記保持板の上辺から板状の三角形の前記溝拡げ部が上方に延設され、前記左麓部と前記右麓部が前記上辺の位置にある、
請求項4に記載の照明取り付け治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗客コンベアに用いられる照明取り付け治具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいて、欄干を照明するために、帯状のLEDテープライトが用いられている。具体的には、欄干の上部にある手摺りレールの下部に沿って合成樹脂製のカバーが設けられ、このカバーにLEDテープライトが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2021-11360号公報
【文献】特開2020-200162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなLEDテープライトをカバーに取り付ける場合には、作業員が、リールに巻回されたLEDテープライトを引き出し、カバーの下面に開口した溝を手で押し拡げ、引き出したLEDテープライトをカバーの内部に収納している。
【0005】
そのため、乗客コンベアの一方の乗降口から他方の乗降口までの欄干の上部にLEDテープライトを取り付けるのに、非常に手間がかかるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、リールに巻回されたLEDテープライトをカバーの内部に簡単に取り付けることができる照明取り付け治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態は、乗客コンベアの前後方向に延びた欄干の上端部にある手摺りレールの下部に設けられた合成樹脂よりなる直線型のカバーにおいて、前記カバー内部にある前後方向に延びた収納部の下面に開口した溝から帯状のLEDテープライトを収納するための照明取り付け治具であって、前記手摺りレールの上部に配され、前記手摺りレールに沿って摺動自在な摺動部と、前記カバーが設けられている前記欄干の側面に配されるように、前記摺動部から下方に延設された吊り下げ部と、前記LEDテープライトが巻回されたリールを前記吊り下げ部に回転自在に吊り下げるために、前記吊り下げ部の下部に設けられた軸部と、を有することを特徴とする照明取り付け治具である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態の照明取り付け治具を、エスカレータの左側の欄干の外側に取り付けた状態の左側面図である。
図2】照明取り付け治具の左側面図である。
図3】左側の欄干に照明取り付け治具を取り付けた状態の縦断面図である。
図4】左側の欄干に照明取り付け治具を取り付けた状態の一部欠裁斜視図である。
図5】カバーにLEDテープライトを取り付けた状態の前方から見た縦断面図である。
図6】溝拡げ部によってカバーを左右方向に押し拡げ、LEDテープライトを取り付ける状態の前方から見た縦断面図である。
図7】カバーの溝を溝拡げ部によって押し拡げ、LEDテープライトを取り付けようとしている状態の下から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の乗客コンベアで用いられる照明取り付け治具について、図1図7を参照して説明する。本実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータ10を用いて説明する。
【0010】
(1)エスカレータ10の構造
図1は、エスカレータ10の右側面図であり、上階から下階を見て、上階が後、下階が前になるように説明する。なお、図1及び図3においては、エスカレータ10は建屋1に取り付け工事中であり、手摺りベルトは取り付けられていない。
【0011】
図1に示すように、建屋1の上階の床と下階の床の間に架け渡されたトラス12の上部の左右両側から左右一対の欄干14,14が前後方向に立設されている。この欄干14は、透明なガラス板24より構成され、そのガラス板24の上端部に沿って手摺りレール16が前後方向に設けられている。
【0012】
図3に示すように、左右一対の欄干14の下部の内側には、スカートガード20がそれぞれ設けられ、左右一対のスカートガード20の間を踏段18が前後方向に移動自在に配されている。左右一対の欄干14,14の下部の外側には、外デッキ22がそれぞれ設けられている。
【0013】
(2)LEDテープライト40
次に、欄干14を照明するLEDテープライト(以下、単に「ライト」という)40について説明する。
【0014】
図2図4に示すように、ライト40は、帯状であり、図5に示すように、LED基板を有するテープ本体42と、テープ本体42の片面に沿って設けられたLED部44とよりなる。発光を行うLED部44としては、例えばチップLED(表面実装型LED)が用いられている。テープ本体42の一端部に、不図示の配線コードを接続し、この配線コードを介してテープ本体42に電源を供給すると、LED部44が点灯する。
【0015】
図2に示すように、この帯状のライト40は、取り付け前は、円盤型のリール46に巻回され収納されている。そして、欄干14への取り付け時には、作業員がこのリール46からライト40を引っ張り出す。
【0016】
(3)欄干14の上部の構造
次に、図3を参照して、欄干14の上部の構造について説明する。
【0017】
欄干14を構成するのは、上記したように、透明なガラス板24であり、このガラス板24の上端部に金属製の手摺りレール16が前後方向に設けられている。手摺りレール16は、図3に示すように、ガラス板24の上端部が嵌め込まれる嵌合部26と、この嵌合部26の下端から左右方向にそれぞれ水平に延びた下面板28,28と、下面板28,28の左右両端部から上方に延びた外面板30,30と、外面板30,30の上端部から左右両側にやや下方に傾斜しつつ延設されたガイド部32,32を有している。なお、不図示のウレタン製の手摺りベルトは、平らなベルト本体の左右両側が下方に折れ曲がり、その曲がった左右両端部が左右一対のガイド部32,32に覆い被さり、左右一対のガイド部32,32に沿って走行する。
【0018】
図3に示すように、踏段18とは反対側の欄干14の上部にある手摺りレール16の下面板28の下部に、直線型の合成樹脂製のカバー34が前後方向に固定されている。このカバー34は、モールとも呼ばれ、図4図5に示すように、その内部は空洞であって収納部36を構成し、収納部36の下面には溝38が前後方向に開口している。収納部36の左右方向の長さよりも、溝38の左右方向の長さが小さく形成されている。
【0019】
図5に示すように、収納部36と溝38に、帯状のライト40が収納される。この場合に、ライト40のテープ本体42が収納部36に収納され、テープ本体42の下部にある発光を行うLED部44は溝38の部分に収納される。そして、収納部36は溝38により下面が前後方向に開口し、収納部36の左右方向(幅方向)の長さよりも、溝38の左右方向(幅方向)の長さが小さく形成されているので、カバー34からライト40は落下しない。
【0020】
(4)照明取り付け治具50
次に、カバー34にライト40を取り付けるための照明取り付け治具(以下、単に「治具」という)50について説明する。なお、この治具50を用いるときは、手摺りレール16に手摺りベルトがまだ取り付けられていない状態のときである。
【0021】
まず、治具50の構造について説明する。図2に示すように、治具50は、摺動部52、吊り下げ部54、軸部56、案内ローラ58、枝部60を有している。
【0022】
摺動部52は金属体であり、図3に示すように、手摺りレール16の上に載置されるものであって、横方向に長い直方体の下面に、左右一対の凹部64,64が設けられている。この左右一対の凹部64,64には、左右一対のガイド部32,32が嵌め込まれ、左右一対の凹部64,64の間にある載置面62は、嵌合部26に載置される。
【0023】
吊り下げ部54は、図2に示すように、ライト40を巻回したリール46を吊り下げるためのものであり、金属製の長細い直方体であって、摺動部52の下面左端部から下方に延設されたものであり、上下方向の長さはガラス板24の上下方向の長さの約半分となっている。
【0024】
軸部56は、図3に示すように、吊り下げ部54の右側面の下端から水平に突出し、ライト40を巻回したリール46を回動自在に取り付けることができる。なお、リール46が、カバー34の真下になるように、軸部56の長さが調整されている。
【0025】
案内ローラ58は、図2図3に示すように、吊り下げ部54の右側面の上部から水平に突出した回転軸66に回転自在に設けられたものであり、案内ローラ58の外周面上側が、カバー34の溝38よりも若干下方になるように配置されている。案内ローラ58の直径は、リール46の直径より小さく、案内ローラ58の幅は、ライト40の幅よりも若干大きく形成されている。
【0026】
枝部60は、図3図4に示すように、吊り下げ部54の上部の後面より斜め上方に延びたものであり、その先端の位置が、カバー34の溝38の付近にある。
【0027】
枝部60の上端面には、図2図3に示すように、水平に、かつ、右側(欄干14側)に向かって長方形の樹脂よりなる保持板68が、図4に示すように、ネジ70によって取り付けられている。
【0028】
保持板68の右端部上辺には、図3図4に示すように、板状の溝拡げ部72が上方に延設されている。溝拡げ部72は、三角形をなし、図6に示すように、三角形の中央の頂部Aがカバー34の溝38から収納部36に向かって挿入されるものであり、左側の左麓部Bと右側の右麓部Cとは、保持板68の上辺に位置し、左麓部Bと右麓部Cの間隔Lは、ライト40のテープ本体42の左右方向の長さ、すなわち、幅方向の長さMよりも若干広い長さを有している(すなわち、L>Mである。)。そのため、図6に示すように、この溝拡げ部72の頂部Aが収納部36まで挿入されると、左側の左麓部Bと右側の右麓部Cによって溝38の左右方向の間隔が拡がり、ライト40のテープ本体42を挿入できるようになる。
【0029】
(5)治具50の使用方法
次に、治具50を用いて左側の欄干14にあるカバー34にライト40を作業員が取り付ける方法について説明する。本実施形態の場合に、作業員は下階から上階に向かって左側の欄干14にあるカバー34にライト40を取り付けるものとする。
【0030】
まず、図3に示すように、吊り下げ部54の下端にある軸部56にリール46を取り付ける。
【0031】
次に、図4に示すように、下階において、作業員は、摺動部52を、下階にある左側の欄干14にあるカバー34の下端(前後方向の最も前部)に対応した手摺りレール16に載置し、吊り下げ部54の下端にあるリール46を欄干14の外側(左側)に吊り下げる。
【0032】
次に、図6に示すように、溝拡げ部72の頂部Aをカバー34の下端の手前にある溝38に挿入し、左麓部Bと右麓部Cとによって溝38を間隔Lまで左右方向に押し拡げる。
【0033】
次に、図3図4に示すように、ライト40の先端をリール46から反時計回りの方向に引き出し、案内ローラ58の外周部を経て溝拡げ部72の下方に位置させる。そして、図6図7に示すように、溝拡げ部72によって溝38が間隔Lまで左右方向に拡がっているので、幅方向の長さM(但し、L>M)のライト40のテープ本体42の先端をカバー34の下端手前にある収納部36に収納し、LED部44の先端を溝38に収納する。この場合に従来のように作業員が手で溝38を拡げる必要がない。
【0034】
次に、作業員は溝38からカバー34の下端手前に収納されたライト40の先端を、カバー34の下端(前方)に向かって挿入し、その下端から少し突出させた状態で、カバー34の収納部36と溝38に固定する。
【0035】
次に、図1図2に示すように、作業員は摺動部52を上階方向(後方)へ摺動させる。すると図2図4に示すように、吊り下げ部54に吊り下げられたリール46が反時計回りの方向に回転し、案内ローラ58も反時計回りの方向に回転しライト40を引き出してくる。このときライト40が溝38の位置に来ると、図6図7に示すように、溝拡げ部72によってカバー34の溝38が既に左右方向に拡げられているためライト40を簡単に収納部36と溝38に収納することができる。一方、溝拡げ部72が通過すると、図7に示すように、合成樹脂よりなるカバー34の溝38は通常の左右方向の長さに戻り、図5に示すように、カバー34からライト40が落下しないように保持することができる。
【0036】
次に、作業員は、図1図2に示すように、下階から上階まで治具50の摺動部52を左側の欄干14の手摺りレール16に沿って移動させ、上階側のカバー34の上端までライト40を収納していく。
【0037】
次に、作業員は、上階側のカバー34の上端までライト40を収納すると、カバー34の上端からライト40が少し突出するようにして切断し、治具50を左側の欄干14から取り外す。
【0038】
最後に、作業員は、上階のカバー34の上端、又は下階のカバー34の下端から突出しているライト40の先端に、不図示の配線コードを接続し、電源を供給できるようにして、作業を終了する。
【0039】
また、右側の欄干14の外側にあるカバー34にライト40を取り付ける場合には、治具50を右側の欄干14の外側に配し、上記と同様の方法で上階から下階に向かってライト40を取り付けていく。
【0040】
(6)効果
本発明の一実施形態によれば、作業員が、治具50の摺動部52を手摺りレール16に沿って移動させることにより、リール46からライト40が引き出され、従来のように作業員がリール46からライト40を引き出す必要がない。
【0041】
また、案内ローラ58がライト40をカバー34の溝38の位置に案内するため、作業員が手で溝38の位置までライト40を案内する必要がない。
【0042】
また、従来、エスカレータ10を設置したばかりの初期物件においてライト40の一部のLED部44に不点灯が発生することがある。この原因として作業員がライト40をカバー34に取り付けるときに、カバー34の溝38を左右方向に手で押し拡げライト40を挿入するため、その作業時に、LED部44に負荷がかかって不点灯が発生すると考えられる。しかし、本実施形態の場合には、溝拡げ部72の左麓部Bと右麓部Cの間隔Lがライト40の幅方向の長さMよりも大きく形成されているため、溝拡げ部72を溝38に挿入すると溝38が左右方向に拡がり、ライト40をカバー34の収納部36と溝38に収納することができ、従来のように作業員が手で押し拡げる必要がないので、LED部44に負荷がかからない。そのため、LED部44の不点灯が発生しない。
【0043】
(7)変更例
上記実施形態では、吊り下げ部54の後面から枝部60を設けたが、前面と後面にそれぞれ枝部60を設けてもよい。このようにすることで、左側の欄干14のカバー34にライト40を取り付けるときは、下階から上階に取り付け、さらに、右側の欄干14のカバー34にライト40を取り付けるときは、後面の枝部60からネジ70を外して保持板68と溝拡げ部72を取り外し、前面の枝部60に付け替え、治具50で下階から上階にライト40を取り付けることができる。
【0044】
また、上記実施形態では溝拡げ部72の形状が三角形であったが、これに代えて台形であってもよく、この場合には台形の底辺を形成する角部の間隔が、ライト40の幅方向の長さMよりも長くなるように設定しておく。
【0045】
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。なお、動く歩道では、踏段を「ステップ」という。
【0046】
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0047】
10・・・エスカレータ、14・・・欄干、16・・・手摺りレール、34・・・カバー、36・・・収納部、38・・・溝、40・・・LEDテープライト、46・・・リール、50・・・治具、52・・・摺動部、54・・・吊り下げ部、56・・・軸部、58・・・案内ローラ、60・・・枝部、68・・・保持板、72・・・溝拡げ部
【要約】
【課題】リールに巻回されたLEDテープライトをカバーの内部に簡単に取り付けることができる照明取り付け治具を提供する。
【解決手段】手摺りレール16の上部に配され、手摺りレール16に沿って摺動自在な摺動部52と、カバー34が設けられている欄干14の側面に配されるように、摺動部52から下方に延設された吊り下げ部54と、LEDテープライト40が巻回されたリール46を吊り下げ部54に回転自在に吊り下げるために、吊り下げ部54の下部に設けられた軸部56とを有する。
【選択図】 図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7