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特許7568061情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-07
(45)【発行日】2024-10-16
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/015 20230101AFI20241008BHJP
   G06Q 30/0601 20230101ALI20241008BHJP
【FI】
G06Q30/015
G06Q30/0601 330
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023508415
(86)(22)【出願日】2021-03-26
(86)【国際出願番号】 JP2021013113
(87)【国際公開番号】W WO2022201547
(87)【国際公開日】2022-09-29
【審査請求日】2023-09-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】片岡 宏輔
(72)【発明者】
【氏名】川口 佳代
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-157757(JP,A)
【文献】特許第6843959(JP,B1)
【文献】特開2017-208013(JP,A)
【文献】特許第5529072(JP,B2)
【文献】特開2020-112953(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録する登録手段と、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する抽出手段と、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する提示手段と、
を備え
前記提示手段は、
前記所定の特性が、身長または体重の成長が標準的な成長曲線から外れていることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、保健師又は保育士による訪問サービスに関する前記推薦情報を提示する
情報処理装置。
【請求項2】
前記提示手段は、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する返礼品を提供する納税先を示す前記推薦情報を提示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
記提示手段は、
前記所定の特性が、両親が共働きであることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、託児サービスに関連する前記推薦情報を提示する、
請求項1又は2のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項4】
記提示手段は、
前記所定の特性が、食物アレルギーを有することである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記食物アレルギーに対応できる飲食店に関する前記推薦情報を提示する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
記提示手段は、
前記所定の特性が、特定の疾病を有していることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記特定の疾病の治療に適用される助成金に関する前記推薦情報を提示する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
複数の乳幼児の各々の保護者が所持する情報端末と、
情報処理装置と、
を備え、
前記情報処理装置は、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録し、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出し、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示し、
前記所定の特性が、身長または体重の成長が標準的な成長曲線から外れていることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、保健師又は保育士による訪問サービスに関する前記推薦情報を提示する
情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する返礼品を提供する納税先を示す前記推薦情報を提示する、
請求項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
コンピュータが、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録することと
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出することと
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示することと、
を含み、
前記提示することは、
前記所定の特性が、身長または体重の成長が標準的な成長曲線から外れていることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、保健師又は保育士による訪問サービスに関する前記推薦情報を提示する、
情報処理方法。
【請求項9】
コンピュータに、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録する処理と、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する処理と、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する処理と、
を実行させ、
前記提示する処理は、
前記所定の特性が、身長または体重の成長が標準的な成長曲線から外れていることである場合、前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、保健師又は保育士による訪問サービスに関する前記推薦情報を提示する、
情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関し、特に、育児に有益な情報を提示するための情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
保護者に対して育児に有益な情報を提示するシステムが提案されている。特許文献1は、乳幼児の月齢に応じて定期健診の時期を通知する医療管理システムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2005-050146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、乳幼児の特性に応じた情報を推薦することが望まれている。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様にかかる情報処理装置は、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録する登録手段と、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する抽出手段と、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する提示手段と、
を備える。
【0007】
本開示の第2の態様にかかる情報処理システムは、
複数の乳幼児の各々の保護者が所持する情報端末と、
情報処理装置と、
を備え、
前記情報処理装置は、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録し、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出し、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する。
【0008】
本開示の第3の態様にかかる情報処理方法は、
コンピュータが、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録し、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出し、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する。
【0009】
本開示の第4の態様にかかるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体は、
複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び前記複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録する処理と、
前記記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する処理と、
前記所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、前記所定の特性に関連する推薦情報を提示する処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態1にかかる情報処理装置の全体構成を示すブロック図である。
図2】本実施形態1にかかる情報処理方法の流れを示すフローチャートである。
図3】本実施形態2にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図4】本実施形態2にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図5】本実施形態2にかかる情報処理方法の流れを示すシーケンス図である。
図6】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する推薦画面を例示する模式図である。
図7】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する推薦画面を例示する模式図である。
図8】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する推薦画面を例示する模式図である。
図9】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する推薦画面を例示する模式図である。
図10】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する推薦画面を例示する模式図である。
図11】本実施形態2にかかる情報処理装置が表示する確認画面を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
【0013】
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる情報処理装置1の全体構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、乳幼児の保護者に対して、乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示するコンピュータである。情報処理装置1は、ネットワーク(不図示)、又は、所定の無線通信により直接、所定の端末と接続される。尚、ネットワークは、有線であっても無線であってもよい。当該端末は、情報処理装置1に対して入力を行い、情報処理装置1からの出力に応じた処理を行ってもよい。
【0014】
情報処理装置1は、登録部11と、抽出部12と、提示部13とを備える。登録部11は、複数の乳幼児の各々の保護者に関する情報、及び複数の乳幼児の各々の健康に関する情報の少なくとも一方を、各乳幼児の識別情報と対応付けて記憶装置に登録する。保護者に関する情報は、例えば、保護者の就業先や連絡先である。健康に関する情報は、例えば、定期的に行われる健診の結果であってもよく、医療機関の受診結果であってもよい。また、健康に関する情報は、カウンセリングの結果であってもよい。健康に関する情報は、保護者から入力された情報であってもよい。尚、識別情報は、乳幼児の出生届けの受理に応じて生成されていてもよい。
【0015】
抽出部12は、当該記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する。所定の特性は、保護者である両親が共働きであることであってもよい。また、所定の特性は、食物アレルギーを有すること、成長が標準的な成長曲線から外れていること、健康診断における有所見者であること、特定の疾病を有していることであってもよい。尚、抽出部12は、所定の月齢範囲に属する乳幼児のうち、所定の特性を有する乳幼児を抽出してもよい。
【0016】
提示部13は、所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、所定の特性に関連する推薦情報を提示する。提示部13は、例えば、両親が共働きである乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、託児サービスに関する推薦情報を提示してもよい。また、提示部13は、食物アレルギーに対応可能な飲食店に関連する推薦情報を提示してもよく、保健師や保育士による訪問サービスに関連する推薦情報を提示してもよい。
【0017】
また、提示部13は、ふるさと納税において当該乳幼児に適した返礼品を受け取れる納税先に関する推薦情報を提示してもよい。つまり、提示部13は、所定の特性に関連する返礼品を提供する納税先を示す推薦情報を提示してもよい。提示部13は、例えば、両親が共働きの乳幼児の保護者(両親)に対して、託児サービスに関連する返礼品を提供する納税先を提示してもよい。また、提示部13は、アレルギーに対応できる離乳食に関連する返礼品を提供する納税先を提示してもよい。尚、情報処理装置1は、予防接種、定期健診の案内等を更に提示してもよい。保護者(ユーザ)のマイナンバーID情報を記憶装置に事前に登録しておくことで、保護者の住民税(又は年収)を特定することができるため、提示部13は、保護者の住民税(又は年収)に応じた限度額を考慮して、返礼品を提案することができる。尚、住民税等は、保護者が自ら入力してもよい。提示部13は、自治体がどこであるかが明記された推薦情報を提示してもよく、複数の返礼品の候補が含まれた推薦情報を提示して、ユーザ(保護者)に選択させてもよい。
【0018】
図2は、本実施形態1にかかる情報処理方法の流れを示すフローチャートである。複数の乳幼児の各々の識別情報が生成済みであるものとする。まず、登録部11は、当該各乳幼児の識別情報と対応付けて、各乳幼児の保護者に関する情報及び健康に関する情報の少なくとも一方を記憶装置に登録する(S11)。次に、抽出部12は、記憶装置に登録された情報に基づいて、所定の特性を有する乳幼児を抽出する(S12)。抽出部12は、抽出処理を定期的に行ってもよい。最後に、提示部13は、所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する情報端末に対して、所定の特性に関連する推薦情報を提示する(S13)。尚、S12の処理は、不定期の任意のタイミングで行われてもよい。例えば、抽出部12が、医療データ等の受信や記憶装置への登録に応じて抽出処理を実行し、提示部13が推薦情報を提示してもよい。
【0019】
このように、本実施形態にかかる情報処理装置1は、乳幼児の保護者に関する情報や健康に関する情報を記憶装置に登録し、登録されたデータに基づいて所定の特性を有する乳幼児を抽出する。したがって、本実施形態にかかる情報処理装置1は、乳幼児の保護者に対して当該乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示することができる。
【0020】
尚、情報処理装置1は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかる情報処理方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、登録部11、抽出部12、及び提示部13の機能を実現する。
【0021】
または、登録部11、抽出部12、及び提示部13は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)、量子プロセッサ(量子コンピュータ制御チップ)等を用いることができる。
【0022】
また、情報処理装置1の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、情報処理装置1の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
【0023】
<実施形態2>
実施形態2は、上述した実施形態1の具体例である。図3は、本実施形態2にかかる情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。情報処理システム1000は、保護者に対して乳幼児の特性に応じた情報を提示するためのシステムである。
【0024】
情報処理システム1000は、保護者端末100、医療機関端末200、及びサーバ300を備える。保護者端末100、医療機関端末200、及びサーバ300は、ネットワークNを介して接続される。ここで、ネットワークNは、有線又は無線の通信回線、例えばインターネットである。
【0025】
保護者Aは、乳幼児の保護者である。保護者Aは、保護者端末100を所持している。保護者Aは、乳幼児が出生した後、出生届けを提出する。保護者Aから出生届けを受け取ったとき、保護者Aは、情報処理システム1000が提供するサービスに関するパンフレットを受け取ってもよい。パンフレットには、当該サービスを利用するための接続先を示すQRコード(登録商標)が記載されていてもよい。
【0026】
保護者端末100は、保護者Aが操作する端末である。保護者端末100は、表示装置を備えており、サーバ300から受信した推薦情報を表示する。また、保護者端末100は、ネットワークNとの通信インタフェースや、タッチパネル等の入力装置や、アプリケーションプログラムが格納される記憶装置を備えている。保護者端末100は、例えば、スマートフォンであってもよい。また、情報処理システム1000には、乳幼児の祖父母が所持する情報端末(不図示)が備えられていてもよい。
【0027】
医療機関端末200は、乳幼児の健診結果や診察結果等の情報をサーバ300に送信する。医療機関端末200は、乳幼児健診や診察が行われる医療機関に設置されていてもよい。
【0028】
サーバ300は、上述した情報処理装置1の一例である。サーバ300は、乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示する処理を行う情報処理装置である。サーバ300は、複数台のサーバに冗長化されてもよく、各機能ブロックが複数台のコンピュータで実現されてもよい。
【0029】
次に、サーバ300について詳細に説明する。図4は、本実施形態2にかかるサーバ300の構成を示すブロック図である。サーバ300は、記憶部310、メモリ320、通信部330、及び制御部340を備える。記憶部310は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置の一例である。記憶部310は、プログラム311及び乳幼児DB(Data Base)312を記憶する。プログラム311は、本実施形態2にかかる情報処理方法の処理が実装されたコンピュータプログラムである。
【0030】
乳幼児DB312は、ID3121、健康情報3122、及び保護者情報3123を対応付けた情報である。ID3121は、乳幼児の識別情報である。健康情報3122は、乳幼児の健康に関連する情報である。健康情報3122は、例えば、定期的に行われる健康診断の結果(健診結果)が含まれていてもよく、医療機関による診療データが含まれていてもよい。健康情報3122には、身長、体重、食物アレルギーの有無等が含まれていてもよい。また、健康情報3122(例:アレルギーに関する情報)は、保護者Aによって保護者端末100から入力されてもよい。
【0031】
健康情報3122には、母子手帳に記載されている情報が含まれてもよい。母子手帳に記載される情報とは、例えば、アレルギーの有無、成長に関する情報、定期健診等のイベントに関する情報である。また、母子手帳に記載される情報には、乳幼児の出生日時、出生時の体重や、健診結果や、予防接種の履歴等が含まれていてもよい。後述する登録部342は、母子手帳アプリと連携し、これらの情報をID3121と対応付けて記憶部310に登録してもよい。ID3121は、母子手帳アプリのIDと連携していてもよい。
【0032】
健康情報3122には、乳幼児や保護者Aに対するカウンセリングの結果が含まれていてもよい。カウンセリングの結果には、例えば、乳幼児の夜泣きが多いという情報が含まれていてもよい。
【0033】
保護者情報3123は、保護者Aに関連する情報である。保護者情報3123には、例えば、保護者Aの続柄、住所、就業情報、クレジットカード番号等が含まれている。保護者情報3123には、保護者Aのメールアドレスや電話番号等の連絡先情報が含まれていてもよい。保護者情報3123には、両親の各々の情報が含まれていてもよい。
【0034】
メモリ320は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部340の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部330は、ネットワークNとの通信インタフェースである。
【0035】
制御部340は、サーバ300の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部340は、記憶部310からプログラム311をメモリ320へ読み込ませ、プログラム311を実行する。これにより、制御部340は、生成部341、登録部342、抽出部343、及び提示部344の機能を実現する。
【0036】
生成部341は、乳幼児の出生届が提出された後、乳幼児のID3121を生成する。つまり、生成部341は、出生した乳幼児のアカウントを生成する。
【0037】
登録部342は、上述した登録部11の一例である。登録部342は、複数の乳幼児の各々の健康情報3122及び保護者情報3123を、各乳幼児のID3121と対応付けて乳幼児DB312に登録する。登録部342は、保護者端末100から保護者情報3123を取得し、乳幼児のID3121と対応付けて乳幼児DB312に登録する。また、登録部342は、医療機関端末200から乳幼児の健診結果や、診療結果を取得し、乳幼児のID3121と対応付けて乳幼児DB312に登録する。
【0038】
抽出部343は、上述した抽出部12の一例である。抽出部343は、乳幼児DB312から、所定の性質を有する乳幼児を抽出する。所定の特性は、例えば、食物アレルギーを有すること、成長が標準的な成長曲線から外れていること、健康診断における有所見者であること、特定の疾病を有していること等である。また、所定の特性は、両親が共働きであることであってもよい。
【0039】
尚、抽出部343は、月齢が所定の範囲に属する乳幼児から、所定の特性を有する乳幼児を抽出してもよい。例えば、抽出部343は、離乳食を食べられる月齢の乳幼児のうちで食品アレルギーを有する乳幼児を抽出してもよい。
【0040】
提示部344は、上述した提示部13の一例である。提示部344は、所定の特性を有する乳幼児の保護者Aが所持する保護者端末100に対して、所定の特性に関連する推薦情報を提示する。提示部344は、例えば、両親が共働きの乳幼児の保護者A(両親)が所持する保護者端末100に対して、託児サービスに関する推薦情報を提示してもよい。また、提示部344は、保護者Aが就業している場合、就業後に利用可能な民間サービスに関する推薦情報を提示してもよい。
【0041】
提示部344は、例えば、食物アレルギーを有する乳幼児の保護者Aが所持する保護者端末100に対して、食品アレルギーに対応可能な飲食店に関する情報を提示してもよい。例えば、提示部344は、アレルゲン食品を含まない離乳食を提供できるレストランに関する情報を提示してもよい。提示部344は、民間の食事サービスに関する情報を提供してもよい。
【0042】
また、提示部344は、例えば、成長が標準的な成長曲線から外れている乳幼児の保護者Aが所持する保護者端末100や、健康診断における有所見者である乳幼児の保護者Aが所持する保護者端末100に対して、保健師や保育士による訪問サービスに関する推薦情報を提示してもよい。保護者Aは、乳幼児の成長について保健師のアドバイスを受けることができる。これにより、保護者Aの子育てにおける不安を軽減することができる。
【0043】
また、提示部344は、特定の疾病を有する乳幼児の保護者Aが所持する保護者端末100に対して、当該疾病の治療に適用される助成金に関する推薦情報を提示してもよい。特定の疾病は、例えば、小児性慢性疾患である。
【0044】
また、提示部344は、特定の疾病を有する乳幼児や、健康診断における有所見者である乳幼児の受診を勧めるための推薦情報を表示させてもよい。このような場合、提示部344が表示させる画面を介して受診の予約が可能であってもよい。ここで、保護者Aは、例えば予約の際に顔情報の登録を行ってもよい。保護者Aは、予約した施設で顔認証を行い、顔認証に成功した場合に、乳幼児の診察が行われてもよい。また、顔認証の成功に応じて、乳幼児の健康情報3122が、医師に提供されてもよい。
【0045】
尚、提示部344は、任意の施設でのサービス提供に関する推薦情報を提示できるため、病院以外の施設の予約が行われてもよい。保護者Aは、予約の際に顔情報の登録を行い、予約した施設を訪問して、施設の受付において顔を撮影する。撮影された顔の顔情報と登録された顔情報との照合に成功すると(例:一致度が所定値以上)、訪問した人物が、予約した保護者Aであると判断され、予約した行為を受けることができる。
【0046】
提示部344は、所定の特性を有する乳幼児に適した返礼品を提供する納税先を推薦してもよい。ふるさと納税では、乳幼児に関連する返礼品が用意されているケースがある。提示部344は、例えば、食品アレルギーに対応した離乳食や飲食サービスを提供する納税先を示す情報を提示してもよい。また、乳幼児の両親(保護者)が共働きである場合、提示部344は、託児サービスに関連するサービスを提供する納税先を示す情報を提示してもよい。保護者(ユーザ)のマイナンバーID情報を記憶装置に事前に登録しておくことで、保護者の住民税(又は年収)を特定することができるため、提示部344は、保護者の住民税(又は年収)に応じた限度額を考慮して、返礼品を提案することができる。尚、住民税等は、保護者が自ら入力してもよい。
【0047】
図5は、本実施形態2にかかる情報処理システムが乳幼児の特性に応じた推薦情報を提示する処理の流れを示すシーケンス図である。まず、保護者Aが乳幼児の出生届けを提出し、情報処理システム1000が提供するサービスのパンフレットを受け取っているものとする。
【0048】
保護者Aは、例えば、パンフレットに記載されたQRコード(登録商標)を保護者端末100を用いて読み込むことにより、サーバ300にアクセスする。そして、サーバ300は、保護者端末100に登録画面を表示させる(S21)。保護者Aは、サービスの利用に同意した後、保護者端末100を介して保護者情報3123を入力する(S22)。登録部342は、乳幼児のID3121と対応付けて、保護者情報3123を登録する(S23)。保護者情報3123の取得方法は、S21及びS22の方法に限られず、保護者の同意のもとで、自治体システム等と連携して保護者情報3123を取得してもよい。
【0049】
乳幼児が医療機関や診断会場で診察を受けると、医療機関端末200は、診断結果等の健康情報3122をサーバ300に送信する(S24)。登録部342は、受け取った健康情報3122を乳幼児のID3121と対応付けて乳幼児DB312に登録する(S25)。
【0050】
次に、サーバ300の抽出部343は、複数の乳幼児から所定の特性を有する乳幼児を抽出する(S26)。次に、サーバ300の提示部344は、所定の特性を有する乳幼児の保護者が所持する保護者端末100に対して、所定の特性に関する推薦情報を提示する(S27)。S26及びS27の処理は、定期的に行われてもよい。
【0051】
図6は、食物アレルギーに関する推薦情報を提示する推薦画面41を示す概略図である。推薦画面41は、所定の月齢(例:6か月)に属する乳幼児のうち、食物アレルギーを有する乳幼児の保護者Aに対して提示されてもよい。
【0052】
推薦画面41には、メッセージ411と、サービスの概要412と、ボタン413と、ボタン414とが含まれている。メッセージ411には、乳幼児が6か月目になり離乳食を食べていることに関する問いかけが含まれている。サービスの概要412は、食品アレルギーを有する乳幼児に対応できるレストランに関する情報であることを示している。保護者Aがボタン413を選択することにより、利用可能なレストランが一覧表示される。保護者Aがボタン414を選択することにより、利用可能なレストランがマップ上に表示される。ここで、乳幼児を連れた家族にとって利用しやすい、個室付きや宿泊可能なレストランに関する情報が提示されてもよい。
【0053】
図7は、特定の疾病に関する推薦情報を提示する推薦画面42を示す概略図である。推薦画面42は、例えば、小児性慢性疾患を有する乳幼児の保護者Aに対して提示される。
【0054】
推薦画面42には、メッセージ421と、サービスの概要422と、ボタン423と、ボタン424とが含まれている。メッセージ421は、○○区には助成金制度が存在することを伝えている。サービスの概要422は、小児性慢性疾患の医療費について助成を受けられることを示している。保護者Aが、ボタン423を選択することにより、医療費の助成の詳細が表示される。保護者Aが、ボタン424を選択することにより、申請方法が表示される。ここで、申請を行うための申請画面が表示されてもよい。
【0055】
図8は、保健師による訪問サービスに関する推薦情報を提示する推薦画面43を示す概略図である。推薦画面43は、例えば、夜泣きが多い乳幼児の保護者Aに対して提示される。夜泣きに関する情報は、例えば、カウンセリングの結果に含まれていてもよい。推薦画面43は、所定の月齢(例:3か月)に属する乳幼児のうち、夜泣きが多い乳幼児の保護者Aに対して提示される。
【0056】
推薦画面43には、メッセージ431と、サービスの概要432と、ボタン433と、ボタン434とが含まれている。メッセージ431は、乳幼児が3か月目になり夜泣きが多くなっていることに対する問いかけが含まれている。サービスの概要432は、「こんにちは赤ちゃん訪問」という保健師による訪問サービスを示している。保護者Aが、ボタン433を選択することにより、保健師の訪問サービスの詳細が表示される。保護者Aが、ボタン434を選択することにより、保健師による訪問サービスの申し込み画面が表示される。
【0057】
図9は、ふるさと納税の納税先に関する推薦画面44を示す概略図である。推薦画面44は、例えば、両親が共働きである乳幼児の保護者A(両親)に対して提示される。保護者(ユーザ)のマイナンバーID情報を記憶装置に事前に登録しておくことで、保護者の住民税(又は年収)を特定することができるため、提示部344は、保護者の住民税(又は年収)に応じた限度額を考慮して、返礼品を提案することができる。尚、住民税等は、保護者が自ら入力してもよい。
【0058】
推薦画面44には、メッセージ441と、サービスの概要442と、ボタン443と、ボタン444とが含まれている。メッセージ441は、結婚記念日に両親が夫婦でランチを食べることを提案している。サービスの概要442は、ふるさと納税の返礼品が、乳幼児を託児所(1日保育)に預け、両親がホテルでランチを食べるサービスであることを示している。保護者Aがボタン443を選択することにより、ホテルや食事の詳細が表示される。保護者Aがボタン444を選択することにより、ふるさと納税の申し込み画面が表示される。尚、提示部344は、自治体がどこであるかが明記された推薦情報を提示してもよく、複数の返礼品の候補が含まれた推薦情報を提示して、ユーザ(保護者)に選択させてもよい。
【0059】
図10は、習い事に関する推薦情報を提示する推薦画面45を示す概略図である。推薦画面45は、例えば、小児性疾患等の特定の疾病を有する乳幼児の保護者Aに対して提示される。例えば、心臓に疾患がある場合、心臓の機能を向上させるためにスイミングが推奨されるケースがある。推薦画面45は、所定の月齢(例:2年)に属する乳幼児のうち、特定の疾病を有する乳幼児の保護者Aに対して提示されてもよい。
【0060】
推薦画面45には、メッセージ451と、サービスの概要452と、ボタン453と、ボタン454とが含まれている。メッセージ451は、乳幼児が2歳になったため習い事を始めてみることへの問いかけが含まれている。サーバ300は、各乳幼児が所定の年齢又は月齢(例:2歳)になったことに応じて、当該各乳幼児が所定の性質を有するか否かを判定することにより、所定の性質を有する乳幼児を抽出してもよい。これにより、サーバ300は、乳幼児が習い事に通える年齢になったタイミングで推薦情報を提示することができる。サービスの概要452は、ベビースイミングスクールの案内であることを示している。保護者Aが、ボタン453を選択することにより、スイミングスクールの詳細が表示される。一方、保護者Aが、ボタン454を選択することにより、乳幼児の祖父母に対して決済処理を依頼できる。ここで、保護者Aは、依頼画面においてコメントを記入することができる。尚、祖父母のアカウントが、本人申請のもとで発行済みとする。
【0061】
図11は、乳幼児の祖父母が所持する情報端末(不図示)に表示される確認画面51を示している。確認画面51には、メッセージ511と、サービスの概要512と、ボタン513とが含まれている。メッセージ511は、乳幼児の保護者(父母)からの決済依頼であることを伝えている。サービスの概要512は、ベビースイミングスクールの決済依頼であることを示している。祖父母がボタン513を選択することにより、保護者Aが入力したコメントを確認することができる。コメントを確認した後、祖父母は、クレジットカード等を用いて保護者Aの代わりに決済を行うことができる。
【0062】
本実施形態2にかかる情報処理システムは、乳幼児の保護者及び健康に関するデータを、乳幼児のIDと対応付けてデータベースに登録する。そして、本実施形態2にかかる情報処理システムは、所定の特性を有する乳幼児を抽出し、所定の特性に関する推薦情報を提示する。したがって、本実施形態にかかる情報処理システムは、乳幼児の特性に応じて、子育てに有益な情報を提示することができる。また、本実施形態2にかかる情報処理システムは、月齢に基づくイベント等の通知だけではなく、定期的に行われる予防接種の記録や健康診断結果、又は家族に関する情報に基づいて、子供や家族にパーソナライズしたイベントの提案を行うことができる。
【0063】
<その他の実施形態>
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
【0064】
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【0065】
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
【0066】
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0067】
1 情報処理装置
11 登録部
12 抽出部
13 提示部
1000 情報処理システム
A 保護者
100 保護者端末
200 医療機関端末
300 サーバ
310 記憶部
311 プログラム
312 乳幼児DB
3121 ID
3122 健康情報
3123 保護者情報
320 メモリ
330 通信部
340 制御部
341 生成部
342 登録部
343 抽出部
344 提示部
41、42、43、44、45 推薦画面
51 確認画面
411、421、431、441、451、511 メッセージ
412、422、432、442、452、512 サービスの概要
413、414、423、424、433、434、443、444、453、454、513 ボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11