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  • 特許-染色釜を利用したタイダイ染 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-08
(45)【発行日】2024-10-17
(54)【発明の名称】染色釜を利用したタイダイ染
(51)【国際特許分類】
   D06P 5/00 20060101AFI20241009BHJP
【FI】
D06P5/00 123
D06P5/00 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020117665
(22)【出願日】2020-07-08
(65)【公開番号】P2022015052
(43)【公開日】2022-01-21
【審査請求日】2023-07-06
(73)【特許権者】
【識別番号】512019295
【氏名又は名称】森保染色株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124419
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 敬也
(74)【代理人】
【識別番号】100068663
【弁理士】
【氏名又は名称】松波 祥文
(72)【発明者】
【氏名】早川 典雄
【審査官】桜田 政美
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-146100(JP,A)
【文献】特開平07-011591(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第104818626(CN,A)
【文献】特開2007-138337(JP,A)
【文献】特開昭48-096887(JP,A)
【文献】特開2006-200045(JP,A)
【文献】特開昭59-015582(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06P 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
皺を付けて折り込み、塊状とした繊維製品を、染色釜内で染色液に浸漬して染色するタイダイ染方法であって、
前記染色釜としてチーズ染色釜を用い、
前記塊状の繊維製品を、前記チーズ染色釜のデッドスペースに配置し、糸をボビンに巻き取ったコーンやチーズと共に染色液に浸漬して染色するタイダイ染方法。
【請求項2】
皺を付けて折り込み、塊状とした繊維製品を、染色釜内で染色液に浸漬して染色するタイダイ染方法であって、
前記染色釜としてチーズ染色釜を用い、
糸をボビンに巻き取ったコーンやチーズを、前記チーズ染色釜内で染色液に浸漬して染色した後に、前記塊状の繊維製品を、前記チーズ染色釜内に配置して、残った染色液に浸漬して染色するタイダイ染方法。
【請求項3】
染色されたコーンやチーズを取り出した後、さらに継続して残った染色液に浸漬して染色することを特徴とする請求項1に記載のタイダイ染方法。
【請求項4】
前記染色液は、2種以上の染料を含有し色相調整された分散染料を用いて調合された染色液であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイダイ染方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファッション性に優れた模様や色彩を有するタイダイ染に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、新しい感性やファッション性に対応して、人為的に染斑を発生させて、不規則な形状の模様や色調が不規則に変化する色彩の染柄とするタイダイ染が、T-シャツなどの衣料製品やインテリア用の布帛などの繊維製品に施されることが行われている。
【0003】
このような染斑を発生させる染色方法としては、染色を施す衣料製品や布帛などに皺を付けて折り込み、さらにゴムバンドやひもなどで括って塊状とした繊維製品を染色液に浸漬して、不規則な形状の模様や色調を発生させるものである。このように、染斑を発生させて不規則模様を生地に施す染色方法は、従来から検討が行われており、例えば特許文献1には、布帛を、ロープ状に収束したり、押込捲縮をしたりして染色を行い、布帛に不規則な立体模様効果を発揮させる染色方法が記載され、特許文献2には、セルロース系繊維構造物に皺付け加工を施した後、該繊維構造物を袋詰めし、次いでビニルスルホン型反応性染料とアルカリからなる処理液に浸漬して放置することにより、皺模様を有する繊維構造物の製造方法が記載されている。
【0004】
さらには、特許文献3には、布帛に改質剤としてキトサン酸性溶液を含浸させた後、皺付けした状態で乾燥することにより布帛を不均一に改質し、次いで、不均一に改質された布帛を、反応染料を用いて染色することにより、感性とファション性に優れた二色相の斑染め布帛が得られる簡便な染色方法が記載されている。また、電子的技術情報の非特許文献1には、手作りによるタイダイ染のサンプルや作業方法が紹介されており、人為的に染斑を発生させて、独特の形状の模様や色調が不規則に変化する色彩とするタイダイ染はよく知られている。
【0005】
一方、糸や布帛の染色は、各種染料や薬剤が投入された染色釜(染色槽)に糸や布帛などの被染色品を浸漬させて行われる浸染によって行われることが多い。この浸染では、多量の水とエネルギーを使って行われ、染色釜ではデッドスペースが生じ、さらには未固着の染料や未消費の薬剤である着色排水が発生し、この着色排水は排水処理が必要である。そのため、浸染による染色工程では、染料や薬剤を効率よく使用して、着色排水量を減少させ、さらにはデッドスペースを有効利用し、水、エネルギー、染料、薬剤の無駄を省くことが、環境負荷の低減の観点から望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開昭48-96887号公報
【文献】特開平7-11591号公報
【文献】特開2006-200045号公報
【非特許文献】
【0007】
【文献】ダイロン社、[2017.06ダイロンニュースVol.02]、[online]、[令和2年5月18日検索]、インターネット〈URL:http://www.dylon.co.jp/dylon_news/02/02.pdf〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本願発明の課題は、本来の被染色品の使用される染色液を有効利用して、水、エネルギー、染料、薬剤の無駄を省く方法にて、新しい感性やファッション性に対応し、人為的に染斑を発生させて、不規則な形状の模様や色調が不規則に変化する色彩とするタイダイ染方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のタイダイ染方法は、皺を付けて折り込み、塊状とした繊維製品を、染色釜のデッドスペースに配置し、本来の被染色品と共に染色液に浸漬して染色する方法、又は、皺を付けて折り込み、塊状とした繊維製品を、染色された本来の被染色品を取り出した後、染色釜に配置し、残った染色液に浸漬して染色を行う方法である。そして、前者のタイダイ染色法では、本来の被染色品と同時に染色を終えてもよく、また、染色された本来の被染色品を取り出した後、さらに継続して残った染液に浸漬して染色を行ってもよい。
【0010】
上記染色釜は、バッチ処理により被染色品を染色液に浸漬して染色を行う染色機の染色釜を用いることができ、特に染色液を循環して染色を行う染色機が好ましく、チーズ染色機のチーズ染色釜が好ましく使用でき、そして、このタイダイ染方法は、衣料製品、雑貨、インテリアなどに用いられる繊維製品に適用されるが、衣料製品のT-シャツに好ましく適用できる。
【0011】
繊維製品を塊状とする方法としては、皺を付けて折り込んだ後、紐で括るか、又は袋詰めすることで、塊状とすることが、紐の素材は特に限定されず、各種の繊維類、皮革、ゴム、プラスチックなどを用いることができる。また、袋詰めする場合には、染色液が袋内部に浸透できることが必要であり、布帛により作成された布袋や網目を有するネット素材により作成されたネット袋が用いられる。そのほか、皺を付けて折り込んだ繊維製品を、多数の孔が設けられた熱収縮性フィルムで包み、熱を加えて収縮させて塊状とすることもできる。
【0012】
また、上記タイダイ染方法において、染色液として、2種以上の染料を含有し色相調整された分散染料を用いて調合された染色液を用いることを特徴とするタイダイ染方法が好ましい。
【発明の効果】
【0013】
染色釜のデッドスペースに繊維製品を配置し、本来の被染色品と共に染色液に浸漬して染色を行ったり、又は、本来の被染色品を取り出した後に、継続してそのままタイダイ染を続け染色を行ったり、或いは、塊状とした繊維製品を、本来の被染色品を取り出した後に染色釜に、残った染色液に浸漬して染色を行うことにより、本来の被染色品への未固着染料や未利用薬剤を有効に利用することができ、染色排液の低減に寄与することができ、水、エネルギー、染料、薬剤の無駄を省くことができる。
【0014】
通常の浸染では、糸や布帛などの被染色品への染色液の均一な浸透を得るために、被染色品や染色液を循環させて染色を行っているが、染色釜のデッドスペースではこの染色液の均一な浸透は必ずしも確保されない。しかし、タイダイ染では、人為的に染斑を発生させて、不規則な形状の模様や色彩とするものであるため、繊維製品を染色釜のデッドスペースに配置したことに起因する染斑が発生してもよく、皺を付けて折り込み、紐で括って塊状としたことにより発生する染斑に加えて、このデッドスペースに配置したために発生する染斑が加わっても、新しい感性やファッション性に対応する形状の模様や、色調の変化する色彩を得ることができる。そして、本来の被染色品の染色後の染色液では、染料と添加薬剤のバランスが必ずしも適正でない場合もあり得るが、これに基づく染斑も同様に許容される。
【0015】
また、チーズ染色釜では、通常の被染色品である糸はボビンに巻き取られたチーズとして、スピンドルにセットされているために、タイダイ染を施す繊維製品を配置するデッドスペースが得易く、さらに、高温高圧条件下での染色が可能であり、バラエティーに富んだ模様や色彩が得られるタイダイ染が可能となる。
【0016】
そして、分散染料では、2種以上の染料を調合して色相調整がなされる場合があり、このような分散染料を用いて調合された染色液を用いた場合には、皺を付けて折り込み、塊状とした繊維製品へ浸透拡散する程度や速度が、調合された各染料で異なるため、本来の被染色品に対して設定した染色色調とは異なり、バラエティーに富んだ斑模様や色彩のタイダイ染が施された繊維製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】皺を付けて折り込み、紐で括って塊状とした染色を施すT-シャツ。
図2】タイダイ染が施されたT-シャツ。
図3】チーズ染色機の模式説明図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下本発明の実施の形態に付き、さらに詳しく説明する。
【0019】
本発明においては、前記したように染色釜に生ずるデッドスペースに、図1に示すように塊状とした繊維製品1を配置して、染色液に浸漬して、タイダイ染を施す方法である。この繊維製品1は、皺を付けて折り込み、紐2で括って塊状としたものであり、この紐2は前記したように各種の素材の紐を用いることができ、ゴムバンドを使用して括ることもできる。この塊状とされた繊維製品1は、染色液に浸漬された場合には、皺を付けて折り込まれ、さらに紐で括られた影響により繊維製品1は部位により圧縮の程度が異なる。そのため、染色液の浸透速度や含浸量が部位により異なり、染着する染料の量が変化して、付けられた皴の形状が反映された染斑模様が形成される。紐で括る代わりに、皺を付けて折り込んだ後、布袋やネット袋により袋詰めを行って塊状としてもよく、さらには、多数の孔が設けられた熱収縮性フィルムで包み、熱を加えて収縮させて塊状としてもよい。
【0020】
塊状にした繊維製品1を配置する染色釜は、バッチ処理により被染色品を染色液に浸漬して染色を行う染色機の染色釜であり、糸染用や布染用の各種の染色機に用いられる染色釜を用いることができる。染色機としては、染色液の液流を発生させて、染色する染色機が好ましく、綿状や綛糸状の繊維をかごに詰めて染色釜内で染色液に浸漬するパッケージ染色機、糸をボビンに巻き取ったコーンやチーズを染色釜内に積み重ねて染色液を循環させて染色を行うチーズ染色機、綛状の糸を染色釜内のアームに取り付け、染色液を噴射して染色液に浸漬する綛糸染色機、反物を移動させながら染色液に浸漬する布染用の液流染色機、製品を染めるタンブラー式染色機などの染色機の染色釜を用いることができる。
【0021】
そして、チーズ染色機に用いるチーズ染色釜は、本来の被染色品の染色に影響を与えることなく、デッドスペースを確保し易く、高温から低温まで種々の条件を設定でき、好ましく使用することができる。
【0022】
図2は、予め糊抜きなどの処理を行ったT-シャツを、皺を付けて折り込み、紐で括って塊状とし、染色釜のデッドスペースに配置して、染色液に浸漬して、タイダイ染を施したT-シャツを示す。上図(a)に示すT-シャツ3は、前身頃の中央をつまんで、捩じり回して、渦巻状の皺を付けながら、塊状にまとめて紐で括って、染色釜内に配置して、タイダイ染を施したT-シャツであり、タイダイ染模様4は胸元を中心とした渦巻状の絵柄が得られている。下図(b)に示すT-シャツ5は、首元に沿って放射状の皺を付けながら、塊状にまとめて紐で括って、同様にタイダイ染を施したT-シャツであり、タイダイ染模様5は首元から放射状の絵柄となっている。このように、仕上げのタイダイ染模様を想定して、繊維製品に皺を付けて折り込み、紐で括って塊状として染色するが、皺を付ける際に、通常の絞り染と同様に糸で縛り付けて、ぼかし模様とする手法も応用することもできる。
【0023】
繊維製品を括るための紐は、前記したように素材は特に限定されず、各種の繊維類、皮革、ゴム、プラスチックなどを用いることができる。そして、布袋やネット袋に袋詰めして繊維製品を塊状としてもよい。さらに、ポリプロプレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステルなどのプラスチックフィルムを延伸した熱収縮性フィルムに多数の孔を設けたフィルムで繊維製品を包んだ後に、熱を加えて収縮させて塊状としてもよい。
【0024】
図3は、模式的に示したチーズ染色機10であり、密閉耐圧型のチーズ染色釜11の内部に配置されたチーズ20を染色するための装置である。糸を多数の穴が設けられたボビンに巻き取ったチーズ20は、キャリヤ15に設置された多数のスピンドル14に取付けられ、染色釜11内を回転移動する。チーズ染色釜11内の染色液は、ポンプ12により循環させられるが、図の矢印で示すように、ポンプ12は吐出された染色液はスピンドル14の内部に供給され、ボビン20を通過して、ポンプ12に戻る循環を行う。そして、チーズ染色釜11には加熱配管13が設置され、内部の染色液を加熱することができ、糸の繊維素材や染料の種類により温度を設定して染色を行う。綿、羊毛、絹などの天然繊維では50~100℃、ナイロン、アクリルなどの合成繊維では100℃程度の温度で染色されるが、ポリエステルを分散染料で染色する場合には110℃~140℃程度の高温で染色される。
【0025】
図3では、スピンドル14に取付けたチーズ20の一部を示したが、通常は10本以上のスピンドル14がキャリヤ15には設置されており、セットされたチーズ20の列がチーズ染色釜11内を回転移動すると共に、染色液が循環して、チーズとして巻き取られている糸のすべてを均一に染色する。チーズ染色機では、このようにして染色されるため、デッドスペースに前記したように紐で括って塊状とした繊維製品を配置しても、チーズ染色釜11にセットされたチーズ20の列の回転移動を妨げなければ、染色液の循環に変化を及ぼすことが少ないため、本発明のタイダイ染を行うには都合がよい。
【0026】
そして、上記のチーズ染色釜のデッドスペースを利用する場合に、本来の被染色品であるチーズを染色釜より取り出した後、再び釜を閉じて、残存した染色液を加温して、塊状とした繊維製品の染色を続け、チーズの糸への未固着染料や未利用薬剤を利用して、染色排液の処理負担を低減することもできる。
【0027】
また、塊状とした繊維製品を配置することなくチーズ染色後、本来の被染色品であるチーズを取り出した後に、塊状とした繊維製品をチーズ釜内に配置して、チーズ釜に残った染色液に浸漬してタイダイ染を行うこともできる。この方法では残った染色液の有効利用となり、染色排液の、処理負担を低減することができる。
【0028】
一方、繊維製品の染色では、被染色品を構成する繊維素材により、使用される染料は限定され、綿、セルロースであれば直接染料や反応染料、羊毛、絹、ナイロンであれば酸性染料、アクリルであればカチオン染料、アセテート、ポリエステルであれば分散染料のように、使用される主な染料は限られてくる。
【0029】
本発明のタイダイ染は、以上述べてきたように、通常の染色工程における、デッドスペースを利用したり、残った染色液を利用したりするものである。そのため、タイダイ染を施す繊維製品の素材や染色できる色彩は制限を受けるが、通常の染色工程における本来の被染色品の素材と同じか、使用した染料が使用できる素材の繊維製品を選択することにより、通常の染色工程を流しながら、並行して本発明のタイダイ染色を施すことができる。
【0030】
ポリエステルの染色に用いられる分散染料は、2種以上の染料を調合して色相調整がなされる場合があり、複数の染料が混合したものも供給されている。分散染料は水不溶性であり、微粒子化、分散化処理をして、微粒子粉体状、ペースト状、分散液状で供給されており、これらに温水を加えて均一な分散液とされ、染色液として使用されている。このような分散染料を用いた通常の染色工程では、ポリエステル被染色品に各染料を均一に浸透固着させ、設計した色調の染色品を得ている。この場合、さらに各種の染色助剤や各種色調の分散染料を加えて、設計した色調とすることも行われている。
【0031】
本発明のタイダイ染では、被染色品である繊維製品に、皺を付け、塊状として染色に供するため、繊維製品の部位により、締め付けの程度が異なり、見かけの密度が変化している。そのため、上記のような2種以上の染料を調合して色相調整がなされた分散染料による染色液で染色する場合には、染色液自体の浸透拡散する程度や速度が異なるだけではなく、調合された各染料の分子の繊維製品に対する染着性や、分散された微粒子の大きさや形状に基づく繊維製品への染着性が、染料毎に異なってくる。そのため、本来の被染色品に対して設定した染色色調とは異なり、繊維製品の部位により染着する染料が異なり、部位により染色される色相が異なり、バラエティーに富んだ斑模様や色彩のタイダイ染が施された繊維製品が得られる。さらには、このような塊状とした繊維製品の部位による斑模様や色彩の変化は、染色時の温度条件でも変化するため、同じ染料、同じ素材の繊維製品を用いても、異なった色彩の変化が生まれ、予想外の効果の染柄の製品を得ることもできる。
【符号の説明】
【0032】
1 塊状とした繊維製品
2 紐
3、5 T-シャツ
4、6 タイダイ染模様

10 チーズ染色機
11 チーズ染色釜
12 ポンプ
13 加熱パイプ
14 スピンドル
15 キャリヤ
16 染料溶解槽
20 チーズ
図1
図2
図3