特許7569627IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

MEMSアクチュエータ、MEMSアクチュエータの駆動方法、及びMEMSアクチュエータ制御プログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

微小な可動部を周期的に変位させる、例えば振動ミラーなどの分野において、微小電気機械システム(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)によるアクチュエータが用いられている。このような技術分野において、可動部を周期的に変位させる際には、MEMSアクチュエータの櫛歯電極に対し、変位の周期と同期して駆動電圧を周期的に印加する。そして、駆動電圧の周波数を可動部の共振周波数と一致させることにより、可動部を最大振幅にて変位させることができる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

一MEMSアクチュエータは、基部及び基部に対して弾性的に変位可能に支持された可動部と、複数の第1櫛歯を含み、基部に設けられた固定櫛歯電極と、複数の第1櫛歯と交互に配置された複数の第2櫛歯を含み、固定櫛歯電極との間に生じる静電気力によって可動部を駆動する可動櫛歯電極と、立ち上がりと立ち下がりとを周期的に繰り返し、立ち上がり後かつ立ち下がり前に定電圧となる期間を含む時間波形を有する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、可動部の共振周波数の変動にかかわらず、駆動電圧の周波数を該共振周波数に近づけることができるMEMSアクチュエータ、MEMSアクチュエータの駆動方法、及びMEMSアクチュエータ制御プログラムを提供することが可能となる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 MEMSアクチュエータを備える光学モジュール1Aの構成を示す平面図である。
【図2】 図1のII-II線に沿った断面図である。
【図3】 図1に示されるミラーデバイス7の模式的な断面図である。
【図4】 図1に示されるミラーデバイス7の拡大平面図である。
【図5】 駆動部12の回路構成を概略的に示す図である。
【図6】 アクチュエータ駆動回路121から出力される駆動電圧について説明する為の図である。
【図7】 電流電圧変換回路123の具体的構成例を示す回路図である。
【図8】 一実施例における各信号の時間変化を示すグラフである。
【図9】 別の実施例における各信号の時間変化を示すグラフである。
【図10】 更に別の実施例における各信号の時間変化を示すグラフである。
【図11】 (a)部、(b)部および(c)部は、一実施例として、それぞれ駆動電圧Vin(t)、容量微分信号Vout(t)、及びコンパレータ124からの出力電圧Vcom(t)の時間波形の実測データを示すグラフである。
【図12】 容量微分信号Vout(t)が0Vとなるタイミングと立ち下がりPDのタイミングとの時間差と、駆動電圧Vin(t)の周波数との関係を実測した結果を示すグラフである。
【図13】 駆動電圧に重畳されるリップルRiを概念的に示す図である。
【図14】 第1変形例に係る電流電圧変換回路123Aの構成を示す回路図である。
【図15】 第1実施形態において容量Caが変化しない場合の、駆動電圧Vin(t)、電流信号J1、増幅器123aの反転入力端子電圧Va、帰還電流J2、及び容量微分信号Vout(t)の時間波形を示す図である。
【図16】 第1変形例において容量Caが変化しない場合の、駆動電圧Vin(t)、電流信号J1、増幅器123aの反転入力端子電圧Va、電流J3及びJ4、帰還電流J2、及び容量微分信号Vout(t)の時間波形を示す図である。
【図17】 (a)部は本変形例のクランプ回路125を示す回路図であり、(b)部はオペアンプに設けられる一般的な保護回路126を示す回路図である。
【図18】 第2変形例に係る電流電圧変換回路123Bの構成を示す回路図である。
【図19】 第2変形例の動作を説明する図である。(a)部は、図18に示された電流電圧変換回路123Bを簡略化して示している。(b)部は、電流信号J1と容量微分信号Voutとの相関を示すグラフである。
【図20】 第2変形例の動作を説明する図である。(a)部は、図18に示された電流電圧変換回路123Bを簡略化して示している。(b)部は、電流信号J1と容量微分信号Voutとの相関を示すグラフである。
【図21】 第2変形例の動作を説明する図である。(a)部は、図18に示された電流電圧変換回路123Bを簡略化して示している。(b)部は、電流信号J1と容量微分信号Voutとの相関を示すグラフである。
【図22】 第1変形例及び第2変形例のシミュレーション結果に関するグラフである。
【図23】 第3変形例に係る駆動部12Aの構成を示すブロック図である。
【図24】 第3変形例における各信号の時間変化を示すグラフである。
【図25】 第4変形例のミラーデバイスが備えるタイミング検出回路122Aの構成を概略的に示す図である。
【図26】 第2実施形態としてMEMSアクチュエータ1Bの構成を示すブロック図である。
【図27】 梁91が一方の振動端に位置するときの梁91の変形状態を模式的に示す図である。
【図28】 (a)部は、第1の固定櫛歯電極83と可動櫛歯電極82との間に生じる容量C1、及び第2の固定櫛歯電極84と可動櫛歯電極82との間に生じる容量C2を模式的に示す図である。(b)部は、容量C1,C2に接続される電流電圧変換回路123を示す回路図である。
【図29】 一実施例における各信号の時間変化を示すグラフである。
【図30】 (a)部は、第1実施形態における(VH)2と容量Caの変動幅ΔCとの関係を示すグラフである。(b)部は、第2実施形態における(VH)2と容量C1,C2の変動幅ΔCとの関係を示すグラフである。
【図31】 第1実施形態の固定櫛歯電極16(18)と可動櫛歯電極17(19)とを模式的に示す図である。
【図32】 比較例として、可動ミラー5の変位量の極大及び/又は極小を検出する回路を示す図である。
【図33】 包絡線検波器の典型例を示す回路図である。
【図34】 図33に示された包絡線検波器への入力信号Vi及び出力信号Voの例を示すグラフである。
【図35】 包絡線検波器からの出力信号Voが、入力信号Viの実際の包絡線Hに追従できなくなる様子を示すグラフである。
【図36】 図32に示した比較例の回路において、演算回路204から出力される信号Sbを実測した例を示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

1A…光学モジュール、1B…MEMSアクチュエータ、2…ミラーユニット、3…パッケージ、5…可動ミラー(可動部)、5a…ミラー面、5b…ミラー支持部、6…固定ミラー、6a…ミラー面、7…ミラーデバイス、7a,7b…光通過部、8…光学機能部材、8a…表面、8b…裏面、9…応力緩和基板、11…ベース(基部)、11a…主面、11b…裏面、12,12A…駆動部、13…第1弾性支持部、14…第2弾性支持部、15…アクチュエータ部、16,16A,16B,18,18A,18B…固定櫛歯電極、16a,18a…固定櫛歯(第1櫛歯、第3櫛歯)、17,17A,17B,19,19A,19B…可動櫛歯電極、17a,19a…可動櫛歯(第2櫛歯、第4櫛歯)、20…SOI基板、21…支持層、22…デバイス層、23…中間層、31…支持体、31a…表面、33…リードピン、33a…一端部、34…枠体、34a…端面、34b…段差面、35…光透過部材、51…配置部、51a…表面、52…枠部、53…連結部、54…梁部、54a…内側梁部、54b…外側梁部、54c…連結梁部、71,72…電極パッド、80…基板(基部)、81…固定櫛歯電極、82…可動櫛歯電極、82a,82b…第2櫛歯、83,84…固定櫛歯電極、83a,84a…第1櫛歯、91…梁(可動部)、92,93…固定部、121…アクチュエータ駆動回路、122,122A…タイミング検出回路、123,123A,123B…電流電圧変換回路(TIA)、123a…増幅器、123b…帰還抵抗、123e…キャパシタ、124…コンパレータ、125…クランプ回路、125a,125b…スイッチングダイオード、126…保護回路、126a,126b…ダイオード、127,128…ソフトリミッタ回路、127a,128a…スイッチングダイオード、127b,127c,128b,128c…抵抗、129…変位量検出部、129a…積分回路、129b…増幅器、130…電圧生成回路、131,141…レバー、132,142…第1リンク部材、133,143…第2リンク部材、134,144…中間部材、135,145…第1トーションバー、136,146…第2トーションバー、137,147…非線形性緩和バネ、138,148…電極支持部、138a,148a…第1電極支持部、138b,148b…第2電極支持部、138c,148c…第3電極支持部、201…正弦波生成回路、202…可変容量、203…固定容量、204…演算回路、204a…オペアンプ、204b…帰還容量、205…包絡線検波器、206…アンプ、207…ローパスフィルタ、208…アナログ-ディジタル変換器、211…容量、212…抵抗、Ca1…オーバーラップ容量、Ca2…フリンジ容量、C1,C2…容量、F1,F2,F3…領域、GND…基準電位線、H…包絡線、J1…電流信号、J1a,J1b…パルス波、J2…帰還電流、J2a,J2b…パルス波、J3,J4…電流、J5,J6…帰還電流、L1,L2,L3…直線、N1~N5…ノード、PA,PB…飽和波形、PC…パルス、PD…立ち下がり、PU…立ち上がり、R1,R2…軸線、Ri…リップル、Sa…正弦波信号、Sb,Sc…信号、T1~T4…タイミング、V+…正の定電位線、V-…負の定電位線、VH…定電圧、Va…反転入力端子電圧、Vi…入力信号、Vin,Vin1,Vin2…駆動信号、Vo…出力信号、Vout…容量微分信号、YA,ZA…極大点、YB,ZB…極小点、ZC…中点。

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