特許7569972IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

有機溶剤を使用しないマスキング液組成物、コーティング膜の製造方法、めっき方法、およびめっき品の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

テープを用いたマスキング方式の場合、テープの貼付作業は作業員が行うことが多く、複雑な形状の素材には作業が困難である。作業性の点から素材自体にもある程度の大きさが必要である。小型部品など小さな素材へのマスキングでは、レジストやインク塗料などが用いられるが、これらはアミン系有機溶剤や無機アルカリ水溶液が使われていることが多く、耐溶剤性、アルカリ性が悪い材料には利用できない。さらに、環境負荷が大きいとともに作業環境が悪いという課題がある。アミン系剥離剤については、廃液処理が難しいことから中国などの法規制が厳格化してきており、使用が避けられる傾向にある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、水を主成分とする水系溶媒に寒天およびポリビニルアルコールの少なくとも一方の親水性ポリマーが0.01~10wt%の濃度で溶解しており、40~100℃の液温で塗布に使用されることを特徴とする。本発明において、前記水系溶媒は、例えば、水である。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のマスキング液組成物は溶媒に水を使用し、塗布することで素材表面にコーティング膜を形成する。さらにコーティング膜は高温水でのみ除去可能なため、環境負荷が小さく、作業性が良好で安全性が高く、コストを大幅に削減できる。耐有機溶剤性や耐アルカリ性の悪い材料への適用が可能になる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のめっき品の製造方法の工程図である。
【図2】 実施例1により作製した部分めっき品の写真である。
【図3】 実施例2により作製した部分めっき品の写真である。

代表図 図1本件の代表的な図

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