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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-10
(45)【発行日】2024-10-21
(54)【発明の名称】電力システム
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/631 20060101AFI20241011BHJP
   A01G 7/00 20060101ALI20241011BHJP
   H01R 13/64 20060101ALI20241011BHJP
   H01R 13/66 20060101ALI20241011BHJP
【FI】
H01R13/631
A01G7/00 601C
H01R13/64
H01R13/66
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020560972
(86)(22)【出願日】2018-05-02
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-10-28
(86)【国際出願番号】 SG2018050215
(87)【国際公開番号】W WO2019212405
(87)【国際公開日】2019-11-07
【審査請求日】2021-04-26
【審判番号】
【審判請求日】2023-03-15
(73)【特許権者】
【識別番号】519263718
【氏名又は名称】グリーンファイト ピーティーイー.エルティーディー.
【氏名又は名称原語表記】GREENPHYTO PTE.LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100116687
【弁理士】
【氏名又は名称】田村 爾
(74)【代理人】
【識別番号】100098383
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 純子
(74)【代理人】
【識別番号】100155860
【弁理士】
【氏名又は名称】藤松 正雄
(72)【発明者】
【氏名】チョン,スク シエン
(72)【発明者】
【氏名】ポー,チン ペン
【合議体】
【審判長】小川 恭司
【審判官】中屋 裕一郎
【審判官】横山 幸弘
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2006/126126(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0237206(US,A1)
【文献】特表2010-506584(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 13/631
H01R 13/64
H01R 13/66
A01G 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力を伝達するのに適した装置と、電力供給源に接続可能であり、かつ、該電力供給源からの電力を伝達するコンタクトモジュールを備えるアダプタ部とを備えた電力システムであり、該装置は支持構造に垂れ下って結合されており、該アダプタ部に対して相対的に垂れ下って動くことが可能となっており、
該装置は、位置合わせ補正のため該装置が該アダプタ部に対して相対的に自由に動けるようにするため、6軸による位置合わせ補正の方法で該装置と該アダプタ部との間の非接触な位置合わせを容易にするように構成された磁気アライメント部と、
該装置と該アダプタ部との間の位置合わせが確立されたときに該コンタクトモジュールに結合することができるコンタクト部と、
該コンタクト部と該コンタクトモジュールとの間の電力の流れを許可するために使用されるセンサ信号を発生するセンサ部と、
該磁気アライメント部、該コンタクト部及び該センサ部を収容するための形状や大きさを有し、4つの角を有するケーシングとを備えており、
該ケーシングは、該支持構造に対して、前記4つの角を介して、垂れ下って結合されることが可能となっており、
該アダプタ部は、該センサ信号を検出するセンサモジュールを備え、
さらに、該センサモジュールによる該センサ信号の検出に基づいて、該電力供給源に結合することができる入口モジュールと該コンタクトモジュールとの間の電気経路を通る電力の流れを可能にするように構成されていることを特徴とする電力システム。
【請求項2】
請求項1に記載の電力システムにおいて、
該磁気アライメント部は、1つ以上の磁気素子を備え、該磁気素子は、使用する際に、該アダプタ部上の対応する磁気素子に引き寄せられ、整列するのに適していることを特徴とする電力システム
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電力システムにおいて、
該コンタクト部は、複数のバネ式接触ピンを備え、各々の前記接触ピンに均等に圧力が加わった際に、前記接触ピンが適正な位置となることを特徴とする電力システム
【請求項4】
請求項に記載の電力システムにおいて、
該センサ部は磁石であり、
該センサモジュールはリードスイッチであることを特徴とする電力システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の電力システムにおいて、
該コンタクトモジュールは、複数のバネ式接触ピンを備え、各々の前記接触ピンに均等に圧力が加わった際に、前記接触ピンが適正な位置となることを特徴とする電力システム。
【請求項6】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15度のピッチ補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項7】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15度のヨー補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項8】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15度のロール補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項9】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15mmのシフト(X軸)補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項10】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15mmのシフト(Z軸)補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項11】
請求項1乃至のいずれかに記載の電力システムにおいて、
該位置合わせ補正は、±15mmのシフト(Y軸)補正であることを特徴とする電力システム。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の電力システムを備える農業システムにおいて、
1つ以上の成長モジュールを支持する1つ以上のラックと、
1つ以上の成長モジュールの上に配置された1つ以上のLEDアレイと、
1つ以上の成長モジュールに該装置が設けられ、1つ以上のラックに該アダプタ部が設けられ、
1つ以上の成長モジュールの各々が1つ以上のラックに設置され、該装置が作動し、該LEDアレイに電力を供給することを特徴とする農業システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、様々な分野での使用に適した電力システムに関する。
【背景技術】
【0002】
本発明の背景に関する以下の説明は、本発明の理解を容易にすることのみを目的としている。ここでの議論は、言及された資料のいずれかが、本発明の優先日において、公開された、知られている、または任意の管轄区域の当業者の一般的な知識の一部であるということを、確認または承認するものではないことを理解されたい。
【0003】
電源コネクタまたは電源アダプタとも呼ばれる電気コネクタは、電気器具またはデバイスに電力を供給するために利用されてきた。このような電気コネクタは、通常、電気エネルギー/電力が流れる前に、適切な位置合わせを必要とするプラグとソケットの構成で構成される。
【0004】
既存の電源コネクタのプラグとソケットは、通常、電気器具を損傷する可能性のある短絡や偶発的な誤接続などの潜在的な危険を回避するための安全対策として、位置合わせする必要がある。そうしないと、電流は流れない。例えば、いたるところにある3ピン・プラグと対応するソケットの構成では、ユーザーは各ピンを関連するソケットに適切に位置合わせする必要がある。別の例は、ハンドヘルドなデバイスなどの電気器具を充電するための電源コネクタとして利用できるラップトップコンピュータなどのコンピュータのユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポートである。
【0005】
知られているように、信頼できる接続を得るためにUSBプラグはUSBポートと位置合わせされており、USBプラグをUSBポートに挿入する前に、正と負の方向を区別する必要がある。このような挿入は、データラインのUSBプラグとUSBポート間の接続不良を簡単に引き起こす可能性がある。また、挿入の強さ、角度、頻度などの影響を及ぼす要因により、USBプラグ及び/又はUSBポートが破損する場合がある。破損が発生すると、短絡や電流フローの問題が発生が増加し、そのため、使用の安全性を確保することが困難となる。電力アダプタを挿入するときに、ユーザーは、位置合わせの同じ問題に直面する。
【0006】
上記の例では、ユーザーの操作が細かすぎる可能性がある。ユーザーは、通常、プラグとソケットを手動で位置合わせする必要がある。これは、薄暗い場所や視覚的に欠陥があるユーザーにとっては難しい場合がある。
【0007】
さらに、プラグとポートが互いに絶えず出入りすることにより、損傷が発生し、機器の劣化が早くなり、機器の交換コストが増加する。
【0008】
したがって、前述の問題の少なくとも1つを改善するためのより良い解決策が必要となる。
【発明の概要】
【0009】
本文章全体を通して、文脈上別段の必要がない限り、「含む」(comprise)という単語または「含む」(comprises)または「含む」(comprising)などの変形は、記載された完全体や完全体のグループを含むが、任意の他の完全体や完全体のグループを排除しないことを意味すると理解される。
【0010】
さらに、本明細書全体を通して、文脈上別段の必要がない限り、「含む」(include)という単語または「含む」(includes)または「含む」(including)などの変形は、記載された完全体や完全体のグループを含むが、任意の他の完全体や完全体のグループを排除しないことを意味すると理解される。
【0011】
本開示の一態様によれば、電力を伝達するのに適しており、アダプタ部と共に使用するのに適した装置であり、該アダプタ部は、電力供給源に接続可能であり、該電力供給源からの電力を伝達するコンタクトモジュールを備える。該装置は、収容のための形状や大きさを有するケーシングと、該装置と該アダプタ部との間の非接触位置合わせを容易にするように構成可能なアライメント部と、該装置と該アダプタ部との間の位置合わせが確立されたときに該コンタクトモジュールに結合することができるコンタクト部、及び該コンタクト部と該コンタクトモジュールとの間の電力の流れを妨害および許可の一つをするように構成可能なセンサ部を備える。
【0012】
この装置は、電気回路の迅速かつクリーンな開閉を提供し、電気接触部材間の確実な高品質の接触を保証し、それにより、不十分な、アーク放電する接触部材によって引き起こされ得る損傷の原因を排除するため、有利である。この装置は、電気接触部材の堅固で力強い接続を提供すると同時に、比較的わずかな開放力または分離力の下で容易に取り外し可能である。
【0013】
本発明は、他の目的および有利な特徴を有し、そのいくつかは、前述のものとともに、本明細書に添付され、その一部を形成する図面に示される、本発明の好ましい形態の以下の説明に記載する。しかしながら、前記図面および説明を行った表示の変形は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で採用され得ることを、理解すべきである。
【0014】
本発明の他の態様は、添付の図と併せて本発明の特定の実施形態の以下の説明を検討すると、当業者には明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1は、一実施形態による電力システムの正面図である。
図2は、線α-αに沿った図1の断面図である。
図3は、線δ-δに沿った図2の断面図である。
図4は、線β-βに沿った図2の断面図である。
図5は、線γ-γに沿った図1の断面図である。
図6は、線μ-μに沿った図1の断面図である。
図7は、一実施形態による、電力システムの電気的概略図である。
図8は、一実施形態による、図1の電力システムに関連する農業システムの斜視図である。
図9及び10は、成長トレイおよび各成長トレイの上の複数のLEDからなるモジュラーユニットの様々な図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[本発明の実施形態の説明]
本明細書全体を通して、文脈上別段の必要がない限り、「含む」(comprise)という単語または「含む」(comprises)または「含む」(comprising)などの変形は、記載された完全体や完全体のグループを含むが、任意の他の完全体や完全体のグループを排除しないことを意味すると理解される。
【0017】
さらに、本明細書全体を通して、文脈上別段の必要がない限り、「含む」(include)という単語または「含む」(includes)または「含む」(including)などの変形は、記載された完全体や完全体のグループを含むが、任意の他の完全体や完全体のグループを排除しないことを意味すると理解される。
【0018】
本開示は、1つまたは複数のデバイスを接続することができる電力システムを企図している。電力システムは、1つまたは複数の接続されたデバイスに電力を分配することができる。好ましくは、電力システムは、アダプタ部(例えば、ソケットモジュール)および装置(例えば、プラグモジュール)を含むことができる。アダプタ部は、電力供給源(例えば、直流電源または交流電源)に結合することができ、装置は、アダプタ部に結合することができる。
【0019】
本開示はさらに、アダプタ部および装置が非接触の方法で配置され得ることを企図する。適切な配置により、アダプタ部と装置との間の接触は、電力がアダプタ部と装置との間を流れることができるような方法で確立される。具体的には、電力供給源から供給される電力は、アダプタ部から装置に伝達することができる。
【0020】
好ましくは、電力システムは、アダプタ部と装置との間の、そのような非接触配置を容易にすることができる案内システム(例えば、磁気ガイドシステム)を含む。アダプタ部と装置との間の位置合わせを容易にすることを有利に助長するために、案内システムを介して、多軸ベースの位置合わせ補正(a multiple axis based alignment compensation)を提供することができる。
【0021】
案内システムを介して、
例えば、6軸の位置合わせ補正を行うことができる。具体的には、
・±15度(度)のロール(roll)、ピッチ(pitch)、ヨー(yaw)の補正
・±15mm(mm)のシフト(X-Y方向)の補正
・±15mmのシフト(Z方向)の補正
【0022】
加えて、電力システムは、アダプタ部と装置との間に供給される電力の流れを可能にする前に、アダプタ部と装置との間の位置合わせを確実にするための1つ又は複数の安全対策が、適切に確立されていることを、さらに含むことができる。
【0023】
安全対策には、例えば、圧力感知および/または磁気感知を含むことができる。
【0024】
一般に、本開示の一態様によれば、電力システムは、電力システムに接続されたデバイスに電力を分配することができる電力分配器をさらに含むことができる。前述の装置は、電力分配器に結合することができる。
【0025】
好ましくは、アダプタが装置の近くにもたらされるとき、またはその逆の場合(すなわち、装置がアダプタの近くにもたらされるとき)、アダプタと装置との間の自動位置合わせを達成することができる。
【0026】
これらについては、以下の図1~7を参照してさらに詳しく説明する。
【0027】
図1を参照すると、本開示の一実施形態による電力システム100が示されている。示すように、電力システム100は、配電ボックス101、装置(例えば、プラグ)102、及びアダプタ部(例えば、ソケット)103を含むことができる。電力システム100は、記述および/又は描写されるように、より多くの又はより少ない構成要素を含むことができる。好ましくは、装置102は移動可能である。さらに、1つまたはそれ以上のデバイス(図示せず)は、配電ボックス101を介して電力システム100に結合することができる。
【0028】
図1および図2から分かるように、配電ボックス101および装置102は、ブラケットなどの支持構造104によって運ぶことができる。装置102は、配電ボックス101に結合することができる。一例では、配電ボックス101および装置102は、ブラケットに取り付けることができる。支持構造104(すなわち、配電ボックス101および装置102を運ぶ)は、可動装置の一部を形成することができ、または可動装置に取り付けることができる。支持構造104は、例えば、アルミニウムから作製することができる。いくつかの実施形態では、支持構造104は、鉄、ステンレス鋼などの他の材料から作製することができる。
【0029】
一実施形態では、装置102は、支持構造104によって移動可能に運ぶことができる。具体的には、装置102は、支持構造104に移動可能に結合することができる。より具体的には、装置102は、例えば、支持構造に垂れ下がって結合することができる。さらにより具体的には、装置102は、例えば、支持構造104に対する装置102の垂れ下がった動きが可能になるような方法で、支持構造104に結合することができる。一例では、装置102は、1つまたは複数の可撓性カプラー107(例えば、1つまたはそれ以上のチェーン)によって、支持構造104に結合することができる。
【0030】
アダプタ部103は、一実施形態では、固定ピラー、倉庫棚、またはアダプタ部103を取り付けるのに適した他の任意の場所などのように、指定された場所に配置することができる。アダプタ部103は、指定された場所に、ネジや釘などの締め金具により、取り付けまたは固定することができる。別の実施形態では、アダプタ部103は、手持ち式であり、その位置/配置を、ホルダー(すなわち、ユーザ)の好みに従ってシフト/調整することができる。さらに、アダプタ部103は、電力供給源(図示せず)に結合することができる。
【0031】
いくつかの実施形態では、配電ボックス101の本体は、プラスチック、ゴム、木材、又はそれらの組み合わせや混成物のような、任意の従来の非導電性材料(または電気絶縁体)でできている。配電ボックス101は、整流器、アナログ-デジタル変換器、電子スイッチ、短絡/開放回路保護などのような電気または電子部品を備えた1つ以上の電気回路を備えることができる。
【0032】
使用時には、装置102およびアダプタ部103は、接触するか、または分離している。接触すると、電力供給源から供給される電力は、アダプタ部103から装置102に、続いて配電ボックス101に、さらに続いて配電ボックス101に接続されたデバイスに伝達される。逆に、アダプタ部103と装置102との接触が途絶えると(すなわち、装置102とアダプタ部103が分離された)、装置に供給される電力が途絶える(すなわち、電力供給源から供給される電力が、アダプタ部103から装置102に伝達されない)。
【0033】
一般に、装置102およびアダプタ部103は、非接触な方法で位置合わせされることが好ましい。次に、適切に位置合わせされると、アダプタ部と装置との間の接触は、電力(すなわち、電力供給源によって供給される)がアダプタ部103と装置102との間を流れることができるように、確立することができる。
【0034】
好ましくは、電力システムは、装置102がアダプタ部103に近接して配置されたとき(及び逆の場合)に、アダプタ部103と装置102との間のそのような非接触な配置を容易にすることができる案内システム190(例えば、磁気ガイドシステム)を含む。これについては、図3~7を参照して後で詳しく説明する。
【0035】
図3は、本開示の一実施形態に従って、装置102をさらに詳細に示している。示されるように、装置102は、ケーシング102aを含むことができる。ケーシング102aは、アライメント部105、センサ部110、およびコンタクト部113を収容できるように、形状および大きさが決められる。アライメント部105は、一実施形態では、1つ以上の磁気素子を含むことができる。センサ部110は、一実施形態では、センサ信号を生成することができる1つ以上のデバイス(例えば、磁場ベースのセンサ信号を生成する磁石)を含むことができる。コンタクト部113は、例えば、1つ以上の電気接触ピンおよび/またはレセプタクルで形成され得る。
【0036】
図4は、本開示の一実施形態に従って、アダプタ部103をさらに詳細に示している。示されるように、アダプタ部103は、シャーシ(chassis)103a(すなわち、ケーシング102aに類似している)を含むことができる。シャーシ103aは、アライメントモジュール106、センサモジュール111、およびコンタクトモジュール112を収容できるように、形状および大きさが決められる。アライメントモジュール106は、一実施形態では、1つ以上の磁気素子を含むことができる。センサモジュール111は、一実施形態では、センサ信号を検出することができる1つ以上のデバイス(例えば、前述の磁場ベースのセンサ信号を検出することができるリードスイッチなどのスイッチ)を含むことができる。コンタクト部112は、例えば、1つ以上の電気接触ピンおよび/またはレセプタクルで形成され得る。さらに、アダプタ部103は、電力供給源と結合することができる入口モジュール109(例えば、電気レセプタクルの形態で)を含むことができる。入口モジュール109は、コンタクトモジュール112に結合することができ、その結果、電力供給源から供給される電力をコンタクトモジュール112に伝達することができる。当然のことながら、アダプタ部103は、入口部109とコンタクトモジュール112とを結合する電気経路(例えば、電線)を含む。センサモジュール111は、入口モジュール109とコンタクトモジュール112との間の電気経路に沿って配置することができる。好ましくは、センサモジュール111は、後でさらに詳細に説明されるように、入口モジュール190とコンタクトモジュール112との間の電気経路を通る電力の流れを許可または妨害するように設定することができる。
【0037】
ここで、本発明は、磁気ガイドシステムと磁気素子に対応する案内システム190が、装置102とアダプタ部103との間の自動位置合わせを容易にするために使用されるという、例示的なシナリオを参照して説明される。センサや機械的および/または電子的手段の方法によるなどのような、自動位置合わせを容易にする他の手段も可能/有用であることは評価できる。当然のことながら、案内システム190は、アライメント部105とアライメントモジュール106の組み合わせに基づくことができる。アライメント部105は、1つ以上の磁気素子を含むことができ、アライメントモジュール106は、対応する1つ以上の磁気素子を含むことができる。具体的には、アライメント部105に関連するすべての磁気素子について、アライメントモジュール106は、対応する磁気素子を含む。近接させると、アライメント部105の磁気素子とアライメントモジュール106の対応する磁気素子との間に引力が働くことができる。
【0038】
例えば、アライメント部105は、ケーシング102aの第1の側および第2の側(すなわち、第1の側が第2の側に向かい合っている)に、それぞれ配置/収容される第1の磁気素子および第2の磁気素子を含むことができる。これに関して、アライメントモジュール106は、対応して、シャーシ103aの第1の側および第2の側(すなわち、第1の側が第2の側に向かい合っている)に、それぞれ配置/収容される第1の対応する磁気素子および第2の対応する磁気素子を含むことができる。第1の磁気素子および第1の対応する磁気素子は、それらが近接しているときに引力が働くように配置されている。同様に、第2の磁気素子および第2の対応する磁気素子は、それらが近接しているときに引力が働くように配置されている。一実施形態では、第1の磁気素子と第2の対応する磁気素子が近接している場合、反発力を発生させることができる。同様に、第2の磁気素子と第1の対応する磁気素子が近接している場合、反発力を発生させることができる。
【0039】
具体的には、前述の例示的なシナリオでは、装置102を運ぶ支持構造104が移動できるのに対し、アダプタ部103は、指定された位置の固定位置となる。
【0040】
支持構造104が、装置102がアダプタ部103に、少なくとも第1の磁気素子と第1の対応する磁気素子との間に引力が働く程度に近接するように移動されたとき、装置102とアダプタ部103は、互いに接触させることができる。当然のことながら、第1の磁気素子と第2の対応する磁気素子が近接している場合、反発力が発生し、したがって、装置102とアダプタ部103との間の接触が妨げられる。
【0041】
当然のことながら、上記のような引力および/または反発力によって、装置102とアダプタ部103との間の非接触および/または自動の位置合わせは、案内システム190によって容易にすることができる。
【0042】
これに関して、装置102とアダプタ部103とが係合されたとき(すなわち、装置102がアダプタ部103と接触されたとき)、その結果、コンタクト部113とコンタクトモジュール112とは、電気的に接続され、電気経路が、装置102とアダプタ部103との間に適切に確立されることが可能となり、電力供給源からアダプタ部103を介して装置102への電力の流れを可能にすることができる。
【0043】
前述のように、装置102は、配電ボックス101に結合することができ、配電ボックス101は、次に、1つ以上のデバイス(例えば、外部機器)に結合することができる。したがって、電力は、LED照明などの照明(すなわち、配電ボックス101に接続された照明装置)を含む様々な目的のために提供することができる。前述のように、装置102とアダプタ103が互いに近接し、反発力(不適切な位置合わせを示す)ではなく引力(適切な位置合わせを示す)が生成されて、装置102およびアダプタ部103が互いに接触したとき、これは達成される。その結果、コンタクト部113とコンタクトモジュール112が接触することができ、そこを通って電気経路が形成され、配電ボックス101や、配電ボックス101を介して電力システム100に接続されたその後のデバイスへの電気の流れが可能になる。
【0044】
本開示は、電気経路は、上記のように自動位置合わせ/非接触位置合わせの方法によって確立することができるが、電力システム100が安全上の危険を軽減するために1つ以上の安全機構を有することが有利であることを企図する。
【0045】
安全機構の一例は、センサ部110とセンサモジュール111との組み合わせに基づくことができる。センサ部110は、例えば、磁石(すなわち、位置合わせ感知磁石)に対応し、センサモジュール111は、例えば、リードスイッチに対応することができる。リードスイッチは、入口モジュール109とコンタクトモジュール112との間の電気経路に沿って配置することができる。リードスイッチは、閉回路構成および開回路構成のうちの1つにすることができる。具体的には、リードスイッチは、開回路構成と閉回路構成を切り替えるように構成することができる。閉回路構成は、たとえば、デフォルト構成にすることができる。したがって、デフォルト構成では、リードスイッチにより、入口モジュール109とコンタクトモジュール112との間の電気経路が効果的に開回路状態になることが理解できる。さらに、明らかなことに、開回路状態では、入口モジュール109とコンタクトモジュール112との間の電気経路を通る電力の流れが妨げられる。したがって、一実施形態では、センサ部110は、ケーシング102aに収容される(すなわち、配置される(positioned)/配置される(arranged))ことができ、また、センサモジュール111は、シャーシ103aに収容される(すなわち、配置される(positioned)/配置される(arranged))ことができ、適切な位置合わせ(すなわち、装置102とアダプタ部103が接触するとき)では、センサ部110をセンサモジュール111に近づけることができる。近接している場合、センサ部110によって生成されたセンサ信号(例えば、磁場ベースのセンサ信号)は、センサモジュール111によって検出することができ、そのような検出に基づいて、センサモジュール111は、入口モジュール109とコンタクトモジュール112との間の電気経路を通る電力の流れを可能にするように構成することができる。具体的には、リードスイッチが、位置合わせ感知磁石によって生成された磁場ベースのセンサ信号を検出するとき(すなわち、位置合わせ感知磁石とリードスイッチとが近接する効果によって)、リードスイッチを開回路構成(つまり、デフォルト構成)から閉回路構成に切り替えることができるため、電気経路を介した電力の流れが可能となる。これに関して、リードスイッチが位置合わせ感知磁石によって生成される磁場ベースのセンサ信号を感知し、開回路構成から閉回路構成に切り替わることによる効果により、装置102とアダプタ部103との間の適切な位置合わせを決定/確認することができる。
【0046】
安全機構の別の例は、コンタクト部113および/またはコンタクトモジュール112の接触ピンをバネで留める(spring-loaded)方法によるものである。装置102とアダプタ部103が適切に位置合わせされると、接触ピンが実質的に均一に接触する(例えば、押し下げられる)ことが理解される。したがって、各バネ式接触ピンに均等に圧力が加えられているかどうかを判断することにより、適切な位置合わせであるかどうかを判断できる。これに関して、適切な位置合わせは、圧力感知の方法(すなわち、バネ式接触ピンの方法)によって決定することができる。
【0047】
安全機構は、以下の組み合わせの方法で行うことができることが理解できる。
1)センサ部110とセンサモジュール111の組み合わせ
2)圧力検知
【0048】
したがって、電力システム100は、電力を伝達するのに適しており、アダプタ部103と共に使用するのに適している装置102を含むことができることが理解できる。アダプタ部は、電力供給源に接続することができ、電力供給源からの電力を伝達することができるコンタクトモジュール112を含むことができる。
【0049】
一般に、装置は、以下を収容するための形状および大きさを備えたケーシングを含むことができる。
・装置102とアダプタ部103との間の非接触位置合わせを容易にするように構成可能なアライメント部105
・装置102とアダプタ部103との間の位置合わせが確立されたときに、コンタクトモジュール112に結合することができるコンタクト部113
・コンタクト部113とコンタクトモジュール112との間の電力の流れを、妨害と許可の一方を行うように構成可能なセンサ部110
【0050】
具体的には、センサ部110は、センサモジュール111によって検出することができるセンサ信号を生成する方法によって、コンタクト部113とコンタクトモジュール112との間の電力の流れを妨害または許可するように構成することができる。センサ部110によって生成されるセンサ信号を、センサモジュール111によって検出するか否かによって、入口部109とコンタクトモジュール112との間の電力の流れを中断することができる。これに関して、センサ部110は、コンタクト部113とコンタクトモジュール112との間の電力の流れを、妨害と許可の一方を行うように構成可能であると、実質的に見なすことができる。
【0051】
より具体的には、センサ部110は、装置102とアダプタ部103との間の位置合わせが不適切に行われていると判断されたときに、電力の流れを妨げるように構成することができる。逆に、装置102とアダプタ部103との間の位置合わせが適切に行われたと判断されたときに、センサ部100は、電力の流れを可能にするように構成することができる。
【0052】
前述の磁気素子および対応する磁気素子については、以下、磁気極性を参照してさらに詳細に説明する。
【0053】
図1~7に示される実施形態では、正しい動作位置(すなわち、装置102とアダプタ部103との間の適切な位置合わせ)において、磁気素子105および対応する磁気素子106は、装置102とアダプタ部103を一緒にするために、互いに向かって引力を形成するように配置されている。これは、典型的には、磁気素子105の「北」極性が、対応する磁気素子106の「南」極性を引き付ける場合である。誤った位置では、磁気素子105の「北」極性は、対応する磁気素子106の「北」極性の近くにもたらされるため、反発力が発生する。磁気素子および対応する磁気素子105、106が誤った位置にあるいくつかの実施形態では、磁気素子および対応する磁気素子105、106は、互いに反発するが、反発する作用を介して、磁気素子と対応する磁気素子が変位し、自動的に正しく位置合わせされた後、互いに引き付け合う。
【0054】
具体的には、図4は、一実施形態では、シャーシ103aに収容される4つの対応する磁気素子106を示す。そして図3は、一実施形態では、ケース102aに収容される4つの磁気素子105を示している。各磁気素子および対応する磁気素子は、外向きの極性(すなわち、北極性または南極性のいずれか)を表す側面を有する。これらの磁石は、装置102およびアダプタ部103を案内して、互いに位置合わせされ、その後、接触する。図3図4の両方に見られるように、磁石は、装置102/アダプタ部103の1つの角にある1つの磁石の北(N)向き側が外側を向き、隣の角にある別の磁石の南(S)向き側が外側を向くように配置される。装置102の磁気素子105の外向きの側面は、アダプタ部103の対応する磁気素子106の外向きの側面を引き付ける。磁石の互い違いの配置は、誤った結合を最小限に抑える。より多い又は少ない磁気素子/対応する磁気素子を使用できることが理解される。
【0055】
様々な実施形態では、以下のように、装置102とアダプタ部103との結合に関する6軸の位置合わせ補正が含まれる。
・±15度のピッチとヨーの補正
・±15mmのシフト(X-Z軸)補正
・-15mmのシフト(Y軸)補正
・±15度のロール補正
【0056】
ピッチはY軸を中心とした回転、ヨーはZ軸を中心とした回転、ロールはX軸を中心とした回転である。当然のことながら、装置102は、支持構造104によって(例えば、装置102を支持構造104に結合するチェーン107の方法によって)垂れ下がって運ばれる。したがって、装置102を支持構造104に垂れ下がって結合することにより、前述の位置合わせ補正を容易にすることができる。効果的な結合と位置合わせのために、結合の少なくとも3つの軸を補正することが必要である。
【0057】
ある実施形態では、各チェーンが装置102の4つの角のそれぞれに配置されるように、4つのチェーン107が使用される。各チェーン107は、装置102の一つの角を支持構造104に接続することができる。図1から、2つのチェーン107が描かれている。
チェーン107は、好ましくは金属製である。
【0058】
装置102は、例えば、導体ワイヤ108を介して配電ボックス101に電気的に接続することができる。導体ワイヤ108は、可撓性であり得る。これにより、装置102を異なる軸方向に自由に動かすことができる。上述したように、装置102とアダプタ部103の結合中の6軸位置合わせ補正は、装置102とアダプタ部103との間の位置合わせを案内する案内システム190の処理中における、装置102のこの自由な動きによって達成することができる。
【0059】
図7は、本開示の一実施形態による、電力システム100の電気的概略図である。図7から、動作中、アダプタ部103は、リードスイッチおよびその常時開接点に接続された制御回路117を含むことができることが分かる。アダプタ部103の電気レセプタクル109は、電源入口として機能する。装置102とアダプタ部103が正しく結合されると、装置102のケーシング102aに収容された位置合わせ感知磁石110は、アダプタ部103のシャーシ103aに収容されたリードスイッチ111、または印加された磁場によって操作される任意の電気スイッチの接点を閉じる。これは、制御回路117を作動させる。リードスイッチは、本発明の安全面を提供するフィードバックループとして機能する。リードスイッチは、位置合わせ感知磁石110が検出された場合にのみ作動する。
【0060】
装置102とアダプタ部103とが適切に結合されると、アダプタ部103の1つ以上の電気接点112と装置102の1つ以上の電気接点113との間で電力が流れる前に、典型的には、例えば3秒の遅延がある。
【0061】
明らかに、本発明は、図示よりも多い又は少ない電気接点を有する実施形態を含む。電気接点112および113は、銅または銀メッキされた銅でできていることが好ましい。位置合わせ感知磁石110がリードスイッチ111から引き離されると、リードスイッチ111は、常時開接点を有する元の位置に戻る。
【0062】
図5に示されるように、プラグ102の1つ以上の電気接点(例えば、電気ピン)113のそれぞれには、バネ114などの1つ以上の付勢機構が組み込まれ、その結果、装置102がアダプタ部103に結合された後、ほぼ等しい圧力を各接点113に加えることができる。
【0063】
配電ボックス101は、例えば、可動機器上の1つ以上のLED照明の間で電力を分配することができる。これは、図6に示すように、それぞれが電力出力として機能する複数の電気レセプタクル115を介して行われる。
【0064】
次に、電力システム100は、野菜栽培システムに関連して説明される。この文書での野菜への言及は、食物消費のために生産されたかどうかにかかわらず、すべての種の植物または植物の一部を含む。本発明は、果実を含むすべての葉野菜および茎野菜の繁殖のための様々な形態の農業および/または園芸活動に適用することができる。本発明は、農業システムを参照して説明されているが、本発明は、信号データの分配のためのネットワークケーブル接続などの暗号通貨マイニングサーバーをホストするデータセンターでの接続を提供するなど、他の幅広い分野および技術に適用可能であることを理解されたい。
【0065】
図8は、様々なタイプの植物を成長させるための農業システム200を示している。農業システムは、ロジスティクス管理で通常利用される1つ以上の成長棚/ラック201を含み、野菜または果物などの異なるタイプの植物が、建物202または任意の屋内環境にある少なくとも1つの成長棚で成長し得る高さまで拡張することができる。例えば、農場200は、チンゲン菜、ナイバイ(Naibai)、菜心(Chyesim)、ロメインレタス、バタヴィア(Butterhead Lettuce)、スイスチャード、ケール、ルッコラ、バジル、ミニトマト、イチゴ、米、そして日本のきゅうりを含むがこれらに限定されない多種多様な野菜または植物を栽培するように構成される。さらに、植物は自動化された方法で収穫される。成長ラック201は、植物がその中で成長することを可能にする成長モジュール/トレイ203を保持するのに適している。また、その中で1つ以上の種類の植物または野菜が成長できるよう、保管および保持の目的にも役立つ。
【0066】
好ましい実施形態では、農業システムは以下の要素を含む:
・農業用苗床、1つ以上の農業用モジュールの積み上げ及び積み下ろし、水/栄養素の供給及び照明に関するハードウェアと制御ソフトウェアを有する自動システム
・温度、湿度、COレベル制御、及び換気などのパラメータを制御するための環境制御システム、そして
・前述のシステムを統合し、農場200内の農業プロセスの効果的な運営を提供する農場運営管理システム
【0067】
建物202は、少なくとも1つの成長ラック201を収容するが、典型的には、野菜および/または果物などの植物を成長させるために使用される成長モジュール203を保持するために使用され得る複数の成長ラックまたは棚を収容している。様々な実施形態では、各成長ラック201は、建物の長手方向に伸長され、垂直方向および長手方向に沿って複数の成長モジュール203を格納することができる。
【0068】
様々な実施形態では、複数の成長ラック201を横方向に配置して、横方向、垂直方向、および長手方向に沿った成長モジュール203の3次元(3D)配列を定めることができる。3D配列内の各成長モジュール203は、農業モジュール204を受け取り、格納することができる。したがって、建物は、1つ以上の成長ラック201を含む成長領域に対応できることが理解できる。
【0069】
図9および10に示されるような様々な実施形態において、1つ以上のLED照明205は、植物の成長に必要な光合成のための人工光を提供するために、各農業トレイの上に設置される。LED照明205は、水平ビームまたはバーなど、成長ラック/棚201の成長モジュール203上の適切な場所や位置に事前に設置することができる。LEDは、蛍光灯や白熱電球などの他のタイプの光源と比較してエネルギー効率が高い。さらに、LEDの狭帯域発光により、人工太陽光のスペクトルをより正確に調整して、さまざまな野菜や植物の品種を最適に成長させることができる。さらに、人工太陽光は、変化しやすい従来の太陽光と比較して、一貫した方法で(予め決めた照明サイクルで)野菜に提供できる。有利なことに、植物または野菜の成長速度が増加し、より迅速な収穫を可能にする。
【0070】
上述したPC100は、成長モジュール203が成長ラック201に積み込まれた際にLED照明205に電力を供給するのに、利用される。
【0071】
好ましい実施形態では、各成長モジュール203は、LED照明205のアレイに電気的に接続されたプラグ102を有する。対応して、成長モジュール203が成長ラック201に積み込まれ又は設置されたときに、LED照明および/または成長モジュール203上に配置された他の電気機器を作動させるために電力が流れるように、成長ラック201には、プラグ102と結合するためのソケット103を備えている。PC100が作動し、成長モジュール203が成長ラック201に挿入された際に、LED照明205を挿入後にオンにする。成長ラック201から成長モジュール203を移動または取り外すと、プラグ102をソケット103から切り離し、したがって、LED照明205は、取り外し後にオフにされる。
【0072】
選択肢又は代替ではない、上記特徴の変形および組み合わせを結合して、本発明の意図する範囲内にある、さらに、さらなる実施形態を形成することができることを、当業者は理解できる。
【0073】
例えば、いくつかの実施形態では、ソケットは移動可能であり、プラグは指定された場所に固定され得る。言い換えれば、電気エネルギーの流れのための接続を作成するために、熟練者に知られているように、任意のオスおよびメスコネクタを交換して、ソケットおよびプラグの位置を交換することができる。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10