(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-10
(45)【発行日】2024-10-21
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
A24F 40/40 20200101AFI20241011BHJP
【FI】
A24F40/40
(21)【出願番号】P 2023516204
(86)(22)【出願日】2022-03-10
(86)【国際出願番号】 KR2022003345
(87)【国際公開番号】W WO2022197007
(87)【国際公開日】2022-09-22
【審査請求日】2023-03-10
(31)【優先権主張番号】10-2021-0034750
(32)【優先日】2021-03-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100172683
【氏名又は名称】綾 聡平
(74)【代理人】
【識別番号】100219265
【氏名又は名称】鈴木 崇大
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジョンソブ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ミンキュ
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジュオン
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ビョンソン
【審査官】吉澤 伸幸
(56)【参考文献】
【文献】特表2019-506894(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0360119(US,A1)
【文献】国際公開第2022/009364(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0181471(US,A1)
【文献】特表2015-505474(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00 - 47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボディーと、
前記ボディーに結合されるカートリッジであって、貯蔵空間を有する第1コンテナ、前記第1コンテナに隣接した第2コンテナ、前記貯蔵空間と連通するように配置された芯、及び前記芯を加熱するヒーターを含むカートリッジと、
前記カートリッジに隣接して前記ボディーに設けられ、前記カートリッジに光を提供する光源と、を含み、
前記第1コンテナは、前記光源から提供される光が透過するウィンドウ
と、スティックが挿入される挿入空間と、を含む、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記光源は前記第1コンテナの側面に向かって配置される、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記ボディーは、
下部ボディーと、
前記下部ボディーの上側に配置され、前記カートリッジの側面に隣接して配置される上部ボディーと、を含み、
前記光源は前記上部ボディーに配置される、請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記第1コンテナは内壁及び外壁を含み、
前記内壁は前
記挿入空間を定義し、
前記貯蔵空間は前記内壁と前記外壁との間に形成される、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記光源は前記第1コンテナに向かい、前記挿入空間の外側に向かう、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記光源は複数で備えられ、
前記複数の光源
は同じ方向に向かうように配向される、請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記光源は前記第2コンテナに隣接して配置され、
前記第2コンテナは前記光源から上方に向けられた光が通過するウィンドウを含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記光源は複数で備えられ、
前記複数の光源の少なくとも一部は前記第2コンテナの周囲に沿って配列される、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
ボディーと、
前記ボディーに結合されるカートリッジであって、貯蔵空間を有する第1コンテナ、前記第1コンテナに隣接した第2コンテナ、前記貯蔵空間と連通するように配置された芯、及び前記芯を加熱するヒーターを含むカートリッジと、
前記カートリッジに隣接して前記ボディーに設けられ、前記カートリッジに光を提供する光源と、を含み、
前記第1コンテナは、前記光源から提供される光が透過するウィンドウを含み、
前記ボディーは、
下部ボディーと、
前記下部ボディーの上側に配置されるとともに前記カートリッジの側面に隣接して配置される上部ボディーと、を含み、
前記上部ボディーは、前記上部ボディーの上部から延びて前記カートリッジの上部の少なくとも一部を覆う延長部を含み、
前記光源は前記延長部に設けられるとともに前記第1コンテナの上側に隣接して前記第1コンテナに向かうように配置される
、エアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記ボディーの少なくとも一部及び前記カートリッジを覆うキャップをさらに含み、
前記第1コンテナを覆う前記キャップのうちの少なくとも一部は、前記光源が提供する光が透過するように形成される、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項11】
前記キャップは、前記キャップの周囲に沿って配置される拡散シートを含む、請求項
10に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質または物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であることができる。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/またはコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が遂行されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、光を提供する光源を用いてカートリッジの内部状態を確認することができるエアロゾル生成装置を提供することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、暗い環境でも肉眼でカートリッジの内部状態を確認することができるようにすることである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、カートリッジの内部に貯蔵される液体の変質を防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によれば、ボディーと、前記ボディーに結合されるカートリッジであって、貯蔵空間を有する第1コンテナ、前記第1コンテナに隣接した第2コンテナ、前記貯蔵空間と連通するように配置された芯、及び前記芯を加熱するヒーターを含むカートリッジと、前記カートリッジに隣接して前記ボディーに設けられ、前記カートリッジに光を提供する光源とを含み、前記第1コンテナは、前記光源から提供される光が透過するウィンドウを含むエアロゾル生成装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、光を提供する光源を用いてカートリッジの内部状態を確認することができる。
【0009】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、暗い環境でも肉眼でカートリッジの内部状態を確認することができる。
【0010】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、カートリッジの内部に貯蔵される液体の変質を防止することができる。
【0011】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図10】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図11】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図12】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図13】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図14】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図15】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図16】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図17】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図18】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図19】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図20】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図21】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図22】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図23】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図24】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図25】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図26】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図27】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図28】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図29】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図30】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図31】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図32】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図33】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図34】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の前記及び他の目的、特徴及び他の特徴は添付図面を参照する以降の詳細な説明から明らかに理解可能であろう。
【0014】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。図面を参照する説明の簡潔さのために、同一または類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0015】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみのためのものであり、特別な意味または役割を有するものではない。
【0016】
本開示において、当業者によく知られているものは簡潔さのために省略する。添付図面は多様な技術的特徴を容易に理解することができるようにするためのものであり、ここで開示する実施例は添付図面に限定されないことを理解しなければならない。したがって、本開示は、添付図面に具体的に開示したものに加えて、すべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0017】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使われることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。
【0018】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0019】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0020】
図1を参照すると、エアロゾル生成装置100は、ボディー110と、ボディー110の一側に結合されるカートリッジ40とを含むことができる。カートリッジ40は液体を貯蔵することができる。カートリッジ40は、液体を貯蔵する第1コンテナ部41と、第1コンテナ部41の下部に配置された第2コンテナ部42とを含むことができる。第1コンテナ部41は長く延びた挿入空間414を有することができる。挿入空間414は上側に向かって開放することができる。スティック80、80’(
図2参照)は挿入空間414に挿入されることができる。
【0021】
ボディー110は上下に延びた形状を有することができる。ボディー110は、内部に各種の構成部が配置されることができる空間を有することができる。ボディー110は、下部ボディー110aと、下部ボディー110aの上側に配置された上部ボディー110bとを含むことができる。
【0022】
下部ボディー110aは上下に延びた形状を有することができる。下部ボディー110aはカートリッジ40の下部と向き合うことができる。上部ボディー110bは下部ボディー110aから上側に延びた形状を有することができる。上部ボディー110bはカートリッジ40に並んで配置されることができる。上部ボディー110bはカートリッジ40の側面と向き合うことができる。上部ボディー110bはカートリッジ40の側壁411、421と向き合うことができる。
【0023】
エアロゾル生成装置100はキャップ120を含むことができる。キャップ120はボディー110の少なくとも一部及びカートリッジ40を覆うことができる。キャップ120はボディー110に着脱することができる。キャップ120は下部ボディー110aの上側に配置され、上部ボディー110bを覆うことができる。オープニング124はキャップ120の上壁122が開放して形成されることができる。キャップ120のオープニング124は挿入空間414に対応する位置に形成され、挿入空間414と連通することができる。スティック80、80’(
図2参照)はオープニング124を通過して挿入空間414に挿入されることができる。
【0024】
光源61はカートリッジ40に隣接して配置されることができる。光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。光源61はカートリッジ40に向かうことができる。光源61はボディー110の内部に設けられることができる。光源61は上部ボディー110bに設けられることができる。
【0025】
カートリッジ40は、少なくとも一部に、光源61から提供される光が透過する部分を含むことができる。カートリッジ40において、光が透過する部分はウィンドウと言える。カートリッジ40はウィンドウを含むことができる。ウィンドウは、第1コンテナ41及び/または第2コンテナ42の少なくとも一部を構成することができる。キャップ120は光源61から提供される光が透過する素材から形成された部分を含むことができる。
【0026】
センサー62はカートリッジ40に隣接して配置されることができる。センサー62はカートリッジ40の外側に配置されることができる。センサー62は上部ボディー110bに設けられることができる。
【0027】
センサー62は、挿入空間414にスティック80、80’が挿入されたかについての情報、挿入空間414に挿入されたスティック80、80’についての情報、またはカートリッジ40に貯蔵された液体の量についての情報のうちの少なくとも一つをセンシングすることができる。センサー62は赤外線センサーまたはカラーセンサーを含むことができる。赤外線センサーまたはカラーセンサーは第1チャンバーC1(
図2参照)に向かうことができる。赤外線センサーまたはカラーセンサーは挿入空間414に向かうことができる。
【0028】
センサー62は空気の流動を感知することができる。センサー62は圧力センサーを含むことができる。圧力センサーは空気が流動する経路に隣接して配置されることができる。
【0029】
図2を参照すると、カートリッジ40は、第1コンテナ部41と、第1コンテナ部41の下部に配置された第2コンテナ部42とを含むことができる。第1コンテナ部41は長く延びることができる。第1コンテナ部41は中空形状を有することができる。
【0030】
第1コンテナ部41は、外壁411と内壁412とを備えることができる。外壁411は上下に延びることができる。外壁411は第1コンテナ部41の外周に沿って延びることができる。
【0031】
第1コンテナ部41の内壁412は上下に延びることができる。内壁412は第1コンテナ部41の内周に沿って延びることができる。内壁412は外壁411から内側に離隔することができる。外壁411と内壁412とは上側部が互いに連結されることができる。内壁412は円周方向に延びてシリンダー形状を形成することができる。内壁412は挿入空間414(
図3参照)を取り囲み、挿入空間414を定義することができる。
【0032】
第1コンテナ部41の外壁411は第1コンテナ部41の外側壁411または第1コンテナ部41の側壁411と言える。第1コンテナ部41の内壁412は内側壁412と言える。
【0033】
第1コンテナ部41は内部に液体を貯蔵する第1チャンバーC1を有することができる。第1チャンバーC1は第1コンテナ部41の外壁411と内壁412との間に形成されることができる。第1チャンバーC1は貯蔵空間と言える。
【0034】
流路部20は第1コンテナ部41の内壁412の内側下部に形成されることができる。吸入される空気は流路部20を通過することができる。流路部20は挿入空間414(
図3参照)と連通することができる。流路部20は挿入空間414の下側に配置されることができる。流路部20は挿入空間414と第2チャンバーC2との間に形成されることができる。流路部20は挿入空間414と芯31との間に形成されることができる。
【0035】
第2コンテナ部42は内部に第2チャンバーC2を有することができる。第2チャンバーC2は流路部20の下側に位置することができる。第2チャンバーC2は流路部と連通することができる。
【0036】
芯31は第2コンテナ部42の内部である第2チャンバーC2に設けられることができる。芯31は第1チャンバーC1の内部と連結されることができる。芯31は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。芯31は第1チャンバーC1の下端に隣接して配置されることができる。芯31は流路部20の下側に配置されることができる。
【0037】
ヒーター32は芯31を加熱することができる。ヒーター32は第2チャンバーC2に設けられることができる。ヒーター32は芯31に巻線されることができる。ヒーター32は、液体を含んでいる芯31を加熱してエアロゾルを生成することができる。
【0038】
第2チャンバーC2に流入した空気は、流路部20及び挿入空間414を順次通過することができる。第2チャンバーC2に流入した空気は、芯31から発生したエアロゾルを同伴することができる。芯31から生成されたエアロゾルは流路部20を通して、挿入空間414に挿入されたスティック80、80’に伝達されることができる。
【0039】
したがって、貯蔵空間を有する第1コンテナ部41の第1チャンバーC1がスティック80、80’を取り囲むように配置されるので、液体を貯蔵する空間の効率が向上することができる。また、芯31及びヒーター32から、スティック80、80’が挿入される挿入空間414までの距離が小さくなることができるので、エアロゾルの熱伝逹効率が向上することができる。
【0040】
制御部51はボディー110の内部に配置されることができる。制御部51は装置のオン/オフを制御することができる。制御部51はヒーター32と電気的に連結され、ヒーター32が芯を加熱するようにヒーター32に電力を供給することを制御することができる。制御部51はヒーター32に隣接して配置されることができる。
【0041】
バッテリー52はボディー110の内部に配置されることができる。バッテリー52はエアロゾル生成装置100の各種の構成部に電力を供給することができる。バッテリー52は制御部51と電気的に連結されることができる。バッテリー52は下部ボディー110aの内部に配置されることができる。
【0042】
カートリッジ40と上部ボディー110bとは下部ボディー110aの上側に並んで配置されることができる。下部ボディー110aはカートリッジ40の下部と向き合うことができる。上部ボディー110bはカートリッジ40の側面と向き合うことができる。カートリッジ40は下部ボディー110aの上端面及び上部ボディー110bの一面の一部を取り囲むことができる。
【0043】
光源61はカートリッジ40の外側に配置されることができる。光源61はカートリッジ40に向かって配置されることができる。光源61は第1コンテナ41に向かって配置されることができる。光源61は上部ボディー110bに設けられることができる。
【0044】
センサー62はカートリッジ40の外側に配置されることができる。センサー62はカートリッジ40に向かって配置されることができる。センサー62は第1コンテナ部41に向かって配置されることができる。センサー62は第1コンテナ41の内部から放出される赤外線または光を感知することができる。センサー62は上部ボディー110bに設けられることができる。
【0045】
制御部51は光源61及びセンサー62と電気的に連結されることができる。制御部51は光源61及びセンサー62の作動を制御することができる。制御部51はセンサー62が獲得した情報を受けることができる。制御部51は、センサー62が獲得した情報に基づいて、スティックについての情報を判断することができる。
【0046】
第1コンテナ部41の外壁411及び内壁412は光が透過することができる素材から製造されることができる。外壁411の少なくとも一部は光が透過するウィンドウを含むことができる。外壁411及び内壁412は光に対して反射率及び屈折率は低く透過率は高い素材から製造されることができる。外壁411は透明であってもよい。外壁411及び内壁412は光センサー用プラスチックから製造されることができる。外壁411及び内壁412はポリエチレン、ポリスチレン、テフロン(登録商標)などから製造されることができる。外壁411及び内壁412を構成する材料はこれに限定されない。
【0047】
図2及び
図3を参照すると、第1コンテナ部41の内壁412は上下方向に沿って円周方向に延びて内側に挿入空間414を形成することができる。挿入空間414は内壁412の内側が上下に開放して形成されることができる。スティック80、80’は挿入空間414に挿入されることができる。内壁412は第1チャンバーC1と挿入空間414との間に配置されることができる。内壁412は挿入空間を定義することができる。挿入空間414は外部と連通することができる。
【0048】
挿入空間414はスティック80、80’が挿入される部分に対応する形状を有することができる。挿入空間414は上下に長く延びることができる。挿入空間414は円筒形状を有することができる。スティック80、80’が挿入空間414に挿入されれば、スティック80、80’は第1コンテナ部41の内壁412によって取り囲まれ、内壁412に密着することができる。
【0049】
第1コンテナ部41の外壁411と内壁412とは第1コンテナ部41の上壁413を介して互いに連結されることができる。第1チャンバーC1は、第1コンテナ部41の外壁411、内壁412、及び上壁413によって規定されることができる。
【0050】
芯31は挿入空間414の下側に配置されることができる。芯31は流路部20の下側に配置されることができる。芯31は第1チャンバーC1と連結され、第1チャンバーC1から液体を受けて吸収することができる。芯31は、第1コンテナ部41の内壁412と第2コンテナ部42の下壁422との間に挿入されることができる。芯31は一方向に延設されることができる。芯31は左右方向に長く配置されることができる。
【0051】
ヒーター32は芯31の周辺に配置されることができる。ヒーター32は芯31が延びた方向に芯31に巻線されることができる。ヒーター32は芯を加熱することができる。ヒーター32は、電気抵抗加熱によって、芯31が吸収した液体からエアロゾルを生成することができる。ヒーター32は制御部51と連結されることで、ヒーターの作動を制御することができる。
【0052】
流路部20は挿入空間414と芯31との間に形成されることができる。芯31から発生したエアロゾルは流路部20を通過して挿入空間414に向かって流動することができる。流路部20はエアロゾルの流動方向に幅が細くなってから大きくなる形状を有することができる。エアロゾルの流動方向は上側方向であり得る。
【0053】
流路部20は第1コンテナ部41の内壁412から内側に突出した上部流路壁220によって取り囲まれることができる。流路部20の上部は上部流路壁220によって取り囲まれ、流路部20の下部は下部流路壁210によって取り囲まれることができる。下部流路壁210は上部流路壁220の下部に結合されることができる。芯31は下部流路壁210と第2コンテナ部42の下壁422との間に挿入されることができる。
【0054】
図4を参照すると、流路部20は、第1流路21、第2流路22、及び第3流路23に区分されることができる。
【0055】
第1流路21は芯31に隣接して位置することができる。第1流路21は芯31の上側に配置されることができる。第2流路22は挿入空間414に隣接して位置することができる。第2流路22は挿入空間414と連結されることができる。
【0056】
第3流路23は第1流路21及び第2流路22の間に位置することができる。第3流路23は第1流路21の上側に位置することができる。第2流路22は第3流路23の上側に位置することができる。第3流路23は第1流路21及び第2流路22を連結することができる。
【0057】
第3流路23の幅W3は第1流路21の幅W1より小さくてもよい。第3流路23の幅W3は第2流路22の幅W2より小さくてもよい。第1流路21の最大幅W1と第2流路22の最大幅W2とは実質的に同一であるかほぼ同一であることができる。第1流路21の最大幅W1は第2流路22の最大幅W2より大きくてもよい。第2流路22の幅W2は挿入空間414の幅W0より小さくてもよい。
【0058】
流路部20は第1流路21から第3流路23に行くほど、幅が小さくなることができる。流路部20は第3流路23から第2流路に行くほど、幅が大きくなることができる。第2流路22は挿入空間414に行くほど幅W2が徐々に大きくなることができる
【0059】
したがって、エアロゾルは第1流路21から幅の小さい第3流路23に集まった後、第2流路22を通して拡散するので、エアロゾルが芯31から均一に発生しなくても、スティック80、80’(
図2参照)の下部に均一に流入することができる(
図7参照)。
【0060】
第1流路21は第3流路23に行くほど幅W1が小さくなることができる。第2流路22は第3流路23に行くほど幅W2が小さくなることができる。
【0061】
第3流路23に行くほど第1流路21の幅W1が小さくなる程度は、第3流路23に行くほど第2流路22の幅W2が小さくなる程度より急であることができる。第1流路21の最大幅W1から第3流路23の幅W3までの距離L1は、第2流路22の最大幅W2から第3流路23の幅W3までの距離L2より短くてもよい。すなわち、長さに対する幅の変化量は第1流路21から第3流路23に行くほど次第に大きくてもよい。
【0062】
第1流路21の左右方向に形成された幅はW1、第2流路22の左右方向に形成された幅はW2、第3流路23の左右方向に形成された幅はW3、第1流路21の上下方向への長さはL1、第2流路22の上下方向への長さはL2とすると、(W1-W3)/(L1)>(W2-W3)/(L2)のような関係を有することができる。
【0063】
第1流路21の上下方向への長さL1は第2流路22の上下方向への長さL2より短くてもよい(L1<L2)。
【0064】
したがって、第1流路21において流路の長さを縮小させながら、液体が霧化して第3流路23に集まるように案内する空間を確保することができ、第3流路23に集まったエアロゾルが第2流路22を通して挿入空間414に均一に拡散しながら流動することができる(
図7参照)。
【0065】
第3流路23の上下方向への長さは第1流路21の上下方向への長さL1より短くてもよい。第3流路23の上下方向への長さは第2流路22の上下方向への長さL2より短くてもよい。
【0066】
第2流路22は第3流路23から挿入空間414に向かって半径外側方向に幅W2が徐々に拡張してから、最大幅W2を形成する区間から実質的に一定した幅W2で挿入空間414まで延びることができる。
【0067】
第1流路面211は第1流路21を取り囲むことができる。第2流路面221は第2流路22を取り囲むことができる。第3流路面231は第3流路23を取り囲むことができる。
【0068】
第1流路面211は下部流路壁210の内面を構成することができる。第2流路面221及び第3流路面231は上部流路壁220の内面を構成することができる。
【0069】
第1流路面211と第3流路面231とは連続した面を形成せず、離隔することができる。第1流路面211は上下に延びることができる。第1流路面211は円周方向に延びることができる。第1流路面211はリング形状に形成されることができる。
【0070】
第1流路21は第3流路23に向かって実質的に同じ幅W1で延びてから第3流路23付近で急に小さくなって第3流路23の幅W3に至ることができる。
【0071】
したがって、第1流路面211と芯31との間に第1流路21の空間を確保することで、第1流路面211と芯31との間の部分までエアロゾルの生成及び流動を円滑にすることができる。
【0072】
第3流路面231は第2流路面221と連続した面を形成することができる。第3流路面231は上下に延びることができる。第3流路面231は円周方向に延びることができる。第3流路面231はリング形状に形成されることができる。
【0073】
第2流路面221は、挿入空間414に向かって外側方向に徐々に拡がるように延びた部分を含むことができる。第2流路面221は、挿入空間414に向かって外側方向に傾いた部分を含むことができる。第2流路面221は、挿入空間414に向かって半径外側方向に徐々に拡がるように延びた部分を含むことができる。第2流路面221は略漏斗形状またはベンチュリ(Venturi)形状を形成することができる。
【0074】
第2流路面221は第3流路面231から挿入空間414に向かって外側に徐々に拡がるように延びてから、最大幅W2を形成する区間から実質的に一定した幅W2を形成して挿入空間414に向かって延びることができる。
【0075】
第2流路面221は、挿入空間414に向かって外側方向に湾曲して延びた部分を含むことができる。第2流路面221は第3流路面231から上側に向かって半径外側方向に湾曲して延びることができる。
【0076】
よって、エアロゾルが第3流路23から第2流路22に拡散するとき、流動抵抗が減少することができる。
【0077】
第2流路22の幅W2は挿入空間414の下端と接触する第2流路22の上端で最大になることができる。第2流路22の上端の幅W2は挿入空間414の幅W0より小さくてもよい。
【0078】
突出面417は挿入空間414の下端と第2流路22の上端との間に位置することができる。突出面417は第コンテナ41の内壁412から内側に突出することができる。突出面417はスティック80、80’(
図2参照)の下端の縁部を支持することができる。突出面417は内側に突出して第2流路22の最大幅W2を決定することができる。
【0079】
突出面417は第1コンテナ部41の内壁412から内側に突出した上部流路壁220の上側面を構成することができる。突出面417は内壁412の内面から実質的に垂直に延設されることができる。突出面417及び内壁412の内面は挿入空間414と向き合うことができる。第2流路面221は突出面417から下側に延設されることができる。
【0080】
例えば、突出面417が突出した長さL3は、スティック80、80’の下端の縁部を支持するとともにエアロゾルの流量損失を最小化する程度に形成されることができる。
【0081】
芯31は第1流路21の幅方向に延びるように配置され、ヒーター32は芯31が延びた方向に芯31に巻線されることができる。
【0082】
第1流路21の幅W1はヒーター32の幅W4より大きくてもよい。第3流路23の幅W3はヒーター32の幅W4より小さくてもよい。流路部20の幅方向は左右方向であってもよい。
【0083】
よって、ヒーター32が芯31に吸収された液体を加熱してエアロゾルを生成するとき、芯31のエアロゾル生成部位に偏差があっても、エアロゾルが第3流路23に集まった後、第2流路22から挿入空間414に均一に拡散することができる。
【0084】
図4及び
図5を参照すると、第2流路面221に形成された第1屈曲区間222と第2屈曲区間223とは互いに反対方向に膨らむように屈曲することができる。
【0085】
第1屈曲区間222は第2流路面221の下部に形成されることができる。第1屈曲区間222は第3流路23に隣接して形成されることができる。第1屈曲区間222は第3流路面231から第1コンテナ部41の内側に向かって膨らむように屈曲することができる。
【0086】
第2屈曲区間223は第2流路面221の上部に形成されることができる。第2屈曲区間223は挿入空間414に隣接して形成されることができる。第2屈曲区間223は第1屈曲区間222から第1コンテナ部41の外側に向かって膨らむように屈曲することができる。第2屈曲区間223は第1コンテナ部41の外側に向かって膨らむように屈曲した後、挿入空間414に隣接した付近で、挿入空間414に向かって実質的に一定した幅で延びる部分を含むことができる。
【0087】
よって、エアロゾルは、第2流路面221の第1屈曲区間222に沿って外側方向に拡散し、第2流路面221の第2屈曲区間223に沿って挿入空間414に直進して流入することができる(
図7参照)。また、第3流路23から第2流路22に拡散するエアロゾルの流動エネルギー損失を減らすことができる。
【0088】
上部流路壁220は第1コンテナ部41の内壁412から下側に延びることができる。上部流路壁220は内壁412から内側に突出した形状を有することができる。第2流路面221及び第3流路面231は上部流路壁220の内面を構成することができる。
【0089】
下部流路壁210は上部流路壁220の下部に結合されることができる。第1流路面211は下部流路壁210の内面を構成することができる。
【0090】
溝部226は上部流路壁220の下部に形成されることができる。溝部226は上部流路壁220の下部から上側に陥没して形成されることができる。
【0091】
挿入部216は下部流路壁210の上部に形成されることができる。挿入部216は第1流路面211の上側に形成されることができる。
【0092】
挿入部216は下部流路壁210の上部から上側に突設されることができる。挿入部216は溝部226に挿入されて互いに密着することができる。挿入部216が溝部226に挿入されれば、上部流路壁220と下部流路壁210とは互いに結合されることができる。下部流路壁210は上部流路壁220の下部に交替可能に結合されることができる。
【0093】
下部流路壁210は第1流路21の幅W1(
図3参照)の大きさを規定することができる。下部流路壁210の内面を構成する第1流路面211が左右方向に陥没した程度によって第1流路21の幅W1が変わることができる。
【0094】
下部流路壁210の第1流路面211が内側に近くに形成されるほど、第1流路21の幅W1が段々小さくなることができる。下部流路壁210の第1流路面211が外側に近くに形成されるほど、第1流路21の幅W1が段々大きくなることができる。
【0095】
したがって、第1流路21の幅W1は、上部流路壁220に結合する下部流路壁210の規格によって規定するか変更することができる。
【0096】
よって、芯31が第1流路21に露出される長さW1及びヒーター32が芯31に巻線される幅W4を変更することにより、芯31において液体が霧化する面積を規定することができる。
【0097】
第1流路面211は上下方向に延びることができる。第1流路面211は芯31に対して実質的に垂直に形成されることができる。第1流路面211は第1流路21の長さL1を規定することができる。
【0098】
延長面212は上部流路壁220の内面及び下部流路壁210の内面の一部を構成することができる。延長面212は第1流路面211と第3流路面231との間に形成されることができる。
【0099】
延長面212は第1流路面211の上端と連結されることができる。延長面212は第3流路面231の下端と連結されることができる。延長面212は連結面212と言える。延長面212は第1流路面211の上端から左右方向に延設されることができる。延長面212は第3流路面231の下端から左右方向に延設されることができる。
【0100】
延長面212は芯31から上側に離隔することができる。延長面212は第1流路21の幅方向に配置されることができる。延長面212は第1流路面211の上端から第3流路23に向かって延びることができる。延長面212は第1流路面211と第3流路面231とを連結することができる。延長面212は芯31から離隔して芯31と向き合うことができる。
【0101】
延長面212と芯31との間の離隔距離は第1流路21の高さL1と実質的に同一であってもよい。延長面212は、第1流路21を基準に、芯31と対向するように配置されることができる。延長面212は芯31に実質的に平行に配置されることができる。延長面212は第1流路面211に実質的に垂直に形成されることができる。延長面212は第3流路面231に実質的に垂直に形成されることができる。
【0102】
第1流路21の端部は、第1流路面211、芯31、及び延長面212によって取り囲まれることができる。芯31の末端で霧化したエアロゾルは第1流路21の端部に滞留することができる。
【0103】
よって、芯31の末端で霧化したエアロゾルが流動して集まるように空間が形成されることができ、芯31の末端まで吸入力が容易に作用することができる。
【0104】
また、芯31の末端で霧化したエアロゾルによって、第1流路21の端部で乱流が形成されるので、芯31においてエアロゾルの発生部位に偏差があってもエアロゾルを均一に混合することができる(
図6参照)。
【0105】
第1エッジ部213は第1流路面211と延長面212との間に形成されることができる。第1エッジ部213は第1流路21の上端のエッジ部分と接することができる。第1エッジ部213は第1流路面211から延長面212に向かって屈曲して延びることができる。
【0106】
第2エッジ部214は延長面212と第3流路面231と間に形成されることができる。第2エッジ部214は第1流路21と第3流路23との間に隣接して形成されることができる。第2エッジ部214は延長面212から第3流路面に向かって屈曲して延びることができる。
【0107】
よって、第1流路21から第3流路23に拡散するエアロゾルの流動エネルギー損失を減らすことができる。
【0108】
芯挿入面215は下部流路壁210の下端を構成することができる。芯挿入面215は第1流路21の幅方向に延びることができる。芯挿入面215は、芯31が挿入されるように、芯31の端部形状に対応する開口を構成することができる。芯挿入面215は第1流路面211と連結されることができる。
【0109】
芯31は芯挿入面215と第2コンテナ部42の下壁422との間に挿入されることができる。芯31が挿入されれば、芯挿入面215は芯31の上端と直接接触することができる。芯挿入面215は芯31に密着することで、液体が外部に漏洩することを防止することができる。
【0110】
図6を参照すると、前述した上部流路壁220(
図5参照)と下部流路壁210(
図5参照)とは結合せず、一体に形成されて流路壁220aを構成することができる。流路壁220aは上部流路壁220と下部流路壁210とが結合した形状と実質的に同一であってもよい。
【0111】
よって、構成要素間の結合工程を省略することができ、構成要素間の結合部位を通して液体が漏洩することを防止することができる。
【0112】
図8を参照すると、第1延長面212aは下部流路壁210bの内面の一部を構成することができる。第1延長面212aは第1流路21と接することができる。第1延長面212aは第1流路面211の上端と連結されることができる。第1延長面212aは第1流路面211の上端から左右方向に延びることができる。第1エッジ部213は第1流路面211と第1延長面212aとの間に形成されることができる。
【0113】
第2延長面212bは上部流路壁220bの内面の一部を構成することができる。第2延長面212bは第1流路21と接することができる。第2延長面212bは第3流路面231の下端と連結されることができる。第2延長面212bは第3流路面231の下端から左右方向に延びることができる。第2エッジ部214は第2延長面212bと第3流路面231との間に形成されることができる。
【0114】
陥没部212cは第1延長面212aと第2延長面212bとの間に所定の深さだけ上側に陥没して形成されることができる。陥没部212cは下部流路壁210bと上部流路壁220bとが結合される部分に形成されることができる。陥没部212cは第1流路21の上部と向き合うことができる。
【0115】
よって、芯31の末端で霧化したエアロゾルによって、陥没部212cに隣接した位置で乱流がもっと形成されるので、芯31においてエアロゾルの発生部位に偏差があってもエアロゾルを均一に混合することができる。
【0116】
図9を参照すると、制御部51は各種の構成要素と電気的に連結されることができる。制御部51は連結された構成要素を制御することができる。
【0117】
エアロゾル生成装置100は出力部55を含むことができる。制御部51は出力部55と電気的に連結されることができる。出力部55は、電源のオン/オフ、ヒーター32の作動有無、スティックについての情報、液体についての情報、バッテリーが足りないという情報などの各種の情報を使用者に伝達することができる。制御部51は、構成部から受けた各種の情報に基づいて、使用者に情報を伝達するように出力部55を制御することができる。
【0118】
出力部55はディスプレイ551を含むことができる。ディスプレイ551は情報を外部に表示して使用者に伝達することができる。
【0119】
出力部55はハプティック出力部552を含むことができる。ハプティック出力部552は振動を介して使用者に情報を伝達することができる。ハプティック出力部552は振動モーターを備えることができる。
【0120】
出力部55は音響出力部553を含むことができる。音響出力部553は情報に対応する音を出力して使用者に情報を伝達することができる。音響出力部553はスピーカーを備えることができる。
【0121】
エアロゾル生成装置100は入力部54を含むことができる。制御部51は入力部54と電気的に連結されることができる。使用者は入力部54に電源のオン/オフ、ヒーター32の作動などの各種の命令を入力することができる。制御部51は入力部54から命令を受けて構成部の動作を制御することができる。
【0122】
エアロゾル生成装置100はメモリ56を含むことができる。制御部51はメモリ56と電気的に連結されることができる。メモリ56は情報に対するデータを保存することができる。メモリ56は制御部51から各種の情報に対するデータを受信して保存するか、保存されたデータを制御部51に送信することができる。制御部51はメモリ56から受信したデータに基づいて構成部の動作を制御することができる。
【0123】
制御部51はセンサー62と電気的に連結されることができる。センサー62は赤外線センサー62またはカラーセンサー62であってもよい。赤外線センサー62は第1コンテナ41の内部から放出された赤外線を感知することができる。カラーセンサー62は第1コンテナ41の内部から放出された光を感知することができる。カラーセンサー62は感知された光から色相についての情報を獲得することができる。
【0124】
センサー62は、センシング発光部621とセンシング受光部622とを含むことができる。センシング発光部621は、第1コンテナ41の内側に向けて赤外線または光(以下、波長という)を放出することができる。センシング発光部621から放出された波長は、第1コンテナ41の外壁411、第1チャンバーC1、及び第1コンテナ41の内壁412を順次透過し、スティックで反射されることができる(
図12参照)。反射された波長は、また内壁412、第1チャンバーC1、及び外壁411を順次通過してセンシング受光部622に到逹することができる(
図12参照)。センシング受光部622は物体で反射された波長を感知して情報を獲得することができる。
【0125】
第1コンテナ41に液体が充填された量によって、センサー62から放出された波長は液体を透過することができる。もしくは、使用者がエアロゾル生成装置を傾ける程度によって、センサー62から放出された波長は液体を透過することができる。第1コンテナ41に充填された液体は無色の透明液体であってもよい。よって、センサー62から放出された波長が液体を透過しても色情報に及ぶ影響は非常に小さくなることができる。
【0126】
制御部51は、センサー62から波長についての情報を受けることができる。制御部51は、センサー62が獲得した波長についての情報によって出力する値を分析して、スティックについての情報を判断することができる。
【0127】
図10を参照すると、プラグ81はスティック80’の下部に配置されることができる。料粒部82はプラグ81とフィルター部83との間に配置されることができる。
【0128】
プラグ81の内部にはフィルター811が配置されることができる。フィルター811は紙材から形成されることができる。フィルター811は長い紙をくしゃくしゃにして形成されることができる。フィルター811をくしゃくしゃにすることにより、しわの間に隙間が形成されることができる。
【0129】
よって、エアロゾルが流動すれば、エアロゾルの一部はフィルター811を濡らしながら料粒部82に流入し、エアロゾルの残部はフィルター811がなすしわ間の隙間を通過して料粒部82に流入することができる。
【0130】
よって、エアロゾルが流動すれば、エアロゾルはフィルター811を濡らしてスティック80’の表面部分を濡らすことができる。
【0131】
料粒部82の内部には媒質が含まれることができる。エアロゾル生成装置は、エアロゾルを介して媒質から一定の成分を抽出することができる。料粒部82はプラグ81の上側に配置されることができる。
【0132】
フィルター部83は料粒部82の上側に配置されることができる。フィルター部83の内部にはフィルターが含まれることができる。前記フィルターはセルロースアセテートフィルターであってもよい。
【0133】
中空部84はフィルター部83の上側に配置されることができる。中空部84は内部が空いている管形状を有することができる。
【0134】
マウスピース85はスティック80’の上端部に配置されることができる。マウスピース85は中空部84の上側に配置されることができる。マウスピース85の内部にはフィルターが含まれることができる。前記フィルターは、セルロースアセテートフィルターであってもよい。プラグ81、料粒部82、フィルター部83、中空部84、及びマウスピース85は表面紙で取り囲まれることができる。表面紙は紙材から形成されることができる。表面紙は白色を有することができる。
【0135】
図10及び
図11を参照すると、スティック80’が挿入空間414(
図3参照)に挿入されれば、プラグ81は挿入空間414の下端に配置されることができる。スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、料粒部82は挿入空間414内に配置されることができる。スティック80’が挿入されれば、フィルター部83の少なくとも一部は挿入空間414内に配置されることができる。
【0136】
スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、中空部84は外部に露出されることができる。スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、マウスピース85は外部に露出されることができる。
【0137】
挿入空間414は、スティック80’が挿入空間414に完全に挿入されれば、フィルター部83の少なくとも一部が挿入空間414内に配置されるようにする高さHを有することができる。挿入空間414の高さHは、プラグ81の下端から料粒部82の上端までの長さより大きくてもよい。挿入空間414の高さHはプラグ81の下端からフィルター部83の上端までの長さより小さくてもよい。
【0138】
プラグ81の上下方向への長さL1は7mm前後とすることができる。料粒部82の上下方向への長さL2は10mm前後とすることができる。フィルター部83の上下方向への長さL37mm前後とすることができる。中空部84の上下方向への長さL4は12mm前後とすることができる。マウスピース85の上下方向への長さL5は12mm前後とすることができる。
【0139】
挿入空間414の高さHは17mm以上とすることができる。挿入空間414の高さHは24mm以下とすることができる。挿入空間414の高さHは22mmとすることができる。
【0140】
スティック80’は第1領域A1と第2領域A2とに区分されることができる。第1領域A1は、スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、挿入空間414内に配置されることができる。第2領域A2は、スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、外部に露出されることができる。第1領域A1の長さは挿入空間414の高さHに対応することができる。
【0141】
第1領域A1は、プラグ81及び料粒部82を含むことができる。第1領域A1は、フィルター部83の少なくとも一部を含むことができる。第2領域A2は、中空部84及びマウスピース85を含むことができる。第2領域A2はフィルター部83の少なくとも一部を含むことができる。
【0142】
表示部86はスティック80’の表面紙に形成されることができる。表示部86は表面紙の一部に印刷されるか、または表面紙の円周方向に延びるように印刷されることができる。
【0143】
表示部86は、挿入空間414に挿入されるスティック80’の部分のうちの少なくとも一部の表面に位置することができる。表示部86は、スティック80’の第1領域A1に形成されることができる。表示部86は、第1領域A1内で、プラグ81、料粒部82及びフィルター部83のうちの少なくとも一つに対応する位置に形成されることができる。
【0144】
表示部86はスティック80の表面紙と異なる色相を有することができる。表示部86と表面紙とは光に対して互いに異なる反射率を有することができる。例えば、表面紙は白色を有し、表示部86は青色を有することができる。
【0145】
例えば、表示部86はスティック80’の表面紙の一部領域であることができる。もしくは、表示部86はセンサー62のセンシング発光部621が放出する光が入射する領域とすることができる。
【0146】
例えば、表示部86はスティック80’の周囲に沿って形成された帯であってもよい。よって、スティック80’を挿入空間414にどの方向に挿入しても、センサー62が表示部86をセンシングすることができる。
【0147】
図11を参照すると、センサー62はカートリッジ40の外部に配置されることができる。センサー62は第1コンテナ41の外壁411の外側に配置されることができる。センサー62は外壁411に向かって配置されることができる。センサー62は外壁411に隣接して配置されることができる。センサー62は挿入空間414(
図3参照)に向かって配置されることができる。センサー62は第1コンテナ41の内部から放出された光を感知することができる。
【0148】
センサー62は、挿入空間414にスティック80’が挿入されるとき、表示部86が位置する高さとほぼ同じ高さに配置されることができる。少なくとも一つのセンサー62は、第1コンテナ41の外側で、第1チャンバーC1の上端及び下端の間に配置されることができる。少なくとも一つのセンサー62は、第1コンテナ41の外側で、挿入空間414の上端及び下端の間に配置されることができる。少なくとも一つのセンサー62は、第1コンテナ41の外側で、突出面417より上側に配置されることができる。
【0149】
図12を参照すると、センサー62はカラーセンサー62であってもよい。カラーセンサー62は、第1コンテナ41の内側に向かって光を放出するセンシング発光部621を含むことができる。センシング発光部621は、光の三原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)が混合された白色光を放出することができる。カラーセンサー62は、光を受光するセンシング受光部622を含むことができる。センシング発光部621から放出された白色光は物体で反射されてセンシング受光部622に流入することができる。センシング受光部622は流入した光から色相についての情報を獲得することができる。センシング受光部622は流入した光の色に対応するRGB値を出力することができる。
【0150】
センサー62は赤外線センサー62であってもよい。赤外線センサー62は、第1コンテナ41の内側に向けて赤外線を発光するセンシング発光部621を含むことができる。赤外線センサー62は、赤外線を受光するセンシング受光部622を含むことができる。センシング発光部621から放出された赤外線は物体で反射されてセンシング受光部622に流入することができる。センシング受光部622は、流入した赤外線についての情報を獲得することができる。
【0151】
センシング発光部621は挿入空間414に向けて波長を放出することができる。センシング発光部621は挿入空間414に挿入されたスティック80、80’に向けて波長を放出することができる。センシング発光部621はスティック80’の表示部86に向けて波長を放出することができる。
【0152】
センシング発光部621から放出された波長はスティック80、80’で反射されてセンシング受光部622に流入することができる。センシング発光部621から放出された波長は、スティック80’の表示部86で反射されてセンシング受光部622に流入することができる。
【0153】
第1コンテナ41の外壁411及び内壁412の少なくとも一部は波長が透過する素材から製造されることができる。例えば、外壁411及び内壁412は波長に対して反射率及び屈折率が低く透過率が高い素材から製造されることができる。
【0154】
センシング発光部621から放出された波長は、第1コンテナ41の外壁411、第1チャンバーC1、及び第1コンテナ41の内壁412を順次透過することができる。透過された光はスティック80、80’で反射されて第1コンテナ41の内壁412、第1チャンバーC1、及び第1コンテナ41の外壁411を順次透過することができる。反射された光はセンシング受光部622に流入することができる。
【0155】
図13を参照すると、センサー62が感知する情報はスティックの挿入有無及びスティックの種類によって変わることができる。
【0156】
図13(a)を参照すると、スティック80、80’が挿入空間414に挿入されていない場合、センサー62は第1コンテナ41及びキャップ(120、
図2参照)で反射された波長を感知することができる。
【0157】
表示部86が表示されていないスティック80、80’は第1スティック80と言える。表示部86が表示されているスティック80’は第2スティック80と言える。
【0158】
図13(b)及び
図13(c)のように、スティック80、80’が挿入空間414に挿入されている場合、センサー62から放出された波長はスティック80、80’で反射されてまたセンサー62に流入することができる。第2スティック80(
図13(c))の表示部86で反射された波長は、第1スティック80’(
図13(b))で反射される波長と異なることができる。第1スティック80が挿入空間414に挿入されれば、センサー62は第1スティック80で反射された波長を感知することができる(
図13(b))。第2スティック80’が挿入空間414に挿入されれば、センサー62は第2スティック80’の表示部86の色相を感知することができる(
図13(c))。
【0159】
図14を参照すると、エアロゾルが第2スティック80’に流入すれば、表示部86はエアロゾルによって濡れて色相が変化することができる。エアロゾルによって表示部86の色相は永久的に変化することができる、すなわち、エアロゾルが通過したスティック80’が乾燥しても、表示部86の色相変化は維持されることができる。流入したエアロゾルの量が多いほど表示部86の色相は段々濃くなることができる。表示部86で反射される波長は表示部86の色相によって異なることができる。センサー62が獲得する波長についての情報は表示部86の色相が変わることによって変わることができる。
【0160】
使用されなかった第2スティック80’の場合(
図14(a))、表示部86aの色相は変化しなく、色相が最も明るい。ここで、スティック80、80’の使用とは、気化したエアロゾルがスティック80、80’を通過することを意味することができる。所定のエアロゾルが流入した第2スティック80’の場合(
図14(b))、表示部86bの色相は
図14(a)の場合より暗くなることができる。
図14(b)よりエアロゾルが多く流入した第2スティック80’の場合(
図14(c))、表示部86cの色相は
図14(b)の場合より暗くなることができる。
【0161】
よって、センサー62が獲得する色情報はスティック80’の使用量によって変わることができる。
【0162】
制御部51は、センサー62を介して獲得した情報に基づいて、既に使用されたスティック80、80’が挿入空間414に挿入されたかを判断することができる。既に使用されたスティック80、80’が挿入されたと判断すれば、制御部51は、スティックを使うことができないことを表示するように、出力部55を制御することができる。もしくは、制御部51は、既に使用されたスティック80、80’が挿入されたと判断すれば、ヒーター32に供給する電力を遮断することができる。よって、使用者がスティック80、80’をくわえて吸入しようとしても使用者はエアロゾルを吸入することができない。
【0163】
図15及び
図16を参照すると、カートリッジ40は下部ボディー110aと上部ボディー110bとの間に形成された着脱空間113に着脱可能に結合されることができる。第2コンテナ42(
図1参照)は着脱空間113に挿入されることができる。カートリッジ40と上部ボディー110bとは、下部ボディー110aの上側で互いに向き合って並んで配置されることができる。挿入空間414は第1コンテナ41に形成されることができる。挿入空間414は上下方向に長く延びることができる。
【0164】
上部ボディー110bの側壁111は、第1側壁111aと第2側壁111bとを含むことができる。上部ボディー110bの第1側壁111aはカートリッジ40の側面と向き合うことができる。上部ボディー110bの第1側壁111aはエアロゾル生成装置100の内側に向かうことができる。
【0165】
上部ボディー110bの第2側壁111bは第1側壁111bと対向するように配置されることができる。上部ボディー110bの第2側壁111bはエアロゾル生成装置100の外側に向かうことができる。上部ボディー110bの第2側壁111bはカートリッジ40と向き合わなくてもよい。
【0166】
第1コンテナ41の外壁411は、第1外壁411aと第2外壁411bとを含むことができる。第1コンテナ41の第1外壁411aは上部ボディー110bと向き合うことができる。第1コンテナ41の第1外壁411aは上部ボディー110bの第1側壁111aと向き合うことができる。第1コンテナ41の第1外壁411aはエアロゾル生成装置100の内側に向かうことができる。第1外壁411aは第1外側壁411aまたは第1側壁411aと言える。
【0167】
第1コンテナ41の第2外壁411bは第1外壁411aと対向するように配置されることができる。第1コンテナ41の第2外壁411bはエアロゾル生成装置100の外側に向かうことができる。第1コンテナ41の第2外壁411bは上部ボディー110bと向き合わなくてもよい。第2外壁411bは第2外側壁411bまたは第2側壁411bと言える。
【0168】
光源61はカートリッジ40の外側に配置されることができる。光源61はカートリッジ40に隣接して配置されることができる。光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。
【0169】
光源61は第1コンテナ41に隣接して配置されることができる。光源61は第1コンテナ41の側面に隣接して配置されることができる。光源61は第1コンテナ41に光を提供することができる。光源61は第1コンテナ41に向かって配置されることができる。光源61は第1コンテナ41の第1外壁411aに向かうことができる。
【0170】
光源61は上部ボディー110bに設けられることができる。光源61は上部ボディー110bの第1側壁111aから第1コンテナ41に向かうように設けられることができる。
【0171】
図17を参照すると、キャップ120は上部ボディー110b(
図16参照)及びカートリッジ40を覆うことができる。キャップ120は、少なくとも一部に、光が透過する部分を含むことができる。キャップ120は、第1コンテナ41を覆う部分が光透過性素材から形成されることができる。キャップ120は、挿入空間414を取り囲む部分が光透過性素材から形成されることができる。キャップ120の側壁121の少なくとも一部は光透過性素材から形成されることができる。
【0172】
図17(a)を参照すると、光源61が作動しなければ、キャップ120の内部から光が発散しないことができる。キャップ120の内部に配置された第1コンテナ41aはキャップ120の外部から見えないか相対的にかすかに見える。
【0173】
図17(b)を参照すると、光源61が作動すれば、光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。光は光源61から出射してカートリッジ40及びキャップ120を順次透過することができる。カートリッジ40を透過した光はキャップ120の内部から外部に発散することができる。第1コンテナ41aはキャップ120の外部から見える。挿入空間414はキャップ120の外部から見える。
【0174】
よって、使用者は、キャップ120が結合された状態でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を肉眼でより明らかに確認することができる。また、使用者は、暗い環境でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を確認することができる。また、光源61から提供される光の色相によってエアロゾル生成装置100の多様なデザインを提供することができる。また、使用者は、挿入空間414に挿入されたスティック80、80’の状態を確認することができる。
【0175】
図17及び
図18を参照すると、光源61は第1コンテナ41に向かうことができる。光源61は挿入空間414に向かうことができる。第1チャンバーC1の一部は挿入空間414と光源61との間に位置することができる。
【0176】
上部ボディー110bの第1側壁111aは第1コンテナ41の第1外壁411aと向き合うことができる。光源61は上部ボディー110bの第1側壁111aから第1コンテナ41の第1外壁411aに向かって配置されることができる。
【0177】
キャップ120の側壁121は第1コンテナ41の第2外壁411b及び上部ボディー110bの第2側壁111bを取り囲むことができる。キャップ120は拡散シート125を含むことができる。拡散シート125はキャップ120の少なくとも一部に含まれることができる。拡散シート125はキャップ120の側壁121の少なくとも一部の周囲に沿って配置されることができる。拡散シート125は第1コンテナ41の第2外壁411bの少なくとも一部と向き合うかそれを取り囲むことができる。拡散シート125は第1コンテナ41の第2外壁411bの外側に配置されることができる。拡散シート125はキャップ120の側壁121と第1コンテナ41の第2外壁411bとの間に配置されることができる。
【0178】
拡散シート125は光を散乱させることができる。拡散シート125はキャップ120の表面の少なくとも一部をヘイズ(haze)処理することができる。拡散シート125は光源61から光を受けてキャップ120の外部に向けて拡散させることができる。拡散シート125は、キャップ120の外部からキャップ120の内部に流入する外部の光を散乱させることができる。
【0179】
よって、光源61が作動しないとき、紫外線などの光がキャップ120の内部に流入することを最小化することで、第1コンテナ41に貯蔵された液体が変質することを防止することができる。また、光源61が作動するとき、光源61から出射する光をキャップ120の外部に拡散させることで、使用者が第1コンテナ41に貯蔵された液体、または挿入空間414に挿入されたスティック80、80’をより明らかに認識するようにできる。
【0180】
図19~
図21を参照すると、光源61は複数で備えられることができる。光源61は上部ボディー110bに上下に配列されることができる。上部ボディー110bの第1側壁111aは上部ボディー110bの第2側壁111bに向かって凹状に陥没することができる。第1コンテナ41の第1外壁411aは、第1側壁111aに対応する形状を有し、第1側壁111aに向かって膨らむように突出することができる。第1コンテナ41の第1外壁411aは上部ボディー110bの第1側壁111aによって取り囲まれることができる。
【0181】
挿入空間414は、第1コンテナ41において、上部ボディー110bに隣接して配置されることができる。挿入空間414は第1コンテナ41の第1側壁411aに隣接して配置されることができる。第1コンテナ41の第1側壁411aは挿入空間414を定義する内壁412の一部を取り囲むことができる。
【0182】
光源61は第1コンテナ41に向かうとともに挿入空間414の外側に向かうことができる。光源61は挿入空間414と第1コンテナ41の第2外壁411bとの間に位置する第1チャンバーC1に向けて光を出射させることができる。
【0183】
光源61は挿入空間414を基準に両側に配置されることができる(
図21参照)。一側に配置された光源61と他側に配置された光源61とが向かう方向は互いに平行であってもよい。挿入空間414は一側に配置された光源61が向かう方向と他側に配置された光源61が向かう方向との間に配置されることができる。
【0184】
よって、光源61から出射する光が挿入空間414に挿入されたスティック80、80’によって遮られず、キャップ120の外部に発散されることができる。
【0185】
図22(a)を参照すると、光源61が作動しなければ、キャップ120の内部から光が発散しないことができる。キャップ120の内部に配置された第1コンテナ41aはキャップ120の外部から見えないか相対的にかすかに見える。
【0186】
図22(b)を参照すると、光源61が作動すれば、光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。光は光源61から出射してカートリッジ40及びキャップ120を順次透過することができる。カートリッジ40を透過した光はキャップ120の内部から外部に発散することができる。第1コンテナ41bはキャップ120の外部から見える。挿入空間414はキャップ120の外部から見える。
【0187】
よって、使用者は、キャップ120が結合された状態でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を肉眼でより明らかに確認することができる。また、使用者は、暗い環境でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を確認することができる。また、光源61から提供される光の色相によってエアロゾル生成装置100の多様なデザインを提供することができる。また、使用者は、挿入空間414に挿入されたスティック80、80’の状態を確認することができる。
【0188】
図23及び
図24を参照すると、エアロゾル生成装置100は、バッテリー52、制御部51、ヒーター30、カートリッジ40、及び光源61のうちの少なくとも一つを含むことができる。バッテリー52、制御部51、ヒーター30、カートリッジ40、及び光源61のうちの少なくとも一つはエアロゾル生成装置100のボディー110の内部に配置されることができる。
【0189】
ボディー110は長く延びた中空を有することができる。ボディー110はスティック80、80’が挿入可能な挿入空間114を有することができる。スティック80、80’の挿入可能な挿入空間114はヒーター30の周辺に形成されることができる。
【0190】
図23を参照すると、バッテリー52、制御部51、光源61、カートリッジ40、及びヒーター30が一列に配置されることができる。
図24を参照すると、カートリッジ40及びヒーター30は互いにほぼ同じ高さで向き合い、並んで配置されることができる。エアロゾル生成装置100の内部構造は図示のものに限定されない。
【0191】
バッテリー52は、制御部51、ヒーター30、カートリッジ40、及び光源61のうちの少なくとも一つが動作するように電力を供給することができる。バッテリー52は、エアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどが動作するのに必要な電力を供給することができる。バッテリー52は電源52と言える。
【0192】
制御部51はエアロゾル生成装置100全般の動作を制御することができる。制御部51は、バッテリー52、ヒーター30、カートリッジ40、及び光源61のうちの少なくとも一つの動作を制御することができる。制御部51は、エアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどの動作を制御することができる。制御部51は、エアロゾル生成装置100の構成部のそれぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置100が動作可能な状態であるかを判断することができる。
【0193】
ヒーター30はバッテリー52から供給された電力によって発熱することができる。ヒーター30はエアロゾル生成装置100に挿入されたスティック80、80’を加熱することができる。ヒーター30は第1ヒーター30と言える。
【0194】
カートリッジ40はボディー110の一側に結合されることができる。カートリッジ40はエアロゾルを生成することができる。カートリッジ40で生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置100に挿入されたスティック80、80’を通過して使用者に伝達することができる。カートリッジ40はボディー110に分離可能に結合されることができる。
【0195】
光源61はカートリッジ40に隣接して配置されることができる。光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。光源61は制御部51と電気的に連結されて動作することができる。
【0196】
図25を参照すると、ボディー110は、下部ボディー110aと、下部ボディー110a上に配置された上部ボディー110bとを含むことができる。下部ボディー110aは制御部51及びバッテリー52のうちの少なくとも一つを収容することができる(
図23及び
図24参照)。上部ボディー110bは下部ボディー110aの上部から上側に長く延びることができる。挿入空間114は上部ボディー110bの内側で上下に長く延びることができる。カートリッジ40は下部ボディー110aの上側に配置され、上部ボディー110bと向き合うことができる。上部ボディー110bはカートリッジ40と向き合って並んで配置されることができる。上部ボディー110bは光源61を収容することができる。カートリッジ40が配置される着脱空間113は下部ボディー110aと上部ボディー110bとの間に位置することができる。支持面117は着脱空間113の下部と向き合うことができる。ボディー110に結合されたカートリッジ40は、支持面117に配置された端子118を介して、ボディー110の内部の構成要素と電気的に連結されることができる。
【0197】
上部ボディー110bは長く延びた中空または挿入空間114を有することができる。上部ボディー110bは長く延びた挿入空間114を有することができる。挿入空間114は上部が開放して外部と連通することができる。挿入空間114はキャップ120のオープニング124と連通することができる。
【0198】
キャップ120は、オープニング124を開閉するカバー123を含むことができる。カバー123はオープニング124の延長部124aに沿って移動してオープニング124を開閉することができる。
【0199】
第1流入口116は上部ボディー110bに形成されることができる。第1流入口116は上部ボディー110bの第1側壁111aに形成されることができる。第1流入口116は第2コンテナ42の内部と連結されることができる。
【0200】
連結流路115は上部ボディー110bに形成されることができる。連結流路115は上部ボディー110bに形成された中空または挿入空間114と第2コンテナ42の第2チャンバーC2(
図27参照)とを連通させることができる。連結流路115は第1流入口116と挿入空間114との間に配置されることができる。連結流路115は第1流入口116と挿入空間114とを連通させることができる。
【0201】
第1流入口116は挿入空間114より下側に配置されることができる。第1流入口116と挿入空間114とは互いに連通することができる。第1流入口116は挿入空間114の長手方向と交差する方向に開放するように形成されることができる。第1流入口116は前方に開放するように形成されることができる。
【0202】
図26及び
図27を参照すると、カートリッジ40は、液体を貯蔵する第1コンテナ41と、エアロゾルを生成する第2コンテナ42とを含むことができる。第1コンテナ41と第2コンテナ42とは上下に結合されることができる。第1コンテナ41は第2コンテナ42の上側に配置されることができる。第1コンテナ41の内部に貯蔵された液体は第2コンテナ42に供給されることができる。
【0203】
第1コンテナ41は、外気が流入する第2流入口401を有することができる。第2流入口401を通して流入した外気は第2コンテナ42を通過することができる。
【0204】
第1コンテナ41は、内部に液体を貯蔵する第1チャンバーC1を有することができる。第1チャンバーC1は第1コンテナ41の側壁411及び上壁413によって取り囲まれることができる。
【0205】
第1コンテナ41の側壁411は第1コンテナ41の上壁413と連結されて第1コンテナ41の周囲を構成することができる。第1コンテナ41の側壁411は第1チャンバーC1の側面を取り囲むことができる。第1コンテナ41の上壁413は第1チャンバーC1の上部をカバーすることができる。第1コンテナ41の下部は第2チャンバーC2に向かって開放することができる。
【0206】
第1コンテナ41の側壁411は、第1側壁411a及び第2側壁411bを含むことができる。第1コンテナ41の第1側壁411aは上部ボディー110bの第1側壁111aと向き合うことができる(
図25参照)。第1コンテナ41の第1側壁411aはエアロゾル生成装置100の内側に向かうことができる。第1コンテナ41の第1側壁411aは第1外側壁411aと言える。
【0207】
第1コンテナ41の第2側壁411bは第1コンテナ41の第1側壁411aと対向するように配置されることができる。第1コンテナ41の第2側壁411bはエアロゾル生成装置100の外側に向かうことができる。第1コンテナ41の第2側壁411bは上部ボディー110bと向き合わなくてもよい。第1コンテナ41の第2側壁411bは第2外側壁411bと言える。
【0208】
カートリッジ40は外気が流入する第2流入口401を有することができる。第2流入口401はカートリッジ40の外壁の一部が開放して形成されることができる。第2流入口401は第1コンテナ41の上部に形成されることができる。
【0209】
第1コンテナ41は、第2流入口401と連通して下側に延びた流入流路403を有することができる。流入流路403は第2流入口401とチャンバー流入口405とを連結することができる。
【0210】
流入流路403は流路壁4111、4112によって取り囲まれることができる。流路壁4111、4112は第1コンテナ41の第2側壁411bの一部によって含まれることができる。流路壁4111、4112は上下に長く延びることができる。流路壁4111、4112は、内部流路壁4111及び外部流路壁4112を含むことができる。
【0211】
内部流路壁4111は第1コンテナ41の内部に配置されることができる。内部流路壁4111は第1コンテナ41の上壁413から第1チャンバーC1及び流入流路403に沿って下側に延びることができる。内部流路壁4111は第1チャンバーC1と流入流路403との間に配置されることができる。第1チャンバーC1と流入流路403とは内部流路壁4111によって互いに分離されることができる。第1チャンバーC1は、第1コンテナ41の側壁411、上壁413及び内部流路壁4111によって取り囲まれることができる。
【0212】
外部流路壁4112は第1コンテナ41の外壁を構成することができる。外部流路壁4112は内部流路壁4111の外側に配置されることができる。外部流路壁4112は第2流入口401と接することができる。外部流路壁4112は流入流路403に沿って上下方向に延びることができる。
【0213】
第2コンテナ42は第1コンテナ41の下部に配置されることができる。第2コンテナ42は、内部に、流入流路403と連通する第2チャンバーC2を有することができる。第2チャンバーC2は第2コンテナ42の外壁421、422によって取り囲まれることができる。第2コンテナ42の側壁421は第2コンテナ42の下壁422と連結されて第2コンテナ42の周囲を構成することができる。第2コンテナ42の側壁421は第2チャンバーC2の側面を取り囲むことができる。第2コンテナ42の下壁422は第2チャンバーC2の下部をカバーすることができる。第2コンテナ42の上部は第1チャンバーC1に向かって開放することができる。
【0214】
第2コンテナ42は内部にチャンバー流入口405を有することができる。チャンバー流入口405は流入流路403と連結されることができる。チャンバー流入口405は第2チャンバーC2と連結されることができる。チャンバー流入口405は流入流路403と第2チャンバーC2との間に位置することができる。チャンバー流入口405は流入流路403と第2チャンバーC2とを互いに連結することができる。
【0215】
第2コンテナ42は、空気が排出されるように第2チャンバーC2と連通する排出口407を有することができる。排出口407は第2コンテナ42の側壁421が開放して形成されることができる。排出口407は上部ケース110bに形成された第1流入口116と連結されることができる(
図25参照)。第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルは排出口407を通して排出され、エアロゾル生成装置100に挿入されたスティック80、80’に伝達されることができる(
図24参照)。
【0216】
芯31は第2チャンバーC2に設けられることができる。芯31は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。
【0217】
ヒーター32は第2チャンバーC2に配置されることができる。ヒーター32は芯31を加熱することができる。ヒーター32は芯31に複数回巻線されることができる。ヒーター32は液体を受けた芯31を加熱してエアロゾルを生成することができる。ボディー110(
図23及び
図24参照)に配置されたヒーター30は第1ヒーター30と言え、第2チャンバーC2に配置されたヒーター32は第2ヒーター32と言える。
【0218】
プレート43は第1コンテナ41と第2コンテナ42との間に配置されて固定されることができる。プレート43は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2との間に配置されることができる。プレート43は平たい形状を有することができる。プレート43は、第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを区分するために、第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを区画することができる。
【0219】
プレート43は、第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを連結する液体供給ホールを有することができる。芯31は液体供給ホールを通して第1チャンバーC1から液体を受けることができる。
【0220】
図28及び
図29を参照すると、光源61は第2コンテナ42に隣接して配置されることができる。光源61は上側に向かうことができる。光源61は第1コンテナ41に向かうことができる。光源61は第1コンテナ41に光を提供することができる。
【0221】
光源61は第2コンテナ42の下側周囲に隣接して配置されることができる。光源61のうちの少なくとも一部は第2コンテナ42の側壁421の下側に配置されて第2コンテナ42の側壁421とオーバーラップ(overlap)することができる。光源61は第2コンテナ42に光を提供することができる。第2コンテナ42は光が透過するウィンドウを含むことができる。光源61が提供する光のうちの少なくとも一部は第2コンテナ42を透過して第1コンテナ41に提供されることができる。
【0222】
光源61は複数で備えられることができる。複数の光源61のうちの少なくとも一部は第2コンテナ42の周囲に沿って配列されることができる。
【0223】
したがって、光源61から出射する光が第1コンテナ41の周辺に均一に提供されることができる。
【0224】
図30を参照すると、上部ボディー110bは延長部112aを含むことができる。延長部112aは上部ボディー110bの上部から前方に延びることができる。延長部112aは着脱空間113の上側を覆うことができる。延長部112aは下部ボディー110aの上部と向き合うことができる。延長部112aはカートリッジ40の上部の少なくとも一部を覆うことができる。
【0225】
着脱空間113は、上部ボディー110bの側壁111、延長部112a、及び支持面117によって区画されることができる。着脱空間113は挿入空間114に並んで配置されることができる。
【0226】
カートリッジ40は前方から後方に移動して着脱空間113に挿入されてボディー110と結合されることができる。第1コンテナ41の上壁413は延長部112aによって覆われることができる。
【0227】
第2流入口401は、カートリッジ40の上端で、上方に開放することができる。第2流入口401は延長部112aの端部と向き合うことができる。
【0228】
キャップ120は上部ボディー110bの外部に着脱可能に結合されることができる。キャップ120の側壁121は上部ボディー110bの側壁111及びカートリッジ40の側壁411、421を覆うことができる。キャップ120の上壁122は上部ボディー110bの上壁112を覆うことができる。
【0229】
図31~
図33を参照すると、延長部112aは第1コンテナ41の上壁413と向き合うことができる。延長部112aは第1コンテナ41の上壁413を覆うことができる。
【0230】
光源61は第1コンテナ41の上側に隣接して配置されることができる。光源61は第1コンテナ41に光を提供することができる。光源61は下側に向かうことができる。光源61は第1コンテナ41に向かうことができる。光源61は延長部112aに設けられることができる。
【0231】
第2流入口401は延長部112aの下部と向き合うことができる。第3流入口402は延長部112aの端部と第2流入口401との間に形成されることができる。空気は第3流入口402及び第2流入口401を通して流入し、流入流路403を通過することができる。センサー62は延長部112aに設けられることができる。センサー62は空気の流動を感知することができる。センサー62は圧力センサーまたは空気流れセンサーであってもよい。センサー62は第2流入口401及び第3流入口402に隣接して配置されることができる。センサー62は第2流入口401及び第3流入口402を通過する空気の流動を感知することができる。
【0232】
図34(a)を参照すると、光源61が作動しなければ、キャップ120の内部から光が発散しないことができる。キャップ120の内部に配置されたカートリッジ40はキャップ120の外部から見えないか相対的にかすかに見える。
【0233】
図34(b)を参照すると、光源61が作動すれば、光源61はカートリッジ40に光を提供することができる。光は光源61から出射してカートリッジ40及びキャップ120を順次透過することができる。カートリッジ40を透過した光はキャップ120の内部から外部に発散することができる。第1コンテナ41はキャップ120の外部から見える。
【0234】
よって、使用者は、キャップ120が結合された状態でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を肉眼でより明らかに確認することができる。また、使用者は、暗い環境でもカートリッジ40に貯蔵された液体の容量を確認することができる。また、光源61から提供される光の色相によってエアロゾル生成装置100の多様なデザインを提供することができる。
【0235】
図1~
図34を参照すると、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置100は、ボディー110と、前記ボディー110に結合されたカートリッジ40であって、貯蔵空間C1を提供する第1コンテナ41、前記第1コンテナ41に隣接した第2コンテナ42、前記第2コンテナ42の内部に配置され、前記貯蔵空間C1と連通する芯31、及び前記芯31を加熱するヒーター32を含むカートリッジ40と、前記カートリッジ40に隣接して前記ボディー110に配置されて前記カートリッジ40に光を提供する光源61とを含む。前記第1コンテナ41は、前記光源61から提供される光が透過するウィンドウを含むことができる。
【0236】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は前記第1コンテナ41の側面に向かうように配置されることができる。
【0237】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー110は、下部ボディー110aと、前記下部ボディー110aの上側に配置されるとともに前記カートリッジ40に隣接して配置される上部ボディー110bとを含み、前記光源61は前記上部ボディー110bに配置されることができる。
【0238】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1コンテナ41は内壁412及び外壁411を含み、前記内壁412は前記第1コンテナ41内に挿入空間を定義し、前記貯蔵空間C1は前記内壁412と前記外壁411との間に形成されることができる。
【0239】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は前記第1コンテナ41に向かい、前記挿入空間414の外側に向かうことができる。
【0240】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は複数で備えられ、前記複数の光源61は前記挿入空間414の位置に対して互いに対向して配置され、同じ方向に向かうことができる。
【0241】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は前記第2コンテナ42に隣接して配置され、上側に向かうことができる。
【0242】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は複数で備えられ、前記複数の光源61の少なくとも一部は、前記第2コンテナ42の周囲に沿って配列されることができる。
【0243】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2コンテナ42は前記ウィンドウを含むことができる。
【0244】
また、本開示の他の側面によれば、前記光源61は前記第1コンテナ41の上側に隣接して配置され、前記第1コンテナ41に向かうことができる。
【0245】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー110は、下部ボディー110aと、前記下部ボディー110aの上側に配置されるとともに前記カートリッジ40に隣接して配置される上部ボディー110bとを含み、前記上部ボディー110bは内部に前記挿入空間114を有し、前記上部ボディー110aは、前記上部ボディー110bの上部から延びて前記カートリッジ40の上部の少なくとも一部を覆う延長部112aを含む。前記光源61は前記延長部112aに設けられることができる。
【0246】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー110の少なくとも一部及び前記カートリッジ40を覆うキャップ120をさらに含む。前記第1コンテナ41を覆う前記キャップ120のうちの少なくとも一部は、前記光源61の提供する光が透過するように形成されることができる。
【0247】
また、本開示の他の側面によれば、前記キャップ120は、前記キャップ120の周囲に沿って配置される拡散シート125を含むことができる。
【0248】
前述した本開示の特定の実施例または他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素または全ての要素は構成または機能が他の要素と組み合わせられるか互いに組み合わせられることができる。
【0249】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合わせられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0250】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/または配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/または配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。