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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-11
(45)【発行日】2024-10-22
(54)【発明の名称】昇降装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 1/14 20060101AFI20241015BHJP
【FI】
B65H1/14 322Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2024137593
(22)【出願日】2024-08-19
【審査請求日】2024-08-19
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】596025412
【氏名又は名称】株式会社ホリゾン
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【弁理士】
【氏名又は名称】川上 美紀
(74)【代理人】
【識別番号】100172524
【弁理士】
【氏名又は名称】長田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】中西 克文
【審査官】前田 浩
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-94581(JP,A)
【文献】特開2022-70029(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート状基材が積層され又はシート状基材を扱う基台と、
前記基台を下方から支持して昇降させる昇降部材と、
前記昇降部材を上下方向に駆動する昇降駆動部と、
前記基台を前記昇降部材の所定位置に規制するストッパと、
を備え、
前記ストッパは、前記昇降部材が所定の高さ位置以下となり、かつ、前記昇降部材との間で前記基台を受け渡す受渡装置が該基台を受け渡すことができる受渡位置に位置した条件で、規制が解除される昇降装置。
【請求項2】
前記ストッパは、前記昇降部材に設けられるとともに、前記基台に対して進出した場合に該基台の移動を規制する規制部と、該規制部を前記基台に対して進出及び退避させるレバー部材と、を備え、
前記レバー部材は、前記規制部が固定される一端部と、該レバー部材の回動中心となる支点と、前記一端部に対して前記支点を挟んで反対側の他端部と、を備え、
前記受渡装置が前記受渡位置に位置したときに限り、前記レバー部材の前記他端部の下方に位置し、前記昇降部材の下方への移動に応じて前記他端部を押し上げて前記一端部に固定された前記規制部を前記基台から退避させる作動部材を備えている請求項1に記載の昇降装置。
【請求項3】
前記作動部材は、前記受渡装置に固定されている請求項2に記載の昇降装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基台を昇降させる昇降装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
用紙などのシート状基材を積層した基台を昇降させる昇降装置が知られている。例えば特許文献1には、シートを基台(トレイ手段)上に積層して昇降させるシート集積装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-94581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昇降装置は、シート状基材を積層したパレットなどの基台を昇降テーブルなどの昇降部材によって昇降させる。このとき、昇降時にパレットが昇降テーブルから落下することを防止するためにストッパが設けられている。しかし、作業者の不注意によってストッパの規制が解除されて昇降部材から基台が落下するおそれがある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基台が昇降部材から落下することを確実に防止できる昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る昇降装置によれば、シート状基材が積層され又はシート状基材を扱う基台と、前記基台を下方から支持して昇降させる昇降部材と、前記昇降部材を上下方向に駆動する昇降駆動部と、前記基台を前記昇降部材の所定位置に規制するストッパと、を備え、前記ストッパは、前記昇降部材が所定の高さ位置以下となり、かつ、前記昇降部材との間で前記基台を受け渡す受渡装置が該基台を受け渡すことができる受渡位置に位置した条件で、規制が解除される。
【0007】
昇降部材が所定の高さよりも高い位置とされている場合には、ストッパによって基台を昇降部材の所定位置に規制する。これにより、基台が昇降部材から落下することが防止される。
昇降部材が所定の高さ位置以下となった場合に、基台を受け渡す受渡装置が受渡位置に位置した条件でストッパの規制を解除するようにした。これにより、所定の高さ位置以下の場合に限りストッパが解除されるので高い位置から基台が落下するおそれがない。しかも、受渡装置が受渡位置に位置した条件でストッパの規制を解除することによって、受渡装置の移動と連動させることとした。これにより、受渡装置との間で基台が移動しても良い条件にストッパの規制解除を限定することになるので、より安全性が向上する。
基台としては、例えば、用紙のようなシート状基材が積層されるパレットや、シート状基材をローラ等で搬送する搬送部として用いることができる。
基台がシート状基材を積層するパレットとされている場合には、昇降装置はスタッカーやフィーダとされる。
【0008】
さらに、本発明の一態様に係る昇降装置では、前記ストッパは、前記昇降部材に設けられるとともに、前記基台に対して進出した場合に該基台の移動を規制する規制部と、該規制部を前記基台に対して進出及び退避させるレバー部材と、を備え、前記レバー部材は、前記規制部が固定させる一端部と、該レバー部材の回動中心となる支点と、前記一端部に対して前記支点を挟んで反対側の他端部と、を備え、前記受渡装置が前記受渡位置に位置したときに限り、前記レバー部材の前記他端部の下方に位置し、前記昇降部材の下方への移動に応じて前記他端部を押し上げて前記一端部に固定された前記規制部を前記基台から退避させる作動部材を備えている。
【0009】
レバー部材の他端部を作動部材によって押し上げることで、レバー部材の一端部に固定された規制部を基台から退避させてストッパの規制を解除することとした。作動部材は、受渡装置が受渡位置に位置したときに限り、レバー部材の他端部の下方に位置するので、受渡装置が受渡位置に位置していないときは作動部材がレバー部材の他端部の下方に位置していないので、ストッパの規制が解除されることがない。
昇降部材の下方への移動に応じてレバー部材が動作することによって、ストッパの規制が解除されるので、昇降部材が所定の高さ位置以下となった場合にのみストッパの規制を解除することができる。
【0010】
さらに、本発明の一態様に係る昇降装置では、前記作動部材は、前記受渡装置に固定されている。
【0011】
作動部材を受渡装置に固定することとしたので、受渡装置が受渡位置に位置したことに連動させてストッパの規制を解除することができる。
【発明の効果】
【0012】
基台が昇降部材から落下することを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態に係る昇降装置を示した斜視図である。
図2図1の昇降部材及びパレットを示した拡大斜視図である。
図3図2の第1ストッパを示した要部拡大図である。
図4図2の第2ストッパを示した要部拡大図である。
図5】第2ストッパの機構を示した斜視図である。
図6】第2ストッパの動作を示し、ストッパの規制状態を示した概略構成図である。
図7図6の第2ストッパに対して、ストッパの非規制状態を示した概略構成図である。
図8】パレットの変形例を示した側面図である。
図9】パレットの変形例を示した側面図である。
図10A】パレットの変形例を示した側面図である。
図10B図10Aのパレットを示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、スタッカー(昇降装置)1は、例えば用紙を所定サイズに切断するシートカット機等の前処理機3と、用紙を折り畳む紙折機等の後処理機5との間に設けられている。なお、スタッカー1は、前処理機3と後処理機5とはこれらに限定されるものではなく、また、前処理機3と後処理機5との間に配置されることに限定されるものではない。
【0015】
スタッカー1は、本体部7と、本体部7に対して上下方向に昇降する昇降テーブル(昇降部材)9とを備えている。昇降テーブル9は、上面が水平面とされた略板状体とされており、一辺が本体部7に設けられた昇降駆動部(図示せず)に支持されている。昇降テーブル9は、昇降駆動部によって片持ち状態で昇降される。なお、昇降テーブル9に代えて、フォーク形状のものを用いることもできる。
【0016】
昇降駆動部は、例えば、電動モータ、電動モータによって回転駆動されるギヤ、ギヤによって駆動されるチェーンなどを備えている。昇降駆動部は図示しない制御部によって動作する。
【0017】
制御部は、スタッカー1の動作の全体を制御し、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
【0018】
昇降テーブル9上にはパレット(基台)10が載置可能とされている。図1に示した状態は、矢印A1で示すように、パレット10が昇降テーブル9から台車(受渡装置)12上に移動された状態が示されている。
【0019】
図1には、他の台車12’が示されている。他の台車12’上にはパレット10が載置されており、さらにパレット10上には用紙Pの積層物が載置されている。白抜き矢印A2で示すように、他の台車12’の位置と昇降テーブル9に隣接した台車12の位置(受渡位置B)とを台車12,12’が往復することによって、用紙Pが昇降テーブル9に移送される。用紙Pは、昇降テーブル9に移送されるときはパレット10とともに昇降テーブル9へ移動し、用紙Pが消費された後はパレット10のみが台車12へと返送される。
【0020】
図2には、昇降テーブル9上にパレット10が載置された状態が示されている。パレット10は、第1ストッパ14及び第2ストッパ15によって、昇降テーブル9に対して位置が規制されており、昇降テーブル9から落下しないようになっている。なお、図2において符号16は、パレット10に設けられたハンドル16である。ハンドル16を用いて作業者がパレット10を移動させることができる。
【0021】
第1ストッパ14は、図3に示すように、係止部材14aがパレット10に対して係止することによってパレット10の移動を規制している。係止部材14aを回動させることによって、規制状態と規制解除状態とを切り替えることができるようになっている。係止部材14aの動作は手動によって行うこともでき、また制御部からの指令によって行うこともできる。
【0022】
第2ストッパ15は、図4に示すように、例えば金属製の板状とされた規制部15aを備えている。規制部15aがパレット10の側部10aに当接することによってパレット10の移動が規制される。規制部15aは、昇降テーブル9の上面9aから進出及び退避が可能とされている。
【0023】
図5に示すように、第2ストッパ15は、規制部15aと、レバー部材15bとを備えている。レバー部材15bは、略水平方向に延びる棒状体とされ、昇降テーブル9の内部に設けられている。レバー部材15bの一端部(右端部)15b1には、規制部15aの下端が回動可能に固定されている。
【0024】
レバー部材15bは、支点15c回りに回動可能とされている。レバー部材15bの他端部(左端部)15b2には、下方に突出する突出部15dが設けられている。突出部15dの下方には、昇降テーブル9の下面に形成された貫通穴17が設けられている。貫通穴17に対して後述する作動棒18(図6及び図7)が挿通可能となっている。
レバー部材15bは、一端部15b1に固定されたバネ(弾性部材)20によって、規制部15aが昇降テーブル9の上面から常時突出するように付勢されている。
【0025】
図6及び図7に示すように、突出部15dに対して、下方から作動棒(作動部材)18が突き当たることによってレバー部材15bが支点15c回りに回動する。すなわち、図6に示すように、昇降テーブル9が下降して所定高さ位置まで低下すると、下方に位置する作動棒18にレバー部材15bの突出部15dが近づく。作動棒18は、台車12がパレット10を受け渡すことができる受渡位置B(図1参照)に位置したときに限り突出部15dの下方に位置する。具体的には、台車12の所定位置に作動棒18が固定されており、台車12が受渡位置Bに位置したときに作動棒18が突出部15dの下方に位置決めされるようになっている。
【0026】
図6の状態から昇降テーブル9が更に下方(矢印A3参照)に下降すると、図7に示すように、作動棒18の先端が突出部15dに当接してレバー部材15bの他端部15b2を押し上げる。これにより、レバー部材15bは支点15c回りに回動して一端部15b1が下方へ移動し、規制部15aが下方へ退避する。
【0027】
昇降テーブル9が上昇するときは、上述と逆の動作になり、バネ20の付勢力によって、レバー部材15bの他端部15b2が下降するとともにレバー部材15bが支点15c回りに回動してレバー部材15bの一端部15b1が上昇する。これにより、規制部15aが昇降テーブル9の上面9aから上方に進出して第2ストッパ15の規制状態となる。
【0028】
本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
昇降テーブル9が所定の高さよりも高い位置とされている場合には、第2ストッパ15によってパレット10を昇降テーブル9の所定位置に規制する。これにより、パレット10が昇降テーブル9から落下することが防止される。
【0029】
昇降テーブル9が所定の高さ位置以下となった場合でかつ、パレット10を受け渡す台車12が受渡位置Bに位置したときに限り、第2ストッパ15の規制を解除するようにした。これにより、所定の高さ位置以下の場合に限り第2ストッパ15が解除されるので高い位置からパレット10が落下するおそれがない。例えば作業者の不注意等によって第1ストッパ14の規制が解除された場合であっても、昇降テーブル9が所定高さ以上の場合には第2ストッパ15は常に規制状態となっているので、パレット10が落下することがない。
【0030】
しかも、台車12が受渡位置Bに位置した条件で第2ストッパ15の規制を解除することで、台車12の位置と第2ストッパ15の動作とを連動させることとした。台車12との間でパレット10が移動しても良い条件に限定することができるので、より安全性が向上する。
【0031】
レバー部材15bの他端部15b2を作動棒18によって押し上げることで、レバー部材15bの一端部15b1に固定された規制部15aをパレット10から退避させて第2ストッパ15の規制を解除することとした。このとき、作動棒18は、台車12が受渡位置Bに位置したときのみにレバー部材15bの他端部15b2の下方に位置することとし、台車12が受渡位置Bに位置していないときは作動棒18がレバー部材15bの他端部15b2の下方に位置していないこととした。これにより、台車12が受渡位置Bに位置していないときに、第2ストッパ15の規制が解除されることがない。
【0032】
昇降テーブル9の下方への移動に応じてレバー部材15bが動作することによって、第2ストッパ15の規制が解除されるので、昇降テーブル9が所定の高さ位置以下となった場合にのみ第2ストッパ15の規制を解除することができる。
【0033】
作動棒18を台車12に固定することとしたので、台車12が受渡位置Bに位置したことに連動させて第2ストッパ15の規制を解除することができる。
【0034】
なお、用紙Pが積層されるパレット10を基台の一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、用紙などのシート状基材をローラ等で搬送する搬送部を基台として用いることができる。
【0035】
また、上述した実施形態では、作動棒18を台車12に固定する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。台車12が受渡位置Bに位置したことと連動させて第2ストッパ15の規制を解除することができれば良く、例えば台車12が受渡位置Bに位置したことをセンサで検出し、センサ出力を得た制御部の指令によって第2ストッパ15の規制を解除しても良い。この場合、作動棒18を用いる場合には、台車12に固定しても良いし、昇降テーブル9やスタッカー1の本体部7側に設けても良い。
【0036】
また、レバー部材15bを用いて規制部15aを進退させる機構を用いて説明したが、規制部15aが進退する機構であればこれに限定されるものではなく、例えば進退するロッドを電動アクチュエータで動作させる構成としても良い。
【0037】
また、昇降装置の一例としてスタッカーを挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばフィーダにも適用することができる。
【0038】
また、本実施形態は、図8に示すように、パレット10がローラを備えない場合にも適用できる。
【0039】
また、図9に示すように、パレット10がローラ22を備えている場合にも適用できる。ローラ22を備えている場合は、パレット10が移動しやすいので本実施形態の第2ストッパ15は特に有用である。
【0040】
さらに、図10A及び図10Bに示すように、パレット10の下面に凹部10bが形成されており、この凹部10bに昇降テーブル9が挿入される構造に対しても本実施形態を適用することができる。図10Bに示すように、ローラ22が凹部10bの両側に設けられている。
【符号の説明】
【0041】
1 スタッカー(昇降装置)
3 前処理機
5 後処理機
7 本体部
9 昇降テーブル(昇降部材)
9a 上面
10 パレット(基台)
10a 側部
10b 凹部
12,12’ 台車(受渡装置)
14 第1ストッパ
14a 係止部材
15 第2ストッパ
15a 規制部
15b レバー部材
15b1 一端部
15b2 他端部
15c 支点
15d 突出部
16 ハンドル
18 作動棒(作動部材)
20 バネ
22 ローラ
B 受渡位置
P 用紙
【要約】
【課題】基台が昇降テーブルから落下することを確実に防止できる昇降装置を提供する。
【解決手段】スタッカー1は、用紙が積層されるパレット10と、パレット10を下方から支持して昇降させる昇降テーブル9と、昇降テーブル9を上下方向に駆動する昇降駆動部と、パレット10を昇降テーブル9の所定位置に規制する第2ストッパ15と、を備えている。第2ストッパ15は、昇降テーブル9が所定の高さ位置以下となり、かつ、昇降テーブル9との間でパレット10を受け渡す台車がパレット10を受け渡すことができる受渡位置に位置した条件で、規制が解除される。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10A
図10B