(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-15
(45)【発行日】2024-10-23
(54)【発明の名称】情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
(51)【国際特許分類】
H04L 67/02 20220101AFI20241016BHJP
G06F 40/103 20200101ALI20241016BHJP
【FI】
H04L67/02
G06F40/103
(21)【出願番号】P 2021057381
(22)【出願日】2021-03-30
【審査請求日】2023-12-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】片嶋 俊介
(72)【発明者】
【氏名】加地 竹志
(72)【発明者】
【氏名】赤間 浩一
(72)【発明者】
【氏名】水尾 高暢
(72)【発明者】
【氏名】北原 靖欣
【審査官】木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-103366(JP,A)
【文献】特開2018-106342(JP,A)
【文献】特開2005-141408(JP,A)
【文献】特開2003-006556(JP,A)
【文献】国際公開第2018/016552(WO,A1)
【文献】国際公開第2015/141006(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/02
G06F 40/103
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、
入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、
前記画面情報を前記端末装置に送信する
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項2】
前記定義情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報のチェック内容を定義する情報であり、前記生成する処理は、前記定義情報を基にして、前記入力欄に入力される情報をチェックする機能を前記画面情報に付与することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記付加情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報に応じて、前記画面に追加して表示する情報であり、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄に入力される情報に応じて、所定の情報を表示する機能を前記画面情報に付与することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記付加情報は、前記画面情報の入力欄の表示順に関する情報を含み、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄の表示順を前記画面情報に定義することを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、
前記画面情報を前記端末装置に送信する
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、前記画面情報を前記端末装置に送信する処理を実行する制御部
を有することを特徴とする情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、紙の帳票を電子化し、タブレット端末等に表示させる技術がある。顧客等の利用者は、タブレット端末に表示された帳票を参照して、入力、選択等のタッチ操作を行うことで、帳票に関する情報を入力し、事業者に提出することができる。
【0003】
図24は、従来技術の一例を説明するための図である。従来技術では、紙の帳票10を電子化することで、PDF(Portable Document Format)文書10aを生成する。従来技術では、入力定義ツール11を用いて、PDF文書10aから、電子帳票10bを生成する。たとえば、電子帳票10bは、PDF文書10aに対して、入力定義の情報を付与した情報である。
【0004】
タブレット端末12のアプリ(モバイルアプリケーション)が、電子帳票10bを実行することで、タブレット端末12のタッチパネル上に、PDF文書10aが表示され、利用者は、タッチパネルを操作して、各種の情報を入力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2009-277026号公報
【文献】特開2004-213075号公報
【文献】特許第6687801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した従来技術では、タブレット端末等の画面サイズの大きいデバイスによって、帳票のPDF文書を表示することを前提しているが、近年では、スマートフォン等を用いて、Web画面(Web上の入力フォーム)で帳票の情報を入力することが求められている。
【0007】
ここで、スマートフォン等の画面サイズの小さいデバイスに、従来技術をそのまま適用して、帳票のPDF文書を表示させると、利用者にとって帳票が見づらくなり、情報を入力することが困難となる。
【0008】
このため、どのような画面サイズであっても情報入力のしやすいWeb上の入力フォームを効率的に生成することが求められる。
【0009】
1つの側面では、本発明は、Web上の入力フォームを効率的に生成することができる情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の案では、コンピュータに次の処理を実行させる。コンピュータは、入力フォームの定義情報と、入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得する。コンピュータは、定義情報のデータ形式を、付加情報のデータ形式に合わせる変換を行う。コンピュータは、データ形式を変換した定義情報と、付加情報とを基にして、画面情報を生成する。コンピュータは、画面情報を端末装置に送信する。
【発明の効果】
【0011】
Web上の入力フォームを効率よく生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理を説明するための図である。
【
図2】
図2は、本実施例に係るシステムの一例を示す図である。
【
図3】
図3は、定義情報に設定される項目と定義内容との関係を示す図である。
【
図4】
図4は、項目(1)の定義内容を説明するための図である。
【
図5】
図5は、項目(2)の定義内容を説明するための図である。
【
図6】
図6は、項目(3)の定義内容を説明するための図である。
【
図7】
図7は、項目(4)の定義情報を説明するための図である。
【
図8】
図8は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
【
図9】
図9は、画面用付加情報に含まれる項目と付加情報との関係を説明するための図である。
【
図10】
図10は、項目(5)の付加情報を説明するための図である。
【
図11】
図11は、項目(6)の付加情報を説明するための図である。
【
図13】
図13は、項目(8)の付加情報を説明するための図である。
【
図14】
図14は、項目(9)の付加情報を説明するための図である。
【
図15】
図15は、項目(10)の付加情報を説明するための図である。
【
図16】
図16は、項目(11)の付加情報を説明するための図である。
【
図17】
図17は、項目(12)の付加情報を説明するための図である。
【
図18】
図18は、項目(13)の付加情報を説明するための図である。
【
図19】
図19は、項目(14)の付加情報を説明するための図である。
【
図20】
図20は、項目(15)の付加情報を説明するための図である。
【
図21】
図21は、項目(16)の付加情報を説明するための図である。
【
図22】
図22は、本実施例に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【
図23】
図23は、実施例の情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図24】
図24は、従来技術の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本願の開示する情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0014】
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理を説明するための図である。情報処理装置100は、入力フォーム情報生成装置等から、入力フォーム情報50を取得する。入力フォーム情報生成装置に関する説明は後述する。入力フォーム情報50は、紙の帳票をPDFに変換したPDF文書45を基に生成される情報である。たとえば、入力フォーム情報50のデータ形式は、XML(eXtensible Markup Language)となる。なお、本実施例では、一例としてXMLを用いて説明するが、これに限定されるものではなく、VB(Visual Basic)の画面定義でもよいし、特定の規則に則って記述されたHTML(HyperText Markup Language)でもよい。
【0015】
入力フォーム情報50には、フィールド情報と、定義情報が含まれる。フィールド情報は、PDF文書45におけるフィールドや入力項目等を識別する情報である。定義情報は、入力フォームの入力欄(入力項目の入力欄)に入力される情報をチェックするための複数の項目が設定される。
【0016】
情報処理装置は、画面編集部152によって生成される、画面用付加情報60を取得する。画面編集部152は、図示しない外部装置に設定されていてもよいし、情報処理装置に設定されていてもよい。画面用付加情報60には、入力フォームをWeb上で表示する場合に、入力フォームに付加する各種の情報が含まれる。たとえば、画面用付加情報60のデータ形式は、JSON(JavaScript Object Notation)となる。
【0017】
情報処理装置の画面生成部153は、入力フォーム情報50のデータ形式をXMLから、画面用付加情報60と同様のデータ形式となるJSONに変換する。画面生成部153は、データ形式を変換した入力フォーム情報50と、画面用付加情報60とを基にして、画面情報を生成する。たとえば、画面情報は、HTML(HyperText Markup Language)ファイルに対応する。
【0018】
情報処理装置は、スマートフォン20a、ノートPC20b、タブレット端末20c等から、アクセスを受け付けた場合には、画面情報を送信し、スマートフォン20a、ノートPC20b、タブレット端末20cに画面情報に応じたWeb画面(Web上の入力フォーム)を表示させる。以下の説明では、スマートフォン20a、ノートPC20b、タブレット端末20cをまとめて「端末装置20」と表記する。
【0019】
上記のように、入力フォーム情報50および画面用付加情報60を用いて、画面情報(HTMLファイル)を生成するため、どのような画面サイズであっても情報入力のしやすいWeb画面(Web上の入力フォーム)を効率的に生成することができる。
【0020】
また、画面情報は、入力フォーム情報50および画面用付加情報60に基づいて生成されているため、Web画面の入力欄(入力項目の入力欄)に入力される情報のチェック機能や、利用者にとって有用な機能をWeb画面で合わせて表示する機能を提供することができる。
【0021】
次に、本実施例に係るシステムの構成について説明する。
図2は、本実施例に係るシステムの一例を示す図である。
図2に示すように、このシステムは、端末装置20と、入力フォーム情報生成装置70と、情報処理装置100とを有する。端末装置20と、入力フォーム情報生成装置70と、情報処理装置100とは、ネットワーク5を介して相互に接続される。
【0022】
端末装置20は、ネットワーク5を介して、情報処理装置100にアクセスし、情報処理装置100から送信される画面情報を基にして、Web画面を表示する。端末装置20の利用者は、端末装置20を操作して、Web画面の各入力欄に情報を入力する。たとえば、端末装置20は、
図1で説明したスマートフォン20a、ノートPC20b、タブレット端末20c等に対応する。
【0023】
入力フォーム情報生成装置70は、入力フォーム情報50を生成し、入力フォーム情報50を情報処理装置100に送信する。入力フォーム情報生成装置70は、紙の帳票を電子化したPDF文書を取得し、PDF文書の情報を画面に表示する。入力フォーム情報生成装置70は、入力フォーム情報生成装置70を操作する利用者の入力情報を基にして、入力フォーム情報50を生成する。
【0024】
入力フォーム情報50には、定義情報が設定される。たとえば、定義情報には、項目(1)~(4)が含まれる。
図3は、定義情報に設定される項目と定義内容との関係を示す図である。入力フォーム情報50のフィールド情報に対応付けて、項目(1)~(4)の定義情報が設定される。フィールド情報は、Web画面の所定の入力欄に対応付けられる。
【0025】
項目(1)では、入力欄に入力される入力桁数を定義する。
図4は、項目(1)の定義内容を説明するための図である。
図4において、Web画面80には入力欄80aが含まれる。項目(1)の定義内容により、入力欄80aに入力される情報の入力桁数を制限することができる。たとえば、入力桁数として11桁を定義した場合に、入力欄80aに入力された情報が11桁か否かがチェックされる。
【0026】
項目(2)では、入力欄への入力が必須であるか否か、および、入力される数値の範囲を定義する。
図5は、項目(2)の定義内容を説明するための図である。
図5において、Web画面80には入力欄80bが含まれる。項目(2)の定義内容により、入力欄80bへの入力が必須であるか否かを定義できる。また、入力欄80bに入力される数値の範囲を定義できる。たとえば、入力欄80bへの入力が必須で、数値の範囲が10000~999999999に設定されている場合、入力欄80bへの入力があるか否か、数値の範囲が10000~999999999であるか否かがチェックされる。
【0027】
項目(3)では、入力欄に入力される属性を定義する。
図6は、項目(3)の定義内容を説明するための図である。
図6において、Web画面80には入力欄80cが含まれる。項目(3)の定義内容により、入力欄80cに入力される属性を定義できる。入力欄80cに入力される情報が半角数字に設定されている場合、入力欄80cに入力された情報が、半角数字であるか否かがチェックされる。
【0028】
項目(4)では、複数の入力欄に入力される装置の合計桁数を定義する。
図7は、項目(4)の定義情報を説明するための図である。
図7において、Web画面には入力欄80d-1,80d-2,80d-3が含まれる。項目(4)の定義内容により、入力欄80d-1,80d-2,80d-3に入力される数字の合計桁数を定義できる。合計桁数が11桁に設定されている場合、入力欄80d-1,80d-2,80d-3に入力された数字の合計桁数が11桁か否かがチェックされる。
【0029】
図2の説明に戻る。情報処理装置100は、入力フォーム情報生成装置70から取得する入力フォーム情報50と、画面用付加情報60とを基にして、画面情報を生成する。情報処理装置100は、端末装置20からアクセスを受け付けた場合には、画面情報を送信して、Web画面を端末装置20に表示させる。情報処理装置100は、Web画面の各入力欄に入力された情報を記録する。
【0030】
本実施例に係る情報処理装置100の構成の一例について説明する。
図8は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図8に示すように、この情報処理装置100は、通信部110と、入力部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを有する。
【0031】
通信部110は、ネットワーク5等を介して接続された端末装置20、入力フォーム情報生成装置70、他の外部装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。通信部110は、NIC(Network Interface Card)等で実現される。
【0032】
入力部120は、情報処理装置100の操作者からの各種操作を受け付ける入力インタフェースである。例えば、キーボードやマウス等の入力デバイスによって構成される。たとえば、操作者は、入力部120を操作して、画面用付加情報60に関する付加情報を入力する。
【0033】
表示部130は、制御部150から取得した情報を出力する出力デバイスであり、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置等によって実現される。
【0034】
記憶部140は、入力フォーム情報50、画面用付加情報60、画面情報141、入力情報142を有する。記憶部140は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
【0035】
入力フォーム情報50は、上記のように、入力フォーム情報生成装置70に生成される情報であり、フィールド情報と、定義情報が含まれる。入力フォーム情報50のデータ形式は、XML(eXtensible Markup Language)となる。
【0036】
フィールド情報は、PDF文書におけるフィールドや入力項目等を識別する情報である。定義情報は、
図3で説明したように、入力フォームの入力欄に入力される情報をチェックするための複数の項目が設定される。本実施例では、フィールド情報は、Web画面の入力項目に対する入力欄に対応付けられるものとする。すなわち、フィールド情報に対応付けられた定義情報は、フィールド情報に対応する入力欄に適用される。
【0037】
画面用付加情報60は、入力部120を操作する操作者と、画面編集部152とのやり取りによって生成される情報である。画面用付加情報60には、画面情報141をWeb画面で表示する場合に、Web画面に付加する各種の情報が含まれる。たとえば、画面用付加情報60のデータ形式は、JSON(JavaScript Object Notation)となる。
【0038】
画面用付加情報60は、付加情報に対応する複数の項目が含まれる。
図9は、画面用付加情報に含まれる項目と付加情報との関係を説明するための図である。
図9に示すように、画面用付加情報60は、項目(5)~(16)の付加情報が設定される。
【0039】
項目(5)に対応する付加情報は、条件付き表示となる。条件付き表示により、利用者がタブレット等で電子帳票に入力する際の帳票定義には存在しないが、特定の入力欄への入力内容に応じた、他の入力欄の表示、非表示の制御情報を追加で定義し、Web画面での表示を実現する。
【0040】
図10は、項目(5)の付加情報を説明するための図である。
図10において、Web画面80には、チェックボックス(入力欄)80e-1が含まれる。項目(5)の付加情報により、チェックボックス(入力欄)80e-1がチェックされると、帳票では定義されていない入力欄80e-2を追加で表示させる機能が設定される。
【0041】
項目(6)に対応する付加情報は、エラー表示となる。エラー表示により、入力欄への入力内容に誤りがあった場合に、入力欄毎にエラー表示を行うことを実現する。
【0042】
図11は、項目(6)の付加情報を説明するための図である。
図11において、Web画面80には、入力欄80fが含まれる、項目(6)の付加情報により、入力欄80fに定義された情報とは異なる情報が入力された場合に、エラー表示を行う機能が設定される。
【0043】
項目(7)に対応する付加情報は、表示順序となる。表示順序により、利用者がタブレット等で電子帳票に入力する際の帳票定義には存在しない、入力欄の表示順序を定義し、Web画面での表示を実現する。
【0044】
図12Aは、項目(7)の付加情報を説明するための図である。たとえば、帳票(PDF文書)に含まれる入力項目のうち、入力項目「ご記入日」よりも、入力項目「当社とのお取引の経緯」の方が上方に配置されているものとする。ここで、上方から順に、該当する入力欄をそのままWeb画面に表示すると、入力項目「ご記入日」の入力欄よりも、入力項目「当社とのお取引の経緯」の入力欄の方が、Web画面上の先に(上方に)表示されてしまうことになり、利用者によって入力しづらいものとなる。ここで、項目(7)の付加情報によって、各入力項目の入力欄の表示順序を設定することで、Web画面80において、入力項目「ご記入日」の入力欄80g-1を、「当社とのお取引の経緯」の入力欄80g-2よりも先に表示させることができる。
【0045】
図12Bは、見開き帳票の一例を示す図である。
図12Bに示す例では、「ご記入日」が、「当社とのお取引の経緯」よりも下に位置している。
【0046】
項目(8)に対応する付加情報は、プレースホルダ-となる。プレースホルダ-により、利用者がタブレット等で電子帳票に入力する際の帳票定義には存在しない、入力欄への入力を補助するプレースホルダ情報(入力のヒント)を表示することを実現する。
【0047】
図13は、項目(8)の付加情報を説明するための図である。
図13において、Web画面80には、入力項目「生年月日」に関する入力欄80hが含まれる。項目(8)の付加情報により、入力欄80hにはプレースホルダ-「YY(年)MM(月)DD(日)」を表示する機能が設定される。
【0048】
項目(9)に対応する付加情報は、検索機能となる。検索機能により、Web画面の入力欄に、郵便番号、事業者、国籍、株式銘柄等を入力する際の入力補助機能を実現する。
【0049】
図14は、項目(9)の付加情報を説明するための図である。
図14において、Web画面80には、振込先銀行名を入力する入力欄80iが含まれる。項目(9)の付加情報により、入力欄80iに情報が入力されると、入力された情報に近い銀行の名称が検索され、プルダウンとして表示することを実現する。
図14に示す例では、入力欄80iに「銀行」が入力されることで、プルダウン81iに銀行名「AB銀行、DD銀行、FG銀行」が表示される。
【0050】
項目(10)に対応する付加情報は、表示用項目名となる。表示用項目名により、利用者がタブレット等で電子帳票に入力する際の定義情報には存在しない、入力欄に入力するべき入力項目の和名を表示する機能を実現する。
【0051】
図15は、項目(10)の付加情報を説明するための図である。
図15において、Web画面80には、入力欄80jが含まれる。項目(10)の付加情報により、入力欄80jの入力項目の和文「生年月日」を表示することを実現する。
【0052】
項目(11)に対応する付加情報は、帳票入力時の情報引継ぎとなる。帳票入力時の情報引継ぎにより、利用者がすでに入力した遷移前のWeb画面での情報を、遷移後のWeb画面の入力欄への入力に反映させる機能を実現する。
【0053】
図16は、項目(11)の付加情報を説明するための図である。たとえば、前のWeb画面79の入力欄79aにおいて、新規、変更のうち、新規がチェックされた後、Web画面80に移行したものとする。この場合には、Web画面79の情報を引き継ぎ、入力欄80kの新規、変更のうち、変更がチェックされる。これは、Web画面80が初回の画面ではなく、二回目の画面であるためである。たとえば、遷移前のWeb画面79から、遷移後のWeb画面80に移行する場合に、移行時のURLに情報引継ぎのためのパラメータを付与することで、かかる機能を実現することができる。
【0054】
項目(12)に対応する付加情報は、項目表示幅の設定となる。項目表示幅の設定により、デバイスに応じた入力欄の表示幅を制御する機能を実現する。
【0055】
図17は、項目(12)の付加情報を説明するための図である。Web画面80-1は、ノートPC20bに表示させる場合のWeb画面であり、Web画面80-2は、スマートフォン20aに表示させる場合のWeb画面である。たとえば、Web画面80-1の入力欄80-1aでは、初期幅の100%の幅で、入力欄80-1aを表示させる。Web画面80-2の入力欄80-2aでは、初期幅の25%の幅で、入力欄80-2aを表示させる。
【0056】
項目(13)に対応する付加情報は、自動入力項目となる。自動入力項目により、申し込み日等、特定の入力項目に対応する入力欄への入力を自動的に行う。
【0057】
図18は、項目(13)の付加情報を説明するための図である。Web画面80には、入力項目「お申込日」に対応する入力欄80lが含まれる。たとえば、現在の日付が検索され、自動的に現在の日付が設定されることを実現する。
【0058】
項目(14)に対応する付加情報は、表示用タイトルとなる。表示用タイトルにより、帳票名とは別に、Web画面でのタイトル情報を表示させる機能を実現する。
【0059】
図19は、項目(14)の付加情報を説明するための図である。Web画面80には、領域81に、表示用タイトルとして「特定口座開設・源泉届出書」が表示されている。このように、項目(14)の付加情報によって、Web画面80に、表示用タイトルを表示させる機能を実現させる。
【0060】
項目(15)に対応する付加情報は、画面デザインのカスタマイズとなる。画面デザインのカスタマイズでは、サイトポリシーに従ったスタイル変更のカスタマイズを実現する。
【0061】
図20は、項目(15)の付加情報を説明するための図である。この付加情報の機能によって、既に存在しているサービスのWeb画面82から、Web画面82のデザイン情報を採取して、Web画面80に適用させる機能を実現させる。たとえば、HTMLのスタイル定義で設定できるデザインについては、実現可能である。Web画面82に近いデザインにするためには、ラベルの表示バリエーションを増やすことが望ましい。
【0062】
項目(16)に対応する付加情報は、プルダウンの表示用文字列設定となる。「プルダウンの表示用文字列設定」により、プルダウン表示を行う場合に、表示用の選択項目を定義する機能を実現する。たとえば、実際に入力する情報は数値であるが、Web画面上では、名称で表示し、名称が選択された場合には、選択された名称を数値に変更する機能となる。
【0063】
図21は、項目(16)の付加情報を説明するための図である。操作者は、事前に、付加情報として、名称と、数値とを対応付けておく。たとえば、付加情報を設定する画面90において、数値(3950)と、CCCファンドとが対応付けられる。数値(3951)と、DDDファンドとが対応付けられる。数値(5251)と、GGG3分法とが対応付けられる。数値(5257)と、DFDファンドとが対応付けられる。数値(5264)と、DFAファンドとが対応付けられる。数値(5265)と、FFDファンドとが対応付けられる。
【0064】
Web画面の入力欄で、数値を表示して選択されると、利用者は、数値が何を意味するのかを理解しにくい。このため、項目(16)に対応する付加情報により、上記の対応付けの関係を基にして、入力欄80nに、数値の代わりに、数値に対応する名称を表示させる機能を実現する。
【0065】
図8の説明に戻る。画面情報141は、入力フォーム情報50と、画面用付加情報60を基にして生成される情報である。たとえば、画面情報141は、HTMLファイル等の構造化文書である。画面情報141が、端末装置20に送信され、画面情報141に対応したWeb画面が端末装置20に表示される。
【0066】
入力情報142は、端末装置20を操作する利用者によって、Web画面の各入力欄に入力された情報を保持する。
【0067】
制御部150は、取得部151と、画面編集部152と、画面生成部153とを有する。制御部150は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)により実現される。また、制御部150は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実行されてもよい。
【0068】
取得部151は、入力フォーム情報生成装置70から、入力フォーム情報50を取得し、取得した入力フォーム情報50を、記憶部140に記憶させる。
【0069】
画面編集部152は、操作者が操作する入力部120から付加情報等を取得して、画面用付加情報60を生成する。たとえば、画面編集部152は、入力フォーム情報50の作成元となる帳票の帳票定義情報を保持しており、表示部130に表示させる。帳票定義情報には、帳票の各入力項目の情報等が含まれる。利用者は、表示部130に表示される帳票定義情報を参照しつつ、入力部120を操作して、各入力項目や、Web画面の領域に関連付けて、上述した項目(5)~項目(16)で説明した付加情報を指定する。
【0070】
画面生成部153は、入力フォーム情報50と、画面用付加情報60とを基にして、画面情報141を生成する。まず、画面生成部153は、入力フォーム情報50のデータ形式をXMLから、画面用付加情報60と同様のデータ形式となるJSONに変換する。画面生成部153は、データ形式を変換した入力フォーム情報50と、画面用付加情報60とを基にして、画面情報(HTMLファイル)141を生成する。画面生成部153は、画面情報141を記憶部140に記憶させる。
【0071】
入力フォーム情報50には、フィールド情報に対応付けられた定義情報が含まれている。画面生成部153は、定義情報を基にして、画面情報141によって表示されるWeb画面の入力欄に入力される情報をチェックする機能を、画面情報141に付与する。チェックする機能は、上記の項目(1)~(4)で説明した機能に対応する。
【0072】
画面用付加情報60には、付加情報が含まれている。画面生成部153は、付加情報を基にして、画面情報141によって表示されるWeb画面の入力欄に入力された情報に応じて、付加的な表示を行う機能を、画面情報141に付与する。
【0073】
また、付加情報には、Web画面の入力項目の入力欄の表示順を指定する情報を含んでいるため、画面生成部153は、かかる付加情報を基にして、入力欄の表示順を、画面情報141に設定する。Web画面に付加される情報は、上記の項目(5)~(16)で説明した情報に対応する。
【0074】
たとえば、画面情報141では、帳票の入力項目の入力欄に対して、入力フォーム情報50の定義情報と、画面用付加情報60の付加情報とが設定され、定義情報のチェック機能と、付加情報とを組み合わせた情報が付与される。たとえば、「ある入力項目の入力欄」に対して、項目(1)の定義情報(11桁か否かをチェック)と、項目(6)の付加情報(エラー情報)が設定されているものとする。この場合に、画面情報141に基づく、Web画面に表示された「ある入力項目の入力欄」に情報が入力され、入力された情報が11桁ではない場合に、エラーが表示する機能が付与される。
【0075】
画面生成部153は、端末装置20からアクセスを受け付けた場合、画面情報141を端末装置20に送信して、画面情報141に対応するWeb画面を、端末装置20に表示させる。
【0076】
受付部154は、Web画面の入力欄に入力された情報を、端末装置20から取得し、入力情報142として、記憶部140に記憶させる。
【0077】
次に、本実施例に係る情報処理装置100の処理手順の一例について説明する。
図22は、本実施例に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図22に示すように、情報処理装置100の取得部151は、入力フォーム情報生成装置70から、入力フォーム情報50を取得し、記憶部140に記憶する(ステップS101)。
【0078】
情報処理装置100の画面編集部152は、操作者の操作する入力部120からの入力を基にして、画面用付加情報60を生成し、記憶部140に記憶する(ステップS102)。
【0079】
情報処理装置100の画面生成部153は、入力フォーム情報50のデータ形式を、画面用付加情報60と同一のデータ形式に変換する(ステップS103)。画面生成部153は、入力フォーム情報50と、画面用付加情報60とを基にして、画面情報141を生成し、記憶部140に記憶する(ステップS104)。
【0080】
画面生成部153は、端末装置20からアクセスを受け付けた場合に、画面情報141を送信して、Web画面を表示させる(ステップS105)。情報処理装置100の受付部154は、Web画面の入力欄に入力された情報を受信し、入力情報142として記憶部に記憶する(ステップS106)。
【0081】
次に、本実施例に係る情報処理装置100の効果について説明する。情報処理装置100は、入力フォーム情報50および画面用付加情報60を用いて、画面情報141を生成するため、どのような画面サイズであっても情報入力のしやすいWeb画面(Web上の入力フォーム)を効率的に生成することができる。
【0082】
また、情報処理装置100は、入力フォーム情報50および画面用付加情報60に基づいて画面情報141を生成するため、Web画面の入力欄(入力項目の入力欄)に入力される情報のチェック機能や、利用者にとって有用な機能をWeb画面で合わせて表示する機能を提供することができる。
【0083】
情報処理装置100は、入力フォーム情報50を基にして、Web画面の入力欄に入力された情報に対して、項目(1)~(4)で説明したチェック機能を画面情報141に付与することで、利用者による情報の入力ミスに対応することができる。
【0084】
情報処理装置100は、画面用付加情報60を基にして、Web画面の入力欄の入力に応じて、項目(5)~(16)で説明した付加情報をWeb画面に表示させる機能を、画面情報141に付与することで、利用者による情報入力を補助することができ、入力操作を容易にすることができる。
【0085】
ところで、本実施例の情報処理装置100では、一例として、画面編集部152と、画面生成部153とを有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、外部装置が、画面編集部152を有し、情報処理装置100が、外部装置から、画面編集部152が生成した、画面用付加情報60を取得して、記憶部140に記憶させてもよい。
【0086】
また、情報処理装置100は、入力フォーム情報生成装置70の機能を有し、情報処理装置100が、入力フォーム情報50を生成して、記憶部140に記憶させてもよい。
【0087】
次に、上記実施例に示した情報処理装置100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。
図23は、実施例の情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【0088】
図23に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、利用者からのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203とを有する。また、コンピュータ200は、有線または無線ネットワークを介して、外部装置等との間でデータの授受を行う通信装置204と、インタフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207とを有する。そして、各装置201~207は、バス208に接続される。
【0089】
ハードディスク装置207は、取得プログラム207a、画面編集プログラム207b、画面生成プログラム207c、受付プログラム207dを有する。また、CPU201は、各プログラム207a~207dを読み出してRAM206に展開する。
【0090】
取得プログラム207aは、取得プロセス206aとして機能する。画面編集プログラム207bは、画面編集プロセス206bとして機能する。画面生成プログラム207cは、画面生成プロセス206cとして機能する。受付プログラム207dは、受付プロセス206dとして機能する。
【0091】
取得プロセス206aの処理は、取得部151の処理に対応する。画面編集プロセス206bの処理は、画面編集部152の処理に対応する。画面生成プロセス206cの処理は、画面生成部153の処理に対応する。受付プロセス206dの処理は、受付部154の処理に対応する。
【0092】
なお、各プログラム207a~207dについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム207a~207dを読み出して実行するようにしてもよい。
【0093】
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
【0094】
(付記1)コンピュータに、
入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、
前記画面情報を前記端末装置に送信する
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【0095】
(付記2)前記定義情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報のチェック内容を定義する情報であり、前記生成する処理は、前記定義情報を基にして、前記入力欄に入力される情報をチェックする機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
【0096】
(付記3)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報に応じて、前記画面に追加して表示する情報であり、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄に入力される情報に応じて、所定の情報を表示する機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記1または2に記載の情報処理プログラム。
【0097】
(付記4)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄の表示順に関する情報を含み、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄の表示順を前記画面情報に定義することを特徴とする付記3に記載の情報処理プログラム。
【0098】
(付記5)コンピュータが実行する情報処理方法であって、
入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、
前記画面情報を前記端末装置に送信する
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
【0099】
(付記6)前記定義情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報のチェック内容を定義する情報であり、前記生成する処理は、前記定義情報を基にして、前記入力欄に入力される情報をチェックする機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記5に記載の情報処理方法。
【0100】
(付記7)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報に応じて、前記画面に追加して表示する情報であり、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄に入力される情報に応じて、所定の情報を表示する機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記5または6に記載の情報処理方法。
【0101】
(付記8)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄の表示順に関する情報を含み、前記生成する処理は、前記付加情報を基にして、前記入力欄の表示順を前記画面情報に定義することを特徴とする付記7に記載の情報処理方法。
【0102】
(付記9)入力フォームの定義情報と、前記入力フォームを端末装置の画面に表示させる場合の付加情報とを取得し、
前記定義情報のデータ形式を、前記付加情報のデータ形式に合わせる変換を行い、
データ形式を変換した前記定義情報と、前記付加情報とを基にして、画面情報を生成し、前記画面情報を前記端末装置に送信する処理を実行する制御部
を有することを特徴とする情報処理装置。
【0103】
(付記10)前記定義情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報のチェック内容を定義する情報であり、前記制御部は、前記定義情報を基にして、前記入力欄に入力される情報をチェックする機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記9に記載の情報処理装置。
【0104】
(付記11)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄に入力される情報に応じて、前記画面に追加して表示する情報であり、前記制御部は、前記付加情報を基にして、前記入力欄に入力される情報に応じて、所定の情報を表示する機能を前記画面情報に付与することを特徴とする付記9または10に記載の情報処理装置。
【0105】
(付記12)前記付加情報は、前記画面情報の入力欄の表示順に関する情報を含み、前記制御部は、前記付加情報を基にして、前記入力欄の表示順を前記画面情報に定義することを特徴とする付記11に記載の情報処理装置。
【符号の説明】
【0106】
50 入力フォーム情報
60 画面用付加情報
100 情報処理装置
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
141 画面情報
142 入力情報
150 制御部
151 取得部
152 画面編集部
153 画面生成部
154 受付部