(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-15
(45)【発行日】2024-10-23
(54)【発明の名称】開口部建材
(51)【国際特許分類】
E06B 7/02 20060101AFI20241016BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20241016BHJP
E04B 1/76 20060101ALI20241016BHJP
【FI】
E06B7/02
E06B5/00 A
E04B1/76 100E
E04B1/76 200A
(21)【出願番号】P 2021137652
(22)【出願日】2021-08-26
【審査請求日】2024-02-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000175560
【氏名又は名称】三協立山株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100136331
【氏名又は名称】小林 陽一
(72)【発明者】
【氏名】大浦 豊
(72)【発明者】
【氏名】朝岡 幸康
【審査官】河本 明彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-209876(JP,A)
【文献】特開2013-023977(JP,A)
【文献】実開昭60-028191(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 7/02
E06B 5/00
E04B 1/76
F24S 20/63
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓部と、窓部に隣接して設けた蓄熱部とを備え、窓部は、外側仕切体と、内側仕切体と、外側仕切体と内側仕切体の間の中間層に設けた整流体とを有し、蓄熱部は、透光パネル又は熱伝導パネルよりも室内側に設けた蓄熱材を有し、外側仕切体と整流体の間に導入した外気を蓄熱部に通し、整流体と内側仕切体の間を通して室内に導入することを特徴とする開口部建材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に取付けられる開口部建材に関する。
【背景技術】
【0002】
建物の室内環境は、空調設備で制御していたが、窓からの熱の出入りが多く電気代がかかるため、経済的に優れたものが求められていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、冷暖房負荷を抑えることのできる開口部建材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、窓部と、窓部に隣接して設けた蓄熱部とを備え、窓部は、外側仕切体と、内側仕切体と、外側仕切体と内側仕切体の間の中間層に設けた整流体とを有し、蓄熱部は、透光パネル又は熱伝導パネルよりも室内側に設けた蓄熱材を有し、外側仕切体と整流体の間に導入した外気を蓄熱部に通し、整流体と内側仕切体の間を通して室内に導入することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部建材は、窓部と、窓部に隣接して設けた蓄熱部とを備え、窓部は、外側仕切体と、内側仕切体と、外側仕切体と内側仕切体の間の中間層に設けた整流体とを有し、蓄熱部は、透光パネル又は熱伝導パネルよりも室内側に設けた蓄熱材を有し、外側仕切体と整流体の間に導入した外気を蓄熱部に通し、整流体と内側仕切体の間を通して室内に導入することで、冬期には窓部において室内から室外に逃げる熱を外気の流れによって回収して室内に戻すことで、窓部からの熱の出入りを減らすことができ、さらに、蓄熱材に蓄熱した熱で外気が暖められて室内に導入されるため、暖房補助として利用することができ、これにより暖房負荷を抑えることができる。また、夏期には夜間に蓄熱材に蓄冷した冷熱で外気を冷やして室内に導入することで、冷房補助として利用することができ、これにより冷房負荷を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明の開口部建材の第1実施形態を示す縦断面図である。
【
図3-1】(a)は同開口部建材の冬期の昼間における運用状態の例を示す図であり、(b)は同開口部建材の冬期の夜間における運用状態の例を示す図である。
【
図3-2】(c)は同開口部建材の夏期の昼間における運用状態の例を示す図であり、(d)は同開口部建材の夏期の夜間における運用状態の例を示す図である。
【
図4】本発明の開口部建材の第2実施形態を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,2は、本発明の開口部建材の第1実施形態を示している。本開口部建材は、建物の屋外に面した開口部9に設置されるものであって、
図1に示すように、開口部9の略上半分の領域に窓部1が形成され、開口部9の略下半分の領域に蓄熱部2が形成されている。
【0008】
窓部1は、
図1,2に示すように、室外側に設けた外窓(外側仕切体)3と、室内側に設けた内窓(内側仕切体)4と、外窓3と内窓4の間の中間層5に設けたブラインド(整流体)6とを備えている。
外窓3は、開口部9に固定される枠10と、枠10内に引違い状に開閉自在に収めた外障子11a及び内障子11bとを備えている。枠10は、上枠12と下枠13と左右の縦枠14,14を枠組みして構成してある。上枠12は、室外空間から中間層5に連通する通気経路15を有している。この通気経路15は、室外に面した通気口16と室内(中間層)に面した通気口17が何れも下向きに開口して設けてあり、コ字状に曲がった形で形成してある。これにより、通気経路15から雨水が浸入するのを防いでいる。
【0009】
内窓4は、
図1,2に示すように、四周の額縁18の内周側面に取付けた上枠19と下枠20及び左右の縦枠21,21と、上下枠19,20間に引違い状に開閉自在に収めた外障子22a及び内障子22bを備えている。枠19,20,21と障子22a,22bの框は、樹脂製である。障子22a,22bのガラス23は、複層ガラスである。外窓3の枠10と内窓4の枠19,20,21の間には木製の額縁18があるため、外窓3と内窓4とは熱的に分離されている。
内窓4は、
図1に示すように、上枠19の外周側に換気装置24が設けてある。換気装置24は、アルミ形材よりなる上形材25と下形材26とを上下に組み合わせて構成してあり、上形材25と下形材26の間に室内外方向に連通する通気経路27が形成してある。
【0010】
ブラインド6は、
図1に示すように、ポリエステルの不織布等よりなる生地がプリーツ状に折り畳まれることにより伸縮するプリーツスクリーンとなっている。ブラインド6の下端部に設けられたボトムバー28は、内窓4の下側の額縁18の上面に当接している。ブラインド6の側縁部は、
図2に示すように、内窓4の両側の額縁18に取付けたレール29に案内し、気密性を高めている。したがって、中間層5内はブラインド6により室外側と室内側に仕切られ、ブラインド6の室外側の空気は室外の気温に近付き、ブラインド6の室内側の空気は室内の気温に近付き、ブラインド6の室外側と室内側で温度差が生じる。ブラインド6は、室内側から図示しない操作部を操作することで上下に伸縮自在となっている。
【0011】
蓄熱部2は、
図1に示すように、室外側に上枠30と下枠31と左右の縦枠を枠組みしてなる枠体32を有し、枠体32にはガラスパネル(透光パネル)7が嵌め込んである。ガラスパネル7の室外側には、ロールスクリーン33が上枠30から吊り下げて設けてある。
蓄熱部2内には、枠体32から室内側に間隔をおいて集熱材34が設けてあり、さらに集熱材34の室内側に2枚の蓄熱材8a,8bが間隔をおいて設けてある。室内側の蓄熱材8bの室内側には、断熱材35が設けてある。蓄熱部2の室内側は、内壁36で覆ってある。
集熱材34は、アルミ製のパネルで構成され、表面を黒く塗装して集熱効果を高めてある。このような集熱材34は、冬期に本開口部建材を蓄熱建材として機能させる際には、昼間に日射熱を効率よく集めて蓄熱材8a,8bへの蓄熱を促進し、夏期に本開口部建材を蓄冷建材として機能させる際には、夜間に放射冷却により蓄熱材8a,8bへの蓄冷を促進する。
蓄熱材8a,8bは、パラフィン系または硫酸ナトリウム水和物等の潜熱蓄熱材(PCM)を用いている。この蓄熱材8a,8bは、加熱・冷却のエネルギーが固体から液体、液体から固体への相変化に使われ、相変化の間、温度が一定で推移する特徴を有する。蓄熱材8a,8bの融点は、1℃刻みで変更することが可能である。集熱材34の下端及び蓄熱材8a,8bの下端と蓄熱部2の底面との間には、空気が流通できるように隙間37が設けてある。
【0012】
図1に示すように、窓部1と蓄熱部2の間の仕切り部38には、外窓3の室内側に隣接する位置と内窓4の室外側に隣接する位置とに、空気が流通する通気部39a,39bが設けてある。これにより本開口部建材は、
図1中の矢印に示すように、外窓3の通気経路15より流入した外気が、窓部1と蓄熱部2の間に跨って上から下に、次いで下から上に大きく迂回して流れてから、内窓4上部の換気装置24の通気経路27より室内に流入するようになっている。このような外気の流れは、室内に設けた換気扇等により室内を負圧に調整することにより自然に生まれ、本開口部建材を通じて外気が常に室内に導入される。すなわち本開口部建材は、24時間換気のための換気口として機能する。窓部1と蓄熱部2の間の仕切り部38に設けた室内側の通気部39b内には、この外気の流れを補助するためにファン40が設けてある。
【0013】
本開口部建材は、窓部1に樹脂製の枠19,20,21及び框と複層ガラス23を用いた内窓4を設けたことに加え、外窓1の通気経路15と中間層5と内窓4上部に設けた通気経路27を通じて室内外を空気が流れ、その際に中間層5を空気が外窓3の内側面と内窓4の外側面に沿うように迂回して流れることで、空気の流入する方向とは逆方向の熱移動が妨げられ、非常に優れた断熱性能を発揮する。さらに本開口部建材は、窓部1の下方に隣接して蓄熱部2を設け、窓部1と蓄熱部2の間に跨って外気が大きく迂回して流れることで、冬期には暖房補助として、夏期には冷房補助として利用することができ、これにより冷暖房負荷を抑えることができる。
【0014】
以下、本開口部建材の働きについて説明する。冬期の昼間は、
図3-1(a)に示すように、蓄熱部2のロールスクリーン33を開けて(上げて)おく。これにより蓄熱部2の集熱材34に日射が当たって熱せられ、その熱が蓄熱材8a,8bに蓄えられる。
外窓3の通気経路15より流入した冷たい外気は、通気経路15室内側の通気口17より下向きに流出し(
図1参照)、その後、冷たい外気はコールドドラフトにより外窓3の内側面に沿って中間層5の下まで流れてから、通気部39aを通って蓄熱部2へと流れる。その後、外気は蓄熱部2のガラスパネルパネル7の内側面に沿って蓄熱部2の底部まで流れてから折り返し、蓄熱材8a,8bの熱で暖められながら蓄熱材8a,8bの間の隙間を上昇する。その後、外気は通気部39bを通って窓部1のブライド6と内窓4の間に流入し、内窓4のガラス23から室内の熱が伝わることでさらに暖められ、ガラス23の室外側面に沿って上昇し、この間にガラス23から室外に逃げる熱を空気の流れによって回収する。その後、暖められた外気は内窓4上部の通気経路27を通って室内に流入する。外気が通気経路27を通過する際にも、室内の熱で暖められた換気装置24や上枠19の熱を空気の流れによって回収する。
冬期の夜間は、
図3-1(b)に示すように、蓄熱部2のロールスクリーン33を閉めて(下げて)おく。これにより、昼間に蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱が室外に逃げるのを防ぐことができる。冬期の夜間も昼間と同じように本開口部建材を外気が流れ、蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱で外気が暖められて室内に導入されるため、暖房を使用することなく朝まで室内が快適に保たれる。
このように本開口部建材は、冬期に窓部1において室内から室外に逃げる熱を外気の流れによって回収して室内に戻すことで、窓部1からの熱の出入りを減らすことができ、さらに、蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱で外気が暖められて室内に導入されるため、暖房補助として利用することができ、これにより暖房負荷を抑えることができる。
【0015】
夏期の夜間は、
図3-2(d)に示すように、蓄熱部2のロールスクリーン33を開けて(上げて)おく。これにより、夜の涼しい外気を室内に取り入れつつ、放射冷却により蓄熱材8a,8bへの蓄冷が促進される。
夏期の昼間は、
図3-2(c)に示すように、蓄熱部2のロールスクリーン33を閉めて(下げて)おき、日射を遮断する。外気は、蓄熱部2を通過する間に、夜間に蓄熱材8a,8bに蓄冷した冷熱で冷やされ、且つ内窓4の外側面に沿って上昇する間に内窓4のガラス23から室外に逃げる冷熱を回収することでさらに冷やされ、内窓4の通気経路27より室内に流入する。これにより、少なくとも午前中いっぱいぐらいは冷房を使用しなくても室内が快適に保たれる。
このように本開口部建材は、夏期には夜間に蓄熱材8a,8bに蓄冷した冷熱で外気を冷やして室内に導入することで、冷房補助として利用することができ、これにより冷房負荷を抑えることができる。
【0016】
図4~6は、本発明の開口部建材の第2実施形態を示している。本実施形態の開口部建材は、窓部1と蓄熱部2を左右に隣接して設けてある。窓部1及び蓄熱部2の構成は、第1実施形態と同様である。
【0017】
図4~6に示すように、窓部1と蓄熱部2との間の仕切り部38には、窓部1のブラインド6より室外側の中間層5下部から蓄熱部2の集熱材34の下方に連通した通気部39aと、窓部1のブラインド6より室内側の中間層5下部から蓄熱部2の蓄熱材8a,8b同士の間に連通した通気部39bが設けてある。室内側の通気部39b内にはファン40が設けてあり、ファン40は蓄熱部2から窓部1に向けて空気(外気)を流す。
【0018】
図5に示すように、外窓3の通気経路15より流入した外気は、外窓3の内側面に沿って中間層5の下部まで流れてから、仕切り部38の室外側の通気部39aを通り、蓄熱部2へと流れる。その後、
図6に示すように、外気は集熱材34の外側面に沿って上方に流れてから折り返し、ファン40に引っ張られることで蓄熱材8a,8bの間を流下する(この間に、冬期には外気が蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱によって暖められ、夏期には外気が蓄熱材8a,8bに蓄冷した冷熱により冷やされる)。その後、外気は仕切り部38の室内側の通気部39bを通って窓部1へと流れ、内窓4の外側面に沿って上昇し(この間に内窓4から室外に逃げる熱を空気の流れによって回収する)、内窓4上部の通気経路27を通って室内に流入する。
【0019】
本実施形態の開口部建材は、上記のように外気が流れることで、第1実施形態と同様に、冬期には窓部1において室内から室外に逃げる熱を外気の流れによって回収して室内に戻すことで、窓部1からの熱の出入りを減らすことができ、さらに、蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱で外気が暖められて室内に導入されるため、暖房補助として利用することができ、これにより暖房負荷を抑えることができる。また、夏期には夜間に蓄熱材8a,8bに蓄冷した冷熱で外気を冷やして室内に導入することで、冷房補助として利用することができ、これにより冷房負荷を抑えることができる。
【0020】
以上に述べたように本開口部建材(第1・第2実施形態)は、窓部1と、窓部1に隣接して設けた蓄熱部2とを備え、窓部1は、外側仕切体(外窓)3と、内側仕切体(内窓)4と、外側仕切体3と内側仕切体4の間の中間層5に設けた整流体6とを有し、蓄熱部2は、透光パネル(ガラスパネル)7又は熱伝導パネルよりも室内側に設けた蓄熱材8a,8bを有し、外側仕切体3と整流体6の間に導入した外気を蓄熱部2に通し、整流体6と内側仕切体4の間を通して室内に導入することで、冬期には窓部1において室内から室外に逃げる熱を外気の流れによって回収して室内に戻すことで、窓部1からの熱の出入りを減らすことができ、さらに、蓄熱材2に蓄熱した熱で外気が暖められて室内に導入されるため、暖房補助として利用することができ、これにより暖房負荷を抑えることができる。また、夏期には夜間に蓄熱材8a,8bに蓄冷した冷熱で外気を冷やして室内に導入することで、冷房補助として利用することができ、これにより冷房負荷を抑えることができる。
第1実施形態の開口部建材は、蓄熱部2を窓部1の下方に隣接して設けてあることで、幅をとらず、コンパクトにできる。
また、本開口部建材は、窓部1と蓄熱部2との間の仕切り部38に設けた通気部39b内にファン40を設置してあるので、内部に窓部1と蓄熱部2とに跨って迂回して流れる外気の流れを適正に確保できる。
さらに本開口部建材は、蓄熱部2の室外側に遮蔽体(ロールスクリーン)33を有し、冬期においては昼間は遮蔽体33を開けて夜間は遮蔽体33を閉めることで、昼間に蓄熱材8a,8bに蓄熱した熱が夜間に外部に逃げるのを防ぎ、暖房負荷を抑える効果が高まる。また、夏期においては夜間は遮蔽体33を開けて昼間は遮蔽体33を閉めることで、夜間の蓄熱材8a,8bへの蓄冷が促進されると共に昼間の蓄熱材8a,8bの温度上昇を抑えられるので、冷房負荷を抑える効果が高まる。
【0021】
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。外側仕切体は、室外空間と中間層とに仕切るものであればよく、ガラス入りの外窓の他、シャッター、雨戸、ロールスクリーン等であってもよい。内側仕切体は、中間層と室内空間とに仕切るものであればよく、ガラス入りの内窓の他、カーテン、ロールスクリーン、障子等であってもよい。
整流体は、外側仕切体と内側仕切体の間で下降する空気と上昇する空気とがぶつかり合って空気の流れが阻害されるのを防ぎ、外側仕切体の内側面と内側仕切体の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成できるものであればよく、ブラインド、ロールスクリーン、ハニカムスクリーン等の他、中間層の天面から数cm程度垂下する板状のもの等であってもよい。
蓄熱部は、ガラスパネル(透光パネル)に換えて、アルミパネル等の熱伝導パネルを設置することもできる。室外空間と連通する通気経路、室内空間と連通する通気経路は、どこに設けてあってもよい。
【符号の説明】
【0022】
1 窓部
2 蓄熱部
3 外窓(外側仕切体)
4 内窓(内側仕切体)
5 中間層
6 ブラインド(整流体)
7 ガラスパネル(透光パネル)
8a,8b 蓄熱材