特許7572550IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

動力伝達装置に関し、特に2つのモータの動力を出力軸に伝達する動力伝達装置に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

先行技術では2速ギヤ列によって変速動作時の出力軸のトルクを補うので、2速から3速へ変速するときは、出力軸の回転速度が大きいと、3速ギヤ列の変速比によるが、モータの最大回転速度に達するまでモータを運転しても2速ギヤ列の回転速度に追いつけないことがある。2速ギヤ列の回転速度にモータの回転速度が追いつかないと出力軸のトルクを補完できない。また、先行技術では1速ギヤ列は3速ギヤ列と同じ軸に配置されているので、大きなトルクが必要なときに、変速比が最も大きい1速ギヤ列によって出力軸のトルクを補完できない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この目的を達成するために本発明の動力伝達装置は、2つのモータの動力がそれぞれ入力される第1軸および第2軸と、第1軸と異なる軸上に配置される出力軸と、第1軸の回転を複数の経路で出力軸に伝達する第1の減速機構と、第2軸の回転を1つの経路で出力軸に伝達する第2の減速機構と、を備え、第1の減速機構は、複数の経路の変速比が互いに異なり、第2の減速機構の変速比は、減速機構の全ての変速比の中で最も小さい又・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の態様によれば、第1軸および第2軸は、2つのモータの動力がそれぞれ入力される。第1の減速機構は、第1軸と異なる軸上に配置される出力軸に、第1軸の回転を複数の経路で伝達する。第1の減速機構は、複数の経路の変速比が互いに異なる。第2の減速機構は、第2軸の回転を1つの経路で出力軸に伝達する。第2の減速機構の変速比は、減速機構の全ての変速比の中で最も小さい又は最も大きい。これにより第2の減速機構によって所望の変速動作時の出力軸のトルクを補完できる。

第2の態様によれば、第1の態様において、第1の減速機構に含まれる、第1軸を除く軸、及び、軸と同軸上にある軸であって第2の減速機構に含まれる軸の間のトルクの伝達および遮断を行う第1クラッチを備える。第1クラッチによって2つのモータ間に動力を伝達する経路をつないだり切ったりできる。

第3の態様によれば、第1又は第2の態様において、第1軸および第2軸は同軸上に配置され、第1軸と第2軸との間のトルクの伝達および遮断を行う第2クラッチを備える。第2クラッチをつないで2つのモータの合力を出力軸に伝達できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 第1実施の形態における動力伝達装置のスケルトン図である。
【図2】 第2実施の形態における動力伝達装置のスケルトン図である。
【図3】 第3実施の形態における動力伝達装置のスケルトン図である。
【図4】 第4実施の形態における動力伝達装置のスケルトン図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10,30,40,60 動力伝達装置 11,12,41,42 モータ 13,43 第1軸 14,44 第2軸 15,45,61 出力軸(第1の減速機構に含まれる軸) 16,62 第3軸(第2の減速機構に含まれる軸) 21,47 第1の減速機構 24,32,46 第2の減速機構 26,33,63 第1クラッチ 27,51 第2クラッチ 31 第2軸(第2の減速機構に含まれる軸)

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