(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-16
(45)【発行日】2024-10-24
(54)【発明の名称】ゲル状のシート
(51)【国際特許分類】
A45D 44/22 20060101AFI20241017BHJP
【FI】
A45D44/22 C
(21)【出願番号】P 2024073771
(22)【出願日】2024-04-30
【審査請求日】2024-05-01
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】305056766
【氏名又は名称】塚本 進一
(72)【発明者】
【氏名】塚本 進一
【審査官】遠藤 邦喜
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-000872(JP,A)
【文献】実開平07-019340(JP,U)
【文献】特開2019-024743(JP,A)
【文献】特開2004-231516(JP,A)
【文献】国際公開第2006/016601(WO,A1)
【文献】特開2009-066061(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 44/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体の一部に覆い貼り付けられる、薬液を有する
平面体のゲル状のシート体を備え、
前記シート体
が、前記人体の
立体的な領域
を覆うとき、
前記シート体が前記立体的な領域に沿いながら、前記立体的な領域を覆う面積に見合うために前記シート体の一方の面の外部から内部の方向に
第1の切り込み部を有し、
前記一方の面から前記一方の面と対向する他方の面に
外部から内部の方向に前記第1の切り込み部と交互にずらして第2の切り込み部を有し、
前記交互の切り込み部
からなる前記シート体が前記立体的な領域に対応して延びることができるハーフカット状態を有し、
前記立体的な領域に貼り付けられるとき、前記ハーフカット状態が前記立体的な領域に沿いながら延びて密着し貼り付けられることを特長とするゲル状のシート。
【請求項2】
前記切り込み部は、断面三角形状または断面凹部形状である請求項1に記載のゲル状のシート。
【請求項3】
前記切り込み部は、複数個所に形成された請求項1に記載のゲル状のシート。
【請求項4】
前記切り込み部は、前記薬液が貯められる保持部を有してなる請求項1に記載のゲル状のシート。
【請求項5】
前記人体の一部の前記凸部は、顔の鼻部、前記顔の左右双方の頬部、前記顔の左右双方の耳部、前記顔の顎部、首元部周辺部、および肘部の内の少なくとも一つであって、前記シート体は、前記人体の一部の前記凸部に対面する前記領域に前記切り込み部を有してなる請求項1に記載のゲル状のシート。
【請求項6】
前記人体の一部の前記凹部は、顔の左右双方の目部、前記顔の口部、および首部の内の少なくとも一つであって、前記シート体は、前記人体の一部の前記凹部に対面する前記領域に、(1)孔部または(2)孔部および前記孔部を覆う蓋部、を有し、前記孔部周辺または前記蓋部に前記切り込み部を有してなる請求項1に記載のゲル状のシート。
【請求項7】
前記シート体は、前記表面または両面にセパレーターを有してなる請求項1に記載のゲル状のシート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、肌に密着性豊かなゲル状のシートに関する。
【背景技術】
【0002】
ゲル状のシートを打ち抜いて人の皮膚または顔から首元部周辺に貼り付けられる用法がある。
【0003】
特開2020-81223号公報は、明細書の段落[0027]に「~、セル ロース構造の完全性を維持することができる。」製造方法を開示している。
【0004】
特表2021-532283号公報は、明細書の段落[0013]に「 密着力、着用感および吸水性が容易であり、別の支持フィルムを積層しなくてもシート の破れに強くてハンドリングが容易であり、~製造時間と費用を節減できる効果がある。」を開示している。
【0005】
特許6938147号公報は、明細書の段落[0007]に「本発明の目的は、化粧活性成分の経皮送達が改善された、化粧活性成分を含むバイオセ ルロース含有シートを提供することである。」を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2020-81223号公報
【文献】特表2021-532283号公報
【文献】特許第6938147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のゲル状のシートの平面体を、顔の立体形状に沿って、鼻の凸部形状または左右双方の頬の凸部形状または顎部の凸部形状に貼り付けると、シートの面積と顔の面積が異なるから、平面体は全体を覆い密着させて貼り付けることができないので、鼻の凸部形状、頬の凸部形状、顎部の凸部形状を覆うことができるゲル状のシートの改良が必要である。
【0008】
すなわち、従来のゲル状のシートの平面体では、平面体の面積と立体形状の面積が異なるため、凸部形状の周辺を切り欠き線で切り欠いて肌を露出させながら貼り付けているので、肌の露出が生じて、顔全体を覆い密着させ貼り付けられて均一塗布の薬事の効能効果が得られる改良が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、人体の一部に覆い貼り付けられる、薬液を有するゲル状のシート体を備え、シート体は、人体の一部の凸部および凹部の少なくとも一方に対面する領域の、表面および裏面の少なくとも一方の面の外部から内部の方向に、一方の面から一方の面と対向する他方の面に達しない切り込み部を有し、切り込み部を有する部分と切り込み部を有しない部分は互いの伸縮性が異なることを特長とするゲル状のシートで課題を解決する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のゲル状のシートは、シート体が顔の立体形状の面積の全体を覆い密着させて貼り付けることができるから、ゲル状のシートに有する薬剤の成分が肌全体に均一に塗布されて面する肌に薬事の均一の効能効果が得られる製品が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施形態のシートとAとBの断面図とCの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のゲル状のシート1は、人体の一部に覆い貼り付けられる、薬液を有するゲル状のシート体23を備え、前記シート体23は、前記人体の一部の凸部および凹部の少なくとも一方に対面する領域の、表面14および裏面15の少なくとも一方の面の外部から内部の方向に、前記一方の面14(15)から前記一方の面14(15)と対向する他方の面15(14)に達しない切り込み部19を有し、前記切り込み部19を有する部分と前記切り込み部19を有しない部分は互いの伸縮性が異なる。
【0013】
このように、本発明は、人体および顔に貼り付けられる形状に打ち抜き加工されたゲル状のシート(以下、「シート」という。)1のシート体(以下、例として平面体23という。)が顔に対面する立体形状を覆いながら、且つ、密着し貼り付けられることができるシート1である。
【0014】
切り込み部19は、表面14および裏面15の少なくとも一方の面の外部から内部の方向に、一方の面14(15)から一方の面14(15)と対向する他方の面15(14)に達しない切り込みであって、いわゆるハーフカット状態である。すなわち、平面体23の同一シート1のうち、シート1の有する厚みと伸縮性が、任意の領域に設けられる切り込み部19のハーフカット状態により、異なる厚みと異なる伸縮性が、貼り付けられる際、任意の領域を自在の方向に延びる26または伸縮させる。
【0015】
切り込み部19を有するハーフカット状態の領域(部分)が、未加工であるハーフカット状態でない領域(部分)のシート1の厚みよりも自在の方向に延びる26距離が設けられる。したがって、シート体が引っ張り貼り付けられる際、未加工の伸縮と対比の加工された領域(部分)の平面体は自在に延びて拡げられたより高い伸縮性を発生させて立体形状の全体を覆うことができる。
【0016】
切り込み部19のハーフカット状態は、切り込み部19の断面を示すが
図1のA図に図示されており、切り刃による切り込み形状、いわゆる断面三角形状である。A図の切り刃形状は、断面三角形状を形成する壁面d5と壁面e6が反対面に突き抜けていない状態をいう。すなわち、表面14の外部17から内部18の方向に、表面14から表面14と対向する裏面15に達しない切り込み部19である。A図の断面三角形状の切り込み部19は複数形成されている。
【0017】
また、切り込み部19のハーフカット状態は、切り込み部19の断面を示すが
図1のB図に図示されており、切り刃と同様の、シート1の断面16に凹部7、凸部8形状を有する成型の型で形成された窪み25のハーフカット状態の切り込み部19が形成されている。B図の切り込み部19は、いわゆる断面凹部形状を有し、凹部7と凸部8により複数の切り込み部19が形成されている。
【0018】
図1のC図は、切り込み部19が設けられる領域の斜視図であって、断面三角形状または断面凹部形状の切り込み部19が縦横に複数本形成されている。
【0019】
切り込み部19が設けられる領域は、
図1のA断面図とB断面図とC斜視図の切り込み部19のいずれかのハーフカットの加工を有し、任意の領域が自在の方向に引っ張り拡げられて延びる26伸縮性が高められたシート1により凹部7凸部8の形状を覆い貼り付けることができる。
【0020】
本発明の切り込み部19が設けられる領域は、人の立体形状に面する鼻部3の凸部形状または左右双方の頬部4の凸部形状または耳部の凸部形状または顎部13の凸部形状または首元部周辺の凸部形状の全体または一部に面する領域である。シート1は、切り込み部19が設けられることにより、自在の方向に伸縮させる距離が得られて平面体23が引っ張り拡げられて延びる26ハーフカット状態の領域が構成される。
【0021】
シート1の顔の凸部に面する領域が、切り込み部19のハーフカット状態により、自在の方向に引っ張り拡げられて延びる26シート1に構成されて肌全体を覆い密着させて貼り付けることができるから、密着性豊かな保湿効果を体感しながら、シート1に有する薬剤が肌全体に均一に塗布されて肌に薬事成分の効能効果が均一に得られる。
【0022】
本発明は、顔の立体形状に対面する平面体23のシート1の表面14または表面14と裏面15の両面の、すなわち、シート1の断面16の外部17から内部18の方向に、切り刃の先または針先など(以下、「切り刃」という。)によるシート1がハーフカット状態の切り込み9の溝24を有する切り込み部19が設けられる。表面14または表面14と裏面15の両面の、例えば、両面からの製品仕様は、シート1の断面16の外部17から内部18に向かう切り刃の先の互いをずらして切り込まれる設定である。例えば、片面の、表面14からシート1の断面16の外部17から内部18の方向に切り込まれる設定でもよい。製品仕様の設定は、採用するゲル状のシートに切り込み部19を設けて、製品の安全性と安定性が確保できる検証が必要である。
【0023】
シート1の断面16に設けられるハーフカットの状態は、表面14と裏面15からの切り込まれる切り刃の先は表面からの切り刃の先と裏面からの切り刃の先の互いをずらして切り込まれており打ち抜かれていない。すなわち、表面14または裏面15からの切り込まれる切り刃の先は、裏面15または表面14には達していない。
【0024】
バイオセルロースシートの厚み設定は任意であるが、例えば、両面から切り込まれる切り刃の設定は、切り刃の先の互いをずらして切り込まれる設定であり、例えば、200ミクロンの厚みを、切り込まれる表面14と裏面15の互いの深さは、表面14からの切り刃の先は50ミクロンから100ミクロンとし、裏面15からのずらされた切り刃の先は50ミクロンから100ミクロンである。
【0025】
切り刃の先により切り込まれる深さの設定と検証は、シート1の構成する組成または厚みまたは伸縮性は製品仕様ごとに異なるから、表面および裏面の少なくとも一方の面の外部から内部の方向への切り刃の先が、一方の面から一方の面と対向する他方の面に達しない仕様において、製品仕様ごとに試作を行いモニターで検証する。
【0026】
本発明は、同一の連続されたシート1の平面体23うち、顔の立体形状に面する任意の領域のシート1の厚みが切り込み部19によりハーフカット状態で自在の方向に引っ張られ拡げられて延びる26薄い状態に加工されている。シート1の厚みが薄く構成されているから、切り込み部19により縦横の方向の自在に拡げられて延びる26の伸縮性が高められた状態で立体形状を容易に覆うことができる。複数に分割されたセパレートマスクまたはポイントマスクに切り込み部19を設けても良い。
【0027】
本発明の切り込み部19を有するシート1の自在に引っ張られ拡げられて延びる26伸縮は、シート1から肌を露出させることなく立体形状を覆い貼り付けて、任意の領域をフィットさせるまたは顔の中心部から外側方向にストレッチさせる機能を有している。
【0028】
既に出願人が取得の特許第6228325号公報の切込み線に隔てられ設けられた上部タブと下部タブが鼻翼近傍をフィットさせるまたは顎部及び左右双方のほほ部の領域をリフトアップさせほうれい線を刺激させる機能を、本発明に適用させることにより更なるフィット性とリフトアップ性の体感が得られる。
【0029】
シート1を平面体23に広げ顔の縦方向21を中心に貼り付けられて、切り込み部19のハーフカット状態の領域は、任意の方向に延びて伸縮可能とすることが好ましく、切り込み部19を設ける箇所は立体形状に対面する領域の、より広く面積を必要とする鼻部3または頬部4または顎部13または首元周辺部の任意の箇所に設けられる。
【0030】
切り込み部19が設けられる断面16は、薬剤を有する薬液が貯められる保持部22の機能を有している。詳しくは、シート1の表面14、または、裏面15、または、両面から断面16に外部17から内部18の方向に切り刃により切り込まれたハーフカット状態の断面16の中に、切り刃形状に類似の壁面d5と壁面e6(
図1のA図)が構成された切り込み面、または切り込み面に生じる隙間の溝24と成型により構成された凹部7凸部8の形状の窪み25(
図1のB図)に薬液が貯められる保持部22を有している。
【0031】
薬液が貯められる保持部22の効果は、顔に貼り付けられたシート1の外側の面に指の腹を軽く押しつけながらマッサージ用法を行うと、押さえるマッサージ用法を繰り返すことで面する肌の血流を促す効果または毛穴の汚れまたは不要な角質を保持部22に溜められ剥がすことで取り除く効果が期待できる。
【0032】
シート1を構成するゲル状のシートである、例えば、バイオセルロースシートの厚みは任意であるが、コスト面と切り込み部19を設ける製造工程の効率を考慮し凡そ50~300ミクロンが好ましく、表面14または裏面15の両方の面に切り刃で加工が容易な薄手のセパレーター用の化学繊維フィルムの任意の目付の凡そ30(g/mm2)を貼り合わされて、例えば、撥水性を有するポリエステルテレフタレートやポリプロピレン等を備えている。顔に貼り付ける際は、セパレーターが取り除かれる。
【0033】
シート1の表面または裏面の任意の面に設けるセパレーターは、貼り合わされた状態で切り刃により同時に切り込まれ加工されるまたは後の二次加工で貼り合わされてもよい。ゲル状のシートに貼り合わされるセパレーターは、人体に貼り付けられる用法と製造の工程順から製品仕様を設定すればよい。
【0034】
シート1は、ゲル状のシートの、バイオセルロースまたはキサンタンガムシートまたはコラーゲンシートまたはハイドロゲルシートまたは高分子ゲルシートまたはパップシート等の好ましくは人体に貼り付けて薬事の効能効果が得られるシート1を材料とし、薬液を有する化粧品または医薬部外品の医薬品の材料であり、フェイスマスクシート、首部周辺(デコルテ)シート、目元シート、マッサージシート、手または肘または身体の保湿保護シー トの含浸製品であり、薬液と共に薬事用の包装袋に封入される。
【0035】
シート1は、ゲル状のシートの、バイオセルロースまたはキサンタンガムシートまたはコラーゲンシートまたはハイドロゲルシートまたは高分子ゲルシート等に、例えば、繊維特有の強度・感触が得られるまたは漢方の薬草・オイルまたは天然の繊維または化学繊維または熱を吸収する材料と構成してもよい。
【0036】
医療用シートは、対人の医療に使用し薬剤を有する薬事の製品であり、ゲル状のシート等をエチレンオキサイドガス、ガンマ ー照射、オートクレーブ等で滅菌処理し、アルコール、ポピドンヨード等の液剤を含侵させ薬事対応の容器に封入された含侵製品である。
【0037】
切り込み部19の製造は、顔の立体形状に対面するシート1の領域の断面16に表面14、または、裏面15、または、両面の外部17から内部18の方向に切り刃の1刃以上の刃型の切り込み工程によりハーフカット状態が形成される。ハーフカット状態により、自在の方向に延びて、シート1は自在の方向に伸縮可能である。また、切り込み部19の製造は、シート1が凝固し平面体23が形成される際に凹部7凸部8を有する金型に併合し構成される。セパレーター用の化学繊維フィルムの有無は、貼り付ける用法または製品仕様により任意に設けられる。
【0038】
シート1に有する薬剤は、化粧品または医薬部外品または医薬品の効能効果または独自の効果が得られる炭または泥またはデンプン類または液状またはクリーム状またはパウダー状またはペースト状等の成分を有している。
【0039】
シート1は、顔の左右双方の目部2または鼻部3または左右双方の頬部4または口部20または左右双方の耳部または顎部13または首部または首元部周辺(デコルテ)に対面する領域に、孔部または孔部の蓋を設けるまたは目部2の周囲または口部20の周囲に切り込み部を有し、凸部7凹部8を覆い貼り付けることができるハーフカット状態の切り込み部が任意に設けられる。さらに、口部20に対面する孔部の領域に口呼吸が可能な口部20よりも小さな複数の孔部を設けてもよい。
【0040】
【0041】
シート1の工程の流れ10は、ゲル状のシートのロール状11または枚葉のシートまたは重ねられたシートにトムソン刃型またはダイカッターおよび切り込み刃によりシート1が打ち抜かれる。
【0042】
概ね従来品のマスクシートは、肌の一部が露出することで薬液の均一塗布ができない欠点の、顔の立体形状に貼り付けられる面積とフェイスマスクシートの平面体の面積が異なるから、互い異なる面積を解消し貼り付けられるための、例えば、鼻部の凸部形状の周辺を切り欠いて構成されているから、貼り付けると肌の一部が露出する。
【0043】
続いて、鼻部の凸部形状の周辺を切り欠き線で切り欠いて構成された従来品は、鼻筋縦方向を真ん中にして、例えば、凡そ左右対称の両鼻翼近傍から眉間の方向に切り欠き線が設け構成されて、切り欠き線が面積の差異を解消している。
【0044】
すなわち、両鼻翼近傍から眉間の方向に切り欠き線が設けられたマスクシートを貼り付けると切り欠き線が設けられた近傍はマスクシートで覆われない肌の露出が生じ、マスクシートに有する薬液の塗布と密着の用法ができないから、成分の効能効果に斑が生じる。
【符号の説明】
【0045】
1 シート
2 目部
3 鼻部
4 頬部
5 切り込み壁面d
6 切り込み壁面e
7 凹部
8 凸部
9 切り込み
10 工程の流れ
11 ロール
12 ゲル状のシート
13 顎部
14 表面
15 裏面
16 断面
17 外
18 内部
19 切り込み部
20 口部
21 縦方向
22 保持部
23 平面体
24 溝
25 窪み
26 延びる
【要約】 (修正有)
【課題】ゲル状のシート体を人体および顔に貼り付けられる、顔面の立体形状に造作なく貼り付けられる用法と薬液とゲル状のシートが封入された製品を提供する。
【解決手段】ゲル状のシートの表面14または裏面15または両面に切り刃による切り込み部19を設けることで、同一シート1の部分と任意の部分に伸縮性が高められた異なる伸縮性を設けて、人の立体形状に面する鼻部3の凸部形状または左右双方の頬部4の凸部形状または顎部13の凸部形状首元部周辺または肘部の凸部形状の全体または一部に対応して貼り付けられる。
【選択図】
図1