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特許7572953画素駆動回路、アレイ基板および表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-16
(45)【発行日】2024-10-24
(54)【発明の名称】画素駆動回路、アレイ基板および表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20241017BHJP
   H10K 59/12 20230101ALI20241017BHJP
【FI】
G09F9/30 338
G09F9/30 365
H10K59/12
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2021538685
(86)(22)【出願日】2020-07-30
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-21
(86)【国際出願番号】 CN2020105843
(87)【国際公開番号】W WO2021031821
(87)【国際公開日】2021-02-25
【審査請求日】2023-07-28
(31)【優先権主張番号】201921333600.4
(32)【優先日】2019-08-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(73)【特許権者】
【識別番号】519385216
【氏名又は名称】北京京▲東▼方技▲術▼▲開▼▲発▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING BOE TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 407,Building 1,No.9 Dize Road,BDA,Beijing,100176,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲パン▼
(72)【発明者】
【氏名】▲ハオ▼ 学光
(72)【発明者】
【氏名】▲許▼ 晨
【審査官】川俣 郁子
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-118123(JP,A)
【文献】特開2000-349300(JP,A)
【文献】特開2014-044421(JP,A)
【文献】特開2018-159885(JP,A)
【文献】特開2017-120375(JP,A)
【文献】特開2018-198198(JP,A)
【文献】特表2016-534390(JP,A)
【文献】特開平09-213968(JP,A)
【文献】特開2005-011920(JP,A)
【文献】特開2005-049884(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0066588(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F9/30-9/46
G09G3/12-3/14
3/30-3/3291
H01L21/336
29/786
H05B33/00-33/28
44/00
45/60
H10K50/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース基板と、
前記ベース基板の片側に設けられたゲート層リード線と、
前記ゲート層リード線の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記ゲート層リード線を露出させる第1のスルーホールが形成される第1の層間誘電体層と、
前記第1の層間誘電体層の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記第1のスルーホールを露出させる第2のスルーホールが形成される第2の層間誘電体層と、
前記第2の層間誘電体層の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールを介して前記ゲート層リード線に電気的に接続されるソース・ドレイン層リード線と、
前記ベース基板の片側に設けられたトランジスタと、
を含む、
画素駆動回路であって、
前記ゲート層リード線は、前記トランジスタに電気的に接続され、
前記トランジスタは、補償トランジスタであり、前記トランジスタのソースは、前記ゲート層リード線に電気的に接続され、
前記画素駆動回路は、記憶容量をさらに含み、前記記憶容量は、第2の電極板を含み、前記第2の電極板は、前記トランジスタのドレインに電気的に接続される
画素駆動回路
【請求項2】
前記第1のスルーホールの勾配は、前記第2のスルーホールの勾配より小さい、請求項1に記載の画素駆動回路。
【請求項3】
前記第1のスルーホールの勾配は、20°~45°である、請求項2に記載の画素駆動回路。
【請求項4】
前記第2のスルーホールの勾配は、45°~90°である、請求項2または3に記載の画素駆動回路。
【請求項5】
前記第1のスルーホールの前記ベース基板から離れた縁は、前記第2のスルーホールの前記ベース基板に近い縁に重なり合う、請求項2から4のいずれか一項に記載の画素駆動回路。
【請求項6】
前記第2のスルーホールの前記ベース基板に近い縁の前記第1の層間誘電体層上の正投影は、前記第1のスルーホールの前記ベース基板から離れた縁を取り囲む、請求項1に記載の画素駆動回路。
【請求項7】
前記第1のスルーホールの勾配は、前記第2のスルーホールの勾配に等しい、請求項6に記載の画素駆動回路。
【請求項8】
前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールのうちの少なくとも1つの勾配は、45°~90°である、請求項6または7に記載の画素駆動回路。
【請求項9】
前記第1の層間誘電体層と前記第2の層間誘電体層のうちの少なくとも1つの材料は、窒化ケイ素、酸化ケイ素または酸窒化ケイ素を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の画素駆動回路。
【請求項10】
前記トランジスタは、駆動トランジスタであり、前記トランジスタのゲートは、前記ゲート層リード線に電気的に接続される、請求項に記載の画素駆動回路。
【請求項11】
前記画素駆動回路は、記憶容量をさらに含み、前記記憶容量は、第1の電極板を含み、前記第1の電極板は、前記ソース・ドレイン層リード線に電気的に接続される、請求項10に記載の画素駆動回路。
【請求項12】
前記第1の電極板は、前記駆動トランジスタのアクティブ層と同層に設けられ、材料は同じである、請求項11に記載の画素駆動回路。
【請求項13】
前記記憶容量は、第2の電極板をさらに含み、前記第2の電極板は、前記駆動トランジスタのゲート層と同層に設けられ、材料は同じである、請求項11または12に記載の画素駆動回路。
【請求項14】
複数の画素を含み、各前記画素は、いずれも請求項1から13のいずれか一項に記載の画素駆動回路と、前記画素駆動回路に接続される発光素子とを含む、アレイ基板。
【請求項15】
前記複数の画素は、同一ベース基板を共用する、請求項14に記載のアレイ基板。
【請求項16】
前記発光素子は、有機発光ダイオードである、請求項14または15に記載のアレイ基板。
【請求項17】
請求項14から16のいずれか一項に記載のアレイ基板と、前記アレイ基板における画素を駆動するための駆動回路とを含む、表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2019年8月16日に提出された出願番号201921333600.4、実用新案の名称「画素駆動回路、アレイ基板および表示装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本開示に援用する。
【0002】
本開示は、表示技術の分野に関し、特に画素駆動回路、アレイ基板および表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
表示装置の画素駆動回路では、いくつかのゲート層リード線は、スルーホールを介していくつかのソース・ドレイン層リード線に接続される。
【0004】
背景技術の部分に開示された上記情報は、本開示の背景の理解を強化するためだけに使用されるので、当業者に知られている従来技術を構成しない情報を含むことができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、画素駆動回路、アレイ基板および表示装置を提供する。
【0006】
本開示の一側面によると、ベース基板と、
前記ベース基板の片側に設けられたゲート層リード線と、
前記ゲート層リード線に電気的に接続されるソース・ドレイン層リード線と、
を含み、
前記ソース・ドレイン層リード線が前記ゲート層リード線に電気的に接続される場所は、
前記ゲート層リード線の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記ゲート層リード線を露出させる第1のスルーホールが形成される第1の層間誘電体層と、
前記第1の層間誘電体層の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記第1のスルーホールを露出させる第2のスルーホールが形成される第2の層間誘電体層と、
をさらに含み、
前記ソース・ドレイン層リード線は、前記第2の層間誘電体層の前記ベース基板から離れた側に設けられ、前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールを介して前記ゲート層リード線に電気的に接続される、
画素駆動回路に関する。
【0007】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1のスルーホールの勾配は、前記第2のスルーホールの勾配より小さい。
【0008】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1のスルーホールの勾配は、20°~45°であり、および/または、前記第2のスルーホールの勾配は、45°~90°である。
【0009】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1のスルーホールの前記ベース基板から離れた縁は、前記第2のスルーホールの前記ベース基板に近い縁に重なり合う。
【0010】
本開示の一例示的な実施例において、前記第2のスルーホールの前記ベース基板に近い縁の前記第1の層間誘電体層上の正投影は、前記第1のスルーホールの前記ベース基板から離れた縁を取り囲む。
【0011】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1のスルーホールの勾配は、前記第2のスルーホールの勾配に等しい。
【0012】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1のスルーホールの勾配は、45°~90°であり、および/または、前記第2のスルーホールの勾配は、45°~90°である。
【0013】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1の層間誘電体層または前記第2の層間誘電体層の材料は、窒化ケイ素、酸化ケイ素または酸窒化ケイ素を含む。
【0014】
本開示の一例示的な実施例において、前記画素駆動回路は、前記ベース基板の片側に設けられたトランジスタをさらに含み、前記ゲート層リード線は、前記トランジスタに電気的に接続される。
【0015】
本開示の一例示的な実施例において、前記トランジスタは、駆動トランジスタであり、前記トランジスタのゲートは、前記ゲート層リード線に電気的に接続され、
前記画素駆動回路は、記憶容量をさらに含み、前記記憶容量は、第1の電極板を含み、前記第1の電極板は、前記ソース・ドレイン層リード線に電気的に接続される。
【0016】
本開示の一例示的な実施例において、前記第1の電極板は、前記駆動トランジスタのアクティブ層と同層に設けられ、材料は同じである。
【0017】
本開示の一例示的な実施例において、前記記憶容量は、第2の電極板をさらに含み、前記第2の電極板は、前記駆動トランジスタのゲート層と同層に設けられ、材料は同じである。
【0018】
本開示の一例示的な実施例において、前記トランジスタは、補償トランジスタであり、前記トランジスタのソースは、前記ゲート層リード線に電気的に接続され、
前記画素駆動回路は、記憶容量をさらに含み、前記記憶容量は、第2の電極板を含み、前記第2の電極板は、前記トランジスタのドレインに電気的に接続される。
【0019】
本開示の別の一側面によると、複数の画素を含み、各画素は、いずれも上記の画素駆動回路と、前記画素駆動回路に接続される発光素子とを含むアレイ基板に関する。
【0020】
本開示の一例示的な実施例において、前記複数の画素は、同一ベース基板を共用する。
【0021】
本開示の一例示的な実施例において、前記発光素子は、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)である。
【0022】
本開示の別の一側面によると、上記のアレイ基板と、前記アレイ基板における画素を駆動するための駆動回路とを含む表示装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本開示の上記および他の特徴並びに利点をより明確にするために、以下、図面を参照して例示的な実施形態を詳細に説明する。
【0024】
図1】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路のソース・ドレイン層リード線とゲート層リード線との接続位置における断面構造概略図である。
図2】本開示の一実施形態に係る第1のスルーホールと第2のスルーホールの断面構造概略図である。
図3】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路のソース・ドレイン層リード線とゲート層リード線との接続位置における断面構造概略図である。
図4】本開示の一実施形態に係る第1のスルーホールと第2のスルーホールの断面構造概略図である。
図5】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路の等価回路の概略図である。
図6】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路の階層構造概略図である。
図7】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路のアクティブ材料層パターンの概略図である。
図8】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路のゲート材料層パターンの概略図である。
図9】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路のソース・ドレイン材料層パターンの概略図である。
図10】本開示の一実施形態に係る画素駆動回路の電極材料層パターンの概略図である。
図11】本開示の一実施形態に係るアレイ基板の構造概略図である。
図12】本開示の一実施形態に係る表示装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、例示的な実施例について図面を参照し、より詳細に説明する。しかしながら、例示的な実施例は、様々な形態で実施されることができ、本明細書で説明される例に限定されるものと理解されるべきではなく、逆に、これらの実施例を提供することにより、本開示はより包括的かつ完全になり、例示的な実施例の概念を当業者に全面的に伝えることができる。説明された特徴、構造または特性は、任意の適切な方法で1つまたは複数の実施例に組み込まれることができる。以下の説明では、本開示の実施例を十分に理解するために、多くの具体的な詳細が提供される。
【0026】
図面では、明確にするために領域および層の厚さを誇張する場合がある。図面における同じ符号が同一または類似の構成を表すので、それらの詳細な説明を省略する。
【0027】
「第1の」および「第2の」などの用語は、あくまでも表記としてのものであり、対象の数を制限するものではない。
【0028】
表示装置の画素駆動回路では、いくつかのゲート層リード線は、スルーホールを介していくつかのソース・ドレイン層リード線に接続される。しかしながら、ゲート層リード線とソース・ドレイン層リード線との間の層間絶縁層の厚さは、比較的に大きく、且つスルーホールの勾配は、比較的に大きく、この結果、ソース・ドレイン層リード線が破断しやすく、表示装置の歩留まりが低下する。
【0029】
本開示の実施形態では、画素駆動回路が提供され、図1から図6に示すように、当該画素駆動回路は、ベース基板110、ゲート層リード線130、およびソース・ドレイン層リード線160を含む。
【0030】
ここで、ゲート層リード線130は、ベース基板110の片側に設けられ、ソース・ドレイン層リード線160は、ゲート層リード線130に電気的に接続される。ソース・ドレイン層リード線160がゲート層リード線130に電気的に接続される場所Aは、
ゲート層リード線130のベース基板110から離れた側に設けられ、ゲート層リード線130を露出させる第1のスルーホール141が形成される第1の層間誘電体層140と、
第1の層間誘電体層140のベース基板110から離れた側に設けられ、第1のスルーホール141を露出させる第2のスルーホール151が形成される第2の層間誘電体層150と、
をさらに含み、
ソース・ドレイン層リード線160は、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた側に設けられ、第1のスルーホール141と第2のスルーホール151を介してゲート層リード線130に電気的に接続される。
【0031】
本開示の画素駆動回路では、ソース・ドレイン層リード線160とゲート層リード線130との間に、お互いに連通した二つのスルーホールを設けることにより、ソース・ドレイン層リード線160をゲート層リード線130に接続させ、単一のスルーホールの深さを小さくして、単一のスルーホールの深さが大き過ぎるという欠陥が回避される。例えば、単一のスルーホールの深さが大き過ぎて且つ傾斜角が大き過ぎることによるソース・ドレイン層リード線160の破断を避けることができ、画素駆動回路の歩留まりを向上させることができる。
【0032】
以下、本開示の実施形態によるアレイ基板の各部品について図面を参照し詳細に説明する。
【0033】
本開示に係る画素駆動回路では、第1の層間誘電体層140と第2の層間誘電体層150は、ソース・ドレイン層リード線160とゲート層リード線130との間に設けられてもよく、両者の材料は同じであっても、また違っていてもよい。
【0034】
選択肢の一つとして、第1の層間誘電体層140の材料は、窒化ケイ素、酸化ケイ素または酸窒化ケイ素を含むことができる。
【0035】
選択肢の一つとして、第1の層間誘電体層140の材料は、窒化ケイ素、酸化ケイ素または酸窒化ケイ素を含むことができる。
【0036】
図2図4に示すように、第1の層間誘電体層140上に第1のスルーホール141が開口した場合、第1のスルーホール141のベース基板110に近い縁のサイズが、第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁のサイズより小さいことで、第1のスルーホール141が固定の勾配を有する。ここで、第1のスルーホール141の勾配αは、第1のスルーホール141の側壁とベース基板110が位置する平面との角度であってもよい。即ち、第1のスルーホール141の側壁がベース基板110の位置する平面に対して垂直である場合、第1のスルーホール141の勾配αは90°である。
【0037】
同様に、図2図4に示すように、第2の層間誘電体層150上に第2のスルーホール151が開口した場合、第2のスルーホール151のベース基板110に近い縁のサイズが、第2のスルーホール151のベース基板110から離れた縁のサイズより小さいことで、第2のスルーホール151が固定の勾配を有する。ここで、第2のスルーホール151の勾配βは、第2のスルーホール151の側壁とベース基板110が位置する平面との角度であってもよい。即ち、第2のスルーホール151の側壁がベース基板110の位置する平面に対して垂直である場合、第2のスルーホール151の勾配βは90°である。
【0038】
本開示の一実施形態では、図1図2に示すように、第1のスルーホール141の勾配αは、第2のスルーホール151の勾配βより小さい。一方で、第1のスルーホール141の勾配αが大き過ぎることが回避され、さらに、第1のスルーホール141の深さが大き過ぎて且つ傾斜角が大き過ぎるという問題が回避され、ひいてはソース・ドレイン層リード線160が第1のスルーホール141で破断することが回避される。他方で、第2のスルーホール151の勾配βが、第1のスルーホール141の勾配αより大きいことにより、第2のスルーホール151の勾配βが小さ過ぎて第2のスルーホール151のサイズが大き過ぎるという問題が回避される。これにより、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた表面での第2のスルーホール151のサイズが大き過ぎるという問題が回避され、画素駆動回路のサイズをより小さくすることができ、当該画素駆動回路を適用したアレイ基板の解像度(PPI)の向上を容易にする。
【0039】
選択肢の一つとして、第1のスルーホール141の勾配αを20°~45°にすることにより、勾配を小さくする。第1のスルーホール141の勾配αが小さいことを保証するために、ドライエッチングプロセスによって第1の層間誘電体層140上に当該第1のスルーホール141を形成することができる。
【0040】
選択肢の一つとして、第2のスルーホール151の勾配βを45°~90°にすることにより、勾配を大きくする。第2のスルーホール151の勾配βが大きいことを保証するために、ウェットエッチングプロセスによって第2の層間誘電体層150上に当該第2のスルーホール151を形成することができる。
【0041】
選択肢の一つとして、第1の層間誘電体層140は、低温プロセスによって形成され、第2の層間誘電体層150は、高温プロセスによって形成される。このように、第1の層間誘電体層140と第2の層間誘電体層150の密度が異なり、形成された第1のスルーホール141と第2のスルーホール151の勾配も異なる。
【0042】
選択肢の一つとして、図1図2に示すように、第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁は、第2のスルーホール151のベース基板110に近い縁に重なり合う。このように、第2のスルーホール151が小さなサイズを有することをさらに確実にすることができ、ひいては、画素駆動回路が小さなサイズを有するように縮小される。
【0043】
本開示の別の実施形態では、図3図5に示すように、第2のスルーホール151のベース基板110に近い縁の第1の層間誘電体層140上の正投影は、第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁の外側にある。つまり、当該第2のスルーホール151のベース基板110に近い縁の第1の層間誘電体層140上の正投影は、当該第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁の外側を取り囲む。このように、第2のスルーホール151は、第1のスルーホール141および第1のスルーホール141を取り囲む環状緩衝面142を露出させる。ここで、当該環状緩衝面142は、第1の層間誘電体層140のベース基板110から離れた表面の一部であり、環状緩衝面142の外縁は、第2のスルーホール151のベース基板110に近い縁であり、環状緩衝面142の内縁は、第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁である。ソース・ドレイン層リード線160は、第2のスルーホール151の表面、環状緩衝面142、第1のスルーホール141の表面、および露出したゲート層リード線130を順次に覆う。ソース・ドレイン層リード線160が環状緩衝面142を覆うことができるので、ソース・ドレイン層リード線160が、深すぎるスルーホールを通過することが回避され、ソース・ドレイン層リード線160の安定性を向上させ、当該画素駆動回路の歩留まりを向上させることができ、ひいては当該画素駆動回路を適用したアレイ基板の歩留まりを向上させる。
【0044】
選択肢の一つとして、第1のスルーホール141の勾配αは、45°~90°である。このように、第1のスルーホール141が大きい勾配を有することにより、第1のスルーホール141のサイズを小さくし、即ち第1のスルーホール141のベース基板110から離れた縁のサイズを小さくする。このように、相応的に、第2のスルーホール151のサイズを小さくすることにより、画素駆動回路のサイズを小さくすることができる。または、第2のスルーホール151のサイズを一定にしたまま、環状緩衝面142の面積を大きくし、環状緩衝面142の緩衝効果をさらに向上させ、ひいてはソース・ドレイン層リード線160の安定性を向上させ、画素駆動回路の歩留まりを向上させることができる。さらにまたは、第2のスルーホール151のサイズを小さくしながら、環状緩衝面142の面積を大きくすることができる。
【0045】
選択肢の一つとして、第2のスルーホール151の勾配βは、45°~90°である。このように、第2のスルーホール151が小さなサイズを有することを保証でき、第2のスルーホール151の勾配βが小さすぎて第2のスルーホール151のサイズが大き過ぎるという問題が回避される。
【0046】
選択肢の一つとして、第1のスルーホール141と第2のスルーホール151の勾配βを同じにすることにより、第1のスルーホール141と第2のスルーホール151の調製難易度を低減する。例を挙げると、ハーフトーンマスク(halftone mask)によって第1のスルーホール141と第2のスルーホール151を同時に形成することができる。
【0047】
選択肢の一つとして、本開示に係る画素駆動回路は、トランジスタをさらに含み、当該トランジスタは、ベース基板110の片側に設けられ、当該ゲート層リード線130は、当該トランジスタに電気的に接続される。
【0048】
図5図6に示すように、画素駆動回路は、データ書き込みトランジスタ500、記憶容量300、および駆動トランジスタ200を含むことができる。ここで、記憶容量300は、対向して設けられた第1の電極板310と第2の電極板320を含む。データ書き込みトランジスタ500のソース510は、データライン162に電気的に接続され、データ書き込みトランジスタ500のドレイン520は、記憶容量300の第1の電極板310に電気的に接続され、データ書き込みトランジスタ500のゲート530は、第1のゲートライン132に電気的に接続される。駆動トランジスタ200のゲート230は、記憶容量300の第1の電極板310に電気的に接続され、駆動トランジスタ200のソース210は、電源線163に電気的に接続され、駆動トランジスタ200のドレイン220は、画素電極191に電気的に接続される。
【0049】
選択肢の一つとして、図5図6に示すように、画素駆動回路は、補償トランジスタ400をさらに含むことができる。ここで、補償トランジスタ400のドレイン420は、記憶容量300の第2の電極板320に電気的に接続され、補償トランジスタ400のゲート430は、第2のゲートライン133に電気的に接続され、補償トランジスタ400のソース410は、補償線164に電気的に接続される。ここで、補償トランジスタ400、駆動トランジスタ200、データ書き込みトランジスタ500、および記憶容量300は、ベース基板110の同一側に設けられる。
【0050】
本開示の一実施形態では、図6から図9に示すように、ゲート層リード線130は、ゲート層接続線131であり、ゲート層接続線131は、駆動トランジスタ200のゲート230に電気的に接続され、ソース・ドレイン層リード線160は、ソース・ドレイン層接続線161であり、ソース・ドレイン層接続線161は、第1の電極板310、ゲート層接続線131、およびデータ書き込みトランジスタ500のドレイン520に電気的に接続される。
【0051】
本開示の別の実施形態では、ゲート層リード線130は、補償接続リード線134であり、補償接続リード線134は、補償トランジスタ400のソース410に電気的に接続され、ソース・ドレイン層リード線160は、補償線164であり、補償線164は、補償接続リード線134に電気的に接続される。
【0052】
選択肢の一つとして、図5に示すように、駆動トランジスタ200は、ソース210、ゲート230、およびドレイン220を含むことができる。駆動トランジスタ200のソース210と駆動トランジスタ200のドレイン220とは同じ構造であってもよいので、他の場合には、駆動トランジスタ200のソース210と駆動トランジスタ200のドレイン220との接続関係を入れ替えることができる。言い換えれば、駆動トランジスタ200は、第1の接続端子、第2の接続端子、および制御端子を有し得る。ここで、第1の接続端子と第2の接続端子の一方を駆動トランジスタ200のソース210としてもよく、他方を駆動トランジスタ200のドレイン220としてもよく、制御端子は、駆動トランジスタ200のゲート230である。
【0053】
選択肢の一つとして、図6(アクティブ材料層パターン、ゲート材料層パターン、ソース・ドレイン材料層パターンおよび電極材料層パターンのみを示す)から図9に示すように、駆動トランジスタ200は、ベース基板110の片側に設けられた駆動トランジスタ200のアクティブ層240、駆動トランジスタ200のアクティブ層240のベース基板110から離れた側に設けられた駆動トランジスタ200のゲート絶縁層、駆動トランジスタ200のゲート絶縁層のベース基板110から離れた側に設けられた駆動トランジスタ200のゲート層231(駆動トランジスタ200のゲート230とする)、および駆動トランジスタ200のアクティブ層240に接続され且つ互いに絶縁している駆動トランジスタ200のソース210と駆動トランジスタ200のドレイン220を含むこともできる。
【0054】
選択肢の一つとして、図7に示すように、駆動トランジスタ200のアクティブ層240は、駆動トランジスタ200のチャネル領域241と、駆動トランジスタ200のチャネル領域241の両側にある駆動トランジスタ200のソース接触領域242および駆動トランジスタ200のドレイン接触領域243とを含むことができる。ここで、駆動トランジスタ200のゲート絶縁層は、駆動トランジスタ200のチャネル領域241を覆い、駆動トランジスタ200のソース接触領域242および駆動トランジスタ200のドレイン接触領域243を少なくとも部分的に露出させる。
【0055】
第1の層間誘電体層140は、駆動トランジスタ200のゲート層231のベース基板110から離れた側に設けられることができる。第2の層間誘電体層150は、第1の層間誘電体層140のベース基板110から離れた側に設けられることができる。駆動トランジスタ200のソース210は、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた側に設けられ、スルーホールを介して駆動トランジスタ200のソース接触領域242に接続されている。駆動トランジスタ200のドレイン220は、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた側に設けられ、スルーホールを介して駆動トランジスタ200のドレイン接触領域243に接続されている。
【0056】
言い換えれば、本開示の画素駆動回路は、順次積層されて配置されたベース基板110、アクティブ材料層、絶縁材料層120、ゲート材料層、第1の層間誘電体層140、第2の層間誘電体層150、およびソース・ドレイン材料層を含むことができる。ここで、アクティブ材料層には、駆動トランジスタ200のアクティブ層240が形成される。絶縁材料層120には、駆動トランジスタ200のゲート絶縁層が形成される。ゲート材料層には、駆動トランジスタ200のゲート層231、ゲート層接続線131、第1のゲートライン132、第2のゲートライン133、および補償接続リード線134が形成される。第1の層間誘電体層140には、第1のスルーホール141が形成され、第2の層間誘電体層150には、第2のスルーホール151が形成される。ソース・ドレイン材料層には、駆動トランジスタ200のソース210、駆動トランジスタ200のドレイン220、ソース・ドレイン層接続線161、データライン162、電源線163、および補償線164が形成される。
【0057】
選択肢の一つとして、図6から図8に示すように、記憶容量300は、ベース基板110の片側に設けられた第1の電極板310、第1の電極板310のベース基板110から離れた側に設けられた記憶容量300の誘電体層、および記憶容量300の誘電体層のベース基板110から離れた側に設けられた第2の電極板320を含むことができる。
【0058】
選択肢の一つとして、図6から図8に示すように、第1の電極板310は、駆動トランジスタ200のアクティブ層240と同層に設けられ、材料は同じであってもよい。第2の電極板320は、駆動トランジスタ200のゲート層231と同層に設けられ、材料は同じであってもよい。記憶容量300の誘電体層は、駆動トランジスタ200のゲート絶縁層と同層に設けられ、材料は同じであってもよい。言い換えれば、アクティブ材料層には、第1の電極板310が形成されてもよく、絶縁材料層120には、記憶容量300の誘電体層が形成されてもよく、ゲート材料層には、第2の電極板320が形成されてもよい。
【0059】
選択肢の一つとして、図1図3に示すように、画素駆動回路には、平坦化層180および電極材料層が設けられることができる。ここで、平坦化層180は、駆動トランジスタ200のベース基板110から離れた側に設けられ、即ち、平坦化層180は、ソース・ドレイン材料層のベース基板110から離れた側に設けられる。電極材料層は、平坦化層180のベース基板110から離れた側に設けられる。図10に示すように、電極材料層には、画素電極191のパターンが形成され、画素電極191は、スルーホールを介して駆動トランジスタ200のドレイン220に接続される。さらに、ソース・ドレイン材料層と平坦化層180との間に、保護層170(PVX)を配置してもよい。
【0060】
選択肢の一つとして、図6から図9に示すように、補償トランジスタ400は、ベース基板110の片側に設けられた補償トランジスタ400のアクティブ層440、補償トランジスタ400のアクティブ層440のベース基板110から離れた側に設けられた補償トランジスタ400のゲート絶縁層、補償トランジスタ400のゲート絶縁層のベース基板110から離れた側に設けられた補償トランジスタ400のゲート層431(補償トランジスタ400のゲート430とする)を含むことができる。ここで、補償トランジスタ400のアクティブ層440は、補償トランジスタ400のチャネル領域441と、補償トランジスタ400のチャネル領域441の両側にある補償トランジスタ400のソース接触領域442および補償トランジスタ400のドレイン接触領域443とを含むことができる。ここで、補償トランジスタ400のゲート絶縁層は、補償トランジスタ400のチャネル領域441を覆い、補償トランジスタ400のソース接触領域442および補償トランジスタ400のドレイン接触領域443を少なくとも部分的に露出させる。補償トランジスタ400のソース接触領域442は、補償トランジスタ400のソース410として補償接続リード線134と電気的に接続するために使用されてもよく、補償接続リード線134は、第1のスルーホールと第2のスルーホールを介して補償線164に電気的に接続されることができる。補償トランジスタ400のドレイン接触領域443は、補償トランジスタ400のドレイン420としてスルーホールを介して第2の電極板320に接続するために使用されてもよい。
【0061】
このように、アクティブ材料層には、補償トランジスタ400のアクティブ層440が形成されることもでき、絶縁材料層120には、補償トランジスタ400のゲート430絶縁層が形成されることもでき、ゲート材料層には、補償トランジスタ400のゲート層431が形成されることもできる。
【0062】
選択肢の一つとして、図6から図9に示すように、データ書き込みトランジスタ500は、ベース基板110の片側に設けられたデータ書き込みトランジスタ500のアクティブ層540、データ書き込みトランジスタ500のアクティブ層540のベース基板110から離れた側に設けられたデータ書き込みトランジスタ500のゲート絶縁層、データ書き込みトランジスタ500のゲート絶縁層のベース基板110から離れた側に設けられたデータ書き込みトランジスタ500のゲート層531(データ書き込みトランジスタ500のゲート530とする)、およびデータ書き込みトランジスタ500のアクティブ層540に接続され且つ互いに絶縁しているデータ書き込みトランジスタ500のソース510とデータ書き込みトランジスタ500のドレイン520を含むことができる。
【0063】
選択肢の一つとして、データ書き込みトランジスタ500のアクティブ層540は、データ書き込みトランジスタ500のチャネル領域541と、データ書き込みトランジスタ500のチャネル領域541の両側にあるデータ書き込みトランジスタ500のソース接触領域542およびデータ書き込みトランジスタ500のドレイン接触領域543とを含むことができる。ここで、データ書き込みトランジスタ500のゲート530絶縁層は、データ書き込みトランジスタ500のチャネル領域541を覆い、データ書き込みトランジスタ500のソース接触領域542およびデータ書き込みトランジスタ500のドレイン接触領域543を少なくとも部分的に露出させる。第1の層間誘電体層140と第2の層間誘電体層150は、データ書き込みトランジスタ500のゲート層531のベース基板110から離れた側に設けられる。データ書き込みトランジスタ500のソース510は、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた側に設けられ、且つスルーホールを介してデータ書き込みトランジスタ500のソース接触領域542に接続される。データ書き込みトランジスタ500のドレイン520は、第2の層間誘電体層150のベース基板110から離れた側に設けられ、且つスルーホールを介してデータ書き込みトランジスタ500のドレイン接触領域543に接続される。
【0064】
言い換えれば、アクティブ材料層には、データ書き込みトランジスタ500のアクティブ層540が形成されることもでき、絶縁材料層120には、データ書き込みトランジスタ500のゲート絶縁層が形成されることもできる。ゲート材料層には、データ書き込みトランジスタ500のゲート層531が形成されることもできる。ソース・ドレイン材料層には、データ書き込みトランジスタ500のソース510およびデータ書き込みトランジスタ500のドレイン520が形成されることもできる。
【0065】
本開示の実施形態は、アレイ基板をさらに提供し、図11に示すよう、当該アレイ基板は、複数の画素01を含み、各画素01は、いずれも上記画素駆動回路の実施形態で説明されたいずれかの画素駆動回路011、および当該画素駆動回路011に接続された発光素子012を含む。
【0066】
選択肢の一つとして、当該発光素子012は、OLEDであってもよい。
【0067】
選択肢の一つとして、図11を参照すると、アレイ基板の各画素01が同一ベース基板110を共用することができる。当該アレイ基板が上記画素駆動回路の実施形態で説明されたいずれかの画素駆動回路を有するので、同様の有益な効果があり、本開示では説明を省略する。
【0068】
本開示の実施形態は、表示装置をさらに提供し、図12に示すように、当該表示装置は、上記アレイ基板の実施形態で説明されたいずれかのアレイ基板1000、および当該アレイ基板1000における画素01を駆動するための駆動回路を含む。図12に示すように、当該駆動回路は、ゲート駆動回路2000、およびソース駆動回路3000を含むことができる。
【0069】
ここで、当該ゲート駆動回路2000は、各行の画素01に接続されることができ、各行の画素01にゲート駆動信号を提供するために使用される。当該ソース駆動回路3000は、各列の画素01に接続され、各列の画素01にデータ信号を提供するために使用される。
【0070】
選択肢の一つとして、当該表示装置は、OLED表示装置、LCDまたは他のタイプの表示装置であってもよい。当該表示装置が上記アレイ基板の実施形態で説明されたいずれかのアレイ基板を有するので、同様の有益な効果があり、本開示では説明を省略する。
【0071】
本明細書に記載された「および/または」という表現は、3つの関係が存在することを意味し、例えば、Aおよび/またはBとは、Aが単独で存在し、AおよびBが同時に存在し、Bが単独で存在するという3つの状況を表してもよいことが理解されるべきである。
【0072】
本開示が本明細書で提案された部品の詳細な構造および配置を限定するものではないことが理解されるべきである。本開示は、他の実施形態を有することができ、且つ様々な形態で実現され実行されることができる。前述の変形および修正は、本開示の範囲内に含まれる。本明細書で開示および限定された本開示は、本明細書および/または図面では記載されまたは明らかにされている2つ以上の個別の特徴のすべての代替可能な組み合わせに拡張されることが理解されるべきである。これらのすべての異なる組み合わせは、本開示の複数の代替可能な側面を構成する。本明細書に記載された実施形態では、本開示を実現するために知られている例示的な形態を説明し、当業者が本開示を利用することができるようにする。
【符号の説明】
【0073】
110 ベース基板
120 絶縁材料層
130 ゲート層リード線
131 ゲート層接続線
132 第1のゲートライン
133 第2のゲートライン
134 補償接続リード線
140 第1の層間誘電体層
141 第1のスルーホール
142 環状緩衝面
150 第2の層間誘電体層
151 第2のスルーホール
160 ソース・ドレイン層リード線
161 ソース・ドレイン層接続線
162 データライン
163 電源線
164 補償線
170 保護層
180 平坦化層
191 画素電極
200 駆動トランジスタ
210 駆動トランジスタのソース
220 駆動トランジスタのドレイン
230 駆動トランジスタのゲート
231 駆動トランジスタのゲート層
240 駆動トランジスタのアクティブ層
241 駆動トランジスタのチャネル領域
242 駆動トランジスタのソース接触領域
243 駆動トランジスタのドレイン接触領域
300 記憶容量
310 第1の電極板
320 第2の電極板
400 補償トランジスタ
410 補償トランジスタのソース
420 補償トランジスタのドレイン
430 補償トランジスタのゲート
431 補償トランジスタのゲート層
440 補償トランジスタのアクティブ層
441 補償トランジスタのチャネル領域
442 補償トランジスタのソース接触領域
443 補償トランジスタのドレイン接触領域
500 データ書き込みトランジスタ
510 データ書き込みトランジスタのソース
520 データ書き込みトランジスタのドレイン
530 データ書き込みトランジスタのゲート
531 データ書き込みトランジスタのゲート層
540 データ書き込みトランジスタのアクティブ層
541 データ書き込みトランジスタのチャネル領域
542 データ書き込みトランジスタのソース接触領域
543 データ書き込みトランジスタのドレイン接触領域
01 画素
011 画素駆動回路
012 発光素子
1000 アレイ基板
2000 ゲート駆動回路
3000 ソース駆動回路。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12