(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-17
(45)【発行日】2024-10-25
(54)【発明の名称】タイムスイッチ
(51)【国際特許分類】
G04G 15/00 20060101AFI20241018BHJP
【FI】
G04G15/00 P
G04G15/00 C
(21)【出願番号】P 2019038930
(22)【出願日】2019-03-04
【審査請求日】2021-11-05
【審判番号】
【審判請求日】2023-06-30
(31)【優先権主張番号】P 2018141762
(32)【優先日】2018-07-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109210
【氏名又は名称】新居 広守
(74)【代理人】
【識別番号】100137235
【氏名又は名称】寺谷 英作
(74)【代理人】
【識別番号】100131417
【氏名又は名称】道坂 伸一
(72)【発明者】
【氏名】五百倉 裕一
(72)【発明者】
【氏名】山岸 正洋
(72)【発明者】
【氏名】中村 隆司
(72)【発明者】
【氏名】辰見 治彦
【合議体】
【審判長】中塚 直樹
【審判官】貝沼 憲司
【審判官】小島 寛史
(56)【参考文献】
【文献】特開昭60-73493(JP,A)
【文献】特開2000-133106(JP,A)
【文献】特開平7-55969(JP,A)
【文献】特開2005-348186(JP,A)
【文献】特開2001-175306(JP,A)
【文献】特開平1-221023(JP,A)
【文献】特開平6-111699(JP,A)
【文献】特開2002-323583(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04G3/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部と、
前記スイッチ部がオンするオン時刻の設定、及び、前記スイッチ部がオフするオフ時刻の設定を受け付ける設定受付部とを備え、
前記オン時刻の設定の選択肢には、日の入時刻に前記スイッチ部がオンする日の入設定、及び、日の出時刻に前記スイッチ部がオンする日の出設定が含まれ、
前記オフ時刻の設定の選択肢には、日の入時刻に前記スイッチ部がオフする日の入設定、及び、日の出時刻に前記スイッチ部がオフする日の出設定が含まれ
、
前記オン時刻の設定と前記オフ時刻の設定との両方を前記日の出設定にするこ
とが可能であり、
前記設定受付部は、前記オン時刻の設定と前記オフ時刻の設定との両方が前記日の出設定にされた場合に、日の出時刻のオフセット設定をさらに受け付け、
前記スイッチ部は、前記オフセット設定によって定められる日の出時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする
タイムスイッチ。
【請求項2】
前記オン時刻の設定の選択肢には、ユーザ指定の時刻に前記スイッチ部がオンする定時設定がさらに含まれ、
前記オフ時刻の設定の選択肢には、ユーザ指定の時刻に前記スイッチ部がオフする定時設定がさらに含まれる
請求項1に記載のタイムスイッチ。
【請求項3】
さらに、
日付と、日の出時刻及び日の入時刻のそれぞれとが対応付けられた時刻情報が記憶された記憶部と、
現在の日時を計測する計時部と、
前記日の出設定、または、前記日の入設定が選択された場合に、前記記憶部に記憶された前記時刻情報、及び、前記計時部によって計測された現在の日時に基づいて前記スイッ
チ部のオン及びオフを制御する制御部とを備える
請求項2に記載のタイムスイッチ。
【請求項4】
1日に複数の前記オン時刻を設定することが可能であり、かつ、1日に複数の前記オフ時刻を設定することが可能である
請求項1~3のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項5】
前記スイッチ部は、前記設定受付部が受け付けた前記オン時刻の設定及び前記オフ時刻の設定にしたがって前記負荷及び前記電源の電気的な接続をオン及びオフする動作を毎日繰り返す
請求項1~4のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項6】
前記設定受付部は、前記オン時刻の設定、及び、前記オフ時刻の設定を曜日ごとに受け付ける
請求項1~
4のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項7】
前記設定受付部は、前記オン時刻の設定、及び、前記オフ時刻の設定を
365日それぞれについて個別に受け付ける
請求項1~
4のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項8】
前記設定受付部は、前記スイッチ部がオン及びオフする動作を無効にする日付の設定をさらに受け付ける
請求項1~7のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項9】
前記設定受付部は、第一期間における曜日ごとの前記オン時刻の設定及び前記オフ時刻の設定である第一週間設定と、前記第一期間と異なる第二期間における曜日ごとの前記オン時刻の設定及び前記オフ時刻の設定である第二週間設定とを個別に受け付ける
請求項6に記載のタイムスイッチ。
【請求項10】
前記設定受付部は、特定の日付の設定、前記特定の日付における前記オン時刻の設定、及び、前記特定の日付における前記オフ時刻の設定をさらに受け付ける
請求項6に記載のタイムスイッチ。
【請求項11】
前記設定受付部は、特定の日付の設定、特定の曜日の指定、及び、前記特定の曜日における前記オン時刻の設定及び前記オフ時刻の設定を前記特定の日付に割り当てる操作をさらに受け付ける
請求項6に記載のタイムスイッチ。
【請求項12】
さらに、前記タイムスイッチの外部から割り込み信号を取得するための取得部を備え、
前記スイッチ部は、取得された前記割り込み信号に基づいて強制的にオンまたはオフする
請求項1~11のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項13】
さらに、前記タイムスイッチの外部から同期信号を取得するための取得部を備え、
前記タイムスイッチは、取得された前記同期信号に基づいて、前記同期信号を取得した他のタイムスイッチと同期する
請求項1~12のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項14】
前記設定受付部は、さらに、前記スイッチ部がオンするオン期間の長さの設定、及び、前記スイッチ部がオフするオフ期間の長さの設定を受け付け、
前記スイッチ部は、前記オン期間の長さの設定、及び、前記オフ期間の長さの設定にしたがって、オン及びオフを繰り返す
請求項1~13のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項15】
前記設定受付部は、さらに、スリープ設定を受け付け、
前記スイッチ部は、前記スリープ設定において指定された期間オンした後、オフする
請求項1~14のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項16】
前記設定受付部は、さらに、パルス幅の設定、及び、前記スイッチ部がオンするオン時刻の設定を受け付け、
前記スイッチ部は、前記オン時刻から前記パルス幅に対応する期間オンした後、オフする
請求項1~15のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
【請求項17】
負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部と、
前記スイッチ部がオンするオン時刻の設定、及び、前記スイッチ部がオフするオフ時刻の設定を受け付ける設定受付部とを備え、
前記オン時刻の設定の選択肢には、日の入時刻に前記スイッチ部がオンする日の入設定、及び、日の出時刻に前記スイッチ部がオンする日の出設定が含まれ、
前記オフ時刻の設定の選択肢には、日の入時刻に前記スイッチ部がオフする日の入設定、及び、日の出時刻に前記スイッチ部がオフする日の出設定が含まれ、
前記オン時刻の設定と前記オフ時刻の設定との両方を前記日の入設定にするこ
とが可能であり、
前記設定受付部は、前記オン時刻の設定と前記オフ時刻の設定との両方が前記日の入設定にされた場合に、日の入時刻のオフセット設定をさらに受け付け、
前記スイッチ部は、前記オフセット設定によって定められる日の入時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする
タイムスイッチ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザによって設定されたタイムスケジュールにしたがって負荷をオン及びオフするタイムスイッチに関する。
【背景技術】
【0002】
タイムスイッチは、ユーザによって設定されたタイムスケジュールにしたがって負荷をオン及びオフする装置である。このようなタイムスイッチとして、特許文献1には、日の出時刻及び日の入時刻のデータを内蔵することで、日の入時刻に負荷をオンし、日の出時刻に負荷をオフすることが可能なソーラタイムスイッチが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、ソーラタイムスイッチでは負荷がオンするオン時刻の設定及び負荷がオフするオフ時刻の設定に制限が設けられており、オン時刻及びオフ時刻の設定の自由度が低いことが課題である。
【0005】
本発明は、オン時刻及びオフ時刻の設定の自由度が高められたタイムスイッチを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るタイムスイッチは、負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部と、前記スイッチ部がオンするオン時刻の設定、及び、前記スイッチ部がオフするオフ時刻の設定を受け付ける設定受付部とを備え、前記オン時刻の設定の選択肢には、日の出時刻に前記スイッチ部がオンする日の出設定が含まれる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、オン時刻及びオフ時刻の設定の自由度が高められたタイムスイッチが実現される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施の形態に係るタイムスイッチの外観斜視図である。
【
図2】
図2は、実施の形態に係るタイムスイッチの機能構成を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、実施の形態に係るタイムスイッチの基本動作のフローチャートである。
【
図5】
図5は、1日に2組のオン時刻及びオフ時刻が設定される例を示す図である。
【
図6】
図6は、休日設定機能を説明するための図である。
【
図7】
図7は、シーズン対応機能を説明するための図である。
【
図8】
図8は、特定日設定機能を説明するための図である。
【
図9】
図9は、曜日変更機能を説明するための図である。
【
図12】
図12は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定の両方を日の出設定にする例を説明するための図である。
【
図13】
図13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定の両方を日の入設定にする例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0010】
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
【0011】
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係るタイムスイッチの構成について説明する。
図1は、実施の形態に係るタイムスイッチの外観斜視図である。
図2は、実施の形態に係るタイムスイッチの機能構成を示すブロック図である。
【0012】
タイムスイッチ10は、設定受付部13を通じて設定されたタイムスケジュールにしたがって、端子部11に接続された負荷(図示せず)及び電源(図示せず)の電気的な接続をオン及びオフする(以下、単に「負荷をオン(オフ)する」とも記載される)装置である。タイムスイッチ10は、具体的には、端子部11と、スイッチ部12と、設定受付部13と、表示部14と、記憶部15と、制御部16と、計時部17と、拡張端子部18とを備える。
【0013】
端子部11には、負荷及び電源が接続される。負荷は、例えば、街路灯、照明、及び、看板などである。端子部11は、例えば、ネジによって負荷及び電源を固定する構造を有する。端子部11の回路構成については特に限定されない。端子部11の回路構成は、負荷が接続される端子間に電源の電圧が印加される有電圧出力構成であってもよいし、負荷が接続される端子間に電源の電圧が印加されない無電圧出力構成であってもよい。端子部11には、複数の負荷が取り付けられる場合もある。
【0014】
スイッチ部12は、端子部に接続された負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフする。スイッチ部12は、例えば、リレー素子、及び、リレー素子の駆動回路によって実現されるが、パワートランジスタ、及び、パワートランジスタの駆動回路によって実現されてもよい。スイッチ部12の接点構成は、特に限定されない。スイッチ部12は、c接点構成(つまり、単極双投)であってもよいし、a接点構成(つまり、単極単投)であってもよい。なお、端子部11に複数の負荷が取り付けられる場合、タイムスイッチ10は、複数の負荷に対応して複数のスイッチ部12を備える場合がある。
【0015】
設定受付部13は、タイムスイッチ10に関連する各種設定を受け付けるユーザインターフェースである。設定受付部13は、具体的には、スイッチ部12がオンするオン時刻の設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻の設定を受け付ける。設定受付部13は、例えば、ハードウェアキー(ハードウェアボタン)、及び、スライドスイッチなどによって実現されるが、タッチパネルなどによって実現されてもよい。
【0016】
表示部14は、ユーザが設定内容などを確認するための情報を表示する表示パネルである。表示部14は、例えば、液晶パネルによって実現されるが、有機ELパネルなどのその他の表示パネルによって実現されてもよい。また、表示部14は、バックライトを備えていてもよい。
【0017】
記憶部15は、設定受付部13によって受け付けられた各種設定が設定情報として記憶される記憶装置である。記憶部15は、例えば、半導体メモリによって実現される。
【0018】
制御部16は、スイッチ部12のオン及びオフ(つまり、負荷及び電源の電気的な接続のオン及びオフ)を制御する制御装置である。制御部16は、具体的には、記憶部15に記憶された設定情報に基づいてスイッチ部12に制御信号を送信する。制御部16は、例えば、マイクロコンピュータまたはプロセッサなどによって実現される。なお、記憶部15は、制御部16に内蔵されてもよい。
【0019】
計時部17は、現在の日時を計測するタイマ装置である。計時部17は、例えば、リアルタイムクロックによって実現される。
【0020】
拡張端子部18は、取得部の一例であり、割り込み信号、または、同期信号などを取得するための、端子部11と異なる別の端子部である。
【0021】
[基本動作]
次に、タイムスイッチ10の基本動作について説明する。
図3は、タイムスイッチ10の基本動作のフローチャートである。
【0022】
まず、設定受付部13は、初期設定を受け付ける(S11)。初期設定には、現在時刻の設定、及び、タイムスイッチ10の使用地域の設定などが含まれる。
【0023】
次に、設定受付部13は、スイッチ部12がオンするオン時刻の設定を受け付ける(S12)。設定受付部13によってオン時刻の設定が受け付けられると、オン時刻の設定情報が記憶部15に記憶される。
【0024】
オン時刻の設定の選択肢には、日の入設定、日の出設定、及び、定時設定の3つが含まれる。日の入設定は、日の入時刻にスイッチ部12がオンする設定である。日の出設定は、日の出時刻にスイッチ部12がオンする設定である。定時設定は、ユーザ指定の時刻にスイッチ部12がオンする設定である。
【0025】
次に、設定受付部13は、スイッチ部12がオフするオフ時刻の設定を受け付ける(S13)。設定受付部13によってオフ時刻の設定が受け付けられると、オフ時刻の設定情報が記憶部15に記憶される。
【0026】
オフ時刻の設定の選択肢には、日の入設定、日の出設定、及び、定時設定の3つが含まれる。日の入設定は、日の入時刻にスイッチ部12がオフする設定である。日の出設定は、日の出時刻にスイッチ部12がオフする設定である。定時設定は、ユーザ指定の時刻にスイッチ部12がオフする設定である。なお、オン時刻の設定が日の入設定である場合に、オフ時刻の設定を日の入設定にすることはできない。同様に、オン時刻の設定が日の出設定である場合に、オフ時刻の設定を日の出設定にすることはできない。
【0027】
次に、制御部16は、記憶部15に記憶された設定情報に基づいてスイッチ部12のオン及びオフを制御する(S14)。制御部16は、具体的には、計時部17によって計測される現在の時刻がステップS12において設定されたオン時刻になると、スイッチ部12をオンする。また、制御部16は、計時部17によって計測される現在の時刻がステップS13において設定されたオフ時刻になると、スイッチ部12をオフする。
【0028】
[ソーラ機能]
タイムスイッチ10は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定として、日の入設定または日の出設定が可能な、いわゆるソーラ機能つきタイムスイッチである。日の入設定、及び、日の出設定が選択されている場合、制御部16は、記憶部15にあらかじめ記憶された時刻情報を参照することにより、現在の日付における日の入時刻、及び、日の出時刻を特定する。
図4は、時刻情報の一例を示す図である。
【0029】
図4に示されるように、時刻情報は、日付と、日の出時刻及び日の入時刻のそれぞれとが対応付けられた情報である。また、時刻情報は、地域情報を含む。ステップS11の初期設定に含まれるタイムスイッチ10の使用地域の設定では、例えば、12種類の地域のいずれかが選択可能である。時刻情報は、12種類の地域のそれぞれについて365日分の日の入時刻及び日の出時刻の情報を含んでいる。
【0030】
制御部16は、時刻情報のうち使用地域として設定された地域番号に対応する部分(
図4の例では列)の、現在の日付の部分(
図4の例では行)を参照することにより、日の入時刻、及び、日の出時刻を特定することができる。なお、ユーザは、所定の範囲(例えば、±90分)で日の入時刻、及び、日の出時刻を調整することもできる。
【0031】
このように、制御部16は、日の出設定、または、日の入設定が選択された場合に、記憶部15に記憶された時刻情報、及び、計時部17によって計測された現在の日時に基づいてスイッチ部12のオン及びオフを制御することができる。
【0032】
ところで、一般的なタイムスイッチでは、オン時刻の設定の選択肢に日の出設定が含まれていない。また、オフ時刻の設定の選択肢に日の入設定が含まれていない。
【0033】
これに対し、タイムスイッチ10では、オン時刻の設定の選択肢に日の出設定が含まれている。また、タイムスイッチ10では、オフ時刻の設定の選択肢に日の入設定が含まれている。
【0034】
これにより、タイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定として日の出設定を選択することができる。また、タイムスイッチ10のユーザは、オフ時刻の設定として日の入設定を選択することができる。
【0035】
例えば、タイムスイッチ10の負荷としてトンネル内に設置される照明装置を使用することが考えられる。トンネル内及びトンネル外の明るさの差を小さくするために、上記照明装置を日の出時刻にオンし、日の入時刻にオフする制御が考えられる。タイムスイッチ10は、このような制御を実現することができる。
【0036】
このように、タイムスイッチ10は、オン時刻及びオフ時刻の設定の自由度が高められたタイムスイッチである。
【0037】
[その他の機能1:1日に複数動作]
次に、タイムスイッチ10のその他の機能について説明する。タイムスイッチ10は、1日に複数のオン時刻を設定することが可能であり、かつ、1日に複数のオフ時刻を設定することが可能であってもよい。
図5は、1日に2組のオン時刻及びオフ時刻が設定される例を示す図である。
図5において上向きの矢印はオン時刻を示し、下向きの矢印はオフ時刻を示す。
図5においてハッチングされた期間は、負荷がオンされている期間であり、
図6以降の図面においても同様である。なお、1日に3組以上のオン時刻及びオフ時刻が設定されてもよい。
【0038】
[その他の機能2:タイムスイッチの方式]
タイムスイッチ10は、24時間式であってもよいし、週間式であってもよいし、年間式であってもよい。
【0039】
ここで、24時間式のタイムスイッチ10のユーザは、24時間以内でオン時刻及びオフ時刻が設定できる。24時間式のタイムスイッチ10では、制御部16は、設定された動作を毎日繰り返す。言い換えれば、スイッチ部12は、設定受付部13が受け付けたオン時刻の設定及びオフ時刻の設定にしたがって負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフする動作を毎日繰り返す。
【0040】
また、週間式のタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を曜日ごとに設定できる。つまり、設定受付部13は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を曜日ごとに受け付ける。週間式のタイムスイッチ10では、制御部16は、設定された動作を毎週繰り返す。
【0041】
そして、年間式のタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を365日のそれぞれについて個別に設定できる。つまり、設定受付部13は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を指定された年月日ごとに受け付ける。
【0042】
[その他の機能3:休日設定機能]
タイムスイッチ10は、特定の日を休日に設定する休日設定機能を有してもよい。
図6は、休日設定機能を説明するための図である。
図6に示されるように、休日に設定された日は、スイッチ部12の制御が無効になる。この場合、設定受付部13は、スイッチ部12がオン及びオフする動作を無効にする日付の設定を受け付ける。休日設定機能は、例えば、週間式のタイムスイッチ10において、特定の週の特定の曜日のみ動作を無効にするような場合に利用される。
【0043】
[その他の機能4:シーズン対応機能]
タイムスイッチ10は、1~365日の間で選択した期間ごとに、オン時刻の設定及びオフ時刻の週間設定が可能なシーズン対応機能を有してもよい。
図7は、シーズン対応機能を説明するための図である。
【0044】
図7に示されるように、シーズン対応機能によれば、ユーザは、春夏秋冬のシーズン(つまり、期間)ごとに異なる週間設定を行うことができる。この場合、設定受付部13は、第一期間における曜日ごとのオン時刻の設定及びオフ時刻の設定である第一週間設定と、第一期間と異なる第二期間における曜日ごとのオン時刻の設定及びオフ時刻の設定である第二週間設定とを個別に受け付ける。
【0045】
[その他の機能5:特定日設定機能]
タイムスイッチ10は、特定の日付のみ別の設定を適用する特定日設定機能を有してもよい。
図8は、特定日設定機能を説明するための図である。
図8に示されるように、特定の日付に設定された日には、別の設定が適用される。この場合、設定受付部13は、特定の日付の設定、特定の日付におけるオン時刻の設定、及び、特定の日付におけるオフ時刻の設定を受け付ける。特定日設定機能は、例えば、週間式のタイムスイッチ10において、特定の週の特定の日付のみ動作を変更するような場合に利用される。
【0046】
[その他の機能6:曜日変更機能]
タイムスイッチ10は、特定の曜日における、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定を特定の日付に割り当てることができる曜日変更機能を有してもよい。
図9は、曜日変更機能を説明するための図である。
図9に示されるように、曜日変更機能は、例えば、週間式のタイムスイッチ10において、特定の週の特定の日付の動作を別の曜日の動作に変更するような場合に利用される。この場合、設定受付部13は、特定の日付の設定、特定の曜日の指定、及び、特定の曜日におけるオン時刻の設定及びオフ時刻の設定を特定の日付に割り当てる操作をさらに受け付ける。
【0047】
[その他の機能7:割り込み機能]
上述の拡張端子部18には、割り込み端子が含まれる。制御部16は、割り込み端子を介してタイムスイッチ10の外部から割り込み信号を取得すると、スイッチ部12を強制的にオンする。言い換えれば、スイッチ部12は、取得された割り込み信号に基づいて強制的にオンする。なお、スイッチ部12は、取得された割り込み信号に基づいて強制的にオフしてもよい。
【0048】
[その他の機能8:同期機能]
上述の拡張端子部18には、同期端子が含まれる。制御部16は、同期端子を介してタイムスイッチ10の外部から同期信号を取得すると、同期信号に基づいてスイッチ部12をオンまたはオフする。この結果、タイムスイッチ10は、取得された同期信号に基づいて、同期信号を取得した他のタイムスイッチと同期する。つまり、タイムスイッチ10を含む複数のタイムスイッチのオン時刻またはオフ時刻が揃う。
【0049】
[その他の機能9:インターバル機能]
タイムスイッチ10は、タイムスイッチ10のユーザは、オン期間の長さの設定、及び、オフ期間の長さを設定に基づいてオン及びオフを繰り返すインターバル機能を有してもよい。基本動作では、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定が行われるのに対し、インターバル機能の実行時には、オン期間の長さの設定、及び、オフ期間の長さを設定が行われる点が異なる。
【0050】
インターバル機能の実行時には、設定受付部13は、スイッチ部12がオンするオン期間の長さの設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ期間の長さの設定を受け付ける。スイッチ部12は、制御部16の制御に基づいて、オン期間の長さの設定、及び、オフ期間の長さの設定にしたがってオン及びオフを繰り返す。
【0051】
[その他の機能10:スリープ機能]
タイムスイッチ10は、指定された期間だけオンした後オフするスリープ機能を有してもよい。
図10は、スリープ機能を説明するための図である。
【0052】
スリープ機能の実行時には、設定受付部13は、スリープ設定としてオン期間の長さの設定を受け付ける。スイッチ部12は、制御部16の制御に基づき、スリープ設定が完了した時刻からスリープ設定において指定された期間オンした後、オフする。
【0053】
[その他の機能11:パルス機能]
タイムスイッチ10は、希望の時刻から秒単位(例えば、1~99秒)でスイッチ部12をオンするパルス機能を有してもよい。
図11は、パルス機能を説明するための図である。
【0054】
パルス機能の実行時には、設定受付部13は、パルス設定としてパルス幅の設定、及び、オン時刻の設定を受け付ける。スイッチ部12は、制御部16の制御に基づき、オン時刻からパルス幅に対応する期間オンした後、オフする。パルス機能は、秒単位で負荷を動作させる場合に用いられる。この場合の負荷は、電子ベル(電子チャイム)等である。
【0055】
[変形例]
上述のように、ユーザは、所定の範囲で日の入時刻、及び、日の出時刻を調整することもできる。所定の範囲は、例えば、±90分であるが、±5時間であってもよい。以下、このような調整はオフセット設定とも記載される。
【0056】
このようなオフセット設定を利用すれば、ユーザは、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定の両方を日の出設定にすることで、日の出時刻付近の一定期間の間、スイッチ部12をオンすることができる。
図12は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定の両方を日の出設定にする例を説明するための図である。
【0057】
図12の(a)に示されるように、設定受付部13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の出設定が選択された場合に、
図12の(b)に示されるように、日の出時刻のオフセット設定をさらに受け付ける。例えば、オン時刻が日の出時刻-5時間に設定され、オフ時刻が日の出時刻+5時間に設定されれば、
図12の(c)に示されるように、スイッチ部12は、日の出時刻の5時間前の時刻から日の出時刻の5時間後の時刻までの一定期間の間、オンする。つまり、スイッチ部12は、オフセット設定によって定められる日の出時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする。
【0058】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の出設定を選択することができる。
【0059】
また、
図13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定の両方を日の入設定にする例を説明するための図である。
【0060】
図13の(a)に示されるように、設定受付部13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の入設定が選択された場合に、
図13の(b)に示されるように、日の入時刻のオフセット設定をさらに受け付ける。例えば、オン時刻が日の入時刻-5時間に設定され、オフ時刻が日の入時刻+5時間に設定されれば、
図13の(c)に示されるように、スイッチ部12は、日の入時刻の5時間前の時刻から日の入時刻の5時間後の時刻までの一定期間の間、オンする。つまり、スイッチ部12は、オフセット設定によって定められる日の入時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする。
【0061】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の入設定を選択することができる。
【0062】
[効果等]
以上説明したように、タイムスイッチ10は、負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部12と、スイッチ部12がオンするオン時刻の設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻の設定を受け付ける設定受付部13とを備える。オン時刻の設定の選択肢には、日の出時刻にスイッチ部12がオンする日の出設定が含まれる。
【0063】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定として日の出設定を選択することができる。タイムスイッチ10では、オン時刻の設定として日の出設定を選択することができないタイムスイッチよりも設定の自由度が高められている。
【0064】
また、例えば、オフ時刻の設定の選択肢には、日の入時刻にスイッチ部12がオフする日の入設定が含まれる。
【0065】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オフ時刻の設定として日の入設定を選択することができる。タイムスイッチ10では、オフ時刻の設定として日の入設定を選択することができないタイムスイッチよりも設定の自由度が高められている。
【0066】
また、例えば、オン時刻の設定の選択肢には、日の入時刻にスイッチ部12がオンする日の入設定、及び、ユーザ指定の時刻にスイッチ部12がオンする定時設定がさらに含まれる。オフ時刻の設定の選択肢には、日の出時刻にスイッチ部12がオフする日の出設定、及び、ユーザ指定の時刻にスイッチ部12がオフする定時設定がさらに含まれる。
【0067】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻の設定として、日の出設定、日の入設定、及び、定時設定のいずれかを選択することができ、オフ時刻の設定として、日の出設定、日の入設定、及び、定時設定のいずれかを選択することができる。このように、タイムスイッチ10では、設定の自由度が高められている。
【0068】
また、例えば、タイムスイッチ10は、さらに、日付と、日の出時刻及び日の入時刻のそれぞれとが対応付けられた時刻情報が記憶された記憶部15と、現在の日時を計測する計時部17と、日の出設定、または、日の入設定が選択された場合に、記憶部15に記憶された時刻情報、及び、計時部17によって計測された現在の日時に基づいてスイッチ部12のオン及びオフを制御する制御部16とを備える。
【0069】
このようなタイムスイッチ10は、記憶部15に記憶された時刻情報に基づいて、現在の日時における日の出時刻、及び、日の入時刻を特定することができる。
【0070】
また、例えば、タイムスイッチ10は、1日に複数のオン時刻を設定することが可能であり、かつ、1日に複数のオフ時刻を設定することが可能である。
【0071】
このようなタイムスイッチ10は、1日に複数回負荷をオンすることができる。
【0072】
また、例えば、スイッチ部12は、設定受付部13が受け付けたオン時刻の設定及びオフ時刻の設定にしたがって負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフする動作を毎日繰り返す。
【0073】
このようなタイムスイッチ10は、24時間式のタイムスイッチとして動作することができる。
【0074】
また、例えば、設定受付部13は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を曜日ごとに受け付ける。
【0075】
このようなタイムスイッチ10は、週間式のタイムスイッチとして動作することができる。
【0076】
また、例えば、設定受付部13は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定を指定された年月日ごとに受け付ける。
【0077】
このようなタイムスイッチ10は、年間式のタイムスイッチとして動作することができる。
【0078】
また、例えば、設定受付部13は、スイッチ部12がオン及びオフする動作を無効にする日付の設定をさらに受け付ける。
【0079】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、特定の週の特定の曜日のみ動作を無効にするような設定を行うことができる。
【0080】
また、例えば、設定受付部13は、第一期間における曜日ごとのオン時刻の設定及びオフ時刻の設定である第一週間設定と、第一期間と異なる第二期間における曜日ごとのオン時刻の設定及びオフ時刻の設定である第二週間設定とを個別に受け付ける。
【0081】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、春夏秋冬のシーズン(つまり、期間)ごとに異なる週間設定を行うことができる。
【0082】
また、例えば、設定受付部13は、特定の日付の設定、特定の日付における前記オン時刻の設定、及び、特定の日付におけるオフ時刻の設定をさらに受け付ける。
【0083】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、例えば、特定の週の特定の日付のみ動作を変更することができる。
【0084】
また、例えば、設定受付部13は、特定の日付の設定、特定の曜日の指定、及び、特定の曜日の前記オン時刻の設定及び前記オフ時刻の設定を特定の日付に割り当てる操作をさらに受け付ける。
【0085】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、特定の週の特定の日付の動作を別の曜日の動作に変更することができる。
【0086】
また、例えば、タイムスイッチ10は、さらに、タイムスイッチ10の外部から割り込み信号を取得するための拡張端子部18を備える。拡張端子部18は、取得部の一例である。スイッチ部12は、取得された割り込み信号に基づいて強制的にオンまたはオフする。
【0087】
このようなタイムスイッチ10は、割り込み信号に基づいて負荷を強制的にオンまたはオフすることができる。
【0088】
また、例えば、タイムスイッチ10は、さらに、タイムスイッチ10の外部から同期信号を取得するための拡張端子部18を備える。拡張端子部18は、取得部の一例である。タイムスイッチ10は、取得された同期信号に基づいて、同期信号を取得した他のタイムスイッチ10と同期する。
【0089】
このようなタイムスイッチ10は、同期信号を取得した他のタイムスイッチ10と同期することができる。
【0090】
また、例えば、設定受付部13は、さらに、スイッチ部12がオンするオン期間の長さの設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ期間の長さの設定を受け付ける。スイッチ部12は、オン期間の長さの設定、及び、オフ期間の長さの設定にしたがって、オン及びオフを繰り返す。
【0091】
このようなタイムスイッチ10は、負荷のオン及びオフを周期的を繰り返すことができる。
【0092】
また、例えば、設定受付部13は、さらに、スリープ設定を受け付ける。スイッチ部12は、スリープ設定において指定された期間オンした後、オフする。
【0093】
このようなタイムスイッチ10は、スリープ設定に基づいて指定された期間だけ負荷をオンすることができる。
【0094】
また、例えば、設定受付部13は、さらに、パルス幅の設定、及び、スイッチ部12がオンするオン時刻の設定を受け付ける。スイッチ部12は、オン時刻からパルス幅に対応する期間オンした後、オフする。
【0095】
このようなタイムスイッチ10は、パルス幅の設定に基づいて負荷をオンすることができる。
【0096】
また、例えば、設定受付部13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の出設定が選択された場合に、日の出時刻のオフセット設定をさらに受け付ける。スイッチ部12は、オフセット設定によって定められる日の出時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする。
【0097】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻及びオフ時刻の設定として日の出設定を選択することができる。
【0098】
また、例えば、設定受付部13は、オン時刻の設定及びオフ時刻の設定として日の入設定が選択された場合に、日の入時刻のオフセット設定をさらに受け付ける。スイッチ部12は、オフセット設定によって定められる日の入時刻の前後にわたる一定期間の間、オンする。
【0099】
このようなタイムスイッチ10のユーザは、オン時刻及びオフ時刻の設定として日の入設定を選択することができる。
【0100】
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
【0101】
例えば、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。
【0102】
また、上記実施の形態のフローチャートで説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。
【0103】
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
【0104】
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
【0105】
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【0106】
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
【符号の説明】
【0107】
10 タイムスイッチ
12 スイッチ部
13 設定受付部
15 記憶部
16 制御部
17 計時部
18 拡張端子部(取得部)