(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-18
(45)【発行日】2024-10-28
(54)【発明の名称】パレット
(51)【国際特許分類】
B65D 19/32 20060101AFI20241021BHJP
【FI】
B65D19/32 C
(21)【出願番号】P 2021016472
(22)【出願日】2021-02-04
【審査請求日】2023-12-06
(73)【特許権者】
【識別番号】593025619
【氏名又は名称】トーホー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100084375
【氏名又は名称】板谷 康夫
(74)【代理人】
【識別番号】100142077
【氏名又は名称】板谷 真之
(72)【発明者】
【氏名】近藤 大輔
(72)【発明者】
【氏名】小田 徹
【審査官】佐藤 正宗
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3228552(JP,U)
【文献】特開平05-213356(JP,A)
【文献】登録実用新案第3227947(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2007/0256609(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2013-0019843(KR,A)
【文献】独国実用新案第202007001859(DE,U1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 19/00-19/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面及び背面に複数のフォーク差込口を有する発泡樹脂製のパレットであって、
パレット上面の主体を成す上ユニットと、パレット下面の主体を成す下ユニットと、
フォーク差し込み方向に直交する断面視における断面コの字形状の連結部材と、を備え、
前記上ユニット及び前記下ユニットは、夫々フォーク差し込み方向とは直交する水平方向に連結される2以上のパレット部材から成り、
前記連結部材は、
前記コの字形状の両端部に前記パレット上面又は前記パレット下面を成す面とは反対側の面から突設されたL字形状の鉤部を有し、隣り合う前記パレット部材間に設けられた前記鉤部は、互いの先端部が対向するよう配置され、
帯長形状の長板が、対向する前記鉤部間に差し込まれることにより、前記上ユニット及び前記下ユニットを成す互いの前記パレット部材同士が連結されることを特徴とするパレット。
【請求項2】
前記パレット部材は、隣り合う前記パレット部材と接する辺の近傍に形成された貫通溝を有し、
隣り合う前記パレット部材の互いの前記貫通溝に、前記連結部材が、前記パレット上面又は前記パレット下面から差し込まれ、前記長板が、対向する前記鉤部間に差し込まれることにより、隣り合う前記パレット部材同士が連結されることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
【請求項3】
前記パレット部材、長板及び前記連結部材は、同じ樹脂材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
【請求項4】
前記上ユニット及び前記下ユニットは、中央に配置される1つの中パレット部材と、該中パレット部材の両縁に夫々配置される2つの側パレット部材と、から成り、
2つの前記側パレット部材は、同形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のパレット。
【請求項5】
前記側パレット部材は、前記中パレット部材と接する辺と反対側の辺の近傍に形成され、前記連結部材が嵌入される連結凹部を有することを特徴とする請求項4に記載のパレット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フォークリフトを用いた荷物の運搬に使用される、発泡スチロール等の発泡樹脂製のパレットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、フォークリフト等によって荷物を運搬する際の荷台として、各種のパレットが広く使用されている。一般的なパレットとして、木製、プラスチック製、金属製(鉄合金)又は紙製のものが知られている。しかしながら、最も一般的な木製のパレットは、10kg以上の重量があり、紙製パレットも、形状安定性を確保するために高密度で圧縮加工されており、かなりの重量がある。そこで、紙製パレットよりも更に軽量なパレットとして、発泡樹脂製のパレットがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、発泡樹脂製のパレットは、木製等に比べて軽量ではあるが、通常、1辺の長さが1mを超えるサイズの大きな輸送用部材であり、非使用時には非常に嵩張り、広い保管場所等を必要とする。
【0005】
また、サイズの大きな発泡樹脂製のパレットは、その製造時には、大きな専用の金型を用意する必要があり、生産コストが増大する虞がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、非使用時にコンパクトに収納でき、大型の金型によらず生産することができる発泡樹脂製のパレットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、正面及び背面に複数のフォーク差込口を有する発泡樹脂製のパレットであって、パレット上面の主体を成す上ユニットと、パレット下面の主体を成す下ユニットと、フォーク差し込み方向に直交する断面視における断面コの字形状の連結部材と、を備え、前記上ユニット及び前記下ユニットは、夫々フォーク差し込み方向とは直交する水平方向に連結される2以上のパレット部材から成り、前記連結部材は、前記コの字形状の両端部に前記パレット上面又は前記パレット下面を成す面とは反対側の面から突設されたL字形状の鉤部を有し、隣り合う前記パレット部材間に設けられた前記鉤部は、互いの先端部が対向するよう配置され、
帯長形状の長板が、対向する前記鉤部間に差し込まれることにより、前記上ユニット及び前記下ユニットを成す互いの前記パレット部材同士が連結されることを特徴とする。
【0008】
上記パレットにおいて、前記パレット部材は、隣り合う前記パレット部材と接する辺の近傍に形成された貫通溝を有し、隣り合う前記パレット部材の互いの前記貫通溝に、前記連結部材が、前記パレット上面又は前記パレット下面から差し込まれ、前記長板が、対向する前記鉤部間に差し込まれることにより、隣り合う前記パレット部材同士が連結されることが好ましい。
【0009】
上記パレットにおいて、前記パレット部材、長板及び前記連結部材は、同じ樹脂材料で構成されていることを特徴とすることが好ましい。
【0010】
上記パレットにおいて、前記上ユニット及び前記下ユニットは、中央に配置される1つの中パレット部材と、該中パレット部材の両縁に夫々配置される2つの側パレット部材と、から成り、2つの前記側パレット部材は、同形状であることが好ましい。
【0011】
上記パレットにおいて、前記側パレット部材は、前記中パレット部材と接する辺と反対側の辺の近傍に形成され、前記連結部材が嵌入される連結凹部を有することが好ましい。
【0012】
本発明に係るパレットによれば、複数のパレット部材を連結することで構成されるので、非使用時(使用前)には分離した状態とすることで、コンパクトに収納できる。また、一体のパレットに比べて、半分以下のサイズの金型を用意すればよく、大型の金型によらず生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】(a)は本発明の一実施形態に係るパレットの上面を主とした分解斜視図、(b)は同パレットの上面を主とした斜視図。
【
図2】(a)は上記パレットに用いられるパレットの平面図、(b)は(a)のA-A線断面図、(c)はB-B線断面図。
【
図3】(a)は同パレットに用いられる中パレット部材の上面を主とした斜視図、(b)は下面を主とした斜視図。
【
図4】(a)は上記中パレット本体の平面図、(b)は左側面図、(c)は底面図、(d)は正面図、(e)は(a)のC-C線側断面図、(f)はD-D線断面図。
【
図5】(a)は同パレットに用いられる側パレット部材の上面を主とした斜視図、(b)は下面を主とした斜視図。
【
図6】(a)は上記側パレット本体の平面図、(b)は左側面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は正面図、(f)は(a)のE-E線側断面図、(g)はF-F線断面図。
【
図7】(a)は上記パレットに用いられる連結部材の底面を主とした斜視図、(b)は平面を主とした斜視図。
【
図9】(a)乃至(c)は上記パレットの組み立て手順を説明するための斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の一実施形態に係るパレットについて、図面を参照して説明する。
図1(a)(b)及び
図2(a)乃至(c)に示すように、本実施形態のパレット1は、物流の現場等においてフォークリフト等を用いた荷物の管理・運搬に好適に使用されるものである。なお、以下の説明において、
図1(b)に示されたパレット1の左前方の側面を正面とし、パレット1の右前方の側面を右側面とする。
【0015】
パレット1は、正面及び背面に複数のフォーク差込口10を有し、フォークリフトのフォークを2方から差しこむことができるように構成された箱形状のパレットであり、パレット上面20の主体を成す上ユニット2と、パレット下面30の主体を成す下ユニット3と、を備える。
【0016】
上ユニット2及び下ユニット3は、説明の便宜上、上下を指定しているが、上下の配置と向きが異なるだけの同じ構成であり、夫々フォーク差し込み方向とは直交する水平方向に連結される2以上のパレット部材4、5から成る。上ユニット2及び下ユニット3は、いずれも、中央に配置される1つの中パレット部材4と、この中パレット部材4の両縁に夫々配置される2つの側パレット部材5と、から成る。また、パレット1は、上ユニット2と下ユニット3、及び隣り合うパレット部材4、5を連結させるための連結部材6及び長板7を更に備える。1つのパレット1は、2つの中パレット部材4と、4つの側パレット部材5、16個の連結部材と、4枚の長板7で構成される。
【0017】
また、パレット1は、一方の辺が他方の辺より長い長方矩形であり、長手辺は3つのパレット部材4、5の短辺によって、短手辺は1つのパレット部材4、5の長辺により構成される。例えば、パレット1の長辺の長さは1700mm、短辺の長さは1300mmとされる。
【0018】
パレット部材4、5を構成する材料は、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂といった発泡合成樹脂であり、本実施形態では、発泡ポリスチレン(EPS(expanded polystyrene))が用いられる。連結部材6及び長板7は、パレット部材4、5と同じ樹脂材料の非発泡素材で構成されることが好ましい。
【0019】
図3(a)(b)及び
図4(a)乃至(f)に示すように、中パレット部材4は、平面視で長方矩矩形状であり、その短辺がパレット1の長辺の約3分の1を成し、その長辺がパレット1の短辺を成す。中パレット部材4の4方の角部はいずれも平面視で直角であり、中パレット部材4の上面40は、平坦な面である。また、中パレット部材4は、隣り合う側パレット部材5と接する長辺の近傍に形成された貫通溝41を有する。この貫通溝41は、中パレット部材4の長辺に沿う長尺状の溝であり、後述する連結部材6の鉤部61の長さ及び幅に対応するように、中パレット部材4の長辺から所定の間隔を開けて、上面40から下面43に貫通するように形成されている。また、貫通溝41よりも外側に続く長辺側の箇所は、中パレット部材4の上面40よりも低くなるように凹状に形成された連結凹部42となっており、後述する連結部材6の接続部63が嵌入される。貫通溝41及び連結凹部42は、中パレット部材4の各長辺に夫々2カ所、対峙する辺で互い違いになるように設けられている。なお、中パレット部材4の右側面は、左側面と同じである。
【0020】
中パレット部材4の下面43は、中央凹部44と、その長手方向の両縁に設けられた側凸部45と、を有する。側凸部45の上面は、中央凹部44側が段違いに高く、長辺側が低くなっている。この側凸部45の上面の低くなった箇所には、長板7が差し込まれる。
【0021】
側凸部45には、上面40から貫通してきた貫通溝41が露出している。また、側凸部45の上面の低くなった箇所には、更に薄く彫り込まれた鉤受凹部46が設けられている。この鉤受凹部46は、上下に対向する中パレット部材4から突出した連結部材6の鉤部61を受け止める。貫通溝41及び鉤受凹部46は、各長辺に沿って互い違いに設けられる。側凸部45の上面のうち中央凹部44側の高く形成された箇所には、貫通溝41に沿って凸条47が設けられている。凸条47は、中パレット部材4の対角に位置する貫通溝41に設けられている。また、凸条47に対応する条溝48が、凸条47とは別の対角に位置する鉤受凹部46に沿って設けられている。
【0022】
図5(a)(b)及び
図6(a)乃至(f)に示すように、側パレット部材5は、中パレット部材4と同様、平面視で長方矩矩形状であり、その短辺がパレット1の長辺の約3分の1を成し、その長辺がパレット1の短辺を成す。また、側パレット部材5の4方の角部のうち、中パレット部材4と隣り合う長辺側の角部は、平面視で直角である。一方、中パレット部材4と隣り合う長辺とは反対側の長辺と短辺との成す角部は、丸みを帯びるように面取りされている。この面取りされた角部は、パレット1の角部となる。側パレット部材5の上面50も、平坦な面である。
【0023】
側パレット部材5は、隣り合う中パレット部材5と接する長辺の近傍に形成された貫通溝51を有し、貫通溝51よりも長辺側の箇所が連結凹部52Aとして構成されている点も、中パレット部材4と同様である。一方、側パレット部材5の2長辺のうち、中パレット部材4側とは反対側の長辺の近傍には、並列に配された2つの貫通溝51が形成されており、これらの貫通溝51の間の箇所が、側パレット部材5の上面50よりも低くなるように凹状に形成された連結凹部52Bとして構成され、後述する連結部材6の接続部63が嵌入される。
【0024】
側パレット部材5の下面53は、フォーク差込口10の上面又は下面を成す中央凹部54と、その長手方向の両縁に設けられてフォーク差込口10の側面を成す側凸部55A,55Bと、を有する。側凸部55A、55Bの上面は、中央凹部54側が段違いに高く、長辺側が低くなっている点は、中パレット部材4と同様である。なお、側凸部55A、55Bには、上面50から貫通してきた貫通溝51が露出し、鉤受凹部56が設けられている点も中パレット部材4と同様であるが、外側の側凸部55Aの貫通溝51や鉤受凹部56は、各々で連結部材6の一対の鉤部61に対応している。側凸部55A、55Bの上面に設けられる凸条57、条溝58も、中パレット部材4と同様である。
【0025】
図7(a)(b)に示すように、連結部材6は、断面コの字形状の部材であり、コの字の両端部に形成されたL字形状の鉤部61と、コの字の両側面を成す側部62と、これらを繋ぐ接続部63と、を有する。鉤部61は、コの字の両端部の内面側が水平方向に切り欠かれることにより形成される。
【0026】
図8に示すように、長板7は、上面及び下面が平坦な帯長形状の部材であり、その長さは、パレット1の奥行の長さやパレット部材4,5の長辺に長さに概ね等しく、その幅は、対向する鉤部61の間隔に概ね等しい。
【0027】
上記のように構成されたパレット1の組み立て手順について、
図9(a)乃至(c)を参照して説明する。
図9(a)に示すように、上ユニット2を構成する1つの中パレット部材4とその両サイドに2つの側パレット部材5とを配置し、下ユニット3を構成する1つの中パレット部材4とその両サイドに2つの側パレット部材5とを配置し、所定個数の連結部材6を用意する。
【0028】
そして、
図9(b)に示すように、上ユニット2及び下ユニット3の各連結凹部42、52に、連結部材6を嵌め込む。これにより隣り合う中パレット部材4と側パレット部材5とが連結される。また、このとき、下ユニット3の貫通溝41、51から鉤部61が下ユニット3の上面に突出し、同様に、上ユニット3の下面にも鉤部61が突出する。そして、
図9(c)に示すように、下ユニット3上に上ユニット2を重ねる。このとき、上ユニット2の下面や下ユニット3の上面から突出した鉤部61は、下ユニット3の上面及び上ユニット2の下面に設けられた鉤受凹部46、56に嵌まる。
【0029】
また、中パレット部材4の側凸部45の上面や側パレット部材5の側凸部55A、55Bの上面のうち、段違いに低くなっている部分が重なり合い、長板7の挿入空間が形成される。この長板7の挿入空間は、連結部材6の鉤部61により部分的に囲われている(
図2(b)(c))。そのため、長板7が、対向する鉤部61間に差し込まれると、長板7と各連結部材6が連結されることになる。そして、連結部材6の鉤部61は、上ユニット2の下面から突設されているものと、下ユニット3の上面から突設されているものがあるので、これら上下の鉤部61間に共通の長板7が連結されることにより、結果的に、上ユニット2及び下ユニット3が連結される。
【0030】
このように、本実施形態のパレット1によれば、パレット1を複数のパレット部材4,5に分割し、連結部材6及び長板7を用いてそれらを連結している。そのため、パレット1の非使用時(使用前)には、各パレット部材4、5を分離した状態とすることで、コンパクトに収納できる。また、一体のパレットに比べて、パレット部材4、5は、半分以下のサイズなので、そのサイズに適合した金型を用意すればよく、大型の金型によらず生産することができる。また、パレット部材4、5は、中パレット部材4と、側パレット部材5との2種類だけなので、金型も2種類用意すればよい。
【0031】
また、発泡樹脂で箱状の両面パレットを製造する場合、金型成型の原理上、上ユニットと下ユニットを別体として成型し、それらを接合させる必要があり、従来は、それらを接着剤で接合していた。そのため、上ユニットと下ユニットとを接合させた後は、それらを分割することができなかった。これに対して、本実施形態のパレット1によれば、連結部材6を嵌め込み、長板7を正面又は背面から差し込むだけで、上ユニット2及び下ユニット3、並びに各パレット部材4、5を連結するので、接合に接着剤を不要とすることができる。また、接着剤を使わないので、連結・使用後に分解することができる。また、パレット部材4、5、連結部材6及び長板7に、同じ樹脂材料を用いることで、パレット1の廃棄時に各部材を分別回収することが不要になり、廃棄を効率化することができ、プラスチック資源の再利用に適したものとすることができる。
【0032】
なお、中パレット部材4と側パレット部材5との連結や、上ユニット2と下ユニット3との連結だけであれば、中パレット部材4と側パレット部材5との間に配置される連結部材6と長板7だけでも一応のパレット1の組み立ては可能である。しかし、本実施形態では、側パレット部材5のうち、中パレット部材4と接する辺と反対側の辺の近傍にも、連結部材が嵌入され、長板7を差し込むことができ、上ユニット2と下ユニット3との連結をより強固にすることができる。
【0033】
なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施の形態においてはパレット1の構造をフォークリフトによる荷物の運搬に適用する例を説明したが、他の発泡合成樹脂製の構造物にも適用することを排除するものではない。
【符号の説明】
【0034】
1 パレット
2 上ユニット
20 パレット上面
3 下ユニット
30 パレット下面
4 中パレット部材(パレット部材)
42 連結凹部
5 側パレット部材(パレット部材)
52 連結凹部
6 連結部材
61 鉤部
7 長板