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  • 特許-制振装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-18
(45)【発行日】2024-10-28
(54)【発明の名称】制振装置
(51)【国際特許分類】
   E04H 9/02 20060101AFI20241021BHJP
   F16F 15/023 20060101ALI20241021BHJP
【FI】
E04H9/02 311
F16F15/023 A
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021046855
(22)【出願日】2021-03-22
(65)【公開番号】P2022146064
(43)【公開日】2022-10-05
【審査請求日】2023-10-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000001317
【氏名又は名称】株式会社熊谷組
(74)【代理人】
【識別番号】100111202
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 周彦
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 裕一
【審査官】須永 聡
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-287231(JP,A)
【文献】特開2008-095372(JP,A)
【文献】特開2010-203164(JP,A)
【文献】特開2020-133152(JP,A)
【文献】特開2016-108843(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-1192717(KR,B1)
【文献】韓国公開特許第10-2020-0025360(KR,A)
【文献】米国特許第05462141(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 9/00-9/16
F16F 15/00-15/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向して配置される柱間に設置される制振装置であって、
前記各柱の対向する側面にそれぞれ接触するように対向して配置される一対の縦枠部材と、
前記一対の縦枠部材の一方の端部同士にそれぞれピン接合され、該一対の縦枠部材を連結する横枠部材と、
前記一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の他方の端部と前記横枠部材の中央部とにそれぞれピン接合される第1の減衰装置と、
前記一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の他方の端部と前記横枠部材の中央部とにそれぞれピン接合される第2の減衰装置と、
を備え、
前記第1の減衰装置と前記第2の減衰装置は、それぞれ、オイルダンパーを備えることを特徴とする制振装置。
【請求項2】
前記オイルダンパーは、車両用のショックアブソーバーである請求項1に記載の制振装置。
【請求項3】
前記一対の縦枠部材と前記横枠部材と前記第1の減衰装置と前記2の減衰装置とは設置される柱間の寸法に合わせてユニット化されている請求項1又は2に記載の制振装置。
【請求項4】
前記第1の減衰装置と前記第2の減衰装置には、それぞれ、同一のオイルダンパーが同数設けられている請求項1~3のいずれかの請求項に記載の制振装置。
【請求項5】
同じ柱間に上下に複数基設置されている請求項1~4のいずれかの請求項に記載の制振装置。
【請求項6】
異なる柱間に分散して配置されている請求項1~5のいずれかの請求項に記載の制振装置。
【請求項7】
同じ柱間において奥行き方向に複数基設置されている請求項1~6のいずれかの請求項に記載の制振装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に設置される制振装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の制振を行う場合、特許文献1に記載されているように、柱間に支持部材や減衰装置、ブレースなどを制振壁(例えばΛ型制振壁)として組み込んだり、或いは、特許文献2に記載されているように、柱梁接合部に小規模の制振ダンパーを方杖型に設置したりすることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-221976号公報
【文献】特開2010-203164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した特許文献1に記載されているような制振壁を設置する場合、大きな減衰力を発揮できる減衰装置を組み込めるため、建築物に必要となる減衰装置の数を少なくすることができる一方、支持部材の強度を高める必要があるという問題や、減衰装置によって柱間の空間が占有されてしまうという問題がある。
【0005】
また、上記した特許文献2に記載されているような制振ダンパーを方杖型に設置する場合、減衰装置を設ける柱間を別の用途に利用したり、或いは通行したりすることが可能となる一方、減衰装置の減衰力や制振効果が小さくなるという問題や、柱梁接合部の複数箇所に減衰装置を設置する必要があるため、集中配置が難しいという問題がある。
【0006】
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、柱間の任意の高さや場所に簡単に設置することのできる制振装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するため、本発明は、対向して配置される柱間に設置される制振装置であって、前記各柱の対向する側面にそれぞれ接触するように対向して配置される一対の縦枠部材と、前記一対の縦枠部材の一方の端部同士にそれぞれピン接合され、該一対の縦枠部材を連結する横枠部材と、前記一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の他方の端部と前記横枠部材の中央部とにそれぞれピン接合される第1の減衰装置と、前記一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の他方の端部と前記横枠部材の中央部とにそれぞれピン接合される第2の減衰装置と、を備え、前記第1の減衰装置と前記第2の減衰装置は、それぞれ、オイルダンパーを備えることを特徴とする。
【0008】
上記した本発明に係る制振装置において、前記オイルダンパーは、車両用のショックアブソーバーであるのが良い。
【0009】
上記した本発明に係る制振装置において、前記一対の縦枠部材と前記横枠部材と前記第1の減衰装置と前記2の減衰装置とは設置される柱間の寸法に合わせてユニット化されているのが良い。
【0010】
上記した本発明に係る制振装置において、前記第1の減衰装置と前記第2の減衰装置には、それぞれ、同一のオイルダンパーが同数設けられているのが良い。
【0011】
上記した本発明に係る制振装置において、同じ柱間に上下に複数基設置されていても良い。
【0012】
上記した本発明に係る制振装置において、異なる柱間に分散して配置されていても良い。
【0013】
上記した本発明に係る制振装置において、同じ柱間において奥行き方向に複数基設置されていても良い。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、柱間の任意の高さや場所に簡単に設置することができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施形態に係る制振装置を示す正面図である。
図2】本発明の実施形態に係る制振装置を示す正面図である。
図3】本発明の実施形態に係る制振装置の作用を示す正面図である。
図4】本発明の実施形態に係る制振装置の作用を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
【0017】
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る制振装置10の構成について説明する。ここで、図1は本発明の実施形態に係る制振装置10を示す正面図である。なお、以下の説明では、制振装置10を木造建築物に設置する場合について説明し、便宜上、図1の紙面手前側を正面側とし、左右の向きは正面から見た方向を基準として説明する。
【0018】
本発明の実施形態に係る制振装置10は、門型の枠組み体11に囲まれた領域内に、第1の減衰装置12と第2の減衰装置13とが正面視でハの字状に配置されて構成されている。
【0019】
枠組み体11は、対向して配置される左右一対の縦枠部材14L,14Rと、各縦枠部材14L,14Rの一方の端部である上端部同士を連結する横枠部材15と、を備えている。本実施形態では、縦枠部材14L,14Rと横枠部材15は、例えば40mm×40mmの鉄製の角パイプにより構成され、枠組み体11は、左右方向の長さが800mm、高さが375mmとなるように形成されている。なお、縦枠部材14L,14Rと横枠部材15は、鉄製の角パイプに限定されるものではなく、他の金属材料製又は木製であっても良い。
【0020】
各縦枠部材14L,14Rの対向する側面の一方の端部である上端部と他方の端部である下端部には、それぞれ、ブラケット16L,16R,17L,17Rが取り付けられている。横枠部材15の左端部は左側縦枠部材14Lの上端部のブラケット16Lにピン接合され、横枠部材15の右端部は右側縦枠部材14Rの上端部のブラケット16Rにピン接合されている。また、横枠部材15の下面の中央部には、中央ブラケット18が取りけられている。
【0021】
第1の減衰装置12は、枠組み体11に囲まれた領域内の左側部分において、右上に傾斜した姿勢で配置されている。第1の減衰装置12には、2個のオイルダンパー20a,20bが並列に設けられている。
【0022】
2個のオイルダンパー20a,20bは、いずれも同一仕様の車両用ショックアブソーバーであり、例えば、本実施形態では、Rancho(登録商標)の型式がRS5223のものを使用している。オイルダンパー20a,20bは、シリンダ21a,21bと、シリンダ21a,21bの上端部に設けられる円環状の取付部22a,22bと、シリンダ21a,21bの下部から伸縮可能に突出するピストンロッド23a,23bと、により概略構成されており、ピストンロッド23a,23bの先端部にはネジ部24a,24bが形成されている。
【0023】
また、第1の減衰装置12には、横枠部材15の中央ブラケット18と2個のオイルダンパー20a,20bのシリンダ21a,21bの取付部22a,22bとを連結する上側接続部材25と、左側の縦枠部材14Lの下端部のブラケット17Lと2個のオイルダンパー20a,20bのピストンロッド23a,23bのネジ部24a,24bとを連結する下側接続部材26と、が設けられている。
【0024】
上側接続部材25は、シリンダ21a,21bの取付部22a,22b同士を連結するシリンダ連結部27と、シリンダ連結部27の中央部と横枠部材15の中央ブラケット18とを連結する中央連結部28と、が直角に接合されてT字状に形成されている。シリンダ連結部27の両端部と各シリンダ21a,21bの取付部22a,22bとはナット等により締結されている。中央連結部28の下端部とシリンダ連結部27の中央部とはナット等により締結されており、中央連結部28の上端部と横枠部材15の中央ブラケット18とはピン接合されている。
【0025】
下側接続部材26は、ピストンロッド23a,23bのネジ部24a,24b同士を連結するピストンロッド連結部30と、ピストンロッド連結部30の中央部と左側縦枠部材14Lの下端部のブラケット17Lとを連結する中央連結部31と、が直角に接合されてT字状に形成されている。ピストンロッド連結部30の両端部と各ピストンロッド23a,23bのネジ部24a,24bとはナット等により締結されている。中央連結部31の上端部とピストンロッド連結部30の中央部とはナット等により締結されており、中央連結部31の下端部と左側縦枠部材14Lの下端部のブラケット17Lとはピン接合されている。なお、上側接続部材25や下側接続部材26の形態は、使用されるオイルダンパーの種類、サイズ、設置数等に応じて適宜変更可能であることは言う迄もない。
【0026】
第2の減衰装置13は、枠組み体11に囲まれた領域内の右側部分において、左上に傾斜した姿勢で配置されている。第2の減衰装置13には、2個のオイルダンパー40a,40bが並列に設けられている。
【0027】
2個のオイルダンパー40a,40bは、第1の減衰装置12のオイルダンパー20a,20bと同一仕様の車両用ショックアブソーバーであり、例えば、本実施形態では、Rancho(登録商標)社製の型式がRS5223のものを使用している。オイルダンパー40a,40bは、シリンダ41a,41bと、シリンダ41a,41bの上端部に取り付けられる円環状の取付部42a,42bと、シリンダ41a,41bの下部から伸縮可能に突出するピストンロッド43a,43bと、により概略構成されており、ピストンロッド43a,43bの先端部にはネジ部44a,44bが形成されている。
【0028】
また、第2の減衰装置13には、横枠部材15の中央ブラケット18と2個のオイルダンパー40a,40bのシリンダ41a,41bの取付部42a,42bとを連結する上側接続部材45と、右側の縦枠部材14Rの下端部のブラケット17Rと2個のオイルダンパー40a,40bのピストンロッド43a,43bのネジ部44a,44bとを連結する下側接続部材46と、が設けられている。
【0029】
上側接続部材45は、シリンダ41a,41bの取付部42a,42b同士を連結するシリンダ連結部47と、シリンダ連結部47の中央部と横枠部材15の中央ブラケット18とを連結する中央連結部48と、が直角に接合されてT字状に形成されている。シリンダ連結部47の両端部と各シリンダ41a,41bの取付部42a,42bとはナット等により締結されている。中央連結部48の下端部とシリンダ連結部47の中央部とはナット等により締結されており、中央連結部48の上端部と横枠部材15の中央ブラケット18とはピン接合されている。
【0030】
下側接続部材46は、ピストンロッド43a,43bのネジ部44a,44b同士を連結するピストンロッド連結部50と、ピストンロッド連結部50の中央部と右側縦枠部材14Rの下端部のブラケット17Rとを連結する中央連結部51と、が直角に接合されてT字状に形成されている。ピストンロッド連結部50の両端部と各ピストンロッド43a,43bのネジ部44a,44bとはナット等により締結されている。中央連結部51の上端部とピストンロッド連結部50の中央部とはナット等により締結されており、中央連結部51の下端部と右側縦枠部材14Rの下端部のブラケット17Rとはピン接合されている。なお、上側接続部材45や下側接続部材46の形態は、使用されるオイルダンパーの種類、サイズ、設置数等に応じて適宜変更可能であることは言う迄もない。
【0031】
図2は、上記した構成を備えた制振装置10を木造フレーム1内に設置した例を示す正面図である。この木造フレーム1は、下梁2と、下梁2上に対向して配置される左右の一対の柱3L,3Rと、各柱3L,3Rの上端に架設される上梁4と、により形成されている。
【0032】
図2に示す設置例では、木造フレーム1の内側の空間に3基の制振装置10が設置されている。各制振装置10は、柱3L,3R間の寸法や設計仕様に合うように予め工場で製造されてユニット化されている。そして、ユニット化された制振装置10は、施工現場で柱3L,3R間に嵌め込まれ、止め具(図示省略)により、それぞれ、下段の制振装置10は下梁2上の高さで柱3L,3Rに固定され、中段の制振装置10は中間高さに固定され、上段の制振装置10は上梁4下の高さで柱3L,3Rに固定される。これにより、各制振装置10は、左右の縦枠部材14L,14Rの外面が左右一対の柱3L,3Rの対向する側面にそれぞれ面接触した状態で固定される。
【0033】
次に、図1及び図2に加えて図3及び図4を参照して、本発明の実施形態に係る制振装置10の作用について説明する。ここで、図3は制振装置10単体の作用を示す正面図、図4図2に示されているように3基の制振装置10を木造フレーム1内に設置した時の作用を示す正面図である。
【0034】
図3及び図4に示されているように、地震や風力等によって木造建築物に揺れが生じて、木造フレーム1が例えば右側に傾斜して水平変形すると、上段、中段、下段の各段の制振装置10において、枠組み体11が右側に水平変形し、第1の減衰装置12の各オイルダンパー20a,20bのピストンロッド23a,23bがそれぞれ伸長すると共に、第2の減衰装置13の各オイルダンパー40a,40bのピストンロッド43a,43bがそれぞれ収縮する。これにより、制振装置10は、木造フレーム1に対して所要の減衰力を安定的に発生させて木造フレーム1の水平変形を抑え、木造建築物の揺れを低減させることができる。
【0035】
このように上記した実施形態に係る制振装置10によれば、木造建築物の層間変形角に応じて減衰力を発揮することができるが、層間変形角は柱3L,3R間のいずれの高さでも一定となるため、制振装置10は、設置する高さに拘わらず、所要の減衰力を発揮することができる。
【0036】
また、制振装置10は、柱間の任意の高さや場所に設置することができるため、同じ柱間に複数基設置したり、或いは、扉の上や窓の下などに分散させて配置したりすることもできる。したがって、制振装置10は、柱間の空間の利用を妨げることなく、設置した建築物の制振を行うことができる。
【0037】
また、制振装置10は、枠組み体11の縦枠部材14L,14Rが各柱3L,3Rの側面にそれぞれ面接触した状態で固定されるため、木造フレーム1を損傷させたり、破壊させたりすることがない。したがって、制振装置10は、長期間に亘って所定の性能を保持することができ、耐久性を高めることができる。
【0038】
さらに、制振装置10は、設置する場所や要求に応じて、オイルダンパー20a,20b、40a,40bの種類、サイズ、設置数、及び枠組み体11の大きさ等を簡単に変更することができるため、フレキシビリティを高めることができる。
【0039】
さらに、本実施形態においてオイルダンパーとして使用する車両用ショックアブソーバーは、低速域から安定的に減衰力を発揮することができるため、大地震だけでなく、中小規模の地震に対しても、所要の減衰力を発揮することができる。
【0040】
また、車両用ショックアブソーバーは、広く一般に市販されており、簡単に購入可能なため、従来の制振用の減衰装置と比べて、メンテナンスや交換作業も容易に行うことができる。
【0041】
また、車両用のショックアブソーバーは、従来の制振壁や方杖型に用いられる減衰装置と比べて減衰力が小さいため、枠組み体11を角パイプなどの強度が比較的小さく軽量な材料で製造することができる。枠組み体11の重量は、例えば3kg程度とすることも可能である。
【0042】
なお、上記した実施形態に係る制振装置10では、第1の減衰装置12と第2の減衰装置にそれぞれ2個のオイルダンパー20a,20b、40a,40bが並列に設けられているが、オイルダンパーは、それぞれの減衰装置12,13に1個又は3個以上設置されても良い。また、オイルダンパーは、必ずしも車両用ショックアブソーバーに限定されるものではない。
【0043】
また、上記した実施形態に係る制振装置10は、柱3L,3R間において奥行き方向に複数基設置されても良く、或いは、上下反対に設置されても良い。
【0044】
また、上記した実施形態に関する説明では、制振装置10を木造建築物に設置する場合について説明したが、本発明に係る制振装置は、木造建築物以外の建築物に設置することも可能である。
【0045】
なお、本発明は、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う制振装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
【符号の説明】
【0046】
3L 柱
3R 柱
10 制振装置
12 第1の減衰装置
13 第2の減衰装置
14L 縦枠部材
14R 縦枠部材
15 横枠部材
20a オイルダンパー
20b オイルダンパー
40a オイルダンパー
40b オイルダンパー
図1
図2
図3
図4