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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-18
(45)【発行日】2024-10-28
(54)【発明の名称】配送システム及び配送物受取確認方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/083 20240101AFI20241021BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20241021BHJP
【FI】
G06Q10/083
G06Q50/10
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021200552
(22)【出願日】2021-12-10
(65)【公開番号】P2023086201
(43)【公開日】2023-06-22
【審査請求日】2023-12-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000237639
【氏名又は名称】富士通フロンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004185
【氏名又は名称】インフォート弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100074099
【弁理士】
【氏名又は名称】大菅 義之
(72)【発明者】
【氏名】皆川 彰孝
【審査官】牧 裕子
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-141421(JP,A)
【文献】特開2014-225187(JP,A)
【文献】特開2007-168924(JP,A)
【文献】特開2006-092507(JP,A)
【文献】特開2003-176032(JP,A)
【文献】特開2021-086589(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0050183(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
受取人端末との間で通信を行う配送システムであって、
配送物の発送依頼に基づく発送情報に基づいて、前記配送物の送り状情報、前記配送物のID情報である配送物ID情報、及び前記配送物の受取確認のID情報である受取確認ID情報を生成する情報生成部と、
前記送り状情報と前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
前記配送物ID情報を表す配送物IDバーコードと前記受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードとを生成するバーコード生成部と、
前記受取確認IDバーコードを前記受取人端末に送信するサーバ通信部と、
を有するサーバと、
バーコード読取部と、
端末通信部と、
表示部と、
を有する配達員端末と、を備え、
前記配達員端末において、
前記バーコード読取部は、前記配送物に付されている前記配送物IDバーコードに表されている前記配送物ID情報を読み取ると共に、前記受取人端末において表示される前記サーバから受信した前記受取確認IDバーコードに表されている前記受取確認ID情報を読み取り、
前記端末通信部は、前記バーコード読取部により読み取られた前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記サーバに送信し、
前記サーバにおいて、
前記サーバ通信部は、前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記配達員端末から受信し、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とが前記記憶部において関連付けられている場合は、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とに前記記憶部において関連付けられている前記送り状情報を前記配達員端末に送信し、
前記配達員端末において、
前記端末通信部は、前記送り状情報を前記サーバから受信し、
前記表示部は、前記送り状情報を表示する、
ことを特徴とする配送システム。
【請求項2】
前記配達員端末において、
前記表示部が前記送り状情報を表示し、配達員から受取人への配送物の受け渡しが完了したときに、前記端末通信部は、第1の受渡完了通知を前記サーバに送信し、
前記サーバにおいて、
前記サーバ通信部は、前記第1の受渡完了通知を前記配達員端末から受信し、第2の受渡完了通知を前記受取人端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の配送システム。
【請求項3】
前記サーバにおいて、
前記サーバ通信部は、前記受取人端末が前記受取確認IDバーコードを取得するための受取確認用URL情報を前記受取人端末に送信し、
前記受取人端末から前記受取確認用URLへのアクセスがあった場合に、前記受取確認IDバーコードを前記受取人端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の配送システム。
【請求項4】
前記サーバにおいて、
前記サーバ通信部は、前記配送物ID情報を前記受取人端末から受信した場合、受信した前記配送物ID情報に前記記憶部において関連付けられている前記送り状情報を前記受取人端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の配送システム。
【請求項5】
前記配送物IDバーコードが印刷された被印刷媒体が前記配送物に貼付されることで、前記配送物IDバーコードが前記配送物に付される、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の配送システム。
【請求項6】
前記配達員端末は、
前記端末通信部により受信された前記送り状情報を印刷する印刷部、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の配送システム。
【請求項7】
サーバ、及び配達員端末を含む配送システムにおいて実行される配送物受取確認方法であって、
前記サーバは、
配送物の発送依頼に基づく発送情報に基づいて、前記配送物の送り状情報、前記配送物のID情報である配送物ID情報、及び前記配送物の受取確認のID情報である受取確認ID情報を生成し、
前記送り状情報と前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを関連付けて記憶部に記憶し、
前記配送物ID情報を表す配送物IDバーコードと前記受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードとを生成し、
前記受取確認IDバーコードを受取人端末に送信し、
前記配達員端末は、
バーコード読取部により、前記配送物に付されている前記配送物IDバーコードに表されている前記配送物ID情報を読み取ると共に、前記受取人端末において表示される前記サーバから受信した前記受取確認IDバーコードに表されている前記受取確認ID情報を読み取り、
前記バーコード読取部により読み取られた前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記配達員端末から受信し、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とが前記記憶部において関連付けられている場合は、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とに前記記憶部において関連付けられている前記送り状情報を前記配達員端末に送信し、
前記配達員端末は、
前記送り状情報を前記サーバから受信し、
前記送り状情報を表示部に表示する、
ことを特徴とする配送物受取確認方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配送システム及び配送物受取確認方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、宅配サービスや書留等を利用して配送物の配送が行われる場合、物理的な送り状の作成(例えば特許文献1、2参照)や、配送物の受取確認等が行われている。物理的な送り状の作成は、例えば、送り主により予め登録された情報に基づいて送り状に必要事項を印刷することで行われたり、送り主が送り状に必要事項を手書きで記入することで行われたりする。そして、作成された送り状は、配送物に貼付され、受取人へ配送される。受取人による配送物の受取確認は、送り状と一体で切り離し可能な受取確認欄、送り状のカーボンコピーへの押印、自筆署名等によって行われ、これが受け取りの証拠とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-092644号公報
【文献】特開2010-026990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送り状が、受取人、送り主の氏名、住所、電話番号等が判読可能な印刷物とされる場合、配送業者は、送り状が剥がされて廃棄されることを考慮した専用の印刷用紙や印刷装置を準備する必要があった。また、受取人は、配送物から送り状を剥がして裁断等で記載内容を判読不可の状態にしてから廃棄する必要があり、手間がかかっていた。仮に、送り状を判読不可の状態にすることなく廃棄してしまった場合には、個人情報の漏洩につながり、悪用される懸念もあった。
【0005】
配送物の受取確認を、押印、自筆署名等の物理的方法で実施する場合、受取人は、予め印鑑や筆記用具等を準備しておく必要があり、手間がかかっていた。また、配送業者は、受取確認後の送り状の控えを持ち帰って保管する等の事務処理を行う必要があり、それが業務効率の低下を招く要因になっていた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑み、送り状や配送物の受取確認に係る配送業者及び受取人の負担を軽減することができる配送システム及び配送物受取確認方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
システムの一観点は、受取人端末との間で通信を行う配送システムであって、配送物の発送依頼に基づく発送情報に基づいて、前記配送物の送り状情報、前記配送物のID情報である配送物ID情報、及び前記配送物の受取確認のID情報である受取確認ID情報を生成する情報生成部と、前記送り状情報と前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記配送物ID情報を表す配送物IDバーコードと前記受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードとを生成するバーコード生成部と、前記受取確認IDバーコードを前記受取人端末に送信するサーバ通信部と、を有するサーバと、バーコード読取部と、端末通信部と、表示部と、を有する配達員端末と、を備え、前記配達員端末において、前記バーコード読取部は、前記配送物に付されている前記配送物IDバーコードに表されている前記配送物ID情報を読み取ると共に、前記受取人端末において表示される前記サーバから受信した前記受取確認IDバーコードに表されている前記受取確認ID情報を読み取り、前記端末通信部は、前記バーコード読取部により読み取られた前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記サーバに送信し、前記サーバにおいて、前記サーバ通信部は、前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記配達員端末から受信し、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とが前記記憶部において関連付けられている場合は、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とに前記記憶部において関連付けられている前記送り状情報を前記配達員端末に送信し、前記配達員端末において、前記端末通信部は、前記送り状情報を前記サーバから受信し、前記表示部は、前記送り状情報を表示する。
【0008】
方法の一観点は、サーバ、及び配達員端末を含む配送システムにおいて実行される配送物受取確認方法であって、前記サーバは、配送物の発送依頼に基づく発送情報に基づいて、前記配送物の送り状情報、前記配送物のID情報である配送物ID情報、及び前記配送物の受取確認のID情報である受取確認ID情報を生成し、前記送り状情報と前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを関連付けて記憶部に記憶し、前記配送物ID情報を表す配送物IDバーコードと前記受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードとを生成し、前記受取確認IDバーコードを受取人端末に送信し、前記配達員端末は、バーコード読取部により、前記配送物に付されている前記配送物IDバーコードに表されている前記配送物ID情報を読み取ると共に、前記受取人端末において表示される前記サーバから受信した前記受取確認IDバーコードに表されている前記受取確認ID情報を読み取り、前記バーコード読取部により読み取られた前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とを前記配達員端末から受信し、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とが前記記憶部において関連付けられている場合は、受信した前記配送物ID情報と前記受取確認ID情報とに前記記憶部において関連付けられている前記送り状情報を前記配達員端末に送信し、前記配達員端末は、前記送り状情報を前記サーバから受信し、前記送り状情報を表示部に表示する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、送り状や配送物の受取確認に係る配送業者及び受取人の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】一実施の形態に係る配送システムの構成を例示する図である。
図2】利用者情報が登録される際に行われる処理を例示するフローチャートである。
図3】配送物が発送依頼された際に行われる処理を例示するフローチャートである。
図4】配達員により配達された配送物を受取人が受け取る際に行われる処理を例示するフローチャート(その1)である。
図5】配達員により配達された配送物を受取人が受け取る際に行われる処理を例示するフローチャート(その2)である。
図6】受取人が配送物を受け取った後に行われる処理を例示するフローチャートである。
図7】コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係る配送システムの構成を例示する図である。
図1に例示した配送システム1は、宅配サービスや書留等による配送物の配送に用いられるシステムであって、受取人端末20との間で通信を行うシステムである。配送システム1は、サーバ10、及び配達員端末30を含む。サーバ10、受取人端末20、及び配達員端末30の各々は、インターネット等のネットワーク40に接続されている。なお、サーバ10は有線により、受取人端末20と配達員端末30は無線により、ネットワーク40に接続されている。
【0012】
サーバ10は、配送物の配送を管理するサーバである。サーバ10は、情報生成部11、記憶部12、バーコード生成部13、及びサーバ通信部14を備える。情報生成部11は、配送物の発送依頼に基づく発送情報に基づいて、配送物の送り状情報(例えば送り状画像)、配送物のID情報である配送物ID情報(例えば配送物番号)、及び配送物の受取確認のID情報である受取確認ID情報(例えば受取確認番号)を生成する。記憶部12は、その送り状情報とその配送物ID情報とその受取確認ID情報とを関連付けて記憶する。バーコード生成部13は、その配送物ID情報を表す配送物IDバーコードとその受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードとを生成する。なお、配送物IDバーコード及び受取確認IDバーコードは、例えば、1次元バーコード又は2次元バーコードである。サーバ通信部14は、ネットワーク40を介して、例えば受取人端末20や配達員端末30と通信を行う。サーバ通信部14は、例えば、受取確認IDバーコードを受取人端末に送信する。
【0013】
受取人端末20は、配送物を受け取る受取人が使用する端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット等の携帯型情報端末である。なお、受取人端末20は、受取人となり得る利用者が使用する端末でもある。受取人端末20は、バーコード(例えば、1次元バーコード又は2次元バーコード)に表されている情報を読み取るバーコード読取部(不図示)を備えるようにしてもよい。なお、バーコードに表されている情報を読み取ることは、バーコードを読み取って情報を取得することでもあり、そのような言い換えも可能である。バーコード読取部は、受取人端末20に内蔵されてもよいし、外付けされてもよい。内蔵される場合は、例えば、受取人端末20が備える図示しないカメラを利用してバーコードに表されている情報を読み取る構成を有していてもよい。外付けされる場合は、例えば、携帯型バーコードリーダが受取人端末20に接続されるようにしてもよい。
【0014】
配達員端末30は、配送物の配達を行う配達員が使用する端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット等の携帯型情報端末である。配達員端末30は、バーコード読取部31、端末通信部32、及び表示部33を備える。バーコード読取部31は、バーコード(例えば、1次元バーコード又は2次元バーコード)に表されている情報を読み取る。バーコード読取部31は、配達員端末30に内蔵されてもよいし、外付けされてもよい。内蔵される場合は、例えば、配達員端末30が備える図示しないカメラを利用してバーコードに表されている情報を読み取る構成を有していてもよい。外付けされる場合は、例えば、携帯型バーコードリーダが配達員端末30に接続されるようにしてもよい。端末通信部32は、ネットワーク40を介して、例えばサーバ10と通信を行う。表示部33は、各種の表示を行う。また、配達員端末30は、印刷部34を更に備えるようにしてもよい。印刷部34は、配達員端末30に内蔵されてもよいし、外付けされてもよい。外付けされる場合は、例えば、携帯型プリンタが配達員端末30に接続されるようにしてもよい。
【0015】
このような配送システム1では、例えば、配達員により配達された配送物を受取人が受け取る際に、次のような処理が行われる。配達員端末30において、バーコード読取部31は、配送物に付されている配送物IDバーコードに表されている配送物ID情報を読み取ると共に、受取人端末20において表示されるサーバ10から受信した受取確認IDバーコードに表されている受取確認ID情報を読み取り、端末通信部32は、バーコード読取部31により読み取られた配送物ID情報と受取確認ID情報とをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部14は、配送物ID情報と受取確認ID情報とを配達員端末30から受信し、受信した配送物ID情報と受取確認ID情報とが記憶部12において関連付けられている場合は、受信した配送物ID情報と受取確認ID情報とに記憶部12において関連付けられている送り状情報を配達員端末30に送信する。配達員端末30において、端末通信部32は、送り状情報をサーバ10から受信し、表示部33は、送り状情報を表示する。
【0016】
また、配送システム1では、配達員端末30において表示部33が送り状情報を表示し、配達員から受取人への配送物の受け渡しが完了したときに、次のような処理を行ってもよい。配達員端末30において、端末通信部32は、第1の受渡完了通知をサーバ10に送信し、サーバ10において、サーバ通信部14は、第1の受渡完了通知を配達員端末30から受信し、第2の受渡完了通知を受取人端末20に送信してもよい。
【0017】
また、配送システム1では、次のような場合に、サーバ10が受取確認IDバーコードを受取人端末20に送信するようにしてもよい。サーバ10において、サーバ通信部14は、受取人端末20が受取確認IDバーコードを取得するための受取確認用URL(Uniform Resource Locator)を示す受取確認用URL情報を受取人端末20に送信し、受取人端末20から受取確認用URLへのアクセスがあった場合に、受取確認IDバーコードを受取人端末20に送信するようにしてもよい。受取確認用URLは、例えば、サーバ10のURLである。
【0018】
また、配送システム1では、配送物を受取人が受け取った後、次のような処理が行われてもよい。サーバ10において、サーバ通信部14は、配送物ID情報を受取人端末20から受信した場合、受信した配送物ID情報に記憶部12において関連付けられている送り状情報を受取人端末20に送信してもよい。
【0019】
また、配送システム1では、配送物IDバーコードが印刷された被印刷媒体(例えばラベルシール)が配送物に貼付されることで、配送物IDバーコードが配送物に付されるようにしてもよい。また、配送システム1では、配達員端末30において、印刷部34は、端末通信部32により受信された送り状情報を印刷するようにしてもよい。
【0020】
以下、このような配送システム1において行われる処理について、図2乃至図6を用いて、より具体的に説明する。図2は、利用者情報が登録される際に行われる処理を例示するフローチャートである。図3は、配送物が発送依頼された際に行われる処理を例示するフローチャートである。図4及び図5は、配達員により配達された配送物を受取人が受け取る際に行われる処理を例示するフローチャートである。図6は、受取人が配送物を受け取った後に行われる処理を例示するフローチャートである。
【0021】
配送システム1では、事前に、利用者情報の登録が行われる。利用者情報の登録の際には、図2に例示した処理が行われる。この処理では、受取人端末20は、利用者(受取人となり得る利用者)の入力操作に応じて、サーバ10の利用者登録用URLにアクセスする(ステップ(以下「S」という)101)。次に、受取人端末20は、利用者の入力操作に応じて、利用者が登録する利用者情報(利用者のID、パスワード、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等を含む)を入力し(S102)、その利用者情報をサーバ10に送信する(S103)。なお、サーバ10に送信される利用者情報には、受取人端末20の端末情報(例えばMAC(Media Access Control)アドレス)も含まれる。また、受取人端末20が生体認証機能を備えている場合は、利用者の生体情報(例えば指紋情報)が利用者情報に更に含まれるようにしてもよい。
【0022】
サーバ10は、受取人端末20から利用者情報を受信すると(S104)、その利用者情報を記憶する(S105)。利用者情報の記憶先は、例えば、記憶部12でもよいし、記憶部12以外のサーバ10が備える図示しない記憶部でもよい。これにより、受取人となり得る利用者の利用者情報がサーバ10に登録される。S105が終了すると、図2に例示した処理が終了する。
【0023】
その後、配送システム1では、サーバ10に利用者情報が登録されている利用者を受取人とする配送物の発送依頼が行われると、図3に例示した処理が行われる。この処理では、例えば、配送業者店舗(例えば宅配業者店舗)にて配送物51の発送依頼が行われると、その発送依頼に基づく発送情報が、ネットワーク40に接続されている配送業者店舗の図示しない端末(例えばPC(Personal Computer))からサーバ10へ送信される。なお、発送情報は、例えば、送り状に記載される必要事項に関する情報(受取人の住所、氏名や、発送依頼主の住所、氏名や、配送物51の品名等の情報)を含む。
【0024】
サーバ10は、配送業者店舗から発送情報を受信すると、その発送情報に基づいて、発送依頼された配送物51の送り状情報、配送物51のID情報である配送物ID情報、及び配送物51の受取確認のID情報である受取確認ID情報を生成する(S201)。ここで、送り状情報は、例えば、送り状画像である。送り状画像には、送り状に記載される必要事項に関する情報も表されている。配送物ID情報は、例えば、数字列で表された配送物番号である。受取確認ID情報は、例えば、数字列で表された受取確認番号である。
【0025】
次に、サーバ10は、S201で生成された送り状情報と配送物ID情報と受取確認ID情報とを関連付けて記憶部12に記憶する(S202)。次に、サーバ10は、S201で生成された配送物ID情報を表す配送物IDバーコードを生成すると共に、S201で生成された受取確認ID情報を表す受取確認IDバーコードを生成する(S203)。
【0026】
S203が終了すると、サーバ10は、S203で生成された配送物IDバーコードを配送業者店舗の端末へ送信する。そして、配送業者店舗では、その配送物IDバーコードが印刷装置61によって被印刷媒体(例えばラベルシール)62に印刷され、その被印刷媒体62が配送物51に貼付されて、配達員による配達が開始される。
【0027】
また、S203が終了すると、サーバ10は、S203で生成された受取確認IDバーコードを受取人端末20が取得するための受取確認用URLを表す受取確認用URL情報を受取人端末20に送信する(S204)。このときの送信は、例えば、サーバ10に登録されている受取人の利用者情報に含まれる電子メールアドレス宛に行われる。受取確認用URLは、例えば、サーバ10のURLである。
【0028】
受取人端末20は、サーバ10から受取確認用URL情報を受信する(S205)。これにより、受取人端末20は、後述するように、受取確認用URL情報が示す受取確認用URLにアクセスすることで、受取確認IDバーコードの取得が可能になる。S205が終了すると、図3に例示した処理が終了する。
【0029】
その後、配送システム1では、配達員により配達された配送物51を受取人が受け取る際に、図4及び図5に例示した処理が行われる。この処理では、受取人端末20は、受取人の入力操作に応じて、受取確認用URLにアクセスする(S301)。次に、受取人端末20は、受取人の入力操作に応じて、受取人のID、パスワードを入力し(S302)、そのID、パスワードをサーバ10に送信する(S303)。
【0030】
サーバ10は、受取人端末20からID、パスワードを受信すると(S304)、受取人の認証を行う(S305)。S305の認証は、S304で受信されたID、パスワードの組み合わせと、サーバ10に登録されている利用者情報に含まれるID、パスワードの組み合わせとが一致するか否かによって行われ、一致する場合は認証成功、一致しない場合は認証失敗となる。この際、受取人端末20のMACアドレスと事前登録されたMACアドレスの一致確認や、生体認証を行う事で、更に認証の精度をたかめることができる。ここでは、認証成功となったとし、次に、サーバ10は、S203で生成された受取確認IDバーコードを受取人端末20に送信する(S306)。
【0031】
受取人端末20は、サーバ10から受取確認IDバーコードを受信すると(S307)、その受取確認IDバーコードを表示する(S308)。
【0032】
一方、配達員端末30は、配達員の操作に応じて、配送物51に貼付されている被印刷媒体62に印刷されている配送物IDバーコードに表されている配送物ID情報を読み取り(S309)、次に、受取人端末20に表示された受取確認IDバーコードに表されている受取確認ID情報を読み取る(S310)。なお、S309とS310の順序は、逆でもよい。次に、配達員端末30は、S309及びS310で読み取られた配送物ID情報及び受取確認ID情報をサーバ10に送信する(S311)。
【0033】
サーバ10は、配達員端末30から配送物ID情報及び受取確認ID情報を受信し(S312)、その配送物ID情報と受取確認ID情報とが記憶部12において関連付けられている場合は、その配送物ID情報と受取確認ID情報とに記憶部12において関連付けられている送り状情報を配達員端末30に送信する(S313)。
【0034】
配達員端末30は、サーバ10から送り状情報を受信すると(S314)、その送り状情報を表示する(S315)。そして、配達員は、配達員端末30に表示された送り状情報を受取人に確認させた上で配送物51を受取人に渡し、これを受領印の代わりとする。このように、配送システム1では、配送物51に貼付された被印刷媒体62に印刷されている配送物IDバーコードに表されている配送物ID情報と、受取人端末20に表示された受取確認IDバーコードに表されている受取確認ID情報とを読み取り、両者が関連付けられていることで配達員端末30に表示された送り状情報を受取人に確認させた上で、配送物51を受取人に渡すことを、受領印の代わりとしている。このときに、受取人の希望に応じて、配達員が配達員端末30に表示されている送り状情報を印刷し、受取人に渡すようにしてもよい。この場合は、配達員の操作に応じて、配達員端末30が、表示されている送り状情報を印刷する。
【0035】
配達員から受取人への配送物51の受け渡しが完了すると、配達員端末30は、配達員の入力操作に応じて、第1の受渡完了通知をサーバ10に送信する(S316)。
【0036】
サーバ10は、配達員端末30から第1の受渡完了通知を受信すると(S317)、受取人端末20が送り状情報を取得するための送り状確認用URLを示す送り状確認用URL情報を含む第2の受渡完了通知を受取人端末20に送信する(S318)。このときの送信は、例えば、サーバ10に登録されている受取人の利用者情報に含まれる電子メールアドレス宛に行われる。このときの送信履歴によって、受渡完了の記録を残すことができる。なお、サーバ10は、配送物51の受け渡しが完了したことを示す情報である受渡完了情報を、例えば、記憶部12に関連付けられて記憶されている配送物51についての送り状情報と配送物ID情報と受取確認ID情報とに更に関連付けて記憶部12に記憶するようにし、これにより、受渡完了の記録を残すようにしてもよい。送り状確認用URLは、例えば、サーバ10のURLである。
【0037】
受取人端末20は、サーバ10から送り状確認用URL情報を含む第2の受渡完了通知を受信する(S319)。これにより、受取人は、配送物51の受け渡しが完了したことを、あらためて確認することができる。また、受取人端末20は、後述するように、第2の受渡完了通知に含まれる送り状確認用URL情報が示す送り状確認用URLにアクセスすることで、送り状情報の取得が可能になる。S319が終了すると、図4及び図5に例示した処理が終了する。
【0038】
受取人が配送物51を受け取った後(配達員から受取人への配送物51の受け渡しが完了した後)、配送システム1では、図6に例示した処理が行われる。この処理では、受取人端末20は、受取人の入力操作に応じて、送り状確認用URLにアクセスする(S401)。次に、受取人端末20は、受取人の入力操作に応じて、受取人のID、パスワードを入力し(S402)、そのID、パスワードをサーバ10に送信する(S403)。
【0039】
サーバ10は、受取人端末20からID、パスワードを受信すると(S404)、受取人の認証を行う(S405)。S405の認証は、S305と同様である。ここでも、認証成功となったとして、次に、サーバ10は、認証成功通知を受取人端末20に送信する(S406)。
【0040】
受取人端末20は、サーバ10から認証成功通知を受信すると(S407)、受取人の操作に応じて、配送物51に貼付されている被印刷媒体62に印刷されている配送物IDバーコードに表されている配送物ID情報を読み取り(S408)、その配送物ID情報をサーバ10に送信する(S409)。
【0041】
サーバ10は、受取人端末20から配送物ID情報を受信すると(S410)、その配送物ID情報に記憶部12において関連付けられている送り状情報を受取人端末20に送信する(S411)。
【0042】
受取人端末20は、サーバ10から送り状情報を受信すると(S412)、その送り状情報を表示する(S413)。これにより、受取人は、配送物51の受け渡しが完了した後であっても、送り状情報を確認することができる。S413が終了すると、図6に例示した処理が終了する。
【0043】
以上のように、配送システム1によれば、物理的な送り状が使用されないので、配送業者は、剥がされて廃棄されることを考慮した送り状を作成するための専用の印刷用紙や印刷装置が不要となり、送り状作成に係るコスト(設備コスト等)の抑制及び省資源化が可能になる。また、受取人は、送り状を判読不可の状態にしてから廃棄するといった手間が無くなると共に、判読不可の状態にすることなく送り状が廃棄されることも無いので個人情報漏洩の虞も無い。なお、配送物51に付される配送物IDバーコードに表される配送物ID情報は、例えば配送物番号であり、それだけでは何ら意味を持たない情報であるため、そのまま廃棄されても個人情報の漏洩にはつながらない。
【0044】
また、配送システム1によれば、配送物51に付されている配送物IDバーコードに表されている配送物ID情報と受取人端末20に表示された受取確認IDバーコードに表されている受取確認ID情報とが関連付けられていることで配達員端末30に表示された送り状情報を受取人に確認させた上で配送物51の受け渡しを行うことで、配送物51の受取確認が行われるので、受取人は、その受取確認のために押印、自筆署名等が不要となり、そのための印鑑や筆記用具等の準備が不要になる。また、サーバ10には、受取人端末20への第2の受渡完了通知の送信履歴等によって受渡完了の記録を残すことができるので、配送業者は、受取確認後の送り状の控えを持ち帰って保管する等の事務処理を行う必要が無くなり、業務効率の向上にも繋がる。
【0045】
このように、配送システム1によれば、送り状や配送物の受取確認に係る配送業者及び受取人の負担を軽減することができる。
【0046】
また、配送システム1によれば、受取人端末20がサーバ10から、受取確認IDバーコードを取得したり(図4のS307参照)、送り状情報を取得したり(図6のS412参照)するためには、ID、パスワードによる受取人の認証が必要になることから、その取得を、セキュアに行うことができる。このような受取人の認証には、端末認証と生体認証の一方又は両方を用いるようにしてもよいし、その一方又は両方を更に組み合わせるようにしてもよい。これにより、その取得を、よりセキュアに行うことができる。端末認証は、端末情報(MACアドレス等)を利用した認証方法である。
【0047】
なお、配送システム1では、配送物51を実際に受け取る者が受取人本人に限られていたが、例えば、受取人本人と同居する家族の者等、受取人本人以外の者が配送物51を受け取ることができるように、配送システム1を構成するようにしてもよい。この場合は、例えば、利用者情報の登録の際に、利用者の電子メールアドレスとして、利用者本人の電子メールアドレスのほか利用者本人以外の者(利用者と同居する家族の者等)の電子メールアドレスも登録するようにし、図3のS204で送信される受取確認用URL情報を、登録されている利用者本人及び利用者本人以外の者の電子メールアドレス宛に送信するようにしてもよい。また、ID、パスワードについては、利用者本人が利用者本人以外の者にシェアしておけばよい。これにより、例えば、受取人本人が不在であっても、受取人本人以外の者が代わりに配送物51を受け取ることができる。
【0048】
また、配送システム1において、サーバ10、受取人端末20、及び配達員端末30は、図7に例示するハードウェア構成のコンピュータにより実現されてもよい。図7は、コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
【0049】
図7に例示したコンピュータ100は、プロセッサ101、メモリ102、入力装置103、出力装置104、記憶装置105、可搬型記憶媒体駆動装置106、通信インタフェース107、及び入出力インタフェース108を備え、その各々は、バス109に接続されて互いにデータの送受信が可能である。
【0050】
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)等であり、OS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含む。RAMには、プロセッサ101が実行するプログラムの一部等が一時的に格納される。また、RAMは、プロセッサ101の作業用記憶領域としても使用される。ROMには、プロセッサ101が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶される。
【0051】
入力装置103は、入力を行う装置である。サーバ10がコンピュータ100により実現される場合、入力装置103は、キーボード、マウス、タッチパネル等である。受取人端末20及び配達員端末30がコンピュータ100により実現される場合、入力装置103は、タッチパネル、カメラ等である。
【0052】
出力装置104は、出力を行う装置である。サーバ10及び受取人端末20がコンピュータ100により実現される場合、出力装置104は、液晶ディスプレイ等である。配達員端末30がコンピュータ100により実現される場合、出力装置104は、液晶ディスプレイ、内蔵型プリンタ等である。
【0053】
記憶装置105は、データを記憶する装置であり、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。可搬型記憶媒体駆動装置106は、可搬型記憶媒体106aを駆動し、その記憶内容にアクセスしてデータの読み出しや書き込み等を行う。可搬型記憶媒体106aは、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。この可搬型記憶媒体106aには、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SDカードメモリ等も含まれる。
【0054】
通信インタフェース107は、有線又は無線によりネットワーク40に接続され、当該ネットワーク40に接続された外部装置との間で通信を行うためのインタフェースである。
【0055】
入出力インタフェース108は、外部装置と接続され、当該外部装置との間でデータの入出力を行うためのインタフェースである。サーバ10がコンピュータ100により実現される場合、入出力インタフェース108に接続される外部装置は、記憶装置等である。受取人端末20がコンピュータ100により実現される場合、入出力インタフェース108に接続される外部装置は、バーコードリーダ等である。配達員端末30がコンピュータ100により実現される場合、入出力インタフェース108に接続される外部装置は、バーコードリーダ、プリンタ等である。
【0056】
このようなコンピュータ100において、プロセッサ101が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、メモリ102に限らず、記憶装置105や可搬型記憶媒体106aに記憶されてもよい。また、プロセッサ101が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、外部装置からネットワーク40、通信インタフェース107を介して、メモリ102、記憶装置105、及び可搬型記憶媒体106aのうちの1つ以上に記憶されてもよい。
【0057】
また、コンピュータ100は、図7に例示したものに限らず、図7に例示した各構成要素を1つ又は複数備えて構成されてもよいし、一部の構成要素を備えずに構成されてもよい。例えば、コンピュータ100は、1つのプロセッサ101に限らず、複数のプロセッサを備えてもよい。また、サーバ10を実現するコンピュータ100は、入力装置103及び出力装置104を備えていなくてもよい。
【0058】
また、コンピュータ100は、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよい。例えば、プロセッサ101は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
【0059】
サーバ10がコンピュータ100により実現された場合、例えば、情報生成部11、バーコード生成部13は、プロセッサ101に対応し、記憶部12は、メモリ102、記憶装置105、及び可搬型記憶媒体106aのうちの1つ以上に対応し、サーバ通信部14は、通信インタフェース107に対応する。
【0060】
受取人端末20がコンピュータ100により実現された場合、例えば、バーコード読取部は、入力装置103(カメラ)とプロセッサ101、又は、入出力インタフェース108に接続されたバーコードリーダに対応する。
【0061】
配達員端末30がコンピュータ100により実現された場合、例えば、バーコード読取部31は、入力装置103(例えばカメラ)とプロセッサ101、又は、入出力インタフェース108に接続されたバーコードリーダに対応し、端末通信部32は、通信インタフェース107に対応し、表示部33は、出力装置104(液晶ディスプレイ)に対応し、印刷部34は、出力装置104(内蔵型プリンタ)、又は、入出力インタフェース108に接続されたプリンタに対応する。
【0062】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
【符号の説明】
【0063】
1 配送システム
10 サーバ
11 情報生成部
12 記憶部
13 バーコード生成部
14 サーバ通信部
20 受取人端末
30 配達員端末
31 バーコード読取部
32 端末通信部
33 表示部
34 印刷部
40 ネットワーク
51 配送物
61 印刷装置
62 被印刷媒体
100 コンピュータ
101 プロセッサ
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 記憶装置
106 可搬型記憶媒体駆動装置
106a 可搬型記憶媒体
107 通信インタフェース
108 入出力インタフェース
109 バス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7