IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グァンドン オッポ モバイル テレコミュニケーションズ コーポレーション リミテッドの特許一覧

<>
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図1
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図2
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図3
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図4
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図5
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図6
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図7
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図8
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図9
  • 特許-情報伝送のための方法及びデバイス 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-18
(45)【発行日】2024-10-28
(54)【発明の名称】情報伝送のための方法及びデバイス
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/16 20230101AFI20241021BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20241021BHJP
   H04W 72/1263 20230101ALI20241021BHJP
【FI】
H04L1/16
H04W28/04 110
H04W72/1263
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2021203457
(22)【出願日】2021-12-15
(62)【分割の表示】P 2019545763の分割
【原出願日】2017-02-22
(65)【公開番号】P2022043166
(43)【公開日】2022-03-15
【審査請求日】2021-12-15
【審判番号】
【審判請求日】2023-12-14
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100096921
【弁理士】
【氏名又は名称】吉元 弘
(72)【発明者】
【氏名】リン、ヤナン
【合議体】
【審判長】高野 洋
【審判官】馬場 慎
【審判官】衣鳩 文彦
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/097658(WO,A1)
【文献】国際公開第2018/137584(WO,A1)
【文献】欧州特許出願公開第2913951(EP,A1)
【文献】特表2020-511030(JP,A)
【文献】特表2020-507238(JP,A)
【文献】Huawei,A Method of Code Block Segmentation,IEEE 802.16 Broadband Wireless Access Working Group,2008年07月07日
【文献】3GPP TS 36.212 v8.0.0,インターネット<URL:https://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.212/36212-800.zip>,2007年,pp.8-10
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報決定のための方法であって
端末デバイスが第1数の情報を確定することと、
前記端末デバイスが第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することと、
前記端末デバイスが、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定することと、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記端末デバイスが前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することと、
前記端末デバイスが前記伝送失敗した符号化ブロックグループに基づいて、フィードバック情報を確定することと、を含み、
前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、
各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、
前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報であり、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記情報決定のための方法は、さらに、
前記端末デバイスがスケジューリングシグナリングを受信することと、前記端末デバイスが一部の符号化ブロックグループを再送することとを含み、前記スケジューリングシグナリングは、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の前記一部の符号化ブロックグループの再送を示す
ことを特徴とする情報決定のための方法。
【請求項2】
前記第2数の情報は、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の情報決定のための方法。
【請求項3】
前記端末デバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する場合、
前記方法は、さらに、
前記端末デバイスが前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定することを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報決定のための方法。
【請求項4】
情報決定のための方法であって
ネットワークデバイスが第1数の情報を確定することと、
前記ネットワークデバイスが第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することと、
前記ネットワークデバイスが、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定することと、を含み、
前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、
各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、
前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報であり、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記情報決定のための方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスが端末デバイスからのフィードバック情報を受信することと、
前記ネットワークデバイスが前記フィードバック情報に基づいて、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することと、を含み、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記情報決定のための方法は、さらに、
前記ネットワークデバイスがスケジューリングシグナリングを送信することを含み、前記スケジューリングシグナリングは、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す
ことを特徴とする情報決定のための方法。
【請求項5】
前記第2数の情報は、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示す
ことを特徴とする請求項4に記載の情報決定のための方法。
【請求項6】
第1数の情報を確定するように構成される第1処理モジュールと、
第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定するように構成される第2処理モジュールとを含み、
前記第2処理モジュールは、さらに、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定するように構成され、
前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、
各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、
前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報であり、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記第2処理モジュールは、さらに、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定し、前記伝送失敗した符号化ブロックグループに基づいて、フィードバック情報を確定するように構成され、
受信モジュールをさらに含み、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記送受信モジュールは、スケジューリングシグナリングを受信し、一部の符号化ブロックグループを再送するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の前記一部の符号化ブロックグループの再送を示す
ことを特徴とする端末デバイス。
【請求項7】
前記第2数の情報は、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示す
ことを特徴とする請求項6に記載の端末デバイス。
【請求項8】
前記第2処理モジュールは、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する場合、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定するように構成される
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の端末デバイス。
【請求項9】
第1数の情報を確定するように構成される処理モジュールと、
端末デバイスからのフィードバック情報を受信するように構成される送受信モジュールと、を含み、
前記処理モジュールは、さらに、第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定し、
1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定するように構成され、
前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、
各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、
前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報であり、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、
前記処理モジュールは、さらに、前記フィードバック情報に基づいて、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定するように構成され、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記送受信モジュールは、さらに、スケジューリングシグナリングを送信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項10】
前記第2数の情報は、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示す
ことを特徴とする請求項9に記載のネットワークデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、通信分野に関し、具体的に、情報伝送のための方法及びデバイスに関連する。
【背景技術】
【0002】
従来の通信システムにおいて、受信側のデバイスは、1つの伝送ブロックにおいて異なる符号化ブロックについて、送信側のデバイスにフィードバック(ACK:Acknowledgement)/(NACK:Negative Acknowledgment)情報を送信する。送信側デバイスは、フィードバック情報に基づいてデコード失敗した符号化ブロックを再送する。1つの伝送ブロックに大量の符号化ブロックが含まれる場合、上記の情報フィードバックの方法により、システムの制御シグナリングオーバヘッドが非常に大きくなり、制御シグナリングの復調性能、システム効率を低下する。
【0003】
そして、1つの伝送ブロックについて、適当のフィードバック情報の数を確定することは、解決しようとする課題である。
【発明の概要】
【0004】
本願は、適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる情報伝送のための方法及びデバイスを提供する。
【0005】
第1形態は、情報伝送のための方法を提供し、端末デバイスが第1数の情報を確定することと、前記端末デバイスが第2数の情報を確定することと、前記端末デバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することとを含み、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0006】
本願に係る情報伝送のための方法において、端末デバイスは、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これにより、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロック中に実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定し、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0007】
第1形態と結合し、第1形態の実現形態において、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、又は、前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示す。
【0008】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記第2数の情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示し、又は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックに含まれるビットの数を示す。
【0009】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0010】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、
ここで、前記端末デバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することは、前記端末デバイスが前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することと、前記端末デバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定することとを含む。
【0011】
選択可能で、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数と1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数との比率を切り上げた値を、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数として確定する。
【0012】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記端末デバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定することは、前記端末デバイスが、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定することを含む。
【0013】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記端末デバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する場合、前記方法は、さらに、前記端末デバイスが前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定することを含む。
【0014】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数であり、
ここで、前記端末デバイスが前記第1数及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することは、前記端末デバイスが、前記第1数の情報が現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示すと確定する場合、前記第1数の情報が示す数を前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数として確定することと、前記端末デバイスが前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定することとを含む。
【0015】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記端末デバイスが前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定することは、前記端末デバイスが前記第2数の情報及び1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定することを含む。
【0016】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記各符号化ブロックグループに複数の符号化ブロックが含まれる場合、前記各符号化ブロックグループに含まれる複数の符号化ブロックの番号は、連続したものである。
【0017】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記端末デバイスが多種の伝送構成をサポートし、ここで、前記伝送構成は、サービスタイプ構成、伝送時間間隔構成及び基本パラメータセット構成のいずれかを含み、前記方法は、さらに、前記端末デバイスが現在の伝送構成に基づいて、1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数を確定することを含む。
【0018】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記各符号化ブロックグループに搬送される情報が1つの共通巡回冗長検査CRC情報に対応し、且つ、前記各符号化ブロックグループに含まれる各符号化ブロックに搬送される情報が1つの専用CRC情報に対応する。
【0019】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法は、さらに、前記端末デバイスが前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することと、前記端末デバイスが前記伝送失敗した符号化ブロックグループに基づいて、フィードバック情報を確定することとを含む。
【0020】
選択可能で、フィードバック情報は、伝送失敗した符号化ブロックグループを示すためのNACK情報である。
【0021】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記端末デバイスが前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することは、前記端末デバイスが第1符号化ブロックグループ内の各符号化ブロックに搬送される情報に対応する専用CRC情報に基づいて、前記第1符号化ブロックグループにデコード失敗した符号化ブロックが存在すると確定する場合、前記第1符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定することを含み、又は、前記端末デバイスが第1符号化ブロックグループに搬送される情報に対応する共通CRC情報に基づいて、前記第1符号化ブロックグループのチェックが失敗すると確定する場合、前記第1符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定することを含み、前記第1符号化ブロックグループは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのいずれかの符号化ブロックグループである。
【0022】
第1形態及び上記の実現形態と結合し、第1形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法は、さらに、
前記端末デバイスがスケジューリングシグナリングを受信することと、前記端末デバイスが前記一部の符号化ブロックグループを再送することとを含み、前記スケジューリングシグナリングは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す。
【0023】
これによって、端末デバイスがスケジューリングシグナリングが示す符号化ブロックグループのみを再送すればよく、システム効率を向上させることができる。
【0024】
第2形態は、情報伝送のための方法を提供し、ネットワークデバイスが第1数の情報を確定することと、前記ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信することと、前記ネットワークデバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することとを含み、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0025】
本願に係る情報伝送のための方法において、ネットワークデバイスは、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。さらに、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信して、端末デバイスが確定した第1数及び受信した第2数の情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することができる。これによって、端末デバイス又はネットワークデバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数を確定し、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0026】
第2形態と結合し、第2形態の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0027】
第2形態及び上記の実現形態と結合し、第2形態の他の実現形態において、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、
ここで、前記ネットワークデバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定することは、前記ネットワークデバイスが前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することと、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定することとを含む。
【0028】
第2形態及び上記の実現形態と結合し、第2形態の他の実現形態において、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定することは、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定することを含む。
【0029】
第2形態及び上記の実現形態と結合し、第2形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法は、さらに、前記ネットワークデバイスが端末デバイスからのフィードバック情報を受信することと、前記ネットワークデバイスが前記フィードバック情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することとを含む。
【0030】
第2形態及び上記の実現形態と結合し、第2形態の他の実現形態において、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法は、さらに、前記ネットワークデバイスがスケジューリングシグナリングを送信することを含み、前記スケジューリングシグナリングは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す。
【0031】
第3形態は、上記の第1形態又は第1形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するための端末デバイスを提供する。具体的に、前記端末デバイスは、上記の第1形態又は第1形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0032】
第4形態は、上記の第2形態又は第2形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するためのネットワークデバイスを提供する。具体的に、前記ネットワークデバイスは、上記の第2形態又は第2形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0033】
第5形態は、プロセッサ、メモリ及び送受信機を含む端末デバイスを提供する。前記プロセッサ、前記メモリ及び前記送受信機は、内部の接続通路で通信し、データ信号を伝送及び/又は制御して、前記端末デバイスが上記の第1形態又は第1形態の任意の可能な実現形態の方法を実行する。
【0034】
第6形態は、プロセッサ、メモリ及び送受信機を含むネットワークデバイスを提供する。前記プロセッサ、前記メモリ及び前記送受信機は、内部の接続通路で通信し、データ信号を伝送及び/又は制御して、前記ネットワークデバイスが上記の第2形態又は第2形態の任意の可能な実現形態の方法を実行する。
【0035】
第7形態は、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、上記の第1形態又は第1形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するための命令を記憶する。
【0036】
第8形態は、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、上記の第2形態又は第2形態の任意の可能な実現形態の方法を実行するための命令を記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1】本願の実施例における情報伝送のための方法のフローチャートである。
図2】本願の実施例における符号化ブロックグループの模式図である。
図3】本願の実施例における符号化ブロックグループの他の模式図である
図4】本願の実施例における符号化ブロックグループの他の模式図である
図5】本願の他の実施例における情報伝送のための方法フローチャートである
図6】本願の実施例における端末デバイスのブロック図である。
図7】本願の実施例における端末デバイスの他のブロック図である。
図8】本願の実施例におけるネットワークデバイスのブロック図である。
図9】本願の他の実施例における端末デバイスのブロック図である。
図10】本願の他の実施例におけるネットワークデバイスのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、図面を基づいて、本発明の実施例に係る技術案を説明する。
【0039】
なお、本発明の実施例における技術的解決策は様々な通信システム、例えばグローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)汎用パケット無線サービス(GPRS:Genera1 Packet Radio Service)システム、長期進化型(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時間分割複信(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム、未来の進化型PLMN(Public Land Mobile Network)、未来の5Gシステム、新しいラジオ(NR:New Radio)システム等などに応用されることができる。
【0040】
本願の実施例において、端末デバイスは、移動台(MS:Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、モバイル電話(Mobile Telephone)、ユーザー装置(UE:User Equipment)、ハンドセット(handset)及び携帯機器(portable equipment)を含むが、これらに限定されず、当該端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して1つ以上のコアネットワークと通信することができ、例えば、端末は移動電話(「セルラ」電話とも言われる)、移動端末を備えるコンピューターであっても良いし、携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵又は車載の移動装置であってもよい。
【0041】
本願の実施例におけるネットワークデバイスは、無線アクセスネットワークに設けられ端末デバイスに無線通信機能を提供するデバイスである。前記ネットワークデバイスは、マクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等である。異なる無線アクセス技術を採用するシステムにおいて、基地局の機能を有するデバイスの名称が異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて、進化ノードB(Evolved NodeB、eNB又はeNodeB)、第3世帯(3G:3rd Generation)ネットワークにおいて、ノードB(Node B)等と呼ぶ。
【0042】
なお、本願の実施例において、上り伝送は、端末デバイスがネットワークデバイスに情報を送信する過程であり、下り伝送は、ネットワークデバイスが端末デバイスに情報を送信する過程である。
【0043】
図1は本願の実施例における情報伝送のための方法を示す。図1に示すように、方法100は、S110~S130を含む。
【0044】
S110において、端末デバイスが第1数の情報を確定し、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含む。
【0045】
S120において、前記端末デバイスが第2数の情報を確定し、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0046】
S130において、前記端末デバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。
【0047】
本願の実施例における情報伝送のための方法によって、端末デバイスは、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロック中に実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定し、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0048】
選択可能で、S110において、第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、つまり、第1数の情報は、1つの伝送ブロックが分割された符号化ブロックグループの最大数を示す。この場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスからの高レイヤシグナリングを受信し、高レイヤシグナリングに基づいて第1数の情報を確定する。又は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数は、予め約定されたものである。
【0049】
又は、S110において、第1数の情報は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示し、又は、第1数の情報は、当前スケジューリングされる伝送ブロックが実際分割された符号化ブロックグループの数を示す。この場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスからの下り制御シグナリングを受信し、下り制御シグナリングに基づいて第1数の情報を確定する。
【0050】
選択可能で、S120において、第2数の情報は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数示し、又は、第2数の情報は、当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれるビットの数を示す。この場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスからのシグナリングを受信し、受信したシグナリングに基づいて第2数の情報を確定する。
【0051】
選択可能で、S130において、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0052】
選択可能で、いくつかの実施例において、端末デバイスは、以下の式(1)で当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数Nを確定し、
【数1】
ここで、min()は、小さい値の取得の演算を示し、Aは、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、
は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を示す。ここで、
の値は、ネットワークデバイスがシグナリングで端末デバイスに指示したものであっても良いし、端末デバイスが第2数の情報に基づいて確定したものであっても良い。
【0053】
例えば、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数が10であり、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数が30である場合、端末デバイスは、10を当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する。1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数が10であり、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数が8である場合、端末デバイスは、8を当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する。
【0054】
選択可能で、いくつかの実施例において、端末デバイスが第2数の情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することは、端末デバイスが以下の式(2)に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定することであり、
【数2】
ここで、
は、切り上げの演算を示し、
は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示し、
は、1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数を示す。
【0055】
なお、式(2)内の
の値は、予め約定され又はネットワークデバイスにより構成されたものである。さらに、端末デバイスが多種の伝送構成をサポートする場合、伝送構成によって
の値は異なる。そして、端末デバイスは、現在の伝送構成に基づいて
の値を確定する必要がある。例えば、端末デバイスが多種のサービスタイプ(例えば、Enhance Mobile Broadband)、URLLC(Ultra Reliable&Low Latency Communication)をサポートし、異なるサービスタイプに対応する
の値は異なり、及び/又は、端末デバイスが多種の伝送時間間隔(例えば、スロット(slot)、ミニスロット(mini-slot)をサポートし、異なる伝送時間間隔に対応する
の値は異なり、及び/又は、端末デバイスが多種の基本パラメータセット(Numerology)をサポートし、異なる基本パラメータセットに対応する
の値は異なる。
【0056】
さらに、
の場合、又は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数が1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数である場合、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数
及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定する。
【0057】
選択可能で、いくつかの実施例において、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる
個の符号化ブロックグループにおいて、
個の符号化ブロックグループが
個の符号化ブロックを含み、余剰の符号化ブロックグループ内の各符号化ブロックグループが
個の符号化ブロックを含むと確定する。
【0058】
又は、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれるN個のブロックグループのうち、
個の符号化ブロックグループが
個の符号化ブロックを含み、余剰の符号化ブロックグループ内の各符号化ブロックグループが
を含むと確定する。
【0059】
例えば、
である場合、端末デバイスは、3つの符号化ブロックグループにおいて、2つの符号化ブロックグループが3つの符号化ブロックを含み、1つの符号化ブロックグループが2つの符号化ブロックを含むと確定する。
【0060】
さらに、なお、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数が当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数である場合、各符号化ブロックグループに1つの符号化ブロックが含まれる。
【0061】
本願の実施例において、選択可能で、端末デバイスが第1数の情報及び第2数の情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定し、第1数の情報は、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示す場合、端末デバイスは、第1数の情報が示す数を当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する。さらに、端末デバイスは、第2数の情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定する。
【0062】
選択可能で、例として、各符号化ブロックグループに含まれる
であり、ここで、
は、各符号化ブロックグループに含まれるビットの数を示す。
【0063】
上記の実施例において、選択可能で、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに複数の符号化ブロックが含まれる場合、各符号化ブロックグループに含まれる複数の符号化ブロックの番号は、連続したものである。図2に示すように、当前スケジューリングされる伝送ブロックに3つの符号化ブロックグループが含まれ、符号化ブロックグループ1、符号化ブロックグループ2及び符号化ブロックグループ3であり、ここで、符号化ブロックグループ1は、番号のCB0、CB1及びCB2の符号化ブロックを含み、符号化ブロックグループ2は、番号のCB3、CB4及びCB5の符号化ブロックを含み、符号化ブロックグループ3は、番号のCB5、CB6及びCB7の符号化ブロックを含む。
【0064】
さらに、図3及び図4に示すように、各符号化ブロックグループに搬送される情報が1つの共通巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)情報に対応し、且つ、各符号化ブロックグループに含まれる各符号化ブロックに搬送される情報が1つの専用CRC情報に対応する。
【0065】
本願の実施例において、選択可能で、当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定した後、伝送失敗した符号化ブロックグループに基づいて、フィードバック情報を確定する。
【0066】
選択可能で、上記のフィードバック情報は、伝送失敗した符号化ブロックグループのNACK情報を示し、ネットワークデバイスは、NACK情報を受信した場合、NACK情報に基づいて伝送失敗した符号化ブロックグループを直接に確定することができる。
【0067】
又は、上記のフィードバック情報は、正確に伝送した符号化ブロックグループのACK情報を示し、ネットワークデバイスは、ACK情報に基づいて正確に伝送した符号化ブロックグループを確定し、さらに、伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することができる。
【0068】
又は、上記のフィードバック情報は、ACK情報及びNACK情報を含み、ネットワークデバイスは、NACK情報に基づいて伝送失敗した符号化ブロックグループを直接に確定する。
【0069】
これによって、端末デバイスは、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行い、各符号化ブロックに対しフィードバックを行う方法と比べ、制御シグナリングオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0070】
具体的に、いくつかの実施例において、端末デバイスが当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することは、以下の2つの方式で行う。
【0071】
方式一として、端末デバイスは、各符号化ブロックに搬送される情報に対応する専用CRC情報に基づいて、1つの符号化ブロックグループ内の全ての符号化ブロックに対しデコードを行い、この符号化ブロックグループにデコード失敗した符号化ブロックが存在する場合、この符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定する。
【0072】
方式二として、端末デバイスは、1つの符号化ブロックグループに搬送される情報に対応する共通CRC情報に基づいて、符号化ブロックグループをチェックし、この符号化ブロックグループのチェックが失敗する場合、この符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定する。
【0073】
本願の実施例において、選択可能で、当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、端末デバイスは、スケジューリング情報を受信し、前記スケジューリングシグナリングは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示し、次に、端末デバイスは、一部の符号化ブロックグループを再送する。これによって、端末デバイスは、伝送スケジューリングシグナリングが示す符号化ブロックグループのみを再送すればよく、システム効率を向上させることができる。
【0074】
以上、図1図4を参照し、端末デバイス側から本願の実施例における情報伝送のための方法を説明し、以下、図5を参照し、ネットワークデバイス側から本願の実施例における情報伝送のための方法を説明する。なお、ネットワークデバイス側におけるネットワークデバイスと端末デバイスとのやりとりは、端末デバイス側の説明と同じであり、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0075】
図5は本願の他の実施例における情報伝送のための方法を示し、図5に示すように、方法200は、S210~S230を含む。
【0076】
S210において、ネットワークデバイスが第1数の情報を確定し、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含む。
【0077】
S220において、前記ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信し、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0078】
S230において、前記ネットワークデバイスが前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。
【0079】
本願における情報伝送のための方法によって、ネットワークデバイスは、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。さらに、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信して、端末デバイスが確定した第1数及び受信した第2数の情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイス又はネットワークデバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数を確定することができ、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0080】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、
前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0081】
本願の実施例において、選択可能で、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数である。
【0082】
ここで、S230において、具体的に、前記ネットワークデバイスが前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定し、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定する。
【0083】
本願の実施例において、選択可能で、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定することは、前記ネットワークデバイスが1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定することを含む。
【0084】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法200は、さらに、前記ネットワークデバイスが端末デバイスからのフィードバック情報を受信することと、前記ネットワークデバイスが前記フィードバック情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定することとを含む。
【0085】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記方法200は、さらに、前記ネットワークデバイスがスケジューリングシグナリングを送信することを含み、前記スケジューリングシグナリングは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す。
【0086】
以上、図1図5を参照し、本願の実施例における情報伝送のための方法を説明し、以下、図6を参照し、本願の実施例における端末デバイスを説明し、図6に示すように、端末デバイス10は、第1処理モジュール11及び第2処理モジュール12を含む。
【0087】
第1処理モジュール11は、第1数の情報を確定するように構成され、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含む。
【0088】
前記第1処理モジュール11は、さらに、第2数の情報を確定するように構成され、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0089】
第2処理モジュール12は、前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定するように構成される。
【0090】
そして、本願の実施例における端末デバイスは、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロック中に実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定し、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0091】
本願の実施例において、選択可能で、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、又は、
前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示す。
【0092】
本願の実施例において、選択可能で、前記第2数の情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数を示し、又は、
前記当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれるビットの数を示す。
【0093】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、
前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0094】
本願の実施例において、選択可能で、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数である。
【0095】
ここで、前記第2処理モジュール12は、具体的に、前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定し、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定するように構成される。
【0096】
本願の実施例において、選択可能で、前記第2処理モジュール12は、具体的に、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定するように構成される。
【0097】
本願の実施例において、選択可能で、前記第2処理モジュールは、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定する場合、さらに、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定するように構成される。
【0098】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0099】
ここで、前記第2処理モジュール12は、具体的に、前記第1数の情報が前記現在にスケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を示すと確定する場合、前記第1数の情報が示す数を前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数として確定し、前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロック内の各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定するように構成される。
【0100】
本願の実施例において、選択可能で、前記第2処理モジュール12は、具体的に、前記第2数の情報及び1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数に基づいて、各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数を確定するように構成される。
【0101】
本願の実施例において、選択可能で、前記各符号化ブロックグループに複数の符号化ブロックが含まれる場合、前記各符号化ブロックグループに含まれる複数の符号化ブロックの番号は、連続したものである。
【0102】
本願の実施例において、選択可能で、前記端末デバイスが多種の伝送構成をサポートし、ここで、前記伝送構成は、サービスタイプ構成、伝送時間間隔構成及び基本パラメータセット構成のいずれかを含み、前記第2処理モジュール12は、さらに、現在の伝送構成に基づいて、1つの符号化ブロックに含まれることができるビットの最大数を確定するように構成される。
【0103】
本願の実施例において、選択可能で、前記各符号化ブロックグループに搬送される情報が1つの共通巡回冗長検査CRC情報に対応し、且つ、前記各符号化ブロックグループに含まれる各符号化ブロックに搬送される情報が1つの専用CRC情報に対応する。
【0104】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記第2処理モジュール12は、さらに、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定し、前記伝送失敗した符号化ブロックグループに基づいて、フィードバック情報を確定するように構成される。
【0105】
本願の実施例において、選択可能で、前記第2処理モジュール12は、具体的に、第1符号化ブロックグループ内の各符号化ブロックに搬送される情報に対応する専用CRC情報に基づいて、前記第1符号化ブロックグループにデコード失敗した符号化ブロックが存在すると確定する場合、前記第1符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定するように構成され、又は、第1符号化ブロックグループに搬送される情報に対応する共通CRC情報に基づいて前記第1符号化ブロックグループのチェック失敗すると確定する場合、前記第1符号化ブロックグループを伝送失敗した符号化ブロックグループとして確定するように構成され、前記第1符号化ブロックグループは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのいずれかの符号化ブロックグループである。
【0106】
本願の実施例において、選択可能で、図7に示すように、前記端末デバイスは、送受信モジュールをさらに含み13、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記送受信モジュール13は、スケジューリングシグナリングを受信し、一部の符号化ブロックグループを再送するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す。
【0107】
本願の実施例における端末デバイスが本願の実施例における方法100に対応し、さらに、当該端末デバイス内の各ユニット/モジュール及び上記の操作及び/又は機能は、方法100内のステップを実現し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0108】
図8は本願の実施例におけるネットワークデバイスを示し、図8に示すように、ネットワークデバイス20は、処理モジュール21及び送受信モジュール22を含む。
【0109】
処理モジュール21は、第1数の情報を確定するように構成され、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含む。
【0110】
送受信モジュール22は、端末デバイスに第2数の情報を送信するように構成され、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0111】
前記処理モジュール21は、さらに、前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定するように構成される。
【0112】
そして、本願の実施例におけるネットワークデバイスによって、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。さらに、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信して、端末デバイスが確定した第1数の情報及び受信した第2数の情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイス又はネットワークデバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数を確定することができ、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0113】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数であり、又は、
前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数及び各符号化ブロックグループに含まれる符号化ブロックの数である。
【0114】
本願の実施例において、選択可能で、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数を示し、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報は、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数である。
【0115】
ここで、前記処理モジュール21は、具体的に、前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数を確定し、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定するように構成される。
【0116】
本願の実施例において、選択可能で、前記処理モジュール21は、具体的に、1つの伝送ブロックに含まれることができる符号化ブロックグループの最大数及び前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックの数のうちの小さい値を、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループの数として確定するように構成される。
【0117】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが下り伝送の伝送ブロックである場合、前記送受信モジュール22は、さらに、端末デバイスからのフィードバック情報を受信するように構成される。
前記処理モジュール21は、さらに、前記フィードバック情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループのうちの伝送失敗した符号化ブロックグループを確定するように構成される。
【0118】
本願の実施例において、選択可能で、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックが上り伝送の伝送ブロックである場合、前記送受信モジュール22は、さらに、スケジューリングシグナリングを送信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループ内の一部の符号化ブロックグループの再送を示す。
【0119】
本願の実施例におけるネットワークデバイスが本願の実施例における方法200に対応し、さらに、当該ネットワークデバイス内の各ユニット/モジュール及び上記の操作及び/又は機能は、方法200内のステップを実現し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0120】
図9は、本願の他の実施例における端末デバイスを示す。図9に示すように、端末デバイス100は、プロセッサ110及び送受信機120を含み、プロセッサ110と送受信機120とが接続され、選択可能で、当該ネットワークデバイス100は、さらに、メモリ130を含み、メモリ130とプロセッサ110とが接続される。ここで、プロセッサ110、メモリ130及び送受信機120は、内部接続通路で通信する。ここで、前記プロセッサ110は、第1数の情報を確定し、第2数の情報を確定し、前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定するように構成され、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報である。
【0121】
そして、本願の実施例における端末デバイスによって、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて当前スケジューリングされる伝送ブロック中に実際に含まれる符号化ブロックグループの数を確定し、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0122】
本願の実施例における端末デバイス100が本願の実施例における端末デバイス10に対応し、さらに、当該端末デバイス内の各ユニット/モジュール及び上記の操作及び/又は機能は、方法100内のステップを実現し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0123】
図10は本願の他の実施例におけるネットワークデバイスのブロック図を示し、図10に示すように、ネットワークデバイス200は、プロセッサ210及び送受信機220を含み、プロセッサ210と送受信機220とが接続され、選択可能で、前記端末デバイス200は、さらに、メモリ230を含み、メモリ230とプロセッサ210とが接続される。ここで、プロセッサ210、メモリ230及び送受信機220は、内部接続通路で通信する。ここで、前記プロセッサ210は、第1数の情報を確定するように構成され、前記第1数の情報は、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報であり、各符号化ブロックグループは、少なくとも1つの符号化ブロックを含み、前記送受信機220は、端末デバイスに第2数の情報を送信するように構成され、前記第2数の情報は、現在にスケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報であり、前記プロセッサ210は、さらに、前記第1数の情報及び前記第2数の情報に基づいて、前記当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定するように構成される。
【0124】
そして、本願の実施例におけるネットワークデバイスによって、1つの伝送ブロックに含まれる符号化ブロックグループの数に関連する情報及び当前スケジューリングされる伝送ブロックに含まれるビットの総数に関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。さらに、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2数の情報を送信して、端末デバイスが確定した第1数及び受信した第2数の情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報を確定する。これによって、端末デバイス又はネットワークデバイスは、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化ブロックグループに関連する情報に基づいて、当前スケジューリングされる伝送ブロックに実際に含まれる符号化グループの数を確定することができ、符号化ブロックグループに対しフィードバックを行う場合、符号化ブロックグループの数に基づいて適当の数量のフィードバック情報を確定し、制御シグナリングのオーバヘッドを低減させ、制御シグナリングの復調性能、システム効率を向上させることができる。
【0125】
本願の実施例におけるネットワークデバイス200が本願の実施例におけるネットワークデバイス20に対応し、さらに、当該ネットワークデバイス内の各ユニット/モジュール及び上記の操作及び/又は機能は、方法200内のステップを実現し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
なお、本発明の上記方法の実施例のプロセッサは集積回路チップであってもよく、信号処理能力を備えている。上記のプロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、現場でプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであっても良い。こによって、本願の実施例内の方法、ステップ及びブロック図を実行する。通用プロセッサは、マイクロプロセッサ、通常のプロセッサなどである。
【0126】
本発明の実施例におけるメモリは揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置であっても良く、又は揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の両者を含むことができることが理解できる。ここで、不揮発性記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであっても良い。揮発性記憶装置は外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であっても良い。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のRAMは利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM)である。注意すべきこととして、本明細書に記載のシステムと方法のメモリは、これら、及びいずれかの他の適切なタイプのメモリを含むことを主旨しているが、これらに限定されない。
【0127】
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができると、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かそれともソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない。
【0128】
当業者は、簡潔にするために、上記のシステム、装置及びユニットの動作過程が上記の方法の実施例の過程を参照することができると理解すべきであり、ここで説明を省略する。
【0129】
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
【0130】
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
【0131】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
【0132】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立した製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
【0133】
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10