IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グーグル インコーポレイテッドの特許一覧

特許7575442動的キーボードインターフェース内にアニメーション画像を配置するための方法およびシステム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-21
(45)【発行日】2024-10-29
(54)【発明の名称】動的キーボードインターフェース内にアニメーション画像を配置するための方法およびシステム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04886 20220101AFI20241022BHJP
【FI】
G06F3/04886
【請求項の数】 18
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022210461
(22)【出願日】2022-12-27
(62)【分割の表示】P 2021510668の分割
【原出願日】2019-08-20
(65)【公開番号】P2023052127
(43)【公開日】2023-04-11
【審査請求日】2023-01-25
(31)【優先権主張番号】62/725,641
(32)【優先日】2018-08-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502208397
【氏名又は名称】グーグル エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】Google LLC
【住所又は居所原語表記】1600 Amphitheatre Parkway 94043 Mountain View, CA U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】デイヴィッド・マッキントッシュ
(72)【発明者】
【氏名】ピーター・チ・ハオ・ファン
(72)【発明者】
【氏名】エリック・ハッヘンブルク
(72)【発明者】
【氏名】デイヴィッド・リンゼイ・ボーウェン
(72)【発明者】
【氏名】ジョセフ・リュウ
(72)【発明者】
【氏名】キーラ・リー・プソマス
(72)【発明者】
【氏名】ジェイソン・アール・クレブス
(72)【発明者】
【氏名】クマール・ガラパティ
(72)【発明者】
【氏名】サマンサ・ジャネル・ジウェイ・ラウ
【審査官】滝谷 亮一
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0371522(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0083624(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0039406(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/04886
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つまたは複数のプロセッサを備えるコンピューティングシステムによって、メッセージングアプリケーションとインターフェースする動的キーボードインターフェースに表示するためのアルファベットキーボードを提供するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記動的キーボードインターフェースのユーザ呼び出し要素の選択を受信するステップであって、前記ユーザ呼び出し要素は、前記動的キーボードインターフェースの各種の異なるキーボードの間で切り替えを行うために選択されるように構成される、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、構成されているメッセージのオーディエンスのサイズに関連付けられるコンテキストを示すデータを取得するステップと、
前記コンピューティングシステムおよび前記コンテキストを示す前記データによって、特定のアニメーション画像を提示するための前記動的キーボードインターフェースのアニメーション画像キーボード内の特定の位置を決定するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記動的キーボードインターフェース内の前記アニメーション画像キーボードの前記特定の位置に表示するための前記特定のアニメーション画像を提供するステップと、を備える、
コンピュータ実装方法。
【請求項2】
前記位置は、前記特定のアニメーション画像を提供したエンティティに少なくとも部分的に基づいて決定される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項3】
前記特定のアニメーション画像を提示するための前記動的キーボードインターフェース内の前記位置を決定するステップが、
前記特定のアニメーション画像の選択頻度を決定するステップと、
前記選択頻度と前記位置についての1つまたは複数の選択頻度とに少なくとも部分的に基づいて前記位置を決定するステップと、
を含む、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項4】
前記コンテキストを示す前記データが、複数の別個のコンピュータアプリケーションに関連付けられるデータをさらに備える、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項5】
前記メッセージングアプリケーションが、テキストメッセージアプリケーションを備える、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項6】
前記メッセージングアプリケーションが、電子メールアプリケーションを備える、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項7】
前記特定のアニメーション画像が、グラフィックス交換フォーマット画像を備える、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項8】
前記特定のアニメーション画像が、複数の他のアニメーション画像とともに表示するために提供される、
請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項9】
前記複数の他のアニメーション画像が、1つまたは複数の広告を備える、
請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項10】
コンピューティングシステムであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、前記コンピューティングシステムに、
メッセージングアプリケーションとインターフェースする動的キーボードインターフェースに表示するためのアルファベットキーボードを提供することと、
前記動的キーボードインターフェースのユーザ呼び出し要素の選択を受信することであって、前記ユーザ呼び出し要素は、前記動的キーボードインターフェースの各種の異なるキーボードの間で切り替えを行うために選択されるように構成される、ことと、
構成されているメッセージのオーディエンスのサイズに関連付けられるコンテキストを示すデータを取得することと、
前記コンテキストを示す前記データに基づいて、特定のアニメーション画像を提示するための前記動的キーボードインターフェースのアニメーション画像キーボード内の特定の位置を決定することと、
前記動的キーボードインターフェース内の前記アニメーション画像キーボードの前記特定の位置に表示するための前記特定のアニメーション画像を提供することと、
を含む、動作を実行させる命令を集合的に記憶する、
1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体と、を備える、
コンピューティングシステム。
【請求項11】
前記アニメーション画像キーボード内の前記特定の位置を決定することが、1つまたは複数の以前のコンテキスト中の1つまたは複数の選択に基づく、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項12】
前記コンテキストを示す前記データが、以前の選択を示すデータをさらに備える、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項13】
前記以前の選択を示す前記データを受信することが、アプリケーションが実行されるユーザデバイスから前記以前の選択を示す前記データを受信することを含み、
以前のコンテキストを示す前記データを受信することが、前記アプリケーションが実行される前記ユーザデバイスから前記以前のコンテキストを示すデータを受信することを含み、
前記コンテキストが、前記ユーザデバイスが前記アプリケーションに関連付けられる前記動的キーボードインターフェースを提供しているときの前記ユーザデバイスのコンテキストを備える、
請求項12に記載のコンピューティングシステム。
【請求項14】
前記コンテキストを示す前記データが、前記動的キーボードインターフェースを実行するユーザデバイスに関連付けられるネットワーク識別子をさらに備える、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項15】
前記コンテキストを示す前記データが、前記動的キーボードインターフェースを実行するユーザデバイスの地理的位置をさらに備える、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項16】
前記コンテキストを示す前記データが、前記動的キーボードインターフェースを実行するユーザデバイスに関連付けられる人間の言語設定をさらに備える、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項17】
前記動作が、前記動的キーボードインターフェースを介して1つまたは複数の検索用語の入力を示す以前のコンテキストを示すデータを取得することをさらに含み、
前記コンテキストを示す前記データが、前記動的キーボードインターフェースを介して前記1つまたは複数の検索用語の入力の少なくとも1つを示す、
請求項10に記載のコンピューティングシステム。
【請求項18】
1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行されると、前記1つまたは複数のコンピューティングデバイスに、
メッセージングアプリケーションとインターフェースする動的キーボードインターフェースに表示するためのアルファベットキーボードを提供することと、
前記動的キーボードインターフェースのユーザ呼び出し要素の選択を受信することであって、前記ユーザ呼び出し要素が、前記動的キーボードインターフェースの各種の異なるキーボードの間で切り替えを行うために選択されるように構成される、ことと、
構成されているメッセージのオーディエンスのサイズに関連付けられるコンテキストを示すデータを取得することと、
前記コンテキストを示す前記データに基づいて、特定のアニメーション画像を提示するための前記動的キーボードインターフェースのアニメーション画像キーボード内の特定の位置を決定することと、
前記動的キーボードインターフェース内の前記アニメーション画像キーボードの前記特定の位置に表示するための前記特定のアニメーション画像を提供することと、
を含む、動作を実行させる命令を集合的に記憶する、
1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2018年8月31日に出願された米国仮特許出願第62/725,641号の優先権および利益を主張する。米国仮特許出願第62/725,641号は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、一般に、アニメーション画像に関する。より詳細には、本開示は、動的キーボードインターフェース内にアニメーション画像を配置することに関する。
【背景技術】
【0003】
コンピューティングデバイス(たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、ウェアラブルコンピューティングデバイスなど)は、現代社会に遍在している。コンピューティングデバイスは、それらのユーザ間の通信をサポートし、それらのユーザにそれらの環境、現在のイベント、世界全体などに関する情報を提供することができる。無数の異なるタイプのインターフェースにより、ユーザはそのようなデバイスと対話することができる。たとえば、多くのデバイスは、タッチスクリーンを含み、ユーザが情報を入力できるように構成されたインターフェース(たとえば、ユーザ選択可能なオプション、キーボードなどを含む)を提供する。アニメーション画像(たとえば、グラフィックス交換フォーマット(GIF)画像など)は、レンダリングされたときに、動画などを生成する一連の順序付けられた画像フレームを示すデータを含むことができる。アニメーション画像は、思考、感情、概念、感情などの、表現、伝達、通信などを行うために利用することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施形態の態様および利点は、以下の説明において部分的に記載されることになるか、説明から学ぶことができるか、または実施形態の実施を通じて学ぶことができる。
【0005】
本開示の一例示的な態様は、コンピュータ実装方法を対象としている。本方法は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって、アプリケーションに関連して提供される動的キーボードインターフェースによって提示される複数の異なるアニメーション画像の中から特定のアニメーション画像の選択を示すデータを受信するステップを含むことができる。本方法はまた、コンピューティングデバイスによって、動的キーボードインターフェースによる提示のために複数の異なるアニメーション画像が選択されたことに少なくとも部分的に基づく動的キーボードインターフェース、および/または、動的キーボードインターフェースによる提示のために複数の異なるアニメーション画像が選択されたことに少なくとも部分的に基づくアプリケーションのコンテキストを示すデータを受信するステップを含むことができる。本方法は、コンピューティングデバイスによって、ならびに選択を示すデータおよびコンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、動的キーボードインターフェース、アプリケーション、および/またはどの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連する異なる別個のアプリケーションの後続のコンテキストを示すデータに応答して、特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定するステップをさらに含むことができる。
【0006】
本開示の別の例示的な態様は、システムを対象としている。本システムは、1つまたは複数のプロセッサと、プロセッサによって実行されたときにシステムに動作を実行させる命令を記憶するメモリとを含むことができる。動作は、動的キーボードインターフェースが提供されているアプリケーションに関連して、動的キーボードインターフェースによって提示される複数の異なるアニメーション画像の中から特定のアニメーション画像が選択されたときの動的キーボードインターフェース、および/または、動的キーボードインターフェースによって提示される複数の異なるアニメーション画像の中から特定のアニメーション画像が選択されたときに動的キーボードインターフェースが提供されるアプリケーションのコンテキストを示すデータを受信することを含むことができる。動作はまた、コンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、動的キーボードインターフェース、アプリケーション、および/またはどの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連する異なる別個のアプリケーションの後続のコンテキストを示すデータに応答して、特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することを含むことができる。
【0007】
本開示のさらなる一例示的な態様は、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体を対象としている。本非一時的コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行されると、コンピューティングデバイスに、動作を実行させる命令を備えることができる。動作は、アプリケーションに関連して提供される動的キーボードインターフェースによって提示される複数の異なるアニメーション画像の中から特定のアニメーション画像の選択を示すデータを受信することを含むことができる。動作はまた、特定のアニメーション画像の選択と、複数の異なるアニメーション画像が動的キーボードインターフェースによって提示された時間、および/または、特定のアニメーション画像が、動的キーボードインターフェースによって、複数の異なるアニメーション画像の中から最初に選択できるようになった時間との間の時間の量を示すデータを受信することを含むことができる。動作は、選択を示すデータおよび時間の量を示すデータに少なくとも部分的に基づいて、動的キーボードインターフェース、アプリケーション、および/またはどの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連する異なる別個のアプリケーションのコンテキストを示すデータに応答して、特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することをさらに含むことができる。
【0008】
本開示の他の態様は、様々なシステム、装置、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザインターフェース、および電子デバイスを対象としている。
【0009】
本開示の様々な実施形態のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を参照することにより、よりよく理解されるようになるであろう。本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示の例示的な実施形態を示し、説明とともに、関連する原理を説明するのに役立つ。
【0010】
当業者を対象としている実施形態の詳細な議論は、本明細書に記載されており、添付の図面を参照している。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の例示的な実施形態による一例示的なコンピューティング環境を示す図である。
図2A】本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示す図である。
図2B】本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示す図である。
図2C】本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示す図である。
図2D】本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示す図である。
図2E】本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示す図である。
図3A】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3B】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3C】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3D】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3E】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3F】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3G】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3H】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3I】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3J】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3K】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3L】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3M】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3N】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3O】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3P】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3Q】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3R】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3S】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3T】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3U】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3V】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3W】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3X】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図3Y】本開示の例示的な実施形態による一例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
図4】本開示の例示的な実施形態による一例示的な方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の例示的な態様は、動的キーボードインターフェース内にアニメーション画像を配置することを対象としている。詳細には、アニメーション画像は、動的キーボードインターフェースのコンテキスト(たとえば、動的キーボードインターフェースを介して入力される1つまたは複数の検索用語、どの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連して1つまたは複数のアプリケーションによって提示される、および/またはそこに入力されるデータなど)に少なくとも部分的に基づいて識別されることと、コンテキスト、それらの選択頻度などに少なくとも部分的に基づいて配置されることと、アプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによって提示される(たとえば、ブラウジング、選択などのために)こととが可能である。
【0013】
アニメーション画像は、アニメーション画像および/または他のコンテキスト情報との以前の対話に基づいて、動的キーボードインターフェースにおいてユーザに提示することができる。一例として、一般的に人気のあるアニメーション画像(たとえば、多くのユーザの間で)は、ユーザのための動的キーボードインターフェース内により目立つように配置することができる。別の例として、ユーザが以前に選択したアニメーション画像を動的キーボードインターフェース内に表示および/または強調表示することができる。さらに、そのような以前に選択されたアニメーション画像と類似しているアニメーション画像を、動的キーボードインターフェース内に表示および/または強調表示することができる。
【0014】
別の例として、いくつかのアニメーション画像は、(たとえば、1対1の会話において)1人の受信者と共有するよりも、(たとえば、「グループチャット」において)複数の受信者とより頻繁に共有することができる。複数の受信者とより頻繁に共有されるアニメーション画像は、ユーザが複数の受信者に送信するアニメーション画像を検索しているときに、動的キーボードインターフェース内に表示または強調表示することができる(たとえば、他のアニメーション画像よりも目立つように表示される)。同様に、1人の受信者とより頻繁に共有されるアニメーション画像は、ユーザが1人の受信者に送信するアニメーション画像を検索しているときに、動的キーボードインターフェース内に表示または強調表示することができる(たとえば、他のアニメーション画像よりも目立つように表示される)。
【0015】
さらなる一例として、ユーザの以前のユーザデバイスとの対話に基づいてコンテキスト的に関連するアニメーション画像を、より目立つようにユーザに提示することができる。ユーザは、第1の連絡先に送信するアニメーション画像を選択することができる。たとえば、友人とのメッセージ交換中に、ユーザは次の週末にビーチに行くことを提案することができる。その後、ユーザが第2の連絡先に送信するアニメーション画像を検索しているとき、コンピューティングシステムは、第1の連絡先とのユーザの対話から収集されたコンテキスト情報に基づいてアニメーション画像を選択することができる。たとえば、ユーザが次の週末に仕事ができるかどうかを尋ねるユーザの上司からのメッセージに応答して、コンピューティングシステムは、動的キーボードインターフェース内にビーチに関連するアニメーション画像を表示または強調表示することができる。
【0016】
さらに別の例として、アニメーション画像は、ユーザの以前の対話および/または他のユーザの以前の対話を示す順次共有情報に基づいて表示または強調表示することができる。たとえば、特定のgifは、他の特定のアニメーション画像の直後に、または他の特定のアニメーション画像に応答して共有されることがよくあり得る。コンピューティングシステムは、そのような相関関係を追跡および記録し、そのようなコンテキスト情報に基づいてアニメーション画像を提案することができる。たとえば、ユーザはアニメーション画像(たとえば、「電話して」と言って電話でジェスチャをしている人を描いたアニメーション画像)を共有することができる。統計的に、この特定のユーザおよび/または他のユーザは、特定のアニメーション画像に応答して、特定のアニメーション画像(たとえば、「いいね」、もしくは「調子はどう?」などを伝えるテキストまたは画像を含むアニメーション画像)でしばしば応答することがある。そのようなアニメーション画像は、そのような相関関係を含むコンテキスト情報に基づいて表示または強調表示することができる。
【0017】
さらなる一例として、アニメーション画像は、「共有する時間」指標を含むコンテキスト情報に基づいて表示および/または強調表示することができる。「共有する時間」指標は、(1)ユーザがアニメーション画像の検索を開始したとき(たとえば、検索条件を入力したとき、および/または動的キーボードインターフェース内でアニメーション画像のスクロールを開始したとき)と、(2)ユーザが共有するアニメーション画像のうちの1つを選択するか、他の方法で操作および/またはエンゲージするときとの間の期間を示すことができる。結果として、コンピューティングシステムおよび/または動的キーボードインターフェースは、ユーザの検索時間を短縮する方法で、ユーザに表示および/または強調表示するためのアニメーション画像を選択することができる。
【0018】
さらに、いくつかの実装形態では、複数のコンピュータアプリケーション(たとえば、テキストメッセージアプリケーション、電子メールアプリケーションなど)にわたって収集できるコンテキストデータに基づいて、アニメーション画像を表示および/または強調表示することができる。動的キーボードインターフェースは、複数のアプリケーションとインターフェースするように構成することができる。コンテキストデータは、動的キーボードインターフェースが1つのコンピュータアプリケーション(たとえば、テキストメッセージアプリケーション)とインターフェースしているときに獲得することができる。動的キーボードインターフェースが後に別の別個のコンピュータアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーション)で使用されるときに、どのアニメーション画像を表示および/または強調表示するかを選択するために、そのようなコンテキストデータを使用することができる。
【0019】
動的キーボードインターフェース(たとえば、タッチスクリーンを介する使用などのため)を、(たとえば、オペレーティングシステム(OS)、サードパーティアプリケーション、プラグインなどの一部として)1つまたは複数のユーザデバイス(たとえば、コンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイスなど)に提供することができる。動的キーボードインターフェースの1つまたは複数の態様は、(たとえば、検索機能、提案機能、ブラウジング機能などを介して)たとえば、遠隔に配置されたコンピューティングシステム(たとえば、1つまたは複数のコンピューティングデバイスなど)にアップロードされる、それによって記憶される、それによって索引付けされる、それによって管理される、など、アニメーション画像(たとえば、グラフィックス交換フォーマット(GIF)画像など)のコーパスへのアクセスを提供するように構成することができる。
【0020】
ユーザ(たとえば、動的キーボードインターフェースなどを提供するユーザデバイスを利用するなど)は、たとえば、ユーザデバイス、動的キーボードインターフェース、どの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連するアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)などのコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。たとえば、ユーザは、特定の地理的位置にユーザデバイスを配置すること、動的キーボードインターフェースを介して1つまたは複数の検索用語を入力すること、そのインターフェースを介してアプリケーションと対話することなどを行うことができる。コンテキストを示すデータは、(たとえば、ユーザデバイス、動的キーボードインターフェースなどによって)生成されることと、(たとえば、1つまたは複数のネットワークなどを介して)コンピューティングシステムに通信されることと、そのようなデータに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する1つまたは複数の記録を更新することができるコンピューティングシステムによって受信されることとが可能である。
【0021】
コンテキストを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステムは、アプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像(たとえば、コンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)を識別することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、(たとえば、1つまたは複数の製品、サービス、メディアコンテンツアイテムなどについての)1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0022】
本開示の態様によれば、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、コンピューティングシステムは、(たとえば、コンテキストを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて)アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。コンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータは、(たとえば、コンピューティングシステムなどによって)生成されることと、(たとえば、ネットワークなどを介して)動的キーボードインターフェース(たとえば、ユーザデバイスなど)に通信されることとが可能であり、動的キーボードインターフェースは、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関連してコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、コンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0023】
ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、ユーザは、動的キーボードインターフェースによるアプリケーションへの通信(たとえば、入力、貼付けなど)のために、特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数を選択することができる。追加的または代替的に、ユーザは、動的キーボードインターフェース内の将来のアクセス可能性のために特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数を選択する(たとえば、そのような特定のアニメーション画像を頻繁に使用するように指定する、それらを「お気に入りにする」など)ことができる。
【0024】
選択、選択タイプ(たとえば、アプリケーションへの通信のため、将来のアクセス可能性のためなど)、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータは、(たとえば、ユーザデバイス、動的キーボードインターフェースなどによって)生成されることと、(たとえば、ネットワークなどを介して)コンピューティングシステムに通信されることと、コンピューティングシステムによって受信されることとが可能であり、コンピューティングシステムは、そのようなデータに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0025】
ユーザ(たとえば、動的キーボードインターフェースを提供するユーザデバイス、動的キーボードインターフェースを提供する異なる別個のユーザデバイスなどを利用する)は、たとえば、そのようなユーザデバイス、動的キーボードインターフェース、どの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連するアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)、どの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連する異なる別個のアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)の後続のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションなどを実行することができる。たとえば、ユーザは、そのようなユーザデバイスを特定の地理的位置に配置すること、動的キーボードインターフェースを介して1つまたは複数の検索用語を入力すること、それぞれのインターフェースを介してそのようなアプリケーションと対話することなどを行うことができる。後続のコンテキストを示すデータは、(たとえば、ユーザデバイス、異なる別個のユーザデバイス、動的キーボードインターフェースなどによって)生成されることと、(たとえば、ネットワークなどを介して)コンピューティングシステムに通信されることと、コンピューティングシステムによって受信されることとが可能であり、コンピューティングシステムは、そのようなデータに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0026】
以前のコンテキストを示すデータ、後続のコンテキストを示すデータ、選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステムは、アプリケーションおよび/または異なる別個のアプリケーション(たとえば、後続のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連する動的キーボードインターフェースによる提示のための後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0027】
本開示の態様によれば、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、コンピューティングシステムは、(たとえば、以前のコンテキストを示すデータ、後続のコンテキストを示すデータ、選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像など示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて)アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0028】
後続のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータは、(たとえば、コンピューティングシステムなどによって)生成されることと、(たとえば、ネットワークなどを介して)動的キーボードインターフェース(たとえば、ユーザデバイス、異なる別個のユーザデバイスなど)に通信されることとが可能であり、動的キーボードインターフェースは、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションおよび/または異なる別個のアプリケーションに関連して後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、後続のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0029】
いくつかの実施形態では、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられるコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0030】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して入力された1つまたは複数の検索用語を示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、後続のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して入力されたそのような検索用語のうちの少なくとも1つを示すことができる。
【0031】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストを示すデータは、以前のコンテキストに関連付けられるアプリケーションによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを示すことができ、後続のコンテキストを示すデータは、そのようなアプリケーション、異なる別個のアプリケーション、動的キーボードインターフェースなどによって提示される、またはそこに入力されるデータのうちの1つまたは複数を示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの少なくとも1つのアニメーション画像について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、以前のコンテキストに関連付けられるアプリケーションによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを決定することを含むことができ、そのようなアプリケーション、異なる別個のアプリケーション、動的キーボードインターフェースなどによって提示される、またはそこに入力されるデータのうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に対応する。
【0032】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像が選択された時間などを示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、後続のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像の選択を示すデータ、動的キーボードインターフェースを介してアニメーション画像の選択に関連付けられる時間などを含むことができる。
【0033】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストを示すデータは、以前のコンテキストに関連付けられるアプリケーションが実行されるユーザデバイスに関連付けられる人間の言語設定、そのようなユーザデバイスが登録されている地理的領域、そのようなユーザデバイスに関連付けられるネットワーク識別子、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられるそのようなユーザデバイスの地理的位置、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる時間、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる時刻、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる日付、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる曜日、特定のアニメーション画像の選択に関連する月、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる年、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられるオーディエンスのサイズ、特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数および/または特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数に含まれるコンテンツを提供したエンティティなどを示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、後続のコンテキストを示すデータは、人間の言語設定、地理的領域、ネットワーク識別子、地理的位置、時間、時刻、日付、曜日、月、年、オーディエンスのサイズ、エンティティなどに少なくとも部分的に対応するデータを含むことができる。
【0034】
いくつかの実施形態では、コンピューティングシステムは(たとえば、以前のコンテキストに関連付けられるアプリケーションが実行されるユーザデバイスから、ネットワークを介して、など)、特定のアニメーション画像の選択と、以前のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像が動的キーボードインターフェースによって提示された時間、選択された特定のアニメーション画像が、動的キーボードインターフェースによって、以前のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から最初に選択できるようになった時間、など、との間の時間の量を示すデータを受信することができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの少なくとも1つのアニメーション画像について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、時間の量を示すデータに少なくとも部分的に基づいてそのような位置を決定することを含むことができる。
【0035】
いくつかの実施形態では、時間の量を示すデータに少なくとも部分的に基づいてそのような位置を決定することは、以前のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像が動的キーボードインターフェースによって提示されたときに、動的キーボードインターフェース内のそのようなアニメーション画像の位置、そのようなアニメーション画像が、動的キーボードインターフェースによって以前のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から最初に選択できるようになったときの、動的キーボードインターフェース内のそのようなアニメーション画像の位置、など、に少なくとも部分的に基づいて時間の量を示すデータを正規化することを含むことができる。
【0036】
いくつかの実施形態では、後続のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの少なくとも1つのアニメーション画像について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、そのようなアニメーション画像の選択を示すデータに少なくとも部分的に基づいて、そのようなアニメーション画像についての選択頻度を決定することを含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのようなアニメーション画像についての位置は、そのようなアニメーション画像についての選択頻度、そのような位置についての1つまたは複数の選択頻度などに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。
【0037】
本明細書で示す技術は、多くの技術的効果と利点を提供することができる。たとえば、以前に示されたように、本明細書に示す技術は、所与のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像を、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができ、それによって、そのようなアニメーション画像の閲覧、位置特定などに費やされる時間を削減し、したがって、コンピューティングリソース(たとえば、エネルギー、処理サイクル、ネットワーク帯域幅など)を節約する。
【0038】
次に図面を参照して、本開示の例示的な実施形態をさらに詳細に説明する。
【0039】
図1は、本開示の例示的な実施形態による一例示的なコンピューティング環境を示している。
【0040】
図1を参照すると、環境100は、1つまたは複数のコンピューティングデバイス(たとえば、1つまたは複数のデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、モバイルデバイス、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、サーバなど)を含むことができる。たとえば、環境100は、コンピューティングデバイス10、20、30、40、および50、ならびにコンピューティングシステム112を含むことができ、コンピューティングシステム112は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。環境100はまた、1つまたは複数のネットワーク110(たとえば、1つまたは複数の有線ネットワーク、ワイヤレスネットワークなど)を含むことができる。ネットワーク110は、コンピューティングデバイス10、20、30、40、および/または50と互いに、ならびに/あるいはコンピューティングシステム112とインターフェースすることができる。
【0041】
コンピューティングデバイス10は、1つまたは複数のプロセッサ102、1つまたは複数の通信インターフェース104、およびメモリ106(たとえば、実行可能な命令、データなどを記憶するための1つまたは複数のハードウェアコンポーネント)を含むことができる。通信インターフェース104は、コンピューティングデバイス10がコンピューティングデバイス20、30、40、および/または50と、ならびに/あるいはコンピューティングシステム112と通信することを可能にすることができる。メモリ106は、命令108を含む(たとえば、記憶するなど)ことができる。プロセッサ102によって実行されると、命令108は、コンピューティングデバイス10に、本明細書で示される1つまたは複数の動作、機能などを実行させることができる。コンピューティングデバイス20、30、40、および/または50は、コンピューティングデバイス10に関して上記の構成要素のうちの1つまたは複数を含むことができることが理解されよう。
【0042】
コンピューティングシステム112は、1つまたは複数のプロセッサ114、1つまたは複数の通信インターフェース116、およびメモリ118(たとえば、実行可能な命令、データなどを記憶するための1つまたは複数のハードウェアコンポーネント)を含むことができる。通信インターフェース116は、コンピューティングシステム112がコンピューティングデバイス10、20、30、40、および/または50と通信することを可能にすることができる。メモリ118は、命令120を含む(たとえば、記憶するなど)ことができる。プロセッサ114によって実行されると、命令120は、コンピューティングシステム112に、本明細書で示される1つまたは複数の動作、機能などを実行させることができる。
【0043】
特に明記しない限り、本明細書に示す動作、機能などは、コンピューティングデバイス10、20、30、40、および/または50、ならびに/あるいはコンピューティングシステム112によって(たとえば、コンピューティングデバイス10、20、30、40、または50によって、コンピューティングシステム112によって、コンピューティングデバイス10、20、30、40、および/または50、ならびに/あるいはコンピューティングシステム112のうちの1つまたは複数の組合せになどによって)実行することができる。
【0044】
図2A図2Eは、本開示の例示的な実施形態による一例示的なイベントシーケンスを示している。
【0045】
図2Aを参照すると、(202)において、コンピューティングデバイス10は、(たとえば、ネットワーク110などを介して(ネットワーク110から下向きに延びる線の上のパターンで満たされたボックスによって示されるように))1つまたは複数のアニメーション画像(たとえば、グラフィックス交換フォーマット(GIF)画像など)、広告、広告コンテンツ、そのようなアニメーション画像を提示するコンテキスト、広告、広告コンテンツなどを示すデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、そのようなデータ、それに少なくとも部分的に基づいて生成された1つまたは複数の記録などを受信および記憶することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス10、20、30、40、および/または50から遠隔に配置することができ、アニメーション画像のコーパス、そのようなコーパスに関する1つまたは複数の記録などへのアップロードを受信、その記憶、その索引付け、その管理などを行うことができる。
【0046】
同様に、(204)において、コンピューティングデバイス20は、1つまたは複数のアニメーション画像、広告、広告コンテンツ、そのようなアニメーション画像、広告、広告コンテンツなどを提示するコンテキストを示すデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、そのようなデータ、それに少なくとも部分的に基づいて生成された1つまたは複数の記録などを受信および記憶することができ、(206)において、コンピューティングデバイス30は、1つまたは複数のアニメーション画像、広告、広告コンテンツ、そのようなアニメーション画像、広告、広告コンテンツなどを提示するコンテキストを示すデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、そのようなデータ、それに少なくとも部分的に基づいて生成された1つまたは複数の記録などを受信および記憶することができる。
【0047】
コンピューティングデバイス40は、ユーザデバイス(たとえば、特定のユーザ、ユーザアカウントなどに少なくとも一時的に関連付けられる、1つまたは複数の関連付けられるコンピューティングデバイス)であり得る。コンピューティングデバイス50は、コンピューティングデバイス40とは異なる別個のユーザデバイス(たとえば、少なくとも一時的に異なる別個のユーザ、ユーザアカウントなどに関連付けられる、1つまたは複数の関連付けられるコンピューティングデバイス)であり得る。
【0048】
コンピューティングデバイス40および/または50は、1つまたは複数の異なる別個のアプリケーションを実行することができる。たとえば、図3Aを参照すると、コンピューティングデバイス40および/または50は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素302に関連付けられるアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)、要素304に関連付けられる異なる別個のアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)などを実行することができる。
【0049】
図3Bを参照すると、いくつかの実施形態では、(たとえば、潜在的なプライバシーの懸念などを軽減するために)コンピューティングデバイス40および/または50の1人または複数のユーザに、(たとえば、要素306などを介して)特定のデータの収集に関する情報など、(たとえば、要素308および/または310などを介して)本明細書に示す方法、システム、機能、動作などが特定のデータの収集(たとえば、アプリケーション、本明細書に示す動的キーボードインターフェースなどによって提示される、ならびに/あるいはそこに入力される)を可能にすることができるかどうか、および/またはいつ可能であるか、および/または同様のことについて、ユーザが1つまたは複数の選択を行うことを可能にするための1つまたは複数の制御を提供することができる。追加的または代替的に、特定のデータ(たとえば、アプリケーションによって提示される、および/またはそこに入力される、本明細書に示す動的キーボードインターフェースなど)は、記憶、利用など(たとえば、そのように個人を特定できる情報を削除することができる、など)の前に、1つまたは複数の方法で処理することができる。たとえば、ユーザのアイデンティティ、それに関連付けられるデータなどは、ユーザの個人を特定できる情報を決定することができないように、および/または同様に処理することができる。したがって、ユーザは、どんなデータがユーザに関して収集されるか、どのようにその情報が使用されるか、どんな情報をユーザは提供されるかなどを制御することができる。
【0050】
本開示の態様によれば、動的キーボードインターフェース(たとえば、タッチスクリーンなどを介して使用するためなど)は、(たとえば、オペレーティングシステム(OS)、サードパーティアプリケーション、プラグインなどの一部として)コンピューティングデバイス40および/または50などに、またそれによってなど提供することができる。たとえば、図3Cを参照すると、図示されたGUIの部分314は、そのような動的キーボードインターフェースに関連付けることができる。動的キーボードインターフェースの1つまたは複数の態様は、(たとえば、検索機能、提案機能、ブラウジング機能などを介して)コンピューティングシステム112にアップロードされる、それによって記憶される、それによって索引付けされる、それによって管理される、などの、アニメーション画像のコーパスへのアクセスを提供するように構成することができる。動的キーボードインターフェースは、コンピューティングデバイス40および/または50によって実行されるアプリケーションのうちの1つまたは複数に関連して提供することができる。たとえば、部分312は、要素302に関連付けられるアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)に関連付けることができ、図示されるように、動的キーボードインターフェースは、そのようなアプリケーションに関連付けて提供することができる。
【0051】
要素316は、入力領域(たとえば、メッセージを構成するためなど)に対応することができ、要素318は、そのような入力領域に位置するデータを部分312に関連付けられるアプリケーションに通信するためのオプションに対応することができる(たとえば、「ジョーフレンド」などに関連付けられるコンピューティングデバイスへのネットワーク110を介した後続の通信のために)。
【0052】
要素320は、たとえば、異なる言語、アルファベットなど(たとえば、図示されるqwertyキーボードなど)に関連付けられる様々な異なるキーボード間で、動的キーボードインターフェースを切り替え、フリップ、回転などさせるように構成することができる。本開示の態様によれば、そのようなキーボードは、様々な異なるアニメーション画像を提示するように(たとえば、ブラウジング、選択などのために)構成されたアニメーション画像キーボードを含むことができる。
【0053】
再び図2Aを参照すると、(208)において、ユーザは、コンピューティングデバイス40に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス40、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。たとえば、ユーザは、コンピューティングデバイス40を特定の地理的位置に配置し、そのインターフェースを介して部分312に関連付けられるアプリケーションと対話することなどができる。
【0054】
(210)において、コンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ(たとえば、「私たちは海岸にいます」、「いいね!ビーチをお楽しみください」など)を示すことができる。
【0055】
コンテキストを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(212)において、コンピューティングシステム112は、部分312(たとえば、コンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。
【0056】
いくつかの実施形態では、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、(たとえば、1つまたは複数の製品、サービス、メディアコンテンツアイテムなどについての)1つまたは複数の広告を含むことができる。たとえば、そのようなアニメーション画像は、広告、広告コンテンツなどに関連付けられるコンテンツの提示、それへのナビゲートなどを行うために、コンピューティングデバイス40および/または50によって実行されるアプリケーション(たとえば、ウェブブラウザ、広告の主題、ソースなどに関連付けられるアプリケーションなど)を引き起こすように構成された広告コンテンツ、データ(たとえば、リンクなど)を含むことができる。
【0057】
本開示の態様によれば、コンテキストを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0058】
(214)において、コンピューティングシステム112は、コンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができる。
【0059】
図3Dを参照すると、要素320などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、コンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0060】
図示されるように、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、コンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像324、326、および328を同時に表示することができる。コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、追加のアニメーション画像(図示せず)を含むことができ、追加のアニメーション画像は、たとえば、インターフェースと対話する(たとえば、左にスワイプするなど)ことによって表示することができることが理解されよう。
【0061】
再び図2Aを参照すると、(216)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、コンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、動的キーボードインターフェースによる、部分312に関連付けられるアプリケーションへの通信(たとえば、入力、貼付けなど)のために、特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数を選択することができる(図3D)。追加的または代替的に、ユーザは、動的キーボードインターフェース内の将来のアクセス可能性のために特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数を選択する(たとえば、そのような特定のアニメーション画像を頻繁に使用するように指定する、それらを「お気に入りにする」など)ことができる。たとえば、図3Eを参照すると、ユーザは、動的キーボードインターフェース内の将来のアクセス可能性のためにアニメーション画像324を選択することができる(たとえば、アニメーション画像324に重ねられた星などによって示されるように)。
【0062】
(218)において、コンピューティングデバイス40は、選択、選択タイプ(たとえば、将来のアクセス可能性などのため)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(220)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0063】
図2Bを参照すると、(222)において、ユーザは、コンピューティングデバイス40に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス40、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。たとえば、要素322は、1つまたは複数のアニメーション画像などを識別するために少なくとも部分的に使用される1つまたは複数の検索用語を入力するための検索ボックスに対応することができ、図3Fを参照すると、ユーザは、1つまたは複数の検索用語(たとえば、「貝殻」など)を入力するために、要素322を呼び出し、図示されるキーボードを利用することができる。
【0064】
(224)において、コンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、入力された検索用語などを示すことができる。
【0065】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(226)において、コンピューティングシステム112は、部分312(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0066】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0067】
(228)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができ、図3Gを参照すると、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0068】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像326、330、および332を同時に表示することができる。
【0069】
(230)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、図3Hを参照すると、ユーザは、部分312などに関連付けられるアプリケーションへの動的キーボードインターフェースによる通信のためにアニメーション画像330および332を選択することができ、図3Iを参照すると、要素318などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、アニメーション画像330および332を、部分312などに関連付けられるアプリケーションに通信することができる。
【0070】
(232)において、コンピューティングデバイス40は、選択、選択タイプ(たとえば、部分312に関連付けられるアプリケーションへの通信などのため)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像330および332など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(234)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0071】
(236)において、ユーザは、コンピューティングデバイス40に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス40、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。たとえば、図3Jを参照すると、ユーザは、そのインターフェースを介して部分312に関連付けられるアプリケーションと対話することができる(たとえば、「ジョーフレンド」とのメッセージ会話から「クールキャット」とのメッセージ会話に切り替えるなど)。
【0072】
(238)において、コンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ(たとえば、「海岸に行きましょう」など)を示すことができる。
【0073】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(240)において、コンピューティングシステム112は、部分312(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0074】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録になど少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0075】
図2Cを参照すると、(242)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができる。
【0076】
図3Kを参照すると、要素320などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0077】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像324、328、330、および332を同時に表示することができる。
【0078】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられる以前のコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0079】
以前に示されたように、いくつかの実施形態では、現在のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを示すことができる(たとえば、「海岸に行きましょう」など)。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの1つまたは複数のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、以前のコンテキストのうち1つまたは複数に関連付けられる1つまたは複数のアプリケーション、および/または、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「私たちは海岸にいます」、「いいね!ビーチをお楽しみください」など)を決定することを含むことができ、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、部分312に関連付けられるアプリケーション、および/または現在のコンテキストを示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「海岸に行きましょう」など)に少なくとも部分的に対応する。
【0080】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータは、以前のコンテキストに関連付けられるアプリケーションが実行されるユーザデバイスに関連付けられる人間の言語設定、そのようなユーザデバイスが登録されている地理的領域、そのようなユーザデバイスに関連付けられるネットワーク識別子、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられるそのようなユーザデバイスの地理的位置、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる時間、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる時刻、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる日付、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる曜日、特定のアニメーション画像の選択に関連する月、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられる年、特定のアニメーション画像の選択に関連付けられるオーディエンスのサイズ、特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数および/あるいは特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数に含まれるコンテンツを提供したエンティティなどを示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストを示すデータは、人間の言語設定、地理的領域、ネットワーク識別子、地理的位置、時間、時刻、日付、曜日、月、年、オーディエンスのサイズ、エンティティなどに少なくとも部分的に対応するデータを含むことができる。
【0081】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像が選択された時間などを示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像の選択を示すデータ、動的キーボードインターフェースを介して以前に選択されたアニメーション画像の選択に関連付けられる時間などを含むことができる。
【0082】
いくつかの実施形態では、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータ、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ、アニメーション画像のコーパスに関する記録などは、特定のアニメーション画像の選択と、特定のアニメーション画像を含む複数の異なるアニメーション画像が動的キーボードインターフェースによって提示された時間との間の時間の量と、選択された特定のアニメーション画像が、動的キーボードインターフェースなどによって、そのような複数の異なるアニメーション画像の中から最初に選択できるようになった時間と、などを示すことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの少なくとも1つのアニメーション画像について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、時間の量を示すデータに少なくとも部分的に基づいてそのような位置を決定することを含み得る。
【0083】
いくつかの実施形態では、時間の量を示すデータに少なくとも部分的に基づいてそのような位置を決定することは、特定のアニメーション画像を含む複数の異なるアニメーション画像が動的キーボードインターフェースによって提示されたときに、動的キーボードインターフェース内のそのようなアニメーション画像の位置と、そのようなアニメーション画像が、動的キーボードインターフェースなどによって特定のアニメーション画像を含む複数の異なるアニメーション画像の中から最初に選択できるようになったときの、動的キーボードインターフェース内のそのようなアニメーション画像の位置とに少なくとも部分的に基づいて時間の量を示すデータを正規化することを含むことができる。
【0084】
(244)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、図3Lを参照すると、ユーザは、部分312などに関連付けられるアプリケーションへの動的キーボードインターフェースによる通信のためにアニメーション画像324を選択することができ、図3Mを参照すると、要素318などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、アニメーション画像324を、部分312などに関連付けられるアプリケーションに通信することができる。
【0085】
(246)において、コンピューティングデバイス40は、選択、選択タイプ(たとえば、部分312に関連付けられるアプリケーションへの通信などのためなど)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(248)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0086】
(250)において、ユーザは、コンピューティングデバイス40に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。たとえば、図3Nを参照すると、ユーザは、要素302に関連付けられるアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)から、要素304に関連付けられるアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)に切り替えることができる。部分334は、要素304に関連付けられるアプリケーションに関連付けることができ、図示されるように、動的キーボードインターフェースは、そのようなアプリケーションに関連付けて提供することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス40、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。
【0087】
(252)において、コンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ(たとえば、「私は海岸に行くつもりです」など)を示すことができる。
【0088】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータなど(たとえば、(218)、(232)、(246)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(254)において、コンピューティングシステム112は、部分334(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0089】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0090】
(256)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができる。
【0091】
図3Oを参照すると、要素320などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0092】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像324、328、330、および332を同時に表示することができる。
【0093】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられる以前のコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0094】
以前に示されたように、いくつかの実施形態では、現在のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを示すことができる(たとえば、「私は海岸に行くつもりです」など)。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの1つまたは複数のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、以前のコンテキストのうち1つまたは複数に関連付けられる1つまたは複数のアプリケーション、および/または、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「私たちは海岸にいます」、「いいね!ビーチをお楽しみください」、「海岸に行きましょう」など)を決定することを含むことができ、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、部分334に関連付けられるアプリケーション、および/または現在のコンテキストを示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「私は海岸に行くつもりです」など)に少なくとも部分的に対応する。
【0095】
(258)において、ユーザは、コンピューティングデバイス40に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス40、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。たとえば、図3Pを参照すると、ユーザは、1つまたは複数の検索用語(たとえば、「貝殻」など)を入力するために、要素322を呼び出し、図示されるキーボードを利用することができる。
【0096】
(260)において、コンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、入力された検索用語などを示すことができる。
【0097】
図2Dを参照すると、現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(262)において、コンピューティングシステム112は、部分334(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0098】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0099】
(264)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス40(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができ、図3Qを参照すると、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0100】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像326、330、および332を同時に表示することができる。
【0101】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数(たとえば、アニメーション画像330、332など)を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられる以前のコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0102】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの少なくとも1つのアニメーション画像について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、そのようなアニメーション画像の選択を示す以前に受信したデータに少なくとも部分的に基づいて、そのようなアニメーション画像についての選択頻度を決定することを含み得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのようなアニメーション画像についての位置は、そのようなアニメーション画像についての選択頻度、そのような位置についての1つまたは複数の選択頻度などに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。
【0103】
いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム112は、そのような位置についての1つまたは複数の選択頻度を、動的キーボードインターフェース内のそのような位置に以前に提示された1つまたは複数のアニメーション画像についての1つまたは複数の選択頻度を示すデータに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、そのような位置に以前に提示されたアニメーション画像は、広告コンテンツを含まない1つまたは複数のアニメーション画像を含むことができる。追加的または代替的に、そのような位置で以前に提示されたアニメーション画像は、位置が決定されているアニメーション画像に含まれる広告とは異なる1つまたは複数の広告を備える1つまたは複数のアニメーション画像を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム112は、そのような位置にアニメーション画像が以前に提示された1つまたは複数の以前のコンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、そのような位置についての1つまたは複数の選択頻度を決定することができる。
【0104】
(266)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、ユーザは、部分334などに関連付けられるアプリケーションへの動的キーボードインターフェースによる通信のためにアニメーション画像326を選択することができ、図3Rを参照すると、動的キーボードインターフェースは、アニメーション画像326を、部分334などに関連付けられるアプリケーションに通信することができる。
【0105】
(268)において、コンピューティングデバイス40は、選択、選択タイプ(たとえば、部分334に関連付けられるアプリケーションへの通信などのため)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像326など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(270)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0106】
(272)において、ユーザは、コンピューティングデバイス50に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス50、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどのものであり得る。たとえば、図3Sを参照すると、ユーザは、そのインターフェースを介して部分312に関連付けられるアプリケーションと対話することができる(たとえば、「ジョンS.」とのメッセージ会話に切り替えるなど)。
【0107】
(274)において、コンピューティングデバイス50(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ(たとえば、「consectetur海岸」など)を示すことができる。
【0108】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)、(260)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)、(268)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(276)において、コンピューティングシステム112は、部分312(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0109】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)、(260)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)、(268)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0110】
(278)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス50(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス40はデータを受信することができる。
【0111】
図3Tを参照すると、要素320などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0112】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像324、328、330、および332を同時に表示することができる。
【0113】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられる以前のコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0114】
以前に示されたように、いくつかの実施形態では、現在のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分312に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを示すことができる(たとえば、「consectetur海岸」など)。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの1つまたは複数のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、330、332など)について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、以前のコンテキストのうち1つまたは複数に関連付けられる1つまたは複数のアプリケーション、および/または、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「私たちは海岸にいます」、「いいね!ビーチをお楽しみください」、「海岸に行きましょう」、「私は海岸に行くつもりです」など)を決定することを含むことができ、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、部分312に関連付けられるアプリケーション、および/または現在のコンテキストを示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「consectetur海岸」など)に少なくとも部分的に対応する。
【0115】
(280)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、図3Uを参照すると、ユーザは、部分312などに関連付けられるアプリケーションへの動的キーボードインターフェースによる通信のためにアニメーション画像328を選択することができ、図3Vを参照すると、要素318などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、アニメーション画像328を、部分312などに関連付けられるアプリケーションに通信することができる。
【0116】
図2Eを参照すると、(282)において、コンピューティングデバイス50は、選択、選択タイプ(たとえば、部分312に関連付けられるアプリケーションへの通信などのため)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像328など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(284)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0117】
(286)において、ユーザは、コンピューティングデバイス50に関連付けられる1つまたは複数の異なる別個の現在のコンテキストを提供する1つまたは複数のアクションを実行することができる。たとえば、図3Wを参照すると、ユーザは、要素302に関連付けられるアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)から、要素304に関連付けられるアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)に切り替えることができる。提供されるコンテキストは、コンピューティングデバイス50、動的キーボードインターフェース、部分334に関連するアプリケーションなどのものであり得る。
【0118】
(288)において、コンピューティングデバイス50(たとえば、動的キーボードインターフェースなど)は、そのようなコンテキストを示すデータを生成することができ、コンピューティングシステム112にそのようなデータを通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信し、それに少なくとも部分的に基づいてアニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。いくつかの実施形態では、コンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ(たとえば、「consectetur海岸」など)を示すことができる。
【0119】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)、(260)、(274)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)、(268)、(282)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、(290)において、コンピューティングシステム112は、部分334(たとえば、現在のコンテキストに関連する、応答性が高いなどのアニメーション画像)に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0120】
現在のコンテキストを示すデータ、以前のコンテキストを示すデータ(たとえば、(210)、(224)、(238)、(252)、(260)、(274)において受信されたものなど)、以前の選択、選択タイプ、選択された特定のアニメーション画像などを示すデータ(たとえば、(218)、(232)、(246)、(268)、(282)において受信されたものなど)、アニメーション画像のコーパスに関する記録などに少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれる1つまたは複数のアニメーション画像のそれぞれについて、アニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。
【0121】
(292)において、コンピューティングシステム112は、現在のコンテキスト、それらのそれぞれの決定された位置などに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングデバイス50(たとえば、動的キーボードインターフェース)に通信することができ、コンピューティングデバイス50はデータを受信することができる。
【0122】
図3Xを参照すると、要素320などを呼び出すユーザに応答して、動的キーボードインターフェースは、(たとえば、qwertyキーボードなどから)図示されるアニメーション画像キーボードなどに切り替えることができ、これにより、それらのそれぞれの決定された位置に少なくとも部分的に基づいて、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像を提示することができる。たとえば、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像は、順序付けられた、ソートされた、および/または同様の方法で提示することができる(たとえば、現在のコンテキストにより関連する、応答性が高いなどと決定されたアニメーション画像は、より早く、より目立つように、および/または同様に提示することができる)。
【0123】
図示されるように、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像からの多数の異なるアニメーション画像は、動的キーボードインターフェースによって同時に、互いに並んで表示することができる。たとえば、動的キーボードインターフェースは、とりわけ、現在のコンテキストなどに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像のうち、アニメーション画像324、328、330、および332を同時に表示することができる。
【0124】
いくつかの実施形態では、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像は、以前に選択された特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数(たとえば、アニメーション画像324、328、330、332など)を含むことができる。そのような実施形態のうちのいくつかでは、そのような特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置は、それらが以前に選択されたこと、それらの選択に関連付けられる以前のコンテキストなどに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。たとえば、そのような特定のアニメーション画像は、そうでない場合(たとえば、それらの以前の選択がない、など)それらがそうであっただろうよりも早く、目立つように、および/または同様に提示することができる。いくつかの実施形態では、そのような特定のアニメーション画像のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の広告を含むことができる。
【0125】
以前に示されたように、いくつかの実施形態では、現在のコンテキストを示すデータは、動的キーボードインターフェース、部分334に関連付けられるアプリケーションなどによって提示される、および/またはそこに入力されるデータを示すことができる(たとえば、「consectetur海岸」など)。そのような実施形態のうちのいくつかでは、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像に含まれるアニメーション画像のうちの1つまたは複数のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、328、330、332など)について、そのようなアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することは、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、以前のコンテキストのうち1つまたは複数に関連付けられる1つまたは複数のアプリケーション、および/または、以前のコンテキストのうちの1つまたは複数を示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「私たちは海岸にいます」、「いいね!ビーチをお楽しみください」、「海岸に行きましょう」、「私は海岸に行くつもりです」、「consectetur海岸」など)を決定することを含むことができ、動的キーボードインターフェースによって提示される、および/またはそこに入力されるデータ、部分334に関連付けられるアプリケーション、および/または現在のコンテキストを示すデータによって示される同様のもの(たとえば、「consectetur海岸」など)に少なくとも部分的に対応する。
【0126】
(294)において、ユーザは、動的キーボードインターフェースを介して、現在のコンテキストに関連付けられる複数の異なるアニメーション画像の中から1つまたは複数の特定のアニメーション画像を選択することができる。たとえば、ユーザは、部分334などに関連付けられるアプリケーションへの動的キーボードインターフェースによる通信のためにアニメーション画像328を選択することができ、図3Yを参照すると、動的キーボードインターフェースは、アニメーション画像328を、部分334などに関連付けられるアプリケーションに通信することができる。
【0127】
(296)において、コンピューティングデバイス50は、選択、選択タイプ(たとえば、部分334に関連付けられるアプリケーションへの通信などのため)、選択された特定のアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像328など)を示すデータを生成することができ、そのようなデータをコンピューティングシステム112に通信することができ、コンピューティングシステム112は、データを受信することができ、(298)において、それに少なくとも部分的に基づいて、アニメーション画像のコーパスに関する記録を更新することができる。
【0128】
図4は、本開示の例示的な実施形態による一例示的な方法を示している。
【0129】
図4を参照すると、(402)において、1つまたは複数のコンピューティングデバイスは、アプリケーションに関連して提供される動的キーボードインターフェース、および/またはアプリケーションのコンテキストを示すデータを受信することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス40から、部分312に関連付けられるアプリケーション(たとえば、メッセージングアプリケーションなど)に関連して提供される動的キーボードインターフェース、および/または部分312に関連付けられるアプリケーションのコンテキストを示すデータを受信することができる。
【0130】
(404)において、コンピューティングデバイスは、コンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、アプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによって提示するための複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス40から受信されたデータに少なくとも部分的に基づいて、部分312に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、図3Dによって示されるアニメーション画像キーボードに含まれる複数の異なるアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、326、328など)を識別することができる。
【0131】
(406)において、コンピューティングデバイスは、ユーザデバイスに、複数の異なるアニメーション画像を示すデータを通信することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス40に、図3Dによって示されるアニメーション画像キーボードに含まれる複数の異なるアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、326、328など)を示すデータを通信することができる。
【0132】
(408)において、コンピューティングデバイスは、ユーザデバイスから、複数の異なるアニメーション画像の中から特定のアニメーション画像の選択を示すデータを受信することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス40から、アニメーション画像324の選択を示すデータを受信することができる。
【0133】
(410)において、コンピューティングデバイスは、動的キーボードインターフェース、アプリケーション、および/またはどの動的キーボードインターフェースが提供されるかに関連する異なる別個のアプリケーションの後続のコンテキストを示すデータを受信することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス50から、部分334に関連付けられるアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)、および/またはそれに関連して提供される動的キーボードインターフェースのコンテキストを示すデータを受信することができる。
【0134】
(412)において、コンピューティングデバイスは、後続のコンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、特定のアニメーション画像を含む複数の異なるアニメーション画像を識別することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、コンピューティングデバイス50から受信されたデータに少なくとも部分的に基づいて、部分334に関連付けられるアプリケーションに関連する動的キーボードインターフェースによる提示のために、図3Xによって示されるアニメーション画像キーボードに含まれる複数の異なるアニメーション画像(たとえば、アニメーション画像324、328、330、332など)を識別することができる。
【0135】
(414)において、コンピューティングデバイスは、選択を示すデータおよびコンテキストを示すデータに少なくとも部分的に基づいて、後続のコンテキストを示すデータに応答して特定のアニメーション画像を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を決定することができる。たとえば、コンピューティングシステム112は、アニメーション画像324の選択を示すデータに少なくとも部分的に基づいて、部分334に関連付けられるアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーションなど)、および/またはそれに関連して提供される動的キーボードインターフェースのコンテキストを示すデータに応答してアニメーション画像324を提示するための動的キーボードインターフェース内の位置を識別することができる。
【0136】
本明細書で論じられる技術は、サーバ、データベース、ソフトウェアアプリケーション、および/または他のコンピュータベースのシステム、ならびにそのようなシステムとの間で取られるアクションおよび送受信される情報を参照する。コンピュータベースのシステムの固有の柔軟性により、コンポーネント間のタスクおよび/または機能の多種多様な可能な構成、組合せ、ならびに/あるいは分割が可能になる。たとえば、本明細書で論じられるプロセスは、単一のデバイスまたはコンポーネント、および/あるいは組み合わせて動作する多数のデバイスまたはコンポーネントを使用して実装することができる。データベースおよび/またはアプリケーションは、単一のシステムに実装すること、および/または多数のシステムに分散することができる。分散されたコンポーネントは、順次および/または並列に動作することができる。
【0137】
要素間の様々な接続については、上記の説明において論じている。これらの接続は一般的であり、特に明記されていない限り、直接および/または間接、有線および/またはワイヤレスであってよい。この点で、本明細書は限定することを意図したものではない。
【0138】
描写および/または示されたステップは、単に例示的なものにすぎず、省略、組合せ、ならびに/あるいは描写および/または示された順序以外の順序で実行することができ、描かれているステップの番号付けは、単に参照を容易にするためのものにすぎず、いずれの特定の順序も必要または好ましいことを意味するものではない。
【0139】
本明細書に示す機能および/またはステップは、本明細書に示す1つまたは複数の機能を実行するために1つまたは複数のコンピュータおよび/あるいは他のデバイスによって実行される、コンピュータ使用可能データおよび/またはコンピュータ実行可能命令において具体化することができる。一般に、そのようなデータおよび/または命令は、コンピュータおよび/または他のデータ処理デバイス内の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに特定のタスクを実行し、および/または特定のデータ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブルストレージ媒体、ソリッドステートメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、またはランダムアクセスメモリ(RAM)などのコンピュータ可読媒体に記憶することができる。理解されるように、そのような命令の機能は、必要に応じて組合せ、および/または分散することができる。さらに、機能は、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのファームウェアおよび/あるいはハードウェア同等物において全体的または部分的に具体化することができる。本開示の1つまたは複数の態様をより効果的に実装するために特定のデータ構造を使用することができ、そのようなデータ構造は、本明細書に示すコンピュータ実行可能命令および/またはコンピュータ使用可能データの範囲内であると考えられる。
【0140】
必須ではないが、当業者は、本明細書に示す様々な態様を、コンピュータ実行可能命令を記憶する方法、システム、装置、および/あるいは1つまたは複数のコンピュータ可読媒体として具体化できることを理解するであろう。したがって、態様は、完全にハードウェアの一実施形態、完全にソフトウェアの一実施形態、完全にファームウェアの一実施形態、ならびに/あるいはソフトウェア、ハードウェア、および/またはファームウェアの態様を任意の組合せで組み合わせた一実施形態の形態を取ることができる。
【0141】
本明細書で示すように、様々な方法および行為は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスおよび/またはネットワークにわたって機能することができる。機能は、任意の方法で分散することができ、あるいは単一のコンピューティングデバイス(たとえば、サーバ、クライアントコンピュータ、またはユーザデバイスなど)に配置することができる。
【0142】
本開示の態様を、その例示的な実施形態の観点から示してきた。添付の特許請求の範囲および趣旨の範囲内の多数の他の実施形態、修正、ならびに/または変形は、本開示のレビューから当業者に起こり得る。たとえば、当業者は、描写および/または示されたステップが、列挙された順序以外で実行され得ること、ならびに/あるいは1つまたは複数の図示されたステップが任意であり、および/あるいは組み合わされ得ることを理解することができる。以下の特許請求の範囲におけるすべての機能は、可能な限り任意の方法で組み合わせること、および/または再配置することができる。
【0143】
本主題を、その様々な特定の例示的な実施形態に関して詳細に示してきたが、各例は、本開示の限定ではなく、説明として提供されている。当業者は、前述の理解を得ると、そのような実施形態の変更、変形、および/または同等物を容易に生成することができる。したがって、主題の開示は、当業者に容易に明らかであるような、本主題へのそのような修正、変形、および/または追加を含めることを排除するものではない。たとえば、さらに別の一実施形態を生成するために、一実施形態の一部として図示および/または示された特徴を別の実施形態とともに使用することができる。したがって、本開示は、そのような変更、変形、および/または同等物をカバーすることが意図されている。
【符号の説明】
【0144】
10 コンピューティングデバイス
20 コンピューティングデバイス
30 コンピューティングデバイス
40 コンピューティングデバイス
50 コンピューティングデバイス
100 環境
102 プロセッサ
104 通信インターフェース
106 メモリ
108 命令
110 ネットワーク
112 コンピューティングシステム
114 プロセッサ
116 通信インターフェース
118 メモリ
120 命令
302 グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素
304 要素
306 要素
308 要素
310 要素
312 部分
314 部分
316 要素
318 要素
320 要素
322 要素
324 アニメーション画像
326 アニメーション画像
328 アニメーション画像
330 アニメーション画像
332 アニメーション画像
334 部分
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図3A
図3B
図3C
図3D
図3E
図3F
図3G
図3H
図3I
図3J
図3K
図3L
図3M
図3N
図3O
図3P
図3Q
図3R
図3S
図3T
図3U
図3V
図3W
図3X
図3Y
図4