(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-23
(45)【発行日】2024-10-31
(54)【発明の名称】ピンホール検査装置
(51)【国際特許分類】
G01N 27/92 20060101AFI20241024BHJP
【FI】
G01N27/92 A
(21)【出願番号】P 2021088182
(22)【出願日】2021-05-26
【審査請求日】2024-05-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000110952
【氏名又は名称】ニッカ電測株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091306
【氏名又は名称】村上 友一
(74)【代理人】
【識別番号】100174609
【氏名又は名称】関 博
(72)【発明者】
【氏名】清水 英明
(72)【発明者】
【氏名】野口 光
(72)【発明者】
【氏名】上村 久仁男
(72)【発明者】
【氏名】斉藤 竜太郎
【審査官】田中 洋介
(56)【参考文献】
【文献】特開昭62-229059(JP,A)
【文献】特開昭58-182548(JP,A)
【文献】特開平09-107684(JP,A)
【文献】国際公開第2018/037698(WO,A1)
【文献】実開昭59-009809(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 27/92
G01N 27/00-27/24
G01M 3/00-3/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交流高電圧により導電性内容物を絶縁性包装体で包装された被検査物のピンホールを検出するピンホール検査装置において、
高電圧発生回路を高電圧トランスとコンデンサと高電圧電極を有する共振回路とし、
前記被検査物が高電圧電極間を移動して生じる負荷静電容量変化により変化する前記高電圧トランスの一次側の電圧又は電流の少なくとも一方を測定する測定部と、
前記測定部の測定値が前記交流高電圧の設定値に近づくように発振周波数又は振幅の少なくとも一方を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするピンホール検査装置。
【請求項2】
請求項1に記載されたピンホール検査装置であって、
前記制御部は、共振周波数が下がったときに周波数制御部へ入力電圧を下げて、前記共振周波数が上がったときに前記周波数制御部へ入力電圧を上げる制御を行うことを特徴とするピンホール検査装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載されたピンホール検査装置であって、
前記測定部は、前記高電圧トランスの一次側の電圧を分圧して基準電圧と差分をとる差分回路を備え、
前記制御部は、前記測定部の測定値と初期発振周波数の加減算を行う加減算回路を備えたことを特徴とするピンホール検査装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載されたピンホール検査装置であって、
前記制御部は、PLCを用いたことを特徴とするピンホール検査装置。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれか1に記載されたピンホール検査装置であって、
前記共振回路は、静電容量よりもインダクタンスのインピーダンスが大きい誘導性とし、共振周波数と負荷容量の関係において、共振状態から共振点が下がる方向に前記コンデンサを増加して初期基準値とし、
前記測定部は、前記高電圧トランスの一次側の電流を測定して共振状態の位相状態を確認することを特徴とするピンホール検査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高電圧を用いた導電性内容物を包む絶縁性包装体のピンホール検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
導電性内容物を絶縁物で包装した医薬品、食品の製造工程では、生産過程で生じた傷、例えば袋のピンホール、ガラスビンのひび割れなどを、交流高電圧を用いて検査する工程がある。
従来のピンホール検査方法は、直流高電圧を用いてフィルムなどのピンホールを検査する方法、イグニッションコイル方式等を用いた高周波高電圧による方法、商用周波数電源をトランスで昇圧して検査する方法がある(例えば特許文献1では電源から高周波高圧交流電圧Vを印加している)。高電圧を発生するときには大容量の電源が必要となるため省電力化と低発熱化が望まれていた。
【0003】
一般的な検査工程は、被検査物をベルトコンベアで搬送しながらピンホール検査装置内に導入して行う。このとき、被検査物と電極間の距離及び接触面積が変化して静電容量性の負荷変動が生じる。
図7は静電容量性負荷変動による高電圧変化の説明図である。同図は所定の高電圧に設定された検査装置に被検査物12を導入し高電圧電極に接近する状態1、被検査物12と高電圧電極の接触面積が最大になる状態2、被検査物12が高電圧電極から離れる状態3があり、この状態1-3における高電圧のオシロスコープ波形を示している。図示のように、高電圧電極間に入る被検査物12の静電容量性の負荷変動によって高電圧が低下してしまう。高電圧が低下すると、ピンホール箇所が放電しなくなり、ピンホールを見逃してしまう。一方、高電圧が高すぎると被検査物を破壊してしまうおそれがある。
この高電圧低下のときに振幅制御回路で低下した高電圧を大きくすることもできるが、振幅制御には制限範囲があり、この範囲外での制御は難しい。また、制限範囲内で振幅を大きくできたとしても発熱が大きくなり装置破損のおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点に鑑み、静電容量性の負荷変動の影響を受けずに安定した検査電圧でピンホール検査を実現できるピンホール検査装置を提供することにある。
また装置の省電力化を実現できるピンホール検査装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための第1の手段として、交流高電圧により導電性内容物を絶縁性包装体で包装された被検査物のピンホールを検出するピンホール検査装置において、
高電圧発生回路を高電圧トランスとコンデンサと高電圧電極を有する共振回路とし、
前記被検査物が高電圧電極間を移動して生じる負荷静電容量変化により変化する前記高電圧トランスの一次側の電圧又は電流の少なくとも一方を測定する測定部と、
前記測定部の測定値が前記交流高電圧の設定値に近づくように発振周波数又は振幅の少なくとも一方を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするピンホール検査装置を提供することにある。
上記第1の手段によれば、静電容量性の負荷変動の影響を受けずに安定した検査電圧でピンホール検査を実現できる。
また共振回路により装置の省電力化を実現できる。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するための第2の手段として、第1の手段において、前記制御部は、共振周波数が下がったときに周波数制御部へ入力電圧を下げて、前記共振周波数が上がったときに前記周波数制御部へ入力電圧を上げる制御を行うことを特徴とするピンホール検査装置を提供することにある。
上記第2の手段によれば、被検査物の移動に伴って静電容量性の負荷変動が上下動しても検査電圧を一定に制御できる。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するための第3の手段として、第1又は第2の手段において、前記測定部は、前記高電圧トランスの一次側の電圧を分圧して基準電圧と差分をとる差分回路を備え、
前記制御部は、前記測定部の測定値と初期発振周波数の加減算を行う加減算回路を備えたことを特徴とするピンホール検査装置を提供することにある。
上記第3の手段によれば、静電容量性の負荷変動の影響を受けずに安定した検査電圧でピンホール検査を実現できる。
また共振回路により装置の省電力化を実現できる。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するための第4の手段として、第1又は第2の手段において、前記制御部は、PLCを用いたことを特徴とするピンホール検査装置を提供することにある。
上記第4の手段によれば、装置構成をコンパクトにできる。また静電容量性の負荷変動の影響を受けずに安定した検査電圧でピンホール検査を実現できる。
また共振回路により装置の省電力化を実現できる。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するための第5の手段として、第1ないし第4のいずれか1の手段において、前記共振回路は、静電容量よりもインダクタンスのインピーダンスが大きい誘導性とし、共振周波数と負荷容量の関係において、共振状態から共振点が下がる方向に前記コンデンサを増加して初期基準値とし、
前記測定部は、前記高電圧トランスの一次側の電流を測定して共振状態の位相状態を確認することを特徴とするピンホール検査装置を提供することにある。
上記第5の手段によれば、共振周波数と負荷容量の関係において、直線的な周波数制御がより簡単、確実に実行できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、被検査物と電極間の距離の変動に伴う静電容量性負荷変動に対しても安定した印加高電圧が維持できる。
また共振回路により装置の省電力化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。
【
図2】周波数制御部による入力電圧と発振周波数の関係を示すグラフである。
【
図3】変形例1の本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。
【
図4】変形例2の本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。
【
図6】共振周波数と負荷容量の関係を示すグラフである。
【
図7】静電容量性負荷変動による高電圧変化の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明のピンホール検査装置の実施形態について、図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
本発明の検査対象となる被検査物は、導電性内容物を絶縁物で包装した薬品(アンプル、バイアル、点滴ソフトバックなど)、食品などの包装体である。
【0014】
図1は、本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。図示のように本発明のピンホール検査装置10は、交流高電圧により導電性内容物を絶縁性包装体で包装された被検査物のピンホールを検出するピンホール検査装置において、高電圧発生回路20を高電圧トランス22とコンデンサ24と高電圧電極26を有する共振回路とし、前記被検査物が高電圧電極26間を移動して生じる負荷静電容量変化により変化する前記高電圧トランス22の一次側の電圧又は電流の少なくとも一方を測定する測定部30と、前記測定部30の測定値が前記交流高電圧の設定値に近づくように発振周波数又は振幅の少なくとも一方を制御する制御部40と、を備え、被検査物に高電圧を印加して流れる(検出される)微弱電流から良品又は不良品を判定する装置である。
【0015】
高電圧発生回路20は、アンプ21と、高電圧トランス22とコンデンサ24と高電圧電極26を有する直列共振回路である。
図1に示すコンデンサ24は直列接続を示し、この他コンデンサ24は並列接続でも良いが、直列接続の方が電源容量をより低減できる。アンプ21は後述する振幅制御部52と同様に振幅を制御可能な増幅器であり、ゲインコントロールで調整できる。
測定部30は、被検査物が高電圧電極26間を移動して生じる負荷静電容量変化により変化する前記高電圧トランス22の一次側の電圧又は電流の少なくとも一方を測定する電流電圧モニタである。
制御部40は、測定部30と電気的に接続し、電圧又は電流の少なくとも一方の測定値を受信する。また制御部40はあらかじめ交流高電圧の周波数と振幅の初期設定値が入力されている。そして、測定部30の測定値が前記交流高電圧の設定値に近づくように発振周波数又は振幅を制御する。
【0016】
周波数・振幅制御部は周波数制御部50と、振幅制御部52を有している。
周波数制御部50は、入力電圧に基づいて交流高電圧の周波数を調整し発振周波数を後段の振幅制御部52へ出力するVCO(Voltage Controlled Oscillator)である。
図2は、周波数制御部によるVCO入力電圧と発振周波数の関係を示すグラフである。図示のように本発明の周波数制御部50は、入力電圧と発振周波数が比例関係となるVCOを用いている。
振幅制御部52は、振幅を制御する制御部40からの制御信号を受けて振幅を調整する。本実施形態の制御部40は、通常、発振周波数を制御することをメインとするが、周波数の制御だけでは不足する場合に補助的に振幅を制御する。
【0017】
このような構成のピンホール検査装置10は、あらかじめピンホールを精度良く検出できる装置の周波数、振幅を設定している(初期設定値)。そしてベルトコンベアで搬送される被検査物が装置内に導入されると、高電圧電極間に接近して、最短距離を経て、電極間を離れる過程で、負荷静電容量変化に対して変化する高電圧トランス22の一次側の電圧又は電流の少なくとも一方を測定部30で測定する。測定部30の測定値は、制御部40へ送られ、制御部40では、あらかじめ定めた周波数及び振幅の初期設定値に近づくように発振周波数又は振幅の少なくとも一方を制御する。
【0018】
具体的には、被検査物が高電圧電極間に近づくと共振周波数が下がる。共振周波数が下がるので高電圧も下がる(
図7の状態1から状態2参照)。高電圧を上げるために発振周波数を下げる必要があるため、制御部40は周波数制御部50にVCO入力電圧を下げる制御信号を送る。これにより高電圧を増加させて初期状態に復帰できる。
また被検査物が高電圧電極間に離れると共振周波数が上がる。共振周波数が上がるので高電圧も上がる(
図7の状態2から状態3参照)。高電圧を下げるために発振周波数を上げる必要があるため、制御部40は周波数制御部50にVCO入力電圧を上げる制御信号を送る。これにより高電圧を低下させて初期状態に復帰できる。
【0019】
なお発振周波数の範囲は50Hz~10kHzとし、周波数補正範囲は初期周波数設定値の±5%以内とする。1回の補正値は2~5Hzとし、補正時間は2ミリ秒~20ミリ秒ごとに1回更新する。補助的な振幅制御の補正範囲は、過剰な制御防止の観点から±20%以内とすると良い。
これにより、被検査物と電極間の距離の変動に伴う静電容量性負荷変動に対しても安定した印加高電圧が維持できる。また共振回路により省電力化を実現できる。
【0020】
[変形例1]
図3は変形例1の本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。変形例1の本発明のピンホール検査装置10Aは、
図1に示す装置と測定部及び制御部の構成が異なるが、その他の構成は同じである。
測定部30Aは、電圧分圧301と、整流DC302と、比較判定差分回路303と、遅延回路304を有している。測定部30Aは、高電圧トランス22の一次側に電圧分圧301と、整流DC302を設けて電圧を測定し、比較判定差分回路303に出力する。比較判定差分回路303は、あらかじめ定めた初期設定基準電圧も入力されて、測定値と初期設定基準電圧と比較、判定、差分処理を行い、差分判定値が制御すべき値以上に大きくなった場合、2Hzの変化に相当する電圧値を加減算回路に加える。このとき遅延回路304を介して、フィードバックの安定性のため、被検査物又は電極の移動速度により変化するが、遅延時間を一般に数ミリ秒のタイムラグとなるように設定している。
【0021】
制御部40Aは、加減算回路401と、電圧制御発振器402を有している。
加減算回路401は、初期発振周波数に相当する電圧と演算して電圧制御発振器402に印加する。
制御部40Aの制御方法は、
図1に示す制御部40と同様に、初期の高電圧トランス22の一次側電圧を基準電圧、一次側電流を基準電流とし、運転中の高電圧トランス22の一次側の電圧及び電流を監視電圧及び監視電流とする。監視電圧が基準電圧よりも小さければ、発振周波数を低下させる。監視電圧が基準電圧よりも大きければ、発振周波数を上昇させる制御を行う。なお制御部40Aはフィードバックの安定性のため遅延・確認時間を制御し、一回前の値を保存する機能を有している。さらに制御のフィードバックは変化がある一定以下(変化判定値以下)のときは行わない。
【0022】
[変形例2]
図4は変形例2の本発明のピンホール検査装置の構成概略図である。変形例2の本発明のピンホール検査装置10Bは、
図1に示す装置と測定部及び制御部の構成が異なるが、その他の構成は同じである。
測定部30Bは高電圧トランス22の一次側に変形例1と同様の電圧分圧301を設けて電圧を測定し、制御部40Bに出力する。
制御部40Bは、PLC(Programmable Logic Controller)403と、電圧制御発振器402を有している。PLC403はADC(アナログデジタル変換器)と、DAC(デジタルアナログ変換機)と、変形例1の制御部40Aと同様の制御を行うソフトウェアプログラムを有している。
【0023】
(変形例2のPLCの処理フロー)
図5はPLCの処理フローである。
(ステップ1)
周波数及び振幅の初期値を設定する。
(ステップ2)
初期値をPLCの演算機に出力する
(ステップ3)
PLC403のDACから電圧制御発振器402へ出力する。
(ステップ4)
電圧制御発振器402から高電圧発生回路20へ高電圧が出力される。
(ステップ5)
フィードバック時にタイムラグを設ける(ウェイト)。
【0024】
(ステップ6)
測定部30Bでトランス一次側の電圧を測定する。
(ステップ7)
測定値と初期値を比較する。
(ステップ8)
規定電圧を越えたか否か判定する。規定値を越えていない場合(NO)、ステップ2に戻る。
(ステップ9)
規定値を越えた場合(YES)、かつ測定値が初期値よりも小さいか否かを判定する。測定値が初期値よりも小さい場合(YES)、電圧低下のため共振周波数を下げる方向に制御し、演算機に出力する(ステップ10)。
(ステップ11)
ステップ9で測定値が初期値よりも大きい場合(NO)、負荷が軽くなって電圧増加のため共振周波数を上げる方向に制御し、演算機に出力する。
【0025】
[共振回路の誘導性]
図6は共振周波数と負荷容量の関係を示すグラフである。本発明のピンホール検査装置10の直列共振回路(高電圧発生回路20)は、静電容量インピーダンスよりも、インダクタンス(コイル)のインピーダンスが大きい誘導性としている。また直列共振回路のコンデンサ24は、直列共振状態から数ヘルツ共振点が下がる方向(初期基準値という)に増加させる。これにより制御部は、被検査物が電極に近づくと高電圧電極間に負荷が入り電圧が低下するため、発振周波数を下げる方向に制御する。また被検査物が電極から離れると負荷が少なくなり、発振周波数を上げる方向で制御する。
【0026】
測定部30は、電流計で高電圧トランス22の一次側の電流を測定し、共振状態の位相の遅れ又は進みの状態を検知する。制御部では周波数が増加する方向、又は減少する方向かを補助的に監視すると良い。これにより、
図6の関係において、直線的な周波数制御がより簡単、確実に実行できる。
なお、本実施形態では、被検査物がベルトコンベアによって搬送される構成で説明したが、これに限らず、被検査物を固定した状態で検査装置を移動する構成であっても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
また、本発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
【符号の説明】
【0027】
10,10A,10B ピンホール検査装置
12 被検査物
20 高電圧発生回路
21 アンプ
22 高電圧トランス
24 コンデンサ
26 高電圧電極
30,30A,30B 測定部
40,40A,40B 制御部
50 周波数制御部
52 振幅制御部
301 電圧分圧
302 整流DC
303 比較判定差分回路
304 遅延回路
401 加減算回路
402 電圧制御発振器
403 PLC