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  • 特許-定期券システム 図1
  • 特許-定期券システム 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-23
(45)【発行日】2024-10-31
(54)【発明の名称】定期券システム
(51)【国際特許分類】
   G07B 1/00 20060101AFI20241024BHJP
【FI】
G07B1/00 B
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2023102119
(22)【出願日】2023-06-22
【審査請求日】2023-07-21
(73)【特許権者】
【識別番号】509335144
【氏名又は名称】株式会社JR西日本テクシア
(74)【代理人】
【識別番号】100113712
【弁理士】
【氏名又は名称】野口 裕弘
(72)【発明者】
【氏名】栗山 宙之
(72)【発明者】
【氏名】塩濱 和豊
(72)【発明者】
【氏名】島津 典弘
【審査官】永安 真
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-137769(JP,A)
【文献】特開2022-110324(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
識別可能な情報を有する識別媒体を定期券として使用するための定期券システムであって、
前記識別媒体の情報を取得する改札機と、
前記改札機に接続された定期券サーバと、
情報端末とネットワークを介して接続され、定期券の購入を処理する購入用サーバとを備え、
定期券は、利用者に特定のサービスを一定の期間利用可能にするものであり、前記識別媒体は、利用者によって保持されるICカード又はスマートフォンであり、前記情報端末は、利用者によって操作されるスマートフォンであり、その識別媒体及び情報端末は、ともにスマートフォンである場合、同一のスマートフォンであり、
定期券の購入時、前記情報端末は、前記識別媒体を一意に識別する識別情報、その識別媒体の定期券としての定期情報、及び決済のための情報が入力され、その入力情報を前記購入用サーバに送信し、
前記購入用サーバは、前記入力情報を受信した時、決済の完了後、前記識別情報と関連付けて前記定期情報を前記定期券サーバに送信し、
各識別媒体の定期券としての前記定期情報は、その識別媒体を一意に識別する前記識別情報と関連付けて前記定期券サーバに格納され、
前記定期券サーバは、前記識別情報及び定期情報を前記改札機に送信し、
前記改札機は、前記定期券サーバから受信した識別情報及び定期情報を保存し、
前記識別媒体の使用時、前記改札機は、その識別媒体から識別情報を取得し、その識別情報に対応する前記定期情報に基づいて定期券としての有効性を判定することを特徴とする定期券システム。
【請求項2】
前記識別情報は、識別符号であり、
前記改札機は、近距離無線通信によって前記識別媒体から前記識別符号を取得することを特徴とする請求項1に記載の定期券システム。
【請求項3】
前記識別情報は、識別符号であり、
前記改札機は、2次元コード又はバーコードとして前記識別媒体から前記識別符号を取得することを特徴とする請求項1に記載の定期券システム。
【請求項4】
前記識別情報は、生体認証可能な生体情報又は生体情報から抽出される特徴量であることを特徴とする請求項1に記載の定期券システム。
【請求項5】
前記定期券は、交通機関を利用するための定期券であり、
前記識別媒体は、前記交通機関の利用者に保持されるICカードであり、
前記識別情報は、前記ICカードを一意に識別するカードIDであることを特徴とする請求項1に記載の定期券システム。
【請求項6】
各ICカードは、残額情報を有し、
前記ICカードの使用時、前記改札機は、そのICカードから残額情報を読み取り、定期区間以外の運賃を前記残額情報から引き去ることを特徴とする請求項に記載の定期券システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、識別可能な情報を有する識別媒体を定期券として使用するための定期券システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、バスや鉄道等の交通機関においてICカードが乗車券として使用されている。そのようなICカードは、定期券としての機能も有する。ICカードを定期券として使用する場合、利用者は、バスの営業所や鉄道の駅等、定期券を販売している所で定期券を購入する。定期情報(定期券としての情報)は、営業所等にある機器でICカードに電子データとして書き込まれる。
【0003】
利用者が携帯型情報端末で定期券を購入できる定期券発行システムが知られている(特許文献1参照)。この定期券発行システムでは、定期券購入情報に基づいて携帯型情報端末に所定の事項(定期情報)を駅務機器(定期券発行機)で書き込むことによって定期券として機能させる。つまり、携帯型情報端末を定期券として使用開始する前に、駅での作業が必要である。
【0004】
また、購入処理が完了したICカード定期券に自動改札機が内容情報(定期情報)を書き込む定期券購入システムが提案されている(特許文献2参照)。つまり、ICカードを定期券として使用開始する前に、駅に備えられた自動改札機で内容情報をICカードに書き込む必要がある。自動改札機は、本来の機能として、利用者がICカードをかざした後の短時間に入出場処理を行う。しかし、この定期券購入システムでは、自動改札機がICカード定期券に内容情報を書き込む処理を行う時、入出場処理に加えて処理時間がかかるので、自動改札機を通る人の流れを阻害するおそれがある。
【0005】
さらに、交通機関以外でも利用者が営業所等に行かずに定期券を購入できれば便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2007-87015号公報
【文献】特開2015-164011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題を解決するものであり、利用者が営業所等に行かずに、定期券を購入でき、その定期券を使用開始できる定期券システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の定期券システムは、識別可能な情報を有する識別媒体を定期券として使用するためのシステムであって、前記識別媒体の情報を取得する改札機と、前記改札機に接続された定期券サーバとを備え、定期券の購入時、各識別媒体の定期券としての定期情報は、その識別媒体を一意に識別する識別情報と関連付けて前記定期券サーバに格納され、前記定期券サーバは、前記識別情報及び定期情報を前記改札機に送信し、前記改札機は、前記定期券サーバから受信した識別情報及び定期情報を保存し、前記識別媒体の使用時、前記改札機は、その識別媒体から識別情報を取得し、その識別情報に対応する前記定期情報に基づいて定期券としての有効性を判定することを特徴とする。
【0009】
この定期券システムにおいて、情報端末とネットワークを介して接続され、定期券の購入を処理する購入用サーバを備え、前記情報端末は、識別情報、定期情報、及び決済のための情報が入力され、その入力情報を前記購入用サーバに送信し、前記購入用サーバは、前記入力情報を受信した時、決済の完了後、前記識別情報と関連付けて前記定期情報を前記定期券サーバに送信することが好ましい。
【0010】
この定期券システムにおいて、前記識別情報は、識別符号であり、前記改札機は、近距離無線通信によって前記識別媒体から前記識別符号を取得することが好ましい。
【0011】
この定期券システムにおいて、前記識別情報は、識別符号であり、前記改札機は、2次元コード又はバーコードとして前記識別媒体から前記識別符号を取得してもよい。
【0012】
この定期券システムにおいて、前記識別情報は、生体認証可能な生体情報又は生体情報から抽出される特徴量であってもよい。
【0013】
この定期券システムにおいて、前記定期券は、交通機関を利用するための定期券であり、前記識別媒体は、前記交通機関の利用者に保持されるICカードであり、前記識別情報は、前記ICカードを一意に識別するカードIDであることが好ましい。
【0014】
この定期券システムにおいて、各ICカードは、残額情報を有し、前記ICカードの使用時、前記改札機は、そのICカードから残額情報を読み取り、定期区間以外の運賃を前記残額情報から引き去ることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の定期券システムによれば、定期情報は、改札機に保存され、定期券としての有効性の判定に用いられるので、定期情報を営業所等で識別媒体に保存する必要が無い。このため、利用者が営業所等に行かずに、定期券を購入でき、その定期券を使用開始できる。識別媒体が定期情報を有しないことにより、定期情報の改竄が防止される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は本発明の一実施形態に係る定期券システムのブロック構成図である。
図2図2は識別媒体が利用者に保持されるICカードである場合における同システムのブロック構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の一実施形態に係る定期券システムについて図1を参照して説明する。図1に示すように、定期券システム1は、識別媒体2を定期券として使用するためのシステムである。本発明において、定期券とは、利用者に特定のサービスを一定の期間利用可能にするものである。例えば、バスや鉄道等の交通機関を利用するための定期券では、その特定のサービスは、特定区間の乗車である。本発明において、定期券は、交通機関を利用するための定期券に限定されない。
【0018】
識別媒体2は、識別可能な情報を有する媒体である。つまり、個々の識別媒体2は、他の識別媒体と区別できる情報を有する。識別可能な情報とは、例えば、識別符号であり、それに限定されない。識別媒体2は、例えば、ICカード、スマートフォンであり、それらに限定されない。定期券システム1において識別媒体2が使用されるが、識別媒体2は、定期券システム1の一部ではない。
【0019】
定期券システム1は、改札機3と、定期券サーバ4とを備える。改札機3は、識別媒体2の情報を取得する機器である。定期券サーバ4は、改札機3に接続されている。
【0020】
定期券の購入時、各識別媒体2の定期券としての定期情報は、その識別媒体2を一意に識別する識別情報と関連付けて定期券サーバ4に格納される。定期情報は、例えば、利用できるサービス及び利用できる期間の情報を含む。
【0021】
定期券サーバ4は、その識別情報及び定期情報を改札機3に送信する。
【0022】
改札機3は、定期券サーバ4から受信した識別情報及び定期情報を保存する。改札機3は、メモリ又は記憶装置を有し、定期情報を識別情報と関連付けて保存する。
【0023】
識別媒体2の使用時、改札機3は、その識別媒体2から識別情報を取得し、その識別情報に対応する定期情報に基づいて定期券としての有効性を判定する。この判定に用いる定期情報は、改札機3に保存された定期情報である。なお、改札機3は、車上や地上に設置される機器に限定されず、運搬や携行が可能な物であってもよい。
【0024】
このように、定期券システム1において、定期情報は、改札機3に保存され、定期券としての有効性の判定に用いられるので、定期情報を営業所等で識別媒体2に保存する必要が無い。このため、利用者が営業所等に行かずに、定期券を購入でき、その定期券を使用開始できる。識別媒体2が定期情報を有しないことにより、定期情報の改竄が防止される。
【0025】
定期券システム1における定期券の購入に関する構成及び処理についてさらに説明する。定期券システム1は、購入用サーバ5を備える。購入用サーバ5は、情報端末6とネットワーク7を介して接続される。なお、識別媒体2及び情報端末6は、ともにスマートフォンである場合、同一のスマートフォンであってもよい。また、情報端末6は、識別媒体2とは別の物、例えば、識別媒体2がICカード、情報端末6がスマートフォンであってもよい。情報端末6は、スマートフォンに限定されない。
【0026】
情報端末6は、識別情報、定期情報、及び決済のための情報が入力される。情報端末6は、その入力情報(識別情報、定期情報、及び決済のための情報)を購入用サーバ5に送信する。
【0027】
購入用サーバ5は、その入力情報を受信した時、決済のための情報を決済代行事業者サーバ8に送信し、決済を行う。購入用サーバ5は、決済の完了後、識別情報と関連付けて定期情報を定期券サーバ4に送信する。定期券サーバ4は、購入用サーバ5から受信したその情報、すなわち、識別情報と関連付けられた定期情報を格納する。なお、購入用サーバ5は、決済代行事業者サーバ8を使わずに決済する機能を有してもよい。
【0028】
このように、本実施形態の定期券システム1によれば、情報端末6を用いてネットワークを介し、遠隔で定期券を購入することができる。
【0029】
識別情報について、さらに詳しく説明する。本実施形態では、識別情報は、識別符号、すなわち、識別媒体2を一意に識別する符号である。改札機3は、近距離無線通信によって識別媒体2から識別符号を取得する。近距離無線通信を用いるので、改札機3が取得した識別符号は、その改札機3の近くにある識別媒体2が有するものである。
【0030】
本実施形態の変形例では、改札機3は、2次元コード又はバーコードとして識別媒体2から識別符号を取得する。つまり、識別媒体2は、その識別符号を2次元コード又はバーコードで表示する。改札機3は、その2次元コード又はバーコードを読み取る。
【0031】
本実施形態の別の変形例では、識別情報は、生体認証可能な生体情報又は生体情報から抽出される特徴量である。例えば、生体認証が顔認証である場合、改札機3は、顔画像を撮像し、撮像した顔画像又はその顔画像から抽出した特徴量を識別情報として取得する。生体認証は、顔認証に限定されない。
【0032】
定期券システム1について、図2を参照してさらに具体的に説明する。本実施形態では、定期券は、交通機関を利用するための定期券である。図2に示すように、識別媒体2は、その交通機関の利用者に保持されるICカード21である。識別情報は、ICカード21を一意に識別するカードIDである。
【0033】
本実施形態では、ICカード21は、乗車券として使用できる交通系ICカードである。交通系ICカードは、日本鉄道サイバネティクス協議会によって規格化されたものが日本国内で広く用いられている。ICカード21は、バス用のICカードでもよい。
【0034】
改札機3は読取装置を有し、読取装置が近距離無線通信によってICカード21の情報を読み書きする。その近距離無線通信は、国際規格により標準化されている。本実施形態では、改札機3は、バスに設置された車載機である。改札機3は、列車、タクシー等に設置された車載機、又は駅等に設置された自動改札機であってもよい。
【0035】
定期券サーバ4は、コンピュータであり、通信回線によって改札機3に接続される。その通信回線は、専用線でもインターネットでもよい。定期券サーバ4は、例えば、クラウドサーバである。
【0036】
定期券の購入時、各ICカード21の定期券としての定期情報は、カードIDと関連付けて定期券サーバ4に格納される。
【0037】
カードIDは、ICカード21を一意に識別する符号である。例えば、ICカード21が交通系ICカードである場合、カードIDは、ICカード21の裏面における右下の端部に印字されている。定期情報は、定期種別(大人・小人、通勤・通学など)、区間、有効期間等である。
【0038】
定期券サーバ4は、カードID及び定期情報を改札機3に送信する。送信するタイミングは、任意のタイミングでよく、例えば、改札機3の起動時、及び定期券サーバ4が格納している情報が更新された時等であってもよい。定期券サーバ4は、データを中継する中継サーバ(図示せず)を経由してカードID及び定期情報を改札機3に送信してもよい。
【0039】
改札機3は、定期券サーバ4から受信したカードID及び定期情報を保存する。
【0040】
ICカード21の使用時、改札機3は、ICカード21からカードIDを読み取り(カードIDを取得)、そのカードIDに対応する定期情報に基づいて定期券としての有効性を判定する。
【0041】
本実施形態では、改札機3は、判定結果を表示する。改札機3がドアを有する自動改札機である場合、改札機3は、判定結果に基づいて自動改札機のドアを開閉してもよい。
【0042】
定期券の購入時の処理についてさらに説明する。定期券システム1は、購入用サーバ5を備える。購入用サーバ5は、情報端末6とネットワーク7を介して接続される。購入用サーバ5は、定期券の購入を処理する。
【0043】
購入用サーバ5は、例えば、クラウドサーバである。本実施形態では、情報端末6は、利用者によって操作されるスマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータである。情報端末6は、コンビニエンスストアや駅等に設置されている、客が操作する端末であってもよい。情報端末6は、操作する人の限定は無く、例えば、営業所や駅等の係員によって操作されるものであってもよい。ネットワーク7は、例えば、インターネットであり、専用線であってもよい。
【0044】
購入用サーバ5は、情報端末6からカードID、定期情報、及び決済のための情報を受信する。
【0045】
決済のための情報は、例えば、金額及びクレジットカード情報である。購入用サーバ5は、決済のための情報を決済代行事業者サーバ8に送信する。決済代行事業者は、例えば、クレジットカード会社である。決済代行事業者サーバ8は、決済を完了できたか否かを購入用サーバ5に通知する。
【0046】
購入用サーバ5は、決済の完了後、そのカードIDと関連付けてその定期情報を定期券サーバ4に送信する。
【0047】
利用者が定期区間外を乗車した場合について説明する。各ICカード21は、残額情報を有する。残額情報は、予めチャージされた金額の残額である。ICカード21の使用時、改札機3は、ICカード21から残額情報を読み取り、定期区間以外の運賃をその残額情報から引き去るように動作させることが、設定により選択可能である。運賃を引き去る場合、ICカード21内の利用履歴に利用後の残額が書き込まれる。
【0048】
この定期券システム1によれば、定期情報は、改札機3に保存され、定期券としての有効性の判定に用いられるので、定期情報を営業所等でICカード21に保存する必要が無い。このため、利用者が営業所等に行かずに、定期券を購入でき、ICカード21をその定期券として使用開始できる。ICカード21が定期情報を有しないことにより、定期情報の改竄が防止される。
【0049】
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、定期券システム1における定期券は、交通機関の定期券に限定されず、例えば、リゾート施設、入浴施設、運動施設、遊園地、映画館、イベント会場等の入退場等のための定期券であってもよい。また、定期情報における有効期間は、2日以上の期間でも1日以下の期間でもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 定期券システム
2 識別媒体
21 ICカード
3 改札機
4 定期券サーバ
5 購入用サーバ
6 情報端末
【要約】
【課題】利用者が営業所等に行かずに、定期券を購入でき、その定期券を使用開始できる定期券システムを提供する。
【解決手段】定期券システム1は、識別可能な情報を有する識別媒体2を定期券として使用するためのシステムである。定期券システム1は、識別媒体2の情報を取得する改札機3と、改札機3に接続された定期券サーバ4とを備える。定期券の購入時、各識別媒体2の定期券としての定期情報は、その識別媒体2を一意に識別する識別情報と関連付けて定期券サーバ4に格納される。定期券サーバ4は、その識別情報及び定期情報を改札機3に送信する。改札機3は、定期券サーバ4から受信した識別情報及び定期情報を保存する。識別媒体2の使用時、改札機3は、その識別媒体2から識別情報を取得し、その識別情報に対応する定期情報に基づいて定期券としての有効性を判定する。
【選択図】図1
図1
図2