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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-24
(45)【発行日】2024-11-01
(54)【発明の名称】除湿機
(51)【国際特許分類】
   D06F 58/38 20200101AFI20241025BHJP
   F24F 11/46 20180101ALI20241025BHJP
   F24F 11/65 20180101ALI20241025BHJP
   B01D 53/26 20060101ALI20241025BHJP
【FI】
D06F58/38
F24F11/46
F24F11/65
B01D53/26
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021039838
(22)【出願日】2021-03-12
(65)【公開番号】P2022139445
(43)【公開日】2022-09-26
【審査請求日】2023-12-14
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】木村 航
(72)【発明者】
【氏名】田中 裕基
(72)【発明者】
【氏名】源水 和夫
(72)【発明者】
【氏名】堀 達也
【審査官】大光 太朗
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-112937(JP,A)
【文献】特開2008-093506(JP,A)
【文献】特開2014-062655(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06F 58/38
F24F 11/46
F24F 11/65
B01D 53/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、
前記本体ケース内に設けられ空気を除湿する除湿部と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を、前記除湿部の一部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、
前記本体ケース外の温度を検出する温度センサと、
前記本体ケース外の湿度を検出する湿度センサと、
前記本体ケース周辺の人を検知する人感センサと、
前記温度センサの検出温度と、前記湿度センサの検出湿度と、前記人感センサの検知結果と、に応じて前記除湿部と送風部を制御することにより高湿衣類乾燥運転と、低湿衣類乾燥運転とを行う制御部と、を有し、
前記高湿衣類乾燥運転は、前記制御部が、所定の高湿閾値を保つように前記湿度センサの検出湿度が高湿閾値以上であれば送風部と前記除湿部とを動作させ、前記湿度センサの検出湿度が高湿閾値未満であれば前記送風部を動作させ、前記除湿部を停止する運転であり、
前記低湿衣類乾燥運転は、前記制御部が、前記送風部と前記除湿部を動作させる運転であり、
前記制御部は、前記高湿衣類乾燥運転を行い、前記高湿衣類乾燥運転中に、前記人感センサが所定時間の間前記本体ケース周辺に人を検知しない場合には、前記高湿衣類乾燥運転を前記低湿衣類乾燥運転に切り替えることを特徴とする除湿機。
【請求項2】
前記制御部は、前記低湿衣類乾燥運転中に、前記人感センサが前記本体ケース周辺に人を検知すると、前記低湿衣類乾燥運転を前記高湿衣類乾燥運転に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
【請求項3】
前記制御部は、前記湿度センサの検出湿度と前記温度センサの検出温度とから、衣類の乾燥が終了したかどうかの判断する乾燥判断を行い、
前記乾燥判断によって衣類の乾燥が終了したと判断すると前記除湿部と送風部の動作を自動停止し、前記制御部が前記高湿衣類乾燥運転を開始してから所定時間後に、前記乾燥判断によって衣類の乾燥が終了していないと判断すると、前記低湿衣類乾燥運転を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
【請求項4】
前記制御部が前記高湿衣類乾燥運転を開始してから所定時間後に、前記乾燥判断によって衣類の乾燥が終了していないと判断すると行う前記低湿衣類乾燥運転中に、前記乾燥判断によって衣類の乾燥が終了したと判断すると前記除湿部と送風部の動作を自動停止することを特徴とする請求項3に記載の除湿機。
【請求項5】
前記乾燥判断は、前記制御部が、最初の前記高湿衣類乾燥運転開始から、前記湿度センサの検出湿度と前記温度センサの検出温度とから、乾燥完了の所定値を設定し、一定期間毎に前記湿度センサの検出湿度と前記温度センサの検出温度に基づいて衣類の乾燥速度を算出し、前記乾燥速度を一定期間ごとに加算累積し、前記加算累積した加算累積値が前記乾燥完了の所定値に達した時に衣類の乾燥が終了したと判断することを特徴とする請求項3または4に記載の除湿機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の除湿機は、吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、本体ケース内に設けられ空気を除湿する除湿部と、吸込口から吸い込んだ空気を、除湿部の一部を介して吹出口へ送風する送風部と、を有している。除湿機は、除湿部と送風部によって、乾燥した空気を洗濯後の衣類に送風し、衣類を乾燥させる。
【0003】
すなわち、室内空気を除湿部で乾燥空気とし、この乾燥空気を洗濯後の衣類に向けて送風することにより、乾燥の効率化を図ろうとするもので、特に雨振り時や、冬の低温時のように洗濯物が乾きにくい時には、非常に重宝されるものである(なお、これに関連する先行文献としては下記特許文献1がある)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2003-42512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような乾燥した空気を衣類に送風する乾燥運転をさせる除湿機では、乾燥運転をさせる際の部屋の湿度状態については、考慮されていないので、特に冬場において衣類を干した直後等の部屋の環境では、衣類に含まれる水分が蒸発することで部屋の湿度が上昇し、快適な湿度環境になるが、除湿機で乾燥運転を行うと部屋の湿度を下げてしまうため、部屋の湿度環境を快適に保ちながら乾燥運転を行えないという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、除湿機周辺に人がいる間は衣類乾燥運転中に所定の高湿闘値湿度を維持することで部屋の湿度環境を快適な状態に保ち、所定の時間内に衣類を乾燥させることができる除湿機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿機は、吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられ空気を除湿する除湿部と、前記吸込口から吸い込んだ空気を、前記除湿部の一部を介して前記吹出口へ送風する送風部と、前記本体ケース外の湿度を検出する湿度センサと、前記本体ケース周辺の人を検知する人感センサと、前記湿度センサの検出湿度と、前記人感センサの検知結果と、に応じて前記除湿部と送風部を制御することにより高湿衣類乾燥運転と、低湿衣類乾燥運転と、を行う制御部と、を有し、前記高湿衣類乾燥運転は、所定の高湿閾値を保つように前記湿度センサの検出湿度が高湿閾値以上であれば送風部と前記除湿部とを動作させ、前記湿度センサの検出湿度が高湿閾値未満であれば前記送風部を動作させ、前記除湿部を停止する運転であり、前記低湿衣類乾燥運転は、前記送風部と前記除湿部を動作させる運転であり、前記制御部は、前記高湿衣類乾燥運転を行い、前記高湿衣類乾燥運転中に、前記人感センサが所定時間の間前記本体ケース周辺に人を検知しない場合には、前記高湿衣類乾燥運転を前記低湿衣類乾燥運転に切り替えることを特徴としたものであり、これにより初期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、衣類乾燥運転中に人がいる間は所定の高湿闘値湿度を維持することで部屋の湿度環境を快適な状態に保つ除湿機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態の除湿機の斜視図
図2】同除湿機の断面図
図3】同除湿機の人感衣類乾燥運転動作の詳細を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の除湿機の外観斜視図であり、除湿機を後面側から見た図である。図2は、本発明の実施の形態1の除湿機の概略断面図である。なお、図2図1のA-A線断面図である。
【0011】
図1図2に示すように、除湿機は、箱型の本体ケース1を有している。この本体ケース1の上部には吹出口3が配置され、背面には、吸込口2が配置されている。吹出口3には、格子状に配置された多数の桟3aを有している。この多数の桟3aは、吹出口3の上方に干した洗濯物が、吹出口3から入らないように保護されている。本体ケース上面には、いくつかのスイッチを備えた操作表示部20を有している。
【0012】
本体ケース1内には、圧縮機4と放熱器5と膨張器6と吸熱器7とを順次環状に連結し冷媒を循環する冷凍サイクルを設置し、室内空気を吸込口2から吹出口3に送風する送風部8を設置している。さらに、空気から水分を吸着する吸湿部9および、空気に水分を放出する放湿部10を有する除湿ロータ11を備え、放湿部10に供給される空気、および放湿部10を加熱する加熱手段12を備えている。
【0013】
そして、本体ケース1内においては、順次、除湿ロータ11、吸熱器7、放熱器5、送風部8の順に並設している。吸熱器7と放熱器5の上端は、同じ高さになるように配置されている。除湿ロータ11は、円板状に形成され中心軸が水平方向にあるように回転可能に立設され、駆動手段13により回転している。さらに除湿ロータ11の放湿部10の風上側には、加熱手段12を設置している。放湿部10と吸熱器7とは、対向するように配置されている。
【0014】
また、本体ケース1内において、吸熱器7の下方には、漏斗状の集水部14を設け、さらに、集水部14の下方には集水タンク15を、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。つまり、吸熱器7部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水部14で集めて集水タンク15に流入させるようにしているのである。
【0015】
本体ケース1内には、第1送風路1Aと、第2送風路1Bと、第3送風路1Cとを備えている。
【0016】
第1送風路1Aは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し吸湿部9に供給し、送風部8を介して吹出口3に排出する風路である。第1送風路1Aにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は除湿ロータ11の吸湿部9に供給される。この時、空気中の水分が吸湿部9に吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器5および吸熱器7の上方を主に介して送風部8に吸引され、吹出口3から室内へ送風されることになる。
【0017】
第2送風路1Bは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し加熱手段12、放湿部10、吸熱器7、放熱器5の順に供給し、送風部8を介して吹出口から排出する風路である。第2送風路1Bにおいては、加熱手段12によって温められた室内空気は、除湿ロータ11の放湿部10に供給される。放湿部10では、吸湿部9で吸着した水分が除湿ロータ11の回転駆動により放湿部10に移動し、加熱手段12の加熱により供給された空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器7に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器5に供給され、放熱器5を冷却する。そして、放熱器5から熱を奪い、温度が上昇した空気が送風部8に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
【0018】
第3送風路1Cは、送風部8によって吸込口2から空気を吸引し放熱器5に供給し、送風部8を介して吹出口3から排出する風路である。第3送風路1Cにおいては、吸込口2から吸い込まれた室内空気は、加熱手段12と除湿ロータ11と吸熱器7の下方を主に介して放熱器5に供給され、放熱器5を冷却したのち、送風部8に吸引されることになる。
【0019】
吸熱器7における冷却結露に対しては、その表面積や冷凍サイクルの動作熱量などにより、最適風量が存在する。一方、冷凍サイクルとしては、放熱器5を効果的に冷却することが、吸熱器7を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。上述のように第3送風路1Cを配置することにより、放熱器5により多くの風量を供給することができるので、冷凍サイクルの冷却効率を向上させることができ、除湿機の除湿効率を向上させることができるものである。なお、冷凍サイクルと、除湿ロータ11と、加熱手段12と、駆動手段13とが、除湿部である。
【0020】
除湿機は、温度センサ17と、湿度センサ18と、人感センサ21と、制御部19と、を備えている。温度センサ17は、本体ケース1周辺空気の温度を検出するものであり、湿度センサ18は、本体ケース1周辺空気の湿度を検出するものであり、人感センサ21は、本体ケース1周辺に人がいるかを検出するものである。
【0021】
制御部19は、湿度センサ18の検出値によって送風部8と除湿部である冷凍サイクルと、加熱手段12と、駆動手段13とを制御することにより、高湿衣類乾燥運転と低湿衣類乾燥運転と、を行い、人感センサ21の検出結果によって高湿衣類乾燥運転と低湿衣類乾燥運転を切り替える。
【0022】
高湿衣類乾燥運転は、制御部19が、衣類乾燥を行う室内を所定の高湿閾値を保ちながら衣類乾燥を行う運転である。制御部19は、所定の高湿閾値を保つように、湿度センサ18の検出湿度が高湿閾値以上であれば送風部8と除湿部とを動作させ、湿度センサ18の検出湿度が高湿閾値未満であれば送風部8を動作させ、除湿部を停止することで、部屋の湿度環境を快適な状態に保ちながら、衣類を乾燥させることができる。つまり、部屋の湿度が乾燥しすぎて、肌のコンディションを損なうことがないマイルドな湿度環境を提供できる。なお、高湿衣類運転として、目標の湿度設定値を相対湿度約40~60%間の任意の値に設定できるようにした場合、使用者の選択幅が広く、様々なニーズに対応できる。
【0023】
低湿衣類乾燥運転は、送風部8と除湿部を動作させる運転である。
【0024】
図3は、使用者が本体ケース1の上面の操作表示部20の衣類乾燥運転のスタートスイッチ(図示しない)を押した時点から、衣類乾燥運転が自動的に終了するまでの動作を示すフローチャートである。
【0025】
図3に示すように、S101において、制御部19(マイクロコンピュータ)は、温度センサ17と湿度センサ18によって、周辺空気の温度Trと湿度Hrを検知する。次にS102において、制御部19は、Dxテーブルから検知したTrとHrに相当する乾燥完了度Dxを抽出し設定する。
【0026】
次のS103以降は、制御部19は、温度センサ17と湿度センサ18によって、一定間隔(1分)で周辺空気の温度Trと湿度Hrを検知して、このデータに基づいて制御部19が、S105以下の処理を実施する。
【0027】
S106において、制御部19は、周辺空気の温度Trと湿度Hrを検知する。S107において、制御部19は、周辺空気の温度Trと湿度Hrとから、周辺空気の全熱量Irと絶対湿度Xrを求める。次にS108において、周辺空気の全熱量Irと絶対湿度Xrから衣類近傍空気の絶対湿度Xcを推定する(この場合衣類近傍空気の相対湿度は100%として推定する)。
【0028】
次にS109において、制御部19は、衣類近傍空気の絶対湿度Xcと周辺空気の絶対湿度Xrとの差に係数αを乗じた乾燥速度Tt(=α(Xc-Xr))を演算する。この乾燥速度Ttは、S110で加算累積され、累積値∫Ttとしてマイコン内のメモリに記憶される。
【0029】
次にS111において制御部19は、∫Tt≧Dx?に対し、YESであれば、衣類乾燥が完了と判断しS115にジャンプし衣類乾燥運転を終了する。
【0030】
このように、湿度センサ18の検出湿度と、温度センサ17の検出温度とから、乾燥完了の所定値を設定する。制御部19は、一定期間毎に湿度センサ18の検出湿度と温度センサ17の検出温度に基づいて衣類の乾燥速度を算出し、乾燥速度を一定期間ごとに加算累積し、加算累積した加算累積値は乾燥完了の所定値に達した時に衣類の乾燥が終了したと判断して、除湿部と送風部8の動作を自動停止することで、無駄な電力消費を抑制できる。また、S111において制御部19は、∫Tt≧Dx?に対し、NOであれば、S112に移行する。
【0031】
次にS112において、衣類乾燥運転開始から8時間経過?に対し、YESであれば低湿衣類乾燥運転(S114)に切り替わりS105にジャンプし、衣類乾燥が完了するまでS105~S114を繰り返す。なお、8時間とは、リビング等の部屋に人がいるであろう時間の一例である。これにより、人感センサが人以外の物を誤検知し、人がいないにも関わらず人がいると判断し高湿衣類乾燥運転を続けた場合にも8時間後に低湿衣類乾燥運転に切り替わり、衣類を乾かすことができる。S112において、衣類乾燥運転開始から所定時間経過?に対し、NOであればS113に移行する。
【0032】
次にS113において、人感センサ21によって本体ケース1周辺に人が30分以上いないかを検知し、NOであれば、S105にジャンプしYESであればS114において低湿衣類乾燥運転に切り替えS105にジャンプする。
【0033】
以上説明したように、人感センサによって制御を切り替えつつ、衣類の乾燥度を推測して乾燥運転を終了させる本発明の除湿機では、衣類乾燥運転中に高湿衣類乾燥運転と低湿衣類乾燥運転を行う手段を備え、人がいる場合には部屋の湿度環境を快適な状態に保ちながら衣類を乾燥させ、人がいない場合には衣類乾燥を優先させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の除湿機は、衣類乾燥運転中に高湿衣類乾燥運転を行う手段を備え、湿度センサの検出値によって除湿手段と送風部と再生ヒータとを制御することで、部屋の湿度環境を快適な状態に保つことができるので家庭用の除湿機に関わらず旅館など業務用の用途にも適用できる。
【符号の説明】
【0035】
1 本体ケース
1A 第1送風路
1B 第2送風路
1C 第3送風路
2 吸込口
3 吹出口
3a 桟
4 圧縮機
5 放熱器
6 膨張器
7 吸熱器
8 送風部
9 吸湿部
10 放湿部
11 除湿ロータ
12 加熱手段
13 駆動手段
14 集水部
15 集水タンク
17 温度センサ
18 湿度センサ
19 制御部
20 操作表示部
21 人感センサ
図1
図2
図3