IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 南京鋼鉄股▲ふん▼有限公司の特許一覧

<>
  • 特許-橋梁用鋼板および橋梁用鋼板の生産方法 図1
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-24
(45)【発行日】2024-11-01
(54)【発明の名称】橋梁用鋼板および橋梁用鋼板の生産方法
(51)【国際特許分類】
   C22C 38/00 20060101AFI20241025BHJP
   C21D 8/02 20060101ALI20241025BHJP
   C22C 38/58 20060101ALI20241025BHJP
【FI】
C22C38/00 301A
C21D8/02 B
C22C38/58
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2023519218
(86)(22)【出願日】2020-11-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-06
(86)【国際出願番号】 CN2020126500
(87)【国際公開番号】W WO2022067962
(87)【国際公開日】2022-04-07
【審査請求日】2023-03-27
(31)【優先権主張番号】202011048079.7
(32)【優先日】2020-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519226115
【氏名又は名称】南京鋼鉄股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】祝 瑞栄
(72)【発明者】
【氏名】▲ジャイ▼ 冬雨
(72)【発明者】
【氏名】洪 君
(72)【発明者】
【氏名】丁 叶
(72)【発明者】
【氏名】李 翔
(72)【発明者】
【氏名】高 燕
(72)【発明者】
【氏名】張 媛▲イー▼
【審査官】山本 佳
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第110306111(CN,A)
【文献】特開2008-045174(JP,A)
【文献】特開2007-277689(JP,A)
【文献】特開2011-195856(JP,A)
【文献】特開2015-098642(JP,A)
【文献】特開2012-041603(JP,A)
【文献】国際公開第2012/133540(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第108103408(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第102162065(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0155810(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C22C 38/00 - 38/60
C21D 8/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.08%、Si:0.10%~0.40%、Mn:1.61%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.050%、Ti:0.010%~0.018%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物であり、
鋼板微細組織は、フェライト、パーライトおよび10%~30%ベイナイトを含む
ことを特徴とする橋梁用鋼
【請求項2】
板厚は16~30mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.07%、Si:0.10%~0.20%、Mn:1.61%~1.65%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.040%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする橋梁用鋼
【請求項3】
板厚は30~50mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.15%~0.25%、Mn:1.63%~1.68%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする請求項1に記載の橋梁用鋼
【請求項4】
板厚は50~60mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.20%~0.40%、Mn:1.65%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする請求項1に記載の橋梁用鋼
【請求項5】
鋼板微細組織は、フェライト、パーライトおよび10%~30%ベイナイトを含む、
ことを特徴とする請求項に記載の橋梁用鋼
【請求項6】
化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.08%、Si:0.10%~0.40%、Mn:1.61%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.050%、Ti:0.010%~0.018%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である橋梁用鋼に応用され、焼戻し処理を必要とせず、成分設計体系に従う材料配合→鉄水前処理→トップボトムブロー転炉製錬→LF炉精錬→RH真空処理→スラブ注型→ステップ炉加熱→高圧水錆落とし→圧延冷却制御→圧延後処理を含み、
圧延冷却の制御プロセス:オーステライト温度1100~1110℃、加熱待ちスラブの厚さは鋼板厚さに応じて2~4倍調整し、二次圧延温度は注文厚さに応じて820~990℃に調整し、最終圧延温度は820±20℃であり、超高速冷却を採用して560~590℃まで冷却し、鋼板冷却後直ちにラインオフして緩冷ピットに入れて炉内冷却し、24時間炉内冷却した後せん断、標識、表面検査、探傷、入庫を行う、
ことを特徴とする橋梁用鋼の生産方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄鋼生産の技術分野に関し、特に低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼および生産方法に関する。
【背景技術】
【0002】
高性能橋梁用鋼板Q370qE‐HPSは、道路橋、鉄道橋、道路鉄道両用橋に幅広く使用されており、2010年以降、中国が交通建設を大いに発展させ、橋梁用鋼が増加している背景の下で、大スパンのQ370級橋梁用鋼は主に採用している焼ならし鋼板は、焼ならし熱処理プロセス製錬工程のコストが200元以上であり、輸送コストも含まれておらず、鋼板の焼ならし後性能が不安定となり、溶接継手の衝撃仕事が低く、層状などの現象、または融け込み角溶接層状引裂などの品質問題がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
上記の技術的問題を解決するために、本発明は、低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼を提供し、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.08%、Si:0.10%~0.40%、Mn:1.61%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.050%、Ti:0.010%~0.018%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である。
【0004】
技術的効果:本発明は、国家橋梁構造鋼GB/T 714標準を深く研究した後、独特な低炭素マイクロニオブチタン合金化橋梁成分設計を通じて、フェライトのより多くの組織構造を得て、製品軟向組織の形成を促進し、二次圧延および最終圧延温度を効果的に高め、組織の結晶粒度を適切に見直し、製品の降伏強度を安定させ、水冷の条件を通じて、炭化物およびクロム元素の組織転換を促進し、降伏強度を下げる同時に製品の引張強度を高め、製品の降伏比を効果的に低下させる。
【0005】
本発明のさらなる限定された技術的解決策は以下のとおりであり:
前記の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼は、板厚16~30mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.07%、Si:0.10%~0.20%、Mn:1.61%~1.65%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.040%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である。
【0006】
前記の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼は、板厚30~50mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.15%~0.25%、Mn:1.63%~1.68%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である。
【0007】
前記の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼は、板厚50~60mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.20%~0.40%、Mn:1.65%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である。
【0008】
前記の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼は、鋼板微細組織はフェライト、パーライトおよび10%~30%ベイナイトを含む。
【0009】
本発明の別の目的は、低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼の生産方法を提供することであり、焼戻し処理を必要とせず、成分設計体系に従う材料配合→鉄水前処理→トップボトムブロー転炉製錬→LF炉精錬→RH真空処理→スラブ注型→ステップ炉加熱→高圧水錆落とし→圧延冷却制御→圧延後処理を含み、
圧延冷却の制御プロセス:オーステライト温度1100~1110℃、加熱待ちスラブ厚さは鋼板厚さに応じて2~4倍調整し、二次圧延温度は注文厚さに応じて820~990℃に調整し、最終圧延温度は820±20℃であり、超高速冷却を採用して560~590℃まで冷却し、鋼板冷却の後直ちにラインオフして緩冷ピットに入れて炉内冷却し、炉内で24時間冷却した後せん断、標識、表面検査、探傷、入庫を行う。
【0010】
本発明は以下の有益な効果を有する。
(1)本発明は、中国国家標準GB/T 714構造用橋梁用鋼に基づいて、高マンガンクロム元素、低炭素マイクロニオブチタン合金化成分設計を採用し、従来のTMCP+焼戻しプロセスの代わりにTMCP圧延技術を用い、製品の製造コストを効果的に下げ、企業競争力を大幅に高める。
(2)本発明が採用した低温オーステライト化技術は、元のオーステライト結晶粒度を下げ、製品の低温衝撃靭性の安定を保証する。
(3)本発明は、二次圧延温度および最終圧延温度を制御し、水冷プロセスと相まって、製品の降伏強度を効果的に低下させて引張強度の安定および製品降伏比の安定を保証する。
(4)本発明は、圧延温度の制御および圧延後の水冷方法により、組織転換を合理的に行い、フェライト、パーライトおよび10%~30%ベイナイトを含む組織を得て、帯状組織の危害を軽減し、心部有害元素および硬相組織の凝集を回避し、製品の探傷合格率および溶接性能の安定性を高める。
(5)本発明は、高マンガンクロム元素の設計により、組織結晶粒度を細分化し、製品引張強度の安定を保証し、二次圧延温度および最終圧延温度を制御することにより製品の降伏比を保証する。
(6)本発明は、鋼板炉内冷却により、製品内の応力不均一という問題を解決し、顧客の切断および加工安定性を保証する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施例1で得られた鋼板の金相顕微鏡下での典型的な組織形態図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、実施例は低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼を提供し、鋼板厚さ規格はそれぞれ22mm、33mm、55mmであり、その化学成分および質量%は表1に示される。
【0013】
【表1】
【0014】
生産方法は以下のステップを含み:上記の成分設計体系に従って材料配合→鉄水前処理→トップボトムブロー転炉製錬→LF炉精錬→RH真空処理→スラブ注型→ステップ炉加熱→高圧水錆落とし→圧延冷却制御→圧延後処理を行い、オーステライト温度1100~1110℃、加熱待ちスラブ厚さは鋼板厚さに応じて2~4倍調整し、二次圧延温度は注文厚さに応じて820~990℃調整し、最終圧延温度は820±20℃であり、超高速冷却を採用して560~590℃まで冷却する。具体的な圧延プロセスは表2に示され、性能は表3に示される。
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
図1から分かるように、鋼板組織は主に塊状フェライトであり、極少量のベイナイトを含み、組織が均一で微細で緻密であり、製品の高強度、低降伏比、高靭性、溶接容易性、疲労抵抗などの性能に有利である。
【0018】
以上、本発明はTMCP圧延技術を採用し、短プロセス、低コストの製造方法を応用して、鋼板の内部応力を効果的に除去する。開発したQ370qE‐HPS橋梁用鋼は、橋梁工場の溶接容易性、高靭性、安定した品質の高性能橋梁用鋼板を満たす。コストを最適化することにより、製品の製造コストを効果的に下げ、企業の競争力を高め、企業の経済効果を向上させることができる。
【0019】
上記の実施例に加えて、本発明は他の実施形態を有し得る。等価置換または等価変更によって形成される技術的解決策は、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0020】
(付記)
(付記1)
化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.08%、Si:0.10%~0.40%、Mn:1.61%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.050%、Ti:0.010%~0.018%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼。
【0021】
(付記2)
板厚は16~30mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.05%~0.07%、Si:0.10%~0.20%、Mn:1.61%~1.65%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.030%~0.040%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.05%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする付記1に記載の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼。
【0022】
(付記3)
板厚は30~50mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.15%~0.25%、Mn:1.63%~1.68%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする付記1に記載の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼。
【0023】
(付記4)
板厚は50~60mmであり、その化学成分および質量%は以下のとおりであり:C:0.06%~0.08%、Si:0.20%~0.40%、Mn:1.65%~1.70%、P≦0.015%、S≦0.0030%、Nb:0.040%~0.050%、Ti:0.010%~0.015%、残留Ni≦0.05%、Cr:0.20%~0.30%、残留Mo≦0.05%、残留Cu≦0.05%、残留B≦0.0005%、N≦0.005%、Al:0.020%~0.050%、残りはFeと不純物である、
ことを特徴とする付記1に記載の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼。
【0024】
(付記5)
鋼板微細組織は、フェライト、パーライトおよび10%~30%ベイナイトを含む、
ことを特徴とする付記1に記載の低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼。
【0025】
(付記6)
付記1~5のいずれか1つの橋梁用鋼に応用され、焼戻し処理を必要とせず、成分設計体系に従う材料配合→鉄水前処理→トップボトムブロー転炉製錬→LF炉精錬→RH真空処理→スラブ注型→ステップ炉加熱→高圧水錆落とし→圧延冷却制御→圧延後処理を含み、
圧延冷却の制御プロセス:オーステライト温度1100~1110℃、加熱待ちスラブの厚さは鋼板厚さに応じて2~4倍調整し、二次圧延温度は注文厚さに応じて820~990℃に調整し、最終圧延温度は820±20℃であり、超高速冷却を採用して560~590℃まで冷却し、鋼板冷却後直ちにラインオフして緩冷ピットに入れて炉内冷却し、24時間炉内冷却した後せん断、標識、表面検査、探傷、入庫を行う、
ことを特徴とする低コスト高性能Q370qE‐HPS橋梁用鋼の生産方法。
図1