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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-25
(45)【発行日】2024-11-05
(54)【発明の名称】合金粉末酸化防止熱処理装置
(51)【国際特許分類】
   B22F 1/142 20220101AFI20241028BHJP
   F27B 9/12 20060101ALI20241028BHJP
【FI】
B22F1/142
F27B9/12
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2024093019
(22)【出願日】2024-06-07
【審査請求日】2024-06-07
(31)【優先権主張番号】202311166613.8
(32)【優先日】2023-09-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516304090
【氏名又は名称】成都大学
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】馮威
(72)【発明者】
【氏名】曽倩
(72)【発明者】
【氏名】黄益▲せい▼
(72)【発明者】
【氏名】朱暁東
(72)【発明者】
【氏名】黄林
(72)【発明者】
【氏名】孫艶
(72)【発明者】
【氏名】熊柯
(72)【発明者】
【氏名】謝波
(72)【発明者】
【氏名】唐▲ちん▼
(72)【発明者】
【氏名】任達平
(72)【発明者】
【氏名】羅建軍
(72)【発明者】
【氏名】付朝坤
(72)【発明者】
【氏名】喩林
(72)【発明者】
【氏名】陳陽蕊
(72)【発明者】
【氏名】白仟宇
(72)【発明者】
【氏名】盧茜
【審査官】坂本 薫昭
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第116174710(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22F 1/142
C21D 1/00
F27B 1/00,9/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
合金粉末酸化防止熱処理装置であって、
中空円筒(1)を有し、中空円筒(1)の内壁には熱伝導板(2)が固定するように取り付けられ、熱伝導板(2)は傾斜状態にあり、中空円筒(1)の内壁には固定リング(3)が固定するように取り付けられ、固定リング(3)の最上部にはボルトを介して加熱ボックス(4)が固定するように取り付けられ、中空円筒(1)の内側底部にはU字支持板(8)が固定するように取り付けられ、U字支持板(8)の最上部には2軸モータ(9)が固定するように取り付けられ、中空円筒(1)の底部には溝(18)が開設され、
中空円筒(1)内に設けられており、加熱ボックス(4)内の合金粉末を自動で前記熱伝導板(2)上に落下させて、当該熱伝導板(2)に接触させることにより、前記合金粉末を冷却させる自動ブランキングを補助するために使用されるブランキング機構(6)を有し、前記ブランキング機構(6)は、連動ロッド(61)、固定スリーブ(62)、連動板(63)、回転リング(64)、ガイドブロック(65)、位置制限溝(66)、位置制限シート(67)前記合金粉末を前記熱伝導板(2)上に落下させる材料落下溝(68)、材料遮断板(69)、突き上げロッド(610)及び搭載シート(611)を含み、2軸モータ(9)の回転軸には連動ロッド(61)が固定接続され、熱伝導板(2)には固定スリーブ(62)が固定するように取り付けられ、連動ロッド(61)は固定スリーブ(62)内に回転可能に取り付けられ、連動ロッド(61)の一端は固定スリーブ(62)を介して熱伝導板(2)の直上に延びておりかつ連動ロッド(61)の一端には連動板(63)が固定するように取り付けられ、加熱ボックス(4)の直下には回転リング(64)が設けられ、連動板(63)は回転リング(64)の内壁に固定するように取り付けられ、回転リング(64)の最上部には少なくとも2組のガイドブロック(65)が固定するように取り付けられ、回転リング(64)の外壁には位置制限溝(66)が開設され、中空円筒(1)の内壁には4組の位置制限シート(67)が固定するように取り付けられておりかつ環状に分布され、4組の位置制限シート(67)はいずれも位置制限溝(66)の内壁に貼り合わせられ、加熱ボックス(4)の底部にはガイドブロック(65)の数に対応する材料落下溝(68)が開設され、各材料落下溝(68)内にはいずれも1組の材料遮断板(69)が回転可能に取り付けられ、各組の材料遮断板(69)の底部にはいずれも1組の突き上げロッド(610)が固定するように取り付けられ、各組の材料落下溝(68)の内壁にはいずれも1組の搭載シート(611)が固定するように取り付けられ、各組の材料遮断板(69)はそれぞれ対応する搭載シート(611)上に搭載されており、
中空円筒(1)の底部に設けられており、合金粉末の冷却速度を速めるために使用される放熱機構(7)を有し、
中空円筒(1)の最上部に設けられた圧密機構(5)を有し、圧密機構(5)は、U字吊り上げ板(51)、第1サーボモータ(52)、角形回転ロッド(53)、角形カバーロッド(54)、U字接続板(55)、断熱板(56)、圧密板(57)、攪拌アセンブリ(58)、接続フレーム(59)、円弧ガイド板(510)、ガイドロッド(511)、ガイド溝(512)を含み、中空円筒(1)の最上部にはボルトを介してU字吊り上げ板(51)が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板(51)の最上部には第1サーボモータ(52)が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板(51)の内側最上部には角形回転ロッド(53)が回転可能に取り付けられ、第1サーボモータ(52)の回転軸は角形回転ロッド(53)に伝動接続され、角形回転ロッド(53)には角形カバーロッド(54)が被装され、角形カバーロッド(54)の一端にはU字接続板(55)が固定するように取り付けられ、U字接続板(55)の底部には断熱板(56)が固定するように取り付けられ、断熱板(56)の底部には圧密板(57)が固定するように取り付けられ、圧密板(57)には熱処理中の合金粉末を攪拌粉砕してケーキングを防ぐための攪拌アセンブリ(58)が設けられ、U字吊り上げ板(51)の両側外表面にはボルトを介して1組の接続フレーム(59)が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板(51)の両側には、いずれも1組の円弧ガイド板(510)が設けられ、2組の接続フレーム(59)はいずれも対応する円弧ガイド板(510)の最上部に固定するように取り付けられ、2組の円弧ガイド板(510)の内壁にはいずれも1組のガイド溝(512)が開設され、角形カバーロッド(54)には2組のガイドロッド(511)が固定するように取り付けられ、2組のガイドロッド(511)の一端は対応するガイド溝(512)内に延び、かつ対応するガイド溝(512)の内壁に貼り合わせられていることを特徴とする合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項2】
前記攪拌アセンブリ(58)は、第2サーボモータ(581)、円形溝(582)、円形ブロック(583)、回転板(584)、伝動ギヤ(585)、固定リングギヤ(586)、回転ロッド(587)、攪拌ロッド(588)及び粉砕ブレード(589)を含み、断熱板(56)の最上部には第2サーボモータ(581)が固定するように取り付けられ、第2サーボモータ(581)はU字接続板(55)内に設けられ、圧密板(57)の底部には円形溝(582)が開設され、円形溝(582)の内側最上部には円形ブロック(583)が回転可能に取り付けられ、第2サーボモータ(581)の回転軸は円形ブロック(583)に伝動接続され、円形ブロック(583)の外表面には2組の回転板(584)が固定するように取り付けられ、2組の回転板(584)の最上部にはいずれも1組の伝動ギヤ(585)が回転可能に取り付けられ、円形溝(582)の内壁には固定リングギヤ(586)が固定するように取り付けられ、2組の伝動ギヤ(585)はいずれも固定リングギヤ(586)と噛合し、2組の回転板(584)の底部にはいずれも1組の回転ロッド(587)が回転可能に取り付けられ、2組の伝動ギヤ(585)はいずれも対応する回転ロッド(587)に伝動接続され、2組の回転ロッド(587)の外表面にはいずれも2組の攪拌ロッド(588)が固定するように取り付けられ、各組の攪拌ロッド(588)の外表面には少なくとも2組の粉砕ブレード(589)が固定するように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項3】
前記放熱機構(7)は、従動輪(71)、第1伝動ベルト(72)、駆動輪(73)、プーリ(74)、第2伝動ベルト(75)及び放熱ファン(76)を含み、中空円筒(1)の内側底部に従動輪(71)と駆動輪(73)が回転可能に取り付けられ、従動輪(71)と駆動輪(73)の間に第1伝動ベルト(72)が被装され、2軸モータ(9)の回転軸が駆動輪(73)に伝動接続され、溝(18)の内側最上部には3組のプーリ(74)が回転可能に取り付けられておりかつ三角形に並んで配置され、従動輪(71)の回転軸
と1組のプーリ(74)に伝動接続され、3組のプーリ(74)の間には第2伝動ベルト(75)が被装され、3組のプーリ(74)の底部にはいずれも1組の放熱ファン(76)が固定するように取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項4】
前記加熱ボックス(4)の内側底部には少なくとも2組の取付溝が開設され、各取付溝にはいずれも1組の抵抗線加熱シート(10)が固定するように取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項5】
前記中空円筒(1)には吐出口が開設され、吐出口には開閉ドアパネル(11)がヒンジ取り付けられ、開閉ドアパネル(11)の外壁にはハンドル(12)が固定するように取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項6】
前記中空円筒(1)の外表面には材料供給管路(13)が固定するように取り付けられ、材料供給管路(13)は中空円筒(1)の内部に連通することを特徴とする請求項5に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項7】
前記中空円筒(1)の外表面には環状ベース(14)が固定するように取り付けられ、環状ベース(14)の外表面には4組の傾倒防止脚(15)が固定するように取り付けられておりかつ環状に分布されていることを特徴とする請求項6に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【請求項8】
前記中空円筒(1)の内側底部には少なくとも2組の放熱孔(17)が開設され、中空円筒(1)と環状ベース(14)の底部には少なくとも2組の放熱槽(16)が開設されていることを特徴とする請求項7に記載の合金粉末酸化防止熱処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合金粉末加工の技術分野に関し、具体的には合金粉末酸化防止熱処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
合金粉末の熱処理とは、合金粉末を加熱したり冷却したりすることにより、その微細構造及び性を変化させることを意味し、熱処理により合金粉末を所望の特定性能に達することが可能であり、例えば強度、硬度、耐食性等を向上させることができる。
【0003】
公開番号CN218964029Uの出願書類には、合金粉末加工に使用される熱処理装置が開示され、金属粉末加工の技術分野に関し、加熱炉を含み、加熱炉の上方にはモータが固定するように取り付けられ、モータの出力軸と回転アセンブリが固定接続され、加熱炉の片側には材料投入口が開けられ、加熱炉の内部は円盤が摺動可能に取り付けられ、円盤には漏れ口が開けられ、漏れ口の下方には回転アセンブリが回転可能に取り付けられ、加熱炉の底部には吐出口が開けられ、モータを起動することによって、モータの出力軸を通じて回転アセンブリを回転させ、それによって金属粉末を攪拌し、ケーキングを防ぎ、回転アセンブリを通じて円盤の振動を行い、金属粉末の落下を加速させる。
【0004】
しかしながら、上記装置、さらにいつかの従来装置は、熱処理を行う際に合金粉末がある熱処理環境の空間が大きく、その内部には多くの空気が排出されていないが、高温環境下では、合金粉末における化学的性質が活発で、元素が空気中の酸素と化学反応しやすく、酸化は合金粉末の表面に酸化皮膜を形成させ、熱処理効果と完成品の性能に影響を与え、さらに合金粉末の熱処理効率が低下するという課題があり、そのために、合金粉末酸化防止熱処理装置を提案する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、いつかの従来装置による合金粉末の熱処理時に酸化反応が発生しやすいという問題を解決するための合金粉末酸化防止熱処理装置を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的手段によって実現され、合金粉末酸化防止熱処理装置であって、
中空円筒を有し、中空円筒の内壁には熱伝導板が固定するように取り付けられ、熱伝導板は傾斜状態にあり、中空円筒の内壁には固定リングが固定するように取り付けられ、固定リングの最上部にはボルトを介して加熱ボックスが固定するように取り付けられ、中空円筒の内側底部にはU字支持板が固定するように取り付けられ、U字支持板の最上部には2軸モータが固定するように取り付けられ、中空円筒の底部には溝が開設され、
中空円筒内に設けられており、加熱ボックス内の合金粉末の自動ブランキングを補助するために使用されるブランキング機構を有し、
中空円筒の底部に設けられており、合金粉末の冷却速度を速めるために使用される放熱機構を有し、
中空円筒の最上部に設けられた圧密機構を有し、圧密機構は、U字吊り上げ板、第1サーボモータ、角形回転ロッド、角形カバーロッド、U字接続板、断熱板、圧密板を含み、中空円筒の最上部にはボルトを介してU字吊り上げ板が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板の最上部には第1サーボモータが固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板の内側最上部には角形回転ロッドが回転可能に取り付けられ、第1サーボモータの回転軸は角形回転ロッドに伝動接続され、角形回転ロッドには角形カバーロッドが被装され、角形カバーロッドの一端にはU字接続板が固定するように取り付けられ、U字接続板の底部には断熱板が固定するように取り付けられ、断熱板の底部には圧密板が固定するように取り付けられている。
【0007】
好ましくは、前記攪拌アセンブリは、第2サーボモータ、円形溝、円形ブロック、回転板、伝動ギヤ、固定リングギヤ、回転ロッド、攪拌ロッド及び粉砕ブレードを含み、断熱板の最上部には第2サーボモータが固定するように取り付けられ、第2サーボモータはU字接続板内に設けられ、圧密板の底部には円形溝が開設され、円形溝の内側最上部には円形ブロックが回転可能に取り付けられ、第2サーボモータの回転軸は円形ブロックに伝動接続され、円形ブロックの外表面には2組の回転板が固定するように取り付けられ、2組の回転板の最上部にはいずれも1組の伝動ギヤが回転可能に取り付けられ、円形溝の内壁には固定リングギヤが固定するように取り付けられ、2組の伝動ギヤはいずれも固定リングギヤと噛合し、2組の回転板の底部にはいずれも1組の回転ロッドが回転可能に取り付けられ、2組の伝動ギヤはいずれも対応する回転ロッドに伝動接続され、2組の回転ロッドの外表面には2組の攪拌ロッドが固定するように取り付けられ、各組の攪拌ロッドの外表面には少なくとも2組の粉砕ブレードが固定するように取り付けられている。
【0008】
好ましくは、前記ブランキング機構は、連動ロッド、固定スリーブ、連動板、回転リング、ガイドブロック、位置制限溝、位置制限シート、材料落下溝、材料遮断板、突き上げロッド及び搭載シートを含み、2軸モータの回転軸には連動ロッドが固定接続され、熱伝導板には固定スリーブが固定するように取り付けられ、連動ロッドは固定スリーブ内に回転可能に取り付けられ、連動ロッドの一端は固定スリーブを介して熱伝導板の直上に延びておりかつ連動ロッドの一端には連動板が固定するように取り付けられ、加熱ボックスの直下には回転リングが設けられ、連動板は回転リングの内壁に固定するように取り付けられ、回転リングの最上部には少なくとも2組のガイドブロックが固定するように取り付けられ、回転リングの外壁には位置制限溝が開設され、中空円筒の内壁には4組の位置制限シートが固定するように取り付けられておりかつ環状に分布され、4組の位置制限シートはいずれも位置制限溝の内壁に貼り合わせられ、加熱ボックスの底部にはガイドブロックの数に対応する材料落下溝が開設され、各材料落下溝内にはいずれも1組の材料遮断板が回転可能に取り付けられ、各組の材料遮断板の底部にはいずれも1組の突き上げロッドが固定するように取り付けられ、各組の材料落下溝の内壁にはいずれも1組の搭載シートが固定するように取り付けられ、各組の材料遮断板はそれぞれ対応する搭載シート上に搭載されている。
【0009】
好ましくは、前記放熱機構は、従動輪、第1伝動ベルト、駆動輪、プーリ、第2伝動ベルト及び放熱ファンを含み、中空円筒の内側底部に従動輪と駆動輪が回転可能に取り付けられ、従動輪と駆動輪の間に第1伝動ベルトが被装され、2軸モータの回転軸が駆動輪に伝動接続され、溝の内側最上部には3組のプーリが回転可能に取り付けられておりかつ三角形に並んで配置され、従動輪の回転軸と1組のプーリに伝動接続され、3組のプーリの間には第2伝動ベルトが被装され、3組のプーリの底部にはいずれも1組の放熱ファンが固定するように取り付けられている。
【0010】
好ましくは、前記加熱ボックスの内側底部には少なくとも2組の取付溝が開設され、各取付溝には1組の抵抗線加熱シートが固定するように取り付けられている。
【0011】
好ましくは、前記中空円筒には吐出口が開設され、吐出口には開閉ドアパネルがヒンジ取り付けられ、開閉ドアパネルの外壁にはハンドルが固定するように取り付けられている。
【0012】
好ましくは、前記中空円筒の外表面には材料供給管路が固定するように取り付けられ、材料供給管路は中空円筒の内部に連通する。
【0013】
好ましくは、前記中空円筒の外表面には環状ベースが固定するように取り付けられ、環状ベースの外表面には4組の傾倒防止脚が固定するように取り付けられておりかつ環状に分布されることにより、中空円筒の放置したときの安定性を高めることができる。
【0014】
好ましくは、前記中空円筒の内側底部には少なくとも2組の放熱孔が開設され、中空円筒と環状ベースの底部には少なくとも2組の放熱槽が開設されていることにより、合金粉末を熱伝導板に接触させると、熱伝導板における熱を適時に排出することができ、合金粉末を持続的に冷却することができる。
【発明の効果】
【0015】
従来技術と比較して、本発明の有益な効果は以下の通り、
(1)、該合金粉末酸化防止熱処理装置は、加熱ボックスと圧密機構を組み合わせて使用することにより、合金粉末の熱処理を行う際には、圧密板を通じて合金粉末をしっかり圧縮し合金粉末のいる空間を縮小するとともに閉鎖することができ、空気と合金粉末が接触して酸化反応が発生することを回避し、合金粉末の熱処理効果を高め、合金粉末の熱処理が酸化されると合金粉末表面に酸化皮膜が形成され、熱処理効果と完成品の性能に影響を与える課題を解決し、装置の実用性を向上させることができる。
(2)、該合金粉末酸化防止熱処理装置は、圧密機構内の圧密板と攪拌アセンブリを組み合わせて使用することにより、圧密板が加熱ボックス内に密閉空間を形成した後、攪拌アセンブリはそれに伴ってその内で攪拌粉砕を行い、堆積した合金が高温作用下で合金ブロックを形成して熱処理の均一性に影響することを回避し、さらに合金粉末の酸化防止に基づく熱処理効果を高め、装置の普及と使用に役に立つ。
(3)、該合金粉末酸化防止熱処理装置は、ブランキング機構、放熱機構と二軸モータを組み合わせて使用することにより、二軸モータに駆動されてブランキング機構と放熱機構を連続動作させて、すなわち合金粉末の熱処理後に、ブランキング機構を通じて加熱ボックス内の合金粉末を均一にこぼして自動ブランキングを実現し、手作業の労働強度を軽減する一方、放熱機構を通じてこぼした合金粉末の熱を伝熱板を通じて伝導して中空円筒外に排出し、冷却を実現し、両者を結合することで合金粉末をブランキングする際の品質を高め、装置の使用効果を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
以下、添付図面及び実施例を用いて本発明をさらに説明する。
図1】本発明の右側斜視図である。
図2】本発明の左側斜視図である。
図3】本発明の底面斜視図である。
図4】本発明の中空円筒の正面斜視断面図である。
図5】本発明の中空円筒の正面断面図である。
図6】本発明の中空円筒内部構造の斜視断面図である。
図7】本発明の圧密機構の正面斜視図である。
図8】本発明の圧密機構の正面図である。
図9】本発明の圧密機構の底面斜視図である。
図10】本発明のブランキング機構の底面斜視図である。
図11】本発明のブランキング機構の正面図である。
図12】本発明の加熱ボックスの正面斜視図である。
図13】本発明の加熱ボックスの底面斜視図である。
図14】本発明のブランキング機構の部分斜視図である。
図15】本発明の加熱ボックスのブランキング状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下は、本発明の具体的な実施例について詳細に説明する。本発明の好適な実施例は図面に示されており、図面は、説明書の文字部分の記述を図形で補足し、本発明の各技術的特徴及び全体的な技術的態様を視覚的、イメージ的に理解することができるようにすることを目的とするが、本発明の保護範囲の制限と理解することはできない。
【0018】
本発明の説明において、例えば上、下、前、後、左、右などの指示に係る方位又は位置関係は、図面に基づく方位又は位置関係であり、単に本発明の説明を容易にするためのものであって、指示又は暗示する装置又は要素は、特定の方位、特定の方位で構成及び動作しなければならないため、本発明の制限とは理解できないことを理解する必要がある。
【0019】
本発明の説明において、より大きい、より小さい、超えるなどは元数を含まないと理解し、以上、以下、以内などは元数を含むと理解する。第1、第2が単に技術的特徴を区別することを目的として記述されている場合、相対的重要性を示す、または示された技術的特徴の数を暗黙的に示す、または示された技術的特徴の前後関係を暗黙的に示す、または暗黙的に示すとは理解できない。
【0020】
本発明の説明において、特に限定されない限り、設置、設置、接続などの語は広義の理解をすべきであり、当業者は、請求項の具体的な内容に基づいて、本発明における上記用語の具体的な意味を合理的に決定することができる。
【0021】
本発明は技術方案を提供し、合金粉末酸化防止熱処理装置であって、中空円筒1、ブランキング機構6、放熱機構7と圧密機構を含み、図4図5によると、中空円筒1の内壁には熱伝導板2が固定するように取り付けられ、熱伝導板2は傾斜状態にあり、図13によると、中空円筒1の内壁には固定リング3が固定するように取り付けられ、固定リング3の最上部にはボルトを介して加熱ボックス4が固定するように取り付けられ、続いて図6によると、中空円筒1の内側底部にはU字支持板8が固定するように取り付けられ、U字支持板8の最上部には2軸モータ9が固定するように取り付けられ、図5によると、中空円筒1の底部には溝18が開設され、ブランキング機構6が中空円筒1内に設けられており、加熱ボックス4内の合金粉末の自動ブランキングを補助するために使用され、放熱機構7が中空円筒1の底部に設けられており、合金粉末の冷却速度を速めるために使用され、図12によると、加熱ボックス4の内側底部には少なくとも2組の取付溝が開設され、各取付溝には1組の抵抗線加熱シート10が固定するように取り付けられ、図1図2を参照すると、中空円筒1には吐出口が開設され、吐出口には開閉ドアパネル11がヒンジ取り付けられ、開閉ドアパネル11の外壁にはハンドル12が固定するように取り付けられ、中空円筒1の外表面には材料供給管路13が固定するように取り付けられ、材料供給管路13は中空円筒1の内部に連通し、中空円筒1の外表面には環状ベース14が固定するように取り付けられ、環状ベース14の外表面には4組の傾倒防止脚15が固定するように取り付けられておりかつ環状に分布され、図3によると、中空円筒1の内側底部には少なくとも2組の放熱孔17が開設され、中空円筒1と環状ベース14の底部には少なくとも2組の放熱槽16が開設され、
図7~9を参照すると、圧密機構5は中空円筒1の最上部に設けられており、圧密機構5は、U字吊り上げ板51、第1サーボモータ52、角形回転ロッド53、角形カバーロッド54、U字接続板55、断熱板56、圧密板57を含み、具体的には、図7を参照すると、中空円筒1の最上部にはボルトを介してU字吊り上げ板51が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板51の最上部には第1サーボモータ52が固定するように取り付けられ、具体的には、図9を参照すると、U字吊り上げ板51の内側最上部には角形回転ロッド53が回転可能に取り付けられ、第1サーボモータ52の回転軸は角形回転ロッド53に伝動接続され、角形回転ロッド53には角形カバーロッド54が被装され、角形カバーロッド54の一端にはU字接続板55が固定するように取り付けられ、U字接続板55の底部には断熱板56が固定するように取り付けられ、断熱板56の底部には圧密板57が固定するように取り付けられている。
【0022】
図7図9を参照すると、圧密機構5は攪拌アセンブリ58、接続フレーム59、円弧ガイド板510、ガイドロッド511、ガイド溝512をさらに含み、図9を参照すると、圧密板57には熱処理中の合金粉末を攪拌粉砕してケーキングを防ぐための攪拌アセンブリ58が設けられ、具体的には、図7を参照すると、U字吊り上げ板51の両側外表面にはボルトを介して1組の接続フレーム59が固定するように取り付けられ、U字吊り上げ板51の両側には、1組の円弧ガイド板510が設けられ、2組の接続フレーム59はいずれも対応する円弧ガイド板510の最上部に固定するように取り付けられ、2組の円弧ガイド板510の内壁にはいずれも1組のガイド溝512が開設され、角形カバーロッド54には2組のガイドロッド511が固定するように取り付けられ、2組のガイドロッド511の一端は対応するガイド溝512内に延び、かつ対応するガイド溝512の内壁に貼り合わせられている。加熱ボックスと圧密機構を組み合わせて使用することにより、合金粉末の熱処理を行う際には、圧密板を通じて合金粉末をしっかり圧縮し合金粉末のいる空間を縮小して閉鎖することができ、空気と合金粉末が接触して酸化反応が発生することを回避し、合金粉末の熱処理効果を高め、いくつかの従来装置が熱処理を行う際に合金粉末がある熱処理環境空間が大きく、その内部には多くの空気が排出されていないが、高温環境下では、合金粉末における化学的性質が活発で、元素が空気中の酸素と化学反応しやすく、酸化は合金粉末の表面に酸化皮膜を形成させ、熱処理効果と完成品の性能に影響を与えた課題を解決し、熱処理効果と完成品の性能に影響を与えることにより合金粉末の熱処理効率が低下という問題を解決し、装置の実用性を向上させることができる。
【0023】
具体的には、図9を参照すると、攪拌アセンブリ58は、第2サーボモータ581、円形溝582、円形ブロック583、回転板584、伝動ギヤ585、固定リングギヤ586、回転ロッド587、攪拌ロッド588及び粉砕ブレード589を含み、断熱板56の最上部には第2サーボモータ581が固定するように取り付けられ、第2サーボモータ581はU字接続板55内に設けられ、圧密板57の底部には円形溝582が開設され、円形溝582の内側最上部には円形ブロック583が回転可能に取り付けられ、第2サーボモータ581の回転軸は円形ブロック583に伝動接続され、円形ブロック583の外表面には2組の回転板584が固定するように取り付けられ、2組の回転板584の最上部にはいずれも1組の伝動ギヤ585が回転可能に取り付けられ、円形溝582の内壁には固定リングギヤ586が固定するように取り付けられ、2組の伝動ギヤ585はいずれも固定リングギヤ586と噛合し、2組の回転板584の底部にはいずれも1組の回転ロッド587が回転可能に取り付けられ、2組の伝動ギヤ585はいずれも対応する回転ロッド587に伝動接続され、2組の回転ロッド587の外表面には2組の攪拌ロッド588が固定するように取り付けられ、各組の攪拌ロッド588の外表面には少なくとも2組の粉砕ブレード589が固定するように取り付けられている。圧密機構5内の圧密板57と攪拌アセンブリ58を組み合わせて使用することにより、圧密板57が加熱ボックス4内に密閉空間を形成した後、攪拌アセンブリ58はそれに伴ってその内で攪拌粉砕を行い、堆積した合金が高温作用下で合金ブロックを形成して熱処理の均一性に影響することを回避し、さらに合金粉末の酸化防止に基づく熱処理効果を高め、装置の普及と使用に役に立つ。
【0024】
図10~15を参照すると、ブランキング機構6は、連動ロッド61、固定スリーブ62、連動板63、回転リング64、ガイドブロック65、位置制限溝66、位置制限シート67、材料落下溝68、材料遮断板69、突き上げロッド610及び搭載シート611を含み、具体的には、図10図11を参照すると、2軸モータ9の回転軸には連動ロッド61が固定接続され、熱伝導板2には固定スリーブ62が固定するように取り付けられ、連動ロッド61は固定スリーブ62内に回転可能に取り付けられ、図14を参照すると、連動ロッド61の一端は固定スリーブ62を介して熱伝導板2の直上に延びておりかつ連動ロッド61の一端には連動板63が固定するように取り付けられ、加熱ボックス4の直下には回転リング64が設けられ、連動板63は回転リング64の内壁に固定するように取り付けられ、回転リング64の最上部には少なくとも2組のガイドブロック65が固定するように取り付けられ、図11ご参照すると、回転リング64の外壁には位置制限溝66が開設され、中空円筒1の内壁には4組の位置制限シート67が固定するように取り付けられておりかつ環状に分布され、4組の位置制限シート67はいずれも位置制限溝66の内壁に貼り合わせられ、続きて図12図13を参照すると、加熱ボックス4の底部にはガイドブロック65の数に対応する材料落下溝68が開設され、各材料落下溝68内にはいずれも1組の材料遮断板69が回転可能に取り付けられ、各組の材料遮断板69の底部にはいずれも1組の突き上げロッド610が固定するように取り付けられ、各組の材料落下溝68の内壁にはいずれも1組の搭載シート611が固定するように取り付けられ、各組の材料遮断板69はそれぞれ対応する搭載シート611上に搭載されている。
【0025】
図3図6を参照すると、放熱機構7は、従動輪71、第1伝動ベルト72、駆動輪73、プーリ74、第2伝動ベルト75及び放熱ファン76を含み、具体的には、中空円筒1の内側底部に従動輪71と駆動輪73が回転可能に取り付けられ、従動輪71と駆動輪73の間に第1伝動ベルト72が被装され、2軸モータ9の回転軸が駆動輪73に伝動接続され、続いて図3を参照すると、溝18の内側最上部には3組のプーリ74が回転可能に取り付けられておりかつ三角形に並んで配置され、従動輪71の回転軸と1組のプーリ74に伝動接続され、3組のプーリ74の間には第2伝動ベルト75が被装され、3組のプーリ74の底部にはいずれも放熱ファン76が固定するように取り付けられている。ブランキング機構6、放熱機構7と二軸モータ9を組み合わせて使用することにより、二軸モータ9に駆動されてブランキング機構6と放熱機構7を連続動作させて、すなわち合金粉末の熱処理後に、ブランキング機構6を通じて加熱ボックス4内の合金粉末を均一にこぼして自動ブランキングを実現し、手作業の労働強度を軽減する一方、放熱機構7を通じてこぼした合金粉末の熱を伝熱板2を通じて伝導して中空円筒1外に排出し、冷却を実現し、両者を結合することで合金粉末をブランキングする際の品質を高め、装置の使用効果を保証することができる。
【0026】
動作原理は以下の通り、材料を供給する時、材料供給管路13を通じて熱処理が必要な合金粉末を注入し、それは最終的に加熱ボックス4内に落ち、材料供給が完了すると、U字吊り上げ板51の最上部の第1サーボモータ52を起動し、第1サーボモータ52が角形回転ロッド53を駆動して回転させて、角形回転ロッド53が角形カバーロッド54を駆動して回転させて、角形カバーロッド54上の2組のガイドロッド511もそれに伴って回転し、対応するガイド溝512にガイドされて移動し、さらに、角形カバーロッド54は角形回転ロッド53において下へ移動し、角形カバーロッド54はU字接続板55の接続を通じて、断熱板56下の圧密板57を駆動して、圧密板57が加熱ボックス4の内壁に貼り合わせて加熱ボックス4内の空間を閉鎖し、加熱ボックス4内の合金粉末を圧密するまで下降し、加熱ボックス4内の空間が合金粉末に充填されて空気を排出させ、次いで合金粉末の熱処理を開始することができ、抵抗線加熱シート10の発熱を制御し加熱ボックス4内の合金粉末を加熱処理すると同時に、断熱板56の最上部の第2サーボモータ581を起動し、第2サーボモータ581が円形溝582内の円形ブロック583を回転させ、さらに2組の回転板584を回転させ、この過程で、各回転板584上の伝動ギヤ585は固定リングギヤ586に対して転動して自身の回転を実現し、さらに対応する回転ロッド587上の攪拌ロッド588を駆動してそれに伴って自転し、最終的には複数組の粉砕ブレード589が合金粉末を十分に攪拌粉砕し、合金粉末が熱処理を完了した後、材料のブランキングを開始し、圧実板57を持ち上げてリセットさせ、U字支持板8上の2軸モータ9を起動し、2軸モータ9は連動ロッド61を駆動して回転させて、連動ロッド61は連動板63の接続を通じて回転リング64を駆動して絶えず回転させ、回転リング64上のガイドブロック65もそれに伴って回転し、それは絶えず各突き上げロッド610は、対応する材料遮断板69が各材料落下溝68内に絶えず小幅に回転して揺れ効果を形成するように突き上げて、材料遮断板69が回転すると材料落下溝68との間に隙間が形成され、材料遮断板69の回転傾斜に合わせて、合金粉末は隙間を通して絶えず熱伝導板2上に落下し、合金粉末は熱伝導板2と接触して熱伝達を発生して冷却を実現すると同時に、2軸モータ9は第1伝動ベルト72の伝動作用を通じて従動輪71と駆動輪73を駆動して回転させ、さらに第2伝動ベルト75を通じて溝18内の各プーリ74を回転させ、さらにすべての放熱ファン76を連続的に回転させ、放熱孔17を通じて、熱伝導板2が吸収した熱を中空円筒1外に排出し、放熱溝16を通じて外部に排出し、持続的な冷却を実現し、材料落下後の合金粉末の熱を持ち去り、最終的に原料のブランキングが完了したら、ハンドル12を通じて開閉ドアパネル11を開けることにより熱伝導板2内の合金粉末を収集すればよい。
【0027】
以上、図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、前記技術分野の一般技術者が備える知識の範囲内において、本発明の趣旨を逸脱することなく種々の変更を行うことができる。
【符号の説明】
【0028】
1、中空円筒;2、熱伝導板;3、固定リング;4、加熱ボックス;5、圧密機構;51、U字吊り上げ板;52、第1サーボモータ;53、角形回転ロッド;54、角形カバーロッド;55、U字接続板;56、断熱板;57、圧密板;58、攪拌アセンブリ;581、第2サーボモータ;582、円形溝;583、円形ブロック;584、回転板;585、伝動ギヤ;586、固定リングギヤ;587、回転ロッド;588、攪拌ロッド;589、粉砕ブレード;59、接続フレーム;510、円弧ガイド板;511、ガイドロッド;512、ガイド溝;6、ブランキング機構;61、連動ロッド;62、固定スリーブ;63、連動板;64、回転リング;65、ガイドブロック;66、位置制限溝;67、位置制限シート;68、材料落下溝;69、材料遮断板;610、突き上げロッド;611、搭載シート;7、放熱機構;71、従動輪;72、第1伝動ベルト;73、駆動輪;74、プーリ;75、第2伝動ベルト;76、放熱ファン;8、U字支持板;9、2軸モータ;10、抵抗線加熱シート;11、開閉ドアパネル;12、ハンドル;13、材料供給管路;14、環状ベース;15、傾倒防止脚;16、放熱溝;17、放熱孔;18、溝。
【要約】      (修正有)
【課題】合金粉末酸化防止熱処理装置を提供する。
【解決手段】中空円筒と、ブランキング機構と、放熱機構と、圧密機構と、を含み、中空円筒の内壁には熱伝導板が固定するように取り付けられ、熱伝導板は傾斜状態にあり、中空円筒の内壁には固定リングが固定するように取り付けられ、固定リングの最上部にはボルトを介して加熱ボックスが固定するように取り付けられ、中空円筒の内側底部にはU字支持板が固定するように取り付けられ、U字支持板の最上部には2軸モータが固定するように取り付けられ、中空円筒の底部には溝が開設されている合金粉末酸化防止熱処理装置。
【選択図】図1
図1
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