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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-28
(45)【発行日】2024-11-06
(54)【発明の名称】収納ケース
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/16 20060101AFI20241029BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20241029BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20241029BHJP
【FI】
G06F1/16 313C
A45C11/00 E
H05K5/02 C
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023154125
(22)【出願日】2023-09-21
【審査請求日】2023-10-30
(73)【特許権者】
【識別番号】523360289
【氏名又は名称】株式会社OruFun
(73)【特許権者】
【識別番号】523021450
【氏名又は名称】株式会社 超撥水 RELORE Function & Design Lab
(74)【代理人】
【識別番号】100167184
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 真一郎
(72)【発明者】
【氏名】川端 基幹
(72)【発明者】
【氏名】山口 友都
(72)【発明者】
【氏名】青木 貴志
【審査官】漆原 孝治
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-036274(JP,A)
【文献】特開2011-023555(JP,A)
【文献】特開2007-050926(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/16
A45C 11/00
H05K 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
矩形の開口部を備え薄型の電子機器の少なくとも一部を収納する有底の収納部と、
板状をなし一端部が前記開口部の長辺に連続して設けられ複数の折り目を備え、前記電子機器の一部が前記収納部に収納されているとき、前記折り目を折ることにより前記電子機器の少なくとも表面および裏面を覆うことができる板状部材とを有し、
前記折り目を折ることにより前記収納部の底部に折り目を折った前記板状部材が配置され、前記板状部材の他端部が前記収納部を介して前記一端部の反対側に位置し、
前記板状部材により前記収納部の両側部に上面および下面が開口した三角柱をなし、前記開口部が鉛直上向きに開口した状態での前記収納部の自立を支持する支持部が形成され、
前記折り目を折ることにより前記収納部の底部に折り目を折った前記板状部材が配置されたとき、前記板状部材の表面に前記電子機器の端部を支持する複数の支持部が設けられており、前記電子機器の底面が前記収納部の上部に配置されているとき、前記電子機器の端部を支持する支持部の位置に応じて前記電子機器の角度を変えることができることを特徴とする収納ケース。
【請求項2】
前記支持部は前記収納部の側面と折り目を折った前記板状部材の二面とにより形成される請求項1に記載の収納ケース。
【請求項3】
折り目を折った前記板状部材の二面のうち少なくとも1つの面に磁石が配置されている請求項2に記載の収納ケース。
【請求項4】
前記他端部を前記収納部の側面に着脱可能に固定する固定手段を有する請求項1に記載の収納ケース。
【請求項5】
前記収納部の底部に折り目を折った前記板状部材と前記底部とを着脱可能に固定する固定手段を有する請求項1に記載の収納ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は収納ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器を自立させることができる収納ケースが知られている。例えば、平板型の第1部材及び第2部材を連結部材によって開閉可能に連結した、平板型の電子機器を覆う収納ケースであって、第1部材は、電子機器に接触する第1内面と、第1内面とは反対側の第1外面と、連結部材と反対側の第1外側端部に設けられた帯状の帯部材と、連結部材の開閉方向であって、電子機器を挟んだ状態の第1部材と第2部材とが開く方向に屈曲する第1屈曲部とを備え、第2部材は、電子機器に接触する第2内面と、第2内面とは反対側の第2外面と、第2外面上に設けられ、第1部材と第2部材とが電子機器を挟んだ状態で帯部材が貫通する孔を有し、第1外面と第2外面とが対向する位置に連結部材が回動し、第1屈曲部が屈曲し、且つ第1外側端部又は帯部材が第2外面に接触した状態における、連結部材とは反対側の第2外側端部に向けての第1外側端部の移動を係止する係止部材とを備えた収納ケースが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2016-106737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば電子機器を本棚等に立て掛けて収納したい場合がある。本棚に電子機器を収納した場合、電子機器が自立していないと他の本を除いたときに電子機器が倒れる場合がある。また、電子機器を収納する際に、とるスペースはなるべく狭いのが好ましい。
1つの側面では、本発明は、狭いスペースでも収納対象物を自立させて収納できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、開示の収納ケースが提供される。この収納ケースは、矩形の開口部を備え薄型の収納対象物の少なくとも一部を収納する有底の収納部と、板状をなし一端部が開口部の長辺に連続して設けられ複数の折り目を備え、収納対象物の一部が収納部に収納されているとき、折り目を折ることにより収納対象物の少なくとも表面および裏面を覆うことができる板状部材とを有し、折り目を折ることにより収納部の少なくとも一方の側面に、開口部が鉛直上向きに開口した状態での収納部の自立を支持する支持部が形成される。
【発明の効果】
【0006】
1態様では、狭いスペースでも収納対象物を自立させて収納できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施の形態の収納ケースを説明する図である。
図2】実施の形態の収納ケースの他方の面を説明する図である。
図3】折り目に沿って板状部材を折り曲げたときの一例を説明する図である。
図4】実施の形態の収納ケースの第1の使用例を説明する図である。
図5】実施の形態の収納ケースの第1の使用例を説明する図である。
図6】実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する図である。
図7】実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する図である。
図8】実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する図である。
図9】実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する図である。
図10】実施の形態の収納ケースの第3の使用例を説明する図である。
図11】第2の実施の形態の収納ケースを説明する図である。
図12】第2の実施の形態の収納ケースの使用例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態の収納ケースを、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
以下の図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲等に限定されない。
実施の形態において単数形で表される要素は、文面で明らかに示されている場合を除き、複数形を含むものとする。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の収納ケースを示す図である。
第1の実施の形態の収納ケース100は、収納部1と板状部材2とを有している。
【0010】
収納部1は、一面が矩形の開口部11を備える中空の直方体である。この収納部1は、内部に薄型の電子機器(収納対象物)の少なくとも一部を収納することができる。
【0011】
収納部1の構成材料としては例えば電子機器を外部の衝撃から守ることができる樹脂(例えばフェノール樹脂)や金属等が挙げられる。また、収納部1の表面は合成皮革や本革等で覆われていてもよい。電子機器としては特に限定されないが例えばノートパソコンやタブレット等の携帯用端末機器が挙げられる。
【0012】
収納部1の底面1aおよび側面1bにはマグネットが配置されている。図1では側面1bに配置されたマグネット1b1を表している。本実施の形態ではマグネット1b1は、収納部1の表面を覆う革と収納部1との間に配置されており、配置位置を斜線で示している。このマグネット1b1は板状部材2との固定部材の一例である。マグネット1b1の形状、数や配置位置は図示のものに限定されない。底面1aに配置されるマグネットの形状、数や配置位置も同様である。マグネット以外にマジックテープ(登録商標)等各種固定部材を設けてもよい。
【0013】
板状部材2の構成材料は機器を外部の衝撃から守ることができる素材であれば特に限定されないが、例えば樹脂(例えばフェノール樹脂)や金属等が挙げられる。また、本実施の形態の板状部材2の表面は本革で覆われていている。
【0014】
板状部材2は複数の折り目21a~21fを備えている。板状部材2は折り目21a~21fに沿って山折りおよび谷折りに折り曲げることができる。以下、折り目21a~21fにより区切られた板状部材2の各部分をそれぞれ部位22a~27aと言う。
【0015】
部位22d、22gにはそれぞれマグネット22d1、22g1が配置されている。マグネット22d1、22g1の形状、数や配置位置は図示ものに限定されない。なお、一部の図面においてマグネット1b1、マグネット22d1、22g1の図示を省略する場合がある。
本実施の形態では、板状部材2と収納部1とは同じ部材で形成されており、収納部1の側面1cは、板状部材2の部位22aの一部と共通になっている。
【0016】
収納部1と板状部材2とを別部材で形成する場合は、板状部材2の端部を形成する面の長辺を開口部11の底面の長辺に接続するようにしてもよい。また、収納部1の底面1を板状部材2の端部を形成する面の一部と共通にし、収納部1の残りの面を板状部材2と別部材で形成するようにしてもよい。
図2は、実施の形態の収納ケースの他方の面を説明する図である。
図2には、図1に示す収納ケース100をひっくり返した収納ケース100が図示されている。
【0017】
図2に示す収納ケース100の他方の面は、電子機器の収納時に電子機器が位置する面とは反対側の面である。以下の説明では、電子機器が収納される収納ケース100の面を「収納面」、電子機器の収納時に電子機器が位置する面とは反対側の収納ケース100の面を「表面」とも言う。つまり図2には収納ケース100の表面が図示されている。
【0018】
収納ケース100の表面には、電子機器の端部を支持する役目を備える支持部31、32、33が設けられている。支持部の形状、数や配置位置は図示のものに限定されない。本実施の形態の支持部31、32、33は革製であり、一端部31a、32a、33aが板状部材2に縫い付けられている。図3では縫い目を点線で示している。支持部31、32、33の他方の端部は板状部材2には固定されていない。
図3は、折り目に沿って板状部材を折り曲げたときの一例を説明する図である。
電子機器を収納するときは表面が表になるように折り目21c、21dを折りたたむ。これにより、電子機器を保護できる空間を形成することができる。
次に、実施の形態の収納ケースの第1の使用例を説明する。第1の使用例は、例えば電子機器の携帯時に電子機器を収納ケースに収納する場合である。
図4および図5は、実施の形態の収納ケースの第1の使用例を説明する図である。
【0019】
図4に示すように、電子機器50を収納するときは、使用者は電子機器50の長手方向の端部を収納部1に収納する。そして図5に示すように使用者は収納ケース100の表面が表になるように折り目21c、21dに沿って板状部材2を折りたたむ。これにより電子機器50の表面および裏面が板状部材2により覆われ保護される。また、図5ではずれているが部位22gのほぼ全てが側面1bに重なる位置に部位22gを移動させることでマグネット22g1とマグネット1b1が引き合い、部位22gが側面1bに固定される。
次に、実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する。
図6図9は、実施の形態の収納ケースの第2の使用例を説明する図である。なお、図6図9においては支持部31、32、33の図示を省略している。
【0020】
使用者は収納面を表側にして折り目21aに沿って収納部1を折り曲げて収納部1を立てる。これにより開口部11が上方(鉛直上向き)に開口する。そして使用者は板状部材2を把持して収納部1の底面1aの下を潜らせる。これにより、底部1aに位置するマグネット(図示せず)とマグネット22d1とが引き合い部位22dが底部1aに固定される。また、収納部1の側面1c、部位22b、22cにより紙面手前側の面および奥側の面が開口した三角柱形状の支持部が形成される。
【0021】
次に使用者は図7に示すように折り目21fを回転中心として部位22gを折り曲げて部位22gを反時計回りに回転させながら収納部1に近づける。これにより部位22fも折り目21eを回転中心として反時計回りに回転する。使用者は図8に示すように部位22gを側面1bに当接させる。部位22gを側面1bに重ねることでマグネット22g1とマグネット1b1が引き合い部位22gが側面1bに固定される。また、収納部1の側面1b、部位22e、22f、22gにより紙面手前側の面および奥側の面が開口した三角柱形状の支持部が形成される。収納部1は、側面1b、1cに形成された三角柱形状により支持される。以下の説明ではこの形状の収納ケース100を「自立形状の収納ケース100」と言う。
【0022】
図9に示すように、使用者は開口部11に電子機器50の端部を差し込むことができる。電子機器50が挿入された収納部1は、収納部1の両側部に形成された三角柱形状により安定して支持される。従って例えば自立形状の収納ケース100を本棚等に設置し電子機器50を収納部1に配置した場合、比較的場所をとらずに電子機器50を本棚に収納することができる。また、収納ケースの側部に他の書籍が配置されているときにおいて、その書籍を取り出したときでも自立状体の収納ケース100に配置した電子機器50が傾いたり倒れたりすることを抑制することができる。
【0023】
なお、図6に示すように、収納部1の側面1c、部位22b、22cにより紙面手前側の面および奥側の面が開口した三角柱形状が形成されるため、この状態においても収納部1は、収納部1の片方の側部に形成された三角柱形状により安定して支持することができる。
次に、実施の形態の収納ケースの第3の使用例を説明する。第3の使用例は、例えば電子機器を使用する場合である。
図10は、実施の形態の収納ケースの第3の使用例を説明する図である。
電子機器50はキーボード(図示せず)やタッチパッドが配置されたキーボード面51と表示面52とを有している。
【0024】
使用者は第2の使用例と同様に収納面を表側にして折り目21aに沿って収納部1を折り曲げて収納部1を立てる。これにより開口部11が上方に開口する。そして使用者は板状部材2を把持して収納部1の底面1aの下を潜らせる。これにより、底部1aに位置するマグネット(図示せず)とマグネット22d1とが引き合い部位22dが底部1aに固定される。また、収納部1の側面1c、部位22b、22cにより紙面手前側の面および奥側の面が開口した三角柱形状が形成される。この状態で使用者は電子機器50のキーボード面51の端部を支持部31~33のいずれか(図10では支持部32)に差し込み電子機器50の底部を折り目21aに配置する。これにより電子機器50は専ら折り目21aと支持部32により支持される。キーボード面51を所定の角度で支持させることができるため、使用者はキーボード面51に配置されたキーボードを打ちやすくなる。
使用者は電子機器50のキーボード面51を差し込む支持部31~33を選択することで、キーボード面51の角度を調整することができる。
なお図10では、電子機器50の底部を折り目21aに配置したが、開口部11に配置するようにしてもよい。
【0025】
以上述べたように、実施の形態の収納ケース100は、矩形の開口部11を備え電子機器50の少なくとも一部を収納する収納部1と、一端部が開口部11の長辺に連続して設けられ複数の折り目21a~21fを備え、電子機器50の一部が収納部1に収納されているとき、電子機器50の少なくとも表面および裏面を覆うことができる板状部材2とを有し、折り目21a~21fを折ることにより収納部1の少なくとも片側に開口部11が鉛直上向きに開口した状態での収納部1の自立を支持する三角柱形状の支持部が形成される。従って、狭いスペースでも電子機器を自立させて収納できる。
具体的には、支持部は収納部1の一面と折り目を折った板状部材2の二面の合計三面により形成される。
また、実施の形態では、三角柱形状の支持部は、収納部1の両側部に形成される。従って、収納部1を安定して支持することができる。
【0026】
また、実施の形態では、第2の使用例において底部1aに位置するマグネット(図示せず)とマグネット22d1とが引き合い部位22dが底部1aに固定される。マグネット22g1とマグネット1b1が引き合い部位22gが側面1bに固定される。従って、自立形状の収納ケース100を容易に形成することができる。また、自立形状の収納ケース100の型崩れを抑制できる。
【0027】
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態の収納ケースについて説明する。
以下、第2の実施の形態の収納ケースについて、前述した第1の実施の形態の収納ケース1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態の収納ケースを説明する図である。
【0028】
第2の実施の形態の収納ケースは、部位22b、部位22fの表面のうちの一方または両方に複数のマグネットが配置されている点が異なり、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
【0029】
図11では、部位22fに複数のマグネット22f1が配置されている。本実施の形態ではマグネット22f1は、部位22fに所定の間隔を隔てて10個配置されている。マグネット22f1の形状、数や配置位置は図示のものに限定されない。
図12は、第2の実施の形態の収納ケースの使用例を説明する図である。
【0030】
第2の実施の形態の収納ケース100aを使用する使用者は、部位22bが床面(例えば机上)に接地するように自立形状の収納ケース100aを倒す。これにより部位22fが傾斜面を形成する。
【0031】
使用者は、マグネット22f1に構造物60を固定させることができる。構造物60の裏面には、マグネット22f1につく金属(図示せず)や、マグネット(図示せず)が配置されている。この構造物60としては特に限定されないが例えばワイヤレスイヤホンのケースや、スマートフォン、時計型ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ)、タイマー等が挙げられる。収納ケース100aを卓上に設置してマグネット22f1に構造物60を固定させることで卓上まわりの整理整頓を図ることができる。
第2の実施の形態の収納ケース100aによれば、第1の実施の形態の収納ケース100と同様の効果が得られる。
そして、第2の実施の形態の収納ケース100aによれば、さらに、利用者に多様な使用形態を提供できる。
【0032】
以上、本発明の収納ケースを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 収納部
1a 底面
1b、1c 側面
1b1、22d1、22f1、22g1 マグネット
11 開口部
2 板状部材
21a~21f 折り目
22a~27a 面
31、32、33 支持部
31a、31b、31c 一端部
50 電子機器
51 キーボード面
52 表示面
100、100a 収納ケース
【要約】
【課題】狭いスペースでも収納対象物を自立させて収納できること。
【解決手段】収納ケース100は、矩形の開口部11を備え電子機器50の少なくとも一部を収納する収納部1と、一端部が開口部11の長辺に連続して設けられ複数の折り目21a~21fを備え、電子機器50の一部が収納部1に収納されているとき、電子機器50の少なくとも表面および裏面を覆うことができる板状部材2とを有し、折り目21a~21fを折ることにより収納部1の少なくとも片側に開口部11が鉛直上向きに開口した状態での収納部1の自立を支持する三角柱形状の支持部が形成される。
【選択図】図9
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12