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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-29
(45)【発行日】2024-11-07
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 17/08 20060101AFI20241030BHJP
【FI】
F25D17/08 308
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020212623
(22)【出願日】2020-12-22
(65)【公開番号】P2022098936
(43)【公開日】2022-07-04
【審査請求日】2023-11-28
(73)【特許権者】
【識別番号】307036856
【氏名又は名称】アクア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147913
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 義敬
(74)【代理人】
【識別番号】100165423
【弁理士】
【氏名又は名称】大竹 雅久
(74)【代理人】
【識別番号】100091605
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 敬
(74)【代理人】
【識別番号】100197284
【弁理士】
【氏名又は名称】下茂 力
(72)【発明者】
【氏名】小松 肇
【審査官】西山 真二
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-247439(JP,A)
【文献】特開2001-050635(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0098076(US,A1)
【文献】実開昭59-151083(JP,U)
【文献】特開平02-082078(JP,A)
【文献】特開2020-106264(JP,A)
【文献】特許第3724978(JP,B2)
【文献】特開2000-304412(JP,A)
【文献】特開2020-051653(JP,A)
【文献】特開2016-050678(JP,A)
【文献】特開2009-097649(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107631535(CN,A)
【文献】特開平11-194826(JP,A)
【文献】特開2022-068726(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 17/06 - 17/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵室に送風される空気が流通する複数の風路と、
前記風路をそれぞれ開閉する風路開閉器と、を具備し、
前記風路開閉器は、各々の前記風路に対応して設けられるバッフルと、前記バッフルの開閉動作を駆動するバッフル駆動部と、を有し、
前記バッフルは、前後方向に沿って複数配置され、且つ、左右方向に沿って複数配置され、
前記バッフルは、第1バッフルと、前記第1バッフルに隣接された第2バッフルと、を有し、
前記第1バッフルの周囲には第1バッフル枠部が配置され、
前記第2バッフルの周囲には第2バッフル枠部が配置され、
前記第1バッフル枠部と前記第2バッフル枠部との間隙において、前記第1バッフル枠部および前記第2バッフル枠部の何れか一方が他方よりも高く形成されることを特徴とする冷蔵庫。
【請求項2】
前記バッフル駆動部は、左右方向において隣り合う前記バッフルどうしの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記バッフル駆動部は、ケーシングを有し、
前記ケーシングの外面に、リブまたは凹部を設け、
前記リブまたは前記凹部に、前記風路を形成する風路断熱材を密着させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
左右方向において隣り合う前記バッフル同士の間に、空洞部を形成することを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、風路に設けられる風路開閉器を備えた冷蔵庫に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、冷蔵庫では、冷凍サイクルの蒸発器で冷却した空気を、送風路を介して送風機により送風することで、貯蔵室を冷却温度帯域に冷却している。
【0003】
特許文献1および特許文献2には、複数のダンパーを備えたダブルダンパー装置が記載されている。具体的には、ここでは、左右方向に複数のダンパーを配設し、各ダンパーを個別に開閉させることで、各送風路の開閉を行っている。このようにすることで、各貯蔵室に送風する空気の風量を正確に制御することができ、各貯蔵室を所定の冷却温度帯域に冷却することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平11-194826号公報
【文献】特許第3724978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した各特許文献に記載されたダンパー装置では、左右方向に沿って2つのダンパーが配置される。このことから、3つ以上の貯蔵室に対して個別に風路を設ける場合、追加でダンパーを配置する必要がある。ダンパーの個数を多くすると、ダンパーの外形形状が大きくなるので、冷蔵庫の内部空間を圧迫してしまう課題がある。また、各ダンパーが設けられる風路において、風路抵抗が大きくなるという課題がある。
【0006】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外形形状がコンパクトであり、風路抵抗を小さくすることができる風路開閉器を備えた冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室に送風される空気が流通する複数の風路と、前記風路をそれぞれ開閉する風路開閉器と、を具備し、前記風路開閉器は、各々の前記風路に対応して設けられるバッフルと、前記バッフルの開閉動作を駆動するバッフル駆動部と、を有し、前記バッフルは、前後方向に沿って複数配置され、且つ、左右方向に沿って複数配置され、前記バッフルは、第1バッフルと、前記第1バッフルに隣接された第2バッフルと、を有し、前記第1バッフルの周囲には第1バッフル枠部が配置され、前記第2バッフルの周囲には第2バッフル枠部が配置され、前記第1バッフル枠部と前記第2バッフル枠部との間隙において、前記第1バッフル枠部および前記第2バッフル枠部の何れか一方が他方よりも高く形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
外形形状がコンパクトであり、風路抵抗を小さくすることができる風路開閉器を備えた冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。
図2】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路構成を示す正面図である。
図3】本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、風路を構成する風路カバー等を示す斜視図である。
図4】本発明の実施形態に係る冷蔵庫において、風路を構成する風路カバー、風路断熱材、風路開閉器および風路カバーを示す分解斜視図である。
図5】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器を示す図であり、(A)は風路開閉器を前側上方から見た斜視図であり、(B)は風路開閉器を後側下方から見た斜視図である。
図6】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器を示す図であり、(A)は風路開閉器およびバッフルを前側上方から見た斜視図であり、(B)はバッフル枠部を前側上方から見た斜視図である。
図7】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器を示す図であり、(A)は風路開閉器を前方右側から見た斜視図であり、(B)は風路開閉器を構成する各ギヤを前方右側から見た拡大斜視図である。
図8】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器の開状態を示す斜視図である。
図9】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器を示す図であり、(A)は風路開閉器を前方左側から見た斜視図であり、(B)は風路開閉器を構成する各ギヤを前方左側から見た拡大斜視図である。
図10】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器および風路断熱材を示す図であり、(A)は風路開閉器および風路断熱材を前方上側から見た斜視図であり、(B)は風路開閉器および風路断熱材を後方下側から見た斜視図であり、(C)は風路開閉器30を前方上側から見た拡大斜視図である。
図11】本発明の実施形態に係る冷蔵庫の風路開閉器および風路断熱材を示す図であり、(A)は風路開閉器および風路断熱材を前方上側から見た斜視図であり、(B)は風路開閉器および風路断熱材を後方下側から見た斜視図であり、(C)は風路開閉器30を前方上側から見た拡大斜視図である。
図12】本発明の実施形態に係る冷蔵庫のバッフルおよび各風路の構成を示す切開斜視図である。
図13】本発明の実施形態に係る冷蔵庫のバッフルおよび各風路の動作を示す図であり、(A)は一方のバッフルのみが開状態の場合を示す断面図であり、(B)は他方のバッフルのみが開状態の場合を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。更に、以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右を示している。また、本実施形態では、冷蔵庫10として冷凍温度帯域および冷蔵温度帯域の貯蔵室を有するものを例示するが、冷蔵庫10は、冷凍温度帯域の貯蔵室のみを有するもの、または、冷蔵温度帯域の貯蔵室のみを有するものでも良い。
【0019】
図1は、冷蔵庫10を全体的に示す側方断面図である。冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成された貯蔵室と、を主要に有している。この貯蔵室として、上方側から、冷蔵室12、野菜室15および冷凍室13が形成されている。冷蔵室12の前方開口は断熱扉18で閉鎖され、野菜室15の前方開口は断熱扉19で閉鎖され、冷凍室13の前方開口は断熱扉20および断熱扉21で閉鎖されている。
【0020】
冷蔵室12の内部下方には、小冷蔵室121および小冷蔵室122が形成されている。小冷蔵室121および小冷蔵室122は、合成樹脂板により区切られている。小冷蔵室121および小冷蔵室122は、例えば、肉や魚介類などを保存するチルド室等である。
【0021】
断熱箱体11は、所定形状に曲折加工された鋼板からなる外箱111と、外箱111の内側に配置された合成樹脂板から成る内箱112と、外箱111と内箱112との間に充填された断熱材113と、を含んで構成されている。また、冷蔵室12と野菜室15とは断熱壁281で区切られており、野菜室15と冷凍室13とは断熱壁282で区画されている。断熱壁281および断熱壁282は、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
【0022】
冷凍室13の後方には、冷却室115が形成されている。冷却室115の内部には、冷却器である蒸発器162が配設されている。また、冷蔵庫10の下端側後方には機械室14が区画形成され、機械室14には圧縮機161が配置されている。蒸発器162および圧縮機161は、冷媒圧縮式の冷凍サイクルを形成している。冷凍サイクルは、圧縮機161、図示しない凝縮器、図示しない膨張手段および蒸発器162を備えている。冷凍サイクルを運転することで、蒸発器162により冷却室115の内部の空気を冷却し、この空気を送風機24によって各貯蔵室に送風し、各貯蔵室の庫内温度を所定の冷却温度帯域とする。冷凍サイクルを構成する各構成機器は、銅管などの金属管から成る冷媒配管により相互に接続されている。
【0023】
送風機24は、蒸発器162で冷却した空気を送風する遠心ファンまたは軸流ファンである。送風機24からは上方に向かって風路48が伸びている。風路48の上端には吹出口44が形成され、中間部分には吹出口16が形成されている。吹出口44および吹出口16からは、冷蔵室12を冷却するための空気が吹き出される。風路48の構成は、図4を参照して後述する。
【0024】
吹出口46は小冷蔵室122の後方に形成された風路48の開口である。吹出口46からは、小冷蔵室122を冷却するための空気が吹き出される。また、吹出口47は野菜室15の後方に形成された風路48の開口である。吹出口46からは、野菜室15を冷却するための空気が吹き出される。
【0025】
吹出口17は、冷却室115の前方の区画壁に形成された開口であり、冷凍室13を冷却するための空気が吹出口17から吹き出される。
【0026】
風路開閉器30は、風路48の中間部分に設けられ、風路48の開閉動作を行う。風路開閉器30の詳細は、図6等を参照して後述する。また、風路開閉器30は、送風機24の直上に配置されている。
【0027】
図2は、冷蔵庫10の風路構成を示す正面図である。この図では、冷蔵室12等を破線で示している。
【0028】
前述したように、送風機24の上方には風路48が形成されており、風路48の下部には風路開閉器30が配置されている。風路48には、吹出口44、吹出口16、吹出口46および吹出口47が形成されている。
【0029】
帰還風路224は、野菜室15と冷却室115とを繋ぐ風路であり、野菜室15を冷却して冷却室115に帰還する空気が流通する。帰還風路224は、左右方向に於いて冷蔵庫10の両端に2つが形成されている。帰還風路224の上端には帰還口221が形成されており、野菜室15を冷却した空気は帰還口221から帰還風路224に流動する。帰還風路224の下端には帰還口222が形成されており、帰還風路224から冷却室115に帰還する空気は、帰還口222を経由する。
【0030】
冷却室115には吹出口17が形成されており、吹出口17の下方側には帰還口223が形成されている。蒸発器162により冷却された空気は、吹出口17を経由して冷凍室13に吹き出され、冷凍室13を冷却した空気は帰還口223から冷却室115に帰還する。
【0031】
図3は、冷蔵庫10において、前述した風路48を構成する風路カバー42等を示す斜視図である。
【0032】
風路カバー42は、上記した冷蔵庫10の内箱112の後面に取りつけられ、その内部に風路48が形成される部材である。風路カバー42は、内箱112と同様に合成樹脂板から成る。
【0033】
風路カバー42の上端面を開口することで吹出口44が形成されている。また、風路カバー42の前面には、上方から、吹出口16、吹出口45、吹出口46、吹出口47が形成されている。前述したように、吹出口44および吹出口16からは、空気が冷蔵室12に吹き出され、吹出口45および吹出口46からは小冷蔵室121および小冷蔵室122に空気が送風され、吹出口47からは野菜室15に対して空気が送風される。
【0034】
図4は、冷蔵庫10において、風路48を構成する風路カバー42、風路断熱材41、風路開閉器30および風路断熱材43示す分解斜視図である。
【0035】
風路断熱材41および風路断熱材43は風路48を形成する部材であり、風路断熱材41の前側の下端部に風路断熱材43が組み込まれる。また、風路断熱材41および風路断熱材43は、前方から風路カバー42により覆われる。
【0036】
風路断熱材41は、発泡樹脂等である断熱材から成り、その内部を前方に向かって窪ませることで、送風される空気が流通する風路482および風路484が形成されている。風路482の上端部分において風路断熱材41を開口することで開口55が形成されており、開口55の位置は、風路カバー42の吹出口46の位置と一致している。よって、風路482を上昇した空気は、開口55および吹出口46を経由して小冷蔵室122に吹き出される。
【0037】
また、風路484の上端部分の風路断熱材41を開口することで開口54が形成されている。風路断熱材41の開口54の位置は、風路カバー42の吹出口44の位置を一致している。よって、風路484を上昇した空気は、開口54および吹出口44を通過して冷蔵室12に送風される。
【0038】
更に、風路断熱材41の中間部分を開口することで複数の開口部29が形成されている。風路断熱材41の開口部29の位置は、風路カバー42の吹出口16の位置と重畳している。よって、風路カバー42を流通する空気の一部は、開口部29および吹出口16を経由して、冷蔵室12に吹き出される。
【0039】
風路断熱材43は、風路断熱材41と同様に発泡樹脂等である断熱材から成り、その内部を前方に向かって窪ませることで風路481および風路483が形成されている。風路481の上端部分を開口することで開口57が形成されており、風路断熱材43の開口57の位置は、風路カバー42の吹出口47の位置と一致している。よって、風路481を上昇した空気は、開口57および吹出口47を経由して野菜室15に送風される。
【0040】
また、風路483の上端部分を開口することで開口56が形成されおり、開口56の位置は、風路カバー42の吹出口45の位置と一致している。よって、風路482を上昇した空気は、開口56および吹出口45を経由して小冷蔵室121に吹き出される。
【0041】
風路開閉器30は、風路断熱材41の下端および風路断熱材43の下端に組み込まれ、前述した風路481等を開閉する機能を有する。風路開閉器30は、バッフル311、バッフル312、バッフル313およびバッフル314を有する。バッフル311は風路481に設けられ、バッフル312は風路482に設けられ、バッフル313は風路483に設けられ、バッフル314は風路484に設けられる。風路開閉器30の詳細は図5等を参照して後述する。
【0042】
図5(A)は風路開閉器30を前側上方から見た斜視図であり、図5(B)は風路開閉器30を後側下方から見た斜視図である。以下の説明では、バッフル311、バッフル312、バッフル313およびバッフル314を総称してバッフル31と称し、バッフル枠部321、バッフル枠部322、バッフル枠部323およびバッフル枠部324を総称してバッフル枠部32と称する。
【0043】
図5(A)を参照して、風路開閉器30は、バッフル31と、これらバッフル31の開閉動作を駆動するバッフル駆動部33を有する。バッフル311、バッフル312、バッフル313およびバッフル314は、前後方向および左右方向に行列状に配置されている。バッフル31は、上方から見た場合、全体として略矩形の外縁形状を呈している。
【0044】
バッフル駆動部33は、バッフル311およびバッフル312と、バッフル313およびバッフル314との間に配置される。このようにすることで、一つのバッフル駆動部33で、バッフル31の開閉駆動を行うことができる。
【0045】
また、バッフル31は、バッフル枠部32の内部で開閉駆動される。具体的には、バッフル311はバッフル枠部321に収納され、バッフル312はバッフル枠部322に収納され、バッフル313はバッフル枠部323に収納され、バッフル314はバッフル枠部324に収納されている。
【0046】
図5(B)を参照して、バッフル枠部321の底面を開口することで略矩形の開口部581が形成されており、図4に示した風路481を閉鎖する際には、開口部581をバッフル311により閉鎖する。同様に、バッフル枠部322を開口することで開口部582が形成されており、図4に示した風路482を閉鎖する際には、開口部582をバッフル312により閉鎖する。また、バッフル枠部323を開口することで開口部583が形成されており、図4に示した風路483を閉鎖する際には、開口部583をバッフル313により閉鎖する。更に、バッフル枠部324を開口することで開口部584が形成されており、図4に示した風路484を閉鎖する際には、開口部584をバッフル314により閉鎖する。
【0047】
図6(A)は風路開閉器30およびバッフル31を前側上方から見た斜視図であり、図6(B)はバッフル枠部32を前側上方から見た斜視図である。
【0048】
図6(A)を参照して、バッフル311は、左方側に突出する回動軸491が後方左端部に形成され、右方側に突出する回動軸492が後方右端部に形成されている。バッフル312は、左方側に突出する回動軸493が後方左端部に形成され、右方側に突出する回動軸494が後方右端部に形成されている。バッフル313は、左方側に突出する回動軸498が後方左端部に形成され、右方側に突出する回動軸497が後方右端部に形成されている。バッフル314は、左方側に突出する回動軸496が後方左端部に形成され、右方側に突出する回動軸495が後方右端部に形成されている。ここでは、回動軸495は、バッフル駆動部33に隠れて示されていない。
【0049】
バッフル311の回動軸491、バッフル312の回動軸493、バッフル313の回動軸497、および、バッフル314の回動軸495は、後述するバッフルギヤ374等に相対回転不能に接続されている。
【0050】
図6(B)を参照して、バッフル枠部321の左右方向で対向する壁部を略円形に開口することで、孔部501および孔部502が形成されている。同様に、バッフル枠部322を開口することで孔部503および孔部504が形成されている。また、バッフル枠部323を開口することで孔部507および孔部508が形成されている。更に、バッフル枠部324を開口することで孔部505および孔部506が形成されている。ここで、孔部502、孔部504、孔部506および孔部508は、必ずしも貫通孔として形成される必要は無く、左右方向外側に向かって窪む凹状の有底孔として形成されても良い。
【0051】
図6(A)に示したバッフル311の回動軸491および回動軸492は、図6(B)に示すバッフル枠部321の孔部501および孔部502に回動可能に挿入される。同様に、バッフル312の回動軸493および回動軸494は、バッフル枠部322の孔部503および孔部504に回動可能に挿入される。また、バッフル313の回動軸497および回動軸498は、バッフル枠部323の孔部507および孔部508に回動可能に挿入される。更に、バッフル314の回動軸495および回動軸496は、バッフル枠部324の孔部505および孔部506に回動可能に挿入される。
【0052】
図7(A)は風路開閉器30を前方右側から見た斜視図であり、図7(B)は風路開閉器30を構成する各ギヤを前方右側から見た拡大斜視図である。
【0053】
図7(A)を参照して、バッフル駆動部33は、風路開閉器30の中央部に位置され、バッフル31を回動させるための複数のギヤを有している。
【0054】
図7(B)を参照して、バッフル駆動部33は、モータ34と、モータギヤ35と、従動ギヤ364および従動ギヤ363と、バッフルギヤ374およびバッフルギヤ373,374を有している。
【0055】
モータギヤ35は、モータ34により回転駆動されており、伝達ギヤ366と歯合している。伝達ギヤ366は、従動ギヤ364および従動ギヤ362と一体化している。従動ギヤ364の前方側にバッフルギヤ374が配置されており、従動ギヤ364とバッフルギヤ374とは歯合している。バッフルギヤ374にはバッフル311の回動軸491が相対回転不能に挿入されている。よって、モータ34でモータギヤ35を回転させると、その回転力は、伝達ギヤ366、従動ギヤ364を介してバッフルギヤ374を回転させ、これにより、バッフル311が回動される。
【0056】
図8の斜視図では、バッフル311のみを開状態とし、バッフル312、バッフル313およびバッフル314を閉状態としている風路開閉器30を示している。
【0057】
図7(B)を参照して、バッフルギヤ374のギヤ比は、従動ギヤ364に対して小さくしている。このようにすることで、従動ギヤ364の回転量に比べて、バッフルギヤ374を大きく回転させることができる。例えば、従動ギヤ364を80度回転させることで、バッフルギヤ374を90度回転させることが出来る。よって、バッフル311を開状態とする際に、バッフル311を確実に垂直状態にすることができ、上記した風路481の風路抵抗を小さくすることができる。
【0058】
また、モータギヤ35は、伝達ギヤ365と歯合している。伝達ギヤ365は、従動ギヤ363および従動ギヤ361(図9(B)参照)と一体化している。従動ギヤ363の後方側にバッフルギヤ373が配置されており、従動ギヤ363とバッフルギヤ373とは歯合している。バッフルギヤ373にはバッフル312の回動軸493が相対回転不能に挿入されている。ここでも、開状態に於いてバッフル312を確実に90度回動させるために、バッフルギヤ373は、従動ギヤ363に対してギヤ比が小さくされている。
【0059】
図9(A)は風路開閉器30を前方左側から見た斜視図であり、図9(B)は風路開閉器30を構成する各ギヤを前方左側から見た拡大斜視図である。
【0060】
図9(B)を参照して、従動ギヤ362は前述した伝達ギヤ366と一体化している。また、従動ギヤ362の前方にはバッフルギヤ372が配置され、従動ギヤ362とバッフルギヤ372とは歯合することが可能なように配置されている。また、バッフルギヤ372には、バッフル313の回動軸497が相対回転不能に挿入して接続されている。ここでも、開状態に於いてバッフル313を確実に90度回動させるために、バッフルギヤ372のギヤ比は、従動ギヤ362に対して小さくされている。
【0061】
伝達ギヤ365は、その前方部分が伝達ギヤ366と歯合している。また、伝達ギヤ365は、従動ギヤ361および従動ギヤ363(図7(B)参照)と一体化している。従動ギヤ361の後方側にバッフルギヤ371が配置されており、従動ギヤ361とバッフルギヤ371とは、歯合することが可能なように配置されている。バッフルギヤ371にはバッフル314の回動軸495が相対回転不能に挿入されている。
【0062】
モータ34でモータギヤ35を回転させると、その回転力は、伝達ギヤ366、伝達ギヤ365、従動ギヤ361を介してバッフルギヤ371を回転させ、これにより、バッフル314が回動される。ここでも、開状態に於いてバッフル314を確実に90度回動させるために、バッフルギヤ371のギヤ比は、従動ギヤ361に対して小さくされている。
【0063】
図10(A)は風路開閉器30および風路断熱材41を前方上側から見た斜視図であり、図10(B)は風路開閉器30および風路断熱材41を後方下側から見た斜視図であり、図10(C)は風路開閉器30を前方上側から見た拡大斜視図である。
【0064】
図10(A)を参照して、風路断熱材41の下端には、略板状の挿入部521および挿入部522が形成されている。また、挿入部521および挿入部522の間には、前方から見た場合に、略矩形状のスリット51が形成されている。
【0065】
風路開閉器30のバッフル駆動部33はケーシング38を有する。ケーシング38は、略直方体形状に成形された合成樹脂から成る。ケーシング38の内部に、上述したバッフル駆動部33を構成するギヤ等が内蔵されている。
【0066】
図10(B)を参照して、スリット51の後方側には当接部49が配置されている。当接部49は、風路482と風路484とを区画する部分の下端面であり、平坦面でも良いし、後述する凹部40を反転させた形状でも良い。
【0067】
図10(C)を参照して、ケーシング38の上面には凹部40が形成されている。凹部40は、ケーシング38の上面において前後方向に沿って直線状に伸びるように形成されている。更には、凹部40は、ケーシング38の上面において左右方向に沿って直線状に伸びるようにも形成されている。換言すると、凹部40は、ケーシング38の上面において略十字状に形成されている。
【0068】
風路開閉器30のケーシング38は、図10(B)に示したスリット51に挿入される。また、凹部40が形成されたケーシング38の上面は、当接部49に密着する。このようにすることで、ケーシング38の上面と、風路断熱材41の当接部49との間を密閉し、風路482と風路484とを分離し、例えば、風路482から風路484の側に空気が侵入することを抑止できる。
【0069】
ここで、前述した凹部40に替えてリブをケーシング38の上面に形成し、そのリブが当接部49に密着するようにしても良い。
【0070】
更に、図10(C)を参照して、バッフル枠部321とバッフル枠部322との間には、間隙532が形成されている。更に、バッフル枠部321のバッフル壁部3221は間隙532に面しており、バッフル枠部322のバッフル壁部3211は間隙532に面している。また、バッフル枠部322のバッフル壁部3211は、バッフル枠部321のバッフル壁部3221よりも高く形成されている。ここで、バッフル枠部321が第1バッフル枠部であり、バッフル枠部322が第2バッフル枠部である。
【0071】
同様に、バッフル枠部324のバッフル壁部3241は、間隙531を挟んで、バッフル枠部323のバッフル壁部3231と対面している。また、バッフル壁部3241は、バッフル壁部3231よりも高く形成されている。
【0072】
このようにすることで、図10(A)に示す、風路断熱材41の挿入部521および挿入部522を、風路開閉器30の間隙531および間隙532に容易に挿入することができる。具体的には、風路断熱材41の挿入部521を、風路開閉器30の間隙531に挿入する際に、高く形成されたバッフル壁部3241が案内板として機能する。更に、バッフル壁部3241とバッフル壁部3231との高さが異なることで、間隙531の上部に大きな開口が形成され、間隙531に挿入部521を容易に挿入することができる。
【0073】
同様に、図10(C)に示す、風路開閉器30の右方側において、バッフル壁部3211がバッフル壁部3221よりも高く形成されることで、図10(A)に示す風路断熱材41の挿入部522を、間隙532に容易に挿入することができる。
【0074】
図11(A)は風路開閉器30および風路断熱材41を前方上側から見た斜視図であり、図11(B)は風路開閉器30および風路断熱材41を後方下側から見た斜視図であり、図11(C)は風路開閉器30を前方上側から見た拡大斜視図である。
【0075】
図11(C)を参照して、バッフル枠部322、バッフル枠部323およびバッフル枠部324が、合成樹脂から一体的に形成されている。例えば、バッフル枠部323が第1バッフル枠部であり、バッフル枠部324が第2バッフル枠部である。また、バッフル枠部323とバッフル枠部324との間には、略水平な平坦面62が形成されている。このようにすることで、図11(B)に示す風路開閉器30の下面である当接面64を、風路開閉器30の平坦面62に当接させ且つ密着させることができ、バッフル313で開閉される風路483と、バッフル314で開閉される風路484とを区画することができる。
【0076】
また、図11(C)を参照して、バッフル31の外側面63は、略平坦な平坦面とされている。具体的には、外側面63は、例えば、バッフル枠部322の右方側面および前方側面、ケーシング38の右側面および前側面、バッフル枠部323の前側面および左側面、および、バッフル枠部324の左側面である。このようにすることで、風路開閉器30の外側面63を、図11(B)に示す風路断熱材41の下端に形成された内面61に密着させることができ、各風路と風路開閉器30との間を密閉することができる。
【0077】
図12は、各バッフルおよび各風路の構成を示す切開斜視図である。
【0078】
前述したように、風路開閉器30は、バッフル311とバッフル312とを有し、バッフル311とバッフル312との間に空洞部60が形成されている。空洞部60は、断面ハット形状に形成された合成樹脂の内部空間である。前述したように、バッフル311は風路481を開閉し、バッフル312は風路482を開閉する。
【0079】
図13(A)はバッフル311のみが開状態の場合を示す断面図であり、図13(B)はバッフル312のみが開状態の場合を示す断面図である。
【0080】
図13(A)を参照して、回動軸492を回転中心として、バッフル311を略90度回転させることで開状態にすると、前述した蒸発器162により冷却された低温の空気が、風路481および開口57を経由して、野菜室15に吹き出される。この際、空洞部60が存在することで、風路481と風路482が断熱され、バッフル312の回動軸494が凍結することは防止されている。
【0081】
図13(B)を参照して、回動軸494を中心としてバッフル312を略90度回転させることで開状態にし、風路482を経由して空気を冷蔵室12に向かって送風することができる。この時、バッフル311は回動軸492を回転中心として前述とは逆方向に略90度回動することで、閉状態となっている。この際、空洞部60により風路482と風路481とが断熱されていることで、回動軸492が凍結することを抑制することができる。
【0082】
前述した本実施形態によれば、以下の主要な効果を奏することができる。
【0083】
図5(A)を参照して、外形形状がコンパクトであり、風路抵抗を小さくすることができる風路開閉器30を備えた冷蔵庫10を提供することができる。即ち、バッフル31が、前後方向および左右方向に沿って複数が配置されることで、風路開閉器30における風路抵抗を小さくでき、更に、左方側の風路48と右方側の風路48の風量差を小さくできる。よって、各貯蔵室を効率的に所定の温度に冷却することができる。
【0084】
また、図5(A)を参照して、バッフル駆動部33をバッフル31どうしの間に配置することで、一つのバッフル駆動部33で全てのバッフル31の開閉動作を効果的に駆動することができる。
【0085】
また、図9(B)を参照して、バッフルギヤ371のギヤ比を、従動ギヤに対して小さくすることで、小さな従動ギヤの回転により、大きなバッフルギヤ371の回転量を得ることができ、バッフル31の開閉作業を確実に行うことができる。
【0086】
また、図10(C)を参照して、ケーシング38の外面に設けたリブまたは凹部40に風路断熱材41を密着させることで、バッフル駆動部33のケーシング38との間隙を密閉でき、両者の間隙から空気が漏れることを防止できる。
【0087】
また、図10(C)を参照して、バッフル枠部321とバッフル枠部322との間隙において、バッフル枠部321のバッフル壁部3221および前記バッフル枠部322のバッフル壁部3211の何れか一方が他方よりも高く形成されることで、バッフル枠部321とバッフル枠部322との間隙に風路断熱材41の下端を容易に挿入することができる。
【0088】
また、図11(C)を参照して、バッフル枠部323とバッフル枠部324とが一体形成されることで、各バッフル31が設けられる風路48を確実に分離することができる。
【0089】
また、図11(C)を参照して、バッフル枠部322ないしバッフル枠部324の外側面63が平坦面であることで、バッフル枠部321およびバッフル枠部322の外側面63を、風路断熱材41に密着させ、風路48の気密性を向上することができる。
【0090】
また、図13(A)を参照して、空洞部60によりバッフル31どうしを断熱することができ、バッフル311が開状態の際に、隣接するバッフル312の駆動部が凍結することを防止できる。
【0091】
本発明は、前述実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室に送風される空気が流通する複数の風路と、前記風路をそれぞれ開閉する風路開閉器と、を具備し、前記風路開閉器は、各々の前記風路に対応して設けられるバッフルと、前記バッフルの開閉動作を駆動するバッフル駆動部と、を有し、前記バッフルは、前後方向に沿って複数配置され、且つ、左右方向に沿って複数配置されることを特徴とする。従って、本発明の冷蔵庫によれば、外形形状がコンパクトであり、風路抵抗を小さくすることができる風路開閉器を備えた冷蔵庫を提供することができる。具体的には、バッフルが、前後方向および左右方向に沿って複数が配置されることで、風路開閉器における風路抵抗を小さくでき、更に、左方側の風路と右方側の風路の風量差を小さくできる。よって、各貯蔵室を効率的に所定の温度に冷却することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記バッフル駆動部は、左右方向において隣り合う前記バッフルどうしの間に配置されることを特徴とする。従って、本発明の冷蔵庫によれば、バッフル駆動部をバッフルどうしの間に配置することで、一つのバッフル駆動部で全てのバッフルの開閉動作を効果的に駆動することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記バッフル駆動部は、ケーシングを有し、前記ケーシングの外面に、リブまたは凹部を設け、前記リブまたは前記凹部に、前記風路を形成する風路断熱材を密着させることを特徴とする。従って、本発明の冷蔵庫によれば、ケーシングの外面に設けたリブまたは凹部に風路断熱材を密着させることで、バッフル駆動部のケーシングとの間隙を密閉でき、両者の間隙から空気が漏れることを防止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記バッフルは、第1バッフルと、前記第1バッフルに隣接された第2バッフルと、を有し、前記第1バッフルの周囲には第1バッフル枠部が配置され、前記第2バッフルの周囲には第2バッフル枠部が配置され、前記第1バッフル枠部と前記第2バッフル枠部との間隙において、前記第1バッフル枠部および前記第2バッフル枠部の何れか一方が他方よりも高く形成されることを特徴とする。従って、本発明の冷蔵庫によれば、第1バッフル枠部と第2バッフル枠部との間隙において、第1バッフル枠部および前記第2バッフル枠部の何れか一方が他方よりも高く形成されることで、第1バッフル枠部と第2バッフル枠部との間隙に風路断熱材の下端を容易に挿入することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、左右方向において隣り合う前記バッフル同士の間に、空洞部を形成することを特徴とする。従って、本発明の冷蔵庫によれば、空洞部によりバッフルどうしを断熱することができ、一方のバッフルが開状態の際に、隣接する他方のバッフルの駆動部が凍結することを防止できる。
【符号の説明】
【0092】
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
111 外箱
112 内箱
113 断熱材
115 冷却室
12 冷蔵室
121 小冷蔵室
122 小冷蔵室
13 冷凍室
14 機械室
15 野菜室
16 吹出口
161 圧縮機
162 蒸発器
17 吹出口
18 断熱扉
19 断熱扉
20 断熱扉
21 断熱扉
221 帰還口
222 帰還口
223 帰還口
224 帰還風路
24 送風機
281 断熱壁
282 断熱壁
29 開口部
30 風路開閉器
31 バッフル
311 バッフル
312 バッフル
313 バッフル
314 バッフル
32 バッフル枠部
321 バッフル枠部
3211 バッフル壁部
322 バッフル枠部
3221 バッフル壁部
323 バッフル枠部
3231 バッフル壁部
324 バッフル枠部
3241 バッフル壁部
33 バッフル駆動部
34 モータ
35 モータギヤ
361 従動ギヤ
362 従動ギヤ
363 従動ギヤ
364 従動ギヤ
365 伝達ギヤ
366 伝達ギヤ
371 バッフルギヤ
372 バッフルギヤ
373 バッフルギヤ
374 バッフルギヤ
38 ケーシング
40 凹部
41 風路断熱材
42 風路カバー
43 風路断熱材
44 吹出口
45 吹出口
46 吹出口
47 吹出口
48 風路
481 風路
482 風路
483 風路
484 風路
49 当接部
491 回動軸
492 回動軸
493 回動軸
494 回動軸
495 回動軸
496 回動軸
497 回動軸
498 回動軸
501 孔部
502 孔部
503 孔部
504 孔部
505 孔部
506 孔部
507 孔部
508 孔部
51 スリット
521 挿入部
522 挿入部
531 間隙
532 間隙
54 開口
55 開口
56 開口
57 開口
581 開口部
582 開口部
583 開口部
584 開口部
60 空洞部
61 内面
62 平坦面
63 外側面
64 当接面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13