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特許7579233鍵管理装置、鍵管理方法、および、鍵管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-29
(45)【発行日】2024-11-07
(54)【発明の名称】鍵管理装置、鍵管理方法、および、鍵管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/16 20240101AFI20241030BHJP
【FI】
G06Q50/16
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021188171
(22)【出願日】2021-11-18
(65)【公開番号】P2022155460
(43)【公開日】2022-10-13
【審査請求日】2024-05-17
(31)【優先権主張番号】P 2021057437
(32)【優先日】2021-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】横尾 友紀
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【審査官】木村 慎太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-141355(JP,A)
【文献】特開2006-344181(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置であって、
前記記憶部は、
発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、
取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、
を備え、
前記制御部は、
発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注識別子、前記鍵種類、前記納品区分、前記使用区分および前記廃棄区分を紐付けて設定した、前記発注数の前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録する鍵発注手段と、
前記発注鍵が納品された場合、前記発注鍵の前記鍵詳細データに設定された前記納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵識別子を当該鍵詳細データに設定する鍵納品手段と、
前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注手段と、
前記発注鍵の取付登録がされた場合、前記発注鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記取付鍵の取付識別子を設定した前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記取付鍵の前記鍵詳細データとして登録し、前記発注識別子、前記取付識別子、前記取付鍵の前記設置部屋、および、前記取付鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用手段と、
前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄手段と、
を備えたことを特徴とする鍵管理装置。
【請求項2】
前記鍵使用手段は、
更に、保管場所入力画面を表示させ、当該保管場所入力画面にて前記部屋鍵マスタに登録する前記交換鍵の前記保管場所を選択させることを特徴とする請求項1に記載の鍵管理装置。
【請求項3】
前記鍵詳細データは、
更に、前記鍵種類が紐付けて設定され、
前記制御部は、
前記鍵種類が設定された抽出条件が入力された場合、前記抽出条件および前記鍵詳細データに基づいて、前記発注鍵の在庫数を示す鍵照会画面を表示させる鍵照会表示手段、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の鍵管理装置。
【請求項4】
前記鍵交換発注手段は、
更に、前記交換鍵の取付識別子を設定した前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録し、
前記鍵使用手段は、
更に、前記取付識別子を設定した前記レコードを前記部屋鍵マスタに登録することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
【請求項5】
前記保管場所は、
貸主、借主、管理会社、現地、仲介業者、内装業者、または、ゼネコンであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
【請求項6】
記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置に実行させるための鍵管理方法であって、
前記記憶部は、
発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、
取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、
を備え、
前記制御部で実行さる、
発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注識別子、前記鍵種類、前記納品区分、前記使用区分および前記廃棄区分を紐付けて設定した、前記発注数の前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録する鍵発注ステップと、
前記発注鍵が納品された場合、前記発注鍵の前記鍵詳細データに設定された前記納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵識別子を当該鍵詳細データに設定する鍵納品ステップと、
前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注ステップと、
前記発注鍵の取付登録がされた場合、前記発注鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記取付鍵の取付識別子を設定した前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記取付鍵の前記鍵詳細データとして登録し、前記発注識別子、前記取付識別子、前記取付鍵の前記設置部屋、および、前記取付鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用ステップと、
前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄ステップと、
を含むことを特徴とする鍵管理方法。
【請求項7】
記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置に実行させるための鍵管理プログラムであって、
前記記憶部は、
発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、
取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、
を備え、
前記制御部において、
発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注識別子、前記鍵種類、前記納品区分、前記使用区分および前記廃棄区分を紐付けて設定した、前記発注数の前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録する鍵発注ステップと、
前記発注鍵が納品された場合、前記発注鍵の前記鍵詳細データに設定された前記納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵識別子を当該鍵詳細データに設定する鍵納品ステップと、
前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注ステップと、
前記発注鍵の取付登録がされた場合、前記発注鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記取付鍵の取付識別子を設定した前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記取付鍵の前記鍵詳細データとして登録し、前記発注識別子、前記取付識別子、前記取付鍵の前記設置部屋、および、前記取付鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用ステップと、
前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄ステップと、
を実行させるための鍵管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍵管理装置、鍵管理方法、および、鍵管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、賃貸物件の鍵の管理において、家主等への鍵の返却、入居者への鍵の引渡し等に関する保管・管理状況の変更を入力可能とし、全体で管理している鍵の数やその鍵を使用する賃貸物件名、各鍵の保管・管理状況を各画面によって把握できるようにする構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2006-344181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、賃貸契約解約後の鍵交換時に、新たな鍵データの登録および廃棄処理を実行することができないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、錠・鍵の発注に対する入荷後の在庫管理、ならびに、錠の交換工事による新しい鍵1本毎の在庫管理場所変更、および、元の鍵を廃棄することによる在庫情報変更を行うことができる鍵管理装置、鍵管理方法、および、鍵管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る鍵管理装置は、記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置であって、前記記憶部は、発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、を備え、前記制御部は、前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注手段と、前記交換鍵の取付登録がされた場合、前記交換鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記交換鍵の前記設置部屋、および、前記交換鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用手段と、前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る鍵管理装置において、前記鍵使用手段は、更に、保管場所入力画面を表示させ、当該保管場所入力画面にて前記部屋鍵マスタに登録する前記交換鍵の前記保管場所を選択させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る鍵管理装置において、前記鍵詳細データは、更に、鍵種類が紐付けて設定され、前記制御部は、前記鍵種類および解約申込日が設定された抽出条件が入力された場合、前記抽出条件および前記鍵詳細データに基づいて、前記発注鍵の在庫数を示す鍵照会画面を表示させる鍵照会表示手段、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る鍵管理装置において、前記鍵交換発注手段は、更に、前記交換鍵の取付識別子を設定した前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録し、前記鍵使用手段は、更に、前記取付識別子を設定した前記レコードを前記部屋鍵マスタに登録することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る鍵管理装置において、前記保管場所は、貸主、借主、管理会社、現地、仲介業者、内装業者、または、ゼネコンであることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る鍵管理装置において、前記制御部は、発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注識別子、前記鍵種類、前記納品区分、前記使用区分および前記廃棄区分を紐付けて設定した、前記発注数の前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記鍵記憶手段に登録する鍵発注手段と、前記発注鍵が納品された場合、前記発注鍵の前記鍵詳細データに設定された前記納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵識別子を当該鍵詳細データに設定する鍵納品手段と、前記鍵使用手段は、前記発注鍵の取付登録がされた場合、前記使用区分を有に更新し、前記取付鍵の取付識別子を設定した前記発注鍵の前記鍵詳細データを前記取付鍵の前記鍵詳細データとして登録し、前記発注識別子、前記取付識別子、前記取付鍵の前記設置部屋、および、前記取付鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る鍵管理方法は、記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置に実行させるための鍵管理方法であって、前記記憶部は、発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、を備え、前記制御部で実行させる、前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注ステップと、前記交換鍵の取付登録がされた場合、前記交換鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記交換鍵の前記設置部屋、および、前記交換鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用ステップと、前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄ステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る鍵管理プログラムは、記憶部と制御部とを備えた鍵管理装置に実行させるための鍵管理プログラムであって、前記記憶部は、発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、前記発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、前記発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶する鍵記憶手段と、取付済の前記発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、前記取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定した部屋鍵マスタと、を備え、前記制御部において、前記取付鍵についての交換発注登録がされた場合、前記納品区分を有に更新した前記発注鍵の前記鍵詳細データを交換鍵の前記鍵詳細データとして登録する鍵交換発注ステップと、前記交換鍵の取付登録がされた場合、前記交換鍵の鍵詳細データに設定された前記使用区分を有に更新し、前記交換鍵の前記設置部屋、および、前記交換鍵の前記保管場所を紐付けたレコードを前記部屋鍵マスタに登録する鍵使用ステップと、前記取付鍵の廃棄登録がされた場合、前記鍵記憶手段に記憶された前記取付鍵の前記鍵詳細データに設定された前記廃棄区分を有に更新し、前記部屋鍵マスタに設定された前記取付鍵の前記レコードを消去し、前記交換鍵の前記レコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する鍵廃棄ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、保管場所の共有が効率化できるという効果を奏する。また、本発明によれば、在庫管理・保管場所管理共に、ヒューマンエラーによるミスリスクを抑制することができるという効果を奏する。また、賃貸業界において鍵管理は必須業務であるにも関わらず、管理がシステム化できておらず、入退去のタイミングで鍵交換が発生した場合、システム化されていないために担当者毎にそれぞれで管理し、システム外で管理するしかなかったが、本発明によれば、管理がシステム化できるという部分で大きな差別化につながるという効果を奏する。また、本発明によれば、シリンダーの在庫管理ができることで、管理負荷を軽減できるという効果を奏する。また、本発明によれば、工事入力により鍵発注を行い、納品処理をすることにより、鍵の在庫を増やす処理を実装することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、工事入力により鍵取付を行い、使用処理をすることにより、在庫鍵の使用処理を実装することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、使用鍵の保管場所指定を実装することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、鍵取り外しとして、廃棄処理をすることにより、使用鍵の廃棄を実装することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、本実施形態における鍵管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、本実施形態における鍵管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図3図3は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図4図4は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図5図5は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図6図6は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図7図7は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図8図8は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図9図9は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図10図10は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図11図11は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
図12図12は、本実施形態における鍵在庫確認処理の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
【0017】
[1.概要]
まず、本発明の概要を説明する。
【0018】
従来、不動産管理においては、鍵の在庫管理を管理会社で行っているところもあり、解約が発生する都度、(次の契約が入る際に、新しい鍵の付け替えが必要となるため)専用の鍵の在庫を確保しておく必要があり、どの鍵をどの物件・部屋に取り付けしているかの管理も必要であり、通常、シリンダーに鍵が3~4本ついているが、対象の鍵を貸主や家主、管理会社、仲介業者に渡しており、鍵の所在を知る必要があった。
【0019】
しかしながら、従来は、在庫管理・保管場所管理共に、エクセル(登録商標)等の表計算ソフトで管理していたため、作業ミス・共有ミス等が発生してしまうことがあった。
【0020】
そこで、本実施形態においては、工事入力にて鍵の発注を行うため、工事入力の際に、鍵の在庫を増やし、鍵の在庫管理を可能とし、鍵の取り付けに関しても工事入力を行うため、工事入力の際に、在庫鍵の使用を可能とし、鍵取り付けの使用時に、鍵が本数分セットして割当されるため、1本ずつ鍵の保管場所を入力することにより、鍵の所在が確認可能とする仕組みを提供している。
【0021】
[2.構成]
本実施形態に係る鍵管理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態における鍵管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0022】
図1に示すように、鍵管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、鍵管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0023】
鍵管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。鍵管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0024】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、鍵管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、鍵管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
【0025】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0026】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、鍵データベース106aと部屋鍵マスタ106bとを備えている。
【0027】
鍵データベース106aは、鍵データを記憶する。ここで、鍵データベース106aは、発注済の鍵である発注鍵の納品の有無を示す納品区分、発注鍵の取付の有無を示す使用区分、および、発注鍵の廃棄の有無を示す廃棄区分を紐付けて設定した鍵詳細データを記憶していてもよい。ここで、鍵詳細データは、鍵種類が紐付けて設定されていてもよい。また、鍵詳細データは、発注識別子、取付識別子、鍵種類、納品区分、使用区分、廃棄区分、および/または、鍵番号等が設定されていてもよい。また、鍵データベース106aは、鍵工事の工事基本データを記憶していてもよい。ここで、工事基本データは、工事識別子、物件識別子、および/または、部屋番号等が設定されていてもよい。
【0028】
部屋鍵マスタ106bは、取付済の発注鍵である取付鍵の設置部屋、および、取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを設定したマスタである。ここで、保管場所は、貸主、借主、管理会社、現地、仲介業者、内装業者、または、ゼネコンであってもよい。また、部屋鍵マスタ106bは、物件識別子、部屋番号、行番号、鍵番号、貸主区分、借主区分、当社区分、現地区分、仲介区分、内装区分、ゼネコン区分、発注識別子、および/または、取付識別子が設定されていてもよい。
【0029】
制御部102は、鍵管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、鍵発注部102aと鍵納品部102bと鍵交換発注部102cと鍵使用部102dと鍵廃棄部102eと鍵照会表示部102fとを備えている。
【0030】
鍵発注部102aは、発注鍵の鍵詳細データを取得する。ここで、鍵発注部102aは、発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注識別子、鍵種類、納品区分、使用区分および廃棄区分を紐付けて設定した、発注数の発注鍵の鍵詳細データを鍵データベース106aに登録してもよい。また、鍵発注部102aは、鍵工事の工事基本データを取得してもよい。
【0031】
鍵納品部102bは、発注鍵が納品された場合、発注鍵の鍵詳細データに設定された納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵識別子を当該鍵詳細データに設定する。
【0032】
鍵交換発注部102cは、交換鍵の鍵詳細データを取得する。ここで、鍵交換発注部102cは、取付鍵についての交換発注登録がされた場合、納品区分を有に更新した発注鍵の鍵詳細データを交換鍵の鍵詳細データとして登録してもよい。また、鍵交換発注部102cは、交換鍵の取付識別子を設定した鍵詳細データを鍵データベース106aに登録してもよい。
【0033】
鍵使用部102dは、交換鍵の取付登録がされた場合、交換鍵の鍵詳細データに設定された使用区分を有に更新し、交換鍵の設置部屋、および、交換鍵の保管場所を紐付けたレコードを部屋鍵マスタ106bに登録する。ここで、鍵使用部102dは、保管場所入力画面を表示させ、当該保管場所入力画面にて部屋鍵マスタ106bに登録する交換鍵の保管場所を選択させてもよい。また、鍵使用部102dは、交換鍵の取付識別子を設定したレコードを部屋鍵マスタ106bに登録してもよい。また、鍵使用部102dは、発注鍵の取付登録がされた場合、発注鍵の鍵詳細データに設定された使用区分を有に更新し、取付鍵の取付識別子を設定した発注鍵の鍵詳細データを取付鍵の鍵詳細データとして登録し、発注識別子、取付識別子、取付鍵の設置部屋、および、取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを部屋鍵マスタ106bに登録してもよい。
【0034】
鍵廃棄部102eは、取付鍵の廃棄登録がされた場合、鍵データベース106aに記憶された取付鍵の鍵詳細データに設定された廃棄区分を有に更新し、部屋鍵マスタ106bに設定された取付鍵のレコードを消去し、交換鍵のレコードを新たな取付鍵のレコードとして登録する。
【0035】
鍵照会表示部102fは、鍵の在庫数を示す鍵照会画面を表示させる。ここで、鍵照会表示部102fは、鍵種類および解約申込日が設定された抽出条件が入力された場合、抽出条件および鍵詳細データに基づいて、発注鍵の在庫数を示す鍵照会画面を表示させてもよい。
【0036】
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図12を参照して説明する。
【0037】
[鍵管理処理]
ここで、図2を参照して、本実施形態における鍵管理処理の一例について説明する。図2は、本実施形態における鍵管理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
【0038】
図2に示すように、鍵発注部102aは、ユーザにより入力装置112を介して発注数および鍵種類を含む鍵発注項目が明細入力画面に設定された場合、発注番号、鍵種類、納品区分、使用区分および廃棄区分を紐付けて設定した、発注数の発注鍵の鍵詳細データを鍵データベース106aに登録する(ステップSA-1)。
【0039】
そして、鍵納品部102bは、発注鍵が納品され、ユーザにより入力装置112を介して発注鍵の鍵番号が入力された場合、鍵データベース106aに記憶された発注鍵の鍵詳細データに設定された納品区分を有に更新し、当該発注鍵の鍵番号を当該鍵詳細データに設定する(ステップSA-2)。
【0040】
そして、鍵使用部102dは、ユーザにより入力装置112を介して発注鍵の取付登録がされた場合、発注鍵の鍵詳細データに設定された使用区分を有に更新し、取付番号を設定した発注鍵の鍵詳細データを取付鍵の鍵詳細データとして登録し、発注番号、取付番号、取付鍵の設置部屋、および、取付鍵の保管場所を紐付けたレコードを部屋鍵マスタ106bに登録する(ステップSA-3)。
【0041】
そして、鍵交換発注部102cは、ユーザにより入力装置112を介して取付鍵についての交換発注登録がされた場合、鍵データベース106aに記憶された発注鍵の鍵詳細データに設定された納品区分を有に更新し、取付番号を設定した発注鍵の鍵詳細データを交換鍵の鍵詳細データとして登録する(ステップSA-4)。
【0042】
そして、鍵使用部102dは、ユーザにより入力装置112を介して交換鍵の取付登録がされた場合、交換鍵の鍵詳細データに設定された使用区分を有に更新し、交換鍵の設置部屋、および、交換鍵の保管場所を紐付けたレコードを部屋鍵マスタ106bに登録する(ステップSA-5)。
【0043】
そして、鍵廃棄部102eは、ユーザにより入力装置112を介して取付鍵の廃棄登録がされた場合、鍵データベース106aに記憶された取付鍵の鍵詳細データに設定された廃棄区分を有に更新し、部屋鍵マスタ106bに設定された取付鍵のレコードを消去し、交換鍵のレコードを新たな取付鍵のレコードとして登録し(ステップSA-6)、処理を終了する。
【0044】
ここで、図3から図11を参照して、本実施形態における鍵管理処理の一例について説明する。図3から図11は、本実施形態における鍵管理処理の一例を示す図である。
【0045】
図3に示すように、本実施形態においては、ユーザにより工事入力画面にて鍵発注入力があった場合、鍵発注の工事基本データが登録される。
【0046】
そして、図4に示すように、本実施形態においては、ユーザにより明細入力画面にて鍵発注の明細入力があった場合、発注番号、鍵種類、納品区分、使用区分および廃棄区分を紐付けて設定した、発注数である2つの発注鍵の鍵発注詳細である鍵詳細データが登録される。
【0047】
そして、図5に示すように、本実施形態においては、ユーザにより鍵照会画面にて納品日および鍵番号が入力された場合、納品処理として、鍵在庫の増加、および、対象鍵番号が登録される。そして、図5に示すように、本実施形態においては、ユーザにより工事入力画面にて鍵の取付発注として、対象の取付発注の工事番号の鍵詳細が指定された場合、鍵取付の工事基本データが登録され、鍵詳細データに当該工事番号が取付工事番号として設定される。
【0048】
そして、図6に示すように、本実施形態においては、ユーザにより鍵照会画面にて使用日が入力された場合、対象の発注工事番号および取付工事番号の鍵詳細が指定された使用処理が実行されることにより、取付した部屋の鍵が部屋鍵マスタ106bにセットされる。
【0049】
そして、図7に示すように、本実施形態においては、ユーザにより保管場所入力画面にて保管場所がチェックされた場合、部屋鍵マスタ106bにて鍵保管場所が設定され、鍵の所在が確認可能となる。
【0050】
そして、図8に示すように、本実施形態においては、ユーザにより工事入力画面にて鍵交換発注入力があった場合、鍵交換取付の工事基本データが登録され、対象の発注工事番号が取付工事番号として鍵詳細データに登録される。
【0051】
そして、図9に示すように、本実施形態においては、ユーザにより鍵照会画面にて使用日が入力された場合、対象の発注工事番号および取付工事番号の鍵詳細が指定された使用処理が実行されることにより、交換取付した部屋の鍵が部屋鍵マスタ106bにセットされる。
【0052】
そして、図10に示すように、本実施形態においては、ユーザにより保管場所入力画面にて保管場所がチェックされた場合、部屋鍵マスタ106bにて鍵保管場所が設定され、鍵の所在が確認可能となる。
【0053】
そして、図11に示すように、本実施形態においては、ユーザにより鍵照会画面にて廃棄日が入力された場合、廃棄処理として、鍵詳細データの廃棄区分がTRUEに変更され、部屋鍵マスタ106bに設定された取付鍵のレコードが消去される。なお、本実施形態においては、鍵詳細データに紐づく鍵が取外され、交換鍵の鍵取付と同時に現在使用中の取付鍵が持ち帰られるため、持ち帰り後に廃棄する鍵番号が照らし合わされて廃棄処理が実行されてもよい。
【0054】
また、図12を参照して、本実施形態における鍵在庫確認処理の一例について説明する。図12は、本実施形態における鍵在庫確認処理の一例を示す図である。
【0055】
図12に示すように、本実施形態においては、ユーザにより鍵照会画面にて抽出条件として解約申込日および鍵種類が指定された場合、該当の対象物件、および、未使用の鍵の在庫数が確認できるため、発注の必要有無を確認することができる。
【0056】
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
【0057】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
【0058】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0059】
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0060】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0061】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0062】
また、鍵管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0063】
例えば、鍵管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて鍵管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0064】
また、このコンピュータプログラムは、鍵管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0065】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0066】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0067】
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0068】
また、鍵管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、鍵管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0069】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0070】
本発明は、不動産管理業界等の業界において有用である。
【符号の説明】
【0071】
100 鍵管理装置
102 制御部
102a 鍵発注部
102b 鍵納品部
102c 鍵交換発注部
102d 鍵使用部
102e 鍵廃棄部
102f 鍵照会表示部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 鍵データベース
106b 部屋鍵マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12