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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-29
(45)【発行日】2024-11-07
(54)【発明の名称】物品発送方法及び物品発送装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/08 20240101AFI20241030BHJP
【FI】
G06Q10/08
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2023512018
(86)(22)【出願日】2021-05-11
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-06
(86)【国際出願番号】 CN2021093002
(87)【国際公開番号】W WO2022062420
(87)【国際公開日】2022-03-31
【審査請求日】2023-02-16
(31)【優先権主張番号】202011043404.0
(32)【優先日】2020-09-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520223893
【氏名又は名称】ベイジン・ジンドン・ゼンシ・インフォメーション・テクノロジー・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【弁理士】
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一
(72)【発明者】
【氏名】ヤン, ジャンミン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン, シャオナン
(72)【発明者】
【氏名】ジュー, ワンクイ
(72)【発明者】
【氏名】キュー, ジェンロン
(72)【発明者】
【氏名】ワン, チャオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン, ゾンリアン
(72)【発明者】
【氏名】ワン, ルー
【審査官】久宗 義明
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-083149(JP,A)
【文献】特開2020-111933(JP,A)
【文献】特開2019-122620(JP,A)
【文献】特表2015-518591(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0133372(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第110458497(CN,A)
【文献】特表2019-519867(JP,A)
【文献】イマどきの宅配便受け取り&発送ロッカー「PUDOステーション」を使って商品を送ってみた!,[online],日本,株式会社あきたタウン情報,2019年10月25日,1~9ページ,[令和5年12月15日検索], インターネット<URL: https://web.akita-townjoho.jp/news/20191025-pudo-okuri/>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つの又は複数のプロセッサが、ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、前記インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップと、
前記一つの又は複数のプロセッサが、取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記推奨サービス情報を表示するように、前記推奨サービス情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップと、
前記一つの又は複数のプロセッサが、ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップであり、
前記ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定することが、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルにおいて、表示された推奨サービス情報を前記ユーザが調整することを可能にするユーザ・インタフェースを提供することと、
ユーザが所定のニーズに基づいて表示された前記推奨サービス情報を調整した後、前記ユーザによる調整が終了した後に前記表示パネルに表示された前記推奨サービス情報が前記物品発送サービス情報である特定すること
を含む、ステップと、
を含む物品発送方法。
【請求項2】
前記の前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップは、
前記被発送物品を前記物品載置エリアに載置した後、前記インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得するステップと、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの画像識別インターフェースを呼び出し、前記被発送物品の写真を識別し、前記被発送物品の種類情報及び数量情報を取得するステップと、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの重量センサを用いて、前記被発送物品を秤量し、前記被発送物品の重量情報を取得するステップと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが前記被発送物品を撮像するように制御する前に、さらに、
前記一つの又は複数のプロセッサが、前記被発送物品が液体を含む場合において、前記インテリジェント物品発送ロッカーが液体検出機器を取り出すように制御し、前記液体検出機器を用いて前記液体に対して安全性の検出を行い、
前記一つの又は複数のプロセッサが、前記液体が安全であると検出された場合において、前記カメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、
前記一つの又は複数のプロセッサが、前記液体が危険であると検出された場合において、前記液体が危険性を有するという情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、前記物品発送依頼を拒否するステップ、
を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップの後、さらに、
前記一つの又は複数のプロセッサが、前記物品情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、ユーザが前記物品情報を確認できるように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品情報を表示するように制御するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成することは、
前記物品情報に基づいて前記被発送物品が物品知識ベースに記憶された物品に対応する物品発送条件を満足するか否かを判断し、前記物品知識ベースは、設置された物品発送ルールに基づいて物品をマッピングして生成したものであり、前記物品知識ベースが、物品と前記物品発送条件のマッピング関係を記憶しており、
前記被発送物品が前記物品発送条件を満足する場合、前記物品情報をマッチング条件とし、前記物品知識ベースから前記被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングし、前記ユーザの物品発送行為の履歴を解析することによって構築されたユーザ行為解析モデルに基づいて前記物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測し、
前記被発送物品が前記物品発送条件を満足しない場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送条件を満足しない情報を表示するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーに前記物品発送条件を満足しない情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否することを含み、
前記推奨サービス情報は前記第1の推奨サービス情報及び前記第2の推奨サービス情報からなる請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記の前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップは、
前記物品発送サービス情報に基づいて前記被発送物品に対して受注処理を行い、前記インテリジェント物品発送ロッカーが受注処理結果に基づいて前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するように、前記受注処理結果を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップ
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記受注処理結果は梱包操作案内及び物品発送伝票情報を含み、そして、
前記の前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記受注処理結果に基づいて前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御することは、
前記物品発送伝票情報に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が前記被発送物品の送り状を生成するように制御することと、
前記梱包操作案内に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーの梱包機構が前記被発送物品を梱包するように制御し、その後、前記送り状を梱包後の前記被発送物品に貼ることと、
を含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記受注処理結果はステッカー情報を含み、そして、
前記方法はさらに、前記一つの又は複数のプロセッサが、前記ステッカー情報に基づいて、前記プリント機構が前記被発送物品のステッカーを生成するように制御し、前記ステッカーを前記梱包後の前記被発送物品に貼ることを含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記受注処理結果は費用情報を含み、そして、
前記方法はさらに、前記一つの又は複数のプロセッサが、費用の支払いをユーザに案内するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記費用情報を表示するように制御することを含む請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記物品発送依頼は物品発送住所及び届け先住所を含み、そして、
前記の前記物品発送サービス情報に基づいて前記被発送物品に対して受注処理を行うことは、
前記物品発送住所及び前記届け先住所に基づいて、前記物品発送サービス情報に対して合理性検証を行い、
検証合格の場合、前記受注処理結果を生成し、前記受注処理結果を送り返し、
検証不合格の場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが合理性検証の不合格情報を表示するように、合理性検証の不合格情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否すること
を含む請求項6に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも一つのプロセッサを備え、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、前記インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップと、
取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記推奨サービス情報を表示するように、前記推奨サービス情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップと、
ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップであり、
前記ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定することが、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルにおいて、表示された推奨サービス情報を前記ユーザが調整することを可能にするユーザ・インタフェースを提供することと、
ユーザが所定のニーズに基づいて表示された前記推奨サービス情報を調整した後、前記ユーザによる調整が終了した後に前記表示パネルに表示された前記推奨サービス情報が前記物品発送サービス情報である特定すること
を含む、ステップと、
を実行するように構成される物品発送装置。
【請求項12】
プロセッサにより実行される時、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は2020年9月28日に提出された中国出願番号202011043404.0、発明名称「物品発送方法及び物品発送装置」に基づく優先権を主張し、その全ての記載内容を援用するものである。
【0002】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、特に物品発送方法及び物品発送装置に関する。
【背景技術】
【0003】
インテリジェント宅配ロッカーは身分確認、秤量、梱包、送り状のプリントアウト等の機能を備え、現在のインテリジェント宅配ロッカーの物品発送フローは、ユーザがWeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注し、物品発送ロッカーに赴いて配達の物品発送操作を完了させるというものである。現在のインテリジェント物品発送ロッカーによれば、配達員が部屋まで物品を取りに行くプロセスは省略できるものの以下の問題が存在する:一、依頼発注フローと物品発送ロッカー操作が分かれており、ネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題が生じることで、ユーザからクレームが来る可能性がある他、物品発送が規格化されていない問題が生じる。二、壊れやすい物などの特別な物品に対して、現在のインテリジェント物品発送ロッカーでは限界があり、実際の応用シーンが制限されている。
【発明の概要】
【0004】
以上に鑑み、本開示の実施例は物品発送方法及び物品発送装置を提供する。当該方法及び装置によれば、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0005】
上記目的を実現するために、本開示の実施例の第1の態様に基づき、以下の物品発送方法を提供する。
【0006】
本開示の実施例の物品発送方法は、
ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、前記インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップと、
取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記推奨サービス情報を表示するように、前記推奨サービス情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップと、
ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップと、
を含む。
【0007】
任意選択的に、前記の前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップは、
前記被発送物品を前記物品載置エリアに載置した後、前記インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得するステップと、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの画像識別インターフェースを呼び出し、前記被発送物品の写真を識別し、前記被発送物品の種類情報及び数量情報を取得するステップと、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの重量センサを用いて、前記被発送物品を秤量し、前記被発送物品の重量情報を取得するステップと、
を含む。
【0008】
任意選択的に、前記インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが前記被発送物品を撮像するように制御する前に、さらに、
前記被発送物品が液体を含む場合において、前記インテリジェント物品発送ロッカーが液体検出機器を取り出すように制御し、前記液体検出機器を用いて前記液体に対して安全性の検出を行い、
前記液体が安全であると検出された場合において、前記カメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、
前記液体が危険であると検出された場合において、前記液体が危険性を有するという情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、前記物品発送依頼を拒否するステップ、
を含む。
【0009】
任意選択的に、前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップの後、さらに、
前記物品情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、ユーザが前記物品情報を確認できるように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品情報を表示するように制御するステップを含む。
【0010】
任意選択的に、前記取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成することは、
前記物品情報に基づいて前記被発送物品が物品発送条件を満足するか否かを判断し、
満足する場合、前記物品情報をマッチング条件とし、前記物品知識ベースから前記被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングし、ユーザ行為解析モデルに基づいて前記物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測し、
満足しない場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送条件を満足しない情報を表示するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーに物品発送条件を満足しない情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否することを含み、
前記推奨サービス情報は前記第1の推奨サービス情報及び前記第2の推奨サービス情報からなる。
【0011】
任意選択的に、前記物品知識ベースは設置された物品発送ルールに基づいて物品をマッピングして生成したものであり、前記物品知識ベースに物品と前記物品に対応する物品発送条件のマッピング関係を記憶する。
【0012】
任意選択的に、前記ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定することは、
ユーザが所定のニーズに基づいて表示された前記推奨サービス情報を調整した後、表示されたサービス情報が前記物品発送サービス情報であることを特定することを含む。
【0013】
任意選択的に、前記の前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップは、
前記物品発送サービス情報に基づいて前記被発送物品に対して受注処理を行い、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記受注処理結果に基づいて前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するように、受注処理結果を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップを含む。
【0014】
任意選択的に、前記受注処理結果は梱包操作案内及び物品発送伝票情報を含み、
そして、
前記の前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記受注処理結果に基づいて前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御することは、
前記物品発送伝票情報に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が前記被発送物品の送り状を生成するように制御することと、
前記梱包操作案内に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーの梱包機構が前記被発送物品を梱包するように制御し、その後、前記送り状を梱包後の前記被発送物品に貼ることと、
を含む。
【0015】
任意選択的に、前記受注処理結果はステッカー情報を含み、
そして、
前記方法はさらに、前記ステッカー情報に基づいて、前記プリント機構が前記被発送物品のステッカーを生成するように制御し、前記ステッカーを前記梱包後の前記被発送物品に貼ることを含む。
【0016】
任意選択的に、前記操作処理結果は費用情報を含み、
そして、
前記方法はさらに、費用の支払いをユーザに案内するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記費用情報を表示するように制御することを含む。
【0017】
任意選択的に、前記物品発送依頼は物品発送住所及び届け先住所を含み、
そして、
前記の前記物品発送サービス情報に基づいて前記被発送物品に対して受注処理を行うことは、
前記物品発送住所及び前記届け先住所に基づいて、前記物品発送サービス情報に対して合理性検証を行い、
検証合格の場合、前記受注処理結果を生成し、前記受注処理結果を送り返し、
検証不合格の場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが合理性検証の不合格情報を表示するように、合理性検証の不合格情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否することを含む。
【0018】
上記目的を実現するために、本開示の実施例の第2の態様に基づき、以下の物品発送装置を提供する。
【0019】
本開示の実施例の物品発送装置は、
ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、前記インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、前記物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するための取得モジュールと、
取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記推奨サービス情報を表示するように、前記推奨サービス情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するための生成モジュールと、
ユーザの前記推奨サービス情報に対する調整に応じて、前記被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品発送サービス情報に従って前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するための物品発送モジュールと、
を備える。
【0020】
任意選択的に、前記取得モジュールはさらに、
前記被発送物品を前記物品載置エリアに載置した後、前記インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得し、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの画像識別インターフェースを呼び出し、前記被発送物品の写真を識別し、前記被発送物品の種類情報及び数量情報を取得し、
前記インテリジェント物品発送ロッカーの重量センサを用いて、前記被発送物品を秤量し、前記被発送物品の重量情報を取得するためのものである。
【0021】
任意選択的に、前記取得モジュールはさらに、
前記被発送物品が液体を含む場合において、前記インテリジェント物品発送ロッカーが液体検出機器を取り出すように制御し、前記液体検出機器を用いて前記液体に対して安全性の検出を行い、
前記液体が安全であると検出された場合において、前記カメラが前記被発送物品を撮像するように制御し、
前記液体が危険であると検出された場合において、前記液体が危険性を有するという情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、前記物品発送依頼を拒否するためのものである。
【0022】
任意選択的に、前記取得モジュールはさらに、
前記物品情報を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、ユーザが前記物品情報を確認できるように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記物品情報を表示するように制御するためのものである。
【0023】
任意選択的に、前記生成モジュールはさらに、前記物品情報に基づいて前記被発送物品が物品発送条件を満足するか否かを判断し、
満足する場合、前記物品情報をマッチング条件とし、前記物品知識ベースから前記被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングし、ユーザ行為解析モデルに基づいて前記物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測し、
満足しない場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送条件を満足しない情報を表示するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーに物品発送条件を満足しない情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否するためのものであり、
前記推奨サービス情報は前記第1の推奨サービス情報及び前記第2の推奨サービス情報からなる。
【0024】
任意選択的に、前記物品発送モジュールはさらに、
ユーザが所定のニーズに基づいて表示された前記推奨サービス情報を調整した後、表示されたサービス情報が前記物品発送サービス情報であることを特定するためのものである。
【0025】
任意選択的に、前記物品発送モジュールはさらに、
前記物品発送サービス情報に基づいて前記被発送物品に対して受注処理を行い、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記受注処理結果に基づいて前記被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するように、受注処理結果を前記インテリジェント物品発送ロッカーに送信するためのものである。
【0026】
任意選択的に、前記受注処理結果は梱包操作案内及び物品発送伝票情報を含み、
そして、
前記物品発送モジュールはさらに、前記物品発送伝票情報に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が前記被発送物品の送り状を生成するように制御し、
前記梱包操作案内に基づいて、前記インテリジェント物品発送ロッカーの梱包機構が前記被発送物品を梱包するように制御し、その後、前記送り状を梱包後の前記被発送物品に貼るためのものである。
【0027】
任意選択的に、前記受注処理結果はステッカー情報を含み、
そして、
前記物品発送モジュールはさらに、前記ステッカー情報に基づいて、前記プリント機構が前記被発送物品のステッカーを生成するように制御し、前記ステッカーを前記梱包後の前記被発送物品に貼るためのものである。
【0028】
任意選択的に、前記操作処理結果は費用情報を含み、
そして、
前記物品発送モジュールはさらに、費用の支払いをユーザに案内するように、前記インテリジェント物品発送ロッカーが前記費用情報を表示するように制御するためのものである。
【0029】
任意選択的に、前記物品発送依頼は物品発送住所及び届け先住所を含み、
そして、
前記物品発送モジュールはさらに、前記物品発送住所及び前記届け先住所に基づいて、前記物品発送サービス情報に対して合理性検証を行い、
検証合格の場合、前記受注処理結果を生成し、前記受注処理結果を送り返し、
検証不合格の場合、前記インテリジェント物品発送ロッカーが合理性検証の不合格情報を表示するように、合理性検証の不合格情報を送り返し、前記物品発送依頼を拒否するためのものである。
【0030】
上記目的を実現するために、本開示の実施例の第三の態様に基づき、以下の電子機器を提供する。
【0031】
本開示の実施例の電子機器は、
一つの又は複数のプロセッサと、
一つの又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、
を備え、
前記一つの又は複数のプログラムが前記一つの又は複数のプロセッサにより実行される時、前記一つの又は複数のプロセッサは本開示の実施例の物品発送方法を実現する。
【0032】
上記目的を実現するために、本開示の実施例の第4の態様に基づき、以下のコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
【0033】
本開示の実施例のコンピュータ読み取り可能な媒体は、
プロセッサにより実行される時、本開示の実施例の物品発送方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されている。
【0034】
上記公開における一つの実施例は以下の利点又は有益な效果を有する:
ユーザが物品をインテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアに載置した後、WeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注することなく、インテリジェント物品発送ロッカーが被発送物品の物品情報を取得するように制御可能となるため、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができる。また、物品情報に基づいて生成された推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、それからユーザのニーズに応じて推奨サービス情報を調整し、物品発送サービス情報を得ることができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0035】
上記の非慣用的な選択可能な方式が有する更なる效果は以下に発明を実施するための形態と合わせて説明される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
図面は本開示をより一層理解できるようにするためのものであって、本開示を不当に限定するものではない。
図1図1は本開示の実施例による物品発送方法の主要ステップの概略図である。
図2図2は本開示の実施例による物品情報を取得する方法の主要フローの概略図である。
図3図3は本開示の実施例による推奨サービス情報を生成する方法の主要フローの概略図である。
図4図4は本開示の実施例によるインテリジェント物品発送ロッカーシステムの構造概略図である。
図5図5は本開示の実施例によるインテリジェント物品発送ロッカー401とサーバ402の間のインタラクティブプロセスの概略図である。
図6図6は本開示の実施例による物品発送装置の主要モジュールの概略図である。
図7図7は本開示の実施例が応用される例示的なシステムアーキテクチャである。
図8図8は本開示の実施例の端末装置又はサーバを実現するのに適したコンピュータシステムの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
以下に図面と合わせて本開示の例示的な実施例について説明する。その中には、理解に役立つよう本開示の実施例の各詳細を含むが、これらはあくまでも例示的なものである。よって、当業者は、本開示の範囲と思想を逸脱しない限りにおいて、ここに説明される実施例に対して様々な変更や修正を行うことができると理解されるべきである。同様に、明瞭かつ簡潔にするために、以下の説明において公知の機能及び構造の説明は省略される。
【0038】
従来のインテリジェント物品発送ロッカーに存在する問題を解決するために、本開示の実施例はインテリジェント物品発送ロッカーシステムによる物品発送方法を提供する。図1は本開示の実施例による物品発送方法の主要ステップの概略図であり、図1に示されるように、物品発送方法の主要ステップは以下のステップを含むことができる:
ステップS101 ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップと、
ステップS102 取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、インテリジェント物品発送ロッカーが推奨サービス情報を表示するように、推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップと、
ステップS103 ユーザの推奨サービス情報に対する調整に応じて、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送サービス情報に従って被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップと、
を含む。
【0039】
ユーザがインテリジェント物品発送ロッカーを利用して物品発送する時、まずインテリジェント物品発送ロッカー上でユーザ登録を完了させる。これには、携帯電話番号入力、顔認証、指紋認証等の方式を採用することができ、こうすることで、ユーザを識別し、ユーザの身分の合法有効性を確保でき、また、ユーザ登録に成功することで、登録したユーザアカウントから直接、物品発送費用を引き落とすことができる。ユーザ登録後、ユーザの物品発送依頼を入力でき、当該物品発送依頼には、物品発送人情報、物品発送住所、受取人情報及び届け先住所が含まれ、もちろん、当該物品発送依頼にはさらに、ユーザがカスタマイズしたニーズ、例えばユーザ指定の支払い方式が元払いまたは着払いであるか、などを含むことができる。
【0040】
なお、インテリジェント物品発送ロッカーが既に満杯状態にある場合、例えばインテリジェント物品発送ロッカーは40個の物品載置可能な宅配ロッカーを有するが、この40個の宅配ロッカーには既に物が置かれているときは、当該インテリジェント物品発送ロッカーは新しい物品発送依頼を処理できないことを表し、インテリジェント物品発送ロッカーはユーザが送信した物品発送依頼を受信した後、表示パネルまたは音声形式により、「インテリジェント物品発送ロッカーは既に満杯の状態にあり、しばらく物品発送サービスは提供できません、ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません」とユーザに知らせることができる。もちろん、他の状況によりインテリジェント物品発送ロッカーが正常に作動できない場合も存在するが、本開示の実施例で検討する物品発送方法は、インテリジェント物品発送ロッカーが正常に作動できることを基本条件としており、即ち、当該インテリジェント物品発送ロッカーは満杯状態になく、当該インテリジェント物品発送ロッカーが提供する梱包ツールは十分であるといったものとする。梱包ツールとしては、異なる寸法や種類の梱包ボックス、異なる寸法や種類の梱包袋、梱包テープ、梱包用詰め物、保冷剤、防湿剤、送り状をプリントアウトするための送り状ラベル用紙、ステッカーをプリントアウトするためのステッカー用紙を含むがこれらに限られない。
【0041】
ユーザがインテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルで物品発送をクリックする、または、キーボードで物品発送を確定した後、インテリジェント物品発送ロッカーはユーザの物品発送依頼を受信し、ユーザの物品発送依頼をサーバに送信することができる。その後、サーバはインテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信して、インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアが自動的に開くように制御することができる。当該物品載置エリアはインテリジェント物品発送ロッカーの物品発送窓口として見なすことができる。インテリジェント物品発送ロッカーがさらに受取機能を具備できることを考慮し、例えば、非接触配達を実現するため、または、ユーザが受取の都合がつかない場合に、配達員は物品を当該ロッカー内に載置することができ、このようにして、ユーザは受取コードを使用して受取操作を行うことができる。受取機能と区別できるよう、インテリジェント物品発送ロッカーは物品発送依頼を受信した後に、サーバが送信した開放命令を受信し、その後、物品載置エリアが自動的に開くよう制御し、それから、発送物品を物品載置エリアに載置したことをユーザに知らせる。
【0042】
ユーザは被発送物品を物品載置エリアに載置した後、被発送物品の物品情報を取得することができ、当該物品情報としては、種類情報、数量情報及び重量情報を含むことができる。本開示の実施例において、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得した後に、インテリジェント物品発送ロッカーは受信した物品情報を表示パネルに表示し、サーバが物品情報に基づいて推奨サービス情報を生成するよう、ユーザが物品情報を確認した後、物品情報をサーバに送信する。物品情報が原因でユーザからクレームが来る問題を防止できるよう、物品情報を取得した後、当該インテリジェント物品発送ロッカーは表示パネルにより被発送物品の情報をユーザに通知することができ、例えば、表示パネルに「被発送物品は携帯電話2個、総重量1.5kg」と表示することができ、ユーザは物品情報を確認した後、サーバは物品情報に基づいて被発送物品に対応する推奨サービス情報を生成することができる。
【0043】
そのうち、推奨サービス情報はユーザに対して推奨する当該被発送物品の配送に必要なサービスであり、推奨する物品発送製品、推奨する梱包方式、推奨する付加価値サービス等を含むことができる。物品発送製品としては、特恵配送、スピード配送、定時配送、翌日配送等の配送時間が突出した時間指定製品を含むことができ、また、小型荷物、スピード書簡、特大荷物などの物品サイズが突出した製品を含むことができ、さらに、生鮮専用配送など他の特別な製品を含むことができる。梱包方式としては、小さいサイズの普通配達ボックス、大きいサイズのエコ配達ボックス(即ち、回收利用可能な配達ボックス)、小さいサイズの発泡スチロール配達ボックス(即ち、低温冷蔵輸送可能な配達ボックス)などの採用する梱包ボックス、また、小さいサイズのエコ配達袋(即ち、回收利用可能な配達袋)、中間サイズの普通配達袋、大きいサイズの配達気泡袋(即ち、エアクッションシートの中間層に空気が充填された透明の柔らかい包装袋であり、優れた緩衝性を有する)などの採用する梱包袋、また、物品を保護するための梱包用詰め物の要否、鮮度を保つための保冷剤の要否、除湿するための防湿剤の要否、壊れやすい物などの配送注意ステッカーの要否などを含むことができる。付加価値サービスとしては、補償、代金の回収代行、サイン伝票の返送などのサービスを含むことができる。
【0044】
インテリジェント物品発送ロッカーは推奨サービス情報を表示パネルに表示した後、ユーザは自分のニーズに応じて表示パネルで推奨サービス情報を調整することができ、最終的に表示パネルに表示されたサービス情報が被発送物品に対応する物品発送サービス情報となる。したがって、本開示の参考可能な実施例としては、ユーザの推奨サービス情報に対する調整に応じて、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定することは、ユーザが所定のニーズに応じて表示パネルに表示した推奨サービス情報を調整した後、表示パネルに表示されたサービス情報を物品発送サービス情報として確定することを含むことができる。例えば、推奨サービス情報において選択された時間指定製品は特恵配送であったが、ユーザは翌日配送を希望する場合、ユーザは表示パネルで時間指定製品を翌日配送に変更することができる。また、推奨サービス情報に代金の回収代行がなかったが、ユーザは代金の回収代行を希望する場合、ユーザは表示パネルに代金の回収代行という付加価値サービスを追加することができる。
【0045】
物品発送サービス情報を得た後、インテリジェント物品発送ロッカーが当該物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御することができる。本開示の実施例において、具体的に以下のように実現される:サーバが物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して受注処理を行うように、インテリジェント物品発送ロッカーは表示パネルに表示された物品発送サービス情報をサーバに送信し、その後、サーバは受注処理結果をインテリジェント物品発送ロッカーに送り返すことができる。それから、インテリジェント物品発送ロッカーは当該受注処理結果に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御することができる。ユーザによる物品発送は物流業界の一部分でしかないため、続いて被発送物品に対応する物品発送伝票を具体的な配達員または配送地点に割り当てる必要があり、具体的な物品発送サービス情報に基づいて物流の調査を行い、具体的な物品発送サービス情報に基づいてビックデータ解析を行わなければならないため、本開示の実施例において、インテリジェント物品発送ロッカーは物品発送サービス情報をサーバに送信する必要がある。このようにして、サーバは物品発送サービス情報に基づいて受注処理を行うことができ、受注処理の完了後、インテリジェント物品発送ロッカーは梱包、送り状の貼り付け、代金徴収などの物品発送操作を行うことができる。
【0046】
本開示の実施例の物品発送方法において、ユーザが物品をインテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアに載置した後、WeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注することなく、インテリジェント物品発送ロッカーが被発送物品の物品情報を取得するように制御可能となるため、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができる。また物品情報に基づいて生成された推奨サービス情報を、インテリジェント物品発送ロッカーに送信し、それからユーザのニーズに応じて推奨サービス情報を調整し、物品発送サービス情報を得ることができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0047】
本開示の実施例の物品発送方法は主に、被発送物品の物品情報を取得する、推奨サービス情報を生成する、及び物品発送操作を行という三つの部分を含む。推奨サービス情報の正確性を高め、さらにユーザ体験を高め、取得する物品情報の正確性を保証するために、続いて、物品情報の取得過程を具体的に説明する。
【0048】
本開示における参考可能な実施例において、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップは、
被発送物品を物品載置エリアに載置した後、インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得するステップと、
インテリジェント物品発送ロッカーの画像識別インターフェースを呼び出し、被発送物品の写真を識別し、被発送物品の種類情報及び数量情報を取得するステップと、
インテリジェント物品発送ロッカーの重量センサを用いて、被発送物品を秤量し、被発送物品の重量情報を取得するステップと、
を含むことができる。
【0049】
ユーザが被発送物品を物品載置エリアに載置した後、インテリジェント物品発送ロッカーは被発送物品を感知でき、その後、被発送物品が既に物品載置エリアに載置された情報をサーバに送り、このようにして、サーバはカメラが被発送物品を撮像するように制御することができ、例えば物品載置エリアには被発送物品を感知できる重量センサを有することができ、重量センサが重量変化を感知した時、インテリジェント物品発送ロッカーは被発送物品を感知する。当該カメラは回転可能に物品載置エリアの頂部に取り付けることができ、こうすることで異なる角度から被発送物品を撮像でき、より一層、物品情報の正確性を高めることができる。被発送物品の写真を取得した後、画像識別インターフェースを呼び出し、その後、被発送物品の写真を識別し、被発送物品の種類情報及び数量情報を識別することができる。具体的に、被発送物品の写真の特徴点を抽出し、識別される特徴集合を取得し、その後、識別される特徴集合を予め学習した画像マッチング集合と特徴マッチングを行い、最後に特徴マッチング結果に基づいて被発送物品の種類情報及び数量情報を確定することができる。画像識別技術に基づいて、写真中の物品の種類情報及び数量情報を識別することは従来の成熟した技術に属すため、ここで詳細には説明しない。また、重量センサはさらに被発送物品を秤量し、被発送物品の重量情報を取得することもできる。
【0050】
被発送物品の写真を解析し、物品の外形アウトラインに基づいてマッチングし、それに対応する種類情報を取得するが、液体を解析できないことを考慮し、本開示における参考可能な実施例において、インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが被発送物品を撮像するように制御する前に、物品発送方法はさらに、
被発送物品が液体を含む場合において、インテリジェント物品発送ロッカーが液体検出機器を取り出すように制御し、液体検出機器を用いて液体に対して安全性の検出を行い、
検出液体が安全であると検出された場合において、カメラが被発送物品を撮像するように制御し、
検出液体が危険であると検出された場合において、液体が危険性を有するという情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、当該物品発送依頼を拒否するステップ、
を含むことができる。
本開示の実施例の物品発送方法において、被発送物品に液体が含まれると検出された後、インテリジェント物品発送ロッカーが自動液体検出機器を取り出すように制御することができ、このようにして、ユーザは液体を入れた容器を液体検出機器に載置し、その後、液体検出機器は液体が安全か否かを検出することができる。液体が安全であると検出された場合、カメラが撮像するように制御することができ、液体が危険であると検出された場合、インテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルに直接、「被発送物品には危険性を有する液体が含まれますので、物品発送はできません」と表示することができる。ユーザはこの情報を見た後に、危険性を有する液体を取り除き、その後、継続をクリックして物品発送を行うか、または、退出をクリックして、今回の物品発送依頼を終了することができる。
【0051】
図2は本開示の実施例による物品情報を取得する方法の主要フローの概略図である。図2に示されるように、物品情報を取得する方法の主要フローは以下のステップを含むことができる:
ステップS201 ユーザがインテリジェント物品発送ロッカーに登録した後、ユーザの物品発送依頼に基づいて物品載置エリアを開くように制御する。
ステップS202 ユーザが被発送物品を物品載置エリアに載置した後、被発送物品が液体を含むか否かを検出し、含んでいる場合、ステップS203を実行し、含んでいない場合、ステップS205を実行する。
ステップS203 液体検出機器を取り出し、ユーザが液体を入れた容器を液体検出機器に載置した後、液体検出機器を用いて液体に対して安全性の検出を行う。
ステップS204 液体が安全か否か判断し、安全である場合、ステップS205を実行し、安全でない場合、ステップS208を実行する。
ステップS205 カメラが被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得する。
ステップS206 画像識別インターフェースを呼び出し、被発送物品の写真を識別し、被発送物品の種類情報及び数量情報を取得する。
ステップS207 重量センサを用いて、被発送物品を秤量し、被発送物品の重量情報を取得する。
ステップS208 表示パネルにより液体が危険性を有するという情報を表示し、物品発送依頼を拒否する。
【0052】
なお、ステップS203において、ユーザが液体を入れた容器を液体検出機器に載置した後、液体検出機器は液体に対して安全性の検出を行うことができ、所定時間を設置し、ユーザが所定時間内に、液体を入れた容器を液体検出機器に載置しなかった場合、インテリジェント物品発送ロッカーは操作するようユーザに通知することができる。この他、ステップS207は被発送物品の重量情報を取得するために用いられ、具体的な実行順は、実際の状況に応じて調整することができ、ユーザが被発送物品を物品載置エリアに載置してから、インテリジェント物品発送ロッカーが物品情報をサーバに送信するまでの間に実行できる。
【0053】
被発送物品の物品情報を取得する際、まず、液体に対して検出を行い、液体の安全性が確認された場合において、被発送物品を撮像し、続いて画像識別インターフェースを呼び出して被発送物品の種類情報及び数量情報を識別することができるため、インテリジェント物品発送ロッカーは液体を発送する場合にも適用でき、より多くの応用シーンを提供できる。
【0054】
被発送物品の物品情報を取得した後、サーバは物品情報に基づいて被発送物品に対応する推奨サービス情報を生成し、且つ生成された推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送り返す。本開示における参考可能な実施例において、サーバは図3(即ち、本開示の実施例による推奨サービス情報を生成する方法の主要フローの概略図である)に示される方法に従って推奨サービス情報を生成することができる。図3に示されるように、推奨サービス情報を生成する方法の主要フローは以下のステップを含むことができる:
ステップS301 物品知識ベースを基に、物品情報に基づいて被発送物品が物品発送条件を満足するか否かを判断し、満足する場合、ステップS302を実行し、満足しない場合、ステップS304を実行する。
ステップS302 物品情報をマッチング条件とし、物品知識ベースから被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングする。
ステップS303 ユーザ行為解析モデルに基づいて物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測する。
ステップS304 表示パネルに物品発送条件を満足しない情報を表示するように、インテリジェント物品発送ロッカーに物品発送条件を満足しない情報を送り返し、物品発送依頼を拒否する。
【0055】
なお、ステップS302は第1の推奨サービス情報を取得するためのものであり、ステップS303は第2の推奨サービス情報を取得するためのものであり、推奨サービス情報は第1の推奨サービス情報及び第2の推奨サービス情報からなり、S302及びS303の実行順は調整することができる。続いて、推奨サービス情報の生成過程を詳細に説明する。物品知識ベースは設置された物品発送ルールに基づいて物品をマッピングして生成したものであり、物品と物品に対応する物品発送条件のマッピング関係を物品知識ベースに記憶する。設置された物品発送ルールは物流業界の輸送ルールを含むことができ、例えば、銃器弾薬、管制装置、爆発物、引火性液体、引火性固体などを輸送禁止物品として規制したり、また、巻きタバコは最多でも2カートンまで、タバコの葉は最多でも5キロまでとするなど、物品の発送数や発送量を規制したり、また、リチウム電池入りのカメラは陸上輸送のみとするなど、陸上輸送物品を規制したりすることができ、もちろん、物品発送ルールにはさらに他の輸送ルールを含むことができる。本開示の実施例では詳細に記載しないが、具体的には郵便局や他の宅配会社に設置されている輸送基準を参照することができる。この他、設置された物品発送ルールにはさらに物品に対応する梱包要求を設置することもでき、例えば、生鮮類については、発泡スチロールの配達ボックス及び保冷剤を用いて梱包するとし、携帯電話などの壊れやすい物品については、梱包時に梱包用詰め物及び壊れ物ステッカーを使用すると設置する。この他、設置される物品発送ルールには付加価値サービスをさらに設けることができ、例えば、玉細工などの高級品には補償を付けられるとすることができる。
【0056】
本開示の実施例において、物品知識ベースは設置された物品発送ルールに基づいて物品をマッピングして生成したものであり、物品と物品に対応する物品発送条件のマッピング関係を物品知識ベースに記憶する、例えば、物品知識ベースにおいて、携帯電話類の物品に対応する物品発送条件は、補償の推奨、梱包用詰め物必須、壊れ物ステッカーの貼り付け必須、とすることを確認することができる。よって、物品情報を取得した後、物品情報をマッチング条件とし、物品知識ベースから被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングすることができ、ここでの第1の推奨サービス情報とは物品知識ベースを利用して得られた推奨サービス情報である。なお、物品発送ルールは実際のニーズに応じて動態的に調整することができ、その後、調整後の物品発送ルールを用いて物品知識ベースを更新できる。こうすることで、物品知識ベースを実際の依頼に合致させ、得られる第1の推奨サービス情報をより正確にし、ユーザ体験を更に高めることができる。
【0057】
物品知識ベースにより第1の推奨サービス情報を取得する他、さらに、ユーザ行為解析モデルに基づいて物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測することができる。そのうち、ユーザ行為解析モデルはユーザの物品発送行為の履歴を解析して構築して得られたモデルである。当該ユーザ行為解析モデルはユーザに対して好みの物品発送製品及び付加価値サービスを推奨することができる。上文で既に紹介したように、物品発送製品としては、特恵配送、スピード配送、定時配送、翌日配送等の配送時間が突出した時間指定製品を含むことができ、また、小型荷物、スピード書簡、特大荷物などの物品サイズが突出した製品を含むことができ、さらに、生鮮専用配送など他の特別な製品を含むことができる。付加価値サービスとしては、補償、代金の回収代行、サイン伝票の返送などのサービスを含むことができる。小型荷物、スピード書簡、特大荷物などの物品のサイズに関係する製品は被発送物品のサイズ体積に合致しなければならないため、これらを予測する意味はあまりない。また、他の特別な製品、代金の回収代行、サイン伝票の返送はいずれも被発送物品の具体的ニーズと合わせて設置されるものであり、これらを予測する意味もあまりない。したがって、ここでのユーザ行為解析モデルは主にユーザが好む時間指定製品及び補償付加価値サービスを解析するためのものである。例えば、ユーザ解析モデルにより物品情報を解析し、80%以上のユーザが定時配送を選択すると予測される場合、第2の推奨サービス情報には定時配送製品が含まれる。
【0058】
サーバは推奨サービス情報を生成した後、推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信することができ、その後、インテリジェント物品発送ロッカーはユーザ確認を取得した後、推奨サービス情報を表示パネルに表示することができ、それから、ユーザは推奨サービス情報を変更し、物品発送サービス情報を得ることができる。ユーザが推奨サービス情報の表示に同意しなかった場合、サーバは被発送物品が物品発送条件を満足することを検証した場合において、ユーザは自分で表示パネルに希望する物品発送サービスを入力し、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を得ることができる。最後に、インテリジェント物品発送ロッカーは物品発送サービス情報をサーバに送信し、サーバが物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して受注処理を行った後、サーバが送り返した受注処理結果を受信し、受注処理結果に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うことができる。
【0059】
本開示における参考可能な実施例において、物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して受注処理を行うことは、
物品発送依頼における物品発送住所及び届け先住所に基づいて、物品発送サービス情報に対して合理性検証を行い、
検証合格の場合、受注処理結果を生成し、受注処理結果を送り返し、
検証不合格の場合、インテリジェント物品発送ロッカーが表示パネルに合理性検証の不合格情報を表示するように、合理性検証の不合格情報を送り返し、物品発送依頼を拒否する、
ことを含むことができる。
【0060】
サーバが生成する推奨サービス情報とは、物品の角度から考慮したものであり、輸送地域の制限は考慮していない。例えば、ある時期におけるある地方で配達が禁止されている場合、また、例えば、物品発送サービス情報において選択したのが翌日配送であっても、物品発送住所及び届け先住所の間の距離が遠い場合、翌日配送することができない。よって、物品発送サービス情報を得た後、サーバは物品発送依頼における物品発送住所及び届け先住所に基づいて、物品発送サービス情報に対して合理性検証を行うことができる。検証不合格の場合、サーバはインテリジェント物品発送ロッカーに合理性検証の不合格情報を送り返し、その後、インテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルにサーバが送り返した合理性検証の不合格情報を、例えば「ある原因により、あなたの届け先住所は現在、配達が禁止されている状態にあるため、当該物品発送依頼は拒否されます」と表示する。この他、物品発送サービス情報に他の不合理な部分が存在する可能性があるため、サーバは物品発送サービス情報に対して合理性検証を行う必要がある。例えば補償金額は0より大きく設置するが、ユーザの誤操作により補償金額が0未満にされた場合、サーバは物品発送サービス情報を受信した後、インテリジェント物品発送ロッカーに合理性検証の不合格情報を送り返し、その後、インテリジェント物品発送ロッカーの表示パネルにサーバが送り返した合理性検証の不合格情報を、例えば「補償金額が0未満であるため、当該物品発送依頼は拒否されます」と表示することができる。また、例えば、物品発送サービス情報に代金の回収代行サービスがあるが、住所マッチングした地点では当該サービスをサポートしていない場合、サーバはインテリジェント物品発送ロッカーに当該情報をフィードバックすることができる。もちろん、物品発送サービス情報の合理性検証はさらに他の検証も含むことができるが、ここで一つ一つ例を挙げて説明することはしない。
【0061】
検証合格の場合、物品発送サービス情報は実現できること表し、サーバは受注処理結果を生成し、且つ生成した受注処理結果をインテリジェント物品発送ロッカーに送り返すことができる。その後、インテリジェント物品発送ロッカーが受注処理結果に基づいて物品発送操作を行うように制御する。物品発送操作には、梱包、送り状の貼り付け、ステッカーの貼り付けを含むことができる。
【0062】
本開示における参考可能な実施例において、受注処理結果は梱包操作案内及び物品発送伝票情報を含むことができる。よって、インテリジェント物品発送ロッカーが受注処理結果に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御することは、
物品発送伝票情報に基づいて、インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が被発送物品の送り状を生成するように制御すること、
梱包操作案内に基づいて、インテリジェント物品発送ロッカーの梱包機構が被発送物品を梱包するように制御し、その後、送り状を梱包後の被発送物品に貼ること、
を含むことができる。
そのうち、物品発送伝票情報は物流伝票に相当し、物流伝票には物流伝票番号、物品発送人情報、受取人情報、物品発送住所、届け先住所、被発送物品等の情報が含まれる。梱包操作案内により、梱包被発送物品の梱包時に、選択される梱包ボックスまたは梱包袋、梱包用詰め物の要否、保冷剤の要否、および防湿剤の要否を得ることができる。例えば、被発送物品が携帯電話1個である場合、得られる梱包操作案内は、小型サイズの普通梱包ボックスを採用して梱包し、梱包用詰め物が必要になる、ということになる。
【0063】
さらに、本開示における参考可能な実施例において、受注処理結果は、ステッカー情報を含むことができる。したがって、物品発送操作はさらに、ステッカー情報に基づいて、インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が被発送物品的ステッカーを生成するように制御し、ステッカーを梱包後の被発送物品に貼ることを含む。特別な物品については、物品にお知らせ用のステッカーを貼る必要があり、この場合において、受注処理結果には貼るステッカー情報が含まれる。例えば、被発送物品が携帯電話1個である場合、受注処理結果は壊れ物ステッカーが必要となり、梱包操作案内に従って梱包した後、当該壊れ物ステッカーを貼らなければならない。
【0064】
操作処理結果はさらに、費用情報を含むことができる。サーバが受注操作した後、費用情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送り返し、その後、インテリジェント物品発送ロッカーは表示パネルに費用情報を表示し、費用の支払いをユーザに案内することができる。費用の支払い方式としては、元払い、着払い、月払いなどを含むことができる。本開示の実施例において、ユーザがインテリジェント物品発送ロッカーを利用して物品発送する時、まず、インテリジェント物品発送ロッカー上でユーザ登録しておく必要があるため、物品発送操作はユーザ登録したアカウントで完了する。したがって、ユーザが登録したアカウントから直接、費用を清算することができ、ユーザの物品発送操作が簡略化され、ユーザに対して優れた体験を提供することができる。
【0065】
図4は本開示の実施例によるインテリジェント物品発送ロッカーシステムの構造概略図である。図4に示されるように、インテリジェント物品発送ロッカーシステム400はインテリジェント物品発送ロッカー401及びサーバ402を含むことができる。図5は本開示の実施例によるインテリジェント物品発送ロッカー401とサーバ402の間のインタラクティブプロセスの概略図である。図5に示されるように、インテリジェント物品発送ロッカー401とサーバ402の間のインタラクティブプロセスは以下のとおりである:
サーバ402はインテリジェント物品発送ロッカー401が上記ステップS201からステップS208に従って被発送物品の物品情報を取得するように制御する。
インテリジェント物品発送ロッカー401は被発送物品の物品情報をサーバ402に送信する。
サーバ402は上記ステップS301からステップS304に従って物品情報に基づいて被発送物品に対応する推奨サービス情報を生成する。
サーバ402は推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカー401に送信する。
サーバ402はインテリジェント物品発送ロッカー401がユーザの推奨サービス情報に対する調整に応じて、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を生成するように制御する。
インテリジェント物品発送ロッカー401は物品発送サービス情報をサーバ402に送信する。
サーバ402は物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して受注処理を行う。
サーバ402は受注処理結果をインテリジェント物品発送ロッカー401に送信する。
サーバ402はインテリジェント物品発送ロッカー401が受注処理結果に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うよう制御する。
【0066】
なお、(1)において、インテリジェント物品発送ロッカー401が、被発送物品が危険性を有する液体を含むことを検出した場合、表示パネルにより当該情報をユーザに知らせ、当該物品発送依頼を拒否しなければならない。(3)において、サーバ402は被発送物品が物品発送条件を満足しないことを検証した場合、表示パネルに物品発送条件を満足しない情報を表示するように、インテリジェント物品発送ロッカー401に物品発送条件の不合格情報を送り返し、当該物品発送依頼を拒否する。(7)において、サーバ402が物品発送サービス情報の合理性が不合格であることを検証した場合、表示パネルにより合理性検証の不合格情報を表示するよう、インテリジェント物品発送ロッカー401に合理性検証の不合格情報を送り返し、当該物品発送依頼を拒否する。
【0067】
本開示の実施例のインテリジェント物品発送ロッカーシステムによれば、ユーザが物品をインテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアに載置した後、WeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注することなく、インテリジェント物品発送ロッカーが被発送物品の物品情報を取得するように制御可能となるため、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができる。また、物品情報に基づいて生成された推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、それからユーザのニーズに応じて推奨サービス情報を調整し、物品発送サービス情報を得ることができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0068】
図6は本開示の実施例による物品発送装置の主要モジュールの構造概略図である。図6に示されるように、物品発送装置600の主要モジュールは、取得モジュール601、生成モジュール602及び物品発送モジュール603を含むことができる。
【0069】
そのうち、取得モジュール601はユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するためのものであり、
生成モジュール602は取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、インテリジェント物品発送ロッカーが推奨サービス情報を表示するように、推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信するためのものであり、
物品発送モジュール603はユーザの推奨サービス情報に対する調整に応じて、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送サービス情報に従って被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するためのものとすることができる。
【0070】
本開示の実施例において、取得モジュール601はさらに、
被発送物品を物品載置エリアに載置した後、インテリジェント物品発送ロッカーのカメラが被発送物品を撮像するように制御し、被発送物品の写真を取得し、
インテリジェント物品発送ロッカーの画像識別インターフェースを呼び出し、被発送物品の写真を識別し、被発送物品の種類情報及び数量情報を取得し、
インテリジェント物品発送ロッカーの重量センサを用いて、被発送物品を秤量し、被発送物品の重量情報を取得するためのものとすることができる。
【0071】
本開示の実施例において、取得モジュール601はさらに、
被発送物品が液体を含む場合において、インテリジェント物品発送ロッカーが液体検出機器を取り出すように制御し、液体検出機器を用いて液体に対して安全性の検出を行い、
検出液体が安全であると検出された場合において、カメラが被発送物品を撮像するように制御し、
検出液体が危険であると検出された場合において、液体が危険性を有するという情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、物品発送依頼を拒否するためのものとすることができる。
【0072】
本開示の実施例において、取得モジュール601はさらに、
物品情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、ユーザが物品情報を確認できるように、インテリジェント物品発送ロッカーが物品情報を表示するように制御するためのものとすることができる。
【0073】
本開示の実施例において、生成モジュール602はさらに、
物品情報に基づいて被発送物品が物品発送条件を満足するか否かを判断し、
満足する場合、物品情報をマッチング条件とし、物品知識ベースから被発送物品に対応する第1の推奨サービス情報をマッチングし、ユーザ行為解析モデルに基づいて物品情報に対応する第2の推奨サービス情報を予測し、
満足しない場合、インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送条件を満足しない情報を表示するように、インテリジェント物品発送ロッカーに物品発送条件を満足しない情報を送り返し、物品発送依頼を拒否するためのものとすることができ、
推奨サービス情報は第1の推奨サービス情報及び第2の推奨サービス情報からなる。
【0074】
本開示の実施例において、物品発送モジュール603はさらに、
ユーザが所定のニーズに基づいて表示された推奨サービス情報を調整した後、表示されたサービス情報が物品発送サービス情報であると特定するためのものとすることができる。
【0075】
本開示の実施例において、物品発送モジュール603はさらに、
物品発送サービス情報に基づいて被発送物品に対して受注処理を行い、インテリジェント物品発送ロッカーが受注処理結果に基づいて被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するように、受注処理結果をインテリジェント物品発送ロッカーに送信するためのものとすることができる。
【0076】
本開示の実施例において、受注処理結果は梱包操作案内及び物品発送伝票情報を含むことができ、
そして、
物品発送モジュール603はさらに、
物品発送伝票情報に基づいて、インテリジェント物品発送ロッカーのプリント機構が被発送物品の送り状を生成するように制御し、
梱包操作案内に基づいて、インテリジェント物品発送ロッカーの梱包機構が被発送物品を梱包するように制御し、その後、送り状を梱包後の被発送物品に貼るためのものとすることができる。
【0077】
本開示の実施例において、受注処理結果はステッカー情報を含むことができ、
そして、
物品発送モジュール603はさらに、
ステッカー情報に基づいて、プリント機構が被発送物品のステッカーを生成するように制御し、ステッカーを梱包後の被発送物品に貼るためのものとすることができる。
【0078】
本開示の実施例において、受注処理結果は費用情報を含むことができ、
そして、
物品発送モジュール603はさらに、
費用の支払いをユーザに案内するように、インテリジェント物品発送ロッカーが費用情報を表示するように制御するためのものとすることができる。
【0079】
本開示の実施例において、物品発送依頼は物品発送住所及び届け先住所を含むことができ、
そして、
物品発送モジュール603はさらに、
物品発送住所及び届け先住所に基づいて、物品発送サービス情報に対して合理性検証を行い、
検証合格の場合、受注処理結果を生成し、受注処理結果を送り返し、
検証不合格の場合、インテリジェント物品発送ロッカーが合理性検証の不合格情報を表示するように、合理性検証の不合格情報を送り返し、物品発送依頼を拒否するためのものとすることができる。
【0080】
以上の記載から分かるように、ユーザが物品をインテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアに載置した後、WeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注することなく、インテリジェント物品発送ロッカーが被発送物品の物品情報を取得するように制御可能となるため、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができる。また、物品情報に基づいて生成された推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、それからユーザのニーズに応じて推奨サービス情報を調整し、物品発送サービス情報を得ることができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0081】
図7は本開示の実施例が応用される物品発送方法又は物品発送装置の例示的なシステムアーキテクチャ700である。
【0082】
図7に示されるように、システムアーキテクチャ700は端末装置701、702、703、ネットワーク704及びサーバ705を含むことができる。ネットワーク704は端末装置701、702、703及びインテリジェント物品発送ロッカーのコントローラ705の間で通信リンクを提供する媒体として使用される。ネットワーク704は、例えば、有線、無線通信リンクまたは光ファイバケーブル等の様々な接続タイプを含むことができる。
【0083】
ユーザは端末装置701、702、703を使用してネットワーク704を介してサーバ705とインタラクティブし、情報等を受信又は送信できる。端末装置701、702、703には各種アプリケーション、例えば、物品発送サービスを提供するアプリケーションをインストールできる。
【0084】
端末装置701、702、703はディスプレイを備え、且つ、ウェブブラウジングをサポートする各種電子機器とすることができ、インテリジェント物品発送ロッカー、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、これらに限られない。
【0085】
サーバ705は各種サービスを提供するサーバとすることができ、例えば、ユーザが端末装置701、702、703に提供された物品発送サービスを利用することをサポートするバックグラウンド管理サーバとすることができる(一例として)。バックグラウンド管理サーバは受信した物品発送依頼に対して解析等の処理を行い、処理結果を端末装置にフィードバックすることができる。
【0086】
なお、本開示の実施例が提供する物品発送方法は一般的にサーバ705により実行され、これに対応して、物品発送装置は一般的にサーバ705に設けられる。
【0087】
また、図7における端末装置、ネットワーク及びサーバの数はあくまでも概略的なものである。実現要求に応じて、任意の数の端末装置、ネットワーク及びサーバを有することができると理解されるべきである。
【0088】
以下、図8を参照し、これは本開示の実施例の端末装置を実現するのに適したコンピュータシステム800の構造概略図である。図8が示す端末装置はあくまでも一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定するものではない。
【0089】
図8に示されるように、コンピュータシステム800は中央処理ユニット(CPU)801を含み、これは、リードオンリーメモリ(ROM)802に記憶されたプログラム、又は記憶部分808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされたプログラムに基づき、各種適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 803には、さらに、システム800の操作に必要な各種プログラム及びデータが記憶される。CPU 801、ROM 802およびRAM 803はバス804を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース805もバス804に接続される。
【0090】
以下の部材がI/Oインターフェース805に接続される:キーボード、マウス等の入力部分806と、陰極線管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)等、及びスピーカ等を含む出力部分807と、ハードディスク等を含む記憶部分808と、LANカードやモデム等のネットワークインターフェースカードを含む通信部分809。通信部分809はインターネットなどのネットワークを介して通信処理を実行する。ドライブ810も必要に応じてI/Oインターフェース805に接続される。例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバルメディア811は、そこから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部分808にインストールされるように、必要に応じてドライブ810にインストールされる。
【0091】
特に、本開示で公開される実施例に基づき、上記においてフローチャートを参照して記載したプロセスは、コンピュータソフトウエアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例には、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納された、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品が含まれる。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは通信部分809を介してネットワークからダウンロード及びインストールされてもよく、及び/又はリムーバルメディア811からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムは中央処理ユニット(CPU)801により実行される時、本開示のシステムで限定される上記機能が実行される。
【0092】
なお、本開示に示されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、または上記両者の任意の組み合わせとすることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイスを含むことができるが、これらに限られず、又は、以上の任意の組み合わせとすることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例としては、一つの又は複数の導線を有する電気接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、書き換え可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は、上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限られない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する如何なる有形媒体とすることができ、当該プログラムはコマンド実行システム、装置またはデバイスにより使用される、又はそれらと組み合わせて使用することができる。また、本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体はベースバンドに含まれる、又は搬送波の一部分として伝播するデータ信号とされてもよく、その中にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが格納される。このような伝播するデータ信号は様々な形式を採用することができ、電磁気信号、光信号、又は、上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限られない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体はさらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の如何なるコンピュータ読み取り可能な媒体とすることができ、当該コンピュータ読み取り可能な媒体は、コマンド実行システム、装置またはデバイスにより使用される、又はそれらと組み合わせて使用するプログラムを送信、伝播または伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは適切な如何なる媒体で伝送してもよく、無線、電線、光ケーブル、RF等を含むことができるが、これらに限られず、又は、上記の任意の適切な組み合わせとすることができる。
【0093】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に基づき実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点において、フローチャート又はブロック図中の各ブロックは一つのモジュール、プログラムセクション、又はコードの一部分を表すことができ、上記モジュール、プログラムセクション、又はコードの一部分は所定のロジック機能を実現するための実行可能な一つの又は複数のコマンドを含む。なお、一部の代替的な実現において、ブロックに注記される機能は図面の注記と異なる順序で発生してもよい。例えば、2つの連続して表示されるブロックは実際には、基本的に並行して実行してもよく、場合によっては反対の順序で実行してもよく、これは関連する機能に基づいて定めることができる。なお、ブロック図又はフローチャート中の各ブロック、及びブロック図又はフローチャート中のブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するための専用の、ハードウエアに基づくシステムにより実現しても、専用ハードウエアとコンピュータコマンドの組み合わせにより実現してもよいことに注意されたい。
【0094】
本発明の実施例に記載された関連のモジュールは、ソフトウエア方式で実現しても、ハードウエア方式で実現してもよい。記載したモジュールはプロセッサに設けてもよく、例えば、取得モジュール、生成モジュール及び物品発送モジュールを備えるプロセッサ、と記載してもよい。そのうち、これらモジュールの名称はある場合において、当該モジュール自身に対する限定にはならない。例えば、取得モジュールはさらに、「ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するためのモジュール」と記載してもよい。
【0095】
別の態様として、本開示はさらに、コンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該コンピュータ読み取り可能な媒体は、上記実施例において記載された機器に含まれたものでもよいが、単独で存在し、当該機器に組付けられてはいないものでもよい。上記コンピュータ読み取り可能な媒体には、一つのまたは複数のプログラムが格納され、上記一つのまたは複数のプログラムが一つの当該機器により実行される時、当該機器は、ユーザの物品発送依頼に応じて、インテリジェント物品発送ロッカーに開放命令を送信し、インテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアを開くように制御し、物品載置エリアに載置されている被発送物品の物品情報を取得するステップと、取得した物品情報に基づいて、推奨サービス情報を生成し、インテリジェント物品発送ロッカーが推奨サービス情報を表示するように、推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信するステップと、ユーザの推奨サービス情報に対する調整に応じて、被発送物品に対応する物品発送サービス情報を特定し、インテリジェント物品発送ロッカーが物品発送サービス情報に従って被発送物品に対して物品発送操作を行うように制御するステップと、を実行することを含む。
【0096】
本開示の実施例の技術方案によれば、ユーザが物品をインテリジェント物品発送ロッカーの物品載置エリアに載置した後、WeChatミニプログラムまたは公式サイトで情報を記入して依頼発注することなく、インテリジェント物品発送ロッカーが被発送物品の物品情報を取得するように制御可能となるため、従来技術におけるネット上の操作と実際の物品発送の情報がマッチしない問題を解決することができる。また、物品情報に基づいて生成された推奨サービス情報をインテリジェント物品発送ロッカーに送信し、それからユーザのニーズに応じて推奨サービス情報を調整し、物品発送サービス情報を得ることができ、様々な被発送物品に対応する物品発送サービスを利用して物品発送操作を行うという效果を実現でき、より多くの実際の応用シーンをカバーすることができ、ユーザに対して優れた使用体験を提供することができる。
【0097】
上記発明を実施するための形態は本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、設計要求及び他の要素に応じて、各種の様々な修正、コンビネーション、サブコンビネーション及び代替案が生まれてもよいことは自明である。本開示の思想及び原則の範囲内で行われる修正、均等の差し替え、改良などもすべて本開示の保護範囲内に含まれると理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8