(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-29
(45)【発行日】2024-11-07
(54)【発明の名称】決済コードの生成方法及び装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 20/32 20120101AFI20241030BHJP
【FI】
G06Q20/32
(21)【出願番号】P 2023543427
(86)(22)【出願日】2021-08-20
(86)【国際出願番号】 CN2021113772
(87)【国際公開番号】W WO2022156208
(87)【国際公開日】2022-07-28
【審査請求日】2023-07-20
(31)【優先権主張番号】202110069523.1
(32)【優先日】2021-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513278998
【氏名又は名称】中国▲銀▼▲聯▼股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】沈 志▲ロン▼
(72)【発明者】
【氏名】周 ▲継▼恩
(72)【発明者】
【氏名】高 建斌
【審査官】阿部 圭子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0074442(US,A1)
【文献】特表2020-513622(JP,A)
【文献】特開2020-166896(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0273017(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0226601(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0193405(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第113159757(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
決済コードサーバに適用される決済コードの生成方法であって、
端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信するステップと、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップと、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するステップと、
前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させるステップとを含
み、
前記決済関連オブジェクトの識別子は、マーチャント識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、少なくともシステムのプリセットされた特徴識別子を含み、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信するステップと、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含み、
または、
前記決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含み、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得するステップと、
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含み、
前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される、ことを特徴とする決済コードの生成方法。
【請求項2】
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するステップは、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップと、
前記付属特徴情報を記憶し、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の決済コードの生成方法。
【請求項3】
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信する前に、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、特徴情報取得要求を生成するステップと、
前記特徴情報取得要求を前記情報管理サーバに送信するステップとをさらに含み、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップは、
前記情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報が含まれる特徴情報取得応答を受信するステップを含む、ことを特徴とする請求項
2に記載の決済コードの生成方法。
【請求項4】
前記付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップは、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、対応の情報附属ルールを決定するステップと、
前記付属特徴情報と前記情報附属ルールを比較して附属情報を取得するステップとを含む、ことを特徴とする請求項
2に記載の決済コードの生成方法。
【請求項5】
端末に適用される決済コードの生成方法であって、
決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成するステップと、
決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信することにより、前記決済コードサーバに前記決済コード生成要求に基づいて決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報を決定させるステップと、
前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信するステップと、
前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示するステップとを含
み、
前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定され、
前記決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成する前に、
前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示するステップと、
構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得するステップと、
ユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信するステップとを含み、
前記カスタム特徴識別子は、前記ユーザー管理サーバが前記決済コードサーバから第2の決済コード情報取得要求を受信した後、第2の決済コード情報取得応答に含まれて前記決済コードサーバに送信される、ことを特徴とする決済コードの生成方法。
【請求項6】
前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成するステップは、
前記附属情報に対応する優先順位に基づき、ターゲット附属情報を決定するステップと、
附属情報と決済コードスタイルとの対応関係に基づき、前記ターゲット附属情報に対応するターゲット生成されたコードスタイルを決定するステップと、
前記決済情報に基づいて決済コードを生成し、前記ターゲット生成されたコードスタイルに従って前記決済コードを表示するステップとを含む、ことを特徴とする請求項
5に記載の決済コードの生成方法。
【請求項7】
決済コードサーバに適用される決済コードの生成装置であって、
端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信するように構成される第1の送受信ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するように構成される取得ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するように構成される決定ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づいて決済コード生成応答を生成するように構成される生成ユニットとを含み、
前記第1の送受信ユニットは、さらに前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させ
、
前記決済関連オブジェクトの識別子は、マーチャント識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、少なくともシステムのプリセットされた特徴識別子を含み、
前記取得ユニットが前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得することは、
前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信することと、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信することと、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定することとを含み、
または、
前記決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含み、
前記決定ユニットが前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得することは、
前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信することと、
前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得することと、
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定することとを含み、
前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される、ことを特徴とする決済コードの生成装置。
【請求項8】
端末に適用される決済コードの生成装置であって、
決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成するように構成される応答ユニットと、
決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信す
るように構成される第2の送受信ユニットと
、
決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示するように構成される生成ユニットとを含み、
前記第2の送受信ユニットは、さらに、前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信するように構成され
、
前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定され、
前記応答ユニットが前記決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成する前に、
前記応答ユニットが前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示することと、
前記応答ユニットが構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得することと、
前記第2の送受信ユニットがユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信することとを含み、
前記カスタム特徴識別子は、前記ユーザー管理サーバが前記決済コードサーバから第2の決済コード情報取得要求を受信した後、第2の決済コード情報取得応答に含まれて前記決済コードサーバに送信される、ことを特徴とする決済コードの生成装置。
【請求項9】
決済コードサーバに適用される電子機器であって、
実行可能な命令を格納するように構成されたメモリと、
請求項1から請求項
4のいずれかに記載の方法を実行するために、前記メモリに格納された実行可能な命令を読み出して実行するように構成されるプロセッサとを含む、ことを特徴とする電子機器。
【請求項10】
決済コードサーバに適用されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体における命令がプロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサが請求項1から請求項
4のいずれかに記載の方法を実行する、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項11】
決済コードサーバに適用されるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムはプログラム命令を含み、前記プログラム命令がコンピュータによって実行されるとき、前記コンピュータが請求項1から請求項
4のいずれかに記載の方法を実行する、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年01月19日に中国特許局に提出し、出願番号が202110069523.1であり、発明名称が「決済コードの生成方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【0002】
本発明の実施形態は、コンピュータ技術の分野に関し、特に決済コードの生成方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
決済コードは、オンライン支払いソフトウェアの支払い手段として使用される。例えば、コンビニ、商店、飲食店などの消費場所では、チェックアウト時にユーザーが携帯電話を見せると、商人は赤外線バーコードスキャナーを使用してユーザーの携帯電話に表示された1次元バーコードをスキャンしてチェックアウトを開始することができる。QRコード(登録商標)に切り替える時、相手が携帯電話や特殊機器を利用してスキャンして取引を開始することができる。
【0004】
既存のコードスキャン処理では、表示されたコード(QRコード(登録商標))は、通常、必要な決済口座情報(スキャンされる)または注文情報(メインスキャン)、すなわち、決済コードは、決済情報のみを搬送するため、単一の機能を有する。決済コードの色や背景色が固定されており、決済コードから加盟店や個人口座に関するこれ以上の情報を得ることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、決済コードの情報が少ないために追加情報を提示できないという問題を解決するために、決済コードを生成する方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明において提供される技術的解決策は以下の通りである。
【0007】
一態様において、本発明の実施形態によって提供される決済コードの生成方法は、
端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信するステップと、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップと、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するステップと、
前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させる。
【0008】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、マーチャント識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、少なくともシステムのプリセットされた特徴識別子を含み、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信するステップと、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含む。
【0009】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含み、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得するステップと、
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含み、
前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される。
【0010】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するステップは、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップと、
前記付属特徴情報を記憶し、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップとを含む。
【0011】
選択的に、前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信する前に、さらに、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、特徴情報取得要求を生成するステップと、
前記特徴情報取得要求を前記情報管理サーバに送信するステップとを含み、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップは、
前記情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報が含まれる特徴情報取得応答を受信するステップを含む。
【0012】
選択的に、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップは、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、対応の情報附属ルールを決定するステップと、
前記付属特徴情報と前記情報附属ルールを比較して附属情報を取得するステップとを含む。
【0013】
別の態様において、本発明の実施形態によって提供される決済コードの生成方法は、
決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成するステップと、
決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信することにより、前記決済コードサーバが前記決済コード生成要求に基づいて決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報を決定するようにするステップと、
前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信するステップと、
前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示するステップとを含む。
【0014】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定され、
前記方法は、さらに、
前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示するステップと、
構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得するステップと、
ユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信するステップとを含む。
選択的に、前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成するステップは、
前記附属情報に対応する優先順位に基づき、ターゲット附属情報を決定するステップと、
附属情報と決済コードスタイルとの対応関係に基づき、前記ターゲット附属情報に対応するターゲット生成されたコードスタイルを決定するステップと、
前記決済情報に基づいて決済コードを生成し、前記ターゲット生成されたコードスタイルに従って前記決済コードを表示するステップとを含む。
【0015】
別の態様において、本発明の実施形態によって提供される決済コードの生成装置は、
端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信するように構成される第1の送受信ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するように構成される取得ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するように構成される決定ユニットと、
前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づいて決済コード生成応答を生成するように構成される生成ユニットとを含み、
前記第1の送受信ユニットは、さらに、前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させるように構成される。
【0016】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、マーチャント識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、少なくともシステムのプリセットされた特徴識別子を含み、
前記取得ユニットは、具体的に、
前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信し、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信し、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定する。
【0017】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含み、
前記取得ユニットは、具体的に、
前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信し、
前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得し、前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定され、
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定する。
【0018】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信し、
前記付属特徴情報を記憶し、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換する。
【0019】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、特徴情報取得要求を生成し、
前記特徴情報取得要求を前記情報管理サーバに送信し、
前記情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報が含まれる特徴情報取得応答を受信する。
【0020】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、対応の情報附属ルールを決定し、
前記付属特徴情報と前記情報附属ルールを比較して附属情報を取得する。
【0021】
別の態様において、本発明の実施形態によって提供される決済コードの生成装置は、
決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成するように構成される応答ユニットと、
決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信することにより、前記決済コードサーバが前記決済コード生成要求に基づいて決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報を決定するようにし、さらに、前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信する第2の送受信ユニットと、
前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示するように構成される生成ユニットとを含む。
【0022】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定され、
前記応答ユニットは、具体的に、前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示し、構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得し、
前記第2の送受信ユニットは、さらに、前記決済コードサーバが前記ユーザー管理サーバから前記カスタム特徴識別子を取得するように、ユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信する。
【0023】
選択的に、前記生成ユニットは、
前記附属情報に対応する優先順位に基づき、ターゲット附属情報を決定し、
附属情報と決済コードスタイルとの対応関係に基づき、前記ターゲット附属情報に対応するターゲット生成されたコードスタイルを決定し、
前記決済情報に基づいて決済コードを生成し、前記ターゲット生成されたコードスタイルに従って前記決済コードを表示するように構成される。
【0024】
別の態様において、本発明の実施形態によって提供される電子機器は、
実行可能な命令を格納するように構成されたメモリと、
上記の実施形態のいずれかに記載された方法を実施するためにメモリに格納された実行可能命令を読み出して実行するように構成されたプロセッサとを含む。
【0025】
別の態様において、本発明の実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体における命令がプロセッサによって実行されるとき、プロセッサは、上記の実施形態のいずれかに記載された方法を実行することができる。
【0026】
別の態様において、本発明の実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムはプログラム命令を含み、前記プログラム命令がコンピュータによって実行されるとき、コンピュータに上記の実施形態のいずれかに記載された方法のステップを実行させる。
【発明の効果】
【0027】
本発明の実施形態では、端末は、ユーザー操作を受信した後、決済コード生成要求をサーバに送信する。前記決済コード生成要求は決済関連オブジェクトの識別子を含み、ここの決済関連オブジェクトは、ユーザーまたはマーチャントであることができる。サーバは、決済コード生成要求を受信した後、決済関連オブジェクトの識別子に基づき、決済関連オブジェクトの決済情報及び決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得し、決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、決済関連オブジェクトの附属情報を決定する。サーバは、決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、決済コード生成応答を端末に送信し、端末に決済コード生成応答における決済情報および附属情報に基づいて決済コードを生成させる。本発明の実施形態では、基本的な決済情報を決済コードを介して表示することに加えて、決済コードを使用して、マーチャントリスク情報、マーチャント苦情情報、ユーザークレジット情報、ユーザー口座ファンド状況などの決済関連オブジェクトの附属情報を促すこともできる。これにより、マーチャントまたはユーザーが決済コードからより価値のある情報を入手し、決済コードの使用の柔軟性を高め、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】本発明の実施形態における決済コードの生成方法のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。
【
図2】本発明の実施形態における決済コードの生成方法の他のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。
【
図3】本発明の実施形態におけるサーバ側の決済コードを生成する概略フローチャートである。
【
図4】本発明の実施形態における決済コードの表示態様の概略図である。
【
図5】本発明の実施形態における端末側の決済コードを生成する概略フローチャートである。
【
図6】本発明の実施形態におけるシステムアーキテクチャの概略図である。
【
図7】本発明の実施形態におけるサーバの論理アーキテクチャの概略図である。
【
図8】本発明の実施形態における端末の論理アーキテクチャの概略図である。
【
図9】本発明の実施形態におけるコンピュータ装置の物理アーキテクチャの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明に係る実施例の目的、技術案及びメリットをより明確にするため、以下、本発明に係る実施例の図面を参考しながら、本発明に係る実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。説明した実施例は本発明の一部の実施例にすぎず、全部の実施例ではないのが明らかである。本発明の実施例に基づき、当業者は、創造性作業を行わない限りに得られた他の実施例は、全部本発明の保護範囲に属する。
【0030】
一実施形態では、端末を介して決済コードを生成するプロセスは、様々なアプリケーションシナリオに適用され得る。
図1を参照して、サーバ100と端末200とを含む本発明の実施形態における決済コードの生成方法のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。
【0031】
前記端末装置200は、モバイルまたは不動の電子機器であり得る。例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、デスクトップコンピュータ、各種ウェアラブルデバイス、スマートテレビ、車載デバイス、その他上記の機能を実現することができる電子機器などである。前記端末装置200は、支払情報に従って決済コードを生成することができるコード生成装置を備える。前記端末装置200は、表示画面を介してユーザーに対してインターフェースを表示し、そのインターフェース上でユーザーの操作を受信することができる。前記端末装置200は、ユーザーの操作に基づいて要求メッセージを生成し、前記要求メッセージをサーバ100に送信し、前記サーバ100からのフィードバックを受信した後、表示画面を介してその結果をユーザーに表示する。
【0032】
前記端末装置200と前記サーバ100とをインターネットを介して接続し、相互通信を実現してもよい。選択的に、インターネットは標準的な通信技術および/またはプロトコルを使用する。インターネットは通常インターネットであるが、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(Metropolitan Area Network,MAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network,WAN)、モバイル、有線またはワイヤレスネットワーク、プライベートネットワーク、または仮想プライベートネットワークの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない任意のネットワークを使用できる。いくつかの実施形態では、ネットワークを介して交換されるデータは、ハイパーテキストマークアップ言語(Hyper Text Mark-up Language,HTML)、拡張可能マークアップ言語(Extensible Markup Language,XML)等を含む技術および/またはフォーマットによって表される。さらに、セキュア・ソケット・レイヤ(Secure Socket Layer,SSL)、トランスポート層セキュリティ(Transport Layer Security, TLS)、バーチャル・プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network,VPN;)、インターネット・プロトコル・セキュリティ(Internet Protocol Security, IPSec;)などの従来の暗号化テクノロジーを使用して、リンクのすべてまたは一部を暗号化することもできる。いくつかの他の実施形態では、カスタムおよび/または専用のデータ通信技術は、上記したデータ通信技術の代わりに、またはそれに加えて使用することもできる。
【0033】
前記サーバ100は、前記端末装置200に対して種々のネットワークサービスを提供することができる。前記サーバ100は、情報を処理するためにクラウドコンピューティング技術を使用することができる。前記サーバ100は、独立した物理サーバであってもよいし、複数の物理サーバからなるサーバクラスタであってもよいし、分散システムであってもよいし、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウド計算、クラウド機能、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメインネームサービス、セキュリティサービス、CDN、ビッグデータおよび人工知能プラットフォームなどの基本的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、デスクトップコンピュータ、スマートスピーカー、スマートウォッチ等であってもよいが、これに限定されるものではない。端末とサーバは、本発明に限定されるものではなく、有線または無線通信を介して直接または間接的に接続することができる。
【0034】
例えば、前記サーバ100は、プロセッサ110(中央処理装置、Center Processing Unit ,CPU)、メモリ120、入力装置130および出力装置140等を含むことができる。前記入力装置130は、キーボード、マウス、タッチスクリーン等を含むことができる。前記出力装置140は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、陰極線管(Cathode Ray Tube,CRT)などの表示装置を含むことができる。
【0035】
前記メモリ120は、読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含み、前記メモリ120に格納されたプログラム命令およびデータをプロセッサ110に提供することができる。本発明の実施形態では、前記メモリ120は、本発明の実施形態における決済コードの生成方法のプログラムを格納するために使用され得る。さらに、本発明の実施形態におけるメモリ120は、関連する口座のすべての情報を格納するために使用されてもよい。
【0036】
前記プロセッサ110は、前記メモリ120に格納されているプログラム命令を呼び出し、前記プロセッサ110は、取得されたプログラム命令に従って、本発明の実施形態における決済コードを生成するための任意の方法のステップを実行するように構成される。
【0037】
本出願の実施形態の別のアプリケーションシナリオにおいて、
図2を参照して、本出願の実施形態における決済コードを生成する方法の別のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。決済コードを生成するシステムアーキテクチャは、決済コードサーバ201と、端末202と、情報管理サーバ203とを含む。前記端末202は、ネットワーク204(有線ネットワークや無線ネットワークなど)を介して前記決済コードサーバ201との接続を確立することができ、前記決済コードサーバ201は、前記ネットワーク204(有線ネットワークや無線ネットワークなど)を介して前記情報管理サーバ203との接続を確立することができる。ここで、情報管理サーバ203は、リスク管理システム、信用報告システム、口座管理システム等の外部リスク管理システムにおける情報管理サーバであってもよい。前記情報管理サーバ203には、ユーザーまたはマーチャントに関する関連付けられた特徴情報が格納されている。付属特徴情報には個人信用申告情報、マーチャントクレジット・評価情報、人事経済調査情報、口座残高情報などが含まれる。前記決済コードサーバ201は、特徴情報取得要求を情報管理サーバ203に送信することにより、上記付属特徴情報を取得することができ、または、前記情報管理サーバ203は、当該付属特徴情報を決済コードサーバ201に積極的にプッシュすることができる。
【0038】
本発明の実施形態が適用されるいくつかのシナリオは、前述のシステムアーキテクチャと組み合わせて以下に説明される。
【0039】
個人消費シナリオ:利用者は端末のアプリ(APP)上で「決済コード」をクリックする。前記端末は、決済コード生成要求を生成し、サーバに決済コード生成要求を送信する。前記端末は、決済コード生成応答を受信した後、決済情報に基づいて決済コードを生成し、附属情報に基づいて決済コードのスタイルを決定する。前記端末にスタイルに応じて決済コードが表示される。特定のスタイルのコードを見た後、ユーザーは口座の累積消費量が多いかどうか、クレジットカードが期限内に返済されたかどうか、その他の情報を知ることができる。マーチャントの「決済注文コード」をスキャンすると、マーチャントに否定的なコメントがあるかどうかを確認することができる。
【0040】
本人間振替シナリオ:振替先の「受取コード」を確認する際、振出人は、金銭的リスクを回避するために、信用報告システムにより、振替先が特定の人物として登録されているかどうかをコードのスタイルから確認することができる。
【0041】
流行防止シナリオ:ユーザーに健康コードの表示を求められた場合、決済コードを端末に表示することができる。附属情報により決済コードの表示態様を決定することができるので、健康コードと同様に、緑、黄色、赤の表示態様に従って、流行防止基準を満たしているか否かを判断することができる。これにより、1つのコードが複数の用途で使用される効果が得られる。
【0042】
経済調査シナリオ:ユーザーが「決済コード」を提示した後、レジ係とレジシステムの双方は、決済コードの表示に応じて迅速に識別し、報告することができる。隠蔽効果を得るために、このシナリオにおける決済コードの表示態様を通常に設定することもできるが、レジシステムは、決済コードのスキャン結果から隠蔽情報を読み出し、隠蔽情報をレジ係に提示すことができる。
【0043】
さらに、本発明の実施形態におけるアプリケーションアーキテクチャ図は、本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することを目的としており、本発明の実施形態によって提供される技術的解決策の制限を構成するものではない。また、本発明は、上記のビジネスアプリケーションシナリオに限定されるものではなく、他のアプリケーションアーキテクチャおよびビジネスアプリケーションシナリオについても、本発明の実施形態によって提供される技術的解決策を同様の問題に適用することができる。
【0044】
上記の設計コンセプトに基づいて、
図3を参照して、本発明の実施形態におけるサーバ側で決済コードを生成する詳細なプロセスは以下の通りである。
【0045】
ステップ301:決済コードサーバは、端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信する。
【0046】
ステップ302:決済コードサーバは、前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得する。
【0047】
ステップ303:決済コードサーバは、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定する。
【0048】
ステップ304:決済コードサーバは、前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させる。
【0049】
本発明の実施形態では、端末は、ユーザー操作を受信した後、決済コード生成要求を決済コードサーバに送信する。前記決済コード生成要求は決済関連オブジェクトの識別子を含み、ここの決済関連オブジェクトは、ユーザーまたはマーチャントであることができる。決済コードサーバは、決済コード生成要求を受信した後、決済関連オブジェクトの識別子に基づき、決済関連オブジェクトの決済情報及び決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得し、決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、決済関連オブジェクトの附属情報を決定する。決済コードサーバは、決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、決済コード生成応答を端末に送信し、端末に決済コード生成応答における決済情報および附属情報に基づいて決済コードを生成させる。本発明の実施形態では、基本的な決済情報を決済コードを介して表示することに加えて、決済コードを使用して、マーチャントリスク情報、マーチャント苦情情報、ユーザークレジット情報、ユーザー口座ファンド状況などの決済関連オブジェクトの附属情報を促すこともできる。これにより、マーチャントまたはユーザーが決済コードからより価値のある情報を入手し、決済コードの使用の柔軟性を高め、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【0050】
本発明の実施形態における決済コードは、メインスキャン・モードおよびスキャン・モードを含む異なるモードに適用され得る。ここで、メインスキャン・モードでは、マーチャントがユーザーに決済コードを提示し、マーチャントが表示する決済コードの色や形状は、当該マーチャントがリスクの高いマーチャントであるか、クレーム率の高いマーチャントであるかをユーザーに促すことができる。スキャン・モードでは、ユーザーはマーチャントに決済コードを表示し、ユーザーは、異なる色や形状の決済コード表示方法を用いて、口座残高状況、クレジットカード返済情報、月々の累積消費量が過剰であるか否か、その他の情報を表示することができる。リスク口座または特定口座の場合、システム定義の予約色がユーザー定義の設定よりも優先される。
【0051】
2つのコード・スキャン・モードをそれぞれ次に示す。
【0052】
メインスキャン・モードにおいて、決済関連オブジェクトの識別子はマーチャント識別子であり、決済関連オブジェクトの付属特徴識別子はシステムのプリセットされた特徴識別子を含む。
【0053】
次に、上記の決済コードサーバが、前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信するステップと、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含む。
【0054】
一実施形態では、端末から送信された決済コード生成要求を受信した後、サーバは、決済コード生成要求におけるマーチャント識別子に従って、今回の決済コードがメインスキャン・モードであると決定する。次に、当該マーチャントに対応するマーチャント管理サーバから当該マーチャントの決済情報を取得する必要がある。マーチャントの決済情報はマーチャント管理サーバによって一様に格納管理されるので、決済コードサーバは、第1の決済コード情報取得要求をマーチャント管理サーバに送信することができる。そして、マーチャント管理サーバは、マーチャント識別子に基づいて対応する決済情報を求め、第1の決済コード情報取得応答を生成する。決済コードサーバは、マーチャント管理サーバから送信された第1の決済コード情報取得応答を受信した後、第1の決済コード情報取得応答からマーチャントに対応する決済情報を取得することができる。
【0055】
さらに、マーチャントの関連する特徴は、システムによって一般的に一律に定義されるので、決済コードサーバは、マーチャント識別子に従って、対応するシステムのプリセットされた特徴識別子を直接取得することができる。
【0056】
例えば、決済コードサーバは、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信する。当該マーチャントIDの口座情報を取得するため、第1の決済コード情報取得要求には、マーチャントIDが含まれる。マーチャント管理サーバは、第1の決済コード情報取得応答を介して当該マーチャントIDのデフォルトまたは指定されたアカウントを返す。決済コードサーバは、アカウントを取得した後、そのデフォルトまたは指定されたアカウント端末に送信する。その後、端末は、デフォルトまたは指定されたアカウントに基づき、決済コードを生成する。同時に、決済コードサーバは、さらに、マーチャントIDに基づいて対応のシステムのプリセットされた特徴識別子(すなわち、マーチャントの決済コード生成パラメータ)を決定する。ここの決済コード生成パラメータは、システムによって一律に定義される。決済コードサーバは、決済コード生成パラメータに基づいて外部システムから附属情報を収集する。
【0057】
スキャン・モードにおいて、決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含む。
【0058】
次に、上記決済コードサーバが、前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、決済関連オブジェクトの決済情報及び決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するステップは、
前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信するステップと、
前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得するステップと、
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定するステップとを含む。
【0059】
前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される。
【0060】
一実施形態において、サーバは、端末から送信された決済コード生成要求を受信した後、ユーザー識別子に基づいて、今回の決済コードがスキャン・モードであると決定し、ユーザーに対応するユーザー管理サーバからユーザーの決済情報を取得する必要がある。ユーザーの決済情報は、ユーザー管理サーバによって一様に格納管理されるので、決済コードサーバは、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信することができる。ユーザー管理サーバは、ユーザー識別子に基づいて対応する決済情報を求め、第2の決済コード情報取得応答を生成する。決済コードサーバは、ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を受信した後、第2の決済コード情報取得応答からユーザーに対応する決済情報を取得してもよい。
【0061】
別の態様において、システムによって定義されるマーチャントの付属特徴とは異なり、ユーザーによってユーザーの付属特徴をカスタマイズすることもできるので、決済コードサーバは、ユーザー識別子に応じて、対応するシステムのプリセットされた特徴識別子を直接取得するだけでなく、第2の決済コード情報取得要求により、ユーザーのカスタム特徴識別子を取得する。
【0062】
例えば、決済コードサーバは、該ユーザーIDの口座情報を取得するために、ユーザー管理サーバにユーザーIDを含む第2の決済コード情報取得要求を送信する。ユーザー管理サーバは、第2の決済コード情報取得応答を介して、当該ユーザーIDのデフォルトまたは指定されたカード番号を返す。決済コードサーバは、カード番号を取得した後、カード番号を端末に送信する。その後、端末はカード番号に基づいて決済コードを生成することができる。同時に、第2の決済コード情報取得応答は、さらに、カスタム特徴識別子を含む。ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される。すなわち、ユーザーは予め端末の構成インターフェースに対して操作を行い、ユーザーの操作に応じて端末はユーザーのカスタム特徴を決定し、カスタム特徴識別子をユーザー管理サーバに送信する。このようにして、ユーザー管理サーバは、第2の決済コード情報取得要求を受信すると、第2の決済コード情報取得応答に当該ユーザーのカスタム特徴識別子を付加して決済コードサーバに送信することができる。したがって、第2の決済コード情報取得要求を送信することにより、決済コードサーバは、決済情報とカスタム特徴識別子の両方を取得することができる。
【0063】
さらに、ユーザーの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子も含む。決済コードサーバは、ユーザーIDに基づいて、対応するシステムのプリセットされた特徴識別子(すなわち、ユーザーの決済コード生成パラメータ)を決定する。決済コード生成パラメータは、システムによって一律に定義される。決済コードサーバは、決済コード生成パラメータに基づいて、外部システムからユーザーの附属情報を収集する。
【0064】
例えば、決済APPでは、ユーザーは通常、複数のカード番号や決済口座をバインドするので、決済コードの設定は、ユーザーのすべての口座またはユーザーの1つの口座に対して行うこともできる。表1に、ユーザーのすべての口座の付属特徴の設定を示す。1つのプロンプト項目は、1つの付属特徴に対応する。「システムによって一律に定義」という備考が付いた特徴はシステムプリセット特徴であり、「ユーザーによって定義」という備考が付いた特徴はユーザーカスタム特徴である。
【0065】
【0066】
表2は、ユーザーの単一口座の付属特徴の設定を示している。「システムによって一律に定義」という備考が付いた特徴はシステムプリセット特徴であり、「ユーザーによって定義」という備考が付いた特徴はユーザーカスタム特徴である。
【0067】
【0068】
すべての口座の決済コード設定は、単一の口座の決済コード設定よりも優先度が高い。システムによって一律に定義されたシステムプリセット特徴の優先順位は、ユーザーカスタム特徴の優先順位よりも高い。プロンプト項目に異なる特徴プロンプト項目番号がシステムによって割り当てられ、その番号はグローバルに一意である。
【0069】
さらに、表1または2内の各プロンプト項目に対応して1つの決済コード表示スタイルが設定され、その属性はコードの色、形状、中心画像、枠、背景色等を含んでもよく、属性を拡張することができる。決済コード表示スタイルは、
図4に示すようになる。
【0070】
システムで統一的に定義された決済コード表示スタイルは、ユーザーが変更することができず、ユーザーがカスタムした決済コード表示スタイルをユーザーによって設定することができる。ユーザーの識別を容易にするために、
図4の決済コードの中央画面を、自動車のダッシュボード上の警告画面と同様に、様々な共通警告画面として定義することができる。コードの形は正方形、円形などであり、境界線は表示可否、および表示される色を定義することができる。決済コードの表示スタイルは、ユーザーのパーソナライゼーションをサポートし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0071】
本発明の実施形態における付属特徴情報は、予め収集してから決済コードサーバに格納してもよいし、決済コードサーバが端末から送信された要求を受信した後にリアルタイムに収集してもよい。好ましくは、決済コード生成処理の消費時間を短縮するために、決済コードサーバは、収集した情報をKey-Valueの形でRedis等のキャッシュに格納する。
【0072】
さらに、本発明の実施形態において、決済コードサーバが附属情報を取得する方法は、アクティブプルとパッシブプッシュを含み、プルとプッシュの両方がバッチおよびリアルタイムマナーを含むことができる。
【0073】
ここで、パッシブプッシュの場合、決済コードサーバは、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するステップは、
前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップと、
前記付属特徴情報を記憶し、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップとを含む。
【0074】
一実施形態では、個人信用情報、商業信用、評価等の情報の更新頻度が低く、リスクの高いプロンプト項目を外部システムから一括プッシュすることにより取得することができる。HTTPメッセージは、すぐに有効になる場合もあれば、ファイル形式でロードされ、定期的に有効になる場合もある。マーチャントリスク、口座不法資金の振替リスクなど適時性要件が高い情報は、外部リスク管理システムでリアルタイムでプッシュし、決済コードサーバで直ちに受信して効力を発生することができる。
【0075】
アクティブプルモードにおいて、決済コードサーバは、前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信する前に、さらに、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、特徴情報取得要求を生成し、
前記特徴情報取得要求を前記情報管理サーバに送信する。
【0076】
決済コードサーバが前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信するステップは、具体的に、
前記情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報が含まれる特徴情報取得応答を受信するステップを含む。
【0077】
一実施形態において、決済コードサーバは、クレジットカードの請求期間に応じて、クレジットカードの請求書が返済されたか否かの情報について、定期的に銀行または機関から一括して(バッチ的に)照会およびプルすることができる。ユーザーの口座残高等の情報が不足している場合、決済コードサーバは、コードが生成されたときに銀行や機関に照会してリアルタイム残高情報を取得することができる。
【0078】
また、決済コードサーバは、ローカル統計、すなわち、サイクル内の消費量の累積リマインダなどの情報を格納することもできる。
【0079】
さらに、決済コードサーバは、収集した元の情報を処理し、直接読み取ることができるデータ形式に変換する必要がある。次に、延期付属特徴情報を前記附属情報に変換するステップは、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、対応の情報附属ルールを決定するステップと、
前記付属特徴情報と前記情報附属ルールを比較して附属情報を取得するステップとを含む。
【0080】
一実施形態において、決済コードサーバは、予め外部ネットワークシステムサーバから付属特徴情報を取得し、付属特徴情報をキャッシュすることができる。端末から送信された決済コード生成要求を受信した後、決済コードサーバは、要求内のユーザーID及び付属特徴識別子に従ってキャッシュ内の付属特徴情報を照会し、対応の情報付属ルールを決定する、例えば、表1または表2に示す決済コードの項目の構成情報など。この構成情報に基づいて、判定条件に応じて付属特徴情報を算出処理し、YES又はNOの算出結果を得る。すべてのプロンプト項目を算出した後、附属情報として全体構造に組み込む。
【0081】
その後、決済コードサーバは、ユーザー設定に基づいて決済情報と附属情報とを応答メッセージに組み立てて、端末に返送する。決済コードサーバは、ユーザー設定に応じて表示要件を記入し、応答メッセージに各プロンプト項目の番号と対応する決済コードスタイルを記入し、決済コード生成の基本情報を補完した後、応答メッセージを端末に返す。
【0082】
応答メッセージに記入された表示要件は、次のような場合に分けられる。(1)決済コードを1つのスタイルで表示すること、つまり、優先度の高いプロンプト項目に従って決済コードを表示し、(2)優先度の高低順に条件を満たすすべての決済コードをスクロールして提示する。
【0083】
図5に示すように、上述した端末の操作処理に基づいて、本発明の実施形態における端末側で決済コードを生成する詳細な処理は以下の通りである。
【0084】
ステップ501:端末は、決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成する。
【0085】
ステップ502:端末は、決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信することにより、前記決済コードサーバに前記決済コード生成要求に基づいて決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報を決定させる。
【0086】
ステップ503:端末は、前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信する。
【0087】
ステップ504:端末は、前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示する。
【0088】
一実施形態では、端末は、ユーザー操作を受信した後、決済コード生成要求をサーバに送信する。前記決済コード生成要求は決済関連オブジェクトの識別子を含み、ここの決済関連オブジェクトは、ユーザーまたはマーチャントであることができる。サーバは、決済コード生成要求を受信した後、決済関連オブジェクトの識別子に基づき、決済関連オブジェクトの決済情報及び決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得し、決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、決済関連オブジェクトの附属情報を決定する。サーバは、決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づき、決済コード生成応答を生成し、決済コード生成応答を端末に送信し、端末に決済コード生成応答における決済情報および附属情報に基づいて決済コードを生成させる。本発明の実施形態では、基本的な決済情報を決済コードを介して表示することに加えて、決済コードを使用して、マーチャントリスク情報、マーチャント苦情情報、ユーザークレジット情報、ユーザー口座ファンド状況などの決済関連オブジェクトの附属情報を促すこともできる。これにより、マーチャントまたはユーザーが決済コードからより価値のある情報を入手し、決済コードの使用の柔軟性を高め、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【0089】
さらに、前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定される。
【0090】
上記端末が決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成する前に、さらに、
端末は、前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示し、
端末は、構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得し、
端末は、前記決済コードサーバが前記ユーザー管理サーバから前記カスタム特徴識別子を取得するように、ユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信する。
【0091】
一実施形態では、ユーザーの付属特徴について、システムによってシステムプリセット特徴が直接決定されるだけでなく、ユーザーサブセットに対応するカスタム特徴もユーザーによってプリセットされ得る。ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される。すなわち、ユーザーは、予め端末の構成インターフェースに対して操作を行い、端末は、ユーザー操作に応じてユーザーのカスタム特徴を決定し、カスタム特徴識別子をユーザー管理サーバに送信する。このようにして、ユーザー管理サーバは、第2の決済コード情報取得要求を受信すると、第2の決済コード情報取得応答に当該ユーザーのカスタム特徴識別子を付加して決済コードサーバに送信することができる。したがって、第2の決済コード情報取得要求を送信することにより、決済コードサーバは、決済情報とカスタム特徴識別子の両方を取得することができる。
【0092】
したがって、決済コードサーバは、ユーザー識別子に基づいて、対応するシステムのプリセットされた特徴識別子を直接取得するだけでなく、第2の決済コード情報取得要求により、ユーザーのカスタム特徴識別子を取得することができる。
【0093】
さらに、前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成するステップは、
前記附属情報に対応する優先順位に基づき、ターゲット附属情報を決定するステップと、
附属情報と決済コードスタイルとの対応関係に基づき、前記ターゲット附属情報に対応するターゲット生成されたコードスタイルを決定するステップと、
前記決済情報に基づいて決済コードを生成し、前記ターゲット生成されたコードスタイルに従って前記決済コードを表示するステップとを含む。
【0094】
一実施形態では、端末内にコード生成装置を設け、コード生成装置は、インターフェース仕様の定義に従って、受信した応答メッセージ内の情報から、ターゲット生成コードスタイルの決済コードを生成する。決済コードサーバはSDK開発キットをコード生成装置に提供し、多様なタイプの端末を迅速に統合することができる。
【0095】
ここで、コード生成インターフェース仕様は、固定フィールドフォーマット、TLVフォーマット等、様々な定義を有する。本発明の実施形態は、表3に示すTLVフォーマットによって例示される。
【0096】
【0097】
図6に示すシステムアーキテクチャを参照して、以下では、特定のアプリケーションシナリオを用いて、上記実施形態における端末とサーバとの間のインタラクティブプロセスをさらに詳細に説明する。端末内にコード生成装置が配置され、決済コードサーバが決済コードサービス装置、情報変換装置、情報収集格納装置を含む。上記プロセスは次のとおりである。
【0098】
コード生成装置は、ユーザーIDに従って、決済コードサービス装置にコード生成要求を開始する。
【0099】
決済コードサービス装置は、ユーザーシステムにユーザーIDの口座情報を要求し、ユーザーシステムは、当該ユーザーIDのデフォルトまたは指定された決済のデフォルトまたは指定されたアカウントやカード番号、およびユーザーが予め定義したコード生成のためのカスタムパラメータを返す。
【0100】
決済コードサービス装置は、コード生成のためのカスタムパラメータに基づき、情報変換装置にコード生成のための附属情報を要求する。
【0101】
情報収集格納装置は、要求に応じて定期的またはリアルタイムでユーザー指定の決済のデフォルトまたは指定されたアカウントやカード番号の情報を収集し、情報変換装置に返す。
【0102】
情報変換装置は、収集されたコード生成のための附属情報を、ユーザーコード生成のためのカスタムパラメータに従って変換して処理し、例えば、クレジットカードが未払いリマインダおよび生成されたコードスタイル、毎月の累積消費量が過剰であるか否か、生成されたコードスタイル等及びこれらのプロンプト情報の優先順位の番号を通知し、上記情報を決済コードサービス装置に返す。
【0103】
決済コードサービス装置は、コード生成に必要な情およびサービス情報をインターフェースメッセージに埋め込んでコード生成装置に返す。
【0104】
コード生成装置は、附属情報の優先順位に従って条件を満たすプロンプト情報があるか否かを判断し、ない場合はデフォルトコードを生成し、ある場合は、当該プロンプト情報に従って生成されたコードスタイル(色、形状など)に基づいてコードを生成する。ユーザー設定に応じて優先順位が最も高い情報のみを提示すことも、条件を満たすすべてのプロンプト情報を一定時間間隔で順次提示すこともできる。
【0105】
同じ発明思想に基づいて、
図7を参照して、同じ発明思想に基づいて、本発明の実施形態は、少なくとも以下を含む決済コードの生成装置(例えば、サーバ)を提供する。
【0106】
前記決済コードの生成装置は、
端末から送信された決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を受信するように構成される第1の送受信ユニット701と、
前記決済関連オブジェクトの識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの決済情報および前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子を取得するように構成される取得ユニット702と、
前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、前記決済関連オブジェクトの附属情報を決定するように構成される決定ユニット703と、
前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報に基づいて決済コード生成応答を生成するように構成される生成ユニット704とを含む。
【0107】
前記第1の送受信ユニット701は、さらに、前記決済コード生成応答を前記端末に送信することにより、前記端末に前記決済コード生成応答に基づいて決済コードを生成させる。
【0108】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、マーチャント識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、少なくともシステムのプリセットされた特徴識別子を含む。
【0109】
前記取得ユニットは、具体的に、前記マーチャント識別子に基づき、マーチャント管理サーバに第1の決済コード情報取得要求を送信し、
前記マーチャント管理サーバから送信された前記マーチャント識別子に対応する決済情報が含まれる第1の決済コード情報取得応答を受信し、
前記マーチャント識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定する。
【0110】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子は、ユーザー識別子であり、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子は、システムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子を含む。
【0111】
前記取得ユニットは、具体的に、前記ユーザー識別子に基づき、ユーザー管理サーバに第2の決済コード情報取得要求を送信し、前記ユーザー管理サーバから送信された第2の決済コード情報取得応答を取得する。
【0112】
前記第2の決済コード情報取得応答は、前記ユーザー識別子に対応する決済情報およびカスタム特徴識別子を含み、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子は、端末の構成インターフェース上でユーザーの操作に応じて決定される。
【0113】
前記ユーザー識別子に基づき、対応のシステムのプリセットされた特徴識別子を決定する。
【0114】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、前記決済関連オブジェクトに対応する情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報を受信し、前記付属特徴情報を記憶し、前記付属特徴情報を前記附属情報に変換する。
【0115】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、特徴情報取得要求を生成し、前記特徴情報取得要求を前記情報管理サーバに送信し、前記情報管理サーバから送信された前記決済関連オブジェクトの付属特徴情報が含まれる特徴情報取得応答を受信する。
【0116】
選択的に、前記決定ユニットは、具体的に、前記決済関連オブジェクトの付属特徴識別子に基づき、対応の情報附属ルールを決定し、前記付属特徴情報と前記情報附属ルールを比較して附属情報を取得する。
【0117】
同じ発明思想に基づいて、
図8に示すように、本発明の実施形態で提供される決済コードの生成装置(たとえば、端末)は、
決済インターフェース上でトリガーされる決済コード生成操作に応答して決済関連オブジェクトの識別子が含まれる決済コード生成要求を生成するように構成される応答ユニット801と、
決済コードサーバに前記決済コード生成要求を送信することにより、前記決済コードサーバが前記決済コード生成要求に基づいて決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報を決定するようにする第2の送受信ユニット802と、
前記決済情報および附属情報に基づき、決済コードを生成および表示するように構成される生成ユニット803とを備える。
【0118】
前記第2の送受信ユニット802は、前記決済コードサーバから送信された前記決済関連オブジェクトの決済情報および附属情報が含まれる決済コード生成応答を受信するように構成される。
【0119】
選択的に、前記決済関連オブジェクトの識別子はユーザー識別子であり、前記附属情報は、前記決済コードサーバがシステムのプリセットされた特徴識別子およびカスタム特徴識別子に基づいて決定される。
【0120】
前記応答ユニット801は、具体的に、前記ユーザー識別子に対応する構成インターフェースを表示し、構成インターフェース上でトリガーされるユーザーの操作に応答し、前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を取得するように構成される。
【0121】
前記第2の送受信ユニット802は、さらに、前記決済コードサーバが前記ユーザー管理サーバから前記カスタム特徴識別子を取得するように、ユーザー管理サーバに前記ユーザー識別子に対応するカスタム特徴識別子を送信する。
【0122】
選択的に、前記生成ユニット803は、
前記附属情報に対応する優先順位に基づき、ターゲット附属情報を決定し、
附属情報と決済コードスタイルとの対応関係に基づき、前記ターゲット附属情報に対応するターゲット生成されたコードスタイルを決定し、
前記決済情報に基づいて決済コードを生成し、前記ターゲット生成されたコードスタイルに従って前記決済コードを表示する。
【0123】
同じ発明思想に基づいて、
図9に示すように、本発明の実施形態は、コンピュータ装置1400をさらに提供する。当該コンピュータ装置1400は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータまたはPCなどの電子機器であってもよい。
図9に示すように、当該コンピュータ装置1400は、表示ユニット1440、プロセッサ1480およびメモリ1420を含む。ここで、表示ユニット1440は、ユーザーが入力した情報またはユーザーに提供された情報とコンピュータ装置1400の各種オブジェクト選択ページ等を表示するように構成される表示パネル1441を含む。本発明の実施形態において、前記表示パネル1441は、主に、コンピュータ装置1400にインストールされるアプリケーションのページ、ショートカットウィンドウ等を表示するように構成される。選択的に、前記表示パネル1441は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)や有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode,OLED)等の形態で構成されてもよい。前記コンピュータ装置1400は、上記の種々の実施形態において端末または処理サーバによって実行される方法のいずれかを実行することができる。
【0124】
前記プロセッサ1480は、コンピュータプログラムを読み取ってから、コンピュータプログラムによって定義された方法を実行するように構成される。例えば、前記プロセッサ1480は、ソーシャルアプリケーションプログラムを読み取って、コンピュータ装置1400上でアプリケーションを実行し、そのアプリケーションのページを表示ユニット1440に表示する。前記プロセッサ1480は、1つまたは複数の汎用プロセッサを含むことができ、さらに、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)を含みうる。前記デジタル信号プロセッサは、本発明の実施形態によって提供される技術的解決策を実施するために関連する動作を実行するように構成される。
【0125】
前記メモリ1420は、一般に内部メモリと外部メモリとを含み、内部メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、キャッシュ(CACHE)等であってもよい。外部メモリは、ハードディスク、光ディスク、USBディスク、フロッピーディスク、テープドライブなどである。前記メモリ1420は、コンピュータプログラムおよび他のデータを格納するように構成され、前記コンピュータプログラムは、アプリケーション等に対応するアプリケーションプログラムを含み、他のデータは、オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムの実行後に生成されたデータを含み得る。ここで、前記データには、システムデータ(たとえば、オペレーティングシステムの設定パラメータなど)とユーザーデータが含まれる。本発明の実施形態では、プログラム命令はメモリ1420に格納され、プロセッサ1480は、メモリ1420に格納されたプログラム命令を実行して、上述した端末または処理サーバによって実行される任意の方法を実現する。
【0126】
さらに、コンピュータ装置1400は、入力された数値情報、文字情報、または接触タッチ操作/非接触ジェスチャを受信し、コンピュータ装置1400のユーザー設定および機能制御に関連する信号入力を生成するように構成される表示ユニット1440をさらに含むことができる。具体的には、本発明の実施形態において、前記表示ユニット1440は、表示パネル1441を含むことができる。前記表示パネル1441は、例えば、ユーザーのタッチ操作(例えば、指、スタイラス、または任意の適切なオブジェクトまたはアクセサリを使用して表示パネル1441上または表示パネル1441の近傍での操作)を収集し、予め設定されたプログラムに従って対応する接続装置を駆動することができるタッチスクリーンである。また、前記表示パネル1441は、タッチ検出装置と、タッチコントローラと、の2つの部分を含んでもよい。前記タッチ検出装置は、ユーザーのタッチ方向を検出し、タッチ操作から発生する信号を検出して、この信号をタッチコントローラに送信する。前記タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、接触座標に変換してプロセッサ1480に送信し、プロセッサ1480から送信された命令を受信して実行することができる。
【0127】
ここで、前記表示パネル1441は、抵抗型、容量型、赤外線、弾性表面波など、種々のタイプで実施することができる。前記表示ユニット1440に加えて、前記コンピュータデバイス1400は、物理キーボード、ファンクションキー(例えば、ボリュームコントロールキー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティックなどの1つまたは複数を含むことができるが、これに限定されない入力部1430を含むこともできる。
図9において、前記入力部1430は、一例として画像入力装置1431および他の入力装置1432を含む。
【0128】
さらに、前記コンピュータ装置1400は、他のモジュールに電力を供給するための電源1490、オーディオ回路1460、近接場通信モジュール1470、およびRF回路1410も含むことができる。前記コンピュータデバイス1400は、加速度センサ、光センサ、圧力センサなどの1つまたは複数のセンサ1450を含むこともできる。前記オーディオ回路1460は、具体的には、スピーカ1461及びマイク1462等を含む。例えば、ユーザーは音声制御を使用することができる。前記コンピュータ装置1400は、ユーザーがプロンプトされる必要があるときに、マイク1462を介してユーザーの音声を収集し、ユーザーの音声で制御を行い、スピーカ1461を介して対応するプロンプトトーンを再生することができる。
【0129】
同じ発明思想に基づいて、本発明の実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。上記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体における命令がプロセッサによって実行されるとき、上記プロセッサが上記実施形態における端末または処理サーバによって実行される任意の方法を実行することを可能にする。
【0130】
選択的に、コンピュータ読み取り可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。例えば、上記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などであってもよい。
【0131】
同じ発明思想に基づいて、本発明の実施形態は、コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムを提供する。前記コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含む。前記コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納される。前記コンピュータ装置のプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み出し、前記プロセッサは,前記コンピュータ命令を実行することにより、前記コンピュータ装置が上記実施形態における端末または処理サーバによって実行される任意の方法を実行することを可能にする。
【0132】
プログラム製品は、1つ以上の読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを使用することができる。読み取り可能な媒体は読み取り可能な信号媒体であってもよく、読み取り可能な記憶媒体であってもよい。読み取り可能な信号媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的又は半導体システム、装置若しくは装置又はこれらの任意の組み合わせであってもよいが、これに限定されない。読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(網羅的なリストではない)は、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、ポータブルディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置またはこれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0133】
本発明の実施形態のプログラム製品は、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)を採用し、プログラムコードを含み、コンピューティングデバイス上で実行され得る。しかしながら、本発明のプログラム製品はこれに限定されるものではない。本明細書において、読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は格納する任意の有形媒体であってもよく、ここで、プログラムは、命令実行システム、装置又は機器によって使用され、又はこれらと組み合わせて使用され得る。
【0134】
読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含み得るとともに、可読プログラムコードがその中でベアラされる。このような伝搬データ信号は、電磁信号、光信号、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない多くの形態であり得る。読み取り可能な信号媒体は 読み取り可能な記憶媒体以外の読み取り可能な媒体であってもよく、読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、または装置によって使用される、またはそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播、または送信することができる。
【0135】
読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、無線、有線、光ケーブル、RF等を含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体又はこれらの任意の適切な組み合わせによって送信され得る。
【0136】
同じ発明思想に基づいて、本発明の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを含む。前記コンピュータプログラムはプログラム命令を含み、前記プログラム命令がコンピュータによって実行されるとき、上記決済コードの生成方法のステップをコンピュータに実行させる。
【0137】
本発明の好ましい実施形態は既に説明されているが、当業者は、基本的な創造的概念について取得すると、これらの実施形態に追加的な変更及び変更を加えることができる。したがって、添付されたクレームは、本発明の範囲に該当するすべての変更及び変更と同様に、好ましい実施形態を含むように解釈されることを意図される。
【0138】
当業者は、発明の精神及び範囲から逸脱することなく、発明に種々の変更及び変更を加えることができることが明らかである。したがって、本発明は、これらの変更および変更が本発明の請求項およびそれらに相当する範囲に入る限り、本発明にこれらの変更および変更を含めることも意図されている。
【符号の説明】
【0139】
100 サーバ
110 プロセッサ
120 メモリ
130 入力装置
140 出力装置
200 端末装置
701 第1の送受信ユニット
702 取得ユニット
703 決定ユニット
704 生成ユニット
801 応答ユニット
802 第2の送受信ユニット
803 生成ユニット
1410 RF回路
1420 メモリ
1430 入力部
1431 入力装置
1432 他の入力装置
1440 表示ユニット
1441 表示パネル
1450 センサ
1460 オーディオ回路
1470 近接場通信モジュール
1480 プロセッサ
1490 電源