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特許7580623作業場の荷物を移動させるためのフォークリフト装置
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  • 特許-作業場の荷物を移動させるためのフォークリフト装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-31
(45)【発行日】2024-11-11
(54)【発明の名称】作業場の荷物を移動させるためのフォークリフト装置
(51)【国際特許分類】
   B66F 9/18 20060101AFI20241101BHJP
   B66F 9/12 20060101ALI20241101BHJP
【FI】
B66F9/18 C
B66F9/12 E
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2023550678
(86)(22)【出願日】2022-02-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-27
(86)【国際出願番号】 EP2022025061
(87)【国際公開番号】W WO2022179752
(87)【国際公開日】2022-09-01
【審査請求日】2023-09-18
(31)【優先権主張番号】102021000004190
(32)【優先日】2021-02-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】517029381
【氏名又は名称】ヌオーヴォ・ピニォーネ・テクノロジー・ソチエタ・レスポンサビリタ・リミタータ
【氏名又は名称原語表記】Nuovo Pignone Tecnologie S.R.L.
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】アリナーリ,ジャコモ
(72)【発明者】
【氏名】バルダッサリー,マルコ
【審査官】中島 亮
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-075642(JP,A)
【文献】実開平05-092295(JP,U)
【文献】韓国登録特許第1191915(KR,B1)
【文献】米国特許第03050206(US,A)
【文献】米国特許第03791544(US,A)
【文献】米国特許第10556783(US,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66F 9/00- 11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のフォーク(210)及び第2のフォーク(211)を装備したフォークリフト車(2)によって荷物(3)を移動させるためのフォークリフト装置(1)であって、
フレーム(10)と、
前記フレーム(10)に接続された連結群(11)であって、前記連結群(11)は、
第1のハウジング(110)及び第2のハウジング(111)であって、前記フォークリフト装置(1)を移動させるために、前記フォークリフト車(2)の関連する第1のフォーク(210)及び第2のフォーク(211)が挿入又は引抜きされ得る、第1のハウジング(110)及び第2のハウジング(111)を含む、連結群(11)と、を備え、
前記第1のハウジング(110)及び前記第2のハウジング(111)は平面を画定し、
前記フォークリフト装置(1)は、前記フレーム(10)に接続された、前記荷物(3)を支持するための支持部材(12)を更に備え、
前記支持部材(12)は、前記連結(11)の前記第1のハウジング(110)と前記第2のハウジング(111)との間に配置されており、
前記支持部材(12)は、前記連結(11)の前記第1のハウジング(110)及び前記第2のハウジング(111)によって画定された前記平面の下に配置され
前記フレーム(10)は、
主部(100)と、
前記第1のハウジング(110)及び前記第2のハウジング(111)に接続され、前記荷物(3)が前記フォークリフト装置(1)内に導入されることを可能にする開口部(103)を画定する前部(101)と、
前記前部(101)に接続された一方の端部、及び前記主部(100)に接続された他方の端部を有する後部(102)と、を含む、フォークリフト装置(1)。
【請求項2】
前記支持部材(12)は、安全縁部(121)を含む一端部(120)を有し、
前記安全縁部(121)は、前記荷物(3)が前記支持部材(12)の方向に沿って摺動することを防止することができる、請求項1に記載のフォークリフト装置(1)。
【請求項3】
前記フレーム(10)の前記前部(101)は、実質的に矩形形状を有し、前記フレーム(10)の前記後部(102)は、実質的にL字形状である、請求項1又は2に記載のフォークリフト装置(1)。
【請求項4】
前記フレーム(10)の前記前部(101)及び前記後部(102)は、前記荷物(3)が収容され得る収容容積(V)を画定する、請求項1から3のいずれか1項に記載のフォークリフト装置(1)。
【請求項5】
前記フレーム(10)の前記主部(100)は、前記フレーム(10)の前記後部(101)に接続され、前記第1のハウジング(110)及び前記第2のハウジング(111)の方向に垂直な接続ビーム(104)を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載のフォークリフト装置(1)。
【請求項6】
前記連結(11)の前記第1のハウジング(110)及び前記第2のハウジング(111)は、中空の貫通ビームである、請求項1から5のいずれか1項に記載のフォークリフト装置(1)。
【請求項7】
前記荷物(3)は、引き出し、ロッカー、又はキャビネットから選択される作業場装置である、請求項1から6のいずれか1項に記載のフォークリフト装置(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、引き出し、キャビネット、又はロッカーなどの作業場の荷物又は機械を移動及び輸送するためのフォークリフト装置に関し、フォークリフト装置は、荷物を持ち上げて移動させるためのフォークリフト車又は一般的な車両に連結可能である。
【背景技術】
【0002】
倉庫並びに製造及び流通センターでは、材料、品物などの荷物だけでなく、作業場装置又は機械も短距離及び長距離にわたって輸送することがしばしば必要とされる。
【0003】
通常、品物の輸送は、フォークリフト車などを用いて手動又は自動のいずれかで実行され得る。フォークリフト車は、荷物を積み込み、輸送し、積み下ろすために昇降可能な2つの動力作動式水平フォークを有する産業車両である。
【0004】
フォークリフト車による品物の輸送の場合、品物は、典型的には、作業者によって手動でフォークリフト車に積み込まれ、及び/又はフォークリフト車から積み下ろされ得る。特に、積み込みステップの間、作業者は、木製パレットなどのプラットフォームの上に品物を置き、一方、積み下ろしステップの間、作業者は、フォークリフト車から品物を積み下ろしする必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、現在のところ、例えば倉庫内で、作業場の引き出し又はキャビネットなどの作業場装置又は機械を移動させる必要がある場合、これは、作業場装置をその元の位置から移動させることによって所望の方向に作業場装置を直接押す作業者によって手動でのみ行われる。
【0006】
したがって、このような装置を長距離にわたって輸送することはできない。なぜなら、これは、作業者にとってかなりの量の労力及び時間を必要とすると共に、負傷のリスクも高くなる。実際、作業場装置の典型的な重量及びサイズのために、そのような装置の手動操作は、多くの場合、作業者の負傷のリスクにつながる。
【0007】
一態様では、本明細書に開示される主題は、フォークリフト車によって、引き出し、ロッカー、又はキャビネットなどの作業場装置などの荷物を移動させるためのフォークリフト装置を対象とする。フォークリフト装置は、フレームと、フレームに接続された連結グループと、を備える。連結グループは、フォークリフト車のフォークが挿入され得る、平行に配置された第1のハウジング及び第2のハウジングを含み、フォークリフト装置を移動させることを可能にする。第1のハウジング及び第2のハウジングは平面を画定する。フォークリフト装置はまた、フレームに接続され、荷物を支持するための支持部材を備える。支持部材は、連結グループの第1のハウジングと第2のハウジングとの間、かつ連結グループの第1のハウジング及び第2のハウジングによって画定される平面の下に配置される。
【0008】
別の態様では、本明細書に開示される主題は、支持部材が、荷物が支持部材の方向に沿って摺動することを防止するために、安全縁部を含む一端を有することに関する。
【0009】
別の態様では、フレームが、主部、前部、及び後部を含むことが本明細書で開示される。前部は、第1のハウジング及び第2のハウジングに接続され、開口部を画定し、開口部は、荷物がフォークリフト装置内に導入されることを可能にする。後部は、第1の部分に接続された一方の端部と、主部に接続された他方の端部と、を有する。また、フレームの前部及び後部は、荷物が収容され得る収容容積を画定する。
【0010】
別の態様では、本明細書に開示される主題は、フォークリフト車に連結可能なフォークリフト装置を用いて荷物を移動させる方法であって、フォークリフト装置の関連する第1のハウジング及び第2のハウジングを通してフォークリフト車のフォークを挿入することが実行される、方法に関する。次いで、フォークリフト装置は、移動させる荷物に対応して位置決めされ、フォークリフト装置の支持部材は、荷物の下に配置される。最後に、フォークリフト装置は、荷物を地面から持ち上げるためにフォークリフト車と共に上昇する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の開示される実施形態、及びそれに付随する利点の多くについての完全な理解は、添付図面に関連して考慮される場合、以下の発明を実施するための形態を参照することによって、それらがより良好に理解される際、容易に得られるであろう。
図1図1は、第1の実施形態による荷物を収容したフォークリフト装置の斜視図を示す。
図2図2は、フォークリフト車に連結された図1のフォークリフト装置と、フォークリフト装置に収容される荷物との斜視図を示す。
図3図3は、フォークリフト車に連結され、荷物を収容する、図1のフォークリフト装置の斜視図を示す。
図4図4は、第1の実施形態による、フォークリフト車に連結可能なフォークリフト装置を用いて荷物を移動させる方法のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
倉庫又は製造及び流通センターでは、品物を手動又は自動のいずれかで移動させる必要がある。引出し、キャビネット、又はロッカーなどの作業場装置又は荷物の輸送は、作業者による手動操作を必要とする。したがって、同一作業者のかなりの量の労力及び時間が必要とされる。本主題は、作業場の荷物を移動及び輸送するための装置に関し、この装置は、荷物を持ち上げて移動させ、荷物が地面に落下するのを回避するために、フォークリフト車又は一般的な車両に取り外し可能に連結可能である。このようにして、作業場の荷物は、長距離にわたって安全に輸送され得る。
【0013】
ここで図面を参照すると、図1は、フォークリフト車2に連結される、参照番号1で示されるフォークリフト装置の実施形態を示す。フォークリフト装置1は、以下に詳述するように、フレーム10と、フレーム10に接続された連結群11と、連結群11に接続された支持部材12と、を備える。
【0014】
本開示によれば、フォークリフト装置1は、直方体の断面を有するフレームである。しかしながら、いくつかの実施形態では、フォークリフト装置1の断面は異なっていてもよい。以下、単に参照しやすさのために、フォークリフト装置1は、装置1とも称される場合がある。
【0015】
図1図2、及び図3に示すように、フレーム10は、主部100と、前部101と、前部101に接続された後部102と、を含む。
【0016】
主部100は、フレーム10の後部102に接続されている。特に、主部100は、接続ビーム104を含み、接続ビーム104は、その端部において開口しており、デカルト基準系XYZ(図1に示される)の軸Yに平行又は実質的に平行な方向に沿って展開する。
【0017】
前部101は、キャビネット、引き出し、又はロッカーなどの作業場装置又は荷物3をフォークリフト装置1に導入することを可能にする開口部103を画定する。しかしながら、他の荷物又は作業場機械が装置1に導入される場合もある。本実施形態では、前部101は、実質的に矩形の形状を有する。しかしながら、いくつかの他の実施形態では、前部101の形状は異なっていてもよい。
【0018】
後部102は、前部101に接続された一方の端部と、主部100に接続された他方の端部と、を有する。本開示によれば、後部102は実質的にL字型である。しかしながら、他の実施形態では、後部102の形状は異なっていてもよい。更に、フレーム10の両部分101、102は、荷物3が収容され得る収容容積Vを画定する。
【0019】
連結群11は、互いに平行に配置された第1のハウジング110及び第2のハウジング111を含む。ハウジング110、111は、フレーム10の前部101に接続された一方の端部と、フレーム10の主部100に接続された他方の端部と、を有する。
【0020】
本開示によれば、ハウジング110、111は、中空の貫通ビームであり、フォークリフト車2の関連するフォーク210、211の、ハウジング110、111のそれぞれ1つを通した挿入を可能にする。より詳細には、第1のハウジング110は、フォークリフト車2の第1のフォーク210による挿入又は引抜きが可能なように両端が開口している。同様に、第2ハウジング111は両端部が開口しており、フォークリフト車2の第2のフォーク211による挿入又は引抜きを可能にする。
【0021】
特に、それぞれのハウジング110、111は、上述のデカルト基準系XYZの軸Xに平行又は実質的に平行な方向、すなわち、主部100の接続ビーム104の方向に垂直な方向に沿って展開する。また、本実施形態では、2つのハウジング110、111は同じ長さを有するが、いくつかの他の実施形態では、それらは互いに比較して異なる長さを有してもよい。
【0022】
更に、2つのハウジング110、111は、図1に示されるデカルト基準系XYZの平面XYに平行又は実質的に平行な平面を画定する。
【0023】
図2及び図3に示すように、第1のハウジング110及び第2のハウジング111は、フォークリフト車2によって装置1を輸送する、持ち上げる、又は降下させることができるように、装置1とフォークリフト車2との間の連結を可能にする。
【0024】
支持部材12は、フレーム10に接続され、第1のハウジング110及び第2のハウジング111に平行な方向、すなわち、上述した同じデカルト基準系XYZの軸Xに平行又は実質的に平行な方向に沿って展開する。
【0025】
本開示によれば、支持部材12は、第1のハウジング110と第2のハウジング111との間に配置される。特に、支持部材12は、2つのハウジング110、111によって画定された平面と比較して異なる平面上にある。しかしながら、いくつかの他の実施形態では、支持部材112は他の位置に配置されてもよい。
【0026】
特に図2を参照すると、支持部材12と地面との間の距離は、2つのハウジング110、111と地面との間の距離よりも小さい。これにより、支持部材12を、装置1のフレーム10に囲まれた状態で、荷物3の下方に位置決めされることが可能になる。
【0027】
更に、支持部材12は、荷物3が地面に落下するのを支持部材12が防止することができるような形状の一端部120を有する。特に、本実施形態では、端部120は、フォークリフト車2による荷物3の積み込み、輸送、又は積み下ろしの間に、荷物3がX軸の方向に沿って移動すること、すなわち摺動することを防止する安全縁部又は縁部121を有する。
【0028】
フォークリフト装置1は、以下のように動作する。
【0029】
より具体的には、図4を参照すると、本開示による、フォークリフト装置1を用いて荷物3を移動させる方法4のフロー図が示されている。
【0030】
まず、装置1がフォークリフト車2に連結される。実際には、図1図2、又は図3に示される引き出しなどの荷物3を移動させる必要があるとき、フォークリフト車2の第1のフォーク210及び第2のフォーク211は、それぞれ第1のハウジング110及び第2のハウジング111に挿入される(ステップ41)。具体的には、作業者Oが、フォーク210、211をそれぞれのハウジング110、111に挿入するようにフォークリフト車2を運転する。このようにして、フォークリフト車2は、必要に応じてフォークリフト装置1を上昇及び/又は下降させることによって、長距離にわたってフォークリフト装置1を移動させることができる。
【0031】
次いで、輸送される荷物3に対応してフォークリフト装置1が位置決めされる(ステップ42)。その後、作業者Oが、フォークリフト車2を運転して、支持部材12を荷物3の下方に配置する(ステップ43)。
【0032】
更に、フォークリフト装置1は、荷物3を地面から持ち上げるのに十分なだけフォークリフト車2のフォーク210、211を持ち上げることによって上昇される(ステップ44)。したがって、支持部材12の安全縁部121の存在により、荷物3が摺動してフォークリフト装置1から落下することが防止される。
【0033】
特に、作業者Oは、フォークリフト車2を制御して、フォーク210、211、及び、したがって、荷物3を収容したフォークリフト装置1をその元の位置に対して上昇又は下降させる。
【0034】
次いで、作業者Oは、フォークリフト車2を運転して、荷物3を収容したフォークリフト装置1を所望の位置まで短距離又は長距離にわたって輸送する(ステップ45)。
【0035】
所望の位置に到達すると、フォーク210、211は、荷物3、次いで支持部材12が地面に到達するまで、作業者Oによって運転されるフォークリフト車2によって下降される(ステップ46)。
【0036】
次に、支持部材12が荷物3の下方から引き抜かれる(ステップ47)。したがって、荷物3はもはや装置1内に収容されていない。
【0037】
最後に、フォークリフト車2のフォーク210及び211を第1のハウジング110及び第2のハウジング111からそれぞれ取り外す(ステップ48)ことによって、装置1がフォークリフト車2から切り離される。
【0038】
本開示の利点は、フォークリフト装置の使用のおかげで、作業場装置を長距離にわたって輸送することができ、作業者の労力及び時間の量を低減することである。
【0039】
本開示の別の利点は、作業者による作業場装置の手動操作が回避されるので、作業者の負傷のリスクが低減されることである。
【0040】
本発明の態様は、様々な特定の実施形態に関して説明されてきたが、当業者には、特許請求の範囲の趣旨及び範囲を逸脱することなく多くの修正、変更、及び省略が可能であることが、当業者には明らかであろう。加えて、本明細書で別段の指定がない限り、いずれのプロセス又は方法ステップの順序又は配列も、代替的な実施形態に従って変更又は再配列され得る。
【0041】
本開示の実施形態に対して詳細な参照がなされており、これらの1つ以上の例は、図面に例解されている。各例は、本開示を限定するものではなく、本開示の説明として提供するものである。実際には、本開示の範囲又は趣旨から逸脱しない限り、本開示に様々な修正及び変形を加えることができるということが、当業者には明らかであろう。本明細書全体を通して「ある実施形態」又は「一実施形態」又は「いくつかの実施形態」への言及は、一実施形態に関して説明される特定の特徴、構造、又は特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体を通して様々な個所における「ある実施形態では」又は「一実施形態では」又は「いくつかの実施形態では」という句が現れると、それは、必ずしも同一の実施形態を指しているものではない。また、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において、任意の好適な様式において組み合わされ得る。
【0042】
様々な実施形態の要素を提示する際、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「当該(said)」は、要素のうちの1つ以上があることを意味することを意図している。「備える(comprising)」、「含む(including)」、及び「有する(having)」という用語は、非排他的であることが意図され、列記された要素以外の追加の要素が存在し得ることを意味するものである。
図1
図2
図3
図4