(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-01
(45)【発行日】2024-11-12
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
A24F 40/46 20200101AFI20241105BHJP
A24F 40/20 20200101ALI20241105BHJP
A24F 40/40 20200101ALI20241105BHJP
【FI】
A24F40/46
A24F40/20
A24F40/40
(21)【出願番号】P 2022126237
(22)【出願日】2022-08-08
(62)【分割の表示】P 2020544230の分割
【原出願日】2020-04-23
【審査請求日】2023-04-24
(31)【優先権主張番号】10-2019-0048608
(32)【優先日】2019-04-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】ユン、ソン ウク
【審査官】木村 麻乃
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/190607(WO,A2)
【文献】中国実用新案第206612214(CN,U)
【文献】中国実用新案第207855048(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの一端を支持するヒータフランジと、
前記ヒータフランジと結合し、前記ヒータに接触せず、取り囲む防熱構造体と、
前記ヒータ及び前記防熱構造体を収容するハウジングと、を含
み、
前記ヒータフランジには、結着部材が形成され、
前記防熱構造体には、前記結着部材を収容する収容部が形成され、
前記ヒータフランジと前記防熱構造体は、前記結着部材と前記収容部によって互いに結着され
、
前記収容部は、前記ヒータフランジが前記防熱構造体に結合されるとき、前記ヒータフランジの一部が前記防熱構造体の外部に露出されるように前記防熱構造体の端部から延びる延長部に形成され、
前記結着部材は、前記ヒータフランジの外周面で前記収容部に対応する位置に形成される、エアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、エアロゾル生成装置の外部に放出される熱を効果的に遮断するエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近来に一般的なシガレットを代替する喫煙方法に関する需要が増加している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成させる方法ではない、シガレット内のエアロゾル生成物質が加熱されることにより、エアロゾルが生成される方法に関する需要が増加している。これにより、加熱式シガレットまたは加熱式エアロゾル生成装置に係わる研究が
活発に進められている。
【0003】
一般的に、エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するためのヒータを含む。したがって、ユーザの安全のために、ヒータによって生成された熱がエアロゾル生成装置の外部に伝達されることを防止するための効果的な方法が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、結着部材と収容部が結合することで、互いに結着されるヒータフランジと防熱構造体とを含むエアロゾル生成装置を提供する。
【0005】
また、本発明が解決しようとする課題は、エアロゾル生成装置及びエアロゾル生成装置を収容してエアロゾル生成装置のバッテリを充電するクレードルを含むエアロゾル生成システムを提供する。
【0006】
本実施例がなそうとする技術的課題は、前述したような技術的課題に限定されず、以下の実施例からさらに他の技術的課題が類推されうる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、前記ヒータの一端を支持するヒータフランジと、前記ヒータフランジに結合するが、前記ヒータに接触せずに取り囲む防熱構造体と、前記ヒータ及び前記防熱構造体を収容するハウジングと、を含むが、前記ヒータフランジ及び前記防熱構造体のうち、1つには結着部材が形成され、前記ヒータフランジ及び前記防熱構造体のうち、他の1つには、前記結着部材を収容する収容部が形成され、前記ヒータフランジと前記防熱構造体は、前記結着部材と前記収容部によって結着される。
【発明の効果】
【0008】
本実施例に係わるエアロゾル生成装置は、ヒータの一端が位置するヒータフランジと互いに結着される防熱構造体を含むことで、防熱構造体がヒータ及びヒータフランジを気密に密封することができる。
【0009】
また、本実施例に係わるエアロゾル生成装置は、ヒータフランジと防熱構造体との多様な結合方法を提示するが、ヒータフランジと防熱構造体とが互いに緊密に結着されることで、エアロゾル生成装置の内部空間が効率的に活用されうる。
【0010】
また、実施例に係わるエアロゾル生成装置は、内部空間が真空であるチューブ状を有する防熱構造体を含む多様な種類の防熱構造を提示する。提示された防熱構造体を通じてヒータから生成された熱のハウジングへの伝達が効果的に防止され、ユーザは、熱傷や不快感なしにエアロゾル生成装置を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】一実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向断面図である。
【
図2A】一実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向部分断面図である。
【
図2B】他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向部分断面図である。
【
図2C】さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向部分断面図である。
【
図3】一実施例に係わるエアロゾル生成装置の構成要素のうち、ヒータフランジと防熱構造体の分解図である。
【
図4】他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向断面図である。
【
図5】さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の縦軸方向断面図である。
【
図6】実施例に係わるエアロゾル生成装置及びクレードルを含む一実施例に係わるエアロゾル生成システムの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、前記ヒータの一端を支持するヒータフランジと、前記ヒータフランジと結合するが、前記ヒータに接触せず、取り囲む防熱構造体と、前記ヒータ及び前記防熱構造体を収容するハウジングと、を含むが、前記ヒータフランジ及び前記防熱構造体のうち1つには、結着部材が形成され、前記ヒータフランジ及び前記防熱構造体のうち他の1つには、前記結着部材を収容する収容部が形成され、前記ヒータフランジと前記防熱構造体は、前記結着部材と前記収容部によって互いに結着される。
【0013】
前記防熱構造体と前記ヒータフランジとの間には、Oリング(O-ring)が配置さ
れることで、前記防熱構造体と前記ヒータフランジとの間に流出される液漏れを防止することができる。
【0014】
前記結着部材は、前記ヒータフランジの外周面に形成された突出部であり、前記収容部は、前記防熱構造体の内周面に形成された溝部でもある。
【0015】
前記結着部材は、前記防熱構造体の内周面に形成された突出部であり、前記収容部は、前記ヒータフランジの外周面に形成された溝部でもある。
【0016】
前記収容部は、前記ヒータフランジが前記防熱構造体に結合されるとき、前記ヒータフランジの一部が前記防熱構造体の外部に露出されるように前記防熱構造体の端部から延びる延長部に形成され、前記結着部材は、前記ヒータフランジの外周面で前記収容部に対応する位置に形成されうる。
【0017】
前記防熱構造体の縦軸方向長さは、前記ヒータの縦軸方向長さの1ないし3倍でもある。
【0018】
前記防熱構造体は、前記ヒータに面する第1壁と、前記ハウジングに面する第2壁と、を含むチューブ状であるが、前記防熱構造体の前記第1壁と前記第2壁との間の空間は、真空でもある。
【0019】
前記防熱構造体は、グラファイト、セラミック、炭素ナノチューブ、及びガラス繊維のうち、少なくとも1つを含んでもよい。
【0020】
エアロゾル生成装置は、前記防熱構造体と前記ハウジングとの間に配置され、前記防熱構造体から前記ハウジングに伝達される熱を遮断する管状部材をさらに含んでもよい。
【0021】
前記管状部材は、アルミニウム(Al)を含むパイプでもある。
【0022】
前記管状部材と前記ハウジングとの間には、エアギャップ(air gap)が形成されうる。
【0023】
エアロゾル生成装置において、前記ハウジングの外部と前記防熱構造体の内部との間を流体連通させる空気流動チャネルが前記ハウジングに形成され、前記空気流動チャネルは、前記ハウジングの内壁と外壁との間に空気流入口を有する。
【0024】
エアロゾル生成システムは、実施例に係わるエアロゾル生成装置と、前記エアロゾル生
成装置に結合されるとき、前記エアロゾル生成装置の前記バッテリを充電するクレードルと、を含んでもよい
【0025】
実施例で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とを基に定義されねばならない。
【0026】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいは、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
【0027】
以下、添付図面を参考にし、本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態にも具現され、ここで説明する実施例に限定されない。
【0028】
明細書に使用されたように、「少なくとも1つ」のような表現が要素のリストの前に使用されるとき、全体要素リストは修正するが、リストの個別要素は修正しない。例えば、「a、b及びcのうち、少なくとも1つ」という表現は、ただa、ただb、ただc、a及びb、a及びc、b及びcまたはa、b及びcを含むと理解されねばならない。
【0029】
要素または層が他の要素または、他の層の「上に」または「連結された」と言及されるとき、要素または層は直接的に他の要素または、他の層の「上に」または「連結された」ものと理解されるか、中間要素または層が存在しうる。対照的に、要素が異なる要素または層を「直上」または「直接に連結」されたと言及されるとき、中間要素または層が存在しない。同じ参照番号は、全体に亘って同じ要素を指称する。
【0030】
図1は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向断面図である。
【0031】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、ヒータ120、バッテリ50、ヒータフランジ110、防熱構造体130、及びハウジング140を含む。
【0032】
ヒータ120は、バッテリ50から電力を供給されてエアロゾル生成物品を加熱することができる。ヒータ120の一端は、ヒータフランジ110に位置する。防熱構造体130は、ヒータ120から離隔されて半径方向に配置され、ヒータフランジ110と一側で結着される。ハウジング140は、エアロゾル生成物品が挿入される開口部145を含む。エアロゾル生成物品は、適切な温度で加熱されてエアロゾルに霧化されるエアロゾル生成物質を保持することができる。ハウジング140は、ヒータ120及び防熱構造体130を内部空洞に収容することができる。ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち1つには、結着部材20が形成され、ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち、他の1つには、結着部材20を収容する収容部30が形成される。ヒータフランジ110と防熱構造体130は、結着部材20と収容部30とが結合することで、互いに結着される。
【0033】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、バッテリ50から電力を供給されてエ
アロゾル生成物品を加熱するヒータ120を含む。ヒータ120の一端は、ヒータフランジ110に位置し、ヒータフランジ110に支持される。
【0034】
エアロゾル生成装置100のバッテリ50は、エアロゾル生成装置100の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ50は、ヒータ120が加熱されるように電力を供給することができる。また、バッテリ50は、エアロゾル生成装置100内に設けられるディスプレイ、センサー、モータなどの動作に必要な電力を供給することができる。
【0035】
ヒータ120は、バッテリ50から電力を供給されてエアロゾル生成物品を加熱することができる。エアロゾル生成物質を保持するエアロゾル生成物品(例えば、保存所または、アトマイザ)は、ユーザによってエアロゾル生成装置100に挿入されるが、挿入されたエアロゾル生成物品は、ヒータ120と接触することができる。
【0036】
例えば、エアロゾル生成物品がエアロゾル生成装置100に挿入されれば、ヒータ120は、エアロゾル生成物品の内部に位置する。したがって、加熱されたヒータ120は、エアロゾル生成物品内のエアロゾル生成物質の温度を上昇させることができる。
【0037】
ヒータ120は、電気抵抗性ヒータ120でもある。例えば、ヒータ120には、導電性トラック(track)を含み、導電性トラックに電流が流れることにより、ヒータ120が加熱される。しかし、ヒータ120は、上述した例に限定されず、希望温度まで加熱されるものであれば、制限なしに該当する。ここで、希望温度は、エアロゾル生成装置100に既に設定されても、ユーザによって所望の温度に設定されてもよい。
【0038】
他の例で、ヒータ120は、誘導加熱式ヒータ120でもある。具体的に、ヒータ120には、エアロゾル生成物品を誘導加熱方式で加熱するための電気伝導性コイルを含み、エアロゾル生成物品は、誘導加熱式ヒータ120によって加熱されるサセプタを含んでもよい。
【0039】
図1には、ヒータ120がニードル型であって、エアロゾル生成装置100の縦軸に沿って配置されると示されているが、ヒータ120の形状及び配置は、それに制限されない。例えば、ヒータ120は、管状加熱要素、板状加熱要素、針状加熱要素または棒状加熱要素を含み、加熱要素の形状によってエアロゾル生成物品の内部または外部を加熱することができる。
【0040】
また、エアロゾル生成装置100には、ヒータ120が複数個配置されてもよい。この際、複数個のヒータ120は、エアロゾル生成物品の内部に挿入されるように配置されてもよく、複数個のヒータ120は、エアロゾル生成物品の外部に配置されてもよい。また、複数個のヒータ120の一部は、エアロゾル生成物品の内部に挿入されるように配置され、残りは、エアロゾル生成物品の外部に配置される。
【0041】
ヒータ120の一端は、ヒータフランジ110に位置する。ヒータフランジ110は、ヒータ120を支持し、ヒータ120とバッテリ50との電気的連結を提供することができる。また、ヒータフランジ110は、後述するように、ヒータ120を取り囲む防熱構造体130と結着される。
【0042】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、ヒータ120と離隔されて半径方向に配置され、ヒータフランジ110と一側で結着される防熱構造体130を含む。防熱構造体130は、ヒータ120の半径方向に所定距離ほど離隔されてヒータ120を取り囲むように配置される。すなわち、ヒータ120の少なくとも一部は、防熱構造体130の内部に位置し、防熱構造体130は、ヒータ120から放出された熱が、直接エアロゾル生
成装置100の外部に伝達されることを防止することができる。
【0043】
ヒータフランジ110の外周面の少なくとも一部と防熱構造体130の内周面の少なくとも一部は、互いに接触可能である。例えば、
図1に図示されたように、ヒータフランジ110が円柱状を有するとき、防熱構造体130も円柱状を有し、これにより、防熱構造体130の内周面がヒータフランジ110の外周面と密着接触することができる。但し、ヒータフランジ110及び防熱構造体130の形状がそれに制限されず、多様に変更されることは、通常の技術者に自明な事実に過ぎない。
【0044】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、エアロゾル生成物品が挿入される開口部145を有するハウジング140を含む。ハウジング140は、ヒータ120及び防熱構造体130を内部空洞に収容する。ハウジング140は、エアロゾル生成物品が挿入されるようにガイドする開口部145を有する。例えば、開口部145は、ハウジング140の一末端に形成され、エアロゾル生成物品が開口部145を通じてハウジング140内部に挿入されるように、エアロゾル生成物品の直径に対応する直径を有する。
【0045】
ハウジング140には、内部空洞が形成される。内部空洞は、開口部145からエアロゾル生成装置100の内部に延び、エアロゾル生成装置100のヒータ120、ヒータフランジ110、及び防熱構造体130を内部に収容することができる。
【0046】
ハウジング140は、エアロゾル生成装置100の外形を形成する。ハウジング140は、エアロゾル生成装置100の内部の構成要素を保護し、ユーザは、ハウジング140を把持することで、エアロゾル生成装置100を使用することができる。この際、ハウジング140とヒータ120との間に防熱構造体130が配置されることで、ハウジング140を把持したユーザにヒータ120から放出された熱が伝達されることを効果的に遮断することができる。
【0047】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち1つには、結着部材20が形成され、ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち、他の1つには、結着部材20を収容する収容部30が形成される。
【0048】
ヒータフランジ110と防熱構造体130は、結着部材20と収容部30とが結合することで互いに結着される。例えば、ヒータフランジ110に結着部材20である突出部が形成され、防熱構造体130には、結着部材20である突出部を収容する収容部30が形成される。突出部は、ヒータフランジ110の表面から所定距離ほど突出し、収容部30は、突出部(例えば、結着部材20)の形状に対応する形状を有することで突出部を収容する。
【0049】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、Oリング(O-ring)40を含んでもよい。この際、Oリング40は、防熱構造体130とヒータフランジ110との間に配置される。Oリング40は、エアロゾルから生成された漏液がフランジ方向に流動することを遮断することができる。すなわち、Oリング40は、防熱構造体130とヒータフランジ110との間の液漏れを防止することができる。
【0050】
Oリング40は、複数個でもあり、ヒータフランジ110の外周面に形成された1つまたはそれ以上の凹部に位置する。凹部は、Oリング40の幅と実質的に同一幅を有し、それにより、Oリング40は、凹部に気密に密着される。これにより、ヒータフランジ110と防熱構造体130との間の間隙が気密に密封され、これにより、下方に流出される液漏れを防止することができる。
【0051】
図1に図示されたエアロゾル生成装置100には、この実施例に係わる構成要素だけが図示されている。したがって、
図1に図示された構成要素以外に追加的な構成要素がエアロゾル生成装置100にさらに含まれるということを、この実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解することができるであろう。
【0052】
例えば、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、制御部(図示せず)を含んでもよい。制御部は、エアロゾル生成装置100の動作を全般的に制御する。例えば、制御部は、バッテリ50、ヒータ120及びエアロゾル生成装置100に含まれた他の構成の動作を制御する。また、制御部は、エアロゾル生成装置100の構成それぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置100が動作可能な状態であるか否かを判断する。
【0053】
制御部は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイとしても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサで実行されるプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアにも具現されるということを、この実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
【0054】
図2Aないし
図2Cは、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向部分断面図である。
図2Aないし
図2Cを参照して、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100のヒータフランジ110と防熱構造体130との結着状態をさらに詳細に説明する。
【0055】
図2Aは、ヒータフランジ110と防熱構造体130の一結着状態による一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向部分断面図である。
【0056】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100において結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面に形成された突出部であり、収容部30は、防熱構造体130の内周面に形成された溝部であるが、突出部は、溝部に結合される。
【0057】
結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面に沿って複数個形成され、複数個の結着部材20は、それぞれ等間隔で離隔形成される。例えば、2個または、4個の結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面に形成される。
【0058】
結着部材20は、例えば、下向きに傾く形状を有する。すなわち、
図2Aに図示されたように、結着部材20の下部は、結着部材20の上部よりヒータフランジ110からさらに突出する。これにより、ヒータフランジ110が防熱構造体130の下部から防熱構造体130に挿入されるとき、結着部材20によってヒータフランジ110が引っ掛かることを防止する。
【0059】
また、結着部材20は、弾性を有する。結着部材20は、防熱構造体130から加圧されて変形される。例えば、結着部材20は、ヒータフランジ110が防熱構造体130に挿入されるとき、所定距離ほど変形され、これにより、ヒータフランジ110は、結着部材20の防熱構造体130によって引っ掛かることなしに防熱構造体130の内部に挿入される。
【0060】
収容部30は、防熱構造体130の内周面に形成された溝部でもある。収容部30の個数は、結着部材20の個数に対応する。例えば、4個の結着部材20と4個の収容部30が提供される。
【0061】
収容部30は、結着部材20を収容する形状を有する。すなわち、結着部材20は、収容部30に嵌合されうる。収容部30の位置は、結着部材20に対応する位置でもある。
例えば、結着部材20が防熱構造体130に形成されれば、収容部30は、防熱構造体130の結着部材20を収容するように、ヒータフランジ110の外周面で結着部材20に対向する位置に形成される。
【0062】
上述したように一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、Oリング(O-ring)40を含んでもよい。Oリング40は、防熱構造体130とヒータフランジ110との間に配置される。Oリング40は、エアロゾルから生成された漏液のフランジ方向への流動を遮断することができる。すなわち、Oリング40は、防熱構造体130とヒータフランジ110との間の液漏れを防止することができる。この際、結着部材20及び収容部30は、Oリング40が形成された位置から所定距離ほど離隔して形成される。
【0063】
図2Bは、他の実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向部分断面図である。
【0064】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100において結着部材20は、防熱構造体130の内周面に形成された突出部であり、収容部30は、ヒータフランジ110の外周面に形成された溝部であるが、突出部は、溝部に結合される。
【0065】
結着部材20は、防熱構造体130の内周面に沿って複数個形成され、複数個の結着部材20は、それぞれ等間隔で離隔形成される。例えば、2個または、4個の結着部材20は、互いに等間隔で防熱構造体130の内周面に離隔形成される。
【0066】
突出部(例えば、結着部材20)は、防熱構造体130の内周面からヒータフランジ110の外周面に向かって延びる形状を有する。結着部材20は、例えば、円柱を含む角柱でもあるが、結着部材20の形状は、それに制限されず、必要によって変更される。
【0067】
結着部材20は、弾性を有することができるが、結着部材20は、ヒータフランジ110がヒータ120の防熱構造体130の内部に挿入されるとき、ヒータフランジ110から加圧されて変形される。これにより、防熱構造体130がヒータフランジ110の内部に挿入されるとき、結着部材20がヒータフランジ110によって引っ掛かることが防止される。
【0068】
収容部30は、ヒータフランジ110の外周面に形成された溝部でもあり、収容部30の個数は、結着部材20の個数に対応する。例えば、4個の結着部材20と4個の収容部30が提供される。
【0069】
収容部30は、結着部材20を収容する形状を有する。すなわち、収容部30は、結着部材20に嵌合されうる。例えば、結着部材20の形状が四角柱であるとき、収容部30は、四角柱に対応する四角溝でもある。収容部30の形状が結着部材20の形状を収容するように、結着部材20の形状に対応して変更されることは、通常の技術者に自明な事実に過ぎない。
【0070】
収容部30の位置は、結着部材20に対応する。例えば、結着部材20が防熱構造体130に形成されれば、収容部30は、防熱構造体130に形成された結着部材20を収容するように、ヒータフランジ110の外周面で結着部材20に対向する位置に形成される。
【0071】
図2Cは、さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向部分断面図である。
【0072】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、収容部30は、防熱構造体130の端部から一側方向に延びる延長部135に形成され、結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面で延長部135に形成された収容部30に対応する位置に形成される。
【0073】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100においてヒータフランジ110の一部は、防熱構造体130の端部の外部に露出される。すなわち、
図2Cに図示されたように、ヒータフランジ110の一部は、防熱構造体130の外部に露出されてヒータフランジ110と防熱構造体130との間には、段付きが形成されうる。
【0074】
収容部30は、防熱構造体130の端部から一側方向に延びる延長部135に形成されうる。延長部135は、防熱構造体130の端部から一側方向に所定距離ほど延び、延長部135の内面ば、露出されたヒータフランジ110の部分と接触することができる。延長部135は、防熱構造体130の端部で複数個形成されうる。例えば、延長部135は、2個でもあり、延長部135それぞれが防熱構造体130の端部で互いに対向するように一側方向に延びる。
【0075】
延長部135には、結着部材20と結合される収容部30が形成される。収容部30は、結着部材20内で複数個形成されるが、例えば、1つの延長部135に2個の収容部30が形成される。すなわち、例示として、延長部135が2個であるとき、総4個の収容部30が形成され、それぞれの収容部30は、それぞれの結着部材20を収容することができる。
【0076】
結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面で延長部135に形成された収容部30に対応する位置に形成される。すなわち、結着部材20は露出されたヒータフランジ110の露出された部分から突出するように形成される。結着部材20がヒータフランジ110の露出部分に形成されることにより、結着部材20も防熱構造体130の外部に露出される。
【0077】
結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面にヒータフランジ110の放射方向に突出する突出部でもあり、例えば、結着部材20は、円柱を含む角柱でもあるが、結着部材20の形状は、それに制限されず、必要によって変更されうる。結着部材20は、収容部30に収容されて、ヒータフランジ110と防熱構造体130とを互いに結着させうる。
【0078】
結着部材20は、ヒータフランジ110の外周面に複数個形成され、複数個の結着部材20は、等間隔でヒータフランジ110の外周方向に沿って離隔されうる。この際、結着部材20の個数は、収容部30の個数に対応する個数でもある。例えば、2個の延長部135それぞれに2個の収容部30が形成されるとき、結着部材20は、4個が提供される。但し、結着部材20の個数と収容部30の個数とが対応する限り、結着部材20及び収容部30の個数は、それに制限されず、必要によって変更されうる。
【0079】
図3は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の構成要素のうち、ヒータフランジ110と防熱構造体130の分解図である。
【0080】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、ヒータ120、ヒータ120の一端を支持するヒータフランジ110、ヒータ120の半径方向に離隔して配置されてヒータフランジ110と一側で結着される防熱構造体130を含む。エアロゾル生成装置100の防熱構造体130は、ヒータ120を所定距離ほど離隔して覆い包むことができる。すなわち、ヒータ120の少なくとも一部は、防熱構造体130の内部に位置し、防熱構造体130は、ヒータ120から放出された熱が、直接エアロゾル生成装置100の外部に伝
達されることを防止することができる。
【0081】
ヒータ120及びヒータフランジ110の少なくとも一部が防熱構造体130内部に挿入される。この際、ヒータフランジ110の外周面の少なくとも一部と防熱構造体130の内周面の少なくとも一部は、互いに接触することができる。
【0082】
上述したように一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち1つには、結着部材20が形成され、ヒータフランジ110と防熱構造体130のうち、他の1つには、結着部材20を収容する収容部30が形成される。
図3を参照すれば、結着部材20がヒータフランジ110の外周面に形成され、収容部30が防熱構造体130の内周面に形成されたと図示されているが、結着部材20及び収容部30の形状及び位置は、その限りでない。
【0083】
結着部材20及び収容部30は、
図2Aないし
図2Cを参照して説明された。したがって、それと重複する範囲での詳細な説明は省略する。
【0084】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、防熱構造体130の高さ(例えば、防熱構造体130の縦軸方向の長さ)は、ヒータ120の高さの1ないし3倍でもある。これにより、防熱構造体130は、ヒータ120全体を取り囲み、ヒータ120から放出される熱がハウジング140に伝達されることを、さらに効果的に遮断することができる。
【0085】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、防熱構造体130は、ヒータ120に面する第1壁131及びハウジング140に面する第2壁132を含むチューブ状でもある。防熱構造体130の第1壁131と第2壁132との間での熱伝達を遮断するように、第1壁131と第2壁132との間の空間は、真空に形成される。
【0086】
真空は、低圧及び超低圧を含んでもよい。防熱構造体130の第1壁131と第2壁132との間の空間が真空に形成されることにより、防熱構造体130の熱伝導率が減少する。すなわち、防熱構造体130の内部空間は、真空に形成され、これにより、防熱構造体130の熱伝導率が減少する。
【0087】
防熱構造体130の熱伝導率が減少することにより、ヒータ120から放出された熱がハウジング140に伝達されることを効果的に防止することができる。
【0088】
ハウジング140とヒータ120との間に熱伝導率が減少した真空チューブ状を有する防熱構造体130が配置されることで、ハウジング140を把持したユーザに熱が伝達されて、ユーザが不便さを感じるか、熱傷を負うことを効果的に防止することができる。
【0089】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、防熱構造体130は、グラファイト、セラミック、炭素ナノチューブ、及びガラス纎維のうち少なくとも1つを含んでもよい。グラファイト、セラミック、炭素ナノチューブ、及びガラス纎維は、優れた耐熱性を有し、容易にシート状にも製造される。
【0090】
防熱構造体130がグラファイト、セラミック、炭素ナノチューブ、及びガラス纎維のうち少なくとも1つを含むことで、防熱構造体130の熱伝導率が減少して優秀な防熱効果を有することができる。また、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、防熱構造体130がシート状に薄く製造され、エアロゾル生成装置100の内部空間を効果的に活用することができる。防熱構造体130の熱伝導率と体積が減少することにより、ヒータ120から放出された熱がハウジング140に伝達されることを効果的に防止す
ることができる。
【0091】
図4は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向断面図である。
【0092】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、防熱構造体130とハウジング140との間に配置されて、防熱構造体130と共に、ヒータ120からハウジング140に伝達される熱を遮断する管状部材150を含んでもよい。
【0093】
管状部材150を除き、エアロゾル生成装置100に含まれる構成要素に係わる説明は、上述した通りなので、それと重複する範囲での詳細な説明は省略する。
【0094】
他の実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、防熱構造体130とハウジング140との間に配置され、防熱構造体130と共に、ヒータ120からハウジング140に伝達される熱を遮断する管状部材150をさらに含んでもよい。
【0095】
管状部材150は、防熱構造体130の少なくとも一部を取り囲むように防熱構造体130とハウジング140との間に配置される。これにより、管状部材150は、防熱構造体130と共に、ヒータ120からハウジング140に伝達される熱を遮断することができる。
【0096】
管状部材150は、エアロゾル生成装置100内の構成要素を支持することができる。すなわち、管状部材150は、エアロゾル生成装置100内に挿入されて、エアロゾル生成装置100の構成要素の位置を保持させ、外部の衝撃からエアロゾル生成装置100の構成要素を保護して構成要素の損傷を防止することができる。
【0097】
管状部材150は、アルミニウムを含むパイプでもあるが、管状部材150の材料及び形状は、それに制限されず、必要によって変更される。
【0098】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100において管状部材150とハウジング140との間には、エアギャップ(air gap)が形成される。管状部材150とハウジング14
0との間に形成されたエアギャップは、ヒータ120から放出された熱がハウジング140に伝達されることを効果的に防止することができる。
【0099】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、防熱構造体130からエアロゾル生成物品を容易に分離可能な抽出器(図示せず)をさらに含んでもよい。抽出器は、防熱構造体130の内周面と接触して防熱構造体130の内部に配置され、エアロゾル生成物品がエアロゾル生成装置100に挿入されたとき、エアロゾル生成物品を収容することができる。エアロゾル生成物品は、抽出器に収容された状態で除去される。
【0100】
図5は、他の実施例に係わるエアロゾル生成装置100の縦軸方向断面図である。
【0101】
図5に図示された実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、ハウジング140の外部と防熱構造体130の内部との間を流体連通させる空気流動チャネル160が形成されるが、空気流動チャネル160は、ハウジング140の内壁面と外壁面との間に流入口を有する。
【0102】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100において、ユーザが生成されたエアロゾルを吸い込むためには、エアロゾル生成装置100内に外部空気が流入される必要がある。この際、実施例に係わるエアロゾル生成装置100には、ハウジング140の外部と防熱構造体130の内部との間を流体連通させる空気流動チャネル160が形成される。
【0103】
この際、空気流動チャネル160は、複数個形成される。例えば、
図5に図示されたように、4個の空気流動チャネル160がハウジング140の内壁面及び外壁面の間で形成され、4個の空気流動チャネルは、互いに等間隔で離隔されうる。
【0104】
他の例示として、単一の空気流動チャネルが形成される。この際、単一の空気流動チャネル160は、内壁及び外壁の間でハウジング140の周りに沿って延びてハウジング140の上面に形成された開孔部でもある。空気流動チャネル160の形状及び個数は、上述した開示に制限されず、必要に応じて、変更されうる。
【0105】
空気流動チャネル160の位置は、防熱構造体130の内周面の位置と整列される。すなわち、エアロゾル生成装置100の縦軸からの防熱構造体130の内周面までの半径と、エアロゾル生成装置100の縦軸から空気流動チャネル160までの半径は、実質的に同一である。
【0106】
これにより、空気流動チャネル160を通過した外部空気が防熱構造体130の内周面に流動することができる。空気流動チャネル160を通じてエアロゾル生成装置100のハウジング140の外部と防熱構造体130の内部との間が流体連通される。
【0107】
エアロゾル生成装置100の外部空気は、ハウジング140に形成された空気流動チャネル160を通じて防熱構造体130の内部に流動することができる。この際、エアロゾル生成装置100の内部に流入された空気は、エアロゾル生成物品と共に、ヒータ120によって加熱されることで、エアロゾルを生成し、ユーザは、生成されたエアロゾルを吸い込むことができる。
【0108】
図6は、一実施例に係わるエアロゾル生成システムの斜視図である。
【0109】
一実施例に係わるエアロゾル生成システムは、エアロゾル生成装置100及びエアロゾル生成装置100を収容し、エアロゾル生成装置100の前記バッテリ50を充電するクレードル200を含んでもよい。
【0110】
この際、実施例に係わるエアロゾル生成装置100の構成及び効果は、上述したようなので、それと重複する説明は、省略する。
【0111】
一実施例に係わるエアロゾル生成システムにおいて、エアロゾル生成装置100は、クレードル200に収容されて充電される。この際、クレードル200は、充電用電源250を内部に含み、エアロゾル生成装置100は、クレードル200に挿入されてクレードル200の充電用電源250と電気的に連結されうる。次いで、エアロゾル生成装置100のバッテリ50は、クレードル200の充電用電源250によって充電される。
【0112】
エアロゾル生成装置100は、ヒータフランジ110と防熱構造体130との多様な結合方法を提示する。ヒータフランジ110と防熱構造体130とが互いに緊密に結着されることで、エアロゾル生成装置100の内部空間が効率的に活用されうる。
【0113】
また、エアロゾル生成装置100は、内部空間が真空であるチューブ状を含む多様な種類の防熱構造体130を提示する。防熱構造体130を通じてヒータ120から生成された熱がハウジング140に伝達されることが効果的に防止され、ユーザは、熱傷や不快感なしに、エアロゾル生成装置100を使用することができる。
【0114】
本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者は、前記記載の本質的な特性から外
れない範囲内で変形された形態に具現可能であるということを理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれるものと解釈されねばならない。