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特許7581293情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-01
(45)【発行日】2024-11-12
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0241 20230101AFI20241105BHJP
【FI】
G06Q30/0241 444
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2022148325
(22)【出願日】2022-09-16
(65)【公開番号】P2024043245
(43)【公開日】2024-03-29
【審査請求日】2023-10-18
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】LINEヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】林 和弘
(72)【発明者】
【氏名】八木原 夏美
(72)【発明者】
【氏名】鎌倉 和弘
(72)【発明者】
【氏名】田中 達也
【審査官】宮地 匡人
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-096073(JP,A)
【文献】特開2019-161465(JP,A)
【文献】国際公開第2008/093630(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記ウェブコンテンツに基づいて、前記取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記動画を提供する提供部と、
を備え
前記取得部は、
所定のユーザ属性に該当する第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツに基づいて、前記所定のユーザ属性に対応する前記動画である前記所定のユーザ属性用動画を生成し、
前記提供部は、前記生成部により生成された前記所定のユーザ属性用動画を、前記第1ユーザ以外のユーザであって、前記所定のユーザ属性に該当する第2ユーザに提供す
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記生成部は、
前記取引対象の外観を示す前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記生成部は、
前記取引対象の画像を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部は、
所定の音楽を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成部は、
特殊効果を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、
前記取引対象を説明する文字情報を含む前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記ウェブコンテンツの前記文字情報に基づいて、前記取引対象の前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、
前記ウェブコンテンツのタイトルを含む前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記タイトルを含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得部は、
前記取引対象の名称を含む前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記取引対象の前記名称を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得部は、
前記取引対象の価格を含む前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記取引対象の前記価格を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、
前記取引対象の説明文を含む前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記取引対象の前記説明文を含む前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記取得部は、
ユーザが選択した前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成部は、
前記ウェブコンテンツに基づいて、前記ユーザに提供する前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記取得部は、
前記動画の時間を指定する時間指定情報を取得し、
前記生成部は、
前記時間指定情報により指定された時間に対応する前記所定の長さの前記動画を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記提供部は、
前記生成部により生成された前記動画を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記提供部は、
複数の取引対象の各々に対応する複数の動画のうち、一の動画を表示する
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
【請求項15】
ユーザの操作を受け付ける受付部、
をさらに備え、
前記提供部は、
前記ユーザの操作に応じて、前記一の動画を表示する
ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記受付部は、
前記ユーザによる表示する動画を変更する操作を受け付け、
前記提供部は、
前記ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を前記一の動画から他の動画に変更する
ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記受付部は、
前記ユーザが画面に接触させた指を移動させる操作を受け付け、
前記提供部は、
前記ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を前記一の動画から、前記ユーザの操作の方向に対応する前記他の動画に変更する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
【請求項18】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された前記ウェブコンテンツに基づいて、前記取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する生成工程と、
前記生成工程により生成された前記動画を提供する提供工程と、
を含み、
前記取得工程は、
所定のユーザ属性に該当する第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成工程は、
前記第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツに基づいて、前記所定のユーザ属性に対応する前記動画である前記所定のユーザ属性用動画を生成し、
前記提供工程は、前記生成工程により生成された前記所定のユーザ属性用動画を、前記第1ユーザ以外のユーザであって、前記所定のユーザ属性に該当する第2ユーザに提供する
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項19】
取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された前記ウェブコンテンツに基づいて、前記取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する生成手順と、
前記生成手順により生成された前記動画を提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させ
前記取得手順は、
所定のユーザ属性に該当する第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツを取得し、
前記生成手順は、
前記第1ユーザが選択した前記ウェブコンテンツに基づいて、前記所定のユーザ属性に対応する前記動画である前記所定のユーザ属性用動画を生成し、
前記提供手順は、前記生成手順により生成された前記所定のユーザ属性用動画を、前記第1ユーザ以外のユーザであって、前記所定のユーザ属性に該当する第2ユーザに提供す
ことを特徴とする情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、利用者に様々な情報を提供する技術が知られている。例えば、検索クエリ(クエリ)が入力されるのに応じて商品推奨ページを提供する技術が提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-156429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術には改善の余地がある。上記の従来技術では、クエリに対応する商品推奨ページを提供しているに過ぎず、ユーザにとって利便性の高い商品紹介であるとは限らない。そのため、ユーザにとって利便性の高い商品紹介となるように、商品等の取引対象についてユーザにとって利便性の高い情報提供を行うことが望まれている。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する取得部と、前記取得部により取得された前記ウェブコンテンツに基づいて、前記取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する生成部と、前記生成部により生成された前記動画を提供する提供部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る取引対象情報記憶部の一例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図7図7は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、図1及び図2を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1及び図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1及び図2では、端末装置10が生成した動画像(「動画」ともいう)を表示するためのアプリケーション(以下、「動画表示アプリAP11」ともいう)がインストール済みであるものとする。なお、動画表示アプリAP11は、動画の表示専用のアプリケーションに限らず、ウェブブラウザ等の汎用的なアプリケーションであってもよい。
【0011】
〔1-1.情報処理システムの構成〕
図1及び図2の説明に先だって、図3を用いて、以下に示す情報処理を実現する情報処理システム1の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理システム1には、複数の端末装置10と、サービス提供装置50とが含まれる。端末装置10と、サービス提供装置50とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図3に示した情報処理システム1には、複数の端末装置10や複数のサービス提供装置50が含まれてもよい。
【0012】
端末装置10は、ユーザによって利用されるコンピュータ(情報処理装置)である。例えば、端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、図1及び図2の例では、端末装置10がスマートフォンである場合を一例として示す。
【0013】
端末装置10は、ユーザがウェブコンテンツを基に生成された動画の閲覧(視聴)を行うために用いる情報処理装置である。端末装置10は、動画に関する各種情報を出力する。端末装置10は、動画を画面に表示し、動画の音声を出力する。端末装置10は、動画表示アプリAP11により、動画を再生する。
【0014】
また、端末装置10は、ユーザがウェブコンテンツ等のコンテンツの閲覧(視聴)を行うためにも用いられる。端末装置10は、コンテンツに関する各種情報を出力する。端末装置10は、配信されたコンテンツを出力する。また、端末装置10は、配信されたコンテンツを画面に表示する。
【0015】
端末装置10は、コンテンツの表示に関する種々の従来技術が適宜用いて、コンテンツの表示に関する種々の処理を制御情報等により実行してもよい。端末装置10は、コンテンツの表示に関する種々の処理を制御情報により実行してもよい。端末装置10は、制御情報として、ウェブブラウザ等の所定のアプリケーション上で実行されるスクリプトを取得し、取得したスクリプトを実行してもよい。このような制御情報は、実施形態に係る表示プログラム等に対応するものであり、例えば、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)、HTML(HyperText Markup Language)、あるいは、上述した表示処理等を記述可能な任意の言語によって実現される。以下、実施形態に係る表示プログラムに従って上述した表示処理等を実行する端末装置10等について、詳細に説明する。
【0016】
サービス提供装置50は、コンテンツ配信に関するサービスを提供するサーバ装置である。サービス提供装置50は、ユーザに対してウェブコンテンツ等の各種のコンテンツを配信する。サービス提供装置50は、端末装置10を利用するユーザにウェブコンテンツ等のコンテンツを提供する情報処理装置である。
【0017】
サービス提供装置50は、端末装置10を利用するユーザにウェブコンテンツ等のコンテンツを提供する。サービス提供装置50は、端末装置10から各種のコンテンツの配信の要求を受け付け、受け付けたコンテンツを端末装置10に配信する。サービス提供装置50は、端末装置10からウェブコンテンツの配信の要求を受け付け、受け付けたウェブコンテンツを端末装置10に配信する。
【0018】
例えば、サービス提供装置50は、端末装置10に動画表示アプリAP11に関する各種情報を提供する。サービス提供装置50は、端末装置10に動画表示アプリAP11を配信する。なお、動画表示アプリAP11の配信は、サービス提供装置50以外の装置が行ってもよい。
【0019】
〔1-2.処理例〕
ここから、図1及び図2を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1及び図2では、電子商取引(EC:Electronic Commerce)サービスで取引される取引対象を対象として、端末装置10がユーザU1に提供する動画(映像)を生成し、生成した動画をユーザU1に表示(再生)する場合を示す。ここで言う取引対象とは、商品又はサービスの利用である。なお、電子商取引サービスで取引される取引対象には、電子商店街(オンラインモール)、オンラインショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイト等の様々な態様にて取引される取引対象が含まれる。
【0020】
〔1-2-1.生成処理例〕
まず、図1を用いて、動画の生成について説明する。具体的には、図1は、動画を生成する生成処理の一例を示す図である。図1では、端末装置10(図2参照)は、所定のオンラインショッピングサイトで販売される商品について、その商品を紹介する所定の長さの動画(「商品紹介動画」ともいう)を生成する。
【0021】
端末装置10は、取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する(ステップS1)。例えば、端末装置10は、ユーザU1が過去に選択したウェブコンテンツを取得する。端末装置10は、ユーザU1の行動履歴を参照し、ユーザU1が過去に閲覧したウェブコンテンツを取得する。
【0022】
図1では、端末装置10は、ユーザU1が過去に閲覧したウェブコンテンツとして、ミネラルウォーターAを販売する商品ページであるウェブコンテンツWC11を取得する。図1では、ウェブコンテンツWC11に含まれる情報の一部のみを図示するが、ウェブコンテンツWC11には、ミネラルウォーターAに関する様々な情報が含まれる。
【0023】
例えば、ウェブコンテンツWC11は、ミネラルウォーターAを説明する文字情報を含む。ウェブコンテンツWC11は、ウェブコンテンツWC11のタイトルを含む。ウェブコンテンツWC11は、ミネラルウォーターAの名称を含む。ウェブコンテンツWC11は、ミネラルウォーターAの価格(図1では1370円)を含む。ウェブコンテンツWC11は、ミネラルウォーターAの説明文を含む。
【0024】
そして、端末装置10は、取引対象を販売するウェブコンテンツに基づいて、取引対象の商品紹介動画を生成する(ステップS2)。例えば、端末装置10は、動画の長さ(時間)を指定する時間指定情報を参照し、時間指定情報が指定する時間(「指定時間」ともいう)の商品紹介動画を生成する。指定時間は、例えば5秒、15秒等の任意の長さの時間が設定可能である。図1では、端末装置10は、ミネラルウォーターAを販売する商品ページであるウェブコンテンツWC11に基づいて、ミネラルウォーターAを紹介する商品紹介動画である動画MV11を生成する。端末装置10は、BGM(Back Ground Music)等の所定の音楽を含む動画を生成する。
【0025】
例えば、端末装置10は、ウェブコンテンツWC11の文字情報に基づいて、ミネラルウォーターAの動画MV11を生成する。端末装置10は、タイトルを含む動画MV11を生成する。端末装置10は、ミネラルウォーターAの名称を含む動画MV11を生成する。端末装置10は、ミネラルウォーターAの価格を含む動画MV11を生成する。端末装置10は、ミネラルウォーターAの説明文を含む動画MV11を生成する。
【0026】
図1では、動画MV11のうち、一部のフレームFR11、FR21、FR31のみを図示するが、端末装置10は、指定時間に対応する長さの動画MV11を生成する。図1のフレームFR11に示すように、端末装置10は、ミネラルウォーターAの画像やミネラルウォーターAの価格を含む動画MV11を生成する。また、図1のフレームFR21、FR31に示すように、端末装置10は、特殊効果やユーザによる投稿等を含む動画MV11を生成する。
【0027】
なお、図1では説明の簡単にするために1つの商品(ミネラルウォーターA)のみを対象として、商品紹介動画を生成する処理を説明するが、端末装置10は、ミネラルウォーターA以外にもユーザU1が過去に選択した複数の商品について、商品紹介動画を生成する。例えば、端末装置10は、ミネラルウォーターA以外にも、ユーザU1が過去にウェブコンテンツを閲覧した商品の商品紹介動画を生成する。例えば、端末装置10は、ビールBの商品紹介動画である動画MV12、ポリ袋Cの商品紹介動画である動画MV13等を生成する。このように、端末装置10は、ユーザU1が過去にウェブコンテンツを閲覧した複数の商品の各々について、商品紹介動画を生成する。
【0028】
〔1-2-2.提供処理例〕
次に、図2を用いて、動画の提供について説明する。具体的には、図2は、動画を提供する提供処理の一例を示す図である。図2では、動画を表示することによりユーザに動画を提供する場合を一例として示す。
【0029】
図2では、ユーザU1が利用する端末装置10における表示内容の変更に応じて、端末装置10を端末装置10-1~10-3として説明する。なお、端末装置10-1~10-3は同一の端末装置10である。以下では、端末装置10-1~10-3について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
【0030】
まず、端末装置10は、動画MV11を表示する(ステップS11)。図2では、端末装置10-1は、動画表示アプリAP11により動画MV11を表示する。例えば、端末装置10-1は、ミネラルウォーターAの商品紹介動画である動画MV11を表示する。すなわち、端末装置10-1は、ミネラルウォーターAの動画MV11の再生を開始する。これにより、端末装置10-1は、ミネラルウォーターAの動画MV11の再生を開始し、動画MV11に含まれるフレームFR11、FR21、FR31等の表示やBGM等の音声の出力を実行する。
【0031】
そして、ユーザU1は、端末装置10を操作する(ステップS12)。図2では、ユーザU1は、端末装置10の画面に接触させた指を下から上へ移動させる操作を行う。すなわち、ユーザU1は、端末装置10が画面に接触させた指を下から上へ移動させる操作を行うことにより、端末装置10に表示する動画を次の動画への変更を要求する。例えば、ユーザU1は、端末装置10が画面に接触させた指を下から上へ移動させるスワイプ操作または上フリック操作を行うことにより、端末装置10に表示する動画を次の動画への変更を要求する。
【0032】
端末装置10は、ユーザU1の操作に応じて、次の動画を表示する(ステップS13)。端末装置10は、表示する動画を次の動画への変更を要求するユーザU1の操作に応じて、表示する動画を次の動画へ変更する。図2では、端末装置10-2は、動画表示アプリAP11により動画MV12を表示する。例えば、端末装置10-2は、ビールBの商品紹介動画である動画MV12を表示する。すなわち、端末装置10-2は、ビールBの動画MV12の再生を開始する。これにより、端末装置10-2は、ビールBの動画MV12の再生を開始し、動画MV12に含まれるフレーム等の表示やBGM等の音声の出力を実行する。
【0033】
なお、図2では説明を簡単にするために、表示する動画を次の動画への変更する処理のみにステップを付して説明するが、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行う場合、すなわちユーザU1の操作が逆である場合、端末装置10は、表示する動画を前の動画へ変更する。例えば、ユーザU1が端末装置10-2のように動画MV12を表示中に、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行った場合、端末装置10は、端末装置10-2から端末装置10-1に表示する動画が変化する。すなわち、端末装置10は、ユーザU1が端末装置10-2のように動画MV12を表示中に、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行った場合、動画MV11を表示する。このように、ユーザU1は、端末装置10が画面に接触させた指を上から下へ移動させるスワイプ操作または下フリック操作等を行った場合、表示中の動画の直前に表示していた動画に表示する動画を変更する。
【0034】
そして、ユーザU1は、端末装置10を操作する(ステップS14)。図2では、ユーザU1は、端末装置10が画面に接触させた指を下から上へ移動させる操作を行う。すなわち、ユーザU1は、端末装置10が画面に接触させた指を下から上へ移動させる操作を行うことにより、端末装置10に表示する動画を次の動画への変更を要求する。
【0035】
端末装置10は、ユーザU1の操作に応じて、次の動画を表示する(ステップS15)。端末装置10は、表示する動画を次の動画への変更を要求するユーザU1の操作に応じて、表示する動画を次の動画へ変更する。図2では、端末装置10-3は、動画表示アプリAP11により動画MV13を表示する。例えば、端末装置10-3は、ポリ袋Cの商品紹介動画である動画MV13を表示する。すなわち、端末装置10-3は、ポリ袋Cの動画MV13の再生を開始する。これにより、端末装置10-3は、ポリ袋Cの動画MV13の再生を開始し、動画MV13に含まれるフレーム等の表示やBGM等の音声の出力を実行する。
【0036】
なお、図2では説明を簡単にするために、表示する動画を次の動画への変更する処理のみにステップを付して説明するが、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行う場合、すなわちユーザU1の操作が逆である場合、端末装置10は、表示する動画を前の動画へ変更する。例えば、ユーザU1が端末装置10-3のように動画MV13を表示中に、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行った場合、端末装置10は、端末装置10-3から端末装置10-2に表示する動画が変化する。すなわち、端末装置10は、ユーザU1が端末装置10-3のように動画MV13を表示中に、ユーザU1が端末装置10の画面に接触させた指を上から下へ移動させる操作を行った場合、動画MV12を表示する。
【0037】
上述したように、端末装置10は、商品のウェブコンテンツに基づいて、その商品を紹介する動画を生成することで、その商品についてユーザが直感的に認識することができるコンテンツをユーザに提供することができる。このように、端末装置10は、商品等の取引対象のウェブコンテンツから、その取引対象を紹介する動画を生成し、ユーザに提供することにより、コンテンツを適切な態様で表示することができる。すなわち、端末装置10は、ユーザが取引対象のウェブコンテンツに記載された文章等を読むことなく、取引対象を紹介する動画を視聴することで、ユーザに取引対象の情報を容易に認識させることができる。したがって、端末装置10は、取引対象の情報の理解に要するユーザの労力を低減させることができるため、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0038】
〔1-3.システム構成〕
なお、上述した情報処理システム1の構成は一例に過ぎず、情報処理システム1は、任意の装置構成及び機能の分配が採用可能である。図1及び図2では、端末装置10が動画を生成し、生成した動画をユーザに提供する情報処理装置である場合を一例として説明したが、情報処理システム1では、動画の生成及び生成した動画の提供は、ユーザが利用する端末装置10以外の情報処理装置が行ってもよい。例えば、情報処理システム1では、動画の生成及び生成した動画の提供は、サービス提供装置50等のサーバ装置(情報処理装置)が行ってもよい。
【0039】
この場合、情報処理システム1では、サービス提供装置50は、図1に示す処理によりユーザに提供する動画(商品紹介動画)を生成し、生成した商品紹介動画をユーザが利用する端末装置10に送信することにより、ユーザに生成した動画を提供してもよい。そして、ユーザが利用する端末装置10は、サービス提供装置50から受信した商品紹介動画を表示(再生)してもよい。
【0040】
このように、情報処理システム1では、動画を表示する情報処理装置(例えば端末装置10)と、動画を生成する情報処理装置(例えばサービス提供装置50)とは別体であってもよい。例えば、情報処理システム1では、サービス提供装置50が端末装置10を使用するユーザに提供する動画を生成し、提供する提供装置(情報処理装置)であり、端末装置10がサービス提供装置50から提供された動画を表示する表示装置であってもよい。なお、上述した情報処理システム1の構成は一例に過ぎず、情報処理システム1は、上記に限らず、任意の装置構成及び機能の分配が採用可能である。
【0041】
〔1-4.その他の処理例〕
上述した処理は一例に過ぎず、情報処理システム1は、様々な情報を用いて動画を生成し、生成した動画をユーザに提供してもよい。なお、情報処理システム1が処理の主体として記載されている処理については、情報処理システム1に含まれる端末装置10やサービス提供装置50等のいずれの装置(情報処理装置)が行ってもよい。
【0042】
例えば、情報処理システム1は、所定のユーザ属性に応じて、動画を生成する取引対象を選択し、選択した取引対象について動画を生成してもよい。情報処理システム1は、所定のユーザ属性に基づいて選択されたウェブコンテンツに基づいて、所定のユーザ属性に該当するユーザに提供する前記動画を生成する。例えば、情報処理システム1は、20代男性のユーザ属性に該当するユーザが選択したウェブコンテンツに基づいて、20代男性のユーザに提供する前記動画を生成する。この場合、情報処理システム1は、20代男性に応じて生成した動画を、20代男性に該当するユーザに提供してもよい。
【0043】
上述したように、情報処理システム1は、販売対象を販売するウェブコンテンツを取得し、取得したウェブコンテンツの内容に基づいて、販売対象を説明する所定長の動画像を生成し、生成した動画像を提供する。情報処理システム1は、商品画像を含む動画像を生成する。情報処理システム1は、所定の音楽を含む動画像を生成する。情報処理システム1は、タイトル、価格、商品説明等、重要度が高いテキスト(文字情報)を抽出して動画像に配置して表示する。
【0044】
また、情報処理システム1は、スライド等の所定の操作をユーザが行った場合、他のウェブコンテンツから生成した動画像を表示する。情報処理システム1は、ユーザ属性(購買履歴、検索履歴、商品動画像の閲覧履歴)に基づいて選択した販売対象のウェブコンテンツを取得して、取得したウェブコンテンツを用いて動画を生成する。情報処理システム1は、ユーザが選択した取引対象のウェブコンテンツから動画を生成する。
【0045】
また、情報処理システム1は、一のユーザが一の動画を最後まで閲覧した(再生させた)場合、その一の動画に対応する商品に興味があると推定し、その商品の類似商品の動画をその一のユーザに提供してもよい。
【0046】
上述したように、情報処理システム1は、各種ウェブコンテンツから所定の長さ(例えば5秒)等の短い動画を生成する。なお、情報処理システム1は、企業等の取引対象の提供元側が提供してほしいコンテンツについて動画を生成し、ユーザに提供してもよい。また、情報処理システム1は、ユーザがおすすめする商品をシェアすると、その商品の動画を生成し、提供してもよい。また、情報処理システム1は、ユーザによる滞在時間(再生時間)が長い動画に対応する商品に類似する商品の動画を生成し、生成した動画をそのユーザに提供してもよい。また、情報処理システム1は、いいね等のユーザの高評価、ユーザの購入等のユーザの行動に基づいて、その行動に対応する商品を選択し、選択した商品の動画を生成し、生成した動画を提供してもよい。
【0047】
例えば、情報処理システム1は、動画の生成対象となる商品の情報と、その商品に対する口コミ等のユーザの投稿等を含む動画の生成し、生成した動画を提供する。上述したように、情報処理システム1は、上下方向へのスワイプ操作、上フリック操作、下フリック操作等の様々なユーザの操作に応じた商品の動画像を表示する。情報処理システム1は、動画の尺に収まるように情報を抽出してもよいし、動画の尺に収まるように、ウェブコンテンツから抽出した情報のうち、動画に含ませる情報を抽出してもよい。例えば、情報処理システム1は、ウェブコンテンツのうち重要部分を抽出する。例えば、情報処理システム1は、タイトル、価格、ユーザによる評価、口コミ等、各文字情報(テキスト)の内容を基に、動画に含ませる情報を抽出してもよい。
【0048】
例えば、情報処理システム1は、ユーザが動画をタップした場合、その動画に対応する商品の購入ページをユーザに提供してもよい。また、情報処理システム1は、カテゴリ等がばらつくように動画生成の対象となる商品を選択し、選択した商品を動画像化して提供してもよい。この場合、情報処理システム1は、JANコード等の任意の商品識別コードを参照し、商品がばらつくように商品を選択し、選択した商品を動画像化して提供してもよい。情報処理システム1は、購買数、閲覧回数、いいね等のユーザの行動履歴に基づいて、動画に付与する適切な特殊効果を決定してもよい。例えば、情報処理システム1は、文字が回るとか、アイコンが動くとか、抽出するコメントの方向性、画像エフェクト等の動画の生成基準を、商品カテゴリごとに学習し、学習結果を基に一の商品の動画の生成基準を選択して、選択した生成基準を基に、一の商品の動画を生成してもよい。
【0049】
例えば、情報処理システム1は、テキスト内容から商品ページなのか、ニュースなのかのウェブコンテンツのカテゴリを推定してもよい。情報処理システム1は、形態素解析、重要度に応じて、動画の生成基準を決定してもよい。例えば、情報処理システム1は、商品ページに対応する動画像ひな形を決定し、決定した動画像ひな形を基に動画を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、商品画像を背景にした動画像を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、商品画像を切り返した動画像を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、テキストを重畳表示した動画を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、商品評価を表示した動画を生成してもよい。
【0050】
例えば、情報処理システム1は、ニュースに対応する動画像ひな形を決定し、決定した動画像ひな形を基に動画を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、ニュースページの場合、そのニュースに対するユーザのコメントを含む動画像を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、ニュースページの場合、重要な文字情報(テキスト)を抽出して、抽出した文字情報を音声変換した音声情報を含む動画を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、コンテキスト(シチュエーション)を推定して、推定したコンテキストに応じた態様の動画像を生成してもよい。例えば、情報処理システム1は、服等を対象とした多視点画像の場合、ユーザが注視している箇所を推定して、ユーザが注視している箇所に応じた動画像を生成してもよい。
【0051】
〔2.端末装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図4に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。なお、端末装置10は、音声による入出力インターフェイスとなるマイク(音センサ)やスピーカを有してもよい。例えば、端末装置10は、音センサやスピーカが外部接続等により通信可能に接続されてもよい。
【0052】
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、所定のネットワークN(図3参照)と有線または無線で接続され、サービス提供装置50との間で情報の送受信を行う。
【0053】
(入力部12)
入力部12は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面(例えば出力部13)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
【0054】
(出力部13)
出力部13は、情報を表示する画面である。例えば、出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。出力部13は、タッチパネルの画面として機能してもよい。
【0055】
(記憶部14)
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。また、実施形態に係る記憶部14は、図4に示すように、取引対象情報記憶部141と、動画生成用情報記憶部142と、ユーザ情報記憶部143とを有する。なお、記憶部14は、上記以外にも様々な情報を記憶してもよい。例えば、記憶部14は、生成された動画を記憶してもよい。また、記憶部14は、端末装置10が複数の動画を表示するために用いる情報を記憶してもよい。記憶部14は、端末装置10がどの動画を表示するかを決定するために用いる情報を記憶してもよい。例えば、記憶部14は、動画の表示順序を示す情報を記憶してもよい。
【0056】
(取引対象情報記憶部141)
実施形態に係る取引対象情報記憶部141は、取引対象に関する各種取引対象情報を記憶する。図5は、実施形態に係る取引対象情報記憶部の一例を示す図である。図5に示した例では、取引対象情報記憶部122は、「取引対象ID」、「取引対象」、「取引対象情報」、「カテゴリ」、「ユーザ選択情報」といった項目を含む。
【0057】
また、図示は省略するが、取引対象情報記憶部122は、カテゴリ以外にも、各取引対象が該当する切り口を示す情報を記憶する。例えば、取引対象情報記憶部122は、各取引対象が該当するカテゴリ、ブランド、利用シーン、スペック、取引対象により解決され得る課題、取引対象により解決され得る人の悩み等の複数の切り口を示す情報を各取引対象に対応付けて記憶する。
【0058】
「取引対象ID」は、取引対象を識別する識別子である。「取引対象」は、「取引対象ID」に対応付けられた取引対象を示す。「取引対象情報」は、「取引対象ID」により識別される取引対象の取引対象情報である。
【0059】
「カテゴリ」は、「取引対象ID」により識別される取引対象が該当するカテゴリに関する情報である。なお、図5では、「カテゴリ」を説明するために、「取引対象情報」と別の項目として説明するが、カテゴリの情報は、取引対象情報に含まれてもよい。「ユーザ選択情報」は、「取引対象ID」により識別される取引対象に関する情報(ウェブコンテンツ等)に対するユーザの選択に関する情報である。例えば、「ユーザ選択情報」は、「取引対象ID」により識別される取引対象のウェブコンテンツがユーザにより選択されたか否かを示す情報である。また、「ユーザ選択情報」は、「取引対象ID」により識別される取引対象のウェブコンテンツがユーザにより選択された場合、その選択に関する各種情報を含む。
【0060】
例えば、図5では、取引対象IDによって識別された「M1」は、取引対象が「MA1」である。なお、図5に示した例では、取引対象を、「MA1」といった抽象的な符号で表現したが、取引対象は、各販売元が販売する商品等を示す具体的な文字列(商品名等)である。
【0061】
また、図5では、取引対象IDによって識別された「M1」は、取引対象情報が「MD1」である。なお、図5に示した例では、取引対象情報を、「MD1」といった抽象的な符号で表現したが、取引対象情報は、取引対象に関する各種情報を含むファイル形式等であってもよい。
【0062】
また、図5では、取引対象IDによって識別された「M1」は、カテゴリが「CT1」である。なお、図5に示した例では、カテゴリを、「CT1」といった抽象的な符号で表現したが、カテゴリは、取引対象のカテゴリを示す情報である。
【0063】
また、図5では、取引対象IDによって識別された「M1」は、ユーザ選択情報が「PD1」である。なお、図5に示した例では、ユーザ選択情報を、「PD1」といった抽象的な符号で表現したが、ユーザ選択情報は、取引対象のウェブコンテンツ等の取引対象に関する情報がユーザに選択したことを示す情報や、選択された日時などを含む情報である。なお、ユーザ選択情報が「-」(ハイフン)である場合、その取引対象のウェブコンテンツ等の取引対象に関する情報がユーザに選択されたことがないことを示す。
【0064】
なお、取引対象情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、取引対象情報記憶部122は、各取引対象に対応するスコアや表示回数等といった情報を記載してもよい。取引対象情報記憶部122は、各取引対象のウェブコンテンツを記憶する。例えば、取引対象情報記憶部122は、取引対象のウェブコンテンツを、その取引対象の取引対象IDに対応付けて記憶する。
【0065】
(動画生成用情報記憶部142)
実施形態に係る動画生成用情報記憶部142は、動画生成に関する各種情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、ユーザに提供する動画の生成に用いる各種情報を記憶する。
【0066】
動画生成用情報記憶部142は、ウェブコンテンツから動画を生成するために生成に用いる各種情報を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、取引対象の画像を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、所定の音楽を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、動画に付与される所定の音楽の音源(音楽データ)を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、特殊効果を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、動画に付与される特殊効果のデータ(エフェクトデータ)を記憶する。
【0067】
動画生成用情報記憶部142は、ウェブコンテンツのタイトルを含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、取引対象の名称を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、取引対象の価格を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。動画生成用情報記憶部142は、取引対象の説明文を含む動画の生成に用いる各種情報を記憶する。
【0068】
例えば、動画生成用情報記憶部142は、端末装置10等の表示装置に表示される動画の生成に用いる情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、動画の生成に用いる画像情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式の画像を、動画の生成に用いる画像情報として記憶してもよい。また、動画生成用情報記憶部142は、CSSやJavaScriptやHTMLの形式の情報を、動画の生成に用いる画像情報として記憶してもよい。
【0069】
なお、動画生成用情報記憶部142は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。動画生成用情報記憶部142は、生成する動画の長さ(時間)を指定する情報(時間指定情報)を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、動画表示アプリAP11で再生するのに適した長さ(時間)を指定する時間指定情報を記憶する。例えば、動画生成用情報記憶部142は、取引対象を提供する提供元が指定した動画の長さ(時間)を示す時間指定情報を記憶してもよい。動画生成用情報記憶部142は、取引対象ごとに生成する動画の長さ(時間)を指定する時間指定情報を記憶してもよい。
【0070】
(ユーザ情報記憶部143)
実施形態に係るユーザ情報記憶部143は、ユーザに関する各種情報を記憶する。ユーザ情報記憶部143は、端末装置10を利用するユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部143は、ユーザ属性に関する各種情報やユーザの行動に関する各種情報を記憶する。ユーザ情報記憶部143は、ユーザの年齢、性別、住所、勤務地等の各種の属性情報を記憶する。ユーザ情報記憶部143は、ユーザのインターネット上における行動等の各種の行動情報を記憶する。
【0071】
なお、ユーザ情報記憶部143は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部143は、他のデモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部143は、氏名、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、ユーザ情報記憶部143は、ユーザが利用する端末装置10を識別する情報(端末ID)を記憶してもよい。
【0072】
(制御部15)
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶部14などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、情報処理を行うアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0073】
図4に示すように、制御部15は、取得部151と、生成部152と、表示部153と、受付部154と、送信部155とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0074】
(取得部151)
取得部151は、各種情報を取得する。例えば、取得部151は、記憶部14から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、取引対象情報記憶部141や動画生成用情報記憶部142やユーザ情報記憶部143等から各種情報を取得する。また、取得部151は、各種情報を外部の情報処理装置から取得してもよい。
【0075】
例えば、取得部151は、サービス提供装置50から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、サービス提供装置50から動画表示アプリAP11に関する各種情報を取得する。例えば、取得部151は、サービス提供装置50から動画表示アプリAP11のインストールに用いる情報や動画表示アプリAP11のアップデートに用いる情報を取得する。
【0076】
取得部151は、取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する。取得部151は、取引対象を説明する文字情報を含むウェブコンテンツを取得する。取得部151は、ウェブコンテンツのタイトルを含むウェブコンテンツを取得する。例えば、取得部151は、取引対象情報記憶部141から取引対象のウェブコンテンツを取得する。
【0077】
取得部151は、取引対象の名称を含むウェブコンテンツを取得する。取得部151は、取引対象の価格を含むウェブコンテンツを取得する。取得部151は、取引対象の説明文を含むウェブコンテンツを取得する。取得部151は、所定のユーザ属性に基づいて選択されたウェブコンテンツを取得する。取得部151は、ユーザが選択したウェブコンテンツを取得する。取得部151は、動画の時間を指定する時間指定情報を取得する。例えば、取得部151は、動画生成用情報記憶部142から時間指定情報を取得する。
【0078】
(生成部152)
生成部152は、種々の情報を生成する。生成部152は、取得部151により取得された情報に基づいて各種情報を生成する。生成部152は、記憶部14に記憶された情報に基づいて各種情報を生成する。生成部152は、取引対象情報記憶部141や動画生成用情報記憶部142やユーザ情報記憶部143等に記憶された情報に基づいて各種情報を生成する。生成部152は、種々の情報を決定する決定処理を実行する。生成部152は、種々の情報を推定する推定処理を実行する。生成部152は、種々の情報を抽出する決抽出処理を実行する。生成部152は、種々の情報を選択する選択処理を実行する。
【0079】
生成部152は、取得部151により取得されたウェブコンテンツに基づいて、取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する。生成部152は、取引対象の外観を示す動画を生成する。生成部152は、取引対象の画像を含む動画を生成する。生成部152は、所定の音楽を含む動画を生成する。生成部152は、特殊効果を含む動画を生成する。
【0080】
生成部152は、ウェブコンテンツの文字情報に基づいて、取引対象の動画を生成する。生成部152は、タイトルを含む動画を生成する。生成部152は、取引対象の名称を含む動画を生成する。生成部152は、取引対象の価格を含む動画を生成する。生成部152は、取引対象の説明文を含む動画を生成する。
【0081】
生成部152は、ウェブコンテンツに基づいて、所定のユーザ属性に該当するユーザに提供する動画を生成する。生成部152は、ウェブコンテンツに基づいて、ユーザに提供する動画を生成する。生成部152は、時間指定情報により指定された時間に対応する所定の長さの動画を生成する。
【0082】
生成部152は、ユーザに提供する動画を生成する処理を実行する。生成部152は、画面(出力部13)に表示する動画を生成する。生成部152は、画像から動画を生成する動画生成に関する種々の従来技術を適宜用いて動画を生成する。生成部152は、画像から特徴を抽出し、抽出した特徴を含む動画を生成する動画生成の技術を用いて動画を生成する。生成部152は、画像から物体を抽出し、抽出した物体を含む動画を生成する動画生成の技術を用いて、物体を含む動画を生成する。生成部152は、画像から取引対象を抽出し、抽出した取引対象を含む動画を生成する。また、生成部152は、画像から文字情報を抽出し、抽出した文字情報を含む動画を生成する動画生成の技術を用いて、文字情報を含む動画を生成する。生成部152は、画像から取引対象の説明文を抽出し、抽出した取引対象の説明文を含む動画を生成する。生成部152は、動画に特殊効果(エフェクト)を付与する技術を用いて、特殊効果を含む動画を生成する。
【0083】
生成部152は、取引対象のウェブコンテンツを用いて、その取引対象について取引対象紹介動画を生成する。生成部152は、商品を説明するウェブコンテンツから、その商品について商品紹介動画を生成する。例えば、生成部152は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、商品紹介動画等の動画を生成する。なお、生成部152は、CSSやJavaScript(登録商標)やHTMLの形式に基づいて、商品紹介動画等の動画を生成してもよい。また、例えば、生成部152は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式で商品紹介動画等の動画を生成してもよい。
【0084】
(表示部153)
表示部153は、種々の情報を表示する。例えば、表示部153は、出力部13を介して各種情報を表示する。表示部153は、取得部151により取得された情報に基づいて各種情報を表示する。表示部153は、記憶部14に記憶された情報に基づいて各種情報を表示する。表示部153は、取引対象情報記憶部141や動画生成用情報記憶部142やユーザ情報記憶部143等に記憶された情報に基づいて各種情報を表示する。表示部153は、生成部152により生成された各種情報を表示する。例えば、表示部153は、取引対象情報記憶部141等の記憶部14に記憶された各種情報を用いて、動画表示アプリAP11に関する種々の情報を表示する。
【0085】
表示部153は、動画を提供する提供部として機能する。表示部153は、画像処理に関する種々の従来技術を適宜用いて動画の表示を制御する表示制御処理を実行する。表示部153は、画像処理に関する種々の従来技術を適宜用いて動画の表示態様を変更する表示制御処理を実行する。例えば、表示部153は、コンテンツ表示アプリAP11に表示する動画の表示制御処理を実行する。
【0086】
表示部153は、生成部152により生成された動画を提供する。表示部153は、生成部152により生成された動画を表示する。表示部153は、取引対象の外観を示す動画を表示する。表示部153は、取引対象の画像を含む動画を表示する。表示部153は、所定の音楽を含む動画を表示する。表示部153は、特殊効果を含む動画を表示する。
【0087】
表示部153は、ウェブコンテンツの文字情報に基づいて、取引対象の動画を表示する。表示部153は、タイトルを含む動画を表示する。表示部153は、取引対象の名称を含む動画を表示する。表示部153は、取引対象の価格を含む動画を表示する。表示部153は、取引対象の説明文を含む動画を表示する。
【0088】
表示部153は、ウェブコンテンツに基づいて、所定のユーザ属性に該当するユーザに提供する動画を表示する。表示部153は、ウェブコンテンツに基づいて、ユーザに提供する動画を表示する。表示部153は、時間指定情報により指定された時間に対応する所定の長さの動画を表示する。
【0089】
表示部153は、複数の取引対象の各々に対応する複数の動画のうち、一の動画を表示する。表示部153は、ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から他の動画に変更する。表示部153は、ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から、ユーザの操作の方向に対応する他の動画に変更する。
【0090】
(受付部154)
受付部154は、各種情報を受け付ける。受付部154は、ユーザによる各種操作を受け付ける。例えば、受付部154は、入力部12によりユーザによる各種操作を受け付ける。受付部154は、ユーザの操作を受け付ける。受付部154は、ユーザが画面に接触させた指を移動させる操作を受け付ける。受付部154は、表示中の動画を選択する操作を受け付ける。
【0091】
(送信部155)
送信部155は、各種情報を送信する。例えば、送信部155は、入力部12により入力されたユーザ操作に従って、外部の情報処理装置へ種々の情報を送信する。送信部155は、ユーザ操作に応じて、外部の情報処理装置に対して種々の情報を要求するリクエスト情報を外部の情報処理装置へ送信する。
【0092】
送信部155は、サービス提供装置50に情報を要求するリクエスト情報を送信する。送信部155は、コンテンツの配信を要求するリクエスト情報を送信する。送信部155は、ユーザの行動情報をサービス提供装置50に送信する。送信部155は、ユーザによる操作を示す行動情報を送信する。
【0093】
なお、上述した制御部15による情報処理等の処理は、所定のアプリケーションにより行われる場合、制御部15の各部は、例えば、所定のアプリケーションにより実現されてもよい。例えば、制御部15による情報処理等の処理は、JavaScript(登録商標)などを含む制御情報により実現されてもよい。また、上述した情報処理等が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリ(例えば図1及び図2の動画表示アプリAP11等)や専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
【0094】
〔3.情報処理のフロー〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10による情報処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
【0095】
図6に示すように、端末装置10は、取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する(ステップS101)。例えば、端末装置10は、販売する商品を説明するウェブページの情報を取得する。
【0096】
端末装置10は、ウェブコンテンツに基づいて、取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する(ステップS102)。例えば、端末装置10は、販売する商品を説明するウェブページに基づいて、商品を紹介する所定の長さの商品紹介動画を生成する。
【0097】
端末装置10は、生成された動画を提供する(ステップS103)。例えば、端末装置10は、生成された所定の長さの商品紹介動画を表示する。
【0098】
〔4.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置10は、取得部151と、生成部152と、提供部(実施形態では表示部153)とを有する。取得部151は、取引対象を販売するウェブコンテンツを取得する。生成部152は、取得部151により取得されたウェブコンテンツに基づいて、取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成する。提供部は、生成部152により生成された動画を提供する。
【0099】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象を販売するウェブコンテンツに基づいて、取引対象を紹介する所定の長さの動画を生成し、生成された動画を提供することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0100】
また、実施形態に係る端末装置10において、生成部152は、取引対象の外観を示す動画を生成する。
【0101】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象の外観を示す動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0102】
また、実施形態に係る端末装置10において、生成部152は、取引対象の画像を含む動画を生成する。
【0103】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象の画像を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0104】
また、実施形態に係る端末装置10において、生成部152は、所定の音楽を含む動画を生成する。
【0105】
このように、実施形態に係る端末装置10は、所定の音楽を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0106】
また、実施形態に係る端末装置10において、生成部152は、特殊効果を含む動画を生成する。
【0107】
このように、実施形態に係る端末装置10は、特殊効果を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0108】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、取引対象を説明する文字情報を含むウェブコンテンツを取得する。生成部152は、ウェブコンテンツの文字情報に基づいて、取引対象の動画を生成する。
【0109】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ウェブコンテンツの取引対象を説明する文字情報に基づいて、取引対象の動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0110】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、ウェブコンテンツのタイトルを含むウェブコンテンツを取得する。生成部152は、タイトルを含む動画を生成する。
【0111】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ウェブコンテンツのタイトルを含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0112】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、取引対象の名称を含むウェブコンテンツを取得する。生成部152は、取引対象の名称を含む動画を生成する。
【0113】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象の名称を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0114】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、取引対象の価格を含むウェブコンテンツを取得する。生成部152は、取引対象の価格を含む動画を生成する。
【0115】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象の価格を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0116】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、取引対象の説明文を含むウェブコンテンツを取得する。生成部152は、取引対象の説明文を含む動画を生成する。
【0117】
このように、実施形態に係る端末装置10は、取引対象の説明文を含む動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0118】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、所定のユーザ属性に基づいて選択されたウェブコンテンツを取得する。生成部152は、ウェブコンテンツに基づいて、所定のユーザ属性に該当するユーザに提供する動画を生成する。
【0119】
このように、実施形態に係る端末装置10は、所定のユーザ属性に基づいて選択されたウェブコンテンツに基づいて、所定のユーザ属性に該当するユーザに提供する動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0120】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、ユーザが選択したウェブコンテンツを取得する。生成部152は、ウェブコンテンツに基づいて、ユーザに提供する動画を生成する。
【0121】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが選択したウェブコンテンツに基づいて、ユーザに提供する動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0122】
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部151は、動画の時間を指定する時間指定情報を取得する。生成部152は、時間指定情報により指定された時間に対応する所定の長さの動画を生成する。
【0123】
このように、実施形態に係る端末装置10は、時間指定情報により指定された時間に対応する所定の長さの動画を生成することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0124】
また、実施形態に係る端末装置10において、提供部は、生成部152により生成された動画を表示する。
【0125】
このように、実施形態に係る端末装置10は、生成された動画を表示することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0126】
また、実施形態に係る端末装置10において、提供部は、複数の取引対象の各々に対応する複数の動画のうち、一の動画を表示する。
【0127】
このように、実施形態に係る端末装置10は、複数の取引対象の各々に対応する複数の動画のうち、一の動画を表示することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0128】
また、実施形態に係る端末装置10は、受付部154を有する。受付部154は、ユーザの操作を受け付ける。提供部は、ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から他の動画に変更する。
【0129】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から他の動画に変更することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0130】
また、実施形態に係る端末装置10において、受付部154は、ユーザが画面に接触させた指を移動させる操作を受け付ける。提供部は、ユーザの操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から、ユーザの操作の方向に対応する他の動画に変更する。
【0131】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが画面に接触させた指を移動させる操作が行われた場合、表示する動画を一の動画から、ユーザの操作の方向に対応する他の動画に変更することにより、ユーザにとって利便性の高い態様で情報を提供することができる。
【0132】
〔5.プログラム〕
上述してきた端末装置10やサービス提供装置50による処理は、本願に係る情報処理プログラムにより実現される。例えば、端末装置10に係る生成部152や表示部153等は、端末装置10が有するCPUやMPU等によって、例えば動画表示アプリAP11等に含まれる情報処理プログラムがRAMを作業領域として、情報処理プログラムに係る情報処理手順が実行されることにより実現される。
【0133】
なお、本願に係る端末装置10やサービス提供装置50が実行する処理は、必ずしも全てが情報処理プログラムによって実現されるものでなくてもよい。例えば、端末装置10外の情報等は、端末装置10が有するOS(Operating System)によって取得されてもよい。すなわち、情報処理プログラム自体が、上述してきたような端末装置10で実行される処理を実行するのではなく、OSによって取得されたデータ(例えば、動画等を表示(再生)するために用いるデータ)を受け取ったりすることにより、上述してきた端末装置10の処理を実現するようにしてもよい。
【0134】
〔6.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る端末装置10は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図7は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0135】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0136】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定のネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定のネットワークNを介して他の機器へ送信する。
【0137】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0138】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0139】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部15の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定のネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0140】
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0141】
〔7.その他〕
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0142】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0143】
また、上述してきた各実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0144】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0145】
1 情報処理システム
10 端末装置(情報処理装置)
141 取引対象情報記憶部
142 動画生成用情報記憶部
143 ユーザ情報記憶部
15 制御部
151 取得部
152 生成部
153 表示部(提供部)
154 受付部
155 送信部
50 サービス提供装置
N ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7