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  • 特許-真空掃除機スタンド 図1
  • 特許-真空掃除機スタンド 図2
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  • 特許-真空掃除機スタンド 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-05
(45)【発行日】2024-11-13
(54)【発明の名称】真空掃除機スタンド
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/00 20060101AFI20241106BHJP
   A47L 5/24 20060101ALI20241106BHJP
【FI】
A47L9/00 104
A47L5/24 A
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2023534258
(86)(22)【出願日】2020-12-07
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-15
(86)【国際出願番号】 EP2020084790
(87)【国際公開番号】W WO2022122109
(87)【国際公開日】2022-06-16
【審査請求日】2023-06-07
(73)【特許権者】
【識別番号】516124465
【氏名又は名称】アクチエボラゲット エレクトロルックス
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イサクソン、ヨーゼフ
(72)【発明者】
【氏名】ダウド、ダヴィド
【審査官】遠藤 邦喜
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0365171(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/125314(US,A1)
【文献】国際公開第2019/166763(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/00
A47L 5/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空掃除機を保持するためのスタンドであって、
前記真空掃除機は、手持ち式主要ユニットと、管配置とを含み、
前記手持ち式主要ユニットは、前記管配置を解除可能に係止するための第1の係止配置を含み、
前記管配置は、前記第1の係止配置と協働する第2の係止配置を含み、
前記第1の係止配置又は前記第2の係止配置は、互いを係脱する解除ボタン又は解除機構を含み、
前記スタンドは、タワー形状ハウジングを含み、
前記タワー形状ハウジングは、
前記真空掃除機が前記スタンドに置かれた状態で、前記管配置から前記手持ち式主要ユニットを係脱するために、前記解除ボタン又は前記解除機構を作動するように適合された手動操作式作動機構を含み、
前記手動操作式作動機構は、使用者によって押された時に前記解除ボタン又は前記解除機構を作動する押しボタンを含む、スタンド。
【請求項2】
前記押しボタンは、前記スタンド上で上方を向いている、請求項1に記載のスタンド。
【請求項3】
前記手動操作式作動機構は、下方向に動くように適合される、請求項1または2に記載のスタンド。
【請求項4】
前記手動操作式作動機構は、メカニック機構である、請求項1から3のいずれか一項に記載のスタンド。
【請求項5】
前記手動操作式作動機構は電磁機構を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のスタンド。
【請求項6】
前記手持ち式主要ユニットが解除された時に、前記管配置を保持するホルダを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のスタンド。
【請求項7】
前記ホルダは、前記管配置を固定するための磁石を含む、請求項に記載のスタンド。
【請求項8】
記タワー形状ハウジングは、前記ホルダも収納する、請求項またはに記載のスタンド。
【請求項9】
前記押しボタンは、前記タワー形状ハウジングの上面に置かれる、請求項からのいずれか一項に記載のスタンド。
【請求項10】
請求項1からのいずれか一項に記載のスタンド、及び手持ち式主要ユニットを備えた真空掃除機を含む、真空掃除機配置であって、前記手持ち式主要ユニットは、粉塵分離配置、空気入口、空気出口、前記空気入口から前記粉塵分離配置を通って前記空気出口に気流を生成するモータファンユニットをさらに含み、前記管配置は、粉塵を含んだ空気のための空気入口及び前記手持ち式主要ユニットの前記空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズルをさらに含む、真空掃除機配置。
【請求項11】
前記真空掃除機の前記手持ち式主要ユニットは、前記解除ボタン又は前記解除機構が操作されている時に保持されるように適合されたハンドルを有する、請求項10に記載の真空掃除機配置。
【請求項12】
前記管配置は、着磁可能材料から作成される、請求項10又は11に記載の真空掃除機配置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、真空掃除機スタンドに関し、真空掃除機スタンドを含む真空掃除機配置にも関する。
【背景技術】
【0002】
真空掃除機、具体的にはスティック型真空掃除機は、それによってハンドユニットを真空掃除機の残余部から切り離すことができる二重機能を備えて設計することができる。従って作動の第1のモードでは、真空掃除機は、標準の真空掃除機として作動される、例えば床を掃除するが、真空掃除機の一部は、分離して、より小さいハンドユニットとして作動することができる。
【0003】
真空掃除機は、次いで粉塵分離配置、空気入口、空気出口、空気入口から粉塵分離配置を通って空気出口に気流を生成するモータファンユニット、及び例えば床掃除のために管配置を解除可能に係止するための係止配置を含む、手持ち式主要ユニットを含む。管配置は、粉塵を含んだ空気のための空気入口、及び手持ち式主要ユニットの空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズルを含む。第2の係止配置は、第1の係止配置と協働し、第1又は第2の係止配置は、係止配置を係脱する解除ボタン解除機構を含む。こうして使用者が解除機構を使用すると、管及びノズルから手持ち式主要ユニットを分離し、手持ち式ユニットのみを作動することができる。
【0004】
真空掃除機をより効率的で使用者に優しくするために、真空掃除機を改良することが常に望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って本開示の一目的は、真空掃除機用の改良されたスタンドを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、添付の特許請求の範囲に提示されたような真空掃除機スタンド及び真空掃除機配置によって達成される。
【0007】
本発明者によって認識されているように、使用者が真空掃除機のための作動モードを選択し、同時に真空掃除機の効率的な保管を提供するのを促進するはずである、真空掃除機スタンドを提供することは好都合であるはずである。
【0008】
本発明の第1の態様によれば、真空掃除機用スタンドが提供される。スタンドは、粉塵分離配置、空気入口、空気出口、空気入口から粉塵分離配置を通って空気出口に気流を生成するモータファンユニットを含む、手持ち式主要ユニットを含む、真空掃除機のために使用される。手持ち式主要ユニットは、例えば床掃除のために管配置を解除可能に係止するための係止配置を含む。管配置は、粉塵を含んだ空気のための空気入口、及び手持ち式主要ユニットの空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズル、並びに第1の係止配置と協働する第2の係止配置を含む。第1又は第2の係止配置は、係止配置を係脱する解除ボタンを含む。スタンドは、真空掃除機がスタンド内に置かれている時に、管配置から手持ち式主要ユニットを係脱するために、解除ボタン又は解除機構を作動するように適合された手動操作式作動機構を含む。これにより、及びノズルを備えた管配置から手持ち式主要ユニットを分離するために使いやすい機構が獲得される。作動機構は、様々な方法で実装することができる。例えば作動機構は、メカニック機構であることが可能であり、又は作動機構は電磁機構を含むことが可能である。
【0009】
一実施形態によれば、作動機構は、解除機構を作動するために使用者によって押された時に作動機構を起動する押しボタンを含む。これにより、使いやすい作動機構を獲得することができる。
【0010】
一実施形態によれば、押しボタンは、スタンド上で上方に向いている。これにより、押しボタンの操作が促進される。
【0011】
一実施形態によれば、手動操作式作動機構は、下方向に動くように適合される。これにより、作動機構の操作が促進される。
【0012】
一実施形態によれば、スタンドは、手持ち式ユニットが解除された時に、管及び又はノズル用ホルダを含む。これにより、スタンドは、管及びノズルからハンドユニットが解除された時に、管及びノズル用保管部として作用することができる。
【0013】
一実施形態によれば、ホルダは、管及び又はノズルを固定するための磁石を含む。これにより、管及びノズルを保持するためのより確実な保持配置が獲得される。
【0014】
スタンドは、一部の実施形態によれば、タワー形状ハウジングを有することができる。スタンドは、次いで手動操作式作動機構を含むことができる、直立タワー形状部を含むことができる。これにより、置きやすく使いやすいスタンドが獲得される。タワー形状部は、ホルダを収納することもできる。加えて、作動機構は、タワー形状部の上面に置くことができる。作動機構のためのこのような場所は、接近しやすくなり、置きやすいという点で好都合である。
【0015】
本発明は、上記によるスタンド及び手持ち式ユニットを備えた真空掃除機を含む、真空掃除機配置にも及ぶ。
【0016】
真空掃除機配置は、一部の実施形態によれば、作動機構が操作されている時に保持されるように適合されたハンドルを備えた、手持ち式ユニットを含むことができる。
【0017】
一部の実施形態によれば、真空掃除機の管配置は、着磁可能材料から作成される。これにより、磁石は、スタンド内に置かれた時に、管の固定を改良するためにスタンド内に使用することができる。
【0018】
次に本発明は、例を用いて、及び添付図面を参照して、より詳細に記載される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】真空掃除機スタンド内の真空掃除機の斜視図である。
図2】真空掃除機スタンドのホルダ内に置かれた真空掃除機の部分図である。
図3】詳細に印を付けた真空掃除機スタンド内の真空掃除機の分解図である。
図4図3の印を付けた詳細の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に本発明の態様について、より完全に記載する。全体を通して同じ番号は同じ要素を指す。周知の機能又は構造は、理解しやすく及び/又はわかりやすくするために必ずしも詳細に記載されない。記載された特徴は、異なる実装の必要性を満たすためにあらゆる適切な手法で組み合わせることができることを更に理解されたい。
【0021】
本開示は、真空掃除機に関し、具体的には真空掃除機を保持するために使用することができるスタンドに関する。図1では、真空掃除機1は、スタンド2内に置かれている。真空掃除機1は、手持ち式ユニットを形成するために、真空掃除機の残余部から真空掃除機の一部を分離することができる型からなる。図1では、真空掃除機1は、スティック型からなり、真空掃除機1の上部は、手持ち式ユニット3を形成するために分離することができる。更に手持ち式主要ユニットは、粉塵分離配置、空気入口、空気出口、当技術分野で公知であるような、空気入口から粉塵分離配置を通って空気出口に気流を生成するモータファンユニットを含む。手持ち式主要ユニットは、例えば床掃除のために管配置を解除可能に係止するための係止配置を含む。管配置は、粉塵を含んだ空気のための空気入口、及び手持ち式主要ユニットの空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズル、並びに当技術分野で公知であるような、第1の係止配置と協働する第2の係止配置を含む。第1又は第2の係止配置は、それ自体が公知のあらゆる型の構成における係止配置を係脱する解除ボタンを含む。
【0022】
こうして真空掃除機1は、2つのモードの操作に使用することができる。スティック真空掃除機1全体が使用される第1のモード、及び上部のみが手持ち式ユニット3として使用される第2のモード。スティック/管5及びノズル6を含む底部は、次いでスタンド2内に残る。こうして真空掃除機は、粉塵分離配置、空気入口、空気出口、空気入口から粉塵分離配置を通って空気出口に気流を生成するモータファンユニット、及び例えば床掃除のために管配置を解除可能に係止するための係止配置を含む、手持ち式主要ユニット3を含む。管配置5、6は、典型的には粉塵を含んだ空気のための空気入口、主要ユニットの空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズルを含む。
【0023】
手持ち式ユニット3を形成しない真空掃除機の残余部は、手持ち式ユニット3が使用される時にスタンド内に安全に保持することができるスタンド2を提供することにより、真空掃除機の保管が促進される。これは、手持ち式ユニット3を使用中に、使用者が残余部を保管するための場所を見つける必要がないからである。
【0024】
スタンド2は、一部の実施形態によれば、真空掃除機1が使用されていない時に、真空掃除機1を保管するために使用される。またスタンド2は、真空掃除機1がスタンド2内に置かれている時に充電できるように、電源コンセントに接続することもできる。
【0025】
スタンドは、床支持部を備えたタワーとして形状することができる。タワーの内側では、真空掃除機を充電できるために電気接続を提供することができる。タワーは、そのような充電空間にある間に充電できる、真空掃除機に余分の電池用の空間を含むことができる。
【0026】
図2では、スタンド2内に置かれた時の図1の真空掃除機1の部分図が示されている。スタンド2は、スタンド2内に真空掃除機を確実に保持するためのホルダ7を有する。手持ち式ユニット3が真空掃除機の残余部から解除された時に、真空掃除機1の残余部は、ホルダ7によりスタンド2に依然として確実に取り付けられる。ホルダ7は、一部の実施形態によれば、機械及び/若しくは磁気であることが可能であり、又はスタンド2への取付を改良するために1つ若しくは複数の磁石を含むことができる。
【0027】
図3では、スタンド2内の真空掃除機1の断面図が、そこに印を付けた部分Aで示されている。
【0028】
図4では、図3の部分Aが示されている。図4は、スタンド2内に置かれた時に、真空掃除機の解除ボタンを作動することにより、第2の係止配置から第1の係止配置を係脱するように適合された、手動操作式作動機構をスタンド2がどのように含むことができるかを示す。
【0029】
こうして真空掃除機がスタンド2内にあり、使用者が手持ち式ユニット3のみを使用したい時に、手持ち式ユニット3は、管及びノズルなどの真空掃除機の残余部から解除されなければならない。
【0030】
解除機構を作動するために押しボタンが使用者によって押された時に、作動機構を起動する図1の実装形態が、次により詳細に記載される。
【0031】
図4では、押しボタン11はハウジング12内に配置されている。ボタンはロッド14に作用する。ロッド14はバネ13によってバネ荷重される。バネは、押しボタンが解除された時に、その最初の位置にロッド14を戻す(それによって押しボタンを戻す)ために提供される。ロッド14は捕捉部15を押している。捕捉部15は、ロッド14がボタン18に向かって動くように向ける。ボタン18は、それ自体の公知の手法で真空掃除機の残余部から手持ち式ユニット3を解除する。ボタン18は、バネ16でバネ荷重され、それによってその最初の位置に戻ることができる。
【0032】
これにより、スタンド2上の押しボタン11を押すことにより、真空掃除機の残余部から手持ち式ユニットを解除する。解除されると、使用者は、真空掃除機の残余部から手持ち式ユニット3を取り外すことができる。一部の実施形態によれば、使用者の手持ち式ユニット3は、手持ち式ユニットを上方に引くこと、(例えば手持ち式ユニットのピストル・グリップを保持することによって取り除かれる。次いで手持ち式ユニットは、管5から摺動して外れる。次いで使用者は、手持ち式ユニット3を使用することができる一方で、真空掃除機の残余部はスタンドに確実に保持される。
【0033】
換言すると、真空掃除機がスタンド内に置かれた時に、管配置から手持ち式主要ユニットを係脱するために、解除ボタン又は解除機構を含むことができる第2の係止機構を作動するように適合された、押しボタン又は同様の手動操作式作動機構を含む、第1の係止配置が提供される。こうして例えば床掃除のために、管配置を解除可能に係止することができ、前記管配置は、粉塵を含んだ空気のための空気入口、手持ち式主要ユニットの空気入口に解除可能に連結される第2の空気出口を備えたノズル、第1の係止配置と協働する第2の係止配置を含み、第1又は第2の係止配置は、係止配置を係脱する解除ボタンを含み、スタンドは、真空掃除機がスタンド内に置かれた時に、管配置から手持ち式主要ユニットを係脱するために、解除ボタン又は解除機構を作動するように適合された手動操作式作動機構を含む。
【0034】
一部の実施形態によれば、ハンドユニット3はハンドルを含み、ハンドルは、真空掃除機の残余部から手持ち式ユニット3を解除するボタン11を押すと、使用者が保持することができる。ハンドルは、ピストル・グリップとして形成することができる。
【0035】
押しボタン11は、スタンド2上に上方向に向けて置くことができる。このような実施形態では、押す方向は、実行しやすい下方への動きである。具体的にはスタンドがタワーとして形状される時に、押しボタンは、スタンド2を形成するタワーの上面に置くことができる。
【0036】
また第1の磁石17及び第2の磁石19は、スタンド2内に真空掃除機を固定するように配置することができる。磁石17及び19は、スタンド2内に固定された時に、真空掃除機1の異なる部分を支持するように配置することができる。例えば磁石17及び磁石19は、手持ち式ユニット3が取り除かれた時に、適所に管を保持するように作用することができる。具体的には、管は、それによって磁力が管を適所に保持する助けとなるように、磁気を帯びることができる。磁石17、19は、互いの反対に配置することができる。
【0037】
一部の実施形態によれば、スタンド2の上部における第1の固定配置は、スタンド2の下部における第2の固定配置によって補完されることが可能である。例えば第1の固定配置は、磁石17及び19によって提供することができる。第2の対の磁石は、スタンドの下部に置くことができる。第2の固定配置は、ノズル6及び又は管5を固定するために、例えばスタンドの底部に置くことができる。磁石を使用することができるが、機械的係止、スナップ嵌合などの他の型の固定配置も使用することができる。管5の下部をスタンド2内の固定位置に案内するガイド要素も使用することができる。
【0038】
真空掃除機の残余部から手持ち式ユニット3を解除するように作用する作動機構をスタンド2内に配置することにより、多数の利点を達成することができる。例えば使用者が相互作用するトリガー機構は、大きくし、手が届きやすく、操作しやすくすることができる。図4の実施形態では、トリガー機構は押しボタンであるが、レバー又は引張機構などの他の型のトリガー機構が想定できる。機構は、タッチスクリーンであることも可能である。スタンド2上にトリガー機構を置くことにより、操作しやすく、置きやすいことが可能であるように、より大きくすることができる。
【0039】
上に提示したように、スタンド内に置かれた時に、真空掃除機の手持ち式ユニットの解除機構を作動するように適合された手動操作式作動機構の場所は、それによって真空掃除機の解除機構が使用者にはるかに優しい手法で解除される、トリガー機構を設計することを可能にする。押しボタン又はレバーなどのトリガー機構は、少なくとも1cm幅、好ましくは2cm以上の幅などに大きくすることができる。トリガー機構は、見つけやすい場所に置くことができ、手持ち式ユニットのための解除機構がどのように作用するかを理解しやすいような形状にすることもできる。
【0040】
本明細書に記載されたようなスタンドを使用することにより、手持ち式ユニット及び管/ノズルがスタンド内で一緒に連結され、スタンドから取り外した時に一緒に使用することができる、手持ち式ユニットを備えた真空掃除機を提供することが可能になる。加えて、ボタンなどの手動操作式作動機構が操作された時に、ノズル/管から手持ち式ユニットを速やかに解除することが可能になる。
図1
図2
図3
図4