特許7584375IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

積雪地域などにおいて、屋根に取り付けて使用される雪止め金具に関し、特に、既設屋根材等に穴を開けたり釘を打ち込むことなく、かつ、軒棟方向の長さを抑えて薄い板厚であっても強度を確保できるとともに防水性の低下を抑制することができ、安定して強固に既設屋根材等に固定することのできる雪止め金具、それを用いた施工構造および施工方法に関する。なお、本発明に係る雪止め金具が施工されて取り付けられる屋根材等には、既設屋根材の表面側を覆うカバー屋根材を含む。このようなカバー屋根材の一例として、本願出願人を含めて出願された特開2021-017709号公報に開示された既設屋根の改修用屋根材がある。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献2に開示された雪止め具は釘等を用いないために、特許文献1に開示された雪止め金具のような施工作業に手間がかかる上に屋根材等が粉砕された際に塵が発生するという問題点は解決されるものの、以下の問題点がある。特許文献2に開示された雪止め金具は、その一部を既設屋根材の隙間に差し込み、切り出し片部を下側(軒側)の屋根材の棟側端部に引っ掛けて施工するので、引っ掛け部分と雪を止める立上部との距離(雪止め金具の軒棟方向の長さ)が長くなるために、板厚を厚くして強度を確保する必要があることに加えて、上下(軒側棟側)重なる屋根材どうしの隙間が大きくなり防水性が低下する可能性がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明に係る雪止め金具、それを用いた施工構造および施工方法は以下の技術的手段を講じている。 すなわち、本発明のある局面に係る雪止め金具は、既設屋根材の表面側を覆うカバー屋根材に設置する雪止め金具であって、前記カバー屋根材は、前記既設屋根材の軒側端部で折り返されて前記既設屋根材の裏面側まで延設された軒側挿入片を備え、固定片と、前記カバー屋根材に設置された際に、前記固・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によると、既設屋根材等に穴を開けたり釘を打ち込むことなく、かつ、軒棟方向の長さを抑えて薄い板厚であっても強度を確保できるとともに防水性の低下を抑制することができ、安定して強固に既設屋根材等に固定することのできる雪止め金具、それを用いた施工構造および施工方法を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施の形態に係る雪止め金具100の斜視図である。
【図2】 図1に示す雪止め金具100の(A)上面図(平面図)、(B)側面図、(C)2C-2C断面図である。
【図3】 図2に示す2部材で構成される雪止め金具100と異なり1部材で構成される雪止め金具200の側面図である。
【図4】 カバー屋根材に設置された雪止め金具100の施工構造を説明するための図(その1)である。
【図5】 カバー屋根材に設置された雪止め金具100の施工構造を説明するための図(その2)である。
【図6】 カバー屋根材に設置する雪止め金具100の施工方法を説明するための図(その1)である。
【図7】 カバー屋根材に設置する雪止め金具100の施工方法を説明するための図(その2)である。
【図8】 カバー屋根材に設置する雪止め金具100の施工方法を説明するための図(その3)である。
【図9】 カバー屋根材に設置する雪止め金具100の施工方法において用いられる接着剤塗布ノズルの形状を説明するための図である。

代表図 図1本件の代表的な図

100 雪止め金具(2部材構成) 110 固定片 120 立上部 130 連結部 134 連結具(リベット) 200 雪止め金具(1部材構成) 1000 屋根材 1010 カバー屋根材 1100 屋根下地 1200 防水シート

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