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特許7584754情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-08
(45)【発行日】2024-11-18
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0251 20230101AFI20241111BHJP
【FI】
G06Q30/0251
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2020155711
(22)【出願日】2020-09-16
(65)【公開番号】P2022049483
(43)【公開日】2022-03-29
【審査請求日】2023-09-12
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 医師向けクイズアプリケーション「MedLedge」、2020年8月3日。
(73)【特許権者】
【識別番号】505071066
【氏名又は名称】メドピア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】230116816
【弁護士】
【氏名又は名称】成川 弘樹
(74)【代理人】
【識別番号】100146123
【弁理士】
【氏名又は名称】木本 大介
(72)【発明者】
【氏名】石見 陽
(72)【発明者】
【氏名】林 麦
【審査官】牧 裕子
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-038878(JP,A)
【文献】特開2015-138300(JP,A)
【文献】特開2010-165219(JP,A)
【文献】特開2010-117824(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
医療従事者に対して出題されたクイズの成績に関する成績情報を参照して、前記医療従事者の知識カテゴリ毎の知識レベルを計算する手段を備え、
知識レベルと配信すべき配信広告との相関関係が記述された知識カテゴリ毎の広告選択モデルに各知識レベルを入力することにより、前記知識レベルに対応する配信広告決定する手段を備え、
前記決定する手段は、前記知識カテゴリ毎の広告選択モデルに、前記知識カテゴリ毎の知識レベルを入力し、
前記クイズに回答した医療従事者に前記広告を配信する手段を備える、
情報処理装置。
【請求項2】
前記広告選択モデルには、前記知識レベル、医療従事者の実績、及び、配信すべき配信広告の相関関係が記述されており、
前記決定する手段は、前記広告選択モデルに、前記知識レベル及び前記医療従事者の実績を入力することにより、前記知識レベル及び前記医療従事者の実績の組合せに対応する配信広告を決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定する手段は、前記知識レベルが所定の知識レベル閾値未満である知識カテゴリの広告選択モデルに前記知識レベルを入力することにより、前記知識カテゴリに関連付けられた配信広告を決定する、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記知識カテゴリは、疾患、処方、医薬、対処方法、及び、医療機器の少なくとも1つのカテゴリである、
請求項1~請求項3の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記配信する手段は、1つのクイズに対する回答を取得したタイミング前記配信広告を配信する、
請求項1~請求項4の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定する手段の決定に応じて、前記配信広告毎に適した配信先医療従事者を示すターゲットリストを提示する手段を備える、
請求項1~請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項7】
広告主の指示に応じて、前記クイズに関するクイズ情報を取得する手段を備え、
前記クイズ情報と、前記広告主を識別する広告主識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備える、
請求項1~請求項6の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータを、請求項1~請求項7の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
コンピュータを用いた情報処理方法であって、
前記コンピュータが、医療従事者に対して出題されたクイズの成績に関する成績情報を参照して、前記医療従事者の知識カテゴリ毎の知識レベルを計算するステップを備え、
前記コンピュータが、知識レベルと配信すべき配信広告との相関関係が記述された知識カテゴリ毎の広告選択モデルに前記知識レベルを入力することにより、前記知識レベルに対応する配信広告決定するステップを備え、
前記決定する手段は、前記知識カテゴリ毎の広告選択モデルに、前記知識カテゴリ毎の知識レベルを入力し、
前記コンピュータが、前記クイズに回答した医療従事者に前記広告を配信する手段を備える、
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ゲームのプレイヤに広告を配信する手法が注目されている。ゲームのプレイヤがゲームをプレイしたときに広告を配信することにより、ゲームのプレイ機会が広告機会に繋がる。したがって、広告の配信機会の増加が期待される。
【0003】
例えば、特許文献1には、商品・サービス・広告情報を提供すると共に、クイズを提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2003-058086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
医療業界の企業(例えば、製薬企業)は、商品(例えば、医薬)毎に、独自のターゲットリストを用いて、販売対象となる顧客(以下「ターゲット顧客」という)である医療従事者(例えば、医師)に対して営業活動を行っている。
【0006】
一般に、広告効果は、ターゲット顧客に対して広告商品の価値が伝わる度合いが高い程、広告効果が高くなる。したがって、ターゲット顧客の広告商品に対する理解度に応じて、広告の内容を決めることにより、広告効果を向上させることができる。
【0007】
しかし、当該ターゲットリストは、ターゲット顧客の理解度を考慮して作成されていない。そのため、広告効果の向上には限界がある。
【0008】
特許文献1では、クイズを提供するときに、ターゲット顧客の理解度を考慮していない。したがって、広告効果の向上には限界がある。
【0009】
つまり、従来、医療に関する広告を適切な医療従事者に提供することは困難である。その結果、広告効果が制約されている。
【0010】
本発明の目的は、医療に関する広告を適切な医療従事者に提供可能な環境を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一態様は、
医療従事者に対して出題されたクイズの成績に関する成績情報を参照して、前記医療従事者の知識レベルを計算する手段を備え、
前記知識レベルを参照して、配信すべき配信広告、及び、前記配信広告の配信先である配信先医療従事者の組合せを決定する手段を備える、
情報処理装置である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
図3】本実施形態の概要の説明図である。
図4】本実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図5】本実施形態の設問情報データベースのデータ構造を示す図である。
図6】本実施形態の解答ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図7】本実施形態の成績ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図8】本実施形態の広告情報データベースのデータ構造を示す図である。
図9】本実施形態の配信ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図10】本実施形態の知識情報データベースのデータ構造を示す図である。
図11】本実施形態のクイズ処理のシーケンス図である。
図12図11のクイズシーケンスの詳細なシーケンス図である。
図13図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図14図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図15】本実施形態の知識レベル計算処理のフローチャートである。
図16】本実施形態の広告配信処理のフローチャートである。
図17図16の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図18】変形例1のクイズ作成処理のシーケンス図である。
図19図18の情報処理において表示される画面の例を示す図である。
図20】変形例2のターゲットリストの作成の処理のシーケンス図である。
図21図20の情報処理において表示される画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0014】
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成を説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
【0015】
図1に示すように、情報処理システム1は、プレイヤ端末10と、サーバ30と、広告主端末50と、を備える。
プレイヤ端末10、サーバ30、及び、広告主端末50は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
【0016】
プレイヤ端末10は、サーバ30にリクエストを送信するコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。プレイヤ端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
【0017】
サーバ30は、プレイヤ端末10から送信されたリクエストに応じたレスポンスをプレイヤ端末10に提供するコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
【0018】
(1-1)プレイヤ端末の構成
プレイヤ端末10の構成を説明する。
【0019】
図2に示すように、プレイヤ端末10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
【0020】
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
【0021】
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
【0022】
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
【0023】
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、プレイヤ端末10の機能を実現するように構成される。プロセッサ12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせである。
【0024】
入出力インタフェース13は、プレイヤ端末10に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、プレイヤ端末10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
【0025】
通信インタフェース14は、プレイヤ端末10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
【0026】
(1-2)サーバの構成
サーバ30の構成を説明する。
【0027】
図2に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
【0028】
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
【0029】
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
【0030】
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
【0031】
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。プロセッサ32は、例えば、CPU、ASIC、FPGA、又は、これらの組み合わせである。
【0032】
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
【0033】
通信インタフェース34は、サーバ30とプレイヤ端末10との間の通信を制御するように構成される。
【0034】
(1-3)広告主端末の構成
広告主端末50の構成を説明する。
【0035】
図2に示すように、広告主端末50は、記憶装置51と、プロセッサ52と、入出力インタフェース53と、通信インタフェース54とを備える。
【0036】
記憶装置51は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置51は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
【0037】
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
【0038】
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
【0039】
プロセッサ52は、記憶装置51に記憶されたプログラムを起動することによって、広告主端末50の機能を実現するように構成される。プロセッサ52は、例えば、CPU、ASIC、FPGA、又は、これらの組み合わせである。
【0040】
入出力インタフェース53は、広告主端末50に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、広告主端末50に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
【0041】
通信インタフェース54は、広告主端末50とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
【0042】
(2)実施形態の概要
本実施形態の概要を説明する。図3は、本実施形態の概要の説明図である。
【0043】
図3のサーバ30は、各医療従事者A~Bに対して出題されたクイズに対する回答に応じた成績情報を参照して、各医療従事者A~Bの知識レベルを計算する。
サーバ30は、知識レベルを参照して、広告X~Y、及び、広告X~Yの配信先となる医療従事者A~Bの組合せを決定する。
【0044】
(3)データベース
本実施形態のデータベースを説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
【0045】
(3-1)ユーザ情報データベース
本実施形態のユーザ情報データベースを説明する。図4は、本実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0046】
図4のユーザ情報データベースには、ユーザ情報(「医療従事者情報」の一例)が格納されている。ユーザ情報は、ユーザに関する情報である。
ユーザ情報データベースは、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「ユーザ属性」フィールドと、「グループ」フィールドと、「報酬」フィールドと、「バッジ」フィールドと、「得意科目」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
【0047】
ユーザは、医療従事者である。医療従事者は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・医師
・薬剤師
・医学生
・医学生
・看護師
・医学研究者
・医療事務
・臨床検査技師
・理学療法士
・診療放射線技師
・獣医師
・臨床工学技士
・看護学生
・保健師
・言語聴覚士
・作業療法士
・薬学生
・管理栄養士
・助産師
・歯学生
・歯科医師
・介護福祉士
・社会福祉士
・歯科衛生士
・精神保健福祉士
・柔道整復師
・その他医療関係者
【0048】
「ユーザID」フィールドには、ユーザ識別情報が格納される。ユーザ識別情報は、ユーザを識別する情報である。
【0049】
「ユーザ名」フィールドには、ユーザ名情報(例えば、テキスト)が格納される。ユーザ名情報は、ユーザの名称に関する情報である。
【0050】
「ユーザ属性」フィールドには、ユーザ属性情報が格納される。ユーザ属性情報は、ユーザの属性に関する情報である。
「ユーザ属性」フィールドは、「性別」フィールドと、「年齢」フィールドと、「第1医療科目」フィールドと、「第2医療科目」フィールドと、を含む。
【0051】
「性別」フィールドには、性別情報が格納される。性別情報は、ユーザの性別に関する情報である。
【0052】
「年齢」フィールドには、年齢情報が格納される。年齢情報は、ユーザの年齢に関する情報である。
【0053】
「第1医療科目」フィールドには、第1医療科目情報が格納される。第1医療科目情報は、ユーザが主に従事する医療科目(以下「第1医療科目」という)に関する情報である。第1医療科目は、例えば、ユーザが医師の場合、当該医師の主要な診療科目及び標榜科目の少なくとも1つである。
「第2医療科目」フィールドには、第2医療科目情報が格納される。第2医療科目情報は、ユーザが従事可能な医療科目(以下「第2医療科目」という)に関する情報である。第2医療科目は、例えば、ユーザが医師の場合、当該医師の対応可能な診療科目及び標榜科目の少なくとも1つである。
第1医療科目及び第2医療科目は、ユーザがユーザ情報データベースに自身のユーザ情報を登録させるときに当該ユーザによって指定される。
医療科目は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・アレルギー科
・一般内科
・家庭医療
・感染症科
・血液内科
・健診・予防医学
・膠原病科
・呼吸器内科
・在宅医療
・腫瘍内科
・消化器内科
・神経内科
・循環器内科
・腎臓内科・透析
・総合診療
・代謝・内分泌科
・リウマチ科
・老年内科
・一般外科
・血管外科
・口腔外科
・呼吸器外科
・腫瘍外科
・消化器外科
・循環器外科
・人工臓器・移植外科
・乳腺・内分泌外科
・脳神経外科
・整形外科・スポーツ医学
・リハビリテーション科
・泌尿器科
・産婦人科
・小児科
・小児外科
・形成外科
・美容・アンチエイジング
・皮膚科
・眼科
・耳鼻咽喉科
・緩和医療
・麻酔科
・救急医療科
・集中治療科
・輸血部
・放射線科
・放射線腫瘍科
・心療内科
・精神科
・漢方医学
・産業医
・製薬医学
・代替医療・統合医療
・病理
【0054】
「グループ」フィールドには、グループ情報が格納される。グループ情報は、ユーザが属するグループに関する情報である。「グループ」フィールドは、「出身大学」フィールドと、「勤務地」フィールドと、を含む。
【0055】
「出身大学」フィールドには、出身大学情報が格納される。出身大学情報は、ユーザの出身大学に関する情報である。
【0056】
「勤務地」フィールドには、勤務地情報が格納される。勤務地情報は、ユーザの勤務地(例えば、都道府県)に関する情報である。
【0057】
「報酬」フィールドには、累積報酬情報が格納される。累積報酬情報は、クイズに対するユーザの解答に応じてユーザに付与される報酬の累積値に関する情報である。報酬は、サーバ30の運営者又は当該運営者とは異なる事業者が提供する商品及びサービスの少なくとも1つと交換可能である。報酬が交換されると、「報酬」フィールドの累積報酬情報から交換量の分が差し引かれる。
【0058】
「バッジ」フィールドには、バッジ情報が格納される。バッジ情報は、科目別の解答数、解答の総数、科目別の正答数、科目別の正答の総数、連勝数、及び、専門科目以外の設問科目の解答数の少なくとも1つに応じて決定される。バッジ情報は、クイズの成績に応じてユーザに付与される称号である。
【0059】
「得意科目」フィールドには、得意科目情報が格納される。得意科目情報は、ユーザが得意な設問の科目(以下「設問科目」という)に関する情報である。得意科目情報は、クイズの成績に応じて決定される。
【0060】
(3-2)設問情報データベース
本実施形態の設問情報データベースを説明する。図5は、本実施形態の設問情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0061】
図5の設問情報データベースには、設問情報が格納されている。設問情報は、ユーザに出題されるクイズの設問に関する情報である。
設問情報データベースは、「設問ID」フィールドと、「設問コンテンツ」フィールドと、「正解」フィールドと、「解説」フィールドと、「設問属性」フィールドと、「作成者ID」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
【0062】
「設問ID」フィールドには、設問識別情報が格納される。設問識別情報は、設問を識別する情報である。
【0063】
「設問コンテンツ」フィールドには、設問コンテンツ情報(例えば、テキスト及び画像の少なくとも1つ)が格納される。設問コンテンツ情報は、医療に関する設問の内容に関する情報である。設問の内容、及び、所定の解答方式に基づく解答を含む。解答方式は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・所定数の選択式
・穴埋め
【0064】
「正解」フィールドには、正解情報が格納される。正解情報は、設問の正解に関する情報である。
【0065】
「解説」フィールドには、解説情報が格納される。解説情報は、設問の解説に関する情報(例えば、テキスト及び画像の少なくとも1つ)である。
【0066】
「設問属性」フィールドには、設問属性情報が格納される。設問属性情報は、設問の属性に関する情報である。「設問属性」フィールドは、「設問科目」フィールドと、「難易度」フィールドと、を含む。
【0067】
「設問科目」フィールドには、設問科目情報が格納される。設問科目情報は、設問の内容が属する設問科目に関する情報である。設問科目は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・医療科目(一例として、臨床)
・症例(一例として、糖尿病)
・疾患(一例として、内臓疾患)
・薬(一例として、用法、用量、併用可否、処方制限、禁忌、及び、薬名)
【0068】
「難易度」フィールドには、難易度情報が格納される。難易度情報は、設問の難易度に関する情報が格納される。
【0069】
「作成者ID」フィールドには、作成者識別情報が格納される。作成者識別情報は、設問の作成者を識別する情報である。作成者は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・サーバ30の運営者
・ユーザ
・広告主
【0070】
(3-3)解答ログ情報データベース
本実施形態の解答ログ情報データベースを説明する。図6は、本実施形態の解答ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0071】
図6の解答ログ情報データベースには、解答ログ情報が格納されている。解答ログ情報は、ユーザに出題されたクイズの設問に対するユーザの解答に関する情報である。
解答ログ情報データベースは、「解答ログID」フィールドと、「解答日時」フィールドと、「クイズID」フィールドと、「設問ID」フィールドと、「解答」フィールドと、「解答時間」フィールドと、「判定」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
解答ログ情報データベースは、ユーザ識別情報に関連付けられている。
【0072】
「解答ログID」フィールドには、解答ログ識別情報が格納される。解答ログ識別情報は、解答ログ情報を識別する情報である。
【0073】
「解答日時」フィールドには、解答日時情報が格納される。解答日時情報は、ユーザによる解答の日時に関する情報である。
【0074】
「クイズID」フィールドには、クイズ識別情報が格納される。クイズ識別情報は、クイズを識別する情報である。クイズは、複数の設問の集合である
【0075】
「設問ID」フィールドには、ユーザに出題された設問の設問識別情報が格納される。
【0076】
「解答」フィールドには、解答情報が格納される。解答情報は、ユーザの解答に関する情報である。
【0077】
「解答時間」フィールドには、解答時間情報が格納される。解答時間情報は、設問の提示から解答の入力までの所要時間(以下「解答時間」という)に関する情報である。
【0078】
「判定」フィールドには、判定情報が格納される。判定情報は、ユーザの解答に関する判定結果(例えば、正解又は不正解)に関する情報である。
【0079】
(3-4)成績ログ情報データベース
本実施形態の成績ログ情報データベースを説明する。図7は、本実施形態の成績ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0080】
図7の成績ログ情報データベースには、成績ログ情報が格納されている。成績ログ情報は、ユーザの成績の履歴(以下「成績ログ」という)に関する情報である。
成績ログ情報データベースは、「成績ログID」フィールドと、「クイズID」フィールドと、「日時」フィールドと、「スコア」フィールドと、「獲得報酬」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
成績ログ情報データベースは、ユーザ識別情報に関連付けられている。
【0081】
「成績ログID」フィールドには、成績ログ識別情報が格納される。成績ログ識別情報は、成績ログを識別する情報である。
【0082】
「クイズID」フィールドには、成績ログの対象となるクイズのクイズ識別情報が格納される。
【0083】
「日時」フィールドには、成績ログの対象となるクイズが実施された日時に関する情報が格納される。
【0084】
「スコア」フィールドには、成績ログの対象となるクイズで付与されたスコア情報が格納される。
【0085】
「獲得報酬」フィールドには、成績ログの対象となるクイズで獲得された報酬情報(以下「獲得報酬情報」という)が格納される。
【0086】
(3-5)広告情報データベース
本実施形態の広告情報データベースを説明する。図8は、本実施形態の広告情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0087】
図8の広告情報データベースには、広告情報が格納される。広告情報は、広告に関する情報である。
広告情報データベースは、「広告ID」フィールドと、「広告主ID」フィールドと、「広告主名」フィールドと、「広告商品名」フィールドと、「商品ターゲット」フィールドと、「広告コンテンツ」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
【0088】
「広告ID」フィールドには、広告識別情報が格納される。広告識別情報は、広告を識別する情報である。
【0089】
「広告主ID」フィールドには、広告主識別情報が格納される。広告主識別情報は、広告主を識別する情報である。広告主は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・製薬企業
・医療機器企業
・医療サービス企業
【0090】
「広告主名」フィールドには、広告主名情報が格納される。広告主名情報は、広告主の名称に関する情報である。
【0091】
「広告商品名」フィールドには、広告商品名情報が格納される。広告商品名情報は、広告商品の名称に関する情報である。
【0092】
「商品ターゲット」フィールドには、商品ターゲット情報が格納される。商品ターゲット情報は、広告商品のターゲット(以下「商品ターゲット」という)に関する情報である。商品ターゲットは、知識カテゴリに関連付けられている。
【0093】
「広告コンテンツ」フィールドには、広告コンテンツ情報が格納される。広告コンテンツ情報は、広告の内容に関する情報である。広告コンテンツ情報は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・テキスト
・音声
・画像(一例として、静止画又は動画)
【0094】
例えば、1つの広告商品に複数の広告が用意される。
一例として、複数の広告(広告識別情報「AD01」及び「AD02」)が1つの広告商品名「医薬A」に対応する。広告識別情報「AD01」に関連付けられた広告コンテンツ情報は、医薬Aが有効な疾患aの基礎情報である。
広告識別情報「AD02」に関連付けられた広告コンテンツ情報は、当該疾患aの応用情報である。
【0095】
(3-6)配信ログ情報データベース
本実施形態の配信ログ情報データベースを説明する。図9は、本実施形態の配信ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0096】
図9の配信ログ情報データベースには、配信ログ情報が格納される。配信ログ情報は、広告の配信の履歴に関する情報である。
配信ログ情報データベースは、「配信ログID」フィールドと、「配信先ID」フィールドと、「日時」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
配信ログ情報データベースは、広告識別情報に関連付けられている。
【0097】
「配信ログID」フィールドには、配信ログ識別情報が格納されている。配信ログ識別情報は、配信の履歴を識別する情報である。
【0098】
「配信先ID」フィールドには、配信先識別情報が格納されている。配信先識別情報は、広告の配信先を識別する情報である。
【0099】
「日時」フィールドには、配信日時情報が格納されている。配信日時情報は、広告が配信された日時に関する情報である。
【0100】
(3-7)知識情報データベース
本実施形態の知識情報データベースを説明する。図10は、本実施形態の知識情報データベースのデータ構造を示す図である。
【0101】
図10の知識情報データベースには、知識情報が格納される。知識情報は、ユーザの医療に関する知識に関する情報である。
知識情報データベースは、「知識カテゴリ」フィールドと、「知識レベル」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
知識情報データベースは、ユーザ識別情報に関連付けられている。
【0102】
「知識カテゴリ」フィールドには、知識カテゴリ情報が格納されている。知識カテゴリ情報は、医療に関する知識のカテゴリ(以下「知識カテゴリ」という)に関する情報である。知識カテゴリは、設問属性と関連付けられている。知識カテゴリは、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・疾患
・処方
・医薬
・対処方法(一例として、手術方法)
・医療機器
【0103】
「知識レベル」フィールドには、知識レベルが格納されている。知識レベルは、知識の程度(つまり、理解度)に関する情報である。
【0104】
(4)情報処理
本実施形態の情報処理を説明する。
【0105】
(4-1)クイズ処理
本実施形態のクイズ処理を説明する。図11は、本実施形態のクイズ処理のシーケンス図である。図12は、図11のクイズシーケンスの詳細なシーケンス図である。図13は、図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。図14は、図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。
【0106】
図11の処理の開始のトリガは、例えば、ユーザの指示(一例として、プレイヤ端末10にインストールされたクイズアプリケーションを起動するための指示)である。
【0107】
図11に示すように、プレイヤ端末10は、エントリリクエスト(S110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P10(図13)をディスプレイに表示する。
【0108】
画面P10は、操作オブジェクトB10a~B10eと、フィールドオブジェクトF10と、を含む。
【0109】
操作オブジェクトB10aは、科目Aのクイズへのエントリを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB10aには、科目A(例えば、臨床)を示す設問科目情報が割り当てられている。
操作オブジェクトB10bは、科目B(例えば、呼吸器疾患)のクイズへのエントリを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB10bには、科目Bを示す設問科目情報が割り当てられている。
操作オブジェクトB10cは、科目C(例えば、皮膚疾患)のクイズへのエントリを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB10cには、科目Cを示す設問科目情報が割り当てられている。
操作オブジェクトB10dは、ランキングを閲覧するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB10eは、設問を作成するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0110】
フィールドオブジェクトF10は、ユーザ識別情報の入力を受け付けるオブジェクトである。
【0111】
例えば、ユーザがフィールドオブジェクトF10にユーザ識別情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB10aを操作すると、プロセッサ12は、エントリリクエストデータをサーバ30に送信する。
エントリリクエストデータは、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF10に入力されたユーザ識別情報(以下「エントリユーザ識別情報」という)
・ユーザによって操作された操作オブジェクトB10aに割り当てられた設問科目情報(以下「エントリ科目情報」という)
【0112】
ステップS110の後、サーバ30は、マッチング(S130)を実行する。
具体的には、記憶装置31には、プロセッサ32によって解答が決定されるプレイヤ(以下「NPC(Non Player Character)」という)に関するNPC情報が記憶されている。NPC情報は、例えば、以下の情報を含む。
・NPCを識別するNPC識別情報(例えば、NPC名に関するNPC名情報)
・NPCのクイズに対するレベル(例えば、カテゴリ毎のレベル及び設問毎のレベルの少なくとも1つ)に関するNPCレベル情報
・NPCのクイズに対する解答時間(例えば、カテゴリ毎の解答時間及び設問毎の解答時間の少なくとも1つ)に関するNPC解答時間情報
【0113】
プロセッサ32は、プレイヤ端末10からエントリリクエストデータを取得すると、エントリリクエストデータに含まれる設問科目情報が示す設問科目毎に、エントリリクエストデータに含まれるエントリユーザ識別情報及びエントリ科目情報の組合せに新規のクイズ識別情報を割り当てる。
【0114】
プロセッサ32は、以下の何れかの方法により、エントリユーザと対戦させるべきNPCのNPC識別情報を決定する。
・プロセッサ32は、ランダムにNPC識別情報を決定する。
・プロセッサ32は、エントリユーザの累積スコア、平均スコア、及び、ランキングの少なくとも1つに応じたNPCレベル情報に対応するNPC識別情報を決定する。
【0115】
プロセッサ32は、割り当てられたクイズ識別情報をマッチング完了クイズのクイズ識別情報として特定する。マッチング完了クイズとは、エントリユーザ及びNPCの組合せが完成したクイズ(つまり、マッチングが完了したクイズ)である。
プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図4)を参照して、エントリユーザ識別情報に関連付けられた「合計スコア」フィールドの合計スコア情報を特定する。
【0116】
ステップS130の後、サーバ30は、エントリレスポンス(S131)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、エントリユーザ識別情報を含むエントリリクエストデータを送信したプレイヤ端末10にエントリレスポンスデータを送信する。
エントリレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS130でマッチング完了クイズのクイズ識別情報に割り当てられたエントリユーザ識別情報
・当該エントリユーザ識別情報に関連付けられた合計スコア情報
【0117】
ステップS131の後、プレイヤ端末10は、エントリ結果の提示(S111)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P11(図13)をディスプレイに表示する。
【0118】
画面P11は、表示オブジェクトA11と、操作オブジェクトB11と、を含む。
【0119】
表示オブジェクトA11は、マッチング完了クイズのエントリユーザ(以下「プレイヤユーザ」という)のユーザ情報(例えば、ユーザ名及び合計スコア)を表示するオブジェクトである。
【0120】
操作オブジェクトB11は、クイズの開始を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0121】
ステップS111の後、プレイヤ端末10は、開始リクエスト(S112)を実行する。
具体的には、プレイヤユーザが操作オブジェクトB11を操作すると、プロセッサ12は、開始リクエストデータをサーバ30に送信する。
【0122】
ステップS112の後、プレイヤ端末10及びサーバ30は、クイズシーケンス(S20)を実行する。
【0123】
図12に示すように、サーバ30は、1問目の設問の決定(S230)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、設問情報データベース(図5)を参照して、ステップS130でクイズ識別情報に割り当てられたエントリ科目情報に対応する設問科目情報に関連付けられた複数の設問識別情報を特定する。
プロセッサ32は、特定した複数の設問識別情報のうち、1つの設問識別情報を任意に選択する。
プロセッサ32は、選択した設問識別情報(以下「対象設問識別情報」という)に関連付けられた設問コンテンツ情報をプレイヤ端末10に送信する。
【0124】
ステップS230の後、プレイヤ端末10は、設問の提示(S210)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P20(図13)をディスプレイに表示する。
【0125】
画面P20は、選択式のクイズの例を示す。画面P20は、表示オブジェクトA20と、操作オブジェクトB20a~B20dと、を含む。
【0126】
表示オブジェクトA20は、ステップS230で送信された設問コンテンツ情報を表示するオブジェクトである。
【0127】
操作オブジェクトB20a~B20dは、ユーザが複数の選択肢の中から解答を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB20a~B20dには、それぞれ、選択肢に対応する解答情報が割り当てられる。
【0128】
ステップS211の後、プレイヤ端末10は、解答リクエスト(S211)を実行する。
具体的には、プレイヤユーザが操作オブジェクトB20bを操作すると、プロセッサ12は、解答リクエストデータをサーバ30に送信する。
解答リクエストデータは、以下の情報を含む。
・プレイヤユーザによって操作された操作オブジェクトB20bに割り当てられた解答情報
・解答時間情報
【0129】
ステップS211の後、サーバ30は、解答の判定(S231)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、プレイヤ端末10から解答リクエストデータを受信すると、設問情報データベース(図5)において対象設問識別情報に関連付けられた正解情報と、判定対象解答リクエストデータに含まれる解答情報と、を比較する。
プロセッサ12は、当該正解情報と当該解答情報とが一致する場合、プレイヤユーザの解答を「正解」と判定する。プロセッサ12は、当該正解情報と当該解答情報とが一致しない場合、プレイヤユーザの解答を「不正解」と判定する。
【0130】
ステップS231の後、サーバ30は、解答レスポンス(S232)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、解答レスポンスデータをプレイヤ端末10に送信する。
解答レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS231の判定結果(例えば、正解又は不正解)を示す情報
【0131】
ステップS232の後、プレイヤ端末10は、判定結果の提示(S212)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P21(図13)をディスプレイに表示する。
【0132】
画面P21は、表示オブジェクトA211と、操作オブジェクトB21と、を含む。
【0133】
表示オブジェクトA21は、解答レスポンスデータに含まれる判定結果を示す情報を表示するオブジェクトである。
【0134】
操作オブジェクトB21は、次の設問に進むためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0135】
ステップS212の後、プレイヤ端末10は、進行リクエスト(S213)を実行する。
具体的には、ユーザが操作オブジェクトB21を操作すると、プロセッサ12は、進行リクエストデータをサーバ30に送信する。
【0136】
ステップS210で提示された設問が最終設問でない(つまり、問題数を示すN(Nは2以上の整数)が所定の上限数未満である)場合、ステップS213の後、サーバ30は、N問目の設問の決定(S233)を実行する。
【0137】
ステップS233の第1例として、プロセッサ32は、1問目の設問の決定(S230)と同様に、ステップS233を実行する。
【0138】
ステップS233の第2例として、プロセッサ32は、N-1問目についてのステップS231の判定結果に基づいて、ステップS233を実行する。
より具体的には、プロセッサ32は、N-1問目の設問に対する解答の判定結果が「正解」である場合、ステップS230で特定した複数の設問識別情報に関連付けられた難易度情報を参照して、N-1問目についてのステップS230で選択された対象設問識別情報に関連付けられた難易度情報より高い難易度を示す設問識別情報を、N問目の対象設問識別情報として特定する。これにより、N-1問目の設問に対する解答が正解であった場合、N問目の設問の難易度は、N-1問目の設問の難易度より高くなる。
【0139】
ステップS233の後、プレイヤ端末10は、N問目の設問について、設問の提示(S210)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P22(図14)をディスプレイに表示する。
【0140】
画面P22は、穴埋め式のクイズの例を示す。画面P22は、表示オブジェクトA22a~A22bと、操作オブジェクトB22と、フィールドオブジェクトF22と、を含む。
【0141】
表示オブジェクトA22aは、ステップS233で送信された設問コンテンツ情報(例えば、設問の内容)を表示するオブジェクトである。
【0142】
表示オブジェクトA22bは、ステップS233で送信された設問コンテンツ情報(例えば、正解の一部)を表示するオブジェクトである。
【0143】
操作オブジェクトB22は、ユーザが解答をサーバ30に送信させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0144】
フィールドオブジェクトF22は、ユーザによる解答情報の入力を受け付けるためのオブジェクトである。
【0145】
ステップS210の後、プレイヤ端末10は、N問目の設問について、解答リクエスト(S211)を実行する。
具体的には、ユーザがフィールドオブジェクトF22に解答を入力し、且つ、操作オブジェクトB22を操作すると、プロセッサ12は、解答リクエストデータをサーバ30に送信する。
解答リクエストデータは、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF22に入力された解答情報
【0146】
ステップS211の後、サーバ30は、N問目の設問について、解答の判定(S231)、及び、解答レスポンス(S232)を実行する。
【0147】
ステップS232の後、プレイヤ端末10は、N問目の設問について、判定結果の提示(S212)、及び、進行リクエスト(S213)を実行する。
【0148】
ステップS233、S210~S211、S231~S232、及び、S212~S213、及び、S233は、Nが上限数に達するまで繰り返し実行される。
【0149】
Nが上限数に達した(つまり、ステップS210で提示された設問が最終設問である)場合、最終設問についてのステップS213の後、サーバ30は、図11の成績の決定(S132)を実行する。
【0150】
ステップS132の第1例では、プレイヤユーザの成績が、医療科目情報に基づく相対評価により決定される。
より具体的には、プロセッサ32は、以下の情報の組合せを参照して、プレイヤユーザのスコア情報及び獲得報酬情報を決定する。
・正解数
・プレイヤユーザのユーザ識別情報に関連付けられた医療科目情報(例えば、第1医療科目情報及び第2医療科目情報の少なくとも1つ)、並びに、対象設問識別情報に関連付けられた設問科目情報(以下「対象設問科目情報」という)の相関値(一例として、プレイヤユーザの医療科目と設問科目との相関値が低いほど、獲得報酬が高くなる)
【0151】
ステップS132の第2例では、プレイヤユーザの成績が、設問の難易度に基づいて決定される。
より具体的には、プロセッサ32は、以下の情報の組合せを参照して、プレイヤユーザのスコア情報及び報酬情報を決定する。
・正解数
・対象設問識別情報に関連付けられた難易度情報(一例として、難易度が高いほど、獲得報酬が高くなる)
【0152】
ステップS132の第3例では、プレイヤユーザの成績が、合計解答時間に基づいて決定される。
より具体的には、プロセッサ32は、以下の情報の組合せを参照して、プレイヤユーザのスコア情報及び報酬情報を決定する。
・正解数
・合計解答時間(一例として、合計解答時間が短いほど、獲得報酬が高くなる)
【0153】
プレイヤユーザの成績は、上記ステップS132の第1例~第3例の少なくとも1つに基づいて決定される。
【0154】
ステップS132の後、サーバ30は、得意科目の判定(S133)を実行する。
ステップS132では、判定の対象となる設問科目(以下「対象科目」という)について、判定の対象となるプレイヤユーザ(以下「対象ユーザ」という)の成績と、対象ユーザ以外のユーザ(以下「参照ユーザ」という)の成績と、の比較によって、得意科目であるか否かが判定される。対象ユーザは、対象医療従事者の一例である。参照ユーザは、参照医療従事者の一例である。
【0155】
ステップS132の第1例では、参照ユーザは、対象ユーザ以外の全てのユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、対象ユーザの対象科目「内科」の成績(例えば、平均スコア又は正答率)が、全ての参照ユーザの設問科目「内科」の平均成績以上である場合、設問科目「内科」を「得意科目」と判定する。
つまり、第1例では、任意の科目を医療科目とする対象ユーザについて対象科目が得意科目であるか否かの判定において、全ての参照ユーザの対象科目の成績が参照される。
【0156】
ステップS132の第2例では、参照ユーザは、対象科目と医療科目が同一であるユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、対象ユーザの対象科目「内科」の成績が、医療科目(例えば、第1医療科目)「内科」である参照ユーザの平均成績以上である場合、設問科目「内科」を「得意科目」と判定する。
つまり、第2例では、任意の科目を医療科目とする対象ユーザについて対象科目が得意科目であるか否かの判定において、対象科目を医療科目とする参照ユーザの対象科目の成績が参照される。
【0157】
ステップS132の第3例では、対象ユーザは、対象科目と医療科目が同一であるユーザであり、且つ、参照ユーザは、対象科目と医療科目が同一であるユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、医療科目「内科」である対象ユーザの対象科目「内科」の成績が、医療科目「内科」である参照ユーザの対象科目「内科」の平均成績以上である場合、対象科目「内科」を「得意科目」と判定する。
つまり、第3例では、対象科目と医療科目が同一である対象ユーザ(つまり、対象科目の専門家)について対象科目が得意科目であるか否かの判定において、対象科目と医療科目とが同一である参照ユーザ(つまり、対象科目の専門家)の対象科目の成績が参照される。
【0158】
ステップS132の第4例では、対象ユーザは、対象科目と医療科目が異なるユーザであり、且つ、参照ユーザは、対象科目と医療科目が同一であるユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、医療科目「外科」である対象ユーザの対象科目「内科」の成績が、医療科目「内科」である参照ユーザの対象科目「内科」の平均成績の第1割合(例えば、80%)以上である場合、対象科目「内科」を「得意科目」と判定する。
第1割合は、対象ユーザの医療科目と対象科目が異なり、且つ、参照ユーザの医療科目と対象科目が同一である(つまり、対象ユーザは対象科目の専門家ではなく、且つ、参照ユーザは対象科目の専門家である)ことから、標準値(例えば、100%)より低い値である。
つまり、第4例では、対象科目と医療科目が異なる対象ユーザ(つまり、対象科目の非専門家)について対象科目が得意科目であるか否かの判定において、対象科目と医療科目とが同一である参照ユーザ(つまり、対象科目の専門家)の対象科目の成績が参照される。
【0159】
ステップS132の第5例では、対象ユーザは、対象科目と医療科目が同一であるユーザであり、且つ、参照ユーザは、対象科目と医療科目が異なるユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、医療科目「内科」である対象ユーザの対象科目「内科」の成績が、医療科目「外科」である参照ユーザの対象科目「内科」の平均成績の第2割合(例えば、120%)以上である場合、対象科目「内科」を「得意科目」と判定する。
第2割合は、対象ユーザの医療科目と設問科目が同一であり、且つ、参照ユーザの医療科目と設問科目が異なる(つまり、対象ユーザは対象科目の専門家であり、且つ、参照ユーザは対象科目の専門家ではない)ことから、標準値(例えば、100%)より高い値である。
つまり、第5例では、対象科目と医療科目が同一である対象ユーザ(つまり、対象科目の専門家)について対象科目が得意科目であるか否かの判定において、対象科目と医療科目が異なる参照ユーザ(つまり、対象科目の非専門家)の対象科目の成績が参照される。
【0160】
ステップS132の第6例では、対象ユーザは、対象科目と医療科目が異なるユーザであり、且つ、参照ユーザは、対象科目と医療科目が異なるユーザである。
具体的には、プロセッサ32は、医療科目「外科」である対象ユーザの対象科目「内科」の成績が、医療科目「外科」である参照ユーザの対象科目「内科」の平均成績以上である場合、対象科目「内科」を「得意科目」と判定する。
つまり、第6例では、対象科目と医療科目が異なる対象ユーザ(つまり、対象科目の非専門家)について対象科目が得意科目であるか否かの判定において、対象科目と医療科目とが異なる参照ユーザ(つまり、対象科目の非専門家)の対象科目の成績が参照される。
【0161】
ステップS133の後、サーバ30は、データベースの更新(S134)を実行する。
【0162】
具体的には、プロセッサ32は、各プレイヤユーザ識別情報に関連付けられた解答ログ情報データベース(図6)に新規レコードを追加する。
新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「解答ログID」フィールド:新規の解答ログ識別情報
・「解答日時」フィールド:ステップS211の実行日時に関する情報
・「クイズID」フィールド:ステップS130でプレイヤユーザ識別情報に割り当てられたクイズ識別情報
・「設問ID」フィールド:ステップS230で特定された対象設問識別情報
・「解答」フィールド:ステップS211で送信された解答情報
・「解答時間」フィールド:ステップS211で送信された解答時間情報
・「判定」フィールド:ステップS231の判定結果を示す情報
【0163】
プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図4)を参照して、各プレイヤユーザ識別情報に関連付けられたレコードを特定する。
プロセッサ32は、特定したレコードを以下のとおり更新する。
・「報酬」フィールド:ステップS132で決定された報酬情報を加算する。
・「得意科目」フィールド:ステップS133で判定された得意科目情報を格納する。
【0164】
プロセッサ32は、各プレイヤユーザ識別情報に関連付けられた成績ログ情報データベース(図7)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「成績ログID」フィールド:新規の成績ログ識別情報
・「クイズID」フィールド:ステップS130でプレイヤユーザ識別情報に割り当てられたクイズ識別情報
・「日時」フィールド:クイズ処理の実行日時に関する情報
・「スコア」フィールド:ステップS132で決定されたスコア情報
・「報酬」フィールド:ステップS132で決定された報酬情報
【0165】
ステップS134の後、サーバ30は、成績通知(S135)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、設問情報データベースにおいて、全ての対象設問識別情報に関連付けられた解説情報(以下「対象解説情報」という)を特定する。
プロセッサ32は、成績通知データをプレイヤ端末10に送信する。
成績通知データは、以下の情報を含む。
・ステップS132で決定された報酬情報(つまり、獲得報酬情報)
・対象解説情報
・ステップS134で更新された「報酬」フィールドの累積報酬情報
【0166】
ステップS135の後、プレイヤ端末10は、解説の提示(S113)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P12(図14)をディスプレイに表示する。
【0167】
画面P12は、表示オブジェクトA12と、操作オブジェクトB12と、を含む。
【0168】
表示オブジェクトA12は、対象解説情報を表示するオブジェクトである。
【0169】
操作オブジェクトB12は、ユーザに付与された報酬を提示する画面を表示させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0170】
ステップS113の後、プレイヤ端末10は、成績の提示(S114)を実行する。
具体的には、ユーザが操作オブジェクトB12を操作すると、プロセッサ12は、画面P13(図14)をディスプレイに表示する。
【0171】
画面P13には、ステップS135で送信された成績通知データに含まれる獲得報酬情報及び累積報酬情報が表示される。
【0172】
(4-2)知識レベル計算処理
本実施形態の知識レベル計算処理を説明する。図15は、本実施形態の知識レベル計算処理のフローチャートである。
【0173】
図15の処理の開始のトリガは、例えば、以下の少なくとも1つである。
・所定時刻になったこと
・クイズ処理が終了したこと
【0174】
図15に示すように、サーバ30は、知識レベルの計算(S330)を実行する。
具体的には、記憶装置31には、知識モデルが記憶されている。知識モデルは、クイズの成績と、知識レベルとの相関関係が記述されている。
【0175】
プロセッサ32は、知識レベル計算処理の対象となるユーザのユーザ識別情報に関連付けられた成績ログ情報データベース(図7)を特定する。
プロセッサ32は、当該成績ログ情報データベースのクイズ識別情報及びスコア情報の組合せを参照して、設問属性情報毎のスコア(例えば、合計スコア又は平均スコア)を特定する。
プロセッサ32は、特定されたスコアを知識モデルに入力することにより、知識カテゴリ毎の知識レベルを計算する。
【0176】
ステップS330の後、サーバ30は、データベースの更新(S331)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、知識情報データベース(図10)の各「知識カテゴリ」フィールドに関連付けられている「知識レベル」フィールドに、ステップS330で得られた知識レベルを格納する。
【0177】
(4-3)広告配信処理
本実施形態の広告配信処理を説明する。図16は、本実施形態の広告配信処理のフローチャートである。図17は、図16の情報処理において表示される画面例を示す図である。
【0178】
図16の処理のトリガは、例えば、以下の少なくとも1つである。
・所定時刻になったこと
・広告が配信された日時から所定時間が経過したこと
・ユーザがクイズに回答したこと
・広告主によって広告配信が要求されたこと
【0179】
図16に示すように、サーバ30は、配信先の選択(S430)を実行する。
プロセッサ32は、以下の少なくとも1つのユーザ識別情報を配信先識別情報として選択する。
・任意のユーザ識別情報
・クイズに回答したユーザのユーザ識別情報
・広告主によって予め指定されたユーザ識別情報
【0180】
ステップS430の後、サーバ30は、配信広告の選択(S431)を実行する。
具体的には、記憶装置31には、知識カテゴリ毎の広告選択モデルが記憶されている。広告選択モデルには、知識レベルと、広告コンテンツとの相関関係が記述されている。
プロセッサ32は、ステップS430で選択されたユーザ識別情報に関連付けられた知識情報データベース(図10)を参照して、知識カテゴリ毎の知識レベルを特定する。
プロセッサ32は、各知識カテゴリに対応する広告選択モデルに、各知識カテゴリの知識レベルを入力することにより、当該知識レベルに対応する広告コンテンツを決定する。
プロセッサ32は、広告情報データベース(図8)を参照して、当該広告コンテンツに関連付けられた広告識別情報を特定する。当該広告識別情報は、配信広告の広告識別情報である。
【0181】
一例として、プロセッサ32は、知識カテゴリ「疾患a」の知識レベルが所定の知識レベル閾値未満である場合、広告コンテンツ情報「疾患aの基礎情報」に関連付けられた広告識別情報「AD01」を特定する。
プロセッサ32は、知識カテゴリ「疾患a」の知識レベルが当該知識レベル閾値以上である場合、広告コンテンツ情報「疾患aの応用情報」に関連付けられた広告識別情報「AD02」を特定する。
【0182】
ステップS431の後、サーバ30は、広告の配信(S432)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS430で選択されたユーザ識別情報に対応するプレイヤ端末10に、ステップS431で特定された広告識別情報に関連付けられた広告コンテンツ情報を送信する。
【0183】
ステップS432の後、サーバ30は、データベースの更新(S433)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS431で特定された広告識別情報に関連付けられた配信ログ情報データベース(図9)に新規レコードを追加する。
新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「配信ログID」フィールド:新規の配信ログ識別情報
・「配信先ID」フィールド:ステップS430で選択されたユーザ識別情報
・「日時」フィールド:ステップS432の実行日時に関する情報
【0184】
ステップS432の後、プレイヤ端末10は、広告の提示(S410)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P40(図17)をディスプレイに表示する。
【0185】
画面P40は、表示オブジェクトA40と、操作オブジェクト40a~40bと、を含む。
【0186】
表示オブジェクトA40には、ステップS432でサーバ30から送信された広告コンテンツ情報(例えば、テキスト)が表示される。
【0187】
操作オブジェクト40aは、広告コンテンツ情報の詳細情報を表示させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ユーザが操作オブジェクト40aを操作すると、画面P41が表示される。画面P41には、詳細情報(例えば、動画)が表示される。
【0188】
操作オブジェクト40bは、表示オブジェクトA40に表示された広告コンテンツ情報とは異なる広告コンテンツ情報を表示させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ユーザが操作オブジェクト40bを操作すると、画面P42が表示される。
画面P42は、表示オブジェクト42と、操作オブジェクトB42a~B42bと、を含む。表示オブジェクト42、及び、操作オブジェクトB42a~B42bは、それぞれ、表示オブジェクト40、及び、操作オブジェクトB40a~B40bと同様である。
【0189】
(5)本実施形態の小括
本実施形態によれば、医療従事者に対して出題されたクイズの成績を参照して、広告の配信先となる医療従事者が決定される。これにより、医療に関する広告を適切な医療従事者に提供可能な環境を提供することができる。
【0190】
特に、本実施形態によれば、医療従事者は、医師である。これにより、医療に関する広告を適切な医師に提供可能な環境を提供することができる。
【0191】
特に、本実施形態によれば、決定された医療従事者に広告を配信する。これにより、広告効果を向上させることができる。
【0192】
特に、本実施形態によれば、医療従事者から1つのクイズに対する回答を取得したタイミングで、当該医療従事者に適した配信広告が配信される。つまり、クイズの設問及び回答の記憶が新しいうちに、当該医療従事者に適した広告が配信される。これにより、広告効果をより向上させることができる。
【0193】
(6)変形例
本実施形態の変形例を説明する。なお、上述の説明と同様の説明は省略する。
【0194】
(6-1)変形例1
本実施形態の変形例1を説明する。変形例1は、広告主がクイズを作成する例である。
(6-1-1)変形例1の情報処理
変形例1の情報処理を説明する。図18は、変形例1のクイズ作成処理のシーケンス図である。図19は、図18の情報処理において表示される画面の例を示す図である。
【0195】
図18の処理は、広告主がクイズの作成を要求するための指示を広告主端末50に与えたことをトリガとして、実行される。
【0196】
図18に示すように、広告主端末50は、設問作成リクエスト(S550)を実行する。
具体的には、プロセッサ52は、画面P50(図19)をディスプレイに表示する。
【0197】
画面P40は、操作オブジェクトB50と、フィールドオブジェクトF50と、を含む。
【0198】
操作オブジェクトB50は、設問を作成するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0199】
フィールドオブジェクトF50は、設問情報(例えば、設問コンテンツ、解答の選択肢、選択肢の判定基準(一例として、正解又は不正解)、及び、解説)を入力するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0200】
広告主端末50のユーザがフィールドオブジェクトF50に設問情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB50を操作すると、プロセッサ52は、設問作成リクエストデータをサーバ30に送信する。
設問作成リクエストデータは、以下の情報を含む。
・設問の作成を要求した広告主の広告主識別情報
・広告主によって入力された設問情報(つまり、設問コンテンツ情報、正解情報、解説情報、設問科目情報、及び、難易度情報)
【0201】
ステップS550の後、サーバ30は、データベースの更新(S530)を実行する。
【0202】
具体的には、プロセッサ32は、設問情報データベース(図5)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「設問ID」フィールド:新規の設問識別情報
・「設問コンテンツ」フィールド:設問作成リクエストデータに含まれる設問コンテンツ情報
・「正解」フィールド:設問作成リクエストデータに含まれる正解情報
・「解説」フィールド:設問作成リクエストデータに含まれる解説情報
・「設問科目」フィールド:設問作成リクエストデータに含まれる設問科目情報
・「作成者ID」フィールド:設問作成リクエストデータに含まれる広告主識別情報
【0203】
(6-1-2)変形例1の小括
変形例1によれば、広告主が作成したクイズに関するクイズ情報が記憶装置31に記憶される。これにより、広告主が作成したクイズ(例えば、広告主が、自身の広告商品の販促のために作成したクイズ)が医療従事者に出題される。その結果、広告商品の広告をより適切な医療従事者に配信することができる。
【0204】
なお、変形例1では、サーバ30は、広告主に対して、以下の少なくとも1つの情報を提示しても良い。
・当該広告主が作成したクイズに回答したプレイヤの成績情報
・当該広告主が作成したクイズに回答したプレイヤの評価に関する情報(例えば、回答者のコメント又は評価スコア)
・当該広告主が作成したクイズにエントリしたプレイヤに関する情報(例えば、当該プレイヤの数、又は、当該プレイヤのユーザ情報)
この場合、広告主に対して、クイズを作成することのインセンティヴを与えることができる。その結果、良質なクイズが増加するので、クイズの趣向性が向上する。
【0205】
(6-2)変形例2
本実施形態の変形例2を説明する。変形例2は、広告主に対して、ターゲットリストを提示する例である。
【0206】
(6-2-1)変形例2の情報処理
変形例2の情報処理を説明する。図20は、変形例2のターゲットリストの作成の処理のシーケンス図である。図21は、図20の情報処理において表示される画面例を示す図である。
【0207】
図20の処理の開始のトリガは、例えば、ターゲットリストを作成するためのサービスに対するログインの指示(一例として、広告主による広告主識別情報の入力)である。
【0208】
図20に示すように、広告主端末50は、ターゲットリクエスト(S650)を実行する。
具体的には、プロセッサ52は、画面P60(図20)をディスプレイに表示する。
【0209】
画面P60は、操作オブジェクトB60と、フィールドオブジェクトF60を含む。
フィールドオブジェクトF60は、広告識別情報を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF60には、広告情報データベース(図8)において、広告主によって入力された広告識別情報に関連付けられた広告識別情報の一覧が表示される。
操作オブジェクトB60は、フィールドオブジェクトF60の内容を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0210】
広告主が、フィールドオブジェクトF60で少なくとも1つの広告識別情報を指定し、且つ、操作オブジェクトB60を操作すると、プロセッサ52は、ターゲットリクエストデータをサーバ30に送信する。
ターゲットリクエストデータは、フィールドオブジェクトF60で指定された広告識別情報(以下「対象広告識別情報」という)を含む。
【0211】
ステップS650の後、サーバ30は、ターゲットリストの作成(S630)を実行する。
【0212】
プロセッサ32は、広告情報データベース(図8)を参照して、ターゲットリクエストデータに含まれる対象広告識別情報に関連付けられた商品ターゲット情報を特定する。
プロセッサ32は、ユーザ識別情報毎に、各ユーザ識別情報に関連付けられた知識情報データベース(図10)を参照して、特定された商品ターゲット情報に対応する知識カテゴリ情報に関連付けられた知識レベルを特定する。
プロセッサ32は、当該知識カテゴリに対応する広告選択モデルに当該知識レベルを入力することにより、当該知識レベルに対応する広告コンテンツを決定する。
プロセッサ32は、決定された広告コンテンツに関連付けられた広告コンテンツ識別情報が対象広告識別情報と一致する場合、当該知識情報データベースに関連付けられたユーザ識別情報を配信先識別情報として選択する。
【0213】
ステップS630は、全てのユーザ識別情報に関連付けられた知識情報データベース(図10)を参照して、実行される。
【0214】
ステップS630の後、サーバ30は、ターゲットレスポンス(S631)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ターゲットレスポンスデータを広告主端末50に送信する。ターゲットレスポンスデータは、ステップS630で得られた配信先識別情報を含む。
【0215】
ステップS631の後、広告主端末50は、ターゲットリストの提示(S651)を実行する。
具体的には、プロセッサ52は、画面P61(図21)をディスプレイに表示する。
【0216】
画面P61は、操作オブジェクトB61と、フィールドオブジェクトF61と、を含む。
フィールドオブジェクトF61は、ターゲットレスポンスデータに含まれる配信先識別情報の一覧(以下「ターゲットリスト」という)である。ターゲットリストは、広告主によって指定された広告識別情報に対応する配信広告毎に適した医療従事者を示す。フィールドオブジェクトF61は、配信先識別情報を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB61は、フィールドオブジェクトF61に対する指定を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
【0217】
ステップS651の後、広告主端末50は、配信リクエスト(S652)を実行する。
具体的には、ユーザが、フィールドオブジェクトF61で任意の配信先識別情報を指定し、且つ、操作オブジェクトB61を操作すると、プロセッサ52は、配信リクエストデータをサーバ30に送信する。
配信リクエストデータは、フィールドオブジェクトF61で指定された配信先識別情報を含む。
【0218】
ステップS652の後、サーバ30は、広告の配信(S632)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、配信リクエストデータに含まれる配信先識別情報に対応するプレイヤ端末10に、対象広告識別情報に関連付けられた広告コンテンツ情報を配信する。
【0219】
ステップS632の後、サーバ30は、図16と同様に、データベースの更新(S433)を実行する。
【0220】
(6-1-2)変形例2の小括
変形例2によれば、広告主の所望の広告商品に関する配信広告の適切な配信先を示すターゲットリストが広告主に提示される。これにより、広告主は、自身でターゲットリストを作成することなく、適切な配信先に広告を容易に配信することができる。
【0221】
(6-3)変形例3
本実施形態の変形例3を説明する。変形例3は、成績情報以外の情報を参照して、知識レベルを計算する例である。
【0222】
(6-3-1)変形例3の概要
変形例3の概要を説明する。
【0223】
変形例3のサーバ30は、医療従事者の実績に応じて配信先医療従事者を決定する。
【0224】
例えば、ユーザ情報データベース(図4)には、各医療従事者の実績情報が更に格納される。
実績情報は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・疾患毎の患者数(一例として、1ヶ月あたりの平均患者数又は合計患者数)
・医薬毎の処方数(一例として、1ヶ月あたりの平均処方数又は合計処方数)
・専門医資格
・疾患毎の論文本数
【0225】
サーバ30は、配信広告の選択(S431)又はターゲットリストの作成(S630)において、医療従事者情報を更に参照して、配信広告及び配信先医療従事者の組合せを決定する。
具体的には、広告選択モデルには、知識レベル、実績、及び、広告コンテンツの相関関係が記述されている。
プロセッサ32は、医療従事者の知識レベル及び実績情報を広告選択モデルに入力することにより、知識レベル及び実績情報の組合せに対応する広告コンテンツを決定する。
【0226】
(6-3-2)変形例3の小括
変形例3によれば、医療従事者の実績を更に参照して、広告の配信先となる医療従事者が決定される。これにより、広告をより適切な医療従事者に配信することができる。
【0227】
(6-4)変形例4
本実施形態の変形例4を説明する。変形例4は、広告主に対して、広告効果を提示する例である。
【0228】
(7)付記
本実施形態の第1態様は、
医療従事者に対して出題されたクイズの成績に関する成績情報を参照して、医療従事者の知識レベルを計算する手段(例えば、ステップS330を実行するプロセッサ32)を備え、
知識レベルを参照して、配信すべき配信広告、及び、配信広告の配信先である配信先医療従事者の組合せを決定する手段(例えば、ステップS430~S431を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0229】
本実施形態の第2態様は、
決定する手段は、医療従事者の実績を更に参照して、配信広告及び配信先医療従事者の組合せを決定する、
第1態様に記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0230】
本実施形態の第3態様は、
医療従事者は、医師である、
第1態様又は第2態様に記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0231】
本実施形態の第4態様は、
配信先医療従事者に配信広告を配信する手段(例えば、ステップS432を実行するプロセッサ32)を備える、
第1態様~第3態様の何れかに記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0232】
本実施形態の第5態様は、
配信する手段は、1つのクイズに対する回答を取得したタイミングで、回答を行った医療従事者に配信広告を配信する、
第4態様に記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0233】
本実施形態の第6態様は、
決定する手段の決定に応じて、配信広告毎に適した配信先医療従事者を示すターゲットリストを提示する手段(例えば、ステップS630~S631を実行するプロセッサ32)を備える、
第1態様~第5態様の何れかに記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0234】
本実施形態の第7態様は、
広告主の指示に応じて、クイズに関するクイズ情報を取得する手段(例えば、ステップS530を実行するプロセッサ32)を備え、
クイズ情報と、広告主を識別する広告主識別情報と、を関連付けて記憶する手段(例えば、ステップS530を実行するプロセッサ32)を備える、
第1態様~第6態様の何れかに記載の情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
【0235】
本実施形態の第8態様は、
コンピュータ(例えば、プロセッサ32)を、第1態様~第7態様の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラムである。
【0236】
本実施形態の第9態様は、
医療従事者に対して出題されたクイズの成績に関する成績情報を参照して、医療従事者の知識レベルを計算するステップ(例えば、ステップS330)を備え、
知識レベルを参照して、配信すべき配信広告、及び、配信広告の配信先である配信先医療従事者の組合せを決定するステップ(例えば、ステップS430~S431)を備える、
情報処理方法である。
【0237】
(8)その他の変形例
その他の変形例を説明する。
【0238】
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、プレイヤ端末10と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。記憶装置51は、ネットワークNWを介して、広告主端末50と接続されてもよい。
【0239】
上記の情報処理の各ステップは、プレイヤ端末10、サーバ30、及び、広告主端末50の何れでも実行可能である。
例えば、プレイヤ端末10又は広告主端末50が上記の情報処理の全てのステップを実行可能である場合、プレイヤ端末10又は広告主端末50は、サーバ30にリクエストを送信することなく、スタンドアロンで動作する情報処理装置として機能する。
【0240】
本実施形態では、ステップS130において、所定数のエントリユーザ識別情報をクイズ識別情報に割り当てたときに、当該クイズ識別情報をマッチング完了クイズのクイズ識別情報として特定する例を示した。しかし、本実施形態は、以下の例にも適用可能である。
例えば、所定時間が経過したときのクイズ識別情報に割り当てられたエントリユーザ識別情報の数が所定数未満である場合、プロセッサ32は、クイズ識別情報に割り当てられたエントリユーザ識別情報の数と所定数との差(以下「不足ユーザ数」という)の分だけ、NPC(Non Player Character)をプレイヤユーザとして決定しても良い。
この場合、プロセッサ32は、ステップS230及びステップS233において、NPCが所定確率(例えば、4割)だけ正解可能な難易度情報に関連付けられた設問識別情報を対象設問識別情報として特定しても良い。
【0241】
本実施形態では、ステップS231において、全ての解答リクエストデータのうち最も先に受信した解答リクエストデータを判定対象解答リクエストデータとして特定する例を示した。しかし、本実施形態は以下の例にも適用可能である。
例えば、ステップS210において、プロセッサ12は、解答権を得るためのユーザ指示を受け付けるオブジェクト(以下「早押しオブジェクト」という)を含む画面を表示する。
プレイヤユーザが早押しオブジェクトを操作すると、プロセッサ12は、解答権を要求するための解答権リクエストデータをサーバ30に送信する。
プロセッサ32は、全ての解答権リクエストデータのうち最も先に受信した解答権利クエストデータを送信したプレイヤ端末10に、画面P20又はP22を表示させる。
この例では、早押しオブジェクトを最も先に操作したプレイヤユーザに解答権が付与される。これにより、プレイヤユーザの競争意識を促進することができる。
【0242】
本実施形態では、ステップS230において、プレイヤユーザの医療科目及び得意科目の少なくとも1つに基づいて、設問を決定しても良い。
具体的には、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図4)を参照して、プレイヤユーザのユーザ識別情報に関連付けられた医療科目情報及び得意科目情報の少なくとも1つを特定する。
プロセッサ32は、設問情報データベース(図5)を参照して、特定された医療科目情報及び得意科目情報に少なくとも1つと同一又は異なる設問科目情報に関連付けられた複数の設問識別情報を特定する。
プロセッサ32は、特定した複数の設問識別情報のうち、1つの設問識別情報を任意に選択する。
プロセッサ32は、選択した対象設問識別情報に関連付けられた設問コンテンツ情報をプレイヤ端末10に送信する。
これにり、クイズにエントリした医療従事者の医療科目及び得意科目の少なくとも1つに応じて設問が変わるので、医療従事者に提示される設問のランダム性が向上する。これにより、クイズの趣向性が向上する。その結果、知識の習得を継続する動機付けを医療従事者に与えることができる。
【0243】
バッジ情報は、ユーザに対して複数付与されても良い。例えば、複数のバッジ情報は、以下の少なくとも1つを含む。
・設問科目毎の成績に応じたバッジ情報
・専門科目毎の成績に応じたバッジ情報
【0244】
本実施形態では、図12に示すように、設問及び解答の組合せ毎にプレイヤ端末10及びサーバ30が通信する例を示したが、本実施形態の範囲は、これに限られない。
本実施形態は、ステップS230において、サーバ30が所定の出題数分の設問コンテンツ情報をプレイヤ端末10に送信する例にも適用可能である。
この場合、プレイヤ端末10は、全ての設問について、ステップS231~S232を実行する。
【0245】
本実施形態では、設問の難易度が予め定められている例を示したが、本実施形態の範囲はこれに限られない。本実施形態は、クイズの結果に応じて設問の難易度が変化する例にも適応可能である。
例えば、プロセッサ32は、ステップS134(図11)において、設問情報データベース(図5)を参照して、ステップS230で特定された複数の設問識別情報に関連付けられたレコードを特定する。
プロセッサ32は、ステップS231の判定結果(例えば、正解と判定されたプレイヤ数)を参照して、特定したレコードの「難易度」フィールドの値を更新する。
【0246】
本実施形態では、クイズの成績に応じて、報酬がプレイヤに付与される例を示したが、本実施形態の範囲は、これに限られない。
本実施形態は、報酬の付与条件を満たす場合に限りプレイヤに報酬が付与される例にも適用可能である。
例えば、プレイヤが付与条件(一例として、プレイヤに予め付与されたチケットの使用)を満たす場合、当該プレイヤに対して、クイズの成績に応じた報酬が付与される。この場合、付与条件を満たさないプレイヤについては、スコアは計算されるが、報酬は付与されない。
【0247】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例1は、組合せ可能である。
【符号の説明】
【0248】
1 :情報処理システム
10 :プレイヤ端末
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
50 :広告主端末
51 :記憶装置
52 :プロセッサ
53 :入出力インタフェース
54 :通信インタフェース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21