技術分野
希土類磁石及びその製造方法に関し、希土類元素、遷移金属元素、及びホウ素を含有する磁石素体を備える希土類磁石及びその製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
従来、この種の希土類磁石の製造方法において、のように圧粉成形体を焼結することで焼結体を得た後に、焼結体を除去加工により製品に用いられる形状及び寸法に成形することで磁石素体を作製する際には、焼結体の表面全体に除去加工が施されていた。その結果、磁石素体の構成面の全体が加工面となっていた。このため、希土類磁石の磁石素体は、構成面の全体の表面部分で、副相が除去され、あるいは損傷又は応力が生じ、構成面の全体の表面部分の磁気特性が内部と比較して低下することにより、希土類磁石の磁気特性の劣化が顕著となるおそれがあった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決すべく、本発明の希土類磁石は、希土類元素R1、遷移金属元素T、及びホウ素Bを含有し、主相を含む磁石素体を備え、磁石素体の表面を構成する構成面の磁石素体の角部近傍の領域が除去加工された加工面であり、構成面の角部近傍の領域よりも中央の領域が除去加工されていない非加工面であることを特徴とする。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、希土類磁石の磁気特性の劣化を抑制できる。
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
(a)は、第1希土類磁石を示す概略斜視図であり、(b)は、(a)に示す希土類磁石のA-A線に沿う概略断面図である。
【図2】
(a)は、従来技術に係る希土類磁石を示す概略斜視図であり、(b)は、(a)に示す希土類磁石のA-A線に沿う概略断面図である。
【図3】
(a)は、第2希土類磁石を示す概略斜視図であり、(b)は、(a)に示す希土類磁石のA-A線に沿う概略断面図である。
【図4】
(a)は、従来技術に係る希土類磁石を示す概略斜視図であり、(b)は、(a)に示す希土類磁石のA-A線に沿う概略断面図である。
【図5】
第2希土類磁石の製造方法のフローを概略的に示す図である。
【図6】
(a)及び(b)は、第2希土類磁石の製造方法の要部の概略工程断面図である。
【図7】
(a)~(c)は、第2希土類磁石の製造方法の要部の概略工程断面図である。
【図8】
(a)~(d)は、第3希土類磁石の製造方法の要部の概略工程断面図である。
【図9】
参考例2の希土類磁石における磁石素体及び蒸着膜の処理後の層の境界部の断面のSEM画像及びNd量のEPMA像を示す図である。
【図10】
(a)は、J-H曲線の測定に使用した測定装置であるJIS C 2501に準じたB-Hカーブトレーサーを示す概略断面図であり、(b)は、J-H曲線の測定時における磁界を印加する手順を示すグラフである。
【図11】
参考例1及び2の希土類磁石について測定したJ-H曲線を示すグラフである。
1 希土類磁石
10 磁石素体
10a 主相粒子(主相)
10b 副相
10s 表面
12 構成面
12A 角部近傍の領域
12a 加工面(研磨面)
12a’ 加工面(切断面)
12B 中央の領域
12b 非加工面
14 角部
16 クラック
20 希土類リッチ層
40 拡散層
5 原料粉末
50 成形体
60 焼結体
60c 角部及びその近傍の余剰部分
30 拡散材料
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