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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】乗物用シート
(51)【国際特許分類】
   B60R 21/207 20060101AFI20241112BHJP
   B60N 2/427 20060101ALI20241112BHJP
   B60N 2/90 20180101ALI20241112BHJP
   B60R 21/2338 20110101ALI20241112BHJP
【FI】
B60R21/207
B60N2/427
B60N2/90
B60R21/2338
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2021029788
(22)【出願日】2021-02-26
(65)【公開番号】P2022131057
(43)【公開日】2022-09-07
【審査請求日】2023-08-03
(73)【特許権者】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】弁理士法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】夏目 博章
【審査官】上谷 公治
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-118734(JP,A)
【文献】特開2017-074907(JP,A)
【文献】特開平09-290701(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0133794(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 21/207
B60N 2/427
B60N 2/90
B60R 21/2338
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗物用シートであって、
シートバックの骨格を成すバックフレームと、該バックフレームの着座者側に取付けられたクッション材であるバックパッドと、該バックパッドの着座者側を覆うバックカバーと、前記バックフレームに取付けられたエアバッグユニットと、を有し、
前記バックカバーには前記エアバッグユニットのエアバッグが膨張展開するのを許容する破断部が形成されており、
該破断部と前記バックフレームとの間には前記バックカバーより伸び難い布帛体が配設されており、
前記布帛体には前記エアバッグが膨張展開する過程で前記バックフレームの一部に当接する可能性のある部分に当接による前記布帛体の損傷を防止する緩衝体が取付けられており、
前記緩衝体は、前記布帛体の一部に縫製により取り付けられた可撓性のある平板状のフェルト材である乗物用シート。
【請求項2】
請求項1において、前記緩衝体は、前記布帛体における前記バックフレーム側の面に取付けられている乗物用シート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、乗物用シートにおいて、シートバックの内部にエアバッグユニットが配設され、車両に対して側方から衝撃荷重が印加されたとき、エアバッグをシートバックの外部に膨張展開させて着座乗員の身体を保護するものが知られている。特許文献1には、このような乗物用シートにおいて、バックパッドの背裏側にエアバッグユニットが配置され、エアバッグユニットの前側のバックパッドには、エアバッグの膨張経路となる貫通孔が設けられたものが開示されている。そして、このような乗物用シートのバックパッドを被覆するバックカバーは、エアバッグの膨張展開によって破断する縫合線部が前記貫通孔に沿って配置されて張設されている。縫合線部の近傍には、エアバッグの膨張展開の初期においてバックカバーの伸びを抑制して縫合線部を確実に開裂させる機能を有する低伸縮性の布帛である力布が縫合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-121869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術においては、金属製のバックフレームの着座者側に取付けられた樹脂板製のバックパンの着座者側にエアバッグユニットが取付けられている。そして、エアバッグユニットの周りに一対の力布がバックカバーの縫合線部とエアバッグユニットをバックパンに対して固定したブラケットとの間を連結するように配設されている。ここで、エアバッグが膨張展開した時、力布はバックフレームなどの金属製の部品には接触するおそれがない。しかし、力布の一端部側がバックフレームに直接取付けられている場合など、エアバッグが膨張展開した時に力布の一部がバックフレームに接触する可能性があることがある。かかる場合に、バックフレームにシャープなエッジ部分があるとエアバッグが膨張展開した時に力布がそれによって損傷を受けて機能を十分発揮できなくなるおそれがあるという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、エアバッグの膨張展開時にバックカバーの縫合線部の開裂を促進する力布がバックフレームのシャープエッジ部に接触して損傷を受けることを抑制した乗物用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明の乗物用シートは、シートバックの骨格を成すバックフレームと、該バックフレームの着座者側に取付けられたクッション材であるバックパッドと、該バックパッドの着座者側を覆うバックカバーと、前記バックフレームに取付けられたエアバッグユニットと、を有し、前記バックカバーには前記エアバッグユニットのエアバッグが膨張展開するのを許容する破断部が形成されており、該破断部と前記バックフレームとの間には前記バックカバーより伸び難い布帛体が配設されており、前記布帛体には前記エアバッグが膨張展開する過程で前記バックフレームの一部に当接する可能性のある部分に当接による損傷を防止する緩衝体が取付けられていることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、乗物用シートは、エアバッグが膨張展開する過程で布帛体が当接する可能性があるバックフレームの部分にシャープエッジ等が存在していても、緩衝体が布帛体を補強して布帛体の損傷を免れるようにすることができる。これによって、布帛体の働きによってバックカバーの破断部を確実に開裂してエアバッグを膨張展開させることができる。また、緩衝体を取付けた布帛体をバックフレームに取付けるだけでよいので、プロテクターのような他の部品をバックフレームに取付ける作業が不要であり乗物用シートの組み立て作業性が良い。
【0008】
本発明の第2発明の乗物用シートは、上記第1発明の乗物用シートにおいて、前記緩衝体は、前記布帛体における前記バックフレーム側の面に取付けられていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、乗物用シートは、緩衝体が布帛体におけるバックフレーム側の面に取付けられているので布帛体にバックフレームが直接当接するのを防止して布帛体をより損傷されにくくすることができる。
【0010】
本発明の第3発明の乗物用シートは、上記第1発明又は上記第2発明の乗物用シートにおいて、前記緩衝体は、可撓性のある平板状のフェルト材であることを特徴とする。
【0011】
第3発明によれば、乗物用シートは、緩衝体が、可撓性のある平板状のフェルト材であるので縫製等で布帛体に取付けやすい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態にかかる自動車用シートのシートバックの斜視図である。
図2】シートバックの正面図である。右側半分のみを示している。
図3】シートバックの側面図である。
図4図2のIV-IV矢視線断面図である。
図5】内側力布の展開図である。
図6図5のVI-VI矢視線断面図である。
図7】バックカバーの表皮材の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1図7は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用シート1に本発明を適用した例である。各図中、矢印により自動車用シート1を自動車に取付けたときの自動車及び自動車用シート1の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。本実施形態の自動車用シート1は、着座部となるシートクッション2と、背凭れとなるシートバック10と、頭部を支持するヘッドレスト3と、を備える。シートクッション2、ヘッドレスト3については、公知の構成のものであるので説明を省略し、シートバック10について説明していく。ここで、自動車用シート1が特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
【0014】
図1図4に示すように、シートバック10は、その骨格を成すバックフレーム11の上にクッション材である発泡ウレタン製のバックパッド12を載置し、その上から表皮材であるバックカバー13で覆った構造をしている。
【0015】
バックフレーム11は、上下方向に延びる断面が略U字状のプレス部材である左右一対のサイドフレーム11aの上部をパイプ部材であるアッパフレーム11bで連結し、上下方向中央部をパイプ部材であるセンタフレーム11cで連結して、正面視で略矩形枠状に形成した部材である。図4に示すように、サイドフレーム11aの水平断面は、左方向(シート内側方向)に向けて開口した略U字状をしており、前面部11a1と、後面部11a2と、前面部11a1の右端部と後面部11a2の右端部とを前後に連結する側面部11a3と、を有する。前面部11a1の左端部側(開口側)は後方向に折り曲げられた前端面部11a4として形成され、後面部11a2の左端部側(開口側)は前方向に折り曲げられた後端面部11a5として形成されている。前面部11a1は、後面部11a2より左右方向の長さが短く形成されている。右側のサイドフレーム11aにおける上下方向中央部の若干上方の右側面(シート外側面)には、ブラケット11dを介してエアバッグユニット14が取付けられている。左右一対のサイドフレーム11aの下端部が、リクライナ(図示せず)を介してクッションフレーム(図示せず)の後端部に連結されてクッションフレームに対するバックフレーム11の傾きが調整可能となっている。エアバッグユニット14は、ガスを発生するインフレータ14aと折畳まれたエアバッグ14bとを備えインフレータ14aがブラケット11dに固定されることでサイドフレーム11aに取付けられている。
【0016】
図1図2及び図4に示すように、バックパッド12は、主に着座者の背部が当接する凹面形状の着座面を有する着座面部121と、着座者の側部を支える土手部122と、を有している。土手部122は、着座面部121の左右両外側に位置しており、着座面部121よりも前方に向かって張り出した凸形状をしている。バックパッド12はバックフレーム11に対して前方から被せつけられた状態でバックフレーム11に取付けられている。
【0017】
バックパッド12をバックフレーム11に対して取付けた状態で、土手部122の裏面側の、エアバッグユニット14の前面に対向する位置には前方に向けて凹む溝部122aが設けられている。溝部122aのエアバッグユニット14の側には開口部122bが設けられている。エアバッグ14bは、インフレータ14aからガスが供給されると、開口部122bから侵入して溝部122aを押し拡げバックパッド12を破断して展開可能とされている。
【0018】
図1図2及び図4に示すように、バックカバー13は、裁断した表皮材パーツを縫い合わせて袋状に形成したものである。表皮材としては、着座者側に配置される布帛や皮革等の表皮13aと、ウレタン製スラブパッド13bと、綿布や不織布製の裏基布13cと、をこの順に積層してラミネートした面状体が使用される(図7を参照)。図4においては、この3層構造の表皮材を1本の実線で表している。表皮材パーツとしては次のものがある。(1)バックパッド12の着座面部121に対応するメインカバー部131、(2)バックパッド12の土手部122の着座面側に対応するサイドカバー部132、(3)バックパッド12の土手部122の側部とバックパッド12の後部を覆う後カバー部133、の3種類である。サイドカバー部132のみが左右一対準備される。
【0019】
図1図2及び図4に示すように、メインカバー部131と左右のサイドカバー部132とは、縫製ラインS1で縫製されており、左右のサイドカバー部132と後カバー部133とは、縫製ラインS2で縫製されている。縫製ラインS1は、バックパッド12の着座面部121と土手部122との間に設けられ後方に向かって凹む吊り込み溝部123の中に引き込まれて吊り込み固定されている。吊り込み固定の方法については、バックパッド12にインサートされたワイヤに縫製ラインS1で一体的に縫製された吊り綿布に取付けられたワイヤをホグリング等で係止する公知の方法なので詳しい説明を省略する。
【0020】
縫製ラインS2は、その一部がエアバッグユニット14の配設された位置の前方に対応するバックパッド12の溝部122aに近接した位置に配置されている。そして、縫製ラインS2のその部分において、シート内側に配置される帯状の内側力布15の一端部と、シート外側に配置される帯状の外側力布16の一端部とが、バックカバー13に対して一体に縫い合わされている。図5及び図6に示すように、内側力布15は、展開形状が略矩形の帯状をした本体部15aと、本体部15aの一部に縫製により取付けられた矩形平板状の緩衝部15bと、を有している。本体部15aは、ナイロン製の織物等のバックカバー13の表皮材より伸び難い布帛で形成されている。緩衝部15bは、フェルト材又はフェルト材に樹脂フィルムをラミネートした素材から形成されている。本体部15aの長軸方向の一端部側15a1は、縫製ラインS2によってバックカバー13に対して取付けられる部分であり、本体部15aの長軸方向の他端部側15a2には、緩衝部15bが取付けられた面と同じ側の面に樹脂製のフック部材15cが縫製により取付けられている。内側力布15は、本体部15aの緩衝部15bが取付けられている側の面をサイドカバー部132の裏基布13cの側の面に当接させた状態で縫製ラインS2によってバックカバー13に対して取付けられている。図1図3及び図4に示すように、外側力布16は展開形状が略矩形の帯状をした部材で、内側力布15の本体部15aと同じ素材により形成されている。外側力布16の長軸方向の一端部側16aは、縫製ラインS2によってバックカバー13に対して取付けられる部分であり、外側力布16の長軸方向の他端部側16bには、樹脂製のフック部材16cが縫製により取付けられている。ここで、本体部15aと緩衝部15bが、それぞれ特許請求の範囲の「布帛体」と「緩衝体」に相当する。
【0021】
図1図2及び図4に示すように、右側のサイドフレーム11aにおけるエアバッグユニット14の取付けられた部分の後端面部11a5には、力布固定部材17が配設されている。力布固定部材17は、横断面が一定で上下方向に延びる樹脂部品で、右後方向に開口する溝状のフレーム取付部17aと、左後方向に開口する溝状の内側力布取付部17bと、右前方向に開口する溝状の外側力布取付部17cと、を有する。力布固定部材17は、サイドフレーム11aの後端面部11a5にフレーム取付部17aが嵌合固定された状態で、内側力布取付部17bに内側力布15のフック部材15cが係止固定され、外側力布取付部17cに外側力布16のフック部材16cが係止固定される。
【0022】
図4に示すように、バックフレーム11に対してバックパッド12を前方から被せつけた状態で固定しその上からバックカバー13を被せつける。そして、内側力布15をバックパッド12の土手部122の着座面側とバックカバー13のサイドカバー部132の裏基布13c側との間に配置して他端部側15a2を吊り込み溝部123の中の貫通孔を後方に向けて通してフック部材15cを内側力布取付部17bに係止固定する。このとき、内側力布15の緩衝部15bは、右側のサイドフレーム11aにおける前端面部11a4の右端部に対向して配置され、内側力布15の本体部15aは直接前端面部11a4の右端部に接触しないようになっている。また、外側力布16をバックパッド12の土手部122の右面側(側面側)とバックカバー13の後カバー部133の裏基布13c側との間に配置してフック部材16cを外側力布取付部17cに係止固定する。この状態で、エアバッグユニット14は、バックパッド12を介して内側力布15と外側力布16によって取り巻かれた状態とされている。
【0023】
以上のように構成される本実施形態は、以下のような作用効果を奏する。図4に示すような状態で、自動車に対して側方から衝撃荷重が印加されると、エアバッグユニット14のインフレータ14aが作動してガスを発生させそのガスによってエアバッグ14bが膨張展開し始める。膨張展開するエアバッグ14bは、バックパッド12の溝部122aに開口部122bから侵入して溝部122aを押し拡げバックパッド12を破断する。さらに膨張展開するエアバッグ14bは、バックカバー13を前方に向かって押し出し、縫製ラインS2の破断が始まる。詳しくは、縫製ラインS2の一部には内側力布15の一端部側15a1と外側力布16の一端部側16aが縫製により一体化されており内側力布15と外側力布16はバックカバー13より伸び難いので、内側力布15と外側力布16が縫い付けられた部分に応力が集中しここから破断が始まる。このとき、内側力布15は伸張して一部が右側のサイドフレーム11aにおける前端面部11a4の右端部に当接するがこの部分には緩衝部15bが配設されているため内側力布15の本体部15aは直接前端面部11a4の右端部に接触しない。これによって、前端面部11a4の右端部にシャープエッジ等が存在していても、緩衝部15bが本体部15aと前端面部11a4の右端部との間に介在して本体部15aの損傷を免れることができ、本体部15aの働きによって縫製ラインS2を確実に開裂してエアバッグ14bをシート外部に膨張展開させることができる。また、内側力布15の他端部側15a2に取付けた樹脂製のフック部材15cを右側のサイドフレーム11aに取付けた力布固定部材17に取付けるだけでよいので、プロテクターのような他の部品をサイドフレーム11aに取付ける作業が不要であり自動車用シート1の組み立て作業性が良い。
【0024】
また、緩衝部15bは、本体部15aにおける右側のサイドフレーム11aの側の面に取付けられているので、内側力布15が前端面部11a4の右端部に当接したとき、本体部15aをより損傷されにくくすることができる。さらに、緩衝部15bは、可撓性のある平板状のフェルト材であるので、縫製等の手段で本体部15aに取付けやすい。
【0025】
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
【0026】
1.上記実施形態においては、緩衝部15bをフェルト材又はフェルト材に樹脂フィルムをラミネートした素材から形成した。しかし、これに限らず、本体部15aの損傷を防止することができるものであれば樹脂シートや厚手の布帛等であってもよい。
【0027】
2.上記実施形態においては、緩衝部15bを本体部15aの右側のサイドフレーム11aにおける前端面部11a4の右端部に対向する側に配設した。しかし、これに関わらず、緩衝の効果は多少劣るが、緩衝部15bを本体部15aの右側のサイドフレーム11aにおける前端面部11a4の右端部に対向する側の反対側に配設することもできる。
【0028】
3.上記実施形態においては、縫製ラインS2を破断部として設定したが、これに限らず、バックカバー13の一般部分を弱体化して破断部とすることもできる。
【0029】
4.上記実施形態においては、本発明を自動車用シートに適用したが、これに限らず、鉄道車両、船舶、航空機等のシートにも適用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 自動車用シート(乗物用シート)
10 シートバック
11 バックフレーム
11a サイドフレーム
11a4 前端面部
12 バックパッド
13 バックカバー
14 エアバッグユニット
14a インフレータ
14b エアバッグ
15 内側力布
15a 本体部(布帛体)
15b 緩衝部(緩衝体)
S2 縫製ライン(破断部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7