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  • 特許-撮影システム及び画像データ管理装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】撮影システム及び画像データ管理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0601 20230101AFI20241112BHJP
【FI】
G06Q30/0601
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021105817
(22)【出願日】2021-06-25
(65)【公開番号】P2023004242
(43)【公開日】2023-01-17
【審査請求日】2024-04-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086911
【弁理士】
【氏名又は名称】重野 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100144967
【弁理士】
【氏名又は名称】重野 隆之
(72)【発明者】
【氏名】高橋 悠
【審査官】野元 久道
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-174290(JP,A)
【文献】特開2005-141561(JP,A)
【文献】特開2006-139580(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像保存用のキー情報を販売し、前記キー情報を購入したユーザに対しコード情報を発行するサーバ装置と、
前記ユーザを撮影し、撮影画像を生成する撮影装置と、
前記コード情報を読み取る読取機と、
前記読取機が読み取った前記コード情報と前記撮影画像とを前記サーバ装置へ送信する制御装置と、
を備え、
前記サーバ装置は、前記制御装置から前記コード情報及び前記撮影画像を受信すると、前記撮影画像を、前記コード情報に対応するキー情報に紐付けて記憶部に保存し、
前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存する撮影画像のデータ量、及び前記キー情報の販売数には上限が設定されており、
前記サーバ装置は、前記キー情報を購入したユーザから、前記キー情報の販売価格の設定を受け付け、前記キー情報を再販売することを特徴とする撮影システム。
【請求項2】
前記サーバ装置は、
前記キー情報を購入した第1ユーザに対し第1コード情報を発行し、前記制御装置から前記第1コード情報と共に受信した撮影画像を前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存し、
前記キー情報の再販売後、前記キー情報を第2ユーザが購入すると、前記第2ユーザに対し第2コード情報を発行し、前記制御装置から前記第2コード情報と共に受信した撮影画像を前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、前記キー情報の再販売後に、前記制御装置から前記第1コード情報と共に撮影画像を受信した場合、この撮影画像を消去することを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、前記キー情報の再販売後、前記記憶部に保存されている撮影画像のうち、前記制御装置から前記第1コード情報と共に受信した撮影画像を、前記第1ユーザのユーザ端末へ送信可能とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影システム。
【請求項5】
画像保存用のキー情報を販売する販売処理部と、
前記キー情報を購入したユーザに対しコード情報を発行するコード発行部と、
外部装置から前記ユーザを撮影した撮影画像及び前記コード情報を受信すると、前記撮影画像を、前記コード情報に対応するキー情報に紐付けて記憶部に保存するデータ受信部と、
を備え、
前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存する撮影画像のデータ量、及び前記キー情報の販売数には上限が設定されており、
前記販売処理部は、前記キー情報を購入したユーザから、前記キー情報の販売価格の設定を受け付け、前記キー情報を再販売することを特徴とする画像データ管理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影システム及び画像データ管理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
テーマパーク等では、入園客を撮影し、プリントした写真をオリジナルの台紙に貼り付けて、入園客に販売するサービスが行われている。また、入園客に識別IDを示すバーコードを印刷したカードを配布し、園内で撮影する際にバーコードから識別IDを読み取り、撮影画像と識別IDとを紐付けてサーバに保存しておき、保存している撮影画像のデータやプリント物を入園客に提供する撮影制御システムが知られている(例えば特許文献1~3参照)。
【0003】
しかし、このような従来のシステムでは、全ての入園客に対して識別IDを発行するため、識別IDの管理に多大なコストがかかっていた。また、保存される撮影画像のデータ量の推定が困難であり、余裕を持たせた大容量のストレージを準備しておく必要があるため、コスト増加を招いていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第6393360号公報
【文献】特開2002-41703号公報
【文献】特開2005-107187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ID発行及びデータ保存のコストを抑制しつつ、顧客に対しプレミアム感のある写真撮影サービスができる撮影システム及び画像データ管理装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の撮影システムは、画像保存用のキー情報を販売し、前記キー情報を購入したユーザに対しコード情報を発行するサーバ装置と、前記ユーザを撮影し、撮影画像を生成する撮影装置と、前記コード情報を読み取る読取機と、前記読取機が読み取った前記コード情報と前記撮影画像とを前記サーバ装置へ送信する制御装置と、を備え、前記サーバ装置は、前記制御装置から前記コード情報及び前記撮影画像を受信すると、前記撮影画像を、前記コード情報に対応するキー情報に紐付けて記憶部に保存し、前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存する撮影画像のデータ量、及び前記キー情報の販売数には上限が設定されており、前記サーバ装置は、前記キー情報を購入したユーザから、前記キー情報の販売価格の設定を受け付け、前記キー情報を再販売するものである。
【0007】
本発明の画像データ管理装置は、画像保存用のキー情報を販売する販売処理部と、前記キー情報を購入したユーザに対しコード情報を発行するコード発行部と、外部装置から前記ユーザを撮影した撮影画像及び前記コード情報を受信すると、前記撮影画像を、前記コード情報に対応するキー情報に紐付けて記憶部に保存するデータ受信部と、を備え、前記キー情報に紐付けて前記記憶部に保存する撮影画像のデータ量、及び前記キー情報の販売数には上限が設定されており、前記販売処理部は、前記キー情報を購入したユーザから、前記キー情報の販売価格の設定を受け付け、前記キー情報を再販売するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ID発行及びデータ保存のコストを抑制しつつ、顧客に対しプレミアム感のある写真撮影サービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。
図2】画像閲覧画面の例を示す図である。
図3】譲渡登録画面の例を示す図である。
図4】販売画面の例を示す図である。
図5】(a)~(c)はデータ格納領域の使用例を示す図である。
図6】サーバ装置の機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1に示すように、本実施形態に係る撮影システムは、サーバ装置1、撮影装置2、表示装置3、読取機4及び制御装置5を備え、撮影装置2でユーザUを撮影し、画像データをユーザUに提供する。撮影装置2は、例えばデジタルカメラである。
【0012】
この撮影システムは、レジャー施設等に導入されるものであり、例えば、撮影装置2は、ユーザU(入園客)がアトラクションを楽しんでいるシーンを撮影する。例えば、センサ(図示略)でユーザUの接近が検知されたら、撮影装置2が撮影を行う。撮影画像は制御装置5へ転送される。
【0013】
制御装置5は、撮影画像を表示装置3に表示する。ユーザUは、アトラクションを楽しんだ後、表示装置3に表示されている自分の画像を確認し、ユーザ端末Tに二次元コードを表示させ、読取機4にかざす。ユーザ端末Tは例えばスマートフォンである。
【0014】
この二次元コードは、ユーザUを識別する識別情報を示すものであり、後述するように、画像を保存するためのキー情報(画像を保存する権利)を購入した際に発行される。また、キー情報の購入の際に、画像閲覧サイトにログインするためのログインID及びパスコードを登録する。ログインIDは例えばEメールアドレスである。
【0015】
読取機4は、ユーザ端末Tに表示されている二次元コードを読み取り、識別情報を制御装置5へ送信する。
【0016】
制御装置5は、撮影画像と識別情報とを対応付けて、サーバ装置1へ送信する。サーバ装置1は、制御装置5から受信した撮影画像を、識別情報に対応する画像保存フォルダに格納する。
【0017】
ユーザ端末Tに表示されている二次元コードの読み取りは、ユーザUの撮影前に行ってもよい。制御装置5は、二次元コードの読み取り後に撮影装置2から受信した撮影画像と、識別情報とを対応付けてサーバ装置1へ送信する。
【0018】
ユーザUは、ユーザ端末Tを用いて、サーバ装置1が提供する画像閲覧サイトにアクセスし、ログインID及びパスコードを入力する。ユーザ端末Tには、図2に示すような画像閲覧画面が表示され、レジャー施設で撮影された画像を閲覧したり、画像データをダウンロードしたりできる。
【0019】
本実施形態に係る撮影システムでは、レジャー施設内で撮影された画像を保存するためのキー情報の販売数、及びデータ保存容量に上限が設定されている。例えば、キー情報の販売数の上限を100、1つのキー情報当たりのデータ保存容量の上限を100GBに設定する。また、キー情報の利用期間も設定される。例えば、1年間の利用期間が設定される。
【0020】
撮影画像の保存量が、1つのキー情報当たりのデータ保存容量の上限に達した場合、一時的に撮影画像を受け付けて、ユーザに対し、所定期限までに保存しているデータ量を削減するよう通知してもよい。例えば、読取機4が二次元コードを読み取った際に、表示装置3にデータ量削減の指示を表示してもよいし、画像閲覧サイトに表示してもよい。また、別途メールサーバから、データ量削減の指示をメール送信してもよい。
【0021】
ユーザが新規にキー情報を購入すると、サーバ装置1は、このキー情報に対応するコード情報を発行し、二次元コードを生成する。また、ユーザは、画像閲覧サイトにログインするためのログインID及びパスコードを登録する。レジャー施設で撮影された画像は、キー情報に対応付けてサーバ装置1に保存される。
【0022】
ユーザは、利用期間及びデータ保存容量を残した状態でキー情報を販売(譲渡)することができる。図2に示す画像閲覧画面の譲渡ボタンB1を押すと、図3に示すような譲渡登録画面が表示される。ユーザは、譲渡登録画面で販売価格を設定して、自分のキー情報を販売することができる。譲渡登録画面には、残りのデータ保存容量が同程度である他ユーザが販売しているキー情報の価格も参考価格として表示される。
【0023】
図4は、サーバ装置1が提供するキー情報販売サイトの画面を示す。顧客は、キー情報販売サイトで、キー情報を購入することができる。キー情報を購入すると、サーバ装置1は、新たなコード情報を発行し、二次元コードを生成する。顧客は、ログインID及びパスコードを登録する。以前のユーザを撮影した画像は、以前のユーザのみが閲覧、ダウンロードできる。新たなユーザを撮影した画像は、新たなユーザのみが閲覧、ダウンロードできる。
【0024】
例えば、図5(a)に示すように、ユーザAが新規にキー情報Kを購入すると、サーバ装置1は第1コード情報を発行し、第1コード情報を示す二次元コードを生成する。また、ユーザAは、第1ログインID及び第1パスコードを登録する。
【0025】
ユーザAは、レジャー施設で撮影を行うと、スマートフォンに二次元コードを表示して読取機4に第1コード情報を読み取らせる。第1コード情報と紐付けられた撮影画像が、キー情報Kに対応付けられてサーバ装置1に保存される。ユーザAは、100GBのデータ保存容量が利用可能である。ユーザAは、画像閲覧サイトで第1ログインID及び第1パスコードを入力することで、保存されている画像を利用(閲覧、ダウンロード)したり、管理(削除によるデータ量削減等)したりできる。
【0026】
図5(b)に示すように、ユーザAが、有効期間の途中でキー情報Kを販売し、ユーザBが購入する。ユーザAが20GBを使用していた場合、この20GB分の画像については、画像閲覧サイトで第1ログインID及び第1パスコードを入力することで、ユーザAが引き続き閲覧、ダウンロードできる。ユーザBは、キー情報Kのデータ保存容量100GBのうち、ユーザAが未使用の80GBのデータ保存容量が利用可能である。
【0027】
ユーザBがキー情報Kを購入すると、サーバ装置1は第2コード情報を発行し、第2コード情報を示す二次元コードを生成する。また、ユーザBは、第2ログインID及び第2パスコードを登録する。
【0028】
ユーザBは、レジャー施設で撮影を行うと、スマートフォンに二次元コードを表示して読取機4に第2コード情報を読み取らせる。第2コード情報と紐付けられた撮影画像が、キー情報Kに対応付けられてサーバ装置1に保存される。ユーザBは、画像閲覧サイトで第2ログインID及び第2パスコードを入力することで、保存されている画像を閲覧、ダウンロードしたり、削除したりできる。
【0029】
ユーザAの第1コード情報は、キー情報Kの販売登録と共に使用できなくなる。すなわち、ユーザAは、キー情報Kを売りに出した後は、新たに画像を保存することができなくなる。
【0030】
図5(c)に示すように、ユーザBが、有効期間の途中でキー情報Kを販売し、ユーザCが購入する。ユーザBが30GBを使用していた場合、この30GB分の画像については、画像閲覧サイトで第2ログインID及び第2パスコードを入力することで、ユーザBが引き続き閲覧、ダウンロードできる。ユーザCは、キー情報Kのデータ保存容量100GBのうち、未使用の50GBのデータ保存容量が利用可能である。
【0031】
ユーザCがキー情報Kを購入すると、サーバ装置1は第3コード情報を発行し、第3コード情報を示す二次元コードを生成する。また、ユーザCは、第3ログインID及び第3パスコードを登録する。
【0032】
ユーザCは、レジャー施設で撮影を行うと、スマートフォンに二次元コードを表示して読取機4に第3コード情報を読み取らせる。第3コード情報と紐付けられた撮影画像が、キー情報Kに対応付けられてサーバ装置1に保存される。ユーザCは、画像閲覧サイトで第3ログインID及び第3パスコードを入力することで、保存されている画像を閲覧、ダウンロードしたり、削除したりできる。
【0033】
ユーザBの第2コード情報は、キー情報Kの販売登録と共に使用できなくなる。すなわち、ユーザBは、キー情報Kを売りに出した後は、新たに画像を保存することができなくなる。
【0034】
次に、サーバ装置1の構成について説明する。サーバ装置1は、通信部、記憶部、CPU等を備えたコンピュータであり、CPUがプログラムを実行することで、図6に示すように、販売処理部11、ユーザ登録部12、コード発行部13、認証部14、データ送信部15及びデータ受信部16を備えた画像データ管理装置として機能する。記憶部10には、キー情報や、キー情報を購入したユーザに対して発行したコード情報、ユーザが登録したログインID、パスコード等が記憶されている。
【0035】
販売処理部11は、キー情報の販売処理を行う。販売するキー情報は、新規のキー情報、及びデータ保存容量が一部使用されたキー情報である。新規のキー情報は、事業者が価格を設定する。データ保存容量が一部使用されたキー情報は、このキー情報の使用者であるユーザが設定した価格で再販売される。販売処理部11は、図3に示すような譲渡登録画面や、図4に示すような販売画面を生成する。
【0036】
ユーザ登録部12は、キー情報を購入したユーザの登録を行う。ユーザ登録部12は、購入ユーザから、画像閲覧サイトのログイン用のログインID及びパスコードの登録を受け付ける。ユーザ登録部12は、ログインID及びパスコードを、購入されたキー情報に対応付けて記憶部10に保存する。
【0037】
コード発行部13は、キー情報を購入したユーザに対し、コード情報を発行し、二次元コードを生成する。コード発行部13は、発行したコード情報を、購入されたキー情報に対応付けて記憶部10に保存する。また、コード発行部13は、二次元コードをユーザ端末へ送信する。ユーザは、この二次元コードをユーザ端末に表示して、読取機4に読み取らせる。
【0038】
認証部14は、画像閲覧サイトのログイン画面で入力されたログインID及びパスコードを用いて、ユーザ認証を行う。
【0039】
データ送信部15は、ユーザ認証が行われると、このユーザに対応する撮影画像を記憶部10から取り出し、画像閲覧画面を生成する。データ送信部15は、画像閲覧画面で選択された画像のデータをユーザ端末へ送信する。
【0040】
データ受信部16は、制御装置5からコード情報及び撮影画像を受信すると、撮影画像を、コード情報に対応するキー情報に紐付けて記憶部10に保存する。撮影画像を保存する記憶部は、サーバ装置1内の記憶部10に限定されず、外部ストレージであってもよい。1つのキー情報について、1ユーザの撮影画像が保存可能である。また、1つのキー情報について、所定量の撮影画像が保存可能である。
【0041】
キー情報が譲渡(転売)された場合、譲渡前のユーザは新たに画像を保存できない。例えば、譲渡前のユーザに対して発行したコード情報と共に撮影画像を受信した場合、データ受信部16は、この撮影画像を消去する。また、譲渡前のユーザの画像と、譲渡後のユーザの画像との合計が所定量となるまで、撮影画像が保存できる。
【0042】
このように、本実施形態によれば、キー情報の販売数と、1つのキー情報当たりのデータ保存容量とを乗じた容量のストレージを準備すればよく、ストレージ使用量が安定し、結果的にデータ保存のコストを抑制できる。また、コード情報(ID)の発行数は、キー情報の新規販売数と、キー情報の譲渡(転売)数との合計であり、全ての入園客に対してID発行を行う場合と比較して、コストを抑制できる。また、IDを印刷したカードを入園客に配布する場合と比較して、カードに使われる紙やプラスチックの削減となり、環境に配慮することができる。
【0043】
また、レジャー施設で撮影した画像を保存できる顧客は、キー情報の数だけであるため、プレミアム感のある写真撮影サービスとなる。また、キー情報の譲渡の際に手数料を徴収する場合、事業者は手数料ビジネスも可能となる。
【0044】
本発明を特定の態様を用いて詳細に説明したが、本発明の意図と範囲を離れることなく様々な変更が可能であることは当業者に明らかである。
【符号の説明】
【0045】
1 サーバ装置
2 撮影装置
3 表示装置
4 読取機
5 制御装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6