(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】認証装置及び入退管理システム
(51)【国際特許分類】
G06F 21/36 20130101AFI20241112BHJP
【FI】
G06F21/36
(21)【出願番号】P 2023079029
(22)【出願日】2023-05-12
【審査請求日】2023-05-12
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】若林 正男
【審査官】塩澤 如正
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-120466(JP,A)
【文献】特開2007-011527(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2022-0085651(KR,A)
【文献】特開2018-025091(JP,A)
【文献】特開2010-009120(JP,A)
【文献】特開2011-238235(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1操作部と、
認証コードの候補である標章パターンを表示し、その表示を更新可能な表示部と、
前記第1操作部に対して第1操作を行ったときに前記表示部に表示された前記標章パターンを前記認証コードとして認証する認証部と、
第2操作部と、
を備え、
前記第2操作部に対して第2操作を行うたびに前記表示部は表示される前記標章パターンをランダムに更新し、
前記標章パターンは、一列に並ぶ複数の表示灯の点灯パターンからなる認証装置。
【請求項2】
前記第1操作部と前記第2操作部は同一の操作部であり、前記第1操作と前記第2操作とは異なる操作であり、
前記第1操作または前記第2操作は、長押しである請求項1に記載の認証装置。
【請求項3】
第3操作部をさらに備え、
前記表示部は、前記第3操作部に対して第3操作をおこなったときに前記標章パターンの表示を開始し、前記標章パターンを順次更新して表示する請求項1または請求項2に記載の認証装置。
【請求項4】
前記第3操作部と前記第1操作部は同一の操作部であり、前記第3操作は前記第1操作と異なる操作であり、
前記第1操作または前記第3操作は、長押しである請求項3に記載の認証装置。
【請求項5】
前記第1操作部は、押し釦または前記表示部に表示された釦である請求項1または請求項2に記載の認証装置。
【請求項6】
前記第1操作部は、手かざしセンサーである請求項1または請求項2に記載の認証装置。
【請求項7】
管理区域の出入り口の扉に設けられた電気錠と、
前記電気錠の動作を制御する電気錠コントローラ装置と、
前記電気錠コントローラ装置と通信可能に接続された請求項1または請求項2に記載の認証装置と、
を備えた入退管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、認証装置及び入退管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、暗証番号のような暗証データを入力する入力キー2つと入力完了時に操作するエンドキーを設け、所定の暗証データの入力により電気錠を解錠する認証装置ついて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、入力状況が操作者にわからないため、誤入力から照合失敗に繋がりやすい課題がある。また、照合時の入力キーの操作は毎回一定になるため、スキミング耐性は低い。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、キーの数を少なくできるとともに、ユーザーが容易に入力することのできる認証装置及び入退管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る認証装置は、第1操作部と、認証コードの候補である標章パターンを表示し、その表示を更新可能な表示部と、第1操作部に対して第1操作を行ったときに表示部に表示された標章パターンを認証コードとして認証する認証部と、第2操作部と、を備え、第2操作部に対して第2操作を行うたびに表示部は表示される標章パターンをランダムに更新し、標章パターンは、一列に並ぶ複数の表示灯の点灯パターンからなるものである。
本開示に係る入退管理システムは、管理区域の出入り口の扉に設けられた電気錠と、電気錠の動作を制御する電気錠コントローラ装置と、電気錠コントローラ装置と通信可能に接続された上記認証装置と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、キーの数を少なくできるとともに、ユーザーが容易に入力することのできる認証装置及び入退管理システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】実施の形態1による認証装置及び入退管理システムを示す図である。
【
図2】実施の形態1の認証装置における照合操作時の動作の流れを示すフローチャートである。
【
図3】実施の形態1による認証装置の動作を示す正面図である。
【
図4】実施の形態2の認証装置における照合操作時の動作の流れを示すフローチャートである。
【
図5】実施の形態1及び2における認証部の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による認証装置1及び入退管理システム10の構成を示す図である。
図2は、実施の形態1の認証装置1における照合操作時の動作の流れを示すフローチャートである。
図3は、実施の形態1による認証装置1の動作を示す正面図である。実施の形態1では、認証装置1にてキー操作の度に標章である表示パターンが更新され、所定パターンが表示されたときに決定操作をして照合を行う方法について説明する。
【0011】
始めに、実施の形態1による認証装置1の構成を
図1に従って説明する。認証装置1は、操作部2と、表示部3と、認証部4とを備える。操作部2は、認証したい人からの照合操作の入力を受け付ける。操作部2は、例えば、物理的なボタンあるいはメカキーで構成されてもよい。すなわち、操作部2は、押し釦であってもよいし、タッチパネルなどの表示部に表示された釦であってもよい。これにより、他の機能操作と操作部2を兼用できる。操作部2は、例えば手かざしセンサーとして用いられる赤外線センサーあるいは静電容量キーなど、非接触で入力可能なものでもよい。非接触で入力可能なセンサーを用いることで、衛生的に操作ができる。また、照合操作以外の機能、例えば機器の設定あるいは入退管理機能の操作の用途で操作部2を用いてもよいし、複数の操作部2が備えられていてもよい。
【0012】
図1に示す例のように、認証装置1は、入退管理システム10のコンポーネントとして構成されてもよい。入退管理システム10において、電気錠5は、管理区域の出入口の扉を施錠及び解錠する。電気錠コントローラ装置6は、電気錠5の動作を制御する。認証装置1は、電気錠コントローラ装置6に対して通信可能に接続されている。
【0013】
図1の例において、認証部4は必ずしも認証装置1内ではなく、電気錠コントローラ装置6内に含まれる構成でもよい。このとき、認証装置1は認証情報を電気錠コントローラ装置6へ送信する仕組みを有する。本開示の認証装置1は、
図1の例に限らず、認証装置1が直接電気錠5と接続されて扉の施錠、解錠を制御する構成としてもよい。
【0014】
図3に示すように、本実施の形態では、認証装置1は、第一キー21と第二キー22の2つを操作部2として備える。表示部3は、認証装置1の状態あるいは電気錠5の状態、入退管理システム10の機能表示などを行う。例えば、表示部3は、例えばLED表示灯あるいは液晶ディスプレイで構成されてもよい。複数の表示部3が備えられる場合もある。本実施の形態では、標章パターンの表示に表示部3を利用する。本実施の形態では、第一LED31から第六LED36の6つの表示灯を表示部3として備える。
【0015】
認証部4は、照合操作にて決定された標章パターンの正誤判定を行う。認証装置1は、標章パターンが正解であれば、電気錠5を解錠するなどの制御を行う。
【0016】
本開示において、標章とは、文字・図形・記号・立体的形状もしくは色彩またはこれらの結合からなるものである。本実施の形態においては、複数の表示灯である第一LED31から第六LED36の点灯パターンからなる標章パターンを表示部3が表示するように構成されている。これにより、簡易に実装でき、消費電力も削減できる。また、他の機能表示と兼用することもできる。
【0017】
次に、照合操作時の動作の流れを
図2に従って説明する。なお、第一キー21、第二キー22、第一LED31から第六LED36を備えた認証装置1と動作のイメージを
図3で示す。扉を通行したい人(操作者)は、第一キー21を押下する(ステップS1)。認証装置1は、第一LED31から第六LED36を適当なパターンで点灯させる(ステップS2)。例えば、
図3(B)では、第二LED32と、第三LED33と、第五LED35とを点灯させている。以降、操作者が第一キー21を押下する度に(ステップS3)、認証装置1は表示部3のLEDの点灯パターンをランダムまたは一定規則に従って変化させる。操作者は、予め認知された正解パターンが表示されたとき、第二キー22を押下する。このとき、認証部4は正解パターンとの照合を行い(ステップS4)、一致すれば電気錠5を解錠する(ステップS5)。不一致であれば解錠せず、初期状態へ戻る。
【0018】
これにより、操作者は、2つのキーのみで照合操作を行うことができ、認証装置1に備える操作キーの数を削減できる。また、ユーザーにとって容易に入力操作を行うことができる。また、表示パターンをランダムに変化させること、あるいは一定規則に従った場合でも初めの表示パターンをランダムにすれば、第一キー21の押下回数は照合操作の度に異なるため、押下回数による正解パターンの特定は不可となり、スキミング(覗き見)による第三者の不正照合リスクを低減することができる。
【0019】
なお、第二キー22を押下する代わりに、第一キー21を長押しするなどにしてもよい。これにより、さらにキーを少なくできる他、第三者から操作方法がわかりにくくなり、スキミング耐性向上の効果も期待できる。
【0020】
上述したように、本実施の形態の認証装置1は、第1操作部(第二キー22)と、認証コードの候補である標章パターンを表示し、その表示を更新可能な表示部3と、第1操作部に対して第1操作を行ったときに表示部3に表示された標章パターンを認証コードとして認証する認証部4とを備える。これにより、認証装置1に備える操作キーの数を削減できる。
【0021】
また、本実施の形態の認証装置1は、第2操作部(第一キー21)をさらに備え、第2操作部に対して第2操作を行うたびに表示部3は表示される標章パターンを更新するようにしてもよい。これにより、認証にかかる時間を削減できる。また、第1操作部と第2操作部は同一の操作部であり、第1操作と第2操作とは異なる操作であるようにしてもよい。これにより、操作の見分けが付きにくいため、スキミング耐性が高くなる。
【0022】
実施の形態2.
次に、
図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
【0023】
実施の形態2では、認証装置1にてキー操作後に一定時間で表示部3の表示パターンが更新され、所定パターンが表示されたときに決定操作をして照合を行う方法について説明する。実施の形態2の構成は実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
【0024】
図4は、実施の形態2の認証装置1における照合操作時の動作の流れを示すフローチャートである。照合操作時の動作の流れを
図4に従って説明する。扉を通行したい人(操作者)は、第一キー21を押下する(ステップS11)。認証装置1は、第一LED31から第六LED36を適当なパターンで点灯させる(ステップS12)。以降、一定時間が経過する度に(ステップS13)、認証装置1は第一LED31から第六LED36の点灯パターンをランダムまたは一定規則に従って変化させる。操作者は、予め認知された正解パターンが表示されたとき、第二キー22を押下する。このとき、認証部4は正解パターンとの照合を行い(ステップS14)、一致すれば電気錠5を解錠する(ステップS15)。不一致であれば解錠せず、初期状態へ戻る。
【0025】
これにより、操作者は、2つのキーのみで照合操作を行うことができ、認証装置1に備える操作キーの数を削減できる。また、キーの押下回数は必ず2回となり、押下回数が正解パターンの特定には結びつかないため、スキミング(覗き見)による第三者の不正照合リスクを低減することができる。
【0026】
なお、第二キー22押下の代わりに、第一キー21をもう一度押下するなどにしてもよい。これにより、さらにキーを少なくできる他、第三者から操作方法がわかりにくくなり、スキミング耐性向上の効果も期待できる。
【0027】
なお、本開示において標章はLEDの点灯パターンでなくてもよい。数字、文字列、色等お互いに識別し得るものであればいかなるものでもよい。しかしながら、LEDのような表示灯の点灯パターンは構成が単純なので実装しやすい。また他の種類の標章と比べてLEDのような表示灯の点灯パターンの場合は、一の点灯パターンと他の点灯パターンとはお互い目視での識別がし辛いのでスキミング耐性がより高い。
【0028】
上述したように、本開示の認証装置1は、第3操作部をさらに備え、表示部3は、第3操作部(第一キー21)に対して第3操作をおこなったときに標章パターンの表示を開始し、標章パターンを順次更新して表示するようにしてもよい。これにより、キー操作回数が一定になるため、スキミング耐性が高くなる。また、第3操作部と第1操作部は同一の操作部であり、第3操作は第1操作と異なる操作であるようにしてもよい。これにより、操作の見分けが付きにくいため、スキミング耐性が高くなる。
【0029】
図5は、実施の形態1及び2における認証部4の機能を実現する構成の一例を示す図である。認証部4の各機能は、例えば、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア600であってもよい。処理回路は、プロセッサ601およびメモリ602を備えていてもよい。処理回路の一部が専用ハードウェア600として形成され、且つ、当該処理回路は更にプロセッサ601およびメモリ602を備えていてもよい。
図5に示す例において、処理回路の一部は専用ハードウェア600として形成されている。また、
図5に示す例において、処理回路は、専用ハードウェア600に加えて、プロセッサ601およびメモリ602を更に備えている。
【0030】
一部が少なくとも1つの専用ハードウェア600である処理回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
【0031】
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ601および少なくとも1つのメモリ602を備える場合、認証部4の各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
【0032】
ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ602に格納される。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。プロセッサ601は、メモリ602に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ601は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ602には、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROMおよびEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、または磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクおよびDVD等が該当する。
【0033】
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、認証部4の機能を実現することができる。なお、認証部4の各機能は、複数の機器が連携することで実現されてもよいし、単一の機器によって実現されてもよい。また、認証部4の各機能の少なくとも一部は、外部ネットワーク上のサーバ等に実装されていてもよい。
【0034】
なお、上述した複数の実施の形態が有する特徴のうち、組み合わせることが可能な二つ以上の特徴を組み合わせて実施してもよい。
【0035】
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
【0036】
(付記1)
第1操作部と、
認証コードの候補である標章パターンを表示し、その表示を更新可能な表示部と、
前記第1操作部に対して第1操作を行ったときに前記表示部に表示された前記標章パターンを前記認証コードとして認証する認証部と、
を備えた認証装置。
(付記2)
第2操作部をさらに備え、
前記第2操作部に対して第2操作を行うたびに前記表示部は表示される前記標章パターンを更新する付記1に記載の認証装置。
(付記3)
前記第1操作部と前記第2操作部は同一の操作部であり、前記第1操作と前記第2操作とは異なる操作である付記2に記載の認証装置。
(付記4)
第3操作部をさらに備え、
前記表示部は、前記第3操作部に対して第3操作をおこなったときに前記標章パターンの表示を開始し、前記標章パターンを順次更新して表示する付記1から付記3のいずれか一項に記載の認証装置。
(付記5)
前記第3操作部と前記第1操作部は同一の操作部であり、前記第3操作は前記第1操作と異なる操作である付記4に記載の認証装置。
(付記6)
前記第1操作部は、押し釦または前記表示部に表示された釦である付記1から付記5のいずれか一項に記載の認証装置。
(付記7)
前記第1操作部は、手かざしセンサーである付記1から付記5のいずれか一項に記載の認証装置。
(付記8)
前記標章パターンは、複数の表示灯の点灯パターンからなる付記1から付記7のいずれか一項に記載の認証装置。
(付記9)
管理区域の出入り口の扉に設けられた電気錠と、
前記電気錠の動作を制御する電気錠コントローラ装置と、
前記電気錠コントローラ装置と通信可能に接続された付記1から付記8のいずれか一項に記載の認証装置と、
を備えた入退管理システム。
【符号の説明】
【0037】
1 認証装置、 2 操作部、 3 表示部、 4 認証部、 5 電気錠、 6 電気錠コントローラ装置、 10 入退管理システム、 21 第一キー、 22 第二キー、 31 第一LED、 32 第二LED、 33 第三LED、 34 第四LED、 35 第五LED、 36 第六LED、 600 専用ハードウェア、 601 プロセッサ、 602 メモリ
【要約】
【課題】キーの数を少なくできるとともに、ユーザーが容易に入力することのできる認証装置及び入退管理システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る認証装置は、第1操作部と、認証コードの候補である標章パターンを表示し、その表示を更新可能な表示部と、第1操作部に対して第1操作を行ったときに表示部に表示された標章パターンを認証コードとして認証する認証部と、を備えたものである。本開示に係る入退管理システムは、管理区域の出入り口の扉に設けられた電気錠と、電気錠の動作を制御する電気錠コントローラ装置と、電気錠コントローラ装置と通信可能に接続された上記認証装置と、を備えたものである。
【選択図】
図3