(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】除湿機
(51)【国際特許分類】
F24F 1/02 20190101AFI20241112BHJP
B01D 53/26 20060101ALI20241112BHJP
F24F 13/14 20060101ALI20241112BHJP
F24F 1/0358 20190101ALI20241112BHJP
【FI】
F24F1/02 441C
B01D53/26 200
F24F13/14 A
F24F1/0358
(21)【出願番号】P 2023007973
(22)【出願日】2023-01-23
【審査請求日】2024-03-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】391001457
【氏名又は名称】アイリスオーヤマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100135389
【氏名又は名称】臼井 尚
(74)【代理人】
【識別番号】100086380
【氏名又は名称】吉田 稔
(74)【代理人】
【識別番号】100103078
【氏名又は名称】田中 達也
(74)【代理人】
【識別番号】100130650
【氏名又は名称】鈴木 泰光
(74)【代理人】
【識別番号】100168099
【氏名又は名称】鈴木 伸太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100168044
【氏名又は名称】小淵 景太
(74)【代理人】
【識別番号】100200609
【氏名又は名称】齊藤 智和
(72)【発明者】
【氏名】辻岡 真子
(72)【発明者】
【氏名】中山 祐介
【審査官】塩田 匠
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-236854(JP,A)
【文献】実開昭56-164418(JP,U)
【文献】特開2001-293322(JP,A)
【文献】特開2019-219165(JP,A)
【文献】特開2007-127364(JP,A)
【文献】特開2001-004166(JP,A)
【文献】特開平07-269900(JP,A)
【文献】特開2002-349896(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/0358
B01D 53/26
F24F 13/14-13/15
F24F 1/02
F24F 1/0007
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
側方から除湿前空気を吸入する吸入口と、上方に除湿後空気を吹き出す吹出口と、を有する筐体と、
前記筐体内に配置され、前記吸入口から吸入される前記除湿前空気を除湿する除湿部と、
前記筐体内に配置され、前記吸入口から前記除湿部を通過して前記吹出口に向かう空気の流れを形成する送風部と、
前記吹出口の上側に配置され、前記吹出口から吹き出される前記除湿後空気の送風方向を変更するためのルーバー部と、を備え、
前記ルーバー部は、前記吹出口の上側に位置する収納位置と、前記収納位置よりも前側の引出位置との間で前後方向に移動可能に構成されており、
前記ルーバー部は、前記引出位置において前記除湿後空気の送風方向が前記収納位置における送風方向よりも下側に向くように回動可能に構成されて
おり、
前記筐体に支持され、前記ルーバー部の前後方向の移動を案内するガイド部をさらに備え、
前記ルーバー部は、
前記除湿後空気が通過する開口部が形成され、左右方向に延びる本体部と、
前記本体部の左右方向の端面から前記左右方向の外側に向かって突出する突出部と、を含み、
前記ガイド部は、前記突出部を挿入可能であり且つ前後方向に延びるスライド溝が形成されており、
前記ガイド部は、
左右方向に延び、前記吹出口を上側から覆う上壁部と、
前記上壁部の左右方向の端部に繋がり、前記スライド溝が形成された一対の側壁部と、を含み、
前記上壁部には、前後方向に延びるスリットが形成されており、
前記本体部は、前後方向に延び且つ前記スリットに挿入可能な幅のリブを有する、除湿機。
【請求項2】
前記突出部は、前記本体部の端面において下側に位置する下側突出部と、前記本体部の端面において上側に位置する上側突出部と、を含み、
前記スライド溝は、前記側壁部において下側に位置し前記下側突出部を挿入可能な下側スライド溝と、前記側壁部において上側に位置し前記上側突出部を挿入可能な上側スライド溝と、を含む、請求項1に記載の除湿機。
【請求項3】
前記上側スライド溝は、前側において下方に向かう円弧状の部分を含み、
前記下側突出部が前記下側スライド溝の前端に位置し、前記上側突出部が前記上側スライド溝の前端に位置することにより、前記ルーバー部は、前記引出位置において前記除湿後空気の送風方向が前記収納位置における送風方向よりも下側に向く、請求項2に記載の除湿機。
【請求項4】
前記ガイド部は、前記筐体に回動可能に支持される、請求項
1に記載の除湿機。
【請求項5】
前記側壁部は、
前記スライド溝が形成された側壁本体と、
前記ルーバー部が前記収納位置にある状態において前記突出部が前記スライド溝において前後方向に移動することを規制するストッパ部と、を含み、
前記ストッパ部は、前記側壁本体に対して片持支持されている、請求項
1ないし4のいずれかに記載の除湿機。
【請求項6】
前記筐体に対して回動可能に支持されたハンドルをさらに備え、
前記ハンドルは、把持部、第1ストッパおよび第2ストッパを有し、
前記第1ストッパは、前記把持部を水平位置に維持し、
前記第2ストッパは、前記把持部を鉛直位置に維持する、請求項1に記載の除湿機。
【請求項7】
外気の温度および湿度を測定する温湿度センサと、
前記温湿度センサの上方および左右方向を覆うセンサ保護壁と、をさらに備え、
前記センサ保護壁には、前記温湿度センサに接続された配線を通すための切欠きが形成されている、請求項1に記載の除湿機。
【請求項8】
前記除湿部の下方に位置する排水トレーをさらに備える、請求項1に記載の除湿機。
【請求項9】
前記排水トレーの排水口から排出された水を蓄え且つ前記筐体に脱着可能なタンク部をさらに備え、
前記タンク部は、タンク本体と、前記タンク本体を上方から覆うタンクカバーと、を含み、
前記タンク部が装填された状態において、前記排水口が開かれ、
前記タンク部が取り外された状態において、前記排水口が閉じられる、請求項8に記載の除湿機。
【請求項10】
前記タンク本体は、上下方向に延び、隣接する部位よりも厚さが薄い、薄肉部を含む、請求項9に記載の除湿機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、除湿機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の除湿機の一例が開示されている。同文献の除湿機は、本体ケースの上部に吹出口が設けられている。吹出口には、風向変更ユニットが配置されている。風向変更ユニットは、複数枚の風向変更板が並べて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の除湿機においては、吹出口から、水平方向に対して上向きに除湿後空気が吹き出される。風向変更板は、上向きに吹き出される除湿後空気を左右方向に広げる機能を果たす。しかしながら、除湿機の設置面に置かれる被乾燥物には、吹出口からの除湿後空気が到達し難い。このため、当該被乾燥物の乾燥が適切に行えないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、設置面に置かれる被乾燥物をより確実に乾燥することが可能な除湿機を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供される除湿機は、側方から除湿前空気を吸入する吸入口と、上方に除湿後空気を吹き出す吹出口と、を有する筐体と、前記筐体内に配置され、前記吸入口から吸入される前記除湿前空気を除湿する除湿部と、前記筐体内に配置され、前記吸入口から前記除湿部を通過して前記吹出口に向かう空気の流れを形成する送風部と、前記吹出口の上側に配置され、前記吹出口から吹き出される前記除湿後空気の送風方向を変更するためのルーバー部と、を備え、前記ルーバー部は、前記吹出口の上側に位置する収納位置と、前記収納位置よりも前側の引出位置との間で前後方向に移動可能に構成されており、前記ルーバー部は、前記引出位置において前記除湿後空気の送風方向が前記収納位置における送風方向よりも下側に向くように回動可能に構成されている。
【0007】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記筐体に支持され、前記ルーバー部の前後方向の移動を案内するガイド部をさらに備え、前記ルーバー部は、前記除湿後空気が通過する開口部が形成され、左右方向に延びる本体部と、前記本体部の左右方向の端面から前記左右方向の外側に向かって突出する突出部と、を含み、前記ガイド部は、前記突出部を挿入可能であり且つ前後方向に延びるスライド溝が形成されている。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ガイド部は、左右方向に延び、前記吹出口を上側から覆う上壁部と、前記上壁部の左右方向の端部に繋がり、前記スライド溝が形成された一対の側壁部と、を含む。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記上壁部には、前後方向に延びるスリットが形成されており、前記本体部は、前後方向に延び且つ前記スリットに挿入可能な幅のリブを有する。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記側壁部は、前記スライド溝が形成された側壁本体と、前記ルーバー部が前記収納位置にある状態において前記突出部が前記スライド溝において前後方向に移動することを規制するストッパ部と、を含み、前記ストッパ部は、前記側壁本体に対して片持支持されている。
【0011】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記筐体に対して回動可能に支持されたハンドルをさらに備え、前記ハンドルは、把持部、第1ストッパおよび第2ストッパを有し、前記第1ストッパは、前記把持部を水平位置に維持し、前記第2ストッパは、前記把持部を鉛直位置に維持する。
【0012】
本発明の好ましい実施の形態においては、外気の温度および湿度を測定する温湿度センサと、前記温湿度センサの上方および左右方向を覆うセンサ保護壁と、をさらに備え、前記センサ保護壁には、前記温湿度センサに接続された配線を通すための切欠きが形成されている。
【0013】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記除湿部の下方に位置する排水トレーをさらに備える。
【0014】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記排水トレーの排水口から排出された水を蓄え且つ前記筐体に脱着可能なタンク部をさらに備え、前記タンク部は、タンク本体と、前記タンク本体を上方から覆うタンクカバーと、を含み、前記タンク部が装填された状態において、前記排水口が開かれ、前記タンク部が取り外された状態において、前記排水口が閉じられる。
【0015】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記タンク本体は、上下方向に延び、隣接する部位よりも厚さが薄い、薄肉部を含む。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、設置面に置かれる被乾燥物をより確実に乾燥することができる。
【0017】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明に係る除湿機の一例を示す斜視図である。
【
図2】本発明に係る除湿機の一例を示す斜視図である。
【
図3】本発明に係る除湿機の一例を示す分解斜視図である。
【
図4】本発明に係る除湿機の一例を示す分解斜視図である。
【
図5】本発明に係る除湿機の一例においてルーバー部が引出位置である状態を示す斜視図である。
【
図6】本発明に係る除湿機の一例においてルーバー部が引出位置において回動された状態を示す斜視図である。
【
図7】本発明に係る除湿機の一例を示す、(a)はルーバー部が収納位置である部分断面図であり、(b)はルーバー部が引出位置である部分断面図であり、(c)はルーバー部が引出位置において回動された状態である部分断面図である。
【
図8】(a),(b)は、本発明に係る除湿機の一例のルーバー部を示す斜視図である。
【
図9】本発明に係る除湿機の一例のガイド部を示す、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。
【
図10】本発明に係る除湿機の一例のルーバー部およびガイド部を示す、(a)はルーバー部が収納位置である斜視図であり、(b)はルーバー部が引出位置である斜視図であり、(c)はルーバー部が引出位置において回動された状態である斜視図である。
【
図11】(a)はハンドルが水平位置である部分断面図であり、(b)はハンドルが鉛直位置である部分断面図である。
【
図12】本発明に係る除湿機の一例を示す部分斜視図である。
【
図13】本発明に係る除湿機の一例を示す部分斜視図である。
【
図14】本発明に係る除湿機の一例の排水トレーおよびタンク部を示す、(a)はタンク部が装填された状態の斜視図であり、(b)はタンク部が取り外された状態の斜視図である。
【
図15】本発明に係る除湿機の一例のタンク部のタンク本体を示す、(a)は斜視図であり、(b)は平面図および部分拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0020】
<除湿機A1>
図1~
図15は、本発明に係る除湿機の一例を示している。本実施形態の除湿機A1は、筐体1、除湿部2、送風部3、ルーバー部4、ガイド部5、仕切り板部6、排水トレー7、タンク部8、制御部91、操作部92、ハンドル93および温湿度センサ94を備えている。除湿機A1は、たとえば床面等の設置面に設置され、室内等の空気の除湿を行う機器である。除湿機A1の除湿方式は何ら限定されず、デシカント式、コンプレッサ式、ハイブリッド式等が適宜採用される。以降においては、除湿機A1がデシカント式である場合を例に説明する。
【0021】
図1~
図15において、z方向は、上下方向または鉛直方向に相当する。x方向およびy方向は、いずれも水平方向に属し、x方向は左右方向に相当し、y方向は前後方向に相当する。
【0022】
〔筐体1〕
図1~
図4に示すように、筐体1は、除湿機A1の外観の大部分をなし、除湿部2、送風部3、ルーバー部4、ガイド部5、仕切り板部6、排水トレー7、制御部91、操作部92および温湿度センサ94等を収容している。筐体1の材質は何ら限定されず、たとえば樹脂によって形成されている。筐体1の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、前面パネル11、後面パネル12および上面パネル13を有する。
【0023】
前面パネル11は、y方向の前側に配置されている。後面パネル12は、y方向の後側に配置されている。上面パネル13は、前面パネル11および後面パネル12に対してz方向の上側に配置されている。
【0024】
筐体1は、吸入口14および吹出口15を有する。吸入口14は、側方から除湿前空気を吸入する部位である。図示された例においては、吸入口14は、後面パネル12に形成されており、y方向の後側から除湿前空気を吸入する。
【0025】
吹出口15は、z方向の上方に除湿後空気を吹き出す部位である。図示された例においては、吹出口15は、前面パネル11の一部によって構成されており、上面パネル13よりもz方向の下方に位置している。吹出口15の具体的構成は何ら限定されず、図示された例においては、z方向から視て矩形状であり、格子状の枠部材を有する。
【0026】
〔除湿部2〕
除湿部2は、吸入口14から吸入される除湿前空気を除湿する部位である。デシカント式の除湿機A1においては、除湿部2は、
図3および
図4に示すように、たとえば、熱交換器21、除湿ロータ22、モータ23、ヒータ24および循環送風部25を有する。
【0027】
熱交換器21は、内部を通過する空気を、外部を通過する空気によって冷却することにより、内部の空気において凝縮を生じさせ、凝縮水を下方に落下させる部位である。
【0028】
除湿ロータ22は、吸入口14から吸入され、熱交換器21を通過した除湿前空気中の水分を吸着する部位である。除湿ロータ22の具体的構成は何ら限定されず、たとえばゼオライトを含む。図示された例においては、除湿ロータ22は、y方向から視て円形状であり、回転可能に支持されている。
【0029】
モータ23は、除湿ロータ22を回転させる駆動源である。
【0030】
ヒータ24は、除湿ロータ22を加熱することにより、除湿ロータ22に吸着された水分を蒸発させる機能を果たす。ヒータ24は、たとえば、電熱ヒータである。
【0031】
循環送風部25は、熱交換器21のz方向の下方からヒータ24へと空気を循環させる部位である。循環送風部25の具体的構成は何ら限定されず、図示された例においては、風路251および送風機252を有する。風路251は、熱交換器21のz方向の下方からヒータ24に至る空気の通路を構成している。送風機252は、熱交換器21のz方向の下方から空気を送り出すものであり、たとえばファンおよびモータ(いずれも図示略)を有する。
【0032】
除湿部2においては、除湿ロータ22に吸着された水分がヒータ24によって蒸発され、循環送風部25によって循環される空気に含まれる。この水分を含む空気が、熱交換器21の内部を通過し、吸入口14から吸入された空気が熱交換器21の外部を通過する。これにより、熱交換器21の内部の空気が、熱交換器21の外部の空気によって冷やされ、熱交換器21内に凝縮水が生じる。この凝縮水は、熱交換器21のz方向の下方に落下する。
【0033】
〔送風部3〕
送風部3は、吸入口14から除湿部2を通過して吹出口15に向かう空気の流れを形成する部位である。送風部3の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、
図3、
図4および
図13に示すように、ファン31、モータ32およびケーシング33を有する。
【0034】
ファン31は、回転することにより、y方向の後側から空気を吸い込み、y方向と直交する方向に吐出する。ファン31の具体的構成は何ら限定されず、図示された例においては、ファン31は、たとえばシロッコファンである。
【0035】
モータ32は、ファン31を回転させる駆動源である。
【0036】
ケーシング33は、ファン31を収容しており、ファン31によって吐出される空気をz方向の上側に向かわせる部位である。ケーシング33は、送風口331を有する。送風口331は、ファン31から吐出された空気が、z方向の上側に送り出される部位である。
【0037】
〔ルーバー部4〕
ルーバー部4は、
図1~
図7に示すように、吹出口15のz方向の上側に配置され、吹出口15から吹き出される除湿後空気の送風方向を変更するための部位である。ルーバー部4の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、
図8および
図9に示すように、本体部41、一対の突出部42および一対の突出部43を有する。ルーバー部4は、ガイド部5によって案内されることにより、
図1および
図7(a)に示す収納位置と、
図5および
図7(b)に示す引出位置と、
図6および
図7(c)に示す引出位置において回動した状態と、をとる。
【0038】
本体部41は、x方向に延びた形状である。本体部41は、上板部411、一対の側板部412、開口部413、複数のリブ414および複数のリブ415を有する。
【0039】
上板部411は、z方向の上側に位置しており、x方向に延びる部位である。図示された例においては、上板部411は、x方向を長手方向とする長矩形状である。一対の側板部412は、上板部411のx方向の両端部に繋がっている。側板部412は、x方向に直交する板状部位であり、図示された例においては、x方向から視て略矩形状である。
【0040】
開口部413は、上板部411のz方向の下側に位置しており、y方向の前側に開口する部位である。開口部413の形状等は何ら限定されず、図示された例においては、y方向から視てx方向を長手方向とする長矩形状である。
【0041】
複数のリブ414は、各々がy方向およびz方向に沿った板状部位であり、x方向に間隔を空けて配列されている。リブ414は、上板部411のz方向の下面に繋がっており、上板部411からz方向の下方に延出している。リブ414は、上板部411に繋がり且つy方向に延びる部位と、y方向の前側においてz方向に延びる部位とを含む。複数のリブ414の個数は何ら限定されず、図示された例においては、2個である。
【0042】
複数のリブ415は、各々がy方向およびz方向に沿った板状部位であり、x方向に間隔を空けて配列されている。リブ415は、上板部411のz方向の下面に繋がっており、上板部411からz方向の下方に延出している。リブ415は、y方向の前側においてz方向に延びている。複数のリブ415の個数は何ら限定されず、図示された例においては、3個である。また、本実施形態においては、複数のリブ414と複数のリブ415とが、x方向において交互に配列されている。
【0043】
一対の突出部42は、一対の側板部412からx方向の外側に向かって突出している。突出部42の形状および配置は何ら限定されず、図示された例においては、突出部42は、側板部412のz方向の下側であって、y方向の後側の部分に繋がっている。
【0044】
一対の突出部43は、一対の側板部412からx方向の外側に向かって突出している。突出部43の形状および配置は何ら限定されず、図示された例においては、突出部43は、側板部412のz方向の上側であって、y方向の後側の部分に繋がっている。図示された例においては、突出部42と突出部43とは、z方向に離隔して並んでいる。
【0045】
〔ガイド部5〕
ガイド部5は、ルーバー部4のy方向の移動を案内するものである。ガイド部5の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、
図5~7および
図9に示すように、上壁部51、一対の側壁部52および一対の突出部53を有する。
【0046】
上壁部51は、吹出口15をz方向の上側から覆っている。図示された例においては、上壁部51は、x方向を長手方向とする長矩形状である。上壁部51には、複数のスリット511および複数の凹部512が形成されている。
【0047】
複数のスリット511は、上壁部51のy方向の前端からy方向の後側に向かって延びている。複数の凹部512は、上壁部51のy方向の前端からy方向の後側に凹んでいる。スリット511のy方向の大きさは、凹部512のy方向の大きさよりも大きい。スリット511のx方向の幅は、凹部512のx方向の幅よりも小さい。また、本実施形態においては、複数のスリット511と複数の凹部512とが、x方向に交互に配列されている。
【0048】
一対の側壁部52は、上壁部51のx方向の両端部に繋がっている。図示された例においては、側壁部52は、側壁本体521、ガイド溝522、ストッパ部523およびガイド溝524を有する。
【0049】
側壁本体521は、x方向に直交する板状部位であり、図示された例においては、x方向から視て略矩形状である。ガイド溝522は、ルーバー部4の突出部42を挿入可能であり、突出部42を案内する部位である。図示された例においては、ガイド溝522は、側壁本体521を貫通する開口部の一部によって構成されているが、ガイド溝522は、側壁本体521を貫通しない構成であってもよい。ガイド溝522は、y方向に延びている。
【0050】
ストッパ部523は、ルーバー部4が収納位置にある状態において突出部42がガイド溝522においてy方向に移動することを規制する部位である。ストッパ部523は、
図7(a)~(c)および
図9(b)に示すように、ガイド溝522を構成する開口部に向けて、側壁本体521からy方向の前側に延びており、側壁本体521に対して片持支持されている。ストッパ部523は、基端部5231および膨出部5232を有する。基端部5231は、ストッパ部523のy方向の後端部分であり、側壁本体521に繋がっている。膨出部5232は、ストッパ部523のy方向の前端部分であり、y方向の上側に膨出している。基端部5231は、ガイド溝522のy方向の後端よりもy方向の後側に位置している。膨出部5232とガイド溝522のy方向の後端部分との距離は、突出部42が位置し得る距離とされている。
【0051】
ガイド溝524は、ルーバー部4の突出部43を挿入可能であり、突出部43を案内する部位である。ガイド溝524は、側壁部52のx方向の内側に形成されており、側壁部52を貫通していない。ガイド溝524は、ガイド溝522に対してz方向の上側に配置されている。ガイド溝524は、y方向に延びる部分と、y方向の前側においてz方向の下方に向かう円弧状の部分と、を含む。
【0052】
一対の突出部53は、一対の側壁部52からx方向の外側に向かって突出している。一対の突出部53が、前面パネル11に挿入されることにより、ガイド部5は、前面パネル11に対して回動可能とされている。
【0053】
図7(a)に示すように、ルーバー部4が収納位置にある場合、突出部42がガイド溝522のy方向の後端とストッパ部523の膨出部5232との間に位置している。突出部42のy方向の前側への移動が、ストッパ部523の膨出部5232によって規制されている。また、突出部43が、ガイド溝524のy方向の後端に位置している。また、
図10(a)に示すように、複数のリブ414が複数のスリット511に挿入されており、複数のリブ415が複数の凹部512に挿入されている。
【0054】
次に、ルーバー部4をy方向の前側に引き出すように力を加えると、突出部42がストッパ部523の膨出部5232に当接し、膨出部5232をz方向の下側に押し下げる力が作用する。この力により、ストッパ部523がz方向の下側に撓み、突出部42が膨出部5232を超えて、
図7(b)に示すように、ガイド溝522のy方向の前端に移動する。また、突出部43が、ガイド溝524のy方向に延びる部分の前端に移動する。これにより、ルーバー部4が引出位置に位置する。また、
図10(b)に示すように、複数のリブ415が複数の凹部512から離脱する。一方、複数のリブ414は、複数のスリット511の一部に挿入されている。
【0055】
次に、一対の突出部42を中心として、ルーバー部4を回動させる。この回動は、ルーバー部4のy方向の前端(開口部413)がz方向の下側に移動する向きである。これにより、
図7(c)に示すように、突出部43が、ガイド溝524の円弧状の部分の前端に移動する。これにより、ルーバー部4は、引出位置において回動された状態となる。また、
図10(c)に示すように、複数のリブ414が複数のスリット511から離脱する。
【0056】
本実施形態においては、ガイド部5が一対の突出部53を中心として前面パネル11に対して回動すると、ルーバー部4とガイド部5とが一体となって回動する。たとえば、
図1および
図7(a)に示す状態から、ルーバー部4のy方向の前端(開口部413)が、z方向の上側に移動する向きに回動する。この回動の角度は、複数段(たとえば5段階)に切り替え可能であってもよい。なお、ガイド部5が前面パネル11に対して回動しない構成であってもよい。
【0057】
〔仕切り板部6〕
仕切り板部6は、
図3および
図4に示すように、筐体1内の空間を所望の空間構成となるように仕切る部位である。仕切り板部6の材質は何ら限定されず、たとえば樹脂からなる。図示された例においては、仕切り板部6は、筐体1内の空間をy方向における前側の空間と後側の空間とに仕切っている。また、仕切り板部6は、z方向の上側において除湿部2および送風部3等が存在する空間と、z方向の下側においてタンク部8が存在する空間とに、筐体1内の空間を仕切っている。また、本実施形態においては、仕切り板部6は、除湿部2、送風部3および制御部91等を適宜支持している。
【0058】
〔排水トレー7〕
排水トレー7は、
図13に示すように、除湿部2のz方向の下方に位置している。排水トレー7は、除湿部2の熱交換器21において生じた凝縮水を受け、この水をタンク部8へと排水する機能を果たす。また、排水トレー7は、z方向から視て除湿部2の熱交換器21および除湿ロータ22と重なる。
【0059】
図14に示すように、本実施形態の排水トレー7は、トレー本体71、キャップレバー72およびばね73を有する。
【0060】
トレー本体71は、除湿部2からの凝縮水等を受ける部位である。トレー本体71の材質は何ら限定されず、たとえば樹脂からなる。トレー本体71は、排水口711および溝部712を有する。排水口711は、トレー本体71によって受けた凝縮水等をタンク部8へと排出する部位である。溝部712は、排水口711に向けてy方向に延びている。溝部712は、トレー本体71が受けた凝縮水等を排水口711へとスムーズに向かわせるための部位である。
【0061】
キャップレバー72は、排水口711を開閉するためのものである。図示された例においては、キャップレバー72は、軸部720、キャップ部721および当接部722を有する。軸部720は、z方向に突出しており、トレー本体71に挿入されている。これにより、キャップレバー72は、軸部720を中心として回動可能にトレー本体71に支持されている。キャップ部721は、排水口711を塞ぐ部位である。当接部722は、キャップ部721に対して軸部720とは反対側に位置している。
【0062】
ばね73は、キャップレバー72に対してキャップ部721が排水口7112を塞ぐ向きに移動させる弾性力を付勢するものである。図示された例においては、ばね73は、軸部720を囲むように配置された弦巻ばねである。
【0063】
〔タンク部8〕
タンク部8は、排水トレー7の排水口711から排出された水を蓄え、且つ筐体1に脱着可能な部位である。タンク部8は、
図1~
図4に示すように、タンク部8は、仕切り板部6および排水トレー7に対してz方向の下側に配置されている。タンク部8を取り外す際には、タンク部8を筐体1開口部分からy方向の後側に引き出す。
【0064】
図示された例においては、
図4、
図5、
図14および
図15に示すように、タンク部8は、タンク本体81およびタンクカバー82を有する。
【0065】
タンク本体81は、水を溜める機能を果たす部位である。タンク本体81は、z方向の上側が開口した箱状体である。本実施形態においては、タンク本体81は、外面部810を有する。外面部810は、筐体1の後面パネル12からy方向の後側に露出する部分である。
【0066】
図15(a),(b)に示すように、外面部810には、薄肉部811が形成されている。薄肉部811は、外面部810の隣接する部位よりも厚さが薄い部位である。図示された例においては、2つの薄肉部811が、外面部810のx方向の両角部分に設けられている。薄肉部811は、z方向に延びる形状である。タンク本体81の材質と、外面部810および薄肉部811それぞれの厚さとが適宜設定されることにより、タンク本体81に溜められた水の水面が、薄肉部811を透して視認可能であり、外面部810のうち薄肉部811以外の部位では水面は視認されない。このような構成のタンク本体81の材質としては、たとえば白色、灰色、クリーム色等の明白色の樹脂が挙げられる。
【0067】
タンクカバー82は、タンク本体81をz方向の上側から覆う部位である。
図3および
図4に示すように、タンクカバー82は、排水トレー7のz方向の下側に位置しており、さらに送風部3のz方向の下側にも位置している。すなわち、タンクカバー82は、z方向から視て除湿部2、送風部3および排水トレー7と重なる。
【0068】
図14に示すように、タンクカバー82には、集水口821および突起部822が形成されている。集水口821は、排水トレー7の排水口711から排出された水を集水して、タンク本体81へと導く開口部分である。また、仮に送風部3から水が落下した場合、この水は、集水口821からタンク本体81へと導かれる。
【0069】
突起部822は、z方向の上側に突出した部位である。
図14(a)に示すように、タンク部8が筐体1に装填された状態においては、突起部822は、キャップレバー72の当接部722に当接し、当接部722をy方向の前側に移動させている。これにより、キャップ部721が排水口711から離脱し、排水口711が開いた状態となる。一方、
図14(b)に示すように、タンク部8を筐体1から取り外すと、突起部822が当接部722から離れる。キャップレバー72は、ばね73からの弾性力により回動し、キャップ部721が排水口711を塞ぎ、排水口711が閉じた状態となる。
【0070】
〔制御部91〕
制御部91は、除湿部2および送風部3等を制御駆動するものである。本実施形態においては、制御部91は、
図3に示すように、仕切り板部6のz方向の上側部分に支持されている。制御部91は、たとえばCPU、メモリ、各種インターフェース等を有する。
【0071】
〔操作部92〕
操作部92は、ユーザーが除湿機A1を操作するための部位である。
図1および
図2に示すように、本実施形態においては、操作部92は、上面パネル13に配置されている。操作部92は、たとえばボタン、スライダ、ダイヤル等、さらにLEDや液晶パネル等を適宜含んでいてもよい。
【0072】
〔ハンドル93〕
ハンドル93は、ユーザーが除湿機A1を運ぶ際に用いられるものである。
図11(a),(b)に示すように、ハンドル93は、把持部931、第1ストッパ932および第2ストッパ933を有する。
【0073】
把持部931は、筐体1の外部に位置しており、ユーザーが把持する部位である。ハンドル93は、
図11(a)の水平位置と、
図11(b)の鉛直位置とをとる。
【0074】
第1ストッパ932は、把持部931を
図11(a)の水平位置に維持するためのものである。より具体的には、仕切り板部6に第1面61が設けられている。第1面61は、z方向の上側を向く面である。把持部931を同図において図中時計回りに回動させると、第1ストッパ932が第1面61に当接する。これにより、把持部931の時計回りの回動が規制され、把持部931が水平位置に維持される。
【0075】
第2ストッパ933は、把持部931を
図11(b)の鉛直位置に維持するためのものである。より具体的には、仕切り板部6に第2面62が設けられている。第2面62は、y方向の前側を向く面である。把持部931を同図において図中反時計回りに回動させると、第2ストッパ933が第2面62に当接する。これにより、把持部931の反時計回りの回動が規制され、把持部931が鉛直位置に維持される。
【0076】
〔温湿度センサ94〕
温湿度センサ94は、除湿機A1の外気の温度および湿度を測定するものである。
図4に示すように、本実施形態においては、温湿度センサ94は、仕切り板部6のz方向の下側部分であって、x方向の片側に偏った位置に配置されている。
【0077】
図12に示すように、仕切り板部6には、保護壁63が設けられている。保護壁63は、z方向の上側から落下してくる水等から温湿度センサ94を保護するための部位である。図示された例においては、保護壁63は、上板部631および一対の側板部632を有する。上板部631は、温湿度センサ94をz方向の上側から覆っている。一対の側板部632は、上板部631のx方向の両端部からz方向の下方に延びており、温湿度センサ94をx方向の両側から覆っている。
【0078】
x方向の外側に位置する側板部632には、切欠き633が形成されている。切欠き633は、側板部632のy方向の後端からy方向の前側に向かう形状である。切欠き633には、配線941が通される。配線941は、温湿度センサ94に接続されており、たとえば制御部91と温湿度センサ94とを電気的に接続するものである。
【0079】
次に、除湿機A1の作用について説明する。
【0080】
本実施形態によれば、
図1および
図5~
図7に示すように、ルーバー部4は、収納位置からy方向の前側に移動した引出位置において、開口部413がz方向の下側に位置するように回動した状態をとることが可能である。これにより、
図7(a)に示す開口部413からの送風方向が概ねy方向(水平方向)であるのに対し、
図7(c)においては開口部413からの送風方向が
図7(a)よりも下側を向くこととなる。これにより、たとえば設置面に置かれた靴等の被乾燥物に除湿後空気をより容易に到達させることが可能であり、被乾燥物をより確実に乾燥することができる。
【0081】
図7(a),(b)に示すように、ルーバー部4の突出部42がガイド部5のガイド溝522に案内されることにより、ルーバー部4がy方向に移動する。これにより、ルーバー部4をより安定してy方向に移動させることができる。また、突出部43がガイド溝524に案内されることにより、ルーバー部4のy方向の移動に加えて、ルーバー部4をより安定して回動させることができる。
【0082】
ガイド部5は、吹出口15のz方向の上方に位置する上壁部51を有する。これにより、
図7(b),(c)に示すように、ルーバー部4が引き出し位置に移動した状態であっても、吹出口15から吹き出された除湿後空気を上壁部51によってy方向の前側へと、向かわせることができる。これは、風量を確保するのに好ましい。
【0083】
図10(a)~(c)に示すように、ルーバー部4のリブ414がガイド部5のスリット511によって案内される。これにより、ルーバー部4をy方向に移動させる際に、ルーバー部4の移動が不安定となることを抑制することができる。
【0084】
図7(a)に示すように、ルーバー部4が収納位置にある状態では、突出部42がy方向の前側に移動することが膨出部5232によって規制されている。ストッパ部523は、片持支持されているため、ルーバー部4をy方向の前側に引き出す力を加えると、ストッパ部523が下方に撓み、突出部42がy方向の前側に移動可能となる。したがって、ルーバー部4が収納位置から意図せずに移動することを防止することができる。
【0085】
図11(a),(b)に示すように、把持部931の水平位置が第1ストッパ932によって維持され、把持部931の鉛直位置が第2ストッパ933によって維持される。これにより、把持部931の位置をより確実に設定することができる。
【0086】
図12に示すように、温湿度センサ94は、保護壁63によってz方向の上側およびx方向の両側が覆われている。これにより、温湿度センサ94に水が付着することを防止することができる。また、保護壁63の側板部632には、切欠き633が形成されている。これにより、配線941を適切な経路に配置することが可能である。
【0087】
図13に示すように、排水トレー7は、熱交換器21および除湿ロータ22等の除湿部2の主要な構成要素に対して、z方向の下側に配置されている。これにより、たとえばタンク部8を筐体1から取り外した状態において、除湿部2から落下してきた凝縮水等を受け止め、周囲に飛散することを防止することができる。
【0088】
図14(a)に示すように、タンク部8が装填された状態において、排水口711が開いた状態とされ、
図14(b)に示すように、タンク部8が取り外されると、キャップレバー72のキャップ部721によって、排水口711が閉められた状態となる。これにより、タンク部8を脱着するたびに、排水口711を開閉することが不要である。
【0089】
図15(a),(b)に示すように、タンク本体81には、薄肉部811が形成されている。これにより、タンク部8を筐体1に装填した状態においてタンク部8(タンク本体81)内の液面を目視でより容易に確認することができる。
【0090】
本発明に係る除湿機は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る除湿機の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【符号の説明】
【0091】
A1 :除湿機
1 :筐体
2 :除湿部
3 :送風部
4 :ルーバー部
5 :ガイド部
6 :仕切り板部
7 :排水トレー
8 :タンク部
11 :前面パネル
12 :後面パネル
13 :上面パネル
14 :吸入口
15 :吹出口
21 :熱交換器
22 :除湿ロータ
23 :モータ
24 :ヒータ
25 :循環送風部
31 :ファン
32 :モータ
33 :ケーシング
41 :本体部
42,43:突出部
51 :上壁部
52 :側壁部
53 :突出部
61 :第1面
62 :第2面
63 :保護壁
71 :トレー本体
72 :キャップレバー
73 :ばね
81 :タンク本体
82 :タンクカバー
91 :制御部
92 :操作部
93 :ハンドル
94 :温湿度センサ
251 :風路
252 :送風機
331 :送風口
411 :上板部
412 :側板部
413 :開口部
414 :リブ
415 :リブ
511 :スリット
512 :凹部
521 :側壁本体
522 :ガイド溝
523 :ストッパ部
524 :ガイド溝
631 :上板部
632 :側板部
633 :切欠き
711 :排水口
712 :溝部
720 :軸部
721 :キャップ部
722 :当接部
810 :外面部
811 :薄肉部
821 :集水口
822 :突起部
931 :把持部
932 :第1ストッパ
933 :第2ストッパ
941 :配線
3232 :膨出部
5231 :基端部
5232 :膨出部
7112 :排水口