(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】情報インタラクション方法、装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/24 20110101AFI20241112BHJP
H04N 21/435 20110101ALI20241112BHJP
H04N 21/438 20110101ALI20241112BHJP
【FI】
H04N21/24
H04N21/435
H04N21/438
(21)【出願番号】P 2022549419
(86)(22)【出願日】2021-08-09
(86)【国際出願番号】 CN2021111570
(87)【国際公開番号】W WO2022042283
(87)【国際公開日】2022-03-03
【審査請求日】2022-10-07
(31)【優先権主張番号】202010888531.4
(32)【優先日】2020-08-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ヂュグェア,ジンジン
(72)【発明者】
【氏名】ファン,シァフェイ
(72)【発明者】
【氏名】ジァン,チー
(72)【発明者】
【氏名】リュ,シャオフゥイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ユェンロン
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-136034(JP,A)
【文献】特開2018-156148(JP,A)
【文献】特開2011-210223(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバにより実行される情報
インタラクション方法であって、
第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信するステップと、
前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップであって、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なるステップと、
前記第2のユーザー端末及び/又は前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信するステップと、
前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するステップと、を含み、
前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するステップは、
前記第2のユーザー端末から送信された前記確認情報を受信した後に、前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避するステップを含む、ことを特徴とする、
情報インタラクション方法。
【請求項2】
前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、
前記ビデオ特徴に基づいて、前記インタラクティブビデオを受信する前記第2のユーザー端末を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする、
請求項1に記載の情報インタラクション方法。
【請求項3】
前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定する前に、さらに、
前記インタラクティブビデオに対して規格準拠検出を行うステップを含み、
前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
前記インタラクティブビデオが前記規格準拠検出を通過すれば、前記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、前記ビデオ特徴を決定するステップを含む、ことを特徴とする、
請求項2に記載の情報インタラクション方法。
【請求項4】
前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
前記インタラクティブビデオを予め設定された特徴抽出モデルに入力するステップであって、前記予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオ及び参照ビデオのビデオ特徴をトレーニングすることで得られたものであるステップと、
前記予め設定された特徴抽出モデルの出力に基づいて、前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、を含む、ことを特徴とする、
請求項2又は3に記載の情報インタラクション方法。
【請求項5】
前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
前記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、前記インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定するステップと、
前記レンダリング透かしに基づいて、前記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリングを行い、前記ビデオの特殊効果に基づいて、前記インタラクティブビデオに対してビデオの特殊効果処理を行うステップと、を含む、ことを特徴とする、
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項6】
前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、さらに、前記インタラクティブビデオを取得した後に前記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報を含み、
前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するステップは、
前記廃棄情報又は前記拒否情報に基づいて、前記インタラクティブビデオをアンロックするステップをさらに含む、ことを特徴とする、
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項7】
前記インタラクティブビデオをアンロックした後に、さらに、
前記第2のユーザー端末の識別を取得し、前記識別に基づいて、前記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定するステップと、
前記第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行するステップと、を含む、ことを特徴とする、
請求項6に記載の情報インタラクション方法。
【請求項8】
前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、
前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するステップは、さらに、
前記同意情報に基づいて、前記インタラクティブビデオを削除するステップを含む、ことを特徴とする、
請求項1~7のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法。
【請求項9】
第2のユーザー端末により実行される情報インタラクション方法であって、
サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信するステップであって、前記インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末により前記サーバにアップロードされ、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なるステップと、
前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するステップであって、前記処理情報は、前記サーバに前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用されるステップと、を含み、
前記処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
前記確認情報は、前記サーバが前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避するように前記サーバに指示するためのものである、ことを特徴とする、
情報インタラクション方法。
【請求項10】
第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信するための第1の受信モジュールと、
前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するための第1の送信モジュールであって、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なる、第1の送信モジュールと、
前記第2のユーザー端末及び/又は前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信するための第2の受信モジュールと、
前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するための処理モジュールと、を含み、
前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
前記処理モジュールは、前記第2のユーザー端末から送信された前記確認情報を受信した後に、前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されるためのものである、ことを特徴とする、
情報インタラクション装置。
【請求項11】
第2のユーザー端末に設置される情報インタラクション装置であって、
サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信するための第3の受信モジュールであって、前記インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末により前記サーバにアップロードされ、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なる第3の受信モジュールと、
前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するための第3の送信モジュールであって、前記処理情報は、前記サーバに前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される第3の送信モジュールと、を含み、
前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
処理モジュールは、前記第2のユーザー端末から送信された前記確認情報を受信した後に、前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されるために使用される、ことを特徴とする、
情報インタラクション装置。
【請求項12】
インタラクティブビデオをサーバにアップロードし、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するための第1のユーザー端末を含み、
前記サーバは、前記インタラクティブビデオを受信し、前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、前記第2のユーザー端末及び/又は前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信し、前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するために使用され、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なり、
前記第2のユーザー端末は、前記インタラクティブビデオを受信し、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するために使用され、
前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
前記サーバは、前記第2のユーザー端末から送信された前記確認情報を受信した後に、前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する、ことを特徴とする、
情報インタラクションシステム。
【請求項13】
プロセッサと、
メモリと、
コンピュータプログラムと、を含み、
前記コンピュータプログラムは、前記メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行されるように構成され、前記コンピュータプログラムは、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法を実行するための命令を含む、ことを特徴とする、
サーバ。
【請求項14】
プロセッサと、
メモリと、
コンピュータプログラムと、を含み、
前記コンピュータプログラムは、前記メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行されるように構成され、前記コンピュータプログラムは、請求項
9に記載の情報インタラクション方法を実行するための命令を含む、ことを特徴とする、
ユーザー端末。
【請求項15】
プロセッサに請求項1~8のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
プロセッサに請求項
9に記載の情報インタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
プロセッサにより実行されるときに請求項1~8のいずれか1項に記載の情報インタラクション方法が実現されることを特徴とする、コンピュータプログラム。
【請求項18】
プロセッサにより実行されるときに請求項
9に記載の情報インタラクション方法が実現されることを特徴とする、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、通信技術に関し、特に、情報インタラクション方法、装置及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の発展に伴い、携帯電話などの端末は、人々の生活に欠かせないものとなってきており、携帯電話などの端末を介して他人と通信することが好まれてきている。現在、携帯電話などの端末におけるソーシャル・ツールは、種類が多く、ユーザーの多様なニーズを満たしている一方で、ユーザーに新たな問題をもたらしている。
【0003】
関連技術において、ユーザーが携帯電話などの端末におけるソーシャル・ツールを利用して他人と通信する場合、通常、他人と友人の状態であることが要求され、そうでない場合、ユーザーは、相手と通信することができない。
【0004】
しかしながら、上記問題について、現在、有効な解決方法がなく、したがって、どのように見知らぬ人の間のコミュニケーションを取り、見知らぬ人の間の通信を実現し、ユーザーのソーシャル体験を向上させるかは、緊急に解決する必要がある問題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、従来技術に存在する問題を解決するために、情報インタラクション方法、装置及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様において、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法は、
第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信するステップと、
インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップであって、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なるステップと、
第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報を受信するステップと、
処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するステップと、を含む。
【0007】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、
ビデオ特徴に基づいて、インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定するステップと、を含む。
【0008】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定する前に、さらに、
インタラクティブビデオに対して規格準拠検出を行うステップを含み、
インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
インタラクティブビデオが規格準拠検出を通過すれば、インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、ビデオ特徴を決定するステップを含む。
【0009】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
インタラクティブビデオを予め設定された特徴抽出モデルに入力するステップであって、予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオ及び参照ビデオのビデオ特徴をトレーニングすることで得られたものであるステップと、
予め設定された特徴抽出モデルの出力に基づいて、インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、を含む。
【0010】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定するステップと、
レンダリング透かしに基づいて、インタラクティブビデオに対して透かしレンダリングを行い、ビデオの特殊効果に基づいて、インタラクティブビデオに対してビデオの特殊効果処理を行うステップと、を含む。
【0011】
1つの可能な実現形態において、第2のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報は、インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、
処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するステップは、
確認情報に基づいて、インタラクティブビデオをロックし、インタラクティブビデオが第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避するステップを含む。
【0012】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報は、さらに、インタラクティブビデオを取得した後にインタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、第1のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報を含み、
処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するステップは、
廃棄情報又は拒否情報に基づいて、インタラクティブビデオをアンロックするステップを含む。
【0013】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオをアンロックした後に、さらに、
第2のユーザー端末の識別を取得し、識別に基づいて、インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定するステップと、
第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行するステップと、を含む。
【0014】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第1のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、
処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するステップは、さらに、
同意情報に基づいて、インタラクティブビデオを削除するステップを含む。
【0015】
第2の態様において、本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション方法は、第1のユーザー端末により実行され、
インタラクティブビデオをサーバにアップロードするステップであって、インタラクティブビデオは、サーバにインタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するように指示するために使用され、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なるステップと、
インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信するステップであって、処理情報は、サーバに処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するように指示するために使用されるステップと、を含む。
【0016】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、同意情報は、サーバにインタラクティブビデオを削除するように指示するために使用される。
【0017】
第3の態様において、本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション方法は、第2のユーザー端末により実行され、
サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信するステップであって、インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末によりサーバにアップロードされ、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なるステップと、
インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信するステップであって、処理情報は、サーバに処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するように指示するために使用されるステップと、を含む。
【0018】
1つの可能な実現形態において、処理情報は、インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、確認情報は、サーバにインタラクティブビデオをロックするように指示するために使用され、インタラクティブビデオが第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する。
【0019】
1つの可能な実現形態において、インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、処理情報は、さらに、インタラクティブビデオを取得した後にインタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、廃棄情報は、サーバにインタラクティブビデオをアンロックするように指示するために使用される。
【0020】
第4の態様において、本願の実施例にて提供される情報インタラクション装置は、
第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信するための第1の受信モジュールと、
インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するための第1の送信モジュールであって、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる第1の送信モジュールと、
第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報を受信するための第2の受信モジュールと、
処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するための処理モジュールと、を含む。
【0021】
第5の態様において、本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション装置は、第1のユーザー端末に設置され、
インタラクティブビデオをサーバにアップロードするためのアップロードモジュールであって、インタラクティブビデオは、サーバにインタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するように指示するために使用され、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なるアップロードモジュールと、
インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信するための第2の送信モジュールであって、処理情報は、サーバに処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される第2の送信モジュールと、を含む。
【0022】
第6の態様において、本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション装置は、第2のユーザー端末に設置され、
サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信するための第3の受信モジュールであって、インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末によりサーバにアップロードされ、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる第3の受信モジュールと、
インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信するための第3の送信モジュールであって、処理情報は、サーバに処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される第3の送信モジュールと、を含む。
【0023】
第7の態様において、本願の実施例にて提供される情報インタラクションシステムは、
インタラクティブビデオをサーバにアップロードし、インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信するための第1のユーザー端末を含み、
サーバは、インタラクティブビデオを受信し、インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信されたインタラクティブビデオに対する処理情報を受信し、処理情報に基づいてインタラクティブビデオを処理するために使用され、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なり、
第2のユーザー端末は、インタラクティブビデオを受信し、インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するために使用される。
【0024】
第8の態様において、本願の実施例にて提供されるサーバは、
プロセッサと、
メモリと、
コンピュータプログラムと、を含み、
そのうち、コンピュータプログラムは、メモリに記憶され、プロセッサにより実行されるように構成され、コンピュータプログラムは、第1の態様に記載の方法を実行するための命令を含む。
【0025】
第9の態様において、本願の実施例にて提供されるユーザー端末は、
プロセッサと、
メモリと、
コンピュータプログラムと、を含み、
そのうち、コンピュータプログラムは、メモリに記憶され、プロセッサにより実行されるように構成され、コンピュータプログラムは、第2の態様に記載の方法を実行するための命令を含む。
【0026】
第10の態様において、本願の実施例にて提供される別のユーザー端末は、
プロセッサと、
メモリと、
コンピュータプログラムと、を含み、
そのうち、コンピュータプログラムは、メモリに記憶され、プロセッサにより実行されるように構成され、コンピュータプログラムは、第3の態様に記載の方法を実行するための命令を含む。
【0027】
第11の態様において、本願の実施例は、プロセッサに第1の態様に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0028】
第12の態様において、本願の実施例は、プロセッサに第2の態様に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0029】
第13の態様において、本願の実施例は、プロセッサに第3の態様に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0030】
第14の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第1の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0031】
第15の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第2の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0032】
第16の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第3の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0033】
第17の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第1の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを提供する。
【0034】
第18の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第2の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを提供する。
【0035】
第19の態様において、本願の実施例は、プロセッサにより実行されるときに第3の態様に記載の方法を実現するコンピュータプログラムを提供する。
【発明の効果】
【0036】
本願の実施例は、情報インタラクション方法、装置及び記憶媒体を提供し、当該方法は、サーバが第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信し、当該インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、即ち、本願の実施例は、ビデオを見知らぬ人の間のインタラクションの担体とすることで、多様なユーザー情報表現を担持することができ、サーバは、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報をさらに受信し、当該処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理し、即ち、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
本願の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は、本願の実施例の一部に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を行わずに、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
【
図1】本願の実施例にて提供される情報インタラクションシステムのアーキテクチャの概略図である。
【
図2】本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図3】本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図4】本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図5】本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図6】本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図7A】本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図7B】本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図8】本願の実施例にて提供される情報インタラクション装置の構造の概略図である。
【
図9】本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション装置の構造の概略図である。
【
図10】本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション装置の構造の概略図である。
【
図11】本願の実施例にて提供される情報インタラクションシステムの構造の概略図である。
【
図12A】本願にて提供されるサーバの基本的なハードウェアのアーキテクチャの概略図である。
【
図12B】本願にて提供されるユーザー端末の基本的なハードウェアのアーキテクチャの概略図である。
【
図12C】本願にて提供される別のユーザー端末の基本的なハードウェアのアーキテクチャの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、本願の実施例における図面を結合し、本願の実施例における技術的解決策を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明された実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を行わずに取得されたすべての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0039】
本願の明細書、特許請求の範囲、及び上記図面における用語「第1の」、「第2の」、「第3の」、及び「第4の」など(存在する場合)は、類似の対象物を区別するために使用され、特定の順序又は前後順序を説明するための必要がない。このように使用されるデータは、本明細書に説明される本願の実施例が、本明細書に図面又は説明されるもの以外の順序で実施され得るように、適宜交換され得ることが理解されるべきである。さらに、「含む」及び「有する」という用語ならびにそれらの任意の変形は、非排他的包含をカバーすることが意図され、例えば、一連のステップ又はユニットを包含するプロセス、方法、システム、製品又は機器が、必ずしも明確に挙げられたステップ又はユニットに限定されるわけではなく、明確に挙げられていない、又はそのようなプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。
【0040】
本願の実施例に係る情報インタラクションとは、ビデオを見知らぬ人の間のインタラクションの担体とすることを指し、例えば、1つの実現形態は、漂流ボトルであり、即ち、上記ビデオ(例えば、ショートビデオ)を漂流ボトルと見なし、さらに、上記ビデオに基づいて見知らぬ人の間のビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間のソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させることができる。本開示のインタラクティブビデオは、ユーザーの多様な情報表現が担持される、ユーザーによりアップロードされたショートビデオを含んでもよく、それにより見知らぬ人の間の効率的な関連付けを確立することができる。
【0041】
本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法は、見知らぬ人の間の情報インタラクションのシナリオに応用することも、見知らぬ人の間の情報共有、ソーシャルなどのシナリオに応用することもでき、本願の実施例は、これに特に限定されない。
【0042】
一実施例において、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法は、
図1に示すような応用シナリオに応用することができる。
図1は、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法の1つの可能な応用シナリオを例示的に説明したものに過ぎず、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法の応用シナリオは、
図1に示す応用シナリオに限定されない。
【0043】
図1は、情報インタラクションシステムのアーキテクチャの概略図である。
図1において、第1のユーザー(ユーザー1)と第2のユーザー(ユーザー2)との間の情報のインタラクションを例とし、そのうち、ユーザー1とユーザー2とは、互いに見知らぬ人であり、ユーザー1は、第1のユーザー端末を使用し、ユーザー2は、第2のユーザー端末を使用する。ここで、第1のユーザー端末と第2のユーザー端末は、ビデオの取得、アップロードなどの機能を実現するアプリケーション(Application,APP)をインストールすることができ、ユーザー1及びユーザー2は、端末におけるAPPを介してサーバと情報をインタラクションすることができる。上記アーキテクチャは、サーバ11、第1のユーザー端末12、及び第2のユーザー端末13を含んでもよい。
【0044】
本願の実施例に示す構造は、情報インタラクションのアーキテクチャの特定の限定を構成しないことが理解される。本願の他の実行可能な実施形態において、上記アーキテクチャは、図面よりも多いか少ない部材を含んでもよく、特定の部材を組み合わせたり、特定の部材を分解したり、異なる部材を配置してもよく、具体的には、実際の応用シナリオに応じて決定してもよく、ここでは限定されない。
図1に示す部材は、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実現されてもよい。
【0045】
具体的な実現プロセスに、本願の実施例において、ユーザー1は、第1のユーザー端末12によりインタラクティブビデオをサーバ11にアップロードし、そのうち、ユーザー1は、第1のユーザー端末12におけるAPPを介してインタラクティブビデオをサーバ11にアップロードすることができ、当該APPは、ビデオの取得、アップロードなどの機能を実現することができ、ここで、上記インタラクティブビデオは、ユーザー1がビデオを用いて作成した他のユーザーとインタラクションするコンテンツとして理解されてもよく、具体的なインタラクティブビデオの種類、数などの情報は、実際の状況に応じて決定することができ、例えば、インタラクティブビデオは、1つのショートビデオであってもよい。サーバ11は、上記インタラクティブビデオを受信した後、上記インタラクティブビデオの状態を設定してもよく、例えば、その状態を第1の状態、例えば初期状態に設定し、同ときに対応する処理フローをトリガして、例えば上記インタラクティブビデオを受信するユーザー端末を決定する。サーバ11が、インタラクティブビデオを受信したことに対応するユーザー端末が第2のユーザー端末13であると決定した場合、インタラクティブビデオを第2のユーザー端末13に送信してもよく、この場合、サーバ11は、インタラクティブビデオの状態を第2の状態、例えば、Ready状態にマークしてもよく、これはユーザー端末に取得されることを示す。ユーザー2は、第2のユーザー端末13により上記インタラクティブビデオを取得し、ユーザー1とユーザー2との間の情報インタラクションを実現する。例示的に、ユーザー2は、第2のユーザー端末13におけるAPPを介してサーバ11から送信された上記インタラクティブビデオを取得し、当該APPは、ビデオの取得、アップロードなどの機能を実現することができる。ここで、上記インタラクティブビデオは、ビデオをインタラクティブの担体とし、例えば、漂流ボトルであり、即ち、上記ビデオを漂流ボトルと見なすことができ、文字よりも、多様なユーザー情報表現を担持ことができ、上記インタラクティブビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオインタラクティブ体験を実現し、ユーザーが使用してソーシャル活動を行う際のソーシャル体験性を向上させる。
【0046】
また、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられてもよく、ユーザー2は、第2のユーザー端末13により上記インタラクティブビデオを取得した後、ユーザー1とコミュニケーションを取りたい場合、第2のユーザー端末13により第1のユーザー端末12にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、例えば、第2のユーザー端末13における上記APPを介して第1のユーザー端末12にコミュニケーションを取る要求を送信してもよい。ユーザー1は、第1のユーザー端末12により上記友人になりたい要求を受信し、例えば、ユーザー1が第1のユーザー端末12における上記APPを介して上記友人になりたい要求を受信し、コミュニケーションを取ることに同意すれば、ユーザー2はユーザー1とコミュニケーションを取ることに成功し、見知らぬ人の間の交際を実現する。
【0047】
本実施例において、上記第1のユーザー端末と第2のユーザー端末は、ハンドヘルド機器、車載機器、ウェアラブル機器、コンピューティング機器、及び各種形態のユーザー機器(User Equipment,UE)などのビデオの取得、アップロードなどの機能を実現するAPPをインストールした機器であってもよい。
【0048】
また、本願の実施例に説明されたシステムアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本願の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために使用され、本願の実施例にて提供される技術的解決手段に対する限定を構成しなく、当業者は、ネットワークアーキテクチャの進化と新たなサービスシナリオの出現に伴い、本願の実施例にて提供される技術的解決手段が類似の技術的課題に対して同様に適用されることをわかる。
【0049】
以下、いくつかの実施例を例として本願の技術的解決手段を説明するが、同一又は類似の概念又はプロセスについて、特定の実施例では説明を省略することがある。
【0050】
図2は、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法のフローチャートであり、本実施例の実行主体は、
図1におけるサーバ11であってもよく、具体的な実行主体は、実際の応用シナリオに応じて決定されてもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。
図2に示すように、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0051】
S201において、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信する。
【0052】
ここで、サーバは、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信した後、上記インタラクティブビデオの状態を設定し、例えば、その状態を第1の状態、例えば初期状態に設定し、同ときに対応する処理フローをトリガして、例えば上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定してもよい。
【0053】
例示的に、上記方法は、さらに、
上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、
上記ビデオ特徴に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定するステップと、を含む。
【0054】
いくつかの実行可能な実施例において、サーバは、記録されたユーザー履歴閲覧情報を取得し、さらに、ユーザー履歴閲覧情報に基づいて、複数のユーザー端末が閲覧したビデオ特徴を決定し、上記ビデオ特徴及び複数のユーザー端末が閲覧したビデオ特徴に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定してもよい。そのうち、上記ユーザー履歴閲覧情報は、予め設定された期間において複数のユーザー端末が閲覧したビデオを含んでもよい。
【0055】
ここで、上記予め設定された期間は、例えば、最近1週間などの実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。上記ユーザー履歴閲覧情報は、予め設定された期間において複数のユーザー端末が閲覧したオーディオ情報又は画像情報をさらに含み、さらに、ユーザー履歴閲覧情報に基づいて、複数のユーザー端末が閲覧したビデオ特徴を決定してもよい。
【0056】
そのうち、上記ユーザー履歴閲覧情報におけるビデオ情報は、ビデオ特徴(例えば、音声特徴及び画像特徴)を含んでもよい。上記ユーザー履歴閲覧情報におけるオーディオ情報は、音声特徴を含んでもよい。上記ユーザー履歴閲覧情報における画像情報は、画像特徴を含んでもよい。
【0057】
上記サーバは、上記ビデオ特徴及び複数のユーザー端末が閲覧したビデオ特徴に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定するステップは、
サーバは、上記ビデオ特徴及び上記複数のユーザー端末が閲覧したビデオ特徴をマッチングし、マッチング結果に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定するステップであって、例えば、上記第2のユーザー端末は、決定された上記ビデオ特徴とのマッチング度が最も高いビデオ特徴に対応するユーザー端末であってもよいステップを含んでもよい。
【0058】
上記に加えて、いくつかの実行可能な実施例において、サーバは、複数のユーザー端末のユーザーが入力した興味特徴を受信し、さらに、サーバは、入力された興味特徴及び上記ビデオ特徴に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定してもよい。
【0059】
そのうち、上記興味特徴は、音声特徴及び/又は画像特徴などを含んでもよく、サーバは、上記ビデオ特徴及び上記入力された興味特徴をマッチングし、マッチング結果に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定する。例えば、上記第2のユーザー端末は、決定された上記ビデオ特徴とのマッチング度が最も高い興味特徴に対応するユーザー端末であってもよい。
【0060】
また、いくつかの実行可能な実施例において、サーバは、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末をランダムに決定してもよい。
【0061】
一実施例において、インタラクティブビデオを受信した後に、サーバは、さらに、以下のように行ってもよい。
【0062】
上記インタラクティブビデオに対して規格準拠検出を行い、そのうち、規格準拠検出は、上記インタラクティブビデオが予め設定された要求に合致するか否かを検出すると理解されてもよく、当該予め設定された要求は、例えば、特定のビデオのコンテンツが要求に合致するか否かなどの実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。
【0063】
上記インタラクティブビデオが上記規格準拠検出を通過すれば、サーバは、上記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定してもよい。
【0064】
本願の実施例において、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
上記インタラクティブビデオを予め設定された特徴抽出モデルに入力するステップであって、当該予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオ及び参照ビデオのビデオ特徴をトレーニングすることで得られたものであるステップと、
上記予め設定された特徴抽出モデルの出力に基づいて、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、を含んでもよい。
【0065】
そのうち、上記予め設定された特徴抽出モデルは、特定のビデオを入力し、当該ビデオのビデオ特徴を出力し、例えば、トレーニング段階において、上記予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオを入力し、参照ビデオのビデオ特徴を出力する。上記予め設定された特徴抽出モデルのトレーニングが完了した後、サーバは、上記インタラクティブビデオを上記予め設定された特徴抽出モデルに入力し、上記予め設定された特徴抽出モデルの出力により、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定してもよい。
【0066】
ここで、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴は、音声特徴及び画像特徴を含んでもよい(例えば、キーフレームを抽出して上記インタラクティブビデオの音声特徴及び画像特徴を決定する)。
【0067】
また、上記インタラクティブビデオには、例えば、文字情報などの他の情報が載せられてもよく、具体的には、実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。
【0068】
S202において、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる。
【0069】
いくつかの実行可能な実施例において、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
上記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、上記インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定するステップと、
上記レンダリング透かしに基づいて、上記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリングを行い、上記ビデオの特殊効果に基づいて、前記インタラクティブビデオに対してビデオの特殊効果処理を行うステップと、を含む。
【0070】
ここで、サーバは、処理モデルを予め設定してもよく、当該処理モデルが参照ビデオのビデオコンテンツ、レンダリング透かし及びビデオの特殊効果をトレーニングすることで得られ、さらに、サーバは、上記インタラクティブビデオを上記処理モデルに入力し、上記処理モデルの出力に基づいて、上記インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定することで、上記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリング及びビデオの特殊効果処理を行ってもよい。
【0071】
そのうち、サーバは、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信した後、ユニークなインタラクティブビデオの識別子idを生成して当該回の受信を記録することで、当該識別子に基づいて後続の処理を行ってもよく、例えば、上記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリング及びビデオの特殊効果処理を行い、処理されたインタラクティブビデオを上記インタラクティブビデオの識別子idにバインディングし、後続の処理が正しく行われることを保証し、応用に適する。
【0072】
また、上記インタラクティブビデオには、さらに、有効期限、即ち、インタラクティブビデオが有効である期限が載せられてもよい。サーバは、有効期限内のインタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信して、有効期限を超えるインタラクティブビデオを廃棄して、ユーザーに最新のビデオを提供することを保証してもよい。当該有効期限は、例えば1日などの実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。
【0073】
サーバは、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信した後、後続の操作を行うときに、まず、上記インタラクティブビデオが有効期限内であるか否かを判断し、そうであれば、後続のステップを実行し、そうでなければ、対応操作を停止し、例えば、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、まず、上記インタラクティブビデオが有効期限内であるか否かを判断し、そうであれば、上記ステップを実行し、そうでなければ、上記ステップの実行を停止し、さらに、サーバは、当該無効なインタラクティブビデオを削除してもよく、記憶スペースを節約して、より有効なインタラクティブビデオを取得して後続の処理を行うことができ、応用に適する。
【0074】
ここで、上記インタラクティブビデオには、有効期限が載せられ、上記インタラクティブビデオがユーザー端末から最近アップロードされたインタラクティブビデオであることを保証し、それにより、上記インタラクティブビデオに基づいて見知らぬ人の間のビデオのインタラクションをタイムリーに実現し、応用に適する。
【0075】
S203において、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信する。
【0076】
そのうち、第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報、又は上記インタラクティブビデオを取得した後に上記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報などを含んでもよく、具体的には、実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報、又は第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報などを含むが、具体的には、実際の状況に応じて決定してもよく、本願の実施例は、これに特に限定されない。
【0077】
S204において、上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理する。
【0078】
ここで、サーバは、上記異なる処理情報に基づいて、上記インタラクティブビデオに対応する処理を行ってもよく、例えば、上記第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオを取得した後に上記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を例とし、サーバは、当該廃棄情報に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、さらに、上記インタラクティブビデオを第3のユーザー端末に送信するなどにしてもよい。
【0079】
本願の実施例は、サーバが第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信し、当該インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、即ち、本願の実施例は、ビデオを見知らぬ人の間のインタラクションの担体とすることで、多様なユーザー情報表現を担持することができ、サーバは、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報をさらに受信し、当該処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理し、即ち、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0080】
また、上記第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、さらに、本願の実施例は、上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理するときに、上記インタラクティブビデオをロックすることを考慮する。
図3は、本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
図3に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0081】
S301において、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信する。
【0082】
S302において、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる。
【0083】
そのうち、ステップS301~S302は、上記ステップS201~S202の実現形態と同じであり、ここでその説明が省略される。
【0084】
S303において、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信する。そのうち、第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含む。
【0085】
S304において、上記確認情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをロックし、上記インタラクティブビデオが第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する。
【0086】
ここで、サーバは、第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を受信した後、上記インタラクティブビデオの状態を第3の状態、例えば、Busy状態にマークしてもよく、即ち、他のユーザーに引き上げられないことで、上記インタラクティブビデオをロックする。そのうち、ロックすることで、当該インタラクティブビデオが複数のユーザーに同ときに引き上げられなく、即ち、第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されないことを保証する。
【0087】
S305において、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、さらに、上記インタラクティブビデオを取得した後に上記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報を含み、上記インタラクティブビデオをロックした後、上記廃棄情報又は拒否情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをアンロックする。
【0088】
本願の実施例において、サーバが第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を受信すれば、ユーザーが上記インタラクティブビデオを取得したことを説明し、上記インタラクティブビデオがさらに他のユーザーに取得されることを回避するために、サーバは、上記インタラクティブビデオをロック(例えば、上記インタラクティブビデオの状態をBusy状態とマークする)する。ロックされた後、上記インタラクティブビデオを取得するユーザーが、取得したインタラクティブビデオを廃棄することを選択した場合、第2のユーザー端末によりインタラクティブビデオを取得した後にインタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報をサーバに送信してもよく、サーバは、当該廃棄情報を受信した後、元のロックを解除する(例えば、Busy状態をReady状態に変更する)。
【0089】
また、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、上記サーバが第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を受信した後、サーバは、上記インタラクティブビデオをロックし、第2のユーザー端末は、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否した場合、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報をサーバに送信してもよく、サーバは、当該拒否情報を受信した後、元のロックを解除する。
【0090】
ここで、サーバは、上記の2つの場合において、インタラクティブビデオにおける元のロックを解除することで、後続の他のユーザーが上記インタラクティブビデオを取得することを可能にし、実際の応用のニーズを満たす。
【0091】
S306において、第2のユーザー端末の識別を取得し、当該識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行する。
【0092】
ここで、上記インタラクティブビデオが同一のユーザーに繰り返して引き上げられることを回避するために、サーバは、元のロックを解除した後、第2のユーザー端末の識別を取得し、このように、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定するときに、上記第2のユーザー端末の識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信するユーザー端末を決定するときに、第2のユーザー端末を削除し、即ち、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に再送信しないことで、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、さらに、第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行してもよい。
【0093】
本願の実施例において、上記第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、さらに、上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理するときに、上記インタラクティブビデオをロックすることで、当該インタラクティブビデオが複数のユーザーに同ときに引き上げられないように保証する。上記インタラクティブビデオをロックした後、第2のユーザー端末がインタラクティブビデオを廃棄するか、又は第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する場合、サーバは、元のロックを解除し、後続の他の端末のユーザーが上記インタラクティブビデオを取得することを可能にし、且つ上記インタラクティブビデオが同一のユーザーに繰り返して引き上げられることを回避するために、上記インタラクティブビデオに対応する新たなユーザー端末を決定するときに、サーバは、第2のユーザー端末の識別を取得することで、第2のユーザー端末の識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する新たなユーザー端末を決定するときに第2のユーザー端末を削除し、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、実際の応用のニーズを満たすことができる。また、本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクション及び多様な情報の交流を実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0094】
また、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、本願の実施例は、上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理するときに、さらに、上記同意情報に基づいて、上記インタラクティブビデオを削除することを考慮する。
【0095】
図4は、本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートである。
図4に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0096】
S401において、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信する。
【0097】
S402において、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる。
【0098】
そのうち、ステップS401~S402は、上記ステップS201~S202の実現形態と同じであり、ここでその説明が省略される。
【0099】
S403において、第2のユーザー端末及び/又は第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信し、そのうち、第1のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオに対する処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含む。
【0100】
S404において、上記同意情報に基づいて、上記インタラクティブビデオを削除する。
【0101】
ここで、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、上記サーバが上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信した後、第2のユーザー端末は、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信してもよく、サーバは、上記インタラクティブビデオを削除し、メモリを解放する。
【0102】
本願の実施例において、ユーザーが上記インタラクティブビデオを介して見知らぬ人とコミュニケーションを取り、コミュニケーションを取った後、当該回のインタラクティブビデオの全ての記録を削除し、メモリを解放するようにサーバに通知し、より多くのインタラクティブビデオを取得して後続の処理を行うことができ、応用に適し、しかも、本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0103】
以上の実施例は、本願の実施例による情報インタラクション方法をサーバ側から詳細に説明したが、以下の実施例を結合して、本願の実施例にて提供される情報インタラクション方法を端末側から詳細に説明する。理解されるように、サーバ側で説明される特定の概念や特性などは、端末側の説明と対応し、簡潔にするために、重複する説明が適宜省略される。
【0104】
図5は、本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートであり、本実施例の実行主体は、
図1における第1のユーザー端末であってもよく、
図5に示すように、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0105】
S501において、インタラクティブビデオをサーバにアップロードし、当該インタラクティブビデオは、サーバに上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するように指示するために使用され、第2のユーザー端末は、当該第1のユーザー端末と異なる。
【0106】
S502において、上記インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信し、当該処理情報は、サーバに上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される。
【0107】
1つの可能な実現形態において、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、上記処理情報は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、当該同意情報は、サーバに上記インタラクティブビデオを削除するように指示するために使用される。
【0108】
ここで、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、上記第1のユーザー端末により上記インタラクティブビデオをサーバにアップロードし、サーバが上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信した後、第2のユーザー端末は、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信してもよく、サーバは、上記インタラクティブビデオを削除し、メモリを解放する。
【0109】
本願の実施例において、ユーザーが上記インタラクティブビデオを介して見知らぬ人とコミュニケーションを取り、コミュニケーションを取った後、当該回のインタラクティブビデオの全ての記録を削除し、メモリを解放するようにサーバに通知し、より多くのインタラクティブビデオを取得して後続の処理を行うことができ、応用に適し、しかも、本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0110】
図6は、本願の実施例にて提供されるまたさらに別の情報インタラクション方法のフローチャートであり、本実施例の実行主体は、
図1における第2のユーザー端末であってもよく、
図6に示すように、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0111】
S601において、サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信し、当該インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末によりサーバにアップロードし、上記第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる。
【0112】
S602において、上記インタラクティブビデオに対する処理情報をサーバに送信し、当該処理情報は、サーバに上記処理情報に基づいて上記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される。
【0113】
1つの可能な実現形態において、上記処理情報は、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、当該確認情報は、サーバに上記インタラクティブビデオをロックするように指示するために使用され、上記インタラクティブビデオが第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する。
【0114】
1つの可能な実現形態において、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、上記処理情報は、さらに、上記インタラクティブビデオを取得した後に上記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、当該廃棄情報は、上記サーバに上記インタラクティブビデオをアンロックするように指示するために使用される。
【0115】
1つの可能な実現形態において、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末は、サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信した後、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信してもよく、サーバは、上記インタラクティブビデオを削除し、メモリを解放する。
【0116】
本願の実施例において、第2のユーザー端末はサーバから送信されたインタラクティブビデオを受信した後、上記インタラクティブビデオを取得すれば、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報をサーバに送信し、サーバは、上記インタラクティブビデオをロックすることで、当該インタラクティブビデオが複数のユーザーに同ときに引き上げられないように保証する。上記インタラクティブビデオをロックした後、第2のユーザー端末がインタラクティブビデオを廃棄すれば、サーバは、元のロックを解除し、後続の他のユーザーが上記インタラクティブビデオを取得することを可能にし、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末は、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信してもよく、サーバは、上記インタラクティブビデオを削除し、メモリを解放し、また、本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0117】
また、本願の実施例は、またさらに別の情報インタラクション方法を提供し、
図7A及び
図7Bに示すように、第1のユーザー端末、サーバ及び第2のユーザー端末のインタラクションから説明する。例示的に、
図7Aにおいて、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0118】
S701において、第1のユーザー端末によりインタラクティブビデオをサーバにアップロードする。
【0119】
S702において、サーバは、上記インタラクティブビデオを受信する。
【0120】
S703において、サーバは、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信し、第2のユーザー端末は、第1のユーザー端末と異なる。
【0121】
例示的に、サーバは、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、さらに、
上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、
上記ビデオ特徴に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第2のユーザー端末を決定するステップと、を含む。
【0122】
一実施例において、サーバは、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定する前に、さらに、
上記インタラクティブビデオに対して規格準拠検出を行うステップを含み、
上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
上記インタラクティブビデオが規格準拠検出を通過すれば、上記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、上記ビデオ特徴を決定するステップを含む。
【0123】
いくつかの実行可能な実現例において、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップは、
上記インタラクティブビデオを予め設定された特徴抽出モデルに入力するステップであって、当該予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオ及び参照ビデオのビデオ特徴をトレーニングすることで得られたものであるステップと、
上記予め設定された特徴抽出モデルの出力に基づいて、上記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定するステップと、を含む。
【0124】
また、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信する前に、サーバは、さらに、以下のように行ってもよく、
上記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、上記インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定し、
上記レンダリング透かしに基づいて、上記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリングを行い、上記ビデオの特殊効果に基づいて、上記インタラクティブビデオに対してビデオの特殊効果処理を行う。
【0125】
S704において、第2のユーザー端末は、上記インタラクティブビデオを受信する。
【0126】
S705において、第2のユーザー端末は、上記インタラクティブビデオを受信した後、上記インタラクティブビデオを取得した確認情報をサーバに送信する。
【0127】
S706において、サーバは、上記確認情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをロックし、上記インタラクティブビデオが第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する。
【0128】
S7071において、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末は、上記インタラクティブビデオを取得した後、第1のユーザー端末とコミュニケーションを取りたい場合、コミュニケーションを取る要求を第1のユーザー端末に送信してもよい。
【0129】
S7081において、第1のユーザー端末は、上記要求を受信した後、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信する。
【0130】
S7091において、サーバは、上記同意情報に基づいて、上記インタラクティブビデオを削除する。
【0131】
ここで、上記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、第2のユーザー端末は、上記コミュニケーションを取る提示に基づいて、第1のユーザー端末にコミュニケーションを取る要求を送信してもよく、第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意すれば、第1のユーザー端末は、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報をサーバに送信してもよく、サーバは、上記インタラクティブビデオを削除し、メモリを解放する。
【0132】
また、ステップS706において、サーバは、上記確認情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをロックした後、第2のユーザー端末が上記インタラクティブビデオを廃棄すれば、インタラクティブビデオを取得した後にインタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報をサーバに送信し、さらに、サーバは、上記廃棄情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをアンロックしてもよく、例示的に、
図7Bにおいて、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0133】
S7072において、第2のユーザー端末は、上記インタラクティブビデオを取得した後に上記インタラクティブビデオを廃棄すれば、インタラクティブビデオを取得した後にインタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報をサーバに送信する。
【0134】
S7082において、サーバは、上記廃棄情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをアンロックする。
【0135】
S7092において、サーバは、第2のユーザー端末の識別を取得し、当該識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行する。
【0136】
また、上記第2のユーザー端末は、上記インタラクティブビデオを取得した後、第1のユーザー端末とのコミュニケーションを取りたい場合、コミュニケーションを取る要求を第1のユーザー端末に送信し、第1のユーザー端末が上記要求を受信した後、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する場合、第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報をサーバに送信し、サーバは、上記拒否情報に基づいて、上記インタラクティブビデオをアンロックし、さらに、サーバは、第2のユーザー端末の識別を取得し、当該識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行してもよい。
【0137】
上記の説明から分かるように、本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0138】
また、サーバが上記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信した後、第2のユーザー端末から送信された上記インタラクティブビデオを取得した確認情報を受信したか否かをさらに考慮し、受信した場合、上記インタラクティブビデオをロックすることで、当該インタラクティブビデオが複数のユーザーに同ときに引き上げられないように保証する。上記インタラクティブビデオをロックした後、第2のユーザー端末がインタラクティブビデオを廃棄するか、又は第1のユーザー端末が第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否した場合、サーバは、元のロックを解除し、後続の他の端末のユーザーが上記インタラクティブビデオを取得することを可能にし、且つ上記インタラクティブビデオが同一のユーザーに繰り返して引き上げられることを回避するために、上記インタラクティブビデオに対応する新たなユーザー端末を決定するときに、サーバは、第2のユーザー端末の識別を取得することで、第2のユーザー端末の識別に基づいて、上記インタラクティブビデオを受信する新たなユーザー端末を決定するときに第2のユーザー端末を削除し、上記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定し、実際の応用のニーズを満たすことができる。
【0139】
しかも、ユーザーが上記インタラクティブビデオを介して見知らぬ人とコミュニケーションを取り、コミュニケーションを取った後、当該回のインタラクティブビデオの全ての記録を削除し、メモリを解放するようにサーバに通知し、より多くのインタラクティブビデオを取得して後続の処理を行うことができ、応用に適する。
【0140】
上記実施例の情報インタラクション方法に対応して、
図8は、本願の実施例にて提供される情報インタラクション装置の構造の概略図である。説明の便宜上、本願の実施例に関連する部分のみを示している。
図8は、本願の実施例にて提供される情報インタラクション装置の構造の概略図であり、当該情報インタラクション装置80は、第1の受信モジュール801、第1の送信モジュール802、第2の受信モジュール803及び処理モジュール804を含む。ここでの情報インタラクション装置は、上記サーバ自体であってもよく、又はサーバの機能を実現するチップや集積回路であってもよい。なお、第1の受信モジュール、第1の送信モジュール、第2の受信モジュール及び処理モジュールの分割は、論理機能上の分割であり、物理的に両者が集積されてもよく、独立してもよい。
【0141】
そのうち、第1の受信モジュール801は、第1のユーザー端末からアップロードされたインタラクティブビデオを受信するために使用される。
【0142】
第1の送信モジュール802は、前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するために使用され、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なる。
【0143】
第2の受信モジュール803は、前記第2のユーザー端末及び/又は前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信するために使用される。
【0144】
処理モジュール804は、前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するために使用される。
【0145】
1つの可能な実現形態において、前記第1の送信モジュール802は、さらに、
前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定すること、及び、
前記ビデオ特徴に基づいて、前記インタラクティブビデオを受信する前記第2のユーザー端末を決定すること、に使用される。
【0146】
1つの可能な実現形態において、第1の送信モジュール802は、さらに、
前記インタラクティブビデオに対して規格準拠検出を行うために使用され、
第1の送信モジュール802は、具体的には、
前記インタラクティブビデオが前記規格準拠検出を通過すれば、前記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、前記ビデオ特徴を決定するために使用される。
【0147】
1つの可能な実現形態において、第1の送信モジュール802は、具体的には、
前記インタラクティブビデオを予め設定された特徴抽出モデルに入力することであって、前記予め設定された特徴抽出モデルは、参照ビデオ及び参照ビデオのビデオ特徴をトレーニングすることで得られたものであること、及び
前記予め設定された特徴抽出モデルの出力に基づいて、前記インタラクティブビデオのビデオ特徴を決定すること、に使用される。
【0148】
1つの可能な実現形態において、第1の送信モジュール802は、さらに、
前記インタラクティブビデオのビデオコンテンツに基づいて、前記インタラクティブビデオに対応するレンダリング透かし及びビデオの特殊効果を決定すること、及び
前記レンダリング透かしに基づいて、前記インタラクティブビデオに対して透かしレンダリングを行い、前記ビデオの特殊効果に基づいて、前記インタラクティブビデオに対してビデオの特殊効果処理を行うこと、に使用される。
【0149】
1つの可能な実現形態において、前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含む。
【0150】
前記処理モジュール804は、具体的には、
前記確認情報に基づいて、前記インタラクティブビデオをロックし、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避するために使用される。
【0151】
1つの可能な実現形態において、前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記第2のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、さらに、前記インタラクティブビデオを取得した後に前記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることを拒否する拒否情報を含む。
【0152】
前記処理モジュール804は、具体的には、
前記廃棄情報又は前記拒否情報に基づいて、前記インタラクティブビデオをアンロックするために使用される。
【0153】
1つの可能な実現形態において、前記第1の送信モジュール802は、前記処理モジュール804が前記インタラクティブビデオをアンロックした後に、さらに、
前記第2のユーザー端末の識別を取得し、前記識別に基づいて、前記インタラクティブビデオを受信する第3のユーザー端末を決定すること、及び
前記第3のユーザー端末を新たな第2のユーザー端末として、前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するステップを再実行すること、に使用される。
【0154】
1つの可能な実現形態において、前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記第1のユーザー端末から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報は、前記第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含む。
【0155】
前記処理モジュール804は、具体的には、
前記同意情報に基づいて、前記インタラクティブビデオを削除するために使用される。
【0156】
本願の実施例にて提供される装置は、上記
図2、
図3及び
図4に記載の方法の実施例の技術的解決手段を実行するために用いられ、その実現原理と技術効果は類似し、本願の実施例は、ここでその説明が省略される。
【0157】
図9は、本願の実施例にて提供される別の情報インタラクション装置の構造の概略図であり、当該情報インタラクション装置90は、アップロードモジュール901及び第2の送信モジュール902を含む。ここでの情報インタラクション装置は、上記第1のユーザー端末自体であってもよく、又は第1のユーザー端末の機能を実現するチップや集積回路であってもよい。なお、アップロードモジュール及び第2の送信モジュールの分割は、論理機能上の分割であり、物理的に両者が集積されても、独立してもよい。
【0158】
そのうち、アップロードモジュール901は、インタラクティブビデオをサーバにアップロードするために使用され、前記インタラクティブビデオは、前記サーバに前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末に送信するように指示するために使用され、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なる。
【0159】
第2の送信モジュール902は、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するために使用され、前記処理情報は、前記サーバに前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される。
【0160】
1つの可能な実現形態において、前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記処理情報は、前記第2のユーザー端末とのコミュニケーションを取ることに同意する同意情報を含み、前記同意情報は、前記サーバに前記インタラクティブビデオを削除するように指示するために使用される。
【0161】
本願の実施例にて提供される装置は、上記
図5に記載の方法の実施例の技術的解決手段を実行するために用いられ、その実現原理と技術効果は類似し、本願の実施例は、ここでその説明が省略される。
【0162】
図10は、本願の実施例にて提供されるさらに別の情報インタラクション装置の構造の概略図であり、当該情報インタラクション装置100は、第3の受信モジュール1001及び第3の送信モジュール1002を含む。ここでの情報インタラクション装置は、上記第2のユーザー端末自体であってもよく、又は第2のユーザー端末の機能を実現するチップや集積回路であってもよい。なお、第3の受信モジュール及び第3の送信モジュールの分割は、論理機能上の分割であり、物理的に両者が集積されても、独立してもよい。
【0163】
そのうち、第3の受信モジュール1001は、サーバから送信されたインタラクティブビデオを受信するために使用され、前記インタラクティブビデオは、第1のユーザー端末により前記サーバにアップロードされ、前記第2のユーザー端末は、前記第1のユーザー端末と異なる。
【0164】
第3の送信モジュール1002は、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバに送信するために使用され、前記処理情報は、前記サーバに前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するように指示するために使用される。
【0165】
1つの可能な実現形態において、前記処理情報は、前記インタラクティブビデオを取得した確認情報を含み、前記確認情報は、前記サーバに前記インタラクティブビデオをロックするように指示するために使用され、前記インタラクティブビデオが前記第2のユーザー端末以外の他のユーザー端末に取得されることを回避する。
【0166】
1つの可能な実現形態において、前記インタラクティブビデオには、さらに、コミュニケーションを取る提示が載せられ、前記処理情報は、さらに、前記インタラクティブビデオを取得した後に前記インタラクティブビデオを廃棄した廃棄情報を含み、前記廃棄情報は、前記サーバに前記インタラクティブビデオをアンロックするように指示するために使用される。
【0167】
本願の実施例にて提供される装置は、上記
図6に記載の方法の実施例の技術的解決手段を実行するために用いられ、その実現原理と技術効果は類似し、本願の実施例は、ここでその説明が省略される。
【0168】
図11は、本願の実施例にて提供される情報インタラクションシステムの構造の概略図であり、当該情報インタラクションシステム110は、以下を含む。
【0169】
第1のユーザー端末1101は、インタラクティブビデオをサーバ1102にアップロードし、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバ1102に送信するために使用される。
【0170】
前記サーバ1102は、前記インタラクティブビデオを受信し、前記インタラクティブビデオを第2のユーザー端末1103に送信し、前記第2のユーザー端末1103及び/又は前記第1のユーザー端末1101から送信された前記インタラクティブビデオに対する処理情報を受信し、前記処理情報に基づいて前記インタラクティブビデオを処理するために使用され、前記第2のユーザー端末1103は、前記第1のユーザー端末1101と異なる。
【0171】
前記第2のユーザー端末1103は、前記インタラクティブビデオを受信し、前記インタラクティブビデオに対する処理情報を前記サーバ1102に送信するために使用される。
【0172】
本願の実施例は、ビデオをインタラクションの担体として、多様なユーザー情報表現を担持することができ、上記ビデオに基づいて、見知らぬ人の間のフレンドリーなビデオのインタラクションを実現し、見知らぬ人の間でソーシャル活動を行う際のソーシャル体験を向上させる。
【0173】
一実施例において、
図12A、
図12B及び
図12Cは、本願に記載のサーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末の可能な基本ハードウェア・アーキテクチャを概略的に提供する。
【0174】
図12A、
図12B、及び
図12Cを参照すると、サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200は、少なくとも1つのプロセッサ1201及び通信インタフェース1203を含む。
一実施例において、メモリ1202及びバス1204をさらに含んでもよい。
【0175】
そのうち、サーバ、ユーザー端末及び別のユーザー端末1200において、プロセッサ1201の数は、1つ又は複数であってもよく、
図12A、
図12B及び
図12Cは、そのうち1つのプロセッサ1201のみを示す。
一実施例において、プロセッサ1201は、中央処理装置(central processing unit,CPU)、グラフィックスプロセッサ(graphics processing unit,GPU)又はデジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor,DSP)であってもよい。サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200が複数のプロセッサ1201を有する場合、複数のプロセッサ1201は互いに異なる種類のプロセッサであってもよく、互いに同一の種類のプロセッサであってもよい。
一実施例において、サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200の複数のプロセッサ1201は、マルチコアプロセッサに集積されてもよい。
【0176】
メモリ1202は、コンピュータ命令及びデータを記憶し、メモリ1202は、本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実現するために必要なコンピュータ命令及びデータを記憶することができ、例えば、メモリ1202は、上記情報インタラクション方法のステップを実現するための命令を記憶する。メモリ1202は、不揮発性メモリ(例えば、リードオンリーメモリ(Read Only Memory,ROM)、ソリッドステートディスク(Solid State Disk,SSD)、ハードディスク(Hard Disk,HDD)、光ディスク)、揮発性メモリの記憶媒体のいずれか1つ、又はいずれかの組み合わせであってもよい。
【0177】
通信インタフェース1203は、前記少なくとも1つのプロセッサに情報入力/出力を提供することができる。ネットワークインタフェース(例えば、イーサネットインタフェース)、無線ネットワークカードなどのネットワークアクセス機能を有するデバイスのいずれか1つ、又はいずれかの組み合わせを含んでもよい。
【0178】
一実施例において、通信インタフェース1203は、サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200が他のコンピューティング機器又は端末とデータ通信するために用いられてもよい。
【0179】
一実施例において、
図12A、12B及び12Cにおいて、バス1204を太線で示す。バス1204は、プロセッサ1201をメモリ1202及び通信インタフェース1203に接続することができる。このように、バス1204を介して、プロセッサ1201は、メモリ1202にアクセスすることができ、通信インタフェース1203を用いて他のコンピューティング機器又は端末とデータをインタラクションすることもできる。
【0180】
本願において、サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200は、メモリ1202におけるコンピュータ命令を実行し、サーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200に、本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実現させ、又はサーバ、ユーザー端末、及び別のユーザー端末1200に、上記情報インタラクション装置を展開させる。
【0181】
論理機能上の分割の観点から、例示的に、
図12Aに示すように、メモリ1202は、第1の受信モジュール801、第1の送信モジュール802、第2の受信モジュール803、及び処理モジュール804を含んでもよい。ここでの「含む」とは、メモリに記憶された命令が実行されるときに、第1の受信モジュール、第1の送信モジュール、第2の受信モジュール、及び処理モジュールの機能をそれぞれ実現することができることのみを指し、物理的構造に限定されないことである。
【0182】
例示的に、
図12Bに示すように、メモリ
1202は、アップロードモジュール901及び第2の送信モジュール902を含んでもよい。ここでの「含む」とは、メモリに記憶された命令が実行されるときに、アップロード及び第2の送信モジュールの機能をそれぞれ実現することができることのみを指し、物理的構造に限定されないことである。
【0183】
例示的に、
図12Cに示すように、メモリ
1202は、第3の受信モジュール1001及び第3の送信モジュール1002を含んでもよい。ここでの「含む」とは、メモリに記憶された命令が実行されるときに、第3の受信モジュール及び第3の送信モジュールの機能をそれぞれ実現することができることのみを指し、物理的構造に限定されないことである。
【0184】
また、上記情報インタラクション機器は、上記
図12A、
図12B、及び
図12Cのようにソフトウェアによる実現以外、ハードウェアモジュールとして、又は回路ユニットとして、ハードウェアで実現することもできる。
【0185】
本願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令は、コンピューティング機器に本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実行するように指示する。
【0186】
本願は、プロセッサにより実行されたときに本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実現するコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0187】
本願は、プロセッサにより実行されたときに本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実現するコンピュータプログラムをさらに提供する。
【0188】
本願は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに情報入力及び/又は出力を提供する通信インタフェースとを含むチップを提供する。さらに、前記チップは、コンピュータ命令を記憶するための少なくとも1つのメモリをさらに含んでもよい。前記少なくとも1つのプロセッサは、当該コンピュータ命令を呼び出して実行し、本願にて提供される上記情報インタラクション方法を実行するために使用される。
【0189】
本願にて提供されるいくつかの実施例において、開示される装置及び方法は、他の形態により実現されることもできると理解すべきである。例えば、以上に説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎない。例えば、前記ユニットの分割は、論理機能上の分割に過ぎず、実際に実現される場合、別の形態で分割することもでき、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、説明又は検討した相互の結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを用いる間接的接続又は通信接続とすることもでき、電気的形態、機械的形態又はその他の形態とすることもできる。
【0190】
前記分離部材として説明されるユニットは、物理的に分離されても、分離されなくてもよい。ユニットとして示される部材は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。すなわち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際のニーズに応じて、一部のユニットだけを用いるか、又は全てのユニットを使用して本実施例の解決手段の目的を達成することができる。
【0191】
また、本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的に存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。上記集積されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせの機能ユニットの形態で実現されてもよい。
【0192】
本願は、2020年08月28日、中国特許局に提出された、出願番号が「202010888531.4」で、発明名称が「情報インタラクション方法、装置及び記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その内容全体は、引用により本明細書に組み込まれる。