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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】麺線剥離装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 27/04 20060101AFI20241112BHJP
   A21C 9/08 20060101ALI20241112BHJP
   A23L 7/109 20160101ALI20241112BHJP
   A47J 27/14 20060101ALI20241112BHJP
【FI】
A47J27/04 Z
A21C9/08 E
A23L7/109 J
A47J27/14 Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019222978
(22)【出願日】2019-12-10
(65)【公開番号】P2021090617
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2022-07-19
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】308032699
【氏名又は名称】日清食品株式会社
(72)【発明者】
【氏名】鶴 英二
(72)【発明者】
【氏名】西村 由紀夫
(72)【発明者】
【氏名】廣野 孝輔
【審査官】吉澤 伸幸
(56)【参考文献】
【文献】実開昭49-147390(JP,U)
【文献】特開昭59-025653(JP,A)
【文献】特開平05-330635(JP,A)
【文献】特開平09-172938(JP,A)
【文献】実開昭54-107683(JP,U)
【文献】特開2017-006091(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 27/04
A21C 9/08
A23L 7/109
A47J 27/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットコンベア方式による麺線群の連続蒸煮における、蒸煮後の麺線群をネットコンベア装置より剥離するための麺線剥離方法であって、
麺線群を蒸煮装置内において搬送するとともに外部に搬出するネットコンベア装置と、
蒸煮後の麺線群を前記ネットコンベア装置の排出側端部において麺線群を剥離し、別コンベアに移載するための、断面形状において4個~10個の角部を有する回転ロールと、
を備えることによる、回転ロールに対する麺線の巻きつきが低減された麺線剥離方法。
【請求項2】
前記断面形状において角部を有する回転ロールが、断面形状が多角形の回転ロールであ
る請求項1に記載の麺線剥離方法。
【請求項3】
前記蒸煮後の麺線群に対して送風を付与するための送風機をさらに備えた請求項1又は2に記載の麺線群剥離方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、麺線群を蒸煮する際のネットコンベア方式の麺線蒸煮装置を利用する場合において、ネットコンベア方式によって蒸煮装置の出口部から外部に麺線群を搬送し、コンベアの排出部において麺線群を剥離し、次のコンベアに乗り移らせる際の麺線群剥離装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
即席麺の麺塊の生産においては、麺線を製造するために原料配合(小麦粉及び澱粉、塩類等)を混練しドウを調製した後、当該ドウを複合・圧延して薄膜状の麺帯を調製し、当該麺帯を切り出して麺線を調製する。そして、当該麺線をネットコンベア上で搬送しながら蒸煮してα化し、着味・カット・計量・型詰め等を経て乾燥して麺塊を調製する。
【0003】
上記工程のうち、蒸煮工程においてはネットコンベア装置上に麺線群が載置された状態でトンネル型の蒸煮装置内を連続的に搬送し、当該搬送中に蒸煮処理が施される。
【0004】
当該連続蒸煮装置においては、無端状に循環するネットコンベア装置が蒸煮装置内を搬送するように構成されており、通常は蒸煮終了後において、蒸煮装置より麺線群は外部に搬出されるが、当該搬出後において次のコンベアに麺線群が移載されて次の工程に移行する。
【0005】
ネットコンベア装置上の麺線群は蒸煮させることによってα化し、ネットコンベア装置のネット面に結着した状態となるため、次のコンベアに麺線群を移載する際において、ネットよりα化した麺線群を剥す必要がある。
【0006】
このため、ネットコンベア装置の排出側の端部付近に剥離用の断面形状が円形の回転ロールを設置し、当該回転ロール上を麺線群が通過するようにすることでネットコンベア装置の端部より順次麺線群を剥離し別コンベアへの移載をスムースに行うこととしている。
【0007】
一方、当該構成では、剥離の効果に改良の余地もあった。また、当該剥離用の回転ロールに麺線が巻きつくトラブルが稀であるが発生する場合があった。当該剥離用の回転ロールに麺線が巻きつくと生産ラインをストップする等の措置が必要になり生産効率を下げることになる。しかし、このような問題を解決する先行技術は開示されていない。これに関連する先行技術としては、例えば、以下のような麺線の蒸煮装置に関する技術が開示されているのみである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】実開平3-114134
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明者らは、上記のようなネットコンベア方式による麺線群の連続蒸煮装置における、蒸煮後の麺線群をネットコンベア装置より剥離するための麺線剥離装置について新たな構成を検討した。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らの鋭意研究の結果、蒸煮装置内において搬送するネットコンベア装置の端部において、次のコンベア装置に麺線群を移載するためのα化後の麺線群をネットコンベア装置より剥離させる剥離用の回転ロールについて、その断面形状において角部を有する形状とすることで効果的に麺線群をネットコンベア装置より剥離させることができ、また、剥離用の回転ロールに麺線が巻きつく問題を回避できることを見出した。これによって別コンベア装置によりスムースに移載できることを見出した。
【0011】
すなわち、本願第一の発明は、
“ネットコンベア方式による麺線群の連続蒸煮における、蒸煮後の麺線群をネットコンベア装置より剥離するための麺線剥離装置であって、
麺線群を蒸煮装置内において搬送するとともに外部に搬出するネットコンベア装置と、
蒸煮後の麺線群を前記ネットコンベア装置の排出側において麺線群を剥離し、別コンベアに移載するための断面形状において角部を有する回転ロールと、
を備えた麺線剥離装置。“、である。
【0012】
次に、前記断面形状において角部を有する状態が、断面が多角形状であると好ましい。すなわち、本願第二の発明は、
“前記断面形状において角部を有する回転ロールが、断面形状が多角形の回転ロールである請求項1に記載の麺線剥離装置。”、である。
【0013】
次に、前記角部の数については、断面に4~8個あることが好ましい。また、断面形状が多角形状の場合には、四~八角形であることが好ましい。
【0014】
すなわち、本願第三の発明は、
“前記断面形状において角部を有する回転ロールが断面形状において4~10個の角部を有する請求項1又は2に記載の麺線群剥離装置。”、である。
【0015】
次に、前記外部に搬出される蒸煮後の麺線群に対して送風を付与するための送付機を備えることが好ましい。
すなわち、本願第四の発明は、
“前記蒸煮後の麺線群に対して送風を付与するための送風機をさらに備えた請求項1~3の何れかに記載の麺線群剥離装置。”、である。
【0016】
次に、本発明者らは前記麺線剥離装置に使用される、断面形状において角部を有する回転ロールそのものも意図している
すなわち、本願第五の発明は、
“蒸煮後の麺線群を搬送するネットコンベア装置の排出側に設置され、ネット上の麺線群を剥離し、別コンベアに移載するための断面形状において角部を有する回転ロール。”、である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の麺線剥離装置の第一実施態様の主要構成を示した側面の断面模式図である。
図2】一段式の蒸煮装置の側面の断面模式図である。
図3】三段式の蒸煮装置の側面の断面模式図である。
図4】第一の実施態様の麺線剥離装置を含む蒸煮装置(一段式)全体の側面の断面模式図である。
図5】第一の実施態様の麺線剥離装置を含む蒸煮装置(三段式)全体の側面の断面模式図である。
図6】剥離用の回転ロールの断面の例を示した図である。
図7】剥離用の回転ロールであって断面が六角形の場合の斜視図である。
図8】剥離用の回転ロールを利用して蒸煮後の麺線群の剥離する状態を示した斜視イメージ図である。
【符号の説明】
【0018】
1 ネットコンベア装置
3 ネット
5 蒸煮装置
7 次のコンベア装置
9 回転ロール
11 蒸煮装置の入口部
13 蒸煮装置の出口部
15 一段式の蒸煮装置
17 複数段の蒸煮装置
19 コンベアチェーン
21 スプロケット
23 先のコンベア装置
25 第二のネットコンベア装置
31 回転ロールの角部
35 送風機(ネット裏)
37 送風機(左右)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではないことは勿論である。図1は、本発明の麺線剥離装置の第一実施態様についての主要構成を示した模式図である。
【0020】
本願発明はネットコンベア方式による麺線群Mの連続蒸煮における、蒸煮後の麺線群Mをネットコンベア装置1のネット部3より剥離するための麺線剥離装置であり、麺線群Mを連続蒸煮装置内において搬送するとともに外部に搬出するネットコンベア装置1と、蒸煮後の麺線群Mを前記ネットコンベア装置1の排出側において麺線群Mを剥離し、次のコンベア装置7に移載するための断面形状において角部を有する回転ロール9とを主要な構成とする。以下これらの構成について具体的に説明する。
【0021】
─ネットコンベア方式による麺線群の連続蒸煮装置─
本発明においては、ネットコンベア方式による麺線群の連続蒸煮装置を利用することを意図している。通常、麺線群の連続蒸煮においてはネットコンベア装置1によって麺線群Mを搬送し、載置された麺線群Mが蒸煮装置5を通過することによって連続的に当該麺線群Mを蒸煮する構成を利用している。
【0022】
ここで、ネットコンベア装置1とは金網状のネット部3を有するコンベア装置をいう。当該ネット部は金属性の金網が利用されるのが一般的である。
【0023】
また、蒸煮装置5としては入口部11と出口部13を有するトンネル型の蒸煮装置5が利用されるのが一般的であり、麺線群Mは蒸煮装置5の入口部11から蒸気庫内に入り、出口部13より外部に出る。
当該蒸煮装置5の内部は図2に示すような一段式のタイプ15から、図3に示すような複数段を麺線群Mが搬送する多段式のタイプ17等の様々なタイプを利用することが可能である。また、一対の無端状のコンベアチェーン19にネット3が連結され、当該ネット上に麺線群Mが載置された状態で搬送するタイプが一般的である。
【0024】
─麺線群を連続蒸煮装置内において搬送するとともに外部に搬出するネットコンベア装置─
本発明におけるネットコンベア装置1は、蒸煮装置5の蒸気庫内において麺線群Mを搬送するとともに外部に当該麺線群Mを排出する。具体的には以下の図4に示すように上側の搬送経路が蒸気庫内を通過して、下側の搬送経路が外部を通過するタイプがある。当該ネットコンベア装置1においては所定間隔を隔てて一対の無端状にコンベアチェーン19が循環している。また、当該構成においては一対のコンベアチェーン19に連結されたネット3が搬送されており、当該ネット3上に麺線群Mが載置された状態で搬送される。各コンベアチェーン19はスプロケット21に巻き掛けられ、駆動側のスプロケット21に所定の動力部が連結されている。
【0025】
麺線群Mは前のコンベア装置23よりネットコンベア装置1に移載され、蒸煮装置5の入口部11より入り、蒸気庫内の内部を搬送する間に蒸煮されて、蒸煮装置5の出口部13より外部に出て、斜め上方向に上昇した後、回転ロール9によって剥離された後に、次コンベア装置7に移載される。
【0026】
次に蒸気庫内は多段のタイプであってもよい。例えば、図5に示すタイプであると蒸煮装置5の蒸気庫内において麺線群が三段に搬送される態様を示している。尚、このタイプの場合、蒸気庫内部に第二のネットコンベア装置25が配置されている。
尚、図4及び図5には図示していないが、これらの蒸煮装置1の蒸気庫内には蒸気供給用の蒸気管が適宜装着される。また、図4及び図5においては、ネットコンベア装置1が蒸気庫の出口部13より斜め上方にコンベア経路が上昇して行くタイプを示しているが、これは一例であり、本発明がこのタイプに限定されるものではないことは勿論である。
【0027】
─蒸煮後の麺線群をネットコンベア装置より剥離する─
ネットコンベア装置1のネット3上に載置された麺線群Mは蒸煮装置5の蒸気庫内において蒸煮されα化(糊化)されるが、麺線群Mの表面が一部糊化してネットコンベア装置1のネット3面に結着する。このため、蒸煮後の麺線群Mをネットコンベア装置1のネット3面から剥がす必要がある。
【0028】
─蒸煮後の麺線群を前記ネットコンベア装置の排出側において麺線群を剥離し、別コンベアに移載するための断面形状において角部を有する回転ロール─
通常の即席麺の製造工程においては、蒸煮後における麺線群Mの引っ張り・着味等の種々の目的から蒸煮後の麺線群Mを前記ネットコンベア装置1から次のコンベア装置7に移載することが必要となる。蒸煮後の搬送されている麺線群Mは長く繋がった状態になっているため、端部の麺線群Mを剥離した後、連続的に搬送されてくる麺線群Mを継続して剥がすことが必要となる。
【0029】
このような剥離をするための装置として、ネットコンベア装置1の端部に剥離用の回転ロール9を設けることが多い。
【0030】
当該剥離用の回転ロール9は、蒸煮装置の出口部より排出された麺線群のコンベア排出側に設けられ回転しながら麺線群をネットコンベア装置1から剥がす(剥離する)とともに、また、剥離された麺線群の下面に接触しながら、順次、次のコンベア装置7へ麺線群Mを移載することによって、蒸煮装置5内のネットコンベア装置1と次のコンベア装置7間の橋渡し的な役割を有している。
【0031】
当該剥離用の回転ロール9は所定の動力部に連結されており、自立回転するように設定されている。また、当該回転ロール9のスピードはインバーターを利用してネットコンベア装置の搬送のスピードに合わせて調整されている。
【0032】
本発明においては当該剥離用の回転ロール9の断面は角部を有する形状となっている。従来までは断面が円形タイプであったが、本発明に開示した“角部を有する形状”とすることで従来に比べて剥離効率が向上し、当該剥離用の回転ロール9に麺線が巻きつくトラブル等が減少することを見出した。
【0033】
本発明における剥離用の回転ロール9の断面が角部を有するという点については麺線群Mが接触する接触部分の断面形状において角部を有すればよい。
剥離用の回転ロール9の断面が“角部を有する”とは、具体的には、断面が以下の図6(1)に示すように多角形の形状の場合の角部31や図6(2)に示すように角部を31有する場合がある。さらに、本発明においては図6(3)、(4)のような凸状部を有する場合であっても本発明にいう“角部を有する”ものに含まれるものとする。また、当該角部31は断面形状状において周廻りに均等な間隔で位置していることが好ましい。
【0034】
このように、回転ロール9が従来までの円形に比べて角部31を有することとすることで、麺線群に当該回転ロール9の角部31が接触時に麺線群Mを微妙に引っ張り、ネットコンベア装置1のネット3の表面からα化してネット3に結着した麺線群Mが剥がれやすくなると想定される。
【0035】
そして、当該剥離用の回転ロール9が回転することにより麺線群Mに小刻みな打撃効果を奏することによって効果的に麺線群Mの剥離を実現できることができると考えられる。
【0036】
次に、角部31の数については断面の周廻りにおいて、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個及び13以上等の様々な形状を利用することができる。但し、特に4個~10個が好ましい。また、さらに好ましくは5個~8個である。最も好ましくは6個である。
【0037】
また、上記の角部31の数に従い、断面形状が多角形の形状の場合には、当該多角形状については、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十一角形、十二角形及び十三角形以上等の様々な形状を利用することができる。但し、特に四角形~十角形が好ましい。また、さらに好ましくは五角形~八角形である。最も好ましくは六角形である。図7は剥離用の回転ロール9が六角形の場合の斜視図を示している。
次に図8は、本剥離用の回転ロール9を利用して麺線群Mをネットコンベア装置1のネット3より剥離している状態を示している模式図である。図8に示すように蒸煮後の麺線群Mは、ネットコンベア装置1のネット3に結着した状態で搬送され、コンベアの排出側から剥離用の回転ロール9に乗り移る。また、当該回転ロール9が回転することによって順次、麺線群Mはネット3より剥離されていく。当該剥離された麺線群Mは回転ロール9を経由して次のコンベア装置7に移載され、引っ張り等の別の処理工程に移される。
【0038】
次に、当該剥離用の回転ロール9の断面サイズの直径(中心から角部までの距離)は特に限定されるものではないが、概ね20mm~100mm程度が好ましい。また、より好ましくは30mm~60mm程度である。また、蒸煮装置より排出された麺線群が搬送されているネットコンベア装置1の排出側のスプロケットの外径に対する剥離用の回転ロール9の直径の比率は特に限定されるものではないが、0.05~0.4程度が好ましい。
【0039】
─送風機─
本発明の麺線群剥離装置については、上記の構成に加えて蒸煮後のネットコンベア装置上の麺線群Mに対して送風を付与するために送風機をさらに設置してもよい。送風機35は蒸煮装置5より排出された麺線群Mが搬送されているネットコンベア装置1のネット3の裏面側から上方に送風するタイプである。これによって蒸煮後の麺線群Mとネット3の結着を軽減させることができる。
【0040】
このように、蒸煮後のネットコンベア装置1に載置され、ネット面に結着した麺線群Mに対して送風を付与することでその後の麺線群Mのネットコンベア装置のネット3からの剥離を促進することが可能となることを見出した。
【0041】
さらに、図8では蒸煮後のネットコンベア装置1の下方部に対して左右の側面からも送風を送るように送付機37を設置している状態を示している。このように複数台の送風機(35、37)も設置することが好ましい。
送風機の(35、37)風速は特に限定されるものではないが、裏面側から上方への送風については、0.3~1.0m/s程度が好ましい。また、左右の側面からの送風については、0.05~0.4m/s程度が好ましい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8