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  • 特許-照明の収納構造および便器装置 図1
  • 特許-照明の収納構造および便器装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】照明の収納構造および便器装置
(51)【国際特許分類】
   E03D 9/00 20060101AFI20241112BHJP
【FI】
E03D9/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020048876
(22)【出願日】2020-03-19
(65)【公開番号】P2021147874
(43)【公開日】2021-09-27
【審査請求日】2023-01-04
(73)【特許権者】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100169764
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】村田 謙豪
(72)【発明者】
【氏名】東野 亨
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 龍次
(72)【発明者】
【氏名】平澤 勇人
【審査官】油原 博
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-266926(JP,A)
【文献】特開2008-138423(JP,A)
【文献】特開2019-167786(JP,A)
【文献】特開2008-057212(JP,A)
【文献】特開2011-127320(JP,A)
【文献】特開2015-101942(JP,A)
【文献】特開2016-037702(JP,A)
【文献】特開2015-209733(JP,A)
【文献】特開2008-095452(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03D 1/00-13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
便鉢を有する便器本体を備えた便器装置に設けられる照明の収納構造であって、
前記便器本体の上部後側に固定されるベースプレートと、
前記ベースプレートに支持され、前記便鉢に向けて吐水する吐水ノズルと、
前記吐水ノズル周囲の空間に設けられ、光を照射するライト照射部を備えた照明装置と、
前記照明装置に接続された電源ケーブルと、
前記吐水ノズルと前記照明装置及び前記電源ケーブルとの間で、前記照明装置及び前記電源ケーブルを覆うカバー体と、
を備え
前記ベースプレートの底壁には、前記照明装置からの光を照射する開口が設けられる、
照明の収納構造。
【請求項2】
前記ベースプレートには、前記ライト照射部が光を下向きに照射するようにライト照射部を嵌め込む照射穴が設けられ、
前記照射穴と、前記ライト照射部に電気を供給する結線部と、の間に止水パッキンが設けられている、
請求項1に記載の照明の収納構造。
【請求項3】
前記ベースプレート上の前記空間を形成する区画部が設けられ、
前記カバー体の前端に位置するカバー前端部は、前記区画部の前側に位置する区画部前端部よりも前方に隙間をあけて配置されており、
前記カバー体は、前方に向かって下方に傾斜しており、前記吐水ノズルを有する洗浄装置と隙間をあけて配置されており、
前記ベースプレート上の前記空間は、前記吐水ノズルの下方に設けられる、
請求項1又は2に記載の照明の収納構造。
【請求項4】
前記照明装置は、前記ライト照射部に電気を供給する結線部と、が設けられ、
前記ライト照射部は、前記結線部よりも下方に位置する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の照明の収納構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明の収納構造を備えた便器装置であって、
前記照明装置は、照射される光が前記便鉢における汚物受け面と前記汚物受け面の上方に位置するリム部との間に位置する棚部に当たるように設置されており、
前記照明装置から照射される光は、前記リム部より上方から照射される、
便器装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明の収納構造および便器装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、便器装置として、使用後に局部を洗浄するための局部洗浄装置を備えたものがある。局部洗浄装置は、リモコン操作などに応じ、ノズル開口部を通じて便器本体の内側とカバーケース及びノズルカバーの間で進退出没する局部洗浄ノズルを備えている。
【0003】
上述したような便器装置が設けられる施設等では、夜間等の暗い状況の際に便器装置の場所を確認する手段として、トイレ本体の機能部内に収納され、局部洗浄ノズルの下方の空間に微弱な照明で便器内を下向きに照らす照明装置を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-48566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のような便器装置に設けられる照明装置では、局部洗浄装置の局部洗浄ノズルの近傍に配置されていることから、局部洗浄ノズルの捨て水や局部洗浄ノズルの掃除の際等に照明装置が収納されている空間に水が入って照明装置が水に接触することがあり、水が接触することによる誤作動や不具合が生じるおそれがあった。
【0006】
本開示は、便鉢内を照らす照明装置を防水することができ、照明装置の誤動作等の不具合を抑制できる照明の収納構造および便器装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の照明の収納構造は、便鉢を有する便器本体を備えた便器装置に設けられる照明の収納構造であって、前記便器本体の上部後側に固定されるベースプレートと、前記ベースプレートに固定され、前記便鉢に向けて吐水する吐水ノズルと、前記吐水ノズル周囲の空間に設けられ、光を照射するライト照射部を備えた照明装置と、前記照明装置に接続された電源ケーブルと、前記吐水ノズルと前記照明装置及び前記電源ケーブルとの間で、前記照明装置及び前記電源ケーブルを覆うカバー体と、を備え、前記ベースプレートの底壁には、前記照明装置からの光を照射する開口が設けられる。
【0008】
本開示の他の一態様の便器装置は、上述した照明の収納構造を備えた便器装置であって、前記照明装置は、照射される光が前記便鉢における汚物受け面から上部リムに立ち上がる棚部に当たるように設置されている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示の一実施形態である便器装置を斜め上方から見た斜視図である。
図2図1に示す便器装置において、便座を省略し、機能部の一部破断した斜視図である。
図3図2に示すA-A線断面図であって、便器装置の縦断面図である。
図4図3に示す照明装置周囲の構成を示す要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態による照明の収納構造および便器装置について、図面に基づいて説明する。
【0011】
図1及び図2に示すように、本実施形態による便器装置1は、便鉢11を有する便器本体10と、便器本体10に対して開閉可能に設けられた便座2と、便座2に対して開閉可能に設けられた便蓋(図示省略)と、を備えている。図1は、閉状態の便座2が示されている。
【0012】
以下の説明において、便器装置1の使用者が便座2に着座した状態で使用者の前方を前側とし、同状態で使用者の背後側を後側とし、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向X1と定義するとともに、便座2の着座者から見た左側と右側とを結ぶ方向を左右方向X2と定義する。便器装置1が設置されている床面から離れている側を「上側」とし、床面に近い側を「下側」とし、上側と下側とを結ぶ方向を上下方向X3と定義する。
【0013】
便器本体10は、便鉢11を有している。便器本体10の後側には、便座2や便蓋の開閉機構や使用する水の制御装置等が収容される機能部3が設けられている。
【0014】
図2及び図3に示すように、便器本体10は、便鉢11と、便鉢11よりも底側に位置する溜水部12と、を備えている。便鉢11は、汚物受け面13と、汚物受け面13の上方に位置するリム部15と、汚物受け面13及びリム部15との間に位置する棚部16と、を有している。リム部15は、側面15aと天面15bとを有している。便器本体10の後部において、リム部15の天面15bは、棚部16よりも前後方向Yの幅寸法が小さく設定されている(図4参照)。便器本体10の上面10aには、便座2が配置されている。溜水部12は、便等を便鉢11から排出するための便器排水路17に接続されている。
【0015】
便座2は、便器本体10の後部に位置する機能部3内に収容され左右方向X2に延びる便座回転軸31(図1及び図2参照)を中心に回動自在に設けられ、便器本体10の上面10aを覆う閉位置と便器本体10に対して起立した開位置との間で回動するように設けられている。便座2は、周方向に連続して延在する環状をなし、閉位置で便器本体10の上面10aに載置された状態で使用者が着座可能となっている。便座2は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT樹脂)、ABS、ユリア樹脂等ポリプロピレンよりも剛性の高い材質により形成されていることが好ましい。ポリプロピレンにガラス繊維やタルクなど添加物を加えて剛性を強化したり、ポリプロピレンを金属板で補強した材料を用いても良い。
【0016】
便座2は、図1に示すように、閉位置で後端部の左右両端部のそれぞれから後方に延び、機能部3に回転自在に連結される一対の便座支持部21A、21Bを有している。一対の便座支持部21A、21Bは、それぞれに対応する回転ヒンジ部が設けられている。
【0017】
機能部3は、便器本体10の後部に配置され、後述する本体ケース32内に例えば洗浄機能(温水洗浄便座)、ヒータ機能(暖房便座)、脱臭機能、除菌機能、乾燥機能、便座開閉機能、便蓋開閉機能、擬音機能等を組み込むことが可能な構成となっている。
【0018】
図2に示すように、機能部3は、本体ケース32と、本体ケース32の上開口を覆うカバー33と、本体ケース32内に収納されたモータユニット(図示省略)によって回動され便座2を開閉可能に支持する便座回転軸31と、を備えている。機能部3は、便器本体10の後方上部に設けられるベースプレート14上に支持されている。
【0019】
図3に示すように、機能部3には、局部洗浄ノズル40(吐水ノズル)を有して例えば使用者のリモコン操作によって使用後に局部を洗浄するための局部洗浄装置4がベースプレート14に固定された状態で設けられている。ベースプレート14は、例えば樹脂成形等によって板状に形成されている。
【0020】
局部洗浄ノズル40は、図4に示すように、リモコン操作などに応じて、ノズル開口部を通じて便器本体10の内側と本体ケース32との間で進退出没する。局部洗浄ノズル40は、略円柱棒状に形成され、適宜な進退機構によってノズル中心軸線に沿って進退可能に支持されている。局部洗浄ノズル40の先端は、ノズル開口部41aを有する先端カバー41によって覆われている。ノズル開口部41aは、局部洗浄ノズル40が前方に進出したとき、局部洗浄ノズル40がそれぞれ挿通可能な大きさの略円状の開口である。
【0021】
ベースプレート14の前端部には、ノズル開口部41aを開閉し、横方向に長い帯状のシャッタ42が設けられている。シャッタ42が下に位置する状態では、ノズル開口部41aが閉じられている。
【0022】
シャッタ42は、例えば、汚物、洗浄水の飛沫などが局部洗浄ノズル40にかかったり、ベースプレート14の内部に入り込んだりすることを抑制するために設けられている。シャッタ42は、局部洗浄ノズル40の進出動作と連動する図示略のシャッタ動作機構によって、局部洗浄ノズル40の前進時に開放される。一方、局部洗浄ノズル40がノズル開口部41aを通してベースプレート14内に退避すると、シャッタ42の押圧状態が解除されてシャッタ42は、自動的に回動し、ノズル開口部41aがシャッタ42によって閉止される。
【0023】
図4に示すように、ベースプレート14における局部洗浄装置4の下方の部分には、脱臭カートリッジを有する脱臭ユニット34が収納される空間を有する区画部14Aを備える。区画部14Aは、前端壁141(区画部前端部)、後端壁142及び底壁143を有し、上部が開口となっている。底壁143は、前端壁141の下端から後端壁142の下端に向かって斜め上方に延びる。底壁143の前部には、後述する照明装置6の照射部となる円形の照射穴143aが形成されている。照射穴143aの寸法は、後述するライト照射部61が嵌合する大きさに設定されている。
【0024】
区画部14Aの上方の開口は、カバー体5によって覆われている。区画部14A内の空間には、底壁143から上方に隙間(照明配置空間S1)を空けて脱臭ユニット34が収納されている。照明配置空間S1の前方には、照明装置6が配置される。
【0025】
カバー体5は、ベースプレート14の区画部14Aと局部洗浄装置4との間に配置されている。カバー体5は、ベースプレート14の後端壁142の上部から前方に向かって延びる庇部51と、庇部51から前方に向かって斜め下方に延びる前方傾斜部52と、前方傾斜部52の前端から下方に延ばされたカバー前端部53と、を有している。カバー体5の上方には、局部洗浄装置4の局部洗浄ノズル40が配置される。
【0026】
カバー前端部53は、区画部14Aの前側に位置する前端壁141よりも前方に隙間S2をあけて配置されている。この隙間S2の寸法としては、例えば3mm程度に設定される。カバー体5の庇部51上の水は、庇部51と前方傾斜部52を伝ってベースプレート14の区画部14Aより前方の便鉢11内に落下するように構成されている。
【0027】
照明装置6は、ライト本体部60と、光Lを照射するためのライト照射部61と、ライト本体部60におけるライト照射部61に電気を供給する結線部62と、を有している。
【0028】
照明装置6は、ライト照射部61を前方に向けて上述した照明配置空間S1に収納されている。このときの照明装置6は、ベースプレート14の底壁143上に設けられ、ライト照射部61が結線部62よりも下方に位置するように傾斜した姿勢、すなわちライト照射部61側が斜め下を向く姿勢で配置されている。
【0029】
結線部62に接続されている電源ケーブル63は、区画部14A内の後側の隙間を通過して後端壁142の上方からベースプレート14の後方に延ばされて不図示の電源部に接続されている。
【0030】
ライト照射部61は、円筒状に形成され、ライト本体部60の前部下面から下方に突出している。ライト照射部61には、ベースプレート14の底壁143に形成された照射穴143aと結線部62との間に止水パッキン65が設けられている。ライト照射部61の照射口61aは、光を下向きに照射するように配置されている。止水パッキン65は、ライト本体60の外周面に沿って全周にわたって延在して液密な状態で設けられ、ライト照射部61の外周面に対して液密な状態で設けられている。止水パッキン65の部材としては、例えばスポンジ等を採用することができる。
【0031】
図4に示すように、ライト照射部61は、下方から見て、便器本体10の後側に位置するリム部15の天面15bよりも前方に露出している。ライト照射部61の照射口61aは、照射される光Lが便鉢11の棚部16を照射するように設置されている。さらに具体的には、ライト照射部61は、棚部16とリム部15との境界部分を照射するように配置されている。
【0032】
次に、本実施形態による照明の収納構造および便器装置1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0033】
図4に示すように、本実施形態による便器装置1では、局部洗浄ノズル40周囲の区画部14Aに照明装置6が設けられ、その照明装置6の上方がカバー体5で覆われているので、局部洗浄ノズル40から噴射される水が照明装置6にかかることを防止することができる。すなわち、カバー体5は、区画部14Aの上部開口を覆う庇部51と前方傾斜部52とによってカバー体5上にかかる水がカバー体5の前端から便鉢11内に落とすことができる。そのため、局部洗浄装置4の局部洗浄ノズル40の下方等の近傍に照明装置6が設けられていても、局部洗浄ノズル40の捨て水等がかかって接触することを防止できる。
【0034】
本実施形態では、ベースプレート14に設けられる照射穴143aと、照射穴143aに嵌め込まれるライト照射部61との間に止水パッキン65が設けられているので、照射穴143aを通過して区画部14A内における照明装置6が配置される照明配置空間S1に便鉢11内からの水が浸入することを防止できる。
【0035】
本実施形態では、ベースプレート14上の空間を形成する区画部14Aが設けられ、カバー体5の前端に位置するカバー前端部53が区画部14Aの前側に位置する区画部前端部(区画部14Aの前端壁141)よりも前方に隙間S2をあけて配置されているので、カバー前端部53と前端壁141とが密着している場合のように表面張力によって区画部14A内に水が浸入することを抑制することができる。
【0036】
本実施形態では、照明装置6がライト照射部61に電気を供給する結線部62が設けられている。そして、ライト照射部61は、結線部62よりも下方に位置するように傾斜していることから、例えば区画部14A内に水が浸入した場合であっても、結線部62側からライト照射部61側に水が流動することから、結線部62には水が接触しにくい構造となる。
【0037】
本実施形態では、照明装置6が照射される光が便鉢11におけるボウル部12から上部リム13に立ち上がる棚部分13aに当たるように設置されているので、光Lが棚部分13aに反射しても人も目に入り難い位置となる。すなわち、光Lが便鉢11のボウル部12に当たって反射した反射光が人の目に入りやすくなること防止できる。
【0038】
本実施形態による照明の収納構造および便器装置1では、便鉢11内を照らす照明装置6を防水することができ、照明装置6の誤動作等の不具合を抑制できる。
【0039】
以上、本開示による照明の収納構造および便器装置の実施形態について説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されるものではない。
【0040】
例えば、本実施形態では、照明装置6が局部洗浄装置4の局部洗浄ノズル40よりも下方の位置に設けられている。照明装置6と局部洗浄ノズル40の位置関係はとくに制限されるものではない。例えば、照明装置6が局部洗浄ノズル40とほぼ同じ高さで横に設けられていてもよい。要は、局部洗浄ノズル40等の吐水ノズル周囲の空間に照明装置6が設けられた構成の便器装置に対象として適用することができる。
【0041】
本実施形態では、ベースプレート14に設けられる照射穴143aとライト照射部61との間に止水パッキン65を設ける構成としている。この止水パッキン65を省略することも可能である。
【0042】
本実施形態では、カバー前端部53と区画部前端部(前端壁141)との間に隙間S2が設けられているがこのような隙間S2を省略してもよい。
【0043】
さらに、照明装置6の姿勢についても上述した実施形態のように、ライト照射部61が結線部62よりも下方に位置するような傾斜姿勢により配置されているが、水平に設けられていてもよい。そして、照明装置6のライト照射部61から照射される光Lの向きや便鉢11における照射位置は上部リム13の棚部分13aであることに限定されることはない。
【0044】
その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
【符号の説明】
【0045】
1…便器装置、2…便座、3…機能部、4…局部洗浄装置、5…カバー体、6…照明装置、10…便器本体、10a…上面、11…便鉢、13…上部リム、13a…棚部分、14…ベースプレート、14A…区画部、32…本体ケース、40…局部洗浄ノズル(吐水ノズル)、52…前方傾斜部、53…カバー前端部、61…ライト照射部、61a…照射口、62…結線部、141…前端壁、143…底壁、143a…照射穴、X1…前後方向、X2…左右方向、X3…上下方向
図1
図2
図3
図4