(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-11
(45)【発行日】2024-11-19
(54)【発明の名称】電動リール
(51)【国際特許分類】
A01K 89/017 20060101AFI20241112BHJP
A01K 89/00 20060101ALI20241112BHJP
【FI】
A01K89/017
A01K89/00 B
A01K89/00 C
(21)【出願番号】P 2020205381
(22)【出願日】2020-12-10
【審査請求日】2023-11-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000002439
【氏名又は名称】株式会社シマノ
(74)【代理人】
【識別番号】110000202
【氏名又は名称】弁理士法人新樹グローバル・アイピー
(72)【発明者】
【氏名】林 健太郎
(72)【発明者】
【氏名】原口 仁志
(72)【発明者】
【氏名】片山 陽介
【審査官】吉田 英一
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-123374(JP,A)
【文献】米国特許第05050333(US,A)
【文献】[ワカサギ釣り]高速巻き上げ時の浮き上げを抑える「クリスティアワカサギふんばるレッグプレート」(ダイワ),つりそくニュース,2000年03月11日,https://www.tsurisoku.com/news/6643/
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 89/017
A01K 89/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
穂先竿が装着される電動リールであって、
リール本体と、
前記リール本体に対して回転可能に装着されるスプールと、
前記スプールに接触し前記スプールを回転させる駆動軸を有するモータと、
前記リール本体の姿勢を保持するために前記リール本体の前方にスライド可能に配置される姿勢保持部材と、
前記リール本体に対して前記姿勢保持部材を固定する位置決め構造と、
を備え
、
前記位置決め構造は、前記姿勢保持部材を前記リール本体とともに挟持する挟持部と、前記姿勢保持部材に設けられスライド方向に延びる長孔部と、前記リール本体及び前記挟持部のいずれか一方に設けられ前記長孔部に挿通される雄ネジ部と、前記リール本体及び前記挟持部のいずれか他方に設けられ前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部と、を有する、
電動リール。
【請求項2】
前記位置決め構造は、前記リール本体に進退可能に配置されるピン部材と、前記スライド方向において前記姿勢保持部材に間隔を隔てて設けられる複数の孔部と、をさらに有し、
前記ピン部材は、複数の前記孔部のいずれか1つに係合する、
請求項
1に記載の電動リール。
【請求項3】
前記リール本体は、第1ケース部材と、前記第1ケース部材及び前記姿勢保持部材の間に配置される第2ケース部材と、を有し、
前記第2ケース部材は、本体部と、前記本体部と一体に形成される1対の脚部と、を有し、
前記姿勢保持部材は、1対の前記脚部の間に配置される、
請求項1
又は2に記載の電動リール。
【請求項4】
1対の前記脚部は、合成樹脂又は金属である、
請求項
3に記載の電動リール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動リール、特に穂先竿が装着される電動リールに関する。
【背景技術】
【0002】
ワカサギ等の小魚を釣る際には、釣り用リール、例えば電動リールが用いられることがある。このタイプの電動リールでは、魚が掛かった場合にリール本体が回動してしまうおそれがある。この問題を緩和するために、特許文献1及び2の電動リールでは、リール本体には脚部が設けられている。一方で、非特許文献1には、リール本体の脚部に取り付けられる姿勢保持部材が、開示されている。姿勢保持部材は、リール本体に別体として装着される脚部に、弾性的に係合する。脚部は、弾性部材によって形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2013-123374号公報
【文献】特開2000-04726号公報
【文献】クリスティアワカサギふんばるレッグ プレート、インターネット<https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/wakasagi/crystia_wakasagi_funbaruleg_plate/index.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2では、脚部がリール本体の所定の位置に設けられている。このため、魚が掛かった場合に、穂先竿の先端に作用する荷重及び速度が変化すると、依然として、リール本体が回動するおそれがある。
【0005】
非特許文献1では、姿勢保持部材が脚部に弾性係合させているだけなので、穂先竿の先端に作用する荷重及び速度が変化すると、リール本体が姿勢保持部材に対してズレるおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、リール本体の姿勢を確実に保持することができる電動リールを、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る電動リールには、穂先竿が装着される。電動リールは、リール本体と、スプールと、モータと、姿勢保持部材と、位置決め構造と、を備える。スプールは、リール本体に対して回転可能に装着される。モータは、駆動軸を有する。駆動軸は、スプールに接触し、スプールを回転させる。姿勢保持部材は、リール本体の姿勢を保持するために、リール本体の前方にスライド可能に配置される。位置決め構造は、リール本体に対して姿勢保持部材を固定する。
【0008】
本発明の電動リールでは、リール本体の姿勢が姿勢保持部材によって保持される。姿勢保持部材は、位置決め構造によってリール本体に固定される。これにより、本発明の電動リールでは、リール本体の姿勢を確実に保持することができる。
【0009】
本発明の他の側面に係る電動リールでは、位置決め構造は、挟持部と、長孔部と、雄ネジ部と、雌ネジ部と、を有することが好ましい。挟持部は、姿勢保持部材をリール本体とともに挟持する。長孔部は、姿勢保持部材に設けられ、スライド方向に延びる。雄ネジ部は、リール本体及び挟持部のいずれか一方に設けられ、長孔部に挿通される。雌ネジ部は、リール本体及び挟持部のいずれか他方に設けられ、雄ネジ部に螺合する。
【0010】
この場合、姿勢保持部材が、雄ネジ部及び雌ネジ部によってリール本体及び挟持部の間で固定される。これにより、本発明の電動リールでは、リール本体の姿勢を確実に保持することができる。
【0011】
本発明の他の側面に係る電動リールでは、位置決め構造は、ピン部材と、複数の孔部と、をさらに有することが好ましい。ピン部材は、リール本体に進退可能に配置される。複数の孔部は、スライド方向において姿勢保持部材に間隔を隔てて設けられる。ピン部材は、複数の孔部のいずれか1つに係合する。
【0012】
この場合、ピン部材を複数の孔部のいずれか1つに係合させることによって、リール本体に対して姿勢保持部材を容易に位置決めすることができる。
【0013】
本発明の他の側面に係る電動リールでは、リール本体は、第1ケース部材と、第1ケース部材及び姿勢保持部材の間に配置される第2ケース部材と、を有することが好ましい。第2ケース部材は、本体部と、本体部と一体に形成される1対の脚部と、を有する。姿勢保持部材は、1対の脚部の間に配置される。
【0014】
この場合、1対の脚部が本体部と一体に形成されるので、姿勢保持部材を1対の脚部の間で安定的にスライドさせることができる。
【0015】
本発明の他の側面に係る電動リールでは、1対の脚部は、合成樹脂又は金属であることが好ましい。この場合、姿勢保持部材を1対の脚部の間でより安定的にスライドさせることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明では、電動リールにおいて、リール本体の姿勢を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態による電動リールの斜視図。
【
図3】電動リールの内部構造を説明するための側面図。
【
図6】前記実施形態の変形例における姿勢保持部材の斜視図。
【
図7】前記実施形態の変形例における位置決め構造の部分拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の一実施形態が採用された電動リール1は、ワカサギ等の小魚を釣るときに使用されるリールである。
図1に示すように、電動リール1には、穂先竿Rが装着される。
【0019】
ここで、以下では、釣り糸が繰り出される方向が、前方(前側)と定義される。また、釣り糸が繰り出される方向とは反対の方向が、後方(後側)と定義される。また、電動リール1が台座のような設置対象に配置された状態で、設置対象から離れる方向が、上方(上側)と定義される。電動リール1が設置対象に配置された状態で、設置対象に近づく方向が、下方(下側)と定義される。
【0020】
図1及び
図2に示すように、電動リール1は、リール本体3と、スプール5と、モータ7(
図3を参照)と、姿勢保持部材9と、位置決め構造11と、を備える。
図3に示すように、電動リール1は、スプール軸13と、スプール軸保持部材25と、操作部材27と、をさらに備える。
【0021】
図1及び
図2に示すように、リール本体3は、上側ケース17(第1ケース部材の一例)と、下側ケース19(第2ケース部材)と、スプール軸保持部材25と、を有する。上側ケース17は、リール本体3の上部を形成する。上側ケース17は、下側ケース19に装着される。
【0022】
下側ケース19は、リール本体3の下部を形成する。例えば、下側ケース19には、図示しない固定部材例えばネジ部材によって、上側ケース17が固定される。下側ケース19は、合成樹脂又は金属であることが好ましい。
【0023】
下側ケース19は、本体部20と、複数の脚部21と、を有する。
図2に示すように、本体部20は、被装着面20aを有する。被装着面20aは、本体部20の下面における前部に、設けられる。被装着面20aには、姿勢保持部材9が配置される。
図3及び
図5に示すように、被装着面20aには、ボルト10の雄ネジ部10b(後述する)を挿通するための孔部20bが、設けられる。
【0024】
図1及び
図2に示すように、複数の脚部21は、台座のような設置対象に接触する部分である。複数の脚部21は、本体部20と一体に形成される。複数の脚部21は、例えば、3個の脚部21a,21b,21cを含む。3個の脚部21a,21b,21cは、合成樹脂又は金属であることが好ましい。ここで、1対の脚部21a,21bは、下側ケース19の前部に設けられる。脚部21cは、下側ケース19の後部に設けられる。
【0025】
図3に示すように、スプール軸保持部材25は、スプール軸13を保持する部材である。
図1及び
図2に示すように、スプール軸保持部材25は、上側ケース17に装着される。例えば、スプール軸保持部材25は、
図2に示す固定部材例えばネジ部材50aによって、上側ケース17に装着される。
図3に示すように、スプール軸保持部材25には、スプール軸13が固定される。
【0026】
図3及び
図5に示すように、スプール軸保持部材25には、ボルト10の雄ネジ部10b(後述する)を螺合するための雌ネジ部25aが、設けられる。スプール軸保持部材25の前部には、穂先竿Rが装着される。
【0027】
図1及び
図2に示すように、スプール5は、リール本体3の前部に配置される。スプール5は、リール本体3に対して回転可能に装着される。例えば、スプール5は、スプール軸13に対して回転可能に支持される。すなわち、スプール5は、スプール軸13を介して、リール本体3に対して回転可能に装着される。
【0028】
本実施形態では、
図3に示すように、モータ7は、外部電源P(
図1を参照)によって駆動される。外部電源Pは、リール本体3の外側に配置される。モータ7は、機構装着部材22を介して、リール本体3に装着される。機構装着部材22は、
図2に示すネジ部材50bによって、上側ケース17に固定される。
【0029】
モータ本体7aは、機構装着部材22に対して揺動可能に装着される。駆動軸7bは、モータ本体7aに設けられる。駆動軸7bは、モータ本体7aの動作によって回転する。駆動軸7bは、モータ本体7aとともに上側ケース17に対して揺動可能である。駆動軸7bは、スプール5に接触し、スプール5を回転させる。
【0030】
図1及び
図2に示すように、姿勢保持部材9は、リール本体3の姿勢を保持するために、リール本体3の前方にスライド可能に配置される。姿勢保持部材9は、リール本体3の前部に配置される。例えば、
図1に示すように、姿勢保持部材9は、下側ケース19の前部に配置される。
図2に示すように、姿勢保持部材9は、1対の脚部21a,21bの間に配置される。
【0031】
図4に示すように、姿勢保持部材9は、設置部31と、装着部33と、1対の連結部35と、を有する。設置部31は、台座のような設置対象に接触する部分である。装着部33は、リール本体3に装着される部分である。例えば、装着部33は、下側ケース19の被装着面20a(
図1を参照)に対向して配置される。この状態において、装着部33は、位置決め構造11によって下側ケース19に装着される。
【0032】
装着部33は、長孔部33aを有する。長孔部33aは、スライド方向に延びる。長孔部33aには、ボルト10の雄ネジ部10b(後述する)が挿通される。装着部33の下面には、ボルト10の頭部10a(後述する)が当接する。なお、スライド方向は、前後方向に対応する。スライド方向は、1対の連結部35が延びる方向と解釈してもよい。
【0033】
1対の連結部35は、設置部31及び装着部33を連結する。1対の連結部35は、設置部31及び装着部33と一体に形成される。1対の連結部35それぞれは、一方向に長い板状に形成される。
【0034】
図3及び
図5に示すように、位置決め構造11は、リール本体3に対して姿勢保持部材9を固定する。詳細には、スプール軸保持部材25が上側ケース17に固定された状態で、姿勢保持部材9は下側ケース19の被装着面20aに対向して配置される。この状態において、位置決め構造11は、姿勢保持部材9をスプール軸保持部材25に固定する。
【0035】
位置決め構造11は、リール本体3において1対の脚部21a,21bを除いた部分に、設けられる。例えば、位置決め構造11は、下側ケース19の本体部20及びスプール軸保持部材25に、設けられる。位置決め構造11は、ボルト10と、姿勢保持部材9と、スプール軸保持部材25と、下側ケース19と、によって構成される。
【0036】
例えば、位置決め構造11は、ボルト10の頭部10a(挟持部の一例)と、ボルト10の雄ネジ部10bと、姿勢保持部材9の長孔部33aと、スプール軸保持部材25の雌ネジ部25aと、を有する。位置決め構造11は、下側ケース19の被装着面20aの孔部20bをさらに有する。
【0037】
ボルト10の頭部10aは、姿勢保持部材9をリール本体3とともに挟持する。ボルト10の頭部10aは、姿勢保持部材9の装着部33を、スプール軸保持部材25及び下側ケース19とともに挟持する。ボルト10の雄ネジ部10bは、姿勢保持部材9の長孔部33a及び下側ケース19の孔部20bに挿通される。この状態において、ボルト10の雄ネジ部10bは、スプール軸保持部材25の雌ネジ部25aに螺合する。
【0038】
これにより、姿勢保持部材9は、下側ケース19の被装着面20aに接触した状態で、
ボルト10の頭部10aとリール本体3(姿勢保持部材9及び下側ケース19)とによって、挟持される。
【0039】
上述した電動リール1は、以下のような特徴を有する。電動リール1では、リール本体3の姿勢が姿勢保持部材9によって保持される。姿勢保持部材9は、位置決め構造11によってリール本体3に固定される。これにより、電動リール1では、リール本体3の姿勢を確実に保持することができる。
【0040】
電動リール1では、姿勢保持部材9が、ボルト10の雄ネジ部10b及びスプール軸保持部材25の雌ネジ部25aによって、リール本体3及びボルト10の頭部10aの間で固定される。これにより、電動リール1では、リール本体3の姿勢を確実に保持することができる。
【0041】
電動リール1では、リール本体3の1対の脚部21a,21bがリール本体3の本体部20と一体に形成されるので、姿勢保持部材9を1対の脚部21a,21bの間で安定的にスライドさせることができる。
【0042】
電動リール1では、1対の脚部21a,21bが合成樹脂又は金属であるので、姿勢保持部材9を1対の脚部21a,21bの間でより安定的にスライドさせることができる。
【0043】
(変形例)
(a)前記実施形態では、姿勢保持部材9は、リール本体3に対して選択的にスライド可能なように配置されてもよい。この場合、
図6に示すように、位置決め構造11は、ピン部材11aと、複数の孔部11bと、をさらに有していてもよい。
【0044】
例えば、ピン部材11aは、下側ケース19の被装着面20aに設けられる凹部20cに、配置される。ピン部材11aと、下側ケース19の被装着面20aの凹部20cとの間には、バネ部材11cが配置される。これにより、ピン部材11aは、リール本体3に進退可能に配置される。
【0045】
複数の孔部11bは、スライド方向において姿勢保持部材9に間隔を隔てて設けられる。例えば、複数の孔部11bは、姿勢保持部材9の装着部33の上面に間隔を隔てて設けられる。
【0046】
このように構成することによって、ボルト10を緩めた状態において、姿勢保持部材9をスライドさせると、ピン部材11aが複数の孔部11bのいずれか1つに係合する。これにより、姿勢保持部材9をリール本体3に対して容易に位置決めすることができる。
【0047】
(b)前記実施形態では、姿勢保持部材9をリール本体3に固定する固定部材が、ボルト10である場合の例が、示された。これに代えて、
図7に示すように、固定部材はナット110(挟持部の一例)であってもよい。
【0048】
この場合、雄ネジ部25bが、リール本体3に設けられる。例えば、雄ネジ部25bは、リール本体3のスプール軸保持部材25から突出する。雄ネジ部25bは、下側ケース19の孔部20b及び姿勢保持部材9の長孔部33aを通過する。この状態において、ナット110の雌ネジ部110aが雄ネジ部25bに螺合する。このように構成しても、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0049】
(c)前記実施形態及び前記変形例では、ボルト10又はナット110を用いることによって、姿勢保持部材9がリール本体3にスライド可能に位置決めされる場合の例が、示された。これに代えて、図示しないカム構造を用いて、姿勢保持部材9がリール本体3にスライド可能に位置決めされてもよい。
【0050】
(他の実施形態)
(1)前記実施形態では、モータ7の駆動源が、リール本体3の外側に配置された外部電源Pである場合の例が示された。これに代えて、モータ7の駆動源は、リール本体3の内側に配置された内蔵電池であってもよい。
【0051】
(2)前記実施形態では、設置部31と装着部33と1対の連結部35とが互いに一体に形成される場合の例が示された。設置部31と装着部33と1対の連結部35とは、互いに別部材で形成されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明は、穂先竿が装着される電動リールに利用することができる。
【符号の説明】
【0053】
1 電動リール
3 リール本体
5 スプール
7 モータ
7b 駆動軸
10 ボルト
10a ボルトの頭部
10b ボルトの雄ネジ部
11 位置決め構造
11a ピン部材
11b 複数の孔部
11c バネ部材
17 上側ケース
19 下側ケース
20 本体部
21 脚部
21a,21b 1対の脚部
20b 孔部
25 スプール軸保持部材
25b スプール軸保持部材の雄ネジ部
31 設置部
33 装着部
33a 長孔部
35 連結部
110 ナット
110a ナットの雌ネジ部