(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-12
(45)【発行日】2024-11-20
(54)【発明の名称】機器関連付け方法及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 16/90 20190101AFI20241113BHJP
G16Y 20/20 20200101ALI20241113BHJP
【FI】
G06F16/90
G16Y20/20
(21)【出願番号】P 2022504679
(86)(22)【出願日】2020-07-24
(86)【国際出願番号】 CN2020104025
(87)【国際公開番号】W WO2021013237
(87)【国際公開日】2021-01-28
【審査請求日】2023-07-21
(31)【優先権主張番号】201910677046.X
(32)【優先日】2019-07-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(73)【特許権者】
【識別番号】519385216
【氏名又は名称】北京京▲東▼方技▲術▼▲開▼▲発▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING BOE TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 407,Building 1,No.9 Dize Road,BDA,Beijing,100176,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 君杰
(72)【発明者】
【氏名】▲蘇▼ 京
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 乾
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ ▲硯▼秋
【審査官】松尾 真人
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0149613(US,A1)
【文献】特開2001-145174(JP,A)
【文献】特開2019-040510(JP,A)
【文献】特表2016-528610(JP,A)
【文献】特表2016-518636(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
G06Q 10/00-99/00
G16Y 20/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器管理プラットフォームで実行する機器関連付け方法であって、
第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、
前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取
得し、
前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、
前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けることを含む
機器関連付け方法。
【請求項2】
前記第一機器が送信した第一関連付け要求を受信する前に、
前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するための第二関連付け要求を受信し、
前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けることをさらに含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第二関連付け要求を受信する前に、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信し、
前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了することをさらに含む
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度を取得することは、
前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得し、
前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得し、
前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出することを含む
請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得することは、
前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得し、
前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得し、
前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出することを含む
請求項1~4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けることは、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けること、又は、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む
請求項1~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることは、
前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることを含む
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることは、
前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
機器関連付けのための電子機器であって、
プロセッサと、
指示が記憶されているメモリを含み、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに、
第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、
前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得し、
前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、
前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けることを実行させる
電子機器。
【請求項10】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するための第二関連付け要求を受信し、
前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けることを実行させる
請求項9に記載の電子機器。
【請求項11】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信し、
前記登録要求に基づいて
、機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了することを実行させる
請求項10に記載の電子機器。
【請求項12】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得し、
前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得し、
前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出することを実行させる
請求項9~11のいずれかに記載の電子機器。
【請求項13】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得し、
前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得し、
前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出することを実行させる
請求項9~12のいずれかに記載の電子機器。
【請求項14】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けること;又は
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを実行させる
請求項9~13のいずれかに記載の電子機器。
【請求項15】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることを実行させる
請求項14に記載の電子機器。
【請求項16】
前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、
前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを実行させる
請求項14に記載の電子機器。
【請求項17】
指示が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記指示がプロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項1~8のいずれか一項に記載の方法を実行させる
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2019年7月25日に出願された「機器関連付け方法、装置及び電子機器」という中国特許出願(出願番号201910677046.X)の優先権を主張し、ここで全文引用の方式で該当中国特許出願を本明細書に組み込む。
【0002】
本開示は、機器管理技術分野に関し、特に機器関連付け方法及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
モノのインターネット技術の発達と普及に従って、接続は既にモノのインターネット機器の基本的な属性になっている。機器と機器がいずれも同一の本体に関連付けられているとき、機器と機器との間に関連関係が存在し、関連関係を有する複数の機器が生じるデータを分析することによって、本体に関する情報をより良く判断し、判断の正確度を向上することができる。
【0004】
関連技術の解決手段においては、機器の間の関連の動的な変更を考慮せず、機器関連の本体に対する判断の正確度が低減される。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、機器管理プラットフォームで実行する機器関連付け方法を開示し、この機器関連付け方法は、
第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、
前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得し、
前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、
前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けることを含む。
【0006】
いくつかの実施例において、前記第一機器が送信した第一関連付け要求を受信する前に、
前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するための第二関連付け要求を受信し、
前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けることをさらに含む。
【0007】
いくつかの実施例において、前記第二関連付け要求を受信する前に、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信し、
前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了することをさらに含む。
【0008】
いくつかの実施例において、前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度を取得することは、
前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得し、
前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得し、
前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出することを含む。
【0009】
いくつかの実施例において、前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得することは、
前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得し、
前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得し、
前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出することを含む。
【0010】
いくつかの実施例において、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けることは、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けること、又は、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む。
【0011】
いくつかの実施例において、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることは、
前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることを含む。
【0012】
いくつかの実施例において、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることは、
前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む。
【0013】
本開示の実施例は機器管理プラットフォームに適用する機器関連付け装置を開示し、この機器関連付け装置は、
第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信するために用いられ、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられている第一要求受信モジュールと、
前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得するために用いられる関連強度取得モジュールと、
前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けるために用いられる組み合わせ関連付けモジュールと、
前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けるために用いられるプリエンプション関連付けモジュールを含くむ。
【0014】
いくつかの実施例において、
前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するための第二関連付け要求を受信するために用いられる第二要求受信モジュールと、
前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けるために用いられる機器関連付けモジュールをさらに含む。
【0015】
いくつかの実施例において、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信するために用いられる登録要求受信モジュールと、
前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了するために用いられる機器登録モジュールをさらに含む。
【0016】
いくつかの実施例において、前記関連強度取得モジュールは、
前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得するために用いられる一二類型取得サブモジュールと、
前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得するために用いられる、第二個数取得サブモジュールと、
前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出するために用いられる第一強度算出サブモジュールを含む。
【0017】
いくつかの実施例において、前記関連強度取得モジュールは、
前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得するために用いられる二三類型取得サブモジュールと、
前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得するために用いられる、第一個数取得サブモジュールと、
前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出するために用いられる第二強度算出サブモジュールを含む。
【0018】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ関連付けモジュールは、
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けるために用いられる、組み合わせ短関連付けサブモジュール、又は
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けるために用いられる、組み合わせ長関連付けサブモジュールを含む。
【0019】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ短関連付けサブモジュールは、
前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けるために用いられる、短関連付けサブモジュールを含む。
【0020】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ長関連付けサブモジュールは、
前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む。
【0021】
本開示の実施例は、機器関連付けのための電子機器をさらに開示し、この電子機器は、プロセッサと、指示が記憶されているメモリを含み、前記指示は、前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一機器が送信した第一関連付け要求を受信し、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得し、前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けることを、実行させる。
【0022】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するための第二関連付け要求を受信し、前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けることを、実施行させる。
【0023】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信し、前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了することを、実行させる。
【0024】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得し、前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得し、前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出することを、実行させる。
【0025】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得し、前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得し、前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出するようことを、実行させる。
【0026】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付け、又は前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを、実行させる。
【0027】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けることを、実行させる。
【0028】
いくつかの実施例において、前記指示が前記プロセッサによって実行される時、さらに前記プロセッサに、前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを、実行させる。
【0029】
本開示の実施例は指示が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに開示し、前記指示がプロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに上記に記載のいずれか一項の方法を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】
図1は、本開示の実施例が提供する機器関連付け方法のステップフローチャートを示す。
【
図2】
図2は、本開示の実施例が提供する機器関連付け方法のステップフローチャートを示す。
【
図3a】
図3aは、本開示の実施例が提供する、組み合わせ関連を付ける模式図を示す。
【
図3b】
図3bは、本開示の実施例が提供する、プリエンプション関連を付ける模式図を示す。
【
図4】
図4は、本開示の実施例が提供する機器関連付け装置の構成模式図を示す。
【
図5】
図5は、本開示の実施例が提供する機器関連付け装置の構成模式図を示す。
【
図6】
図6は、本開示の実施例による機器関連を付けるための電子機器のハードウェアの模式的構成図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明らかにするために、以下、図面及び具体的な実施形態を合わせて、本開示についてさらに詳しく説明する。
【0032】
図1を参照すると、本開示の実施例が提供する機器関連付け方法のステップフローチャートを示し、当該機器関連付け方法は機器管理プラットフォームに適用することができ、具体的に以下のようなステップを含んでよい。
【0033】
ステップ101:第一機器が送信した第一関連付け要求を受信し、前記第一関連付け要求は、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するために用いられ、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられている。
【0034】
本開示の実施例において、機器管理プラットフォームとは、機器を管理するためのプラットフォームであり、機器とは、家庭用機器であってもよく、例えば、冷蔵庫、テレビ、エアクリーナ、マジックミラーなどの電子機器である。
【0035】
上記第一機器、第二機器及び第三機器とは、三つの異なる機器であり、例えば、第一機器はテレビでもよく、第二機器は冷蔵庫でもよく、第三機器はエアクリーナである。当然のことながら、第一機器、第二機器及び第三機器は、類型の同じ機器であってもよいし、例えば、第一機器、第二機器及び第三機器はいずれも冷蔵庫であり、理解できるように、第一機器、第二機器及び第三機器はいずれも冷蔵庫であるとき、この三つの機器は同一の家庭、又は異なる家庭の同類型の機器でもよく、即ち、この三つの機器は同類型のみの三つの異なる機器であり、例えば、第一機器は冷蔵庫1、第二機器は冷蔵庫2、第三機器は冷蔵庫3などである。
【0036】
理解できるように、上記の例は本開示の実施例の技術の解決手段をよりよく理解するために挙げた例に過ぎず、本開示の実施例を一意的に制限するものではない。
【0037】
当然のことながら、第一機器、第二機器及び第三機器はいずれも機器管理プラットフォームに既に予め登録された機器であり、機器の登録過程については、後述する実施例で詳しく説明し、ここで本実施例は繰り返し説明を省略する。
【0038】
機器関連とは、二つ又はこの以上の機器の間の関連関係を付けることであり、例えば、健康管理プラットフォームが家庭内の食品状況に対して追従分析することで、家庭の飲食健康に対する評価指標を得て、家庭の健康飲食を指導し、例えば、家庭内の冷蔵庫、家庭成員が使用するショッピングカートはいずれも健康管理プラットフォームに登録されて、冷蔵庫1と冷蔵庫2とが関連付けられる。
【0039】
第二機器と第三機器との間には予め機器関連が付けられていて、第二機器と第三機器との間に予め機器関連を付ける過程については、後述する実施例で詳しく説明し、ここで本実施例は繰り返し説明を省略する。
【0040】
第一関連付け要求とは、第一機器から機器管理プラットフォームに発信された第二機器との間の関連を付けるための要求であり、当然のことながら、第二機器と第三機器とが既に予め機器関連が付けられているため、第一関連付け要求は第一機器から発信された第三機器との間の関連を付けるための要求であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0041】
機器管理プラットフォームが第一機器から送信された第一関連付け要求を受信した後、ステップ102を実行する。
【0042】
ステップ102:前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得する。
【0043】
第一関連強度とは、第一機器と第二機器との間の関連強度であり、第二関連強度とは、第二機器と第三機器との間の関連強度である。
【0044】
第一関連強度を取得する方式は、第一機器と第二機器との間で互いに情報を送信するとき、経由した機器の個数を取得して、経由した機器の個数によって第一関連強度を算出したことであってもよい。
【0045】
第二関連強度を取得する方式は、第二機器と第三機器との間で互いに情報を送信するとき、経由した機器の個数を取得して、経由した機器の個数によって第二関連強度を算出したことであってもよい。
【0046】
第一関連強度と第二関連強度を算出する詳しい過程については、後述する実施例で詳しく説明し、ここで本実施例は繰り返し説明を省略する。
【0047】
第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得した後、ステップ103及びステップ104を実行する。
【0048】
ステップ103:前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。
【0049】
機器組み合わせ関連とは、二つ以上の機器の間で付けられた機器関連であり、例えば、三つの機器、又は五つの機器の間で付けられた機器関連などである。
【0050】
上記ステップにおいて、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得した後、第一関連強度と第二関連強度との大きさ関係を比較してもよい。
【0051】
第一関連強度が第二関連強度以下のとき、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けてもよい。
【0052】
第一関連強度が第二関連強度以下とは、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度よりも小さいことであり、第二機器と第三機器との間に既に予め機器関連が付けられていると、第一機器、第二機器と第三機器とを合わせて、三者の間の組み合わせ関連、即ち第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。例えば、第一機器はAE1で、第二機器はAE2で、第三機器はAE3で示すことができ、第二機器と第三機器との間に付けられた機器関連は(AE2,AE3)であってもよく、第一機器、第二機器と第三機器が付けた組み合わせ関連は(AE1,(AE2,AE3))であってもよい。
【0053】
理解できるように、上記の例は本開示の実施例の技術案をよりよく理解するために挙げられた例に過ぎず、本開示の実施例を制限するものではない。
【0054】
当然のことながら、本開示において、関連強度閾値を予め設置することができ、機器間の関連強度が関連強度閾値よりも大きい場合、機器間の機器関連を付ける。
【0055】
関連強度閾値とは、業務員によって予め機器管理プラットフォームに設置された機器間の関連強度の閾値である。
【0056】
関連強度閾値は、5、8、10などであってもよいし、具体的に、業務の必要に応じて定めることができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0057】
二つの機器間の関連強度が関連強度閾値よりも大きいとき、この二つの機器間の機器関連を付けることができるし、二つの機器間の関連強度が関連強度閾値以下のとき、この二つの機器は機器関連付けの条件を満足しない。
【0058】
第一関連強度と関連強度閾値との間の大きさ関係を判断することができる。
【0059】
第一関連が関連強度閾値よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器関連を付けることができ、かつ、第一機器と第三機器との間の機器関連を付けることができることを示す。
【0060】
第一関連強度が第二関連強度以下、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度以下の場合、第一関連強度と第二関連強度が関連強度閾値より大きいか否かを判断してもよい。第一関連強度が関連強度閾値よりも大きいと判断したとき、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。
【0061】
当然のことながら、本開示において、第一機器の機器類型の違いに応じて、三者の間の長関連を付けるか、短関連を付けるかを決定してもよいし、具体的に、後述する実施例で詳しく説明し、本実施例はそれを制限しない。
【0062】
ステップ104:前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きいと、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。
【0063】
機器プリエンプション関連とは、元の機器関連を崩して、予め機器関連を付けている二つの機器のうちの一つの機器とプリエンプション機器との間の機器関連を付けることである。
【0064】
第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度以上の場合、機器プリエンプション関連付けの条件を満足することを示し、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。
【0065】
当然のことながら、第一機器が送信した第一関連付け要求は、第一機器と第三機器との間で機器関連を付けことを指示するために用いられ、かつ、第三関連強度(即ち第一機器と第三機器との間の関連強度)が第二関連強度以上の場合、第一機器と第三機器が機器プリエンプション関連付けの条件を満足することを示し、第一機器と第三機器との間の機器プリエンプション関連を付けってもよい。
【0066】
本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現した。
【0067】
本開示の実施例が提供する機器関連付け方法は、第一機器が送信した、第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示ための第一関連付け要求を受信し、第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得し、第一関連強度が第二関連強度以下である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現することができる。
【0068】
図2を参照すると、本開示の実施例が提供する機器関連付け方法のステップフローチャートを示し、当該機器関連付け方法は機器管理プラットフォームに適用することができ、具体的に以下のようなステップを含んでよい。
【0069】
ステップ201:前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信する。
【0070】
本開示の実施例において、機器管理プラットフォームとは、機器を管理するためのプラットフォームであり、機器は家庭用機器であってもよく、例えば、冷蔵庫、テレビ、エアクリーナ、マジックミラーなどの電子機器である。
【0071】
上記第一機器、第二機器及び第三機器とは、三つの異なる機器であり、例えば、第一機器はテレビでもよく、第二機器は冷蔵庫でもよく、第三機器はエアクリーナである。当然のことながら、第一機器、第二機器及び第三機器は、類型の同じ機器であってもよいし、例えば、第一機器、第二機器及び第三機器はいずれも冷蔵庫であり、理解できるように、第一機器、第二機器及び第三機器はいずれも冷蔵庫であるとき、この三つの機器は同一家庭、又は異なる家庭の同類型の機器でもよく、即ち、この三つの機器は同類型のみの三つの異なる機器であり、例えば、第一機器は冷蔵庫1、第二機器は冷蔵庫2、第三機器は冷蔵庫3などである。
【0072】
理解できるように、上記の例は本開示の実施例の技術案をよりよく理解するために挙げた例に過ぎず、本開示の実施例を制限するものではない。
【0073】
登録要求とは、第一機器、第二機器及び第三機器からそれぞれ機器管理プラットフォームに送信された、機器管理プラットフォームで機器登録を完了するための要求である。
【0074】
機器管理プラットフォームは、第一機器、第二機器及び第三機器が送信した登録要求を受信し、ステップ202を実行することができる。
【0075】
ステップ202:前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了する。
【0076】
機器管理プラットフォームは、第一機器、第二機器及び第三機器が送信した登録要求を受信した後、各機器に対応する登録要求に応じて、それぞれ機器管理プラットフォームでの第一機器、第二機器及び第三機器の登録を完了することができる。
【0077】
登録を完了した後、機器管理プラットフォームは、各機器間の関連強度に応じて機器関連関係を付けるか否かを決定し、かつ、各機器に対して管理などを行うことができる。
【0078】
登録要求に基づいて、機器管理プラットフォームでの第一機器、第二機器及び第三機器の登録を完了した後、ステップ203を実行する。
【0079】
ステップ203:第二関連付け要求を受信し、前記第二関連付け要求は前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するために用いられる。
【0080】
第二関連付け要求は、第二機器によって送信された第三機器との間の機器関連を付けるための要求であってもよいし、第三機器によって送信された第二機器との間の機器関連を付けるための要求であってもよい。
【0081】
第二関連付け要求が第二機器によって送信した第三機器との間の機器関連を付けるための要求であるとき、予め第二機器によって機器発見プロトコルに応じて発見要求を送信してもよく、第三機器が発見要求を受信したとき、第二機器に発見応答メッセージを返信してもよい。応答には第二機器の機器識別子が含まれ、第三機器が第二機器と機器関連関係を付けることができることを示す。
【0082】
第二機器が第三機器から返信した発見応答メッセージを受信した後、第二機器によって第三機器の機器識別子と第二機器の機器識別子を合わせて第二関連付け要求を生成し、かつ、第二関連付け要求を機器管理プラットフォームに送信してもよい。
【0083】
また、第二関連付け要求が第三機器によって送信された第二機器との間の機器関連を付けるための要求であるとき、具体的な実現過程は上記提案の記述のとおりであり、ここで本開示の実施例は繰り返し説明を省略する。
【0084】
機器管理プラットフォームが第二関連付け要求を受信した後、ステップ204を実行する。
【0085】
ステップ204:前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付ける。
【0086】
第二関連付け要求を受信した後、第二関連付け要求に応じて、第二機器と第三機器との間の機器関連を付けてもよい。
【0087】
機器管理プラットフォームは、第二機器又は第三機器が送信した第二関連付け要求を受信した後、第二関連付け要求を解析して、解析結果に応じて機器関連の付けが必要な第二機器と第三機器を取得し、第二機器と第三機器との間の機器関連を付けてもよい。
【0088】
第二機器と第三機器との間の機器関連を付けた後、ステップ205を実行する。
【0089】
ステップ205: 第一機器が送信した第一関連付け要求を受信し、前記第一関連付け要求は、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するために用いられる。
【0090】
第一関連付け要求とは、第一機器によって機器管理プラットフォームに発信された第二機器との間の関連を付けるための要求であり、当然のことながら、第二機器と第三機器とが既に予め機器関連が付けられているため、第一関連付け要求は第一機器から発信された第三機器との間の関連を付けるための要求であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0091】
また、第一機器が第一関連付け要求を発信する過程については、上記第二機器又は第三機器が第二関連付け要求を発信する過程と同じであり、具体的な記述は上記第二関連付け要求についての送信過程を参照することができ、ここで本開示の実施例は繰り返し説明を省略する。
【0092】
第一機器が送信した第一関連付け要求を受信した後、ステップ206を実行する。
【0093】
ステップ206: 前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得する。
【0094】
第一関連強度とは、第一機器と第二機器との間の関連強度であり、第二関連強度とは、第二機器と第三機器との間の関連強度である。
【0095】
第一関連強度を取得する方式は、第一機器と第二機器との間で互いに情報を送信するとき、経由した機器の個数を取得して、経由した機器の個数によって第一関連強度を算出することであってもよい。
【0096】
第二関連強度を取得する方式は、第二機器と第三機器との間で互いに情報を送信するとき、経由した機器の個数を取得して、経由した機器の個数によって第二関連強度を算出することであってもよい。
【0097】
第一関連強度と第二関連強度の算出過程については、それぞれ下記二つの実施例を合わせて詳しい記述を行うことができる。
【0098】
本開示のいくつかの実施例において、上記ステップ206は以下を含でもよい。
【0099】
サブステップA1:前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得する。
【0100】
本開示の実施例において、第一機器類型とは、第一機器の類型であり、第一機器類型は冷蔵庫、テレビ、エアーコンディショナなどのような類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0101】
第二機器類型とは、第二機器の類型であり、第二機器類型は冷蔵庫、テレビ、エアーコンディショナなどのような類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0102】
理解できるように、第一機器類型と第二機器類型は同じ機器類型であってもよいし、異なる機器類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0103】
機器管理プラットフォームは、第一機器の機器識別子と第二機器の機器識別子が含まれた第一関連付け要求を受信した後、第一機器と第二機器それぞれに対応する機器識別子を合わせて、プラットフォームでの第一機器と第二機器の登録情報を取得することができ、さらに、第一機器と第二機器が予め登録した情報に応じて、第一機器の第一機器類型、及び第二機器の第二機器類型を取得することができる。
【0104】
当然のことながら、第一機器は、第一関連付け要求を送信するとき、第一関連付け要求に第一機器と第二機器に対応する機器類型を担持してもよいし、機器管理プラットフォームは、直接に第一関連付け要求を解析すれば、第一機器の第一機器類型、及び第二機器の第二機器類型を取得することができる。
【0105】
具体的な実現において、当業者は他の方式を採用して第一機器の第一機器類型を取得してもよいし、具体的に、業務の必要に応じて定めるこどができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0106】
第一機器の第一機器類型、及び第二機器の第二機器類型を取得した後、サブステップA2を実行する。
【0107】
サブステップA2:前記第一機器と前記第二機器との間の第二個数を取得する。前記第二個数とは、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である。
【0108】
第二個数とは、第一機器と第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由する機器の個数であり、例えば、機器間で互いに情報を送信するとき経由するルーターの個数などである。
【0109】
第二個数は、機器管理プラットフォームによって予め登録されたある家庭の機器登録情報に応じて、家庭機器のネットワーキング情報を決定し、家庭機器のネットワーキング情報に応じて、第一機器と第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由する必要となる機器の第二個数を統計してもよい。
【0110】
具体的な実現において、他の方式を採用して第二個数を取得してもよいし、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0111】
第二個数を取得した後、サブステップA3を実行する。
【0112】
サブステップA3:前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出する。
【0113】
第一機器類型、第二機器類型及び第二個数を取得した後、第一機器類型、第二機器類型及び第二個数に基づいて、第一関連強度を算出することができ、算出過程は下記表1に示すとおりであってもよい。
【0114】
【0115】
上記表1に示すように、第一機器AE1と第二機器AE2が同類型、例えば、冷蔵庫であるとき、両者の関連強度は10であり、スパン(即ち第一個数)が1であるとき、関連強度も10であり、二つの関連強度を合算すると、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、即ち20を得る。
【0116】
理解できるように、二つの機器の類型に対応する関連強度と異なるスパンの関連強度について、予め機器管理プラットフォームに設置してもよく、具体的な設置過程については、業務の必要に応じて定めるこどができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0117】
具体的な実現において、当業者は他の方式を採用して第一関連強度を取得してもよいし、具体的に、業務の必要に応じて定めるこどができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0118】
本開示の別の好まし実施例において、上記ステップ206は以下を含でもよい。
【0119】
サブステップB1:前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得する。
【0120】
本開示の実施例において、第二機器類型とは、第二機器の類型であり、第二機器類型は冷蔵庫、テレビ、エアーコンディショナなどのような類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0121】
第三機器類型とは、第三機器の類型であり、第三機器類型は冷蔵庫、テレビ、エアーコンディショナなどのような類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる。
【0122】
理解できるように、第二機器類型と第三機器類型は同じ機器類型であってもよいし、異なる機器類型であってもよいし、具体的に、実際の状況に応じて定めることができる、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0123】
機器管理プラットフォームは、第二機器と第三機器それぞれに対応する機器識別子が含まれた第二関連付け要求を受信した後、第二機器と第三機器の機器識別子を合わせて、プラットフォームでの第二機器と第三機器の登録情報を取得してもよく、さらに、第二機器と第三機器が予め登録した情報に応じて、第二機器の第二機器類型、及び第三機器の第三機器類型を取得することができる。
【0124】
当然のことながら、第二機器又は第三機器は、第二関連付け要求を送信するとき、第二関連付け要求に第二機器と第三機器に対応する機器類型を担持してもよいし、機器管理プラットフォームは、直接に第二関連付け要求を解析すれば、第二機器の第二機器類型、及び第三機器の第三機器類型を取得することができる。
【0125】
具体的な実現において、当業者は他の方式を採用して第二機器の第二機器類型と第三機器の機器類型を取得してもよいし、具体的に、業務の必要に応じて定めるこどができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0126】
第二機器の第二機器類型、及び第三機器の第三機器類型を取得した後、サブステップB2を実行する。
【0127】
サブステップB2:前記第二機器と前記第三機器との間の第一個数を取得する。前記第一個数とは、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である。
【0128】
第一個数とは、第二機器と第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由する機器の個数であり、例えば、機器間で互いに情報を送信するとき経由するルーターの個数などである。
【0129】
第一個数は、機器管理プラットフォームが予め登録されたある家庭の機器登録情報に応じて、家庭機器のネットワーキング情報を決定し、家庭機器のネットワーキング情報に応じて、第二機器と第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由する必要となる機器の第一個数を統計してもよい。
【0130】
具体的な実現において、他の方式を採用して第一個数を取得してもよいし、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0131】
第二機器と第三機器との間の第一個数を取得した後、サブステップB3を実行する。
【0132】
サブステップB3:前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出する。
【0133】
第二機器類型、第三機器類型及び第一個数を取得した後、第二機器類型、第三機器類型及び第一個数に基づいて、第二関連強度を算出してもよく、第二関連強度を算出する具体過程については、上記サブステップA3で第一関連強度を算出するような過程と類似し、ここで本実施例は繰り返し説明を省略する。
【0134】
第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得した後、ステップ207又はステップ208を実行する。
【0135】
ステップ207: 前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。
【0136】
第一関連強度が第二関連強度以下、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度以下の場合、第二機器と第三機器との間に既に予め機器関連が付けられているため、第一機器、第二機器と第三機器とを合わせて、三者の間の組み合わせ関連、即ち第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。例えば、
図3aを参照すると、本開示の実施例が提供する組み合わせ関連を付ける模式図を示し、
図3aに示すように、機器管理プラットフォームであり、第一機器であるショッピングカートはAE1で、第二機器である冷蔵庫1はAE2で、第三機器である冷蔵庫2はAE3で示すことができ、第二機器と第三機器との間に付けた機器関連は(AE2,AE3)であってもよいし、AE1、AE2及びAE3が機器組み合わせ関連付け条件を満足するとき、第一機器、第二機器と第三機器が付けた組み合わせ関連は(AE1,(AE2,AE3))であってもよい。
【0137】
理解できるように、上記の例は本開示の実施例の技術の解決手段をよりよく理解するために挙げられた例に過ぎず、本開示の実施例を制限するものではない。
【0138】
当然のことながら、本開示において、関連強度閾値を予め設置してもよく、機器間の関連強度が関連強度閾値よりも大きい場合、機器間の機器関連を付ける。
【0139】
関連強度閾値とは、業務員によって予め機器管理プラットフォームに設置された機器間の関連強度の閾値である。
【0140】
関連強度閾値は、5、8、10などであってもよいし、具体的に、業務の必要に応じて定めることができ、本開示の実施例はそれを制限しない。
【0141】
二つの機器間の関連強度が関連強度閾値よりも大きいとき、この二つの機器間の機器関連を付けてもよいし、二つの機器間の関連強度が関連強度閾値以下のとき、この二つの機器は機器関連付けの条件を満足しない。
【0142】
第一関連強度と関連強度閾値との大きさ関係を判断してもよい。
【0143】
第一関連強度と第二関連強度がいずれも関連強度閾値よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器関連を付けることができ、かつ、第一機器と第三機器との間の機器関連を付けることができることを示す。
【0144】
第一関連強度が第二関連強度以下、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度以下の場合、第一関連強度が関連強度閾値より大きいか否かを判断してもよい。
【0145】
第一関連強度が関連強度閾値よりも大きいと判断したとき、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付ける。
【0146】
当然のことながら、本開示において、第一機器の機器類型の違いに応じて、三者の間の長関連を付けるか、短関連を付けるかを決定してもよく、具体的に、下記実施例を合わせて詳しい記述を行う。
【0147】
本開示の実施例において、上記ステップ207は以下を含んでよい。
【0148】
サブステップC1:前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付ける。
【0149】
サブステップC2:前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付ける。
【0150】
本開示の実施例において、機器組み合わせ短関連とは、機器の間で付けられた機器関連が短期間内の関連であることを言い、例えば、一ヶ月、又は二ヶ月などである。
【0151】
機器組み合わせ長関連とは、機器の間で付けられた機器関連が長期間の関連であることを言い、例えば、二年又は三年などである。
【0152】
本開示において、第一機器が一時機器であるか、長期機器であるかを合わせて、機器組み合わせ短関連を付けるか、機器組み合わせ長関連を付けるかを決定してもよく、具体的に、下記実施例を合わせて詳しい記述を行うことができる。
【0153】
本開示の別の実施例において、上記サブステップC1は以下を含んでよい。
【0154】
サブステップD1:前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付ける。
【0155】
上記サブステップC2は以下を含んでよい。
【0156】
サブステップD2:前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付ける。
【0157】
一時機器とは、一時的に使用する機器であり、例えば、ある家庭にとって、いくつかの家電機器はよく使用されず、一定の時間(例えば一ヶ月又は二ヶ月など)ごとに一回使用され、例えば、エアクリーナなどであり、そうすると、当該家電機器を一時機器としてもよい。
【0158】
第一機器が一時機器である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けてもよいし、例えば、第一機器AE1がショッピングカートであるとき、AE1は一時機器であるので、組み合わせ短関連を付けてもよいし、関連の開始時間と終了時間を記録する必要がある。
【0159】
機器組み合わせ短関連を付けることで、プラットフォームでの機器の長期関連関係の保存を回避し、プラットフォーム空間への占用を回避して、資源を活用する目的に達成することができる。
【0160】
長期機器とは、長期使用する機器であり、例えば、炊飯器は家庭で長期使用する機器であり、炊飯器を長期機器としてもよい。
【0161】
第一機器が長期機器である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けてもよいし、例えば、第一機器AE1が炊飯器であるとき、炊飯器は長期機器であるので、組み合わせ長関連を付けてもよいし、関連の開始時間のみを記録すればよい。
【0162】
当然のことながら、本開示において、各機器の間の関連強度を合わせて強関連を付けるか、普通関連を付けるか、弱関連を付けるかを決定してもよい。強関連はグループの方式を採用して関連を付け、弱関連はリンクバインディングの方式を採用して関連を付けてもよく、普通関連はそのうちの一つの方式を選んで関連を付けてもよく、この過程については、本開示の実施例は詳しい記述を省略する。
【0163】
ステップ208: 前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きいと、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。
【0164】
機器プリエンプション関連とは、元の機器関連を崩して、予め機器関連を付けた二つの機器のうちの一つの機器とプリエンプション機器との間で機器関連を付けることである。
【0165】
第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、即ち第一機器と第二機器との間の関連強度が第二機器と第三機器との間の関連強度以上の場合、機器プリエンプション関連付けの条件を満足することを示し、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。
【0166】
当然のことながら、第一機器の送信した第一関連付け要求が第一機器と第三機器との間で機器関連を付けことを指示するために用いられ、かつ、第二関連強度が第三関連強度(即ち第一機器と第三機器との間の関連強度)よりも小さい場合、第一機器と第三機器が機器プリエンプション関連付けの条件を満足することを示し、第一機器と第三機器との間の機器プリエンプション関連を付けてもよい。
【0167】
プリエンプション関連を付ける具体過程は
図3bに示すようにしてもよいし、
図3bを参照すると、本開示の実施例が提供するプリエンプション関連を付ける模式図を示し、例えば、
図3bに示すように、機器管理プラットフォームであり、第一機器であるエアクリーナ2はAE1で、第二機器であるエアクリーナ1はAE2で、第三機器であるマジックミラーはAE3で示すことができ、AE2とAE3の間に予め機器関連、即ち(AE2,AE3)が付けられていて、AE1とAE3がプリエンプション関連付け条件を満足するとき、AE2とAE3との間の機器関連を崩して、例えば、
図3bにおける「X」に示すようにして、AE1とAE3との間のプリエンプション関連、即ち(AE1,AE3)を付けてもよい。
【0168】
理解できるように、上記の例は本開示の実施例の技術の解決手段をよりよく理解するために挙げられた例に過ぎず、本実施例を制限するものではない。
【0169】
本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現した。
【0170】
本開示の実施例が提供する機器関連付け方法は、第一機器が送信した、第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得し、第一関連強度が第二関連強度以下である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現した。
【0171】
図4を参照すると、本開示の実施例が提供する機器関連付け装置の構成模式図を示し、当該機器関連付け装置は機器管理プラットフォームに適用することができ、具体的に、以下のようなモジュールを含んでもよい。
【0172】
第一要求受信モジュール310は、第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信するために用いられ、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられている。
【0173】
関連強度取得モジュール320は、前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得するために用いられる。
【0174】
組み合わせ関連付けモジュール330は、前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けるために用いられる。
【0175】
プリエンプション関連付けモジュール340は、前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けるために用いられる。
【0176】
本開示の実施例が提供する機器関連付け装置は、第一機器が送信した、第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得し、第一関連強度が第二関連強度以下である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現した。
【0177】
図5を参照すると、本開示の実施例が提供する機器関連付け装置の構成模式図を示し、当該機器関連付け装置は機器管理プラットフォームに適用することができ、具体的に、以下のようなモジュールを含んでもよい。
【0178】
登録要求受信モジュール410は、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器がそれぞれ送信した登録要求を受信するために用いられる。
【0179】
機器登録モジュール420は、前記登録要求に基づいて、前記機器管理プラットフォームでの前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器の登録を完了するために用いられる。
【0180】
第二要求受信モジュール430は、第二関連付け要求を受信するために用いられ、前記第二関連付け要求は前記第三機器と前記第二機器との間の関連を付けることを指示するために用いられる。
【0181】
機器関連付けモジュール440は、前記第二関連付け要求に基づいて、前記第二機器と前記第三機器との間の機器関連を付けるために用いられる。
【0182】
第一要求受信モジュール450は、第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信するために用いられ、前記第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられている。
【0183】
関連強度取得モジュール460は、前記第一機器と前記第二機器との間の第一関連強度、及び前記第二機器と前記第三機器との間の第二関連強度を取得するために用いられる。
【0184】
組み合わせ関連付けモジュール470は、前記第一関連強度が前記第二関連強度以下である場合、前記第一機器と、前記第二機器と、前記第三機器との間の機器組み合わせ関連を付けるために用いられる。
【0185】
プリエンプション関連付けモジュール480は、前記第一関連強度が前記第二関連強度よりも大きい場合、前記第一機器と前記第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けるために用いられる。
【0186】
いくつかの実施例において、前記関連強度取得モジュール460は、
【0187】
前記第一機器に対応する第一機器類型、及び前記第二機器に対応する第二機器類型を取得するために用いられる一二類型取得サブモジュールと、
【0188】
前記第一機器と前記第二機器との間の、前記第一機器と前記第二機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第二個数を取得するために用いられる、第二個数取得サブモジュールと、
【0189】
前記第一機器類型、前記第二機器類型及び前記第二個数に基づいて、前記第一関連強度を算出するために用いられる第一強度算出サブモジュールを含む。
【0190】
いくつかの実施例において、前記関連強度取得モジュール460は、
【0191】
前記第二機器に対応する第二機器類型と前記第三機器に対応する第三機器類型を取得するために用いられる二三類型取得サブモジュールと、
【0192】
前記第二機器と前記第三機器との間の、前記第二機器と前記第三機器との間で互いに情報を送信するとき経由した機器の個数である第一個数を取得するために用いられる、第一個数取得サブモジュールと、
【0193】
前記第二機器類型、前記第三機器類型及び前記第一個数に基づいて、前記第二関連強度を算出するために用いられる第二強度算出サブモジュールを含む。
【0194】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ関連付けモジュール470は、
【0195】
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けるために用いられる組み合わせ短関連付けサブモジュール;又は
【0196】
前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けるために用いられる組み合わせ長関連付けサブモジュールを含む。
【0197】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ短関連付けサブモジュールは、
【0198】
前記第一機器が一時機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ短関連を付けるために用いられる短関連付けサブモジュールを含む。
【0199】
いくつかの実施例において、前記組み合わせ長関連付けサブモジュールは、
【0200】
前記第一機器が長期機器である場合、前記第一機器、前記第二機器及び前記第三機器との間の機器組み合わせ長関連を付けることを含む。
【0201】
本開示の実施例が提供する機器関連付け装置は、第一機器が送信した、第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信し、第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられており、第一機器と第二機器との間の第一関連強度、及び第二機器と第三機器との間の第二関連強度を取得し、第一関連強度が第二関連強度以下である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付ける。本開示の実施例は異なる機器の関連強度の算出及び関連を要求する方の状況によって、組み合わせ関連、又はプリエンプション関連を実現して、異なる機器間の動的な関連を実現した。
【0202】
図6は、本開示の実施例による機器関連を付けるための電子機器600(例えば、
図4又は
図5に示す装置)のハードウェアの模式構成図を示す。ハードウェア構成600はプロセッサ、又はコントローラ606(例えば、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、中央処理ユニット(CPU)など)を含んでもよい。プロセッサ606は、本明細書で記述したフローの異なる動作を実行するための単一の処理ユニットであってもよいし、あるいは複数の処理ユニットであってもよい。構成600は、他のエンティティから信号を受信するための入力ユニット602、及び他のエンティティへ信号を提供するための出力ユニット604をさらに含んでもよい。入力ユニット602と出力ユニット604は、単一のエンティティとして構成されてもよいし、あるいは別個のエンティティとして構成されてもよい。
【0203】
また、構成600は、不揮発性、又は揮発性メモリ様態を有する少なくとも一つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体608を含んでもよく、例えば、電気的消去可能プログラマブル可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、及び/又はハードディスクドライブなどの不揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。読み取り可能な記憶媒体608はコンピュータプログラム610を含み、当該コンピュータプログラム610はコード/コンピュータ読み取り可能な指示を含み、それは構成600内のプロセッサ606によって実行されるとき、ハードウェア構成600及び/又はハードウェア構成600が含まれた機器に、例えば上記の
図1~2を合わせて記述したフロー及びその任意の変形を実行させるようにすることができる。
【0204】
コンピュータプログラム610は、例えばコンピュータプログラムモジュール610a~610cのアーキテクチャのコンピュータプログラムコードを有するように配置される。したがって、例えば電子機器にハードウェア構成600を使用するときの例示的な実施例において、構成600のコンピュータプログラムにおけるコードは、第一機器が送信した、前記第一機器と第二機器との間の関連を付けることを指示するための第一関連付け要求を受信するために用いられ、当該第二機器と第三機器との間に機器関連が付けられているモジュール610a;当該第一機器と当該第二機器との間の第一関連強度、及び当該第二機器と当該第三機器との間の第二関連強度を取得するために用いられるモジュール610b;及び第一関連強度が第二関連強度以下である場合、第一機器と、第二機器と、第三機器との間の機器組み合わせ関連を付け、及び第一関連強度が第二関連強度よりも大きい場合、第一機器と第二機器との間の機器プリエンプション関連を付けるために用いられるモジュール610cを含んでもよい。
【0205】
コンピュータプログラムモジュールは、実質的に
図1~2に示すフローにおける個々の動作を実行して、電子機器をシミュレーションすることができる。言い換えると、プロセッサ又はコントローラ606で異なるコンピュータプログラムモジュールを実行するとき、それらは
図4又は
図5における異なるユニット又はモジュールに対応することができる。
【0206】
上記の
図6を合わせて開示された実施例におけるコード手段がコンピュータプログラムモジュールとして実現され、それがプロセッサ606で実行される時、ハードウェア構成600に、上記の
図1~2を合わせて記述した動作を実行させるようにしたが、候補の実施例において、当該コード手段における少なくとも一項は少なくとも部分的にハードウェア回路として実現することができる。
【0207】
プロセッサは、単一のCPU(中央処理ユニット) であってもよいが、二つ以上の処理ユニットを含んでもよい。例えば、プロセッサは汎用マイクロプロセッサ、指示セットプロセッサ、及び/又は関連チップグループ、及び/又は専用マイクロプロセッサ(例えば、専用集積回路(ASIC))を含んでもよい。プロセッサはさらにキャッシュ用途のためのオンボードメモリ(On Board Memory)を含んでもよい。コンピュータプログラムはプロセッサに接続されたコンピュータプログラム製品によって担持されてもよい。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体を含んでもよい。例えば、コンピュータプログラム製品はフラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、EEPROMであってもよく、かつ、上記コンピュータプログラムモジュールは候補の実施例において、電子機器内のメモリの様態で異なるコンピュータプログラム製品に分布されることができる。
【0208】
本明細書における個々の実施例は、いずれも漸進の方式を採用して記述し、各実施例は他の実施例との異なるところを中心に説明し、個々の実施例の間で同じ及び類似する部分は互いに参照すればよい。
【0209】
最後に、なお、本明細書において、第一と第二などのような関係用語は、一つのエンティティ又は操作を別の一つのエンティティ又は操作と区別するためのものに過ぎず、これらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求又は暗示することではない。そして、用語「含む」、「含める」、又はその任意の他の変形は非排他的に含むことをカバーすることを意図して、一連の要素を含くむ過程、方法、商品又は機器がそれらの要素を含むだけでなく、明確に挙げられていない他の要素も含み、あるいはこのような過程、方法、商品又は機器に固有の要素も含むようにする。さらなる制限がない場合、語句「一つの……を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、商品又は機器にさらに別の同じ要素が存在することを排除しない。
【0210】
以上、本開示が提供する機器関連付け方法、機器関連付け装置及び電子機器について、詳しく説明しており、本明細書で具体的な個例を適用して本開示の原理及び実施の形態を説明し、以上の実施例の説明は本開示の方法及びその核心思想を理解するに役に立つためのものだけである。同時に、当業者にとって、本開示の思想に応じて、具体的な実施の形態及び適用範囲にいずれも変化が可能であり、以上をまとめると、本明細書の内容は本開示を制限するものと理解されるべきではない。
【符号の説明】
【0211】
1 冷蔵庫
2 冷蔵庫
310 第一要求受信モジュール
320 関連強度取得モジュール
330 組み合わせ関連付けモジュール
340 プリエンプション関連付けモジュール
410 登録要求受信モジュール
420 機器登録モジュール
430 第二要求受信モジュール
440 機器関連付けモジュール
450 第一要求受信モジュール
460 関連強度取得モジュール
470 組み合わせ関連付けモジュール
480 プリエンプション関連付けモジュール
602 入力ユニット
604 出力ユニット
606 プロセッサ
608 読み取り可能な記憶媒体