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特許7587674未読メッセージの表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-12
(45)【発行日】2024-11-20
(54)【発明の名称】未読メッセージの表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20241113BHJP
【FI】
G06F3/04817
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2023504468
(86)(22)【出願日】2021-07-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-15
(86)【国際出願番号】 CN2021107573
(87)【国際公開番号】W WO2022017411
(87)【国際公開日】2022-01-27
【審査請求日】2023-01-20
(31)【優先権主張番号】202010709228.3
(32)【優先日】2020-07-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100102532
【弁理士】
【氏名又は名称】好宮 幹夫
(74)【代理人】
【識別番号】100194881
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 俊弘
(74)【代理人】
【識別番号】100215142
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 徹
(72)【発明者】
【氏名】黄 静
【審査官】石川 亮
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第106681587(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110750188(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110855830(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第108255402(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110769118(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示するステップと、
ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付けるステップと、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示するステップであって、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連するステップと、
ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付けるステップと、
前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示するステップであって、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれるステップとを含んでおり、
前記第1入力が第1サブ入力と第2サブ入力を含み、前記所定条件が第1条件と第2条件を含み、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、第1ウィンドウと第2ウィンドウを表示するステップを含み、前記第1ウィンドウに第1連絡先の識別子が含まれ、前記第1連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第1条件を満たした連絡先であり、前記第1条件が前記第1サブ入力の入力方向に関連し、前記第2ウィンドウに第2連絡先の識別子が含まれ、前記第2連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第2条件を満たした連絡先であり、前記第2条件が前記第2サブ入力の入力方向に関連し、
更に、
前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグする第3入力を受け付けるステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1ウィンドウに1つのサブウィンドウを表示するステップであって、前記サブウィンドウに第3連絡先の識別子が含まれ、前記第3連絡先が前記第1条件と前記第2条件を満たしているステップと、を含む未読メッセージの表示方法。
【請求項2】
前記の所定条件を満たした目標連絡先の識別子は、重要なマークを予め設定した連絡先の識別子、連絡先がグループであるグループ識別子、前記未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子、全ての未読メッセージに対応する連絡先の識別子の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項3】
前記情報ウィンドウの表示位置が前記第1入力の入力方向に関連する、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項4】
ユーザの前記サブウィンドウへの第4入力を受け付けるステップと、
前記第4入力に応答して、第1位置に前記サブウィンドウを表示するステップと、を更に含み、
前記第1入力の入力方向が前記第1位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力に応答して、前記サブウィンドウを表示するステップを含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項5】
ユーザの前記情報ウィンドウへの第5入力を受け付けるステップと、
前記第5入力に応答して、第2位置に前記情報ウィンドウを表示するステップと、を更に含み、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第2位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記情報ウィンドウを表示するステップを含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項6】
前記情報ウィンドウ中の第4連絡先の識別子への第6入力を受け付けるステップと、
前記第6入力に応答して、第3位置に第3ウィンドウを表示するステップであって、前記第3ウィンドウに前記第4連絡先の識別子が含まれるステップと、を更に含み、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第3位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記第3ウィンドウを表示するステップを含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項7】
前記目標アプリケーションが目標フォルダ内にあり、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示する前記ステップは、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジとフォルダバッジを表示するステップを含み、
ユーザのアプリバッジへの第1入力を受け付ける前記ステップの前に、
前記ユーザの前記目標フォルダのフォルダバッジへの第7入力を受け付けるステップと、
前記第7入力に応答して、アプリウィンドウを表示するステップであって、前記アプリウィンドウに前記目標アプリケーションのアプリアイコンが含まれ、前記アプリアイコンに前記アプリバッジが表示されているステップとを更に含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項8】
ユーザの前記アプリバッジへの第8入力を受け付けるステップと、
前記第8入力に応答して、前記アプリバッジを削除するステップであって、前記第8入力が前記第1入力の方向と異なるステップとを更に含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項9】
前記ユーザが前記情報ウィンドウを前記目標アプリケーションのアプリアイコンにドラッグする第9入力を受け付けるステップと、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除するステップとを更に含む、請求項1に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項10】
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除する前記ステップは、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウと前記アプリアイコンとの重なり面積が所定閾値に達した場合に、前記情報ウィンドウを削除するステップを含む、請求項9に記載の未読メッセージの表示方法。
【請求項11】
目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示するように構成される表示モジュールと、
ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付けるように構成される受付モジュールと、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示するように構成される処理モジュールであって、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連する処理モジュールと、を備え、
受付モジュールは、更に、ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付けるように構成され、
処理モジュールは、更に、前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示するように構成され、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれており、
前記第1入力が第1サブ入力と第2サブ入力を含み、前記所定条件が第1条件と第2条件を含み、前記処理モジュールは、第1ウィンドウと第2ウィンドウを表示するように構成され、前記第1ウィンドウに第1連絡先の識別子が含まれ、前記第1連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第1条件を満たした連絡先であり、前記第1条件が前記第1サブ入力の入力方向に関連し、前記第2ウィンドウに第2連絡先の識別子が含まれ、前記第2連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第2条件を満たした連絡先であり、前記第2条件が前記第2サブ入力の入力方向に関連し、
前記受付モジュールは、更に、前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグする第3入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュールは、更に、前記第3入力に応答して、前記第1ウィンドウに1つのサブウィンドウを表示するように構成され、前記サブウィンドウに第3連絡先の識別子が含まれ、前記第3連絡先が前記第1条件と前記第2条件を満たしている、未読メッセージの表示装置。
【請求項12】
前記の所定条件を満たした目標連絡先の識別子は、重要なマークを予め設定した連絡先の識別子、連絡先がグループであるグループ識別子、前記未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子、全ての未読メッセージに対応する連絡先の識別子の少なくとも1つを含む、請求項11に記載の未読メッセージの表示装置。
【請求項13】
前記受付モジュールは、更に、ユーザの前記サブウィンドウへの第4入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュールは、更に、前記第4入力に応答して、第1位置に前記サブウィンドウを表示するように構成され、
前記第1入力の入力方向が前記第1位置に指向した場合に、前記処理モジュールは、
前記第1入力に応答して、前記サブウィンドウを表示するように構成される、請求項11に記載の未読メッセージの表示装置。
【請求項14】
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プロセッサが前記プログラム又はコマンドを実行すると、請求項1~10のいずれか一項に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項15】
プログラム又はコマンドを記憶しており、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1~10のいずれか一項に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2020年7月22日に中国に提出された、出願番号がNo.202010709228.3の中国特許の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本願に組み込まれている。
【技術分野】
【0002】
本願は、通信の技術分野に関し、特に、未読メッセージの表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、アプリケーションにおいてメッセージが受信され且つ未読である時に、アプリバッジに赤い丸と数字の方式で未読メッセージの数が表示される。これらの数字はユーザにとって、未読メッセージの数のみを表示し、ユーザはこれらの未読メッセージの重要度を知り得ず、迷惑内容等でアプリケーションを開き、時間を浪費することが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術において未読メッセージについて目的性のあるように知らせることができないという技術的問題に対して、本願の実施例は未読メッセージの表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様において、本願の実施例は、
目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示するステップと、
ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付けるステップと、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示するステップであって、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連するステップと、
ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付けるステップと、
前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示するステップであって、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれるステップとを含む、未読メッセージの表示方法を提供する。
【0006】
第2態様において、本願の実施例は、
目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示するように構成される表示モジュールと、
ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付けるように構成される受付モジュールと、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示するように構成される処理モジュールであって、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連する処理モジュールと、を備え、
受付モジュールは、更に、ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付けるように構成され、
処理モジュールは、更に、前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示するように構成され、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれる、未読メッセージ表示装置を提供する。
【0007】
第3態様において、本願の実施例は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備える電子機器であって、前記プロセッサが前記プログラム又はコマンドを実行すると、第1態様に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現することを特徴とする、電子機器を提供する。
【0008】
第4態様において、本願の実施例は、プログラム又はコマンドを記憶した可読記憶媒体であって、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現することを特徴とする、可読記憶媒体を提供する。
【0009】
第5態様において、本願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、第1態様に記載の未読メッセージの表示方法を実現する、チップを提供する。
【発明の効果】
【0010】
本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法、装置、電子機器及び記憶媒体によれば、ユーザのアプリバッジへの第1入力を受け付け、絞り込まれた未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループを含む連絡先識別子を情報ウィンドウに表示することによって、ユーザはアプリケーションを開かずに、更に目的性のあるように未読メッセージの連絡先情報を取得でき、重要でない未読メッセージでアプリケーションを開く場合が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本願の実施例又は関連技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下において、実施例又は関連技術の記述に使用必要な図面を簡単に説明し、当然ながら、以下の説明における図面は本願の実施例の一部であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面から他の図面に想到し得る。
【0012】
図1】本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の方法フローチャートである。
図2】本願の実施例におけるサブウィンドウ生成方法の模式図である。
図3】本願の実施例におけるサブウィンドウ表示方法の模式図である。
図4】本願の実施例においてサブウィンドウを独立して設置する方法の模式図である。
図5】本願の実施例において独立して設置されるサブウィンドウを表示する方法の模式図である。
図6】本願の実施例において情報ウィンドウの対応する入力方向を調整する方法の模式図である。
図7】本願の実施例において連絡先の未読メッセージを単独して表示するように設定する方法の模式図である。
図8】本願の実施例において連絡先の未読メッセージを表示する方法の模式図である。
図9】本願の実施例で重要連絡先に対して重要識別子を設定する画面操作模式図である。
図10】本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の画面操作模式図である。
図11】本願の別の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の方法フローチャートである。
図12】本願の実施例で提供される未読メッセージ表示装置の構成模式図である。
図13】本願の実施例で提供される電子機器の構成模式図である。
図14】本願の更に別の実施例で提供される電子機器の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の実施例の目的、技術的解決手段及びメリットをより明らかにするために、以下において、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
【0014】
明細書に記載の「1つの実施例」又は「一実施例」は、実施例に関連する特定の特徴、構造又は特性が本願の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味することを理解すべきである。従って、明細書の全文にわたって記載された「1つの実施例では」又は「一実施例では」というのは必ず同一な実施例を指すというわけでない。なお、これらの特定の特徴、構造又は特性は任意の適切な方式で1つ又は複数の実施例に組み合わせられてもよい。
【0015】
本願の各種の実施例では、下記各プロセスの番号順序は実行順序の先後を表すというわけでなく、各プロセスの実行順序がその機能と内在的論理に依存するものであり、本願の実施例の実施プロセスの何の制限にもならないことを理解すべきである。
【0016】
図1は本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の方法フローチャートであり、図1に示すように、前記方法は下記のステップS101、S102、S103、S104及びS105を含む。
【0017】
S101では、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示する。
【0018】
ここで、前記目標アプリケーションは、例えば、インスタント通信アプリケーション、通知欄アプリケーション等、チャット等のメッセージング機能を行えるアプリケーションであってもよい。前記アプリバッジはアプリケーションにおける全ての未読メッセージの数又は特定未読メッセージの数を指示することに用いられ、前記特定未読メッセージは所定条件を満たす未読メッセージである。ここで、理解できるように、前記未読メッセージ又は特定未読メッセージの数が0の時に、前記アプリバッジを表示しない。説明すべきこととして、前記所定条件は端末で予め設定してもよいし、ユーザの使用習慣等の要素に応じて設定又は変更してもよく、本願の実施例はこれについて具体的に限定しない。
【0019】
なお、前記アプリバッジは前記アプリケーションにおける任意の未読メッセージ又は特定未読メッセージの有無のみを指示してもよく、任意の未読メッセージ又は前記特定未読メッセージが存在する場合に、前記アプリアイコンに前記アプリバッジを表示し、存在しない場合に、前記アプリバッジを表示しない。
【0020】
S102では、ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付ける。
【0021】
ユーザは端末を使用する時に、アプリアイコンに前記アプリバッジが表示されていることに気付いた場合に、この時に前記アプリアイコンに対応するアプリケーションに未読メッセージ又は前記特定未読メッセージが存在することを知り得る。これに対して、ユーザは前記アプリバッジに第1入力を実施して、前記絞り込み条件に合う前記特定未読メッセージの関連情報を表示することをトリガできる。
【0022】
ここで、前記第1入力は前記アプリバッジを起点として所定方向へスワイプする入力であってもよいし、前記アプリバッジを起点とする所定軌跡の入力又は他の入力方式であってもよく、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0023】
S103では、前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示し、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連する。
【0024】
具体的には、端末がユーザの前記第1入力を受け付けた後に、この前のステップで前記絞り込み規則に基づいて特定未読メッセージを得た場合に、前記特定未読メッセージを取得し、この前のステップで前記所定条件に基づいて前記特定未読メッセージを取得しなかった場合に、全ての未読メッセージを絞り込み、前記特定未読メッセージを取得する。
【0025】
端末は前記特定未読メッセージを取得した後に、前記特定未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループの連絡先識別子を取得して、前記目標連絡先の識別子として情報ウィンドウに表示する。ここで、前記連絡先の識別子は、例えば、連絡先のプロフィール写真、ニックネーム、氏名、ID等、前記連絡先の身元を識別することに利用可能な情報である。これによって、ユーザが前記情報ウィンドウで閲覧する未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループの連絡先識別子はいずれも絞り込んだ後得られるものであり、ユーザが重要でない未読メッセージでアプリケーションを開くことを回避できる。
【0026】
理解できるように、上述したように前記第1入力に応答して、前記未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループの連絡先識別子を取得する場合を除き、当該連絡先の識別子の取得は、それぞれの新規未読メッセージを受信する時に前記未読メッセージを絞り込むと同時に完成でき、一件の新規未読メッセージが前記所定条件を満たす特定未読メッセージであると判断した時に、それに対応する連絡先の識別子を取得し、且つ当該連絡先の識別子を特定のデータ集合に加え、端末がユーザの第1入力を受信すると、直接当該データ集合から前記絞り込まれた未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループの連絡先識別子を取得し、これによって、前記第1入力に対する応答速度を加速する。
【0027】
ここで、前記情報ウィンドウは、前記第1入力で最後に接触する位置を中心として表示してもよく、または、前記アプリアイコンに密着して表示してもよく、更に前記アプリアイコンを覆うように、或いは、前記アプリアイコンと重なった領域に表示してもよく、または、前記表示画面の頂部、底部又は側面等、前記端末の表示画面における固定領域に表示してもよく、本願の実施例は当該表示ウィンドウの位置を具体的に限定しない。
【0028】
S104では、ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付ける。
【0029】
具体的には、ユーザは前記情報ウィンドウを閲覧した後に、前記情報ウィンドウ中の目標連絡先の識別子に第2入力を実行できる。当該第2入力は、例えばタップ、スワイプ等の操作であってもよく、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0030】
S105では、前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示し、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれる。
【0031】
具体的には、これに対して、端末は当該第2入力を受け付けた後に、直接前記目標連絡先の識別子に対応する、前記未読メッセージを含むインタラクションインタフェースを表示する。ここで、前記インタラクションインタフェースは前記アプリケーションを開いた後前記連絡先の識別子に対応するインタラクションインタフェースであってもよく、例えば、前記未読メッセージがグループ内で送信されたメッセージである時に、前記インタラクションインタフェースは対応的に前記グループのインタラクションインタフェースであり、前記未読メッセージが連絡先個人の送信したメッセージである時に、前記インタラクションインタフェースは対応的に前記連絡先とのインタラクションインタフェースである。なお、前記インタラクションインタフェースは前記アプリケーションとは独立なフローティングウィンドウ等のようなインタラクションインタフェース等であってもよく、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0032】
これによって、ユーザは前記情報ウィンドウで直接インタラクションインタフェースに移行でき、ユーザが前記未読メッセージを閲覧したり、返信する時の利便性が強くなる。
【0033】
本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法において、ユーザのアプリバッジへの第1入力を受け付け、絞り込まれた未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループを含む連絡先の識別子を情報ウィンドウに表示することによって、ユーザはアプリケーションを開かずに、更に目的性のあるように未読メッセージの連絡先情報を取得でき、重要でない未読メッセージでアプリケーションを開く場合が少なくなる。
【0034】
ユーザが使用過程で多種の異なる所定条件を必要とすることがあるため、本願の上記実施例を基に、選択的に、前記第1入力が異なる入力方向に対応する時に、前記所定条件が異なる。ここで、前記の所定条件を満たした目標連絡先の識別子は、重要なマークを予め設定した連絡先の識別子、連絡先がグループであるグループ識別子、前記未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子、全ての未読メッセージに対応する連絡先の識別子の少なくとも1つを含む。
【0035】
具体的には、前記第1入力の入力方向が第1所定方向に対応する時に、前記情報ウィンドウに重要なマークを予め設定した連絡先の識別子が含まれる。
【0036】
具体的には、前記重要なマークはユーザが予め連絡先に対して設定するものであってもよい。ユーザはある連絡先の送信するメッセージが高い重要度を有すると考え、直ちに閲覧したい場合に、端末で当該連絡先を予め重要連絡先としてマークしてもよい。なお、前記重要なマークはユーザと連絡先の連絡頻度等の要素に応じて自動的に設定してもよく、本願の実施例はこれについて具体的に限定しない。
【0037】
ここで、前記未読メッセージは前記重要連絡先が単独してユーザに送信するメッセージであってもよく、グループで送信するメッセージであってもよい。
【0038】
前記第1入力の入力方向が第2所定方向に対応する時に、前記情報ウィンドウに連絡先がグループであるグループ識別子が含まれる。具体的には、グループに未読メッセージが存在する時に、当該第2所定方向での入力によって、未読メッセージの存在するグループのグループ識別子を表示ウィンドウに表示する。
【0039】
前記第1入力の入力方向が第3所定方向に対応する時に、前記情報ウィンドウには前記未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子が含まれる。
【0040】
具体的には、所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む未読メッセージは、グループで前記第2目標連絡先が特に前記ユーザ識別子に対応するユーザの注意を引きたいメッセージを指し、前記所定符号と前記ユーザのユーザ識別子によって前記ユーザに知らせる。例を挙げて言えば、前記所定符号が符号「@」であり、前記ユーザの名前が「陳生」である時に、前記の所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む未読メッセージは、「@陳生」を含む未読メッセージを指す。理解できるように、前記符号は他の符号であってもよく、前記ユーザ識別子は、ユーザID等の他の身分識別子情報であってもよく、又は、ユーザの前記グループでの小さいグループ又は全員の識別子、例えば「@全員」であってもよく、本願の実施例はこれについて具体的に限定しない。
【0041】
前記第1入力の入力方向が第4所定方向に対応する時に、前記情報ウィンドウに未読メッセージの全ての連絡先及び/又はグループの連絡先識別子を含む。
【0042】
具体的には、前記情報ウィンドウに表示されるのはいずれも絞り込んだ後の未読メッセージに対応する目標連絡先の識別子であるが、ユーザは第1所定方向、第2所定方向及び第3所定方向に対応する所定条件を満たさない他の未読メッセージを取得する必要がある可能性もあるので、ユーザがこのような未読メッセージに対してその送信側の連絡先の状況を知り得ることを確保するために、本願の実施例は、全ての未読メッセージに対応する連絡先とグループの連絡先識別子を表示するように前記第4所定方向に対応する情報ウィンドウを設置してもよい。
【0043】
理解できるように、上記第1所定方向、第2所定方向、第3所定方向及び第4所定方向は異なる方向であり、例えば、前記第1所定方向が左向きであり、第2所定方向が下向きであり、第3所定方向が上向きである等のようになっている。それぞれの所定方向と所定条件は予め設定する方式又はユーザが自ら選択する方式で設定でき、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0044】
本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法において、異なる所定方向に対して異なる情報ウィンドウを設けて異なる種類の未読メッセージを表示することで、ユーザは未読メッセージの連絡先識別子を閲覧する時により多い選択空間と柔軟性を有するようになる。
【0045】
更に、本願の上記実施例を基に、前記情報ウィンドウの表示位置が前記第1入力の入力方向に関連する。
【0046】
例えば、第1入力が左向きの入力である時に、前記目標アプリケーションのアプリアイコンの左側に前記情報ウィンドウを表示してもよく、当該情報ウィンドウは前記アプリアイコンに密着して設けてもよいし、前記第1入力の入力終了位置を中心として設けてもよく、理解できるように、更に他の設置方式にしてもよく、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0047】
本願の上記実施例を基に、前記第1入力が第1サブ入力と第2サブ入力を含み、前記所定条件が第1条件と第2条件を含み、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、第1ウィンドウと第2ウィンドウを表示するステップを含み、前記第1ウィンドウに第1連絡先の識別子が含まれ、前記第1連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第1条件を満たした連絡先であり、前記第1条件が前記第1サブ入力の入力方向に関連し、前記第2ウィンドウに第2連絡先の識別子が含まれ、前記第2連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第2条件を満たした連絡先であり、前記第2条件が前記第2サブ入力の入力方向に関連し、
前記方法は、
前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグする第3入力を受け付けるステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1ウィンドウに1つのサブウィンドウを表示するステップであって、前記サブウィンドウに第3連絡先の識別子が含まれ、前記第3連絡先が前記第1条件と前記第2条件を満たしているステップと、を更に含む。
【0048】
ここで、第1サブ入力と第2サブ入力はそれぞれ異なる方向の入力操作に対応し、第1ウィンドウと第2ウィンドウを表示することをトリガするためのものであり、当該第1ウィンドウと第2ウィンドウに表示される連絡先の識別子はそれぞれ第1条件と第2条件に対応する。
【0049】
具体的には、ユーザは使用過程で未読メッセージの絞り込み条件を更に制限する必要があることがあり、例えば、重要なマークを予め設定されており、且つ所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む未読メッセージを送信した連絡先に対応するグループの連絡先識別子のみをウィンドウに表示することを必要とする。この場合に、前記絞り込み条件が端末で予め設定されて変更不可能なものであれば、ユーザは上記要求を実現できない。前記絞り込み条件が変更可能なもの又は自ら設定するものであっても、一般にユーザが対応する設定画面によって設定することが必要になり、操作が比較的複雑である。
【0050】
上記問題に基づき、本願の実施例では、ユーザは前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグし、前記第1ウィンドウに1つのサブウィンドウを表示することができ、当該サブウィンドウに表示される連絡先の識別子は前記第1ウィンドウに表示される連絡先の識別子と前記第2ウィンドウに表示される連絡先の識別子の共通部分である。
【0051】
例えば、図2に示すように、第1ウィンドウ2に対応する第1条件が重要なマークを予め設定した連絡先の識別子に対応し、第2ウィンドウ3に対応する第2条件が未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子に対応する。現在の未読メッセージには重要連絡先の張三から送信したメッセージ、重要連絡先の李四がグループ1で送信した@現在ユーザ(例えば、陳生)というメッセージ及び非重要連絡先の王五がグループ2で送信した@現在ユーザ(例えば、陳生)というメッセージが存在すると仮定する。第1ウィンドウ2に対応する第1条件が重要なマークを予め設定した連絡先の識別子に対応するので、第1ウィンドウ2に張三のプロフィール写真(張三が重要なマークを有する連絡先である)とグループ1のプロフィール写真(李四が重要なマークを有する連絡先)が含まれている。第2ウィンドウ3に対応する第2条件が未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子に対応するので、第2ウィンドウ3にグループ1のプロフィール写真(李四がグループ1で陳生に@した)とグループ2のプロフィール写真(王五がグループ2で陳生に@した)が含まれている。
【0052】
この場合に、ユーザは重要なマークを予め設置されており、且つ所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む未読メッセージを送信した連絡先に対応するグループの連絡先識別子を単独して閲覧したければ、前記第2ウィンドウ3に対してそれを前記第1ウィンドウ2にドラッグする第3入力(図2に示す)を実行でき、これによって、図3に示すようなグループ1のプロフィール写真のみを含むサブウィンドウ4が前記第1ウィンドウ2に表示される。この時に、李四が重要連絡先であることに加えて、送信したメッセージにおいて現在ユーザに@したので、これに対して、対応するグループ1のプロフィール写真が前記サブウィンドウ4に表示される。非重要連絡先の王五が@メッセージを送信したグループ2のプロフィール写真と非@メッセージを単独して送信した張三のプロフィール写真が対応的に前記サブウィンドウ4に表示されない。
【0053】
これによって、本願の実施例は1つのウィンドウをもう1つのウィンドウにドラッグすることで、2つの所定条件を同時に満たす未読メッセージの連絡先識別子を表示するサブウィンドウを生成し、ユーザはより柔軟に未読メッセージの絞り込みと閲覧を行うことができる。
【0054】
理解できるように、上記第1条件と第2条件は例に過ぎず、両方の対応する連絡先の識別子に共通部分が存在すれば、上記方法でサブウィンドウを生成でき、このようにより精確に未読メッセージを閲覧する。
【0055】
本願の上記実施例を基に、前記方法は、
ユーザの前記サブウィンドウへの第4入力を受け付けるステップと、
前記第4入力に応答して、第1位置に前記サブウィンドウを表示するステップと、を更に含み、
前記第1入力の入力方向が前記第1位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力に応答して、前記サブウィンドウを表示するステップを含む。
【0056】
具体的には、前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグして前記サブウィンドウを生成した後に、ユーザは第4入力の形式で前記第1位置に前記サブウィンドウを表示できる。ここで、前記第4入力は、例えば、ドラッグ操作であり、前記第1位置は、例えば、前記ドラッグ操作の終了位置を中心とする位置等であり、本発明実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0057】
また、このように第4入力によって前記サブウィンドウを表示すると同時に、後で前記サブウィンドウの表示をトリガする入力方式を定義でき、これによって、ユーザは前記第1入力の入力方向を前記第1位置に指向させるだけで、前記サブウィンドウの表示をトリガできる。
【0058】
例えば、図4に示すように、図におけるグループ1のプロフィール写真を含むサブウィンドウ4を前記第1ウィンドウ2から図における第1位置Aにドラッグして、1つの独立したサブウィンドウ4を生成した。これに基づいて、例えば図5に示すように、ユーザは前記サブウィンドウ4を再度表示したい時に、前記アプリバッジに対して前記第1位置Aに向かう第1入力を実行でき、これに対して、端末はユーザの前記アプリバッジへの前記第1入力を受け付けると、前記第1位置Aに前記サブウィンドウ4を表示する。
【0059】
本願の実施例では、前記サブウィンドウを前記表示領域の第1位置にドラッグすることに基づいて、ユーザは後で示された第1位置Aに指向する第1入力によって、直接前記第1条件と第2条件で定義された前記サブウィンドウに対応する連絡先の識別子を表示でき、更に未読メッセージの閲覧利便性を向上させた。
【0060】
本願の上記実施例を基に、前記方法は、
ユーザの前記情報ウィンドウへの第5入力を受け付けるステップと、
前記第5入力に応答して、第2位置に前記情報ウィンドウを表示するステップと、を更に含み、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第2位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記情報ウィンドウを表示するステップを含む。
【0061】
具体的には、ユーザは個人の使用習慣等により、前記情報ウィンドウに対してそれを前記第2位置Bにドラッグする第5入力を実行して、前記情報ウィンドウに対応する入力方向を変更することができる。例えば、図6中の実線矢印に示すように、ユーザが前記情報ウィンドウ(本実施例で第1ウィンドウ2を例として説明する)を図示された第2位置Bにドラッグすると、第1ウィンドウ2の表示をトリガする入力方向が前記アプリバッジから前記第2位置Bへの方向に変わる。
【0062】
これに対して、図6中の点線矢印に示すように、ユーザは前記第2位置Bに指向する入力方向の第1入力を実行して、表示位置を前記第2位置Bに更新した後の第1ウィンドウ2を呼び出すことができる。
【0063】
本願の実施例によって、ユーザは個人の使用習慣等の要素により前記情報ウィンドウに第5入力を実行して、前記情報ウィンドウの表示をトリガする第1入力の入力方向、及び前記情報ウィンドウの表示位置を変更することができ、このようにユーザが未読メッセージを閲覧する効率が高くなる。
【0064】
本願の上記実施例を基に、前記方法は、
前記情報ウィンドウ中の第4連絡先の識別子への第6入力を受け付けるステップと、
前記第6入力に応答して、第3位置に第3ウィンドウを表示するステップであって、前記第3ウィンドウに前記第4連絡先の識別子が含まれるステップと、を更に含み、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第3位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記第3ウィンドウを表示するステップを含む。
【0065】
具体的には、ユーザはある連絡先又はグループの未読メッセージを単独して閲覧したい時に、前記第6入力によって、前記情報ウィンドウ(本実施例で第1ウィンドウ2を例として説明する)から前記連絡先又はグループ等の第4連絡先の識別子を前記第3位置にドラッグすることができる。図7に示すように、ユーザは示された情報ウィンドウ中の張三のプロフィール写真を図7に示す第3位置Cにドラッグできる。これによって、ユーザは後で当該連絡先又はグループの未読メッセージを単独して閲覧したい時に、前記第6入力の方式で前記第3ウィンドウを生成でき、これによって、図8に示すように、ユーザは前記第3位置Cに指向する第1入力によって、張三からの未読メッセージのみを表示する第3ウィンドウを呼び出すことができる。これに基づき、本願の実施例はユーザが未読メッセージを閲覧する柔軟性を更に高くした。
【0066】
本願の上記実施例を基に、前記目標アプリケーションが目標フォルダ内にあり、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示する前記ステップは、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジとフォルダバッジを表示するステップを含み、
ユーザのアプリバッジへの第1入力を受け付ける前記ステップの前に、前記方法は、
前記ユーザの前記目標フォルダのフォルダバッジへの第7入力を受け付けるステップと、
前記第7入力に応答して、アプリウィンドウを表示するステップであって、前記アプリウィンドウに前記目標アプリケーションのアプリアイコンが含まれ、前記アプリアイコンに前記アプリバッジが表示されているステップと、を更に含む。
【0067】
具体的には、1つ又は複数のアプリケーションを含むフォルダに対しては、その中の1つ又は複数のアプリケーションに前記特定未読メッセージが存在すれば、前記フォルダにおける全てのアプリケーションの未読メッセージ数の総和、又は未読メッセージが存在するアプリケーションの数等を表示するためのフォルダバッジを前記フォルダに表示する。
【0068】
ユーザはフォルダにフォルダバッジが存在することに気付いた時に、直接当該フォルダを開ければ、未読メッセージが存在するアプリケーションを見落とさないように、フォルダ中のアプリアイコンを一つ一つチェックしなければならなく、アプリケーションが多い時に、当該チェック過程が相対的煩雑であり、甚だしい場合に、全てのアプリケーションに未読メッセージが存在するか否かをチェックできるように、スワイプ、ページめくり等の操作を行わなければならない。
【0069】
このため、本願の実施例では、ユーザは前記目標フォルダのフォルダバッジに前記第7入力を実行でき、これに対して、端末は当該第7入力を受け付けると、前記第7入力に応答して、アプリウィンドウを表示し、且つ前記アプリウィンドウに前記目標アプリケーションを含むアプリアイコンを表示し、前記アプリアイコンに前記アプリバッジが表示されている。これによって、ユーザは前記の表示されているアプリウィンドウで未読メッセージが存在するアプリケーションのアプリ識別子を直接チェックでき、未読メッセージが存在しない他のアプリケーションの妨害を回避する。
【0070】
また、ユーザ使用過程中の利便性を更に増強するために、本願の実施例は前記の表示されているアプリウィンドウ中のアプリケーションのアプリ識別子に上述したアプリバッジを表示し、これによって、ユーザは直接このアプリウィンドウで同様に前記アプリバッジに操作を実行して、前記アプリケーションにおける所定条件を満たす目標連絡先の識別子情報を表示することができる。
【0071】
本願の上記実施例を基に、前記方法は、
ユーザの前記アプリバッジへの第8入力を受け付けるステップと、
前記第8入力に応答して、前記アプリバッジを削除するステップであって、前記第8入力が前記第1入力の方向と異なるステップと、を更に含む。
【0072】
具体的には、ユーザは前記第1入力によって、未読メッセージの中で閲覧必要なメッセージが存在しないことを分かり、又は、現在の未読メッセージの状況を既に分かって前記アプリバッジによって継続的に知らせる必要がない場合に、アプリケーションに入ってから未読メッセージを一つ一つ開いてアプリバッジを削除することなく、前記アプリバッジに第8入力を実行することによって、前記アプリアイコンにおける前記アプリバッジを削除でき、ユーザ使用時の利便性が高くなる。ここで、前記第8入力は第1入力と同じなスワイプ等の入力方式を採用できるが、第1入力と区別するために、異なる入力方向を採用する必要がある。
【0073】
本願の上記実施例を基に、前記方法は、
前記ユーザが前記情報ウィンドウを前記目標アプリケーションのアプリアイコンにドラッグする第9入力を受け付けるステップと、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除するステップと、を更に含む。
【0074】
具体的には、ユーザは前記情報ウィンドウを表示する必要がなくなる時に、前記第9入力によって、前記情報ウィンドウを前記アプリバッジに対応するアプリアイコンにドラッグして、当該情報ウィンドウを削除することができる。
【0075】
理解できるように、前記情報ウィンドウ又はサブウィンドウのサイズが前記アプリアイコンと異なる可能性がある。従って、本願の上記実施例を基に、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除する前記ステップは、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウと前記アプリアイコンとの重なり面積が所定閾値に達した場合に、前記情報ウィンドウを削除するステップを含む。
【0076】
ここで、前記所定閾値は実際に使用する時の操作状況、端末のスクリーンサイズ等の要素に応じて決定でき、本願の実施例はこれについて具体的に制限しない。
【0077】
以下、例を挙げることによって本願の更に別の実施例の未読メッセージの表示方法を説明し、前記方法は下記のステップ1、ステップ2、ステップ3及びステップ4を含む。
【0078】
ステップ1では、ユーザが選択的に「重要人員」リストを設定する。
【0079】
図9に示すように、「重要人員」の設定が端末の設定画面で行われ、前記設定画面に、図示されている「重要人員」の検索と設定のための検索ボックス及びプラスボタンボックスを設け、検索ボックスの下方に重要人員リストを表示する。例えば、雲模様のプロフィール写真の張三、四角模様のプロフィール写真の李四が「重要人員」として設定され、これに対して、前記アプリケーションにおいて張三と李四に重要なマークを付ける。
【0080】
ステップ2では、未読メッセージ取得に必要なデータを解析する。
【0081】
未読メッセージが全てのアプリケーションのインタラクション対象のメッセージ集合であるので、このようなデータを解析し分類してから対応するプロフィール写真リストを生成する必要がある。
【0082】
ステップ3では、アプリバッジ移動方向及び対応する実現機能を定義する。
【0083】
本願の実施例では下記の表に示すようなアプリバッジ移動方向及び対応する実現機能を定義し、対応関係はこれに限定されず、実際の要求に応じて設定でき、また、ユーザが前記アプリバッジを操作する時に前記操作の方向に応じて対応情報を表示できるように、このような対応データを端末のデータベースに記憶する。
【0084】
【表1】
【0085】
同時に、プロフィール写真リストで対応するインタフェースインタラクションリンクを生成し、ユーザがリンクをタップすると、引用される対応インタラクションインタフェースに移行できる。対応方向の実現機能に対して対応データがない時に、例えば「この機能データがない」ことを直接ユーザに通知できる。
【0086】
ステップ4では、アプリバッジ移動方向を判断し且つ対応する情報表示又はアプリバッジ解消機能を実現する。
【0087】
ステップ3でユーザがバッジを移動するために参照可能な機能データベースを生成した後に、ユーザが携帯電話を使用する時に、端末は、ユーザが前記アプリバッジを移動する方向を判断し、データベースで検索し、機能実現データを取り出し、且つ対応する移行画面を作成する。図10はバッジを各方向へ移動する時に対応機能で表示するユーザインタフェースを示す。
【0088】
本願の別の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の方法フローチャートである図11をもって、上記の本願の上記実施例で提供された未読メッセージの表示方法について例を挙げて説明する。
【0089】
図11に示すように、端末が、インストールされたAPPに未読メッセージがあるか否かを検出し、現時点で未読メッセージがなければ、検出し続け、未読メッセージがあることが検出された場合に、続いて、未読メッセージのあるAPPが単独して端末のユーザインタフェースに設置されているか、他のアプリケーションと共に1つのフォルダに設置されているかを判断し、フォルダに設置されていれば、未読メッセージの数によりフォルダバッジを表示し、フォルダに設置されていなければ、未読メッセージの数によりアプリバッジを表示する。
【0090】
フォルダバッジを表示する場合に、ユーザがフォルダバッジをドラッグして任意方向に移動させ、続いて、フォルダにおける未読メッセージを受信したアプリケーションリストを表示し、リストにおけるあるアプリケーションを選択した後に、アプリケーション未読メッセージを解析し、且つバッジ移動方向と対応機能で表示するデータベースを生成し、対応するインタラクションインタフェース移行リンクを生成する。
【0091】
アプリバッジを表示する場合に、アプリケーション未読メッセージを解析し、且つバッジ移動方向と対応機能で表示するデータベースを生成し、対応するインタラクションインタフェース移行リンクを生成する。
【0092】
続いて、ユーザによるアプリバッジドラッグ方向を検出し、アプリバッジ移動方向で表示する機能を対応付け、プロフィール写真リストを表示し、ユーザがプロフィール写真リスト中のプロフィール写真をタップしたか否かを判断し、YESの場合に、移行リンクによりアプリケーションインタラクションインタフェースに移行する。
【0093】
説明すべきこととして、本願の実施例で提供される未読メッセージの表示方法によれば、実行主体は、未読メッセージ表示装置又は当該未読メッセージ表示装置における未読メッセージの表示方法のロードを実行するための制御モジュールであってもよい。本願の実施例において未読メッセージ表示装置で未読メッセージの表示方法のロードを実行することを例として、本願の実施例で提供される未読メッセージ表示装置を説明する。
【0094】
図12は本願の実施例で提供される未読メッセージ表示装置の構成模式図であり、図12に示すように、前記未読メッセージ表示装置は、
目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジを表示するように構成される表示モジュール1201と、
ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付けるように構成される受付モジュール1202と、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示するように構成される処理モジュール1203であって、前記情報ウィンドウに目標連絡先の識別子が含まれ、前記目標連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち所定条件を満たした連絡先であり、前記所定条件が前記第1入力の入力方向に関連する処理モジュール1203と、を備え、
受付モジュール1202は、更に、ユーザの前記目標連絡先の識別子への第2入力を受け付けるように構成され、
処理モジュール1203は、更に、前記第2入力に応答して、前記目標アプリケーションを起動し、且つ前記目標アプリケーションのユーザインタフェースを表示するように構成され、前記ユーザインタフェースに前記目標連絡先の識別子に対応するメッセージ内容が含まれる。
【0095】
本願の上記実施例を基に、前記の所定条件を満たした目標連絡先の識別子は、重要なマークを予め設定した連絡先の識別子、連絡先がグループであるグループ識別子、前記未読メッセージに所定符号と前記ユーザのユーザ識別子を含む連絡先の識別子、全ての未読メッセージに対応する連絡先の識別子の少なくとも1つを含む。
【0096】
本願の上記実施例を基に、前記情報ウィンドウの表示位置が前記第1入力の入力方向に関連する。
【0097】
本願の上記実施例を基に、前記第1入力が第1サブ入力と第2サブ入力を含み、前記所定条件が第1条件と第2条件を含み、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、第1ウィンドウと第2ウィンドウを表示するステップを含み、前記第1ウィンドウに第1連絡先の識別子が含まれ、前記第1連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第1条件を満たした連絡先であり、前記第1条件が前記第1サブ入力の入力方向に関連し、前記第2ウィンドウに第2連絡先の識別子が含まれ、前記第2連絡先が前記未読メッセージに対応する連絡先のうち第2条件を満たした連絡先であり、前記第2条件が前記第2サブ入力の入力方向に関連し、
前記受付モジュール1202は、更に、前記第2ウィンドウを前記第1ウィンドウにドラッグする第3入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第3入力に応答して、前記第1ウィンドウに1つのサブウィンドウを表示するように構成され、前記サブウィンドウに第3連絡先の識別子が含まれ、前記第3連絡先が前記第1条件と前記第2条件を満たしている。
【0098】
本願の上記実施例を基に、前記受付モジュール1202は、更に、ユーザの前記サブウィンドウへの第4入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第4入力に応答して、第1位置に前記サブウィンドウを表示するように構成され、
前記第1入力の入力方向が前記第1位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力に応答して、前記サブウィンドウを表示するステップを含む。
【0099】
本願の上記実施例を基に、前記受付モジュール1202は、更に、ユーザの前記情報ウィンドウへの第5入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第5入力に応答して、第2位置に前記情報ウィンドウを表示するように構成され、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第2位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記情報ウィンドウを表示するステップを含む。
【0100】
本願の上記実施例を基に、前記受付モジュール1202は、更に、前記情報ウィンドウ中の第4連絡先の識別子への第6入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第6入力に応答して、第3位置に第3ウィンドウを表示するように構成され、前記第3ウィンドウに前記第4連絡先の識別子が含まれ、
前記第1入力に応答して、情報ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記第1入力の入力方向が前記第3位置に指向した場合に、前記第1入力に応答して、前記第3ウィンドウを表示するステップを含む。
【0101】
本願の上記実施例を基に、前記目標アプリケーションが目標フォルダ内にあり、表示モジュール1201は、具体的には、目標アプリケーションによって未読メッセージを受信した場合に、アプリバッジとフォルダバッジを表示するように構成され、
受付モジュール1202は、更に、ユーザの前記アプリバッジへの第1入力を受け付ける前に、前記ユーザの前記目標フォルダのフォルダバッジへの第7入力を受け付けるように構成され、
処理モジュール1203は、更に、前記第7入力に応答して、アプリウィンドウを表示するように構成され、前記アプリウィンドウに前記目標アプリケーションのアプリアイコンが含まれ、前記アプリアイコンに前記アプリバッジが表示されている。
【0102】
本願の上記実施例を基に、前記受付モジュール1202は、更に、ユーザの前記アプリバッジへの第8入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第8入力に応答して、前記アプリバッジを削除するように構成され、前記第8入力が前記第1入力の方向と異なる。
【0103】
本願の上記実施例を基に、前記受付モジュール1202は、更に、前記ユーザが前記情報ウィンドウを前記目標アプリケーションのアプリアイコンにドラッグする第9入力を受け付けるように構成され、
前記処理モジュール1202は、更に、前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除するように構成される。
【0104】
本願の上記実施例を基に、前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウを削除する前記ステップは、
前記第9入力に応答して、前記情報ウィンドウと前記アプリアイコンとの重なり面積が所定閾値に達した場合に、前記情報ウィンドウを削除するステップを含む。
【0105】
本願の実施例における未読メッセージ表示装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本願の実施例では具体的に限定されない。
【0106】
本願の実施例における未読メッセージ表示装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iosオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本願の実施例では具体的に限定されない。
【0107】
本願の実施例で提供される未読メッセージ表示装置は上記方法実施例における未読メッセージ表示装置の実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0108】
選択的に、図13に示すように、本願の実施例は、プロセッサ1301と、メモリ1302と、メモリ1302に記憶され且つ前記プロセッサ1301において実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ1301により実行されると、上記未読メッセージの表示方法の実施例の各工程を実現する電子機器1300を更に提供し、且つ同じ技術的効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0109】
説明すべきこととして、本願の実施例における電子機器は上述した携帯型電子機器及び非携帯型電子機器を含む。
【0110】
図14は本願の更に別の実施例で提供される一電子機器のハードウェア模式図であり、図14に示すように、当該電子機器は第1電子機器又は第2電子機器であり、当該電子機器1400は、高周波ユニット1401、ネットワークモジュール1402、オーディオ出力ユニット1403、入力ユニット1404、センサ1405、表示ユニット1406、ユーザ入力ユニット1407、インタフェースユニット1408、メモリ1409、プロセッサ1410等の素子を含むが、これらに限定されない。
【0111】
電子機器1400は各素子に給電する電源(例えば、電池)を更に含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1410に論理的に接続し、更に電源管理システムによって充放電の管理及び電力消費管理等の機能を実現できることが当業者に理解される。図14に示す電子機器構成は電子機器を限定するためのものではなく、電子機器は、図面よりも多く又は少ない素子を含んでもよく、又は何らかの素子を組み合わせてもよく、又は異なる素子配置にしてもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0112】
高周波ユニット1401は、ユーザのアプリバッジへの第1入力を受け付けるように構成され、
プロセッサ1410は、前記第1入力に応答して、表示領域に情報ウィンドウを表示するように構成され、前記情報ウィンドウには絞り込まれた未読メッセージに対応する連絡先及び/又はグループの連絡先識別子が含まれる。
【0113】
説明すべきこととして、本実施例において、上記電子機器1400は本願の実施例における方法実施例の各工程を実現し、且つ同じ有益効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。
【0114】
本願に係る実施例では、入力ユニット1404は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)14041とマイクロホン14042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット1406は表示パネル14061を含んでもよく、表示パネル14061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット1407はタッチパネル14071及び他の入力デバイス14072を含む。タッチパネル14071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル14071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス14072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。メモリ1409はソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶することに利用可能であり、アプリケーション及びオペレーティングシステムを含んでもよいが、これらに限定されない。プロセッサ1410に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ1410に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0115】
本願の実施例は、更に、プログラム又はコマンドを記憶しており、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記未読メッセージの表示方法の実施例の各工程を実現する可読記憶媒体を提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0116】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0117】
本願の実施例は、更に、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、上記未読メッセージの表示方法の実施例の各工程を実現するチップを提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0118】
本願の実施例に記載チップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0119】
本開示で記述したこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組合せによって実現できることが理解可能である。ハードウェアによる実現について、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニット等は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits,ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing,DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device,DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device,PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、共通プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組合せにおいて実現することができる。
【0120】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含むようになる点である。特に断らない限り、語句「一つの…を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。なお、指摘すべきことは、本願の実施形態における方法と装置の範囲は示されたり、検討された順序で機能を実行するように限定されることがなく、関わる機能に応じて基本的に同時な方式又は反対の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述された順序と異なる順序で記述された方法を実行することができ、更に各種のステップの追加、省略又は組合せも可能である点である。なお、一部の例を参照して記述された特徴は他の例に組み合わせることができる。
【0121】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
【0122】
以上、図面を参照しながら本願の実施例を説明したが、本願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本願の示唆をもとに、当業者が本願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
図1
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