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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-13
(45)【発行日】2024-11-21
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G01D 7/00 20060101AFI20241114BHJP
   B60K 35/00 20240101ALI20241114BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20241114BHJP
   G09G 5/02 20060101ALI20241114BHJP
   G09G 5/10 20060101ALI20241114BHJP
   G09G 5/37 20060101ALI20241114BHJP
   G09G 5/36 20060101ALI20241114BHJP
   G09G 5/38 20060101ALI20241114BHJP
【FI】
G01D7/00 K
B60K35/00
G09G5/00 510A
G09G5/00 530T
G09G5/02 B
G09G5/10 B
G09G5/00 550B
G09G5/37 300
G09G5/36 100
G09G5/38 100
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2021077719
(22)【出願日】2021-04-30
(65)【公開番号】P2022171205
(43)【公開日】2022-11-11
【審査請求日】2023-12-11
(73)【特許権者】
【識別番号】322003857
【氏名又は名称】パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123102
【弁理士】
【氏名又は名称】宗田 悟志
(72)【発明者】
【氏名】高田 泰宏
(72)【発明者】
【氏名】大上 裕也
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 正夫
【審査官】菅藤 政明
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-143710(JP,A)
【文献】特開2009-18642(JP,A)
【文献】特開2007-153116(JP,A)
【文献】特開2013-200189(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01D 7/00- 7/10
B60K 35/00-35/22
G09G 5/00- 5/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
指針を構成する指針画像と、前記指針が指し示す指標を構成する指標画像とを有する計器画像を表示可能な表示パネルと、
前記表示パネルの表示状態を制御する表示制御部と、を備え、
前記表示パネルは、第1計器画像と第2計器画像とを含む複数の前記計器画像と、前記複数の前記計器画像を囲む背景画像と、を同時に表示するとともに、前記第1計器画像を、前記第1計器画像とは異なる種類の前記計器画像である第3計器画像に切りかえて表示可能であり、
前記表示制御部は、前記第1計器画像を前記第3計器画像に切りかえて前記表示パネルに表示させる際に、前記第3計器画像において、前記指針画像の周囲に位置する第1指針周囲領域の色を変化させ、前記第2計器画像において、前記指針画像の周囲に位置する第2指針周囲領域の色を変化させない、
表示装置。
【請求項2】
前記計器画像は、前記指標を囲む外枠を構成する外枠画像と、前記外枠の内部に位置する文字盤を構成する文字盤画像と、をさらに有し、
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方において、前記指針画像、前記指標画像、前記外枠画像、および前記文字盤画像の少なくとも1つの色、輝度、明度、および点灯時間の少なくとも1つを変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方において、前記指針画像および前記指標画像の少なくとも一方の大きさおよび形状の少なくとも1つを変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方の大きさを変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記背景画像の色および模様の少なくとも一方を変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記表示パネルの表示モードを第1モードと第2モードとで切替可能であり、前記第1モードにおいて、前記第1計器画像、および前記第1モードであることを示す第1モード画像を前記表示パネルに表示させ、前記第2モードにおいて、前記第3計器画像、および前記第2モードであることを示す第2モード画像を前記表示パネルに表示させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記計器画像は、前記指標の単位を示す単位画像をさらに有し、
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方において、前記単位画像の大きさ、前記単位画像の位置、および前記指標と前記単位画像との距離の少なくとも1つを変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記計器画像は、前記指針が示す数値を構成する数値画像と、前記指標の単位を示す単位画像とをさらに有し、
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方において、並べて表示される前記数値画像と前記単位画像との距離を変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記第2計器画像および前記第3計器画像の少なくとも一方の配置を変化させる、
請求項1に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両用の表示装置では、計器を表す計器画像を表示パネルに表示させる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-241472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示装置では、運転状況や設定などにより、燃料計と回転計などの複数種類の計器画像を切り替えて表示することが可能である。このような表示装置において、どの計器画像が表示されているかを分かりやすくすることが望まれる。
【0005】
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、計器画像の切替を認識しやすくする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の表示装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示す指標を構成する指標画像とを有する計器画像を表示可能な表示パネルと、表示パネルの表示状態を制御する表示制御部と、を備える。表示パネルは、第1計器画像と第2計器画像とを含む複数の計器画像と、複数の計器画像を囲む背景画像と、を同時に表示するとともに、第1計器画像を、第1計器画像とは異なる種類の計器画像である第3計器画像に切りかえて表示可能であり、表示制御部は、第1計器画像を第3計器画像に切りかえて表示パネルに表示させる際に、第3計器画像において、指針画像の周囲に位置する第1指針周囲領域の色を変化させ、第2計器画像において、指針画像の周囲に位置する第2指針周囲領域の色を変化させない
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、計器画像の切替を認識しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施例に係る車両の車室内の構造を示す図である。
図2図1の表示装置の構成を示す図である。
図3図3(a)-(b)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面の基本構成を示す図である。
図4図4(a)-(b)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面の一例を示す図である。
図5図5(a)-(d)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面の別の一例を示す図である。
図6図6(a)-(b)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面の別の一例を示す図である。
図7図7(a)-(b)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図8図8(a)-(d)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図9図9(a)-(b)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図10図10(a)-(d)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図11図11(a)-(d)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図12図12(a)-(c)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図13図13(a)-(d)は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図14図14は、図2の表示パネルにおいて表示されるメータ画面のさらに別の一例を示す図である。
図15図2の表示装置による表示手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。本実施例は、車両のインストルメントパネルにおいて、各種の計器を画像として電子表示する表示装置に関する。以下、各種の計器を表示する画像を「計器画像」という。表示装置は、例えば、燃料計を平均燃費計に切りかえて表示するように、複数種類の計器画像を切り替えて表示する。その際、運転者にとっては、計器画像の切替を瞬時に判別できると有用である。例えば、計器画像を他の種類の計器画像に切りかえる際に指針の周辺の着色を異なる色に変化させることがなされる。本実施例では、計器画像の切替をさらに分かりやすくするために、指針の周辺の色だけではなく、指針または指標または文字盤の色を変化させたり、色ではなく指針の形状、計器画像のレイアウトまたはデザインを変更させたりする。
【0011】
図1は、車両10の車室内の構造を示す。車室の前方に配置されたダッシュボード50の前方にはウインドシールド52が配置される。ダッシュボード50の右側部分にステアリングホイール54が配置される。ステアリングホイール54は、ダッシュボード50の左側に配置されてもよい。ステアリングホイール54の前方、例えば、車両10のインストルメントパネルには表示装置200が配置される。表示装置200は電子表示式メータとも呼ばれる。ダッシュボード50の中央部分には上下方向に延びるセンターコンソール56が配置される。センターコンソール56内には車載モニタ100が嵌め込まれる。車載モニタ100は、例えば、カーナビゲーションシステムの地図画像を表示する。
【0012】
図2は、表示装置200の構成を示す。表示装置200は、処理部210、および表示パネル212を含む。処理部210は、通信コントローラ220、不揮発メモリ222、ROM224、RAM226、CPU(Central Processing Unit)230、GPU(Graphics Processing Unit)232、およびVRAM(Video Random Access Memory)234を含む。CPU230とGPU232とは、表示制御部228としてまとめられてもよい。
【0013】
通信コントローラ220は、車載ネットワークを介して、各種ECU(Electronic Control Unit)、および各種センサから車両情報を所定の通信規格にしたがい受信する。車載ネットワークは、例えばCAN(Controller Area Network)である。例えば、通信コントローラ220は、燃料センサに接続されたECUから燃料情報を受信し、車速センサに接続されたECUから車速情報を受信し、エンジンを管理するECUからエンジン回転数情報を受信する。また、通信コントローラ220は、ECUから平均燃費情報を受信する。さらに、通信コントローラ220は、画面を表示するために必要な情報を運転者から取得するためのインターフェースにも接続される。通信コントローラ220は受信した車両情報をCPU230に出力する。
【0014】
不揮発メモリ222は大容量のストレージである。不揮発メモリ222としては、例えばフラッシュメモリやハードディスクが使用される。不揮発メモリ222には各種アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。不揮発メモリ222には、画像データも格納される。画像データには、例えば、画像を構成する各パーツの頂点データ、テクスチャデータ、ポリゴンデータ等が含まれる。ROM224は読み出し専用の不揮発メモリであり、ファームウェアや基本データを格納する。ROM224は、書き換えが不要なプログラム、画像データ、およびポリゴンデータを格納可能である。RAM226は読み書き可能な揮発性メモリであり、CPU230の作業領域として使用される。CPU230は、不揮発メモリ222、およびROM224からプログラムとデータをRAM226に読み出して各種の処理を実行する。
【0015】
GPU232は、画像の描画あるいは色補正のような画像処理に特化した専用ICであり、表示パネル212に表示させるべき画像を生成する。VRAM234は読み書き可能な揮発性メモリであり、GPU232の作業領域として使用される。例えばVRAM234は、GPU232において扱うデータを格納する領域、テクスチャデータ読み込み用の記憶領域、およびフレームバッファ領域を有する。VRAM234は、ポリゴンデータ、およびテクスチャを格納する。VRAM234はRAM226に包含されてもよい。
【0016】
CPU230とGPU232を含む表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた車両情報をもとに、複数の計器が示されるメータ画面を生成する。表示制御部228において生成されるメータ画面は後述する。表示制御部228は、生成したメータ画面を表示パネル212に表示させる。また、表示制御部228は、受けつけた車両情報が更新されれば、メータ画面を更新して表示パネル212に表示させる。このように、表示制御部228は、表示パネル212の表示状態を制御する。表示パネル212はディスプレイである。表示パネル212は、例えば液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイである。表示パネル212は、処理部210から出力される画像、つまりGPU232がフレームバッファに描画したメータ画面を表示する。
【0017】
表示制御部228において生成され、かつ表示パネル212において表示されるメータ画面を説明するために、ここでは、図3(a)-(b)も使用する。図3(a)-(b)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400の基本構成を示す。図3(a)に示されるメータ画面400の左側端部には第1計器画像300aが配置され、第1計器画像300aの右側には第2計器画像300bが配置され、第2計器画像300bの右側には、第4計器画像300dが配置される。第1計器画像300a、第2計器画像300b、および第4計器画像300dは計器画像300と総称される。メータ画面400には、複数の計器画像300のそれぞれを囲むように背景画像312が配置される。このように、メータ画面400では、複数の計器画像300と背景画像312が同時に表示される。図3(a)においては計器画像300の数を「3」としたが、計器画像300の数は「2」であってもよい。その際、第4計器画像300dが省略される。また、計器画像300の数が「4」以上であってもよい。
【0018】
第1計器画像300aは、例えば、燃料計の画像である。第1計器画像300aは、第1指針画像302a、第1指標画像304a、第1外枠画像306a、および第1文字盤画像308aを含む。第1指針画像302aは、指針を構成する。第1指標画像304aは、第1指針画像302aが指し示す指標を構成する。第1外枠画像306aは、第1指標画像304aを囲む円形状の外枠を構成する。第1文字盤画像308aは、第1指標画像304aの内部に位置する文字盤を構成する。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた燃料情報をもとに、第1指標画像304aに対する第1指針画像302aの角度を決定し、決定した角度に第1指針画像302aが向いた第1計器画像300aを生成する。
【0019】
第2計器画像300bは、例えば、速度計の画像である。第2計器画像300bは、第2指針画像302b、第2指標画像304b、第2外枠画像306b、第2文字盤画像308b、および第2単位画像310bを含む。第2指針画像302b、第2指標画像304b、第2外枠画像306b、および第2文字盤画像308bは、それぞれ、第1指針画像302a、第1指標画像304a、第1外枠画像306a、および第1文字盤画像308aと同様に示される。第2単位画像310bは、指標の単位を示す。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた速度情報をもとに、第2指標画像304bに対する第2指針画像302bの角度を決定し、決定した角度に第2指針画像302bが向いた第2計器画像300bを生成する。
【0020】
第4計器画像300dは、例えば、タコメータの画像である。第4計器画像300dは、第4指針画像302d、第4指標画像304d、第4外枠画像306d、第4文字盤画像308d、および第4単位画像310dを含む。第4指針画像302d、第4指標画像304d、第4外枠画像306d、第4文字盤画像308d、および第4単位画像310dは、それぞれ、第2指針画像302b、第2指標画像304b、第2外枠画像306b、第2文字盤画像308b、および第2単位画像310bと同様に示される。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた回転数情報をもとに、第4指標画像304dに対する第4指針画像302dの角度を決定し、決定した角度に第4指針画像302dが向いた第4計器画像300dを生成する。
【0021】
表示制御部228は、メータ画面400において、第1計器画像300aを、第1計器画像300aとは異なる種類の計器画像300、例えば第3計器画像300cに切替可能である。第3計器画像300cは、燃料計とは異なる計器の画像である。図3(b)は、切りかえられたメータ画面400を示す。図3(b)に示されるメータ画面400の左側端部には、図3(a)の第1計器画像300aの代わりに第3計器画像300cが配置され、第3計器画像300cの右側には、図3(a)と同様に第2計器画像300b、および第4計器画像300dが配置される。図3(b)において、メータ画面400には、複数の計器画像300のそれぞれ、言い換えると第2計器画像300b、第4計器画像300d、および第3計器画像300cのそれぞれを囲むように背景画像312が配置される。
【0022】
第3計器画像300cは、例えば、平均燃費計の画像である。第3計器画像300cは、第3指針画像302c、第3指標画像304c、第3外枠画像306c、第3文字盤画像308c、および第3単位画像310cを含む。第3指針画像302c、第3外枠画像306c、第3文字盤画像308c、および第3単位画像310cは、それぞれ、第2指針画像302b、第2指標画像304b、第2外枠画像306b、第2文字盤画像308b、および第2単位画像310bと同様に示される。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた平均燃費情報をもとに、第3指標画像304cに対する第3指針画像302cの角度を決定し、決定した角度に第3指針画像302cが向いた第3計器画像300cを生成する。
【0023】
第1指針画像302a、第2指針画像302b、第3指針画像302c、および第4指針画像302dは指針画像302と総称される。第1指標画像304a、第2指標画像304b、第3指標画像304c、および第4指標画像304dは指標画像304と総称される。第1外枠画像306a、第2外枠画像306b、第3外枠画像306c、および第4外枠画像306dは外枠画像306と総称される。第1文字盤画像308a、第2文字盤画像308b、第3文字盤画像308cおよび第4文字盤画像308dは文字盤画像308と総称される。第2単位画像310b、第3単位画像310c、および第4単位画像310dは単位画像310と総称される。
【0024】
図3(a)に示される、第1計器画像300aがメータ画面400に含まれる表示モードは「第1モード」と呼ばれ、図3(b)に示される、第3計器画像300cがメータ画面400に含まれる表示モードは「第2モード」と呼ばれる。そのため、表示制御部228は、表示パネル212の表示モードを第1モードと第2モードとで切替可能であるといえる。
【0025】
このような第1モードと第2モードとの切替は、例えば、(A)~(C)のいずれかによってなされる。
(A)表示パネル212に表示されるメニュー画面に対して、運転者がステアリングホイール54の操作部(図示せず)を操作することによって、表示モードの選択がなされる。表示モードの選択の指示は、通信コントローラ220において受信される。表示モードの選択の指示はユーザ設定情報とも呼ばれる。表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた表示モードの選択の指示に応じて、第1モードあるいは第2モードに応じたメータ画面400を表示パネル212に表示する。
【0026】
(B)車載モニタ100に表示されるメニュー画面に対して、運転者がタッチパネル(図示せず)を操作することによって、表示モードの選択がなされる。表示モードの選択の指示は、通信コントローラ220において受信される。表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた表示モードの選択の指示に応じて、第1モードあるいは第2モードに応じたメータ画面400を表示パネル212に表示する。
【0027】
(C)車両10が自動運転可能である場合、自動運転中において第1モードが表示され、手動運転中において第2モードが選択されることが予め規定される。通信コントローラ220は、自動運転と手動運転のいずれかが示された車両情報をECUから受信する。表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた車両情報に応じて、第1モードあるいは第2モードに応じたメータ画面400を表示パネル212に表示する。
【0028】
表示パネル212において第1モードに応じたメータ画面400が表示されているか、第2モードに応じたメータ画面400が表示されているかを、運転者が瞬時に判別することができると有益である。表示制御部228は、第1計器画像300aを第3計器画像300cに切りかえて表示パネル212に表示させる際に、第2計器画像300b、第3計器画像300c、第4計器画像300d、および背景画像312の少なくとも1つの表示態様を変化させる。以下では、その具体例を(1)第1例から(15)第15例の順に説明する。
【0029】
(1)第1例
第1例では、第1モードと第2モードにおいて、指針画像302、指標画像304、および文字盤画像308に対してそれぞれ異なる色が使用されており、第1モードから第2モードへの切替時にこれらの色が変更される。図4(a)-(b)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400の一例を示す。図4(a)は第1モードにおけるメータ画面400を示し、図4(b)は第2モードにおけるメータ画面400を示す。図4(a)において、例えば、各指針画像302は「赤色」で示され、各指標画像304は「白色」で示され、各文字盤画像308は「黒色」で示される。図4(b)において、例えば、各指針画像302は「白色」で示され、各指標画像304は「黒色」で示され、各文字盤画像308は「灰色」で示される。
【0030】
つまり、表示制御部228は、第1モードの第1計器画像300aおよび第2計器画像300bに対して、第2モードの第3計器画像300cおよび第2計器画像300bの指針画像302、指標画像304、および文字盤画像308の色を変化させる。表示制御部228は、色とともに、あるいは色とは別に、明度、輝度のうちの少なくとも1つを変化させてもよい。第4計器画像300dについては第2計器画像300bと同じ処理がなされればよい。以下においても同様である。
【0031】
(2)第2例
第2例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指針画像302、指標画像304、文字盤画像308、単位画像310のうちの少なくとも1つを別の色に変更する。例えば、第1モードのメータ画面400は図3(a)のように示される。図5(a)-(d)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400の別の一例を示し、図6(a)-(b)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400の別の一例を示している。図5(a)-(d)および図6(a)-(b)は第2モードのメータ画面400を示す。
【0032】
図5(a)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dには、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dと異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、指針画像302以外の画像の色は変化しない。例えば、図3(a)において、各指針画像302は「黒」で示され、図5(a)において、各指針画像302は「灰色」で示される。図5(b)の第3指標画像304c、第2指標画像304b、および第4指標画像304dには、図3(a)の第1指標画像304a、第2指標画像304b、および第4指標画像304dと異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、指標画像304以外の画像の色は変化しない。
【0033】
図5(c)の第3外枠画像306c、第2外枠画像306b、および第4外枠画像306dには、図3(a)の第1外枠画像306a、第2外枠画像306b、および第4外枠画像306dと異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、外枠画像306以外の画像の色は変化しない。図5(d)の第3文字盤画像308c、第2文字盤画像308b、および第4文字盤画像308dには、図3(a)の第1文字盤画像308a、第2文字盤画像308b、および第4文字盤画像308dと異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、文字盤画像308以外の画像の色は変化しない。
【0034】
図6(a)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dには、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dと異なる色が使用される。また、図6(a)の第3指標画像304c、第2指標画像304b、および第4指標画像304dには、図3(a)の第1指標画像304a、第2指標画像304b、および第4指標画像304dと異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、指針画像302と指標画像304以外の画像の色は変化しない。
【0035】
図6(b)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dには、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dと異なる色が使用される。また、図6(b)の第3指標画像304c、第2指標画像304b、および第4指標画像304dには、図3(a)の第1指標画像304a、第2指標画像304b、および第4指標画像304dと異なる色が使用される。図6(b)の第3外枠画像306c、第2外枠画像306b、および第4外枠画像306dには、図3(a)の第1外枠画像306a、第2外枠画像306b、および第4外枠画像306dと異なる色が使用される。図6(b)の第3文字盤画像308c、第2文字盤画像308b、および第4文字盤画像308dには、図3(a)の第1文字盤画像308a、第2文字盤画像308b、および第4文字盤画像308dと異なる色が使用される。
【0036】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針画像302、指標画像304、外枠画像306、および文字盤画像308の少なくとも1つの色を変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針画像302、指標画像304、外枠画像306、および文字盤画像308の少なくとも1つの色を変化させてもよい。さらに、表示制御部228は、色とともに、あるいは色とは別に、輝度、明度の少なくとも1つを変化させてもよい。表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの少なくとも一方において、指針画像302、指標画像304、外枠画像306、および文字盤画像308の少なくとも1つの点灯時間を変化させてもよい。例えば、表示制御部228は、第1モードにおいては各計器画像300の指針画像302を常時点灯させ、第2モードにおいては各計器画像300の指針画像302を点滅させてもよい。表示制御部228は、例えば、点灯時間を長く設定することにより指針画像302を常時点灯させ、点灯時間を短く設定することにより指針画像302を点滅させることができる。
【0037】
(3)第3例
第3例では、第1モードから第2モードへの切替時に、背景画像312の模様あるいは色を変更する。例えば、第1モードのメータ画面400は図3(a)のように示される。図7(a)-(b)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図7(a)-(b)は第2モードのメータ画面400を示す。図7(a)の背景画像312には模様があり、図3(a)の背景画像312には模様がない。言い換えると、図3(a)の背景画像312は無地である。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、背景画像312以外の画像の表示態様は変化しない。図7(b)の背景画像312には、図3(a)の背景画像312と異なる色が使用される。第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、背景画像312以外の画像の色は変化しない。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、背景画像312の色および模様の少なくとも一方を変化させる。
【0038】
(4)第4例
第4例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指針画像302の長さ、太さ、形状のうち、少なくとも1つを変更する。例えば、第1モードのメータ画面400は図3(a)のように示される。図8(a)-(c)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図8(a)-(c)は第2モードのメータ画面400を示す。図8(a)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dは、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dよりも短い。この例では、第1モードと第2モードにおいて、指針画像302の太さおよび形状は同一である。図8(b)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dは、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dよりも太い。この例では、第1モードと第2モードにおいて、指針画像302の長さおよび形状は同一である。
【0039】
図8(c)の第3指針画像302c、第2指針画像302b、および第4指針画像302dは、台形形状であり、図3(a)の第1指針画像302a、第2指針画像302b、および第4指針画像302dは、矩形状である。言い換えると、第1モードと第2モードにおいて、指針画像302の形状が異なる。この例では、第1モードと第2モードにおいて、指針画像302の長さおよび太さは同一である。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針画像302の大きさおよび形状の少なくとも1つを変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針画像302の大きさおよび形状の少なくとも1つを変化させてもよい。
【0040】
(5)第5例
第5例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指標画像304の文字の大きさを変更する。例えば、第1モードのメータ画面400は図3(a)のように示される。図8(d)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図8(d)は第2モードのメータ画面400を示す。図8(d)の第3指標画像304c、第2指標画像304b、および第4指標画像304dは、図3(a)の第1指標画像304a、第2指標画像304b、第4指標画像304dよりも大きい。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指標画像304の大きさを変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指標画像304の大きさを変化させてもよい。
【0041】
(6)第6例
第6例では、第1モードから第2モードへの切替時に、計器画像300の大きさを変更する。図9(a)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示している。図9(a)は第2モードのメータ画面400を示す。図9(a)の第2計器画像300bは、図3(a)の第2計器画像300bよりも小さい。また、第2モードの第2計器画像300bが、第1モードの第2計器画像300bよりも大きくてもよい。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bの大きさを変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cの大きさを変化させてもよい。さらに、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの大きさを変化させてもよい。
【0042】
(7)第7例
第7例では、第1モードから第2モードへの切替時に、計器画像300をアナログ表示からデジタル表示に変更する。例えば、第1モードのメータ画面400は図3(a)のように示される。図9(b)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示している。図9(b)は第2モードのメータ画面400を示す。図9(b)の第2計器画像300bはデジタル表示され、図3(a)の第2計器画像300bはアナログ表示される。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bをデジタル表示する。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cをデジタル表示してもよい。さらに、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cをデジタル表示してもよい。
【0043】
(8)第8例
第8例では、メータ画面400に表示モードを示す画像が配置されている。表示モードを示す画像を、以下「モード画像」という。第8例では、第1モードから第2モードへの切替時に、モード画像を切りかえる。ここで、一例として、第1モードが「ノーマルモード」と呼ばれ、第2モードが「スポーツモード」と呼ばれる。図10(a)-(d)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図10(a)が第1モードのメータ画面400を示し、図10(b)が第2モードのメータ画面400を示す。
【0044】
図10(a)のメータ画面400は、図3(a)と同様に、第1計器画像300a、第2計器画像300b、第4計器画像300dを含む。さらに、図10(a)のメータ画面400は、第2計器画像300bの上側に第1モード画像320aを配置する。第1モード画像320aは、第1モードであることを示すための画像である。ここでは、第1モード画像320aは、「Normal」という文字を示す。図10(b)のメータ画面400は、第3計器画像300c、第2計器画像300b、第4計器画像300dを含む。さらに、図10(b)のメータ画面400は、第2計器画像300bの上側に第2モード画像320bを配置する。第2モード画像320bは、第2モードであることを示すための画像である。ここでは、第2モード画像320bは、「Sports」という文字を示す。そのため、第1モードから第2モードに切り替えられると、第1計器画像300aが第3計器画像300cに切り替えられるとともに、第1モード画像320aが第2モード画像320bに切り替えられる。
【0045】
図10(c)は、図10(a)と同様に第1モードのメータ画面400を示す。図10(c)において、第1モード画像320aは図10(a)と異なり、十字形マークである。また、図10(d)は、図10(b)と同様に第2モードのメータ画面400を示す。図10(d)において、第2モード画像320bは図10(b)と異なり、星形マークである。第1モード画像320aと第2モード画像320bはモード画像320と総称される。つまり、表示制御部228は、第1モードにおいて、第1計器画像300aと第1モード画像320aを表示パネル212に表示させ、第2モードにおいて、第3計器画像300cと第2モード画像320bを表示パネル212に表示させる。
【0046】
(9)第9例
第9例では、指針画像302の周囲に指針周囲領域を設けている。第9例では、第1モードにおいて指針周囲領域を点灯させ、第1モードから第2モードへの切替時に指針周囲領域の輝度を下げてから、第2モードにおいて指針周囲領域の輝度を高くする。図11(a)-(d)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。
【0047】
図11(a)は、第1モードのメータ画面400を示し、当該メータ画面400は、図3(a)のメータ画面400に加えて、第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dを含む。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、第3指針周囲領域330c(後述)、および第4指針周囲領域330dは、指針周囲領域330と総称される。第1指針周囲領域330aは第1指針画像302aの周囲に設けられた領域である。第2指針周囲領域330bは第2指針画像302bの周囲に設けられた領域である。第4指針周囲領域330dは第4指針画像302dの周囲に設けられた領域である。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、第4指針周囲領域330dは、第1モードにおいて、所定の輝度で、例えば「白色」に点灯する。
【0048】
図11(b)は、第1モードから第2モードへの切替直前のメータ画面400を示す。図11(b)では、図11(a)と比較して、第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの輝度が低下する。ここで、第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dが消灯されてもよい。
【0049】
図11(c)は、第1モードから第2モードへの切替直後のメータ画面400を示し、当該メータ画面400は、図3(b)のメータ画面400に加えて、第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、第4指針周囲領域330dを含む。第3指針周囲領域330cは第3指針画像302cの周囲に設けられた領域である。第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの輝度は、例えば図11(b)の指針周囲領域330と同一である。
【0050】
図11(d)は、図11(c)に続く状態であり、かつ第2モードのメータ画面400を示す。第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの輝度は、例えば図11(a)の指針周囲領域330と同一である。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針周囲領域330の輝度を低くしてから元に戻す。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針周囲領域330の輝度を低くしてから元に戻してもよい。
【0051】
(10)第10例
第10例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指針周囲領域330の輝度を高くする。第1モードのメータ画面400は、図11(a)と同一である。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dは、第1モードにおいて、所定の輝度で、例えば「白色」に点灯する。第1モードから切りかえられた第2モードのメータ画面400は、図11(d)と同一である。第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの輝度は、例えば第1モードのメータ画面400における指針周囲領域330よりも高い。第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの輝度は、例えば第1モードのメータ画面400における指針周囲領域330よりも低くてもよい。
【0052】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針周囲領域330の輝度を変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針周囲領域330の輝度を変化させてもよい。
【0053】
(11)第11例
第11例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指針周囲領域330を点灯状態から点滅状態に変更する。第1モードのメータ画面400は、図11(a)と同一である。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dは、第1モードにおいて、所定の輝度で、例えば「白色」に点灯する。第1モードから切りかえられた第2モードのメータ画面400は、図11(d)と同一である。第2モードのメータ画面400において、第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dは、点滅する。点滅の間隔は、予め定められる。また、点滅における点灯時の第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、第4指針周囲領域330dの輝度は、例えば、第1モードのメータ画面400における指針周囲領域330と同一である。
【0054】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針周囲領域330の点灯時間を変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針周囲領域330の点灯時間を変化させてもよい。
【0055】
(12)第12例
第12例では、第1モードから第2モードへの切替時に、指針周囲領域330の明度を高くする。第1モードのメータ画面400は、図11(a)と同一である。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dは、第1モードにおいて、所定の明度で、例えば「赤色」に点灯する。第1モードから切りかえられた第2モードのメータ画面400は、図11(d)と同一である。第3指針周囲領域330c、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dの明度は、例えば第1モードのメータ画面400の指針周囲領域330よりも高くされる。
【0056】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指針周囲領域330の明度を変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、指針周囲領域330の明度を変化させてもよい。
【0057】
(13)第13例
第13例では、第1モードから第2モードへの切替時に、いずれかの指針周囲領域330の色を変更し、残りの指針周囲領域330の色を変更しない。第1モードのメータ画面400は、図11(a)と同一である。第1指針周囲領域330a、第2指針周囲領域330b、および第4指針周囲領域330dは、第1モードにおいて例えば「白色」に点灯する。第1モードから切りかえられた第2モードのメータ画面400は、図11(d)と同一である。第3指針周囲領域330cは、第2モードにおいて例えば「赤色」に変えられる。一方、第2指針周囲領域330b、第4指針周囲領域330dは、第2モードにおいて「白色」のままである。このように、第1モードから第2モードへの変更の際、切りかえられた計器画像300における指針周囲領域330だけの色が変更される。
【0058】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cにおいて指針周囲領域330の色を変化させ、第2計器画像300bにおいて第2指針周囲領域330bの色を変化させない。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cにおいて指針周囲領域330の色を変化させず、第2計器画像300bにおいて第2指針周囲領域330bの色を変化させてもよい。
【0059】
(14)第14例
第14例では、第1モードから第2モードへの切替時に、計器の単位の大きさ、表示位置、数値と単位間の表示距離のうち、少なくとも1つを変更する。図12(a)-(c)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図12(a)は、第1モードのメータ画面400を示す。図12(a)では、図3(a)と同様に、第1計器画像300a、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。ここで、第1計器画像300aは、例えば、平均燃費計の画像である。図12(a)の第1計器画像300aは、第1単位画像310aをさらに有する。また、第1単位画像310a、第2単位画像310b、および第4単位画像310dは、各計器画像300の上側部分に配置される。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた平均燃費情報をもとに、第1指標画像304aに対する第1指針画像302aの角度を決定し、決定した角度に第1指針画像302aが向いた第1計器画像300aを生成する。
【0060】
図12(b)は、第2モードのメータ画面400を示す。図12(b)では、図3(b)と同様に、第3計器画像300c、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。ここで、第3計器画像300cは、例えば、瞬間燃費計の画像である。図2の表示制御部228は、通信コントローラ220から受けつけた瞬間燃費情報をもとに、第3指標画像304cに対する第3指針画像302cの角度を決定し、決定した角度に第3指針画像302cが向いた第3計器画像300cを生成する。その際、図12(b)における第3単位画像310c、第2単位画像310b、および第4単位画像310dの大きさは、図12(a)における第1単位画像310a、第2単位画像310b、および第4単位画像310dの大きさよりも大きい。
【0061】
図12(c)は、第2モードのメータ画面400の別の例を示す。図12(c)における第3単位画像310c、第2単位画像310b、および第4単位画像310dは、各計器画像300の中央部分に配置される。言い換えると、第1モードと第2モードとの切り替えにおいて、単位画像310の位置が変更される。
【0062】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、単位画像310の大きさ、単位画像310の位置の少なくとも1つを変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの一方において、単位画像310の大きさ、単位画像310の位置の少なくとも1つを変化させてもよい。
【0063】
図13(a)-(d)は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示す。図13(a)は、第1モードのメータ画面400を示す。図13(a)では、第1計器画像300a、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。図13(a)において、第1計器画像300aは、例えば、平均燃費計の画像である。図13(a)において、第1指標画像304aにおける数値「40」と第1単位画像310aとが左右方向に並べられる。図13(b)は、第2モードのメータ画面400を示す。図13(b)では、第3計器画像300c、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。図13(b)において、第3計器画像300cは、例えば、瞬間燃費計の画像である。図13(b)において、第3指標画像304cにおける数値「40」と第3単位画像310cとが左右方向に並べられる。
【0064】
第3指標画像304cにおける数値「40」と第3単位画像310cとの距離は、第1指標画像304aにおける数値「40」と第1単位画像310aとの距離よりも小さい。第3指標画像304cにおける数値「40」と第3単位画像310cとの距離は、第1指標画像304aにおける数値「40」と第1単位画像310aとの距離よりも大きくてもよい。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cにおいて、指標の数値と第3単位画像310cとの距離を変化させる。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、指標の数値と単位画像310との距離を変化させてもよい。
【0065】
図13(c)は、第1モードのメータ画面400の別の例を示す。図13(c)では、第1計器画像300a、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。図13(c)において、第1計器画像300aは、例えば、平均燃費計の画像である。図13(c)において、第1計器画像300aの中央部分に、第1数値画像340aと第1単位画像310aとが左右方向に並べられる。第1数値画像340aは、第1指標画像304aにおける指針が示す数値をデジタル表示する画像である。図13(d)は、第2モードのメータ画面400の別の例を示す。図13(d)では、第3計器画像300c、第2計器画像300b、および第4計器画像300dが左側から右側に向かって並べられる。図13(d)において、第3計器画像300cは、例えば、瞬間燃費計の画像である。図13(d)において、第3計器画像300cの中央部分に、第3数値画像340cと第3単位画像310cとが左右方向に並べられる。第3数値画像340cは、第3指標画像304cにおける指針が示す数値をデジタル表示する画像である。
【0066】
第3数値画像340cと第3単位画像310cとの距離は、第1数値画像340aと第1単位画像310aとの距離よりも大きい。第3数値画像340cと第3単位画像310cとの距離は、第1数値画像340aと第1単位画像310aとの距離よりも小さくてもよい。
【0067】
つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cにおいて、並べて表示される第3数値画像340cと第3単位画像310cとの距離を変化させる。表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cにおいて、並べて表示される数値画像340と単位画像310との距離を変化させてもよい。
【0068】
(15)第15例
第15例では、第1モードから第2モードへの切替時に、計器画像300の配置を変更する。図14は、表示パネル212において表示されるメータ画面400のさらに別の一例を示している。図14は第2モードのメータ画面400を示す。図14では、第3計器画像300c、第4計器画像300d、および第2計器画像300bが左側から右側に向かって並べられる。つまり、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第2計器画像300bおよび第4計器画像300dの位置を入れ替えることにより、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの少なくとも一方の配置を変化させる。また、表示制御部228は、第1モードから第2モードに変更する際に、第3計器画像300cと、第2計器画像300bあるいは第4計器画像300dとの位置を入れ替えることにより、第2計器画像300bおよび第3計器画像300cの少なくとも一方の配置を変化させてもよい。
【0069】
以上の構成による表示装置200の動作を説明する。図15は、表示装置200による表示手順を示すフローチャートである。通信コントローラ220は、車両情報およびユーザ設定情報を取得する(S10)。表示制御部228は、計器画像300の切替が必要かを判定する(S12)。切替が必要でなければ(S14のN)、ステップ10に戻る。切替が必要であれば(S14のY)、表示制御部228は、新しい計器画像300に切りかえて、かつ計器画像300の表示態様を変化させて表示する(S16)。
【0070】
本実施例によれば、第1計器画像を第3計器画像に切りかえて表示パネルに表示させる際に、第2計器画像、第3計器画像、および背景画像の少なくとも1つの表示態様を変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、少なくとも一部の領域の色、輝度、明度、点灯時間、大きさ、および形状の少なくとも1つを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、指針画像、指標画像、外枠画像、および文字盤画像の少なくとも1つの色、輝度、明度、および点灯時間の少なくとも1つを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、指針画像および指標画像の少なくとも一方の大きさおよび形状の少なくとも1つを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、指針周囲領域の輝度、明度、および点灯時間の少なくとも1つを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、第3計器画像の指針画像の周囲に位置する指針周囲領域の色を変化させ、第2計器画像の指針画像の周囲に位置する第2指針周囲領域の色を変化させないので、計器画像の切替を認識しやすくできる。
【0071】
また、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方の大きさを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、アナログ表示からデジタル表示に切りかえるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、背景画像の色および模様の少なくとも一方を変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、第1モード画像を第2モード画像に切りかえるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、単位画像の大きさ、単位画像の位置、および指標と単位画像との距離の少なくとも1つを変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。また、並べて表示される数値画像と単位画像との距離を変化させるので、計器画像の切替を認識しやすくできる。
【0072】
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の表示装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示す指標を構成する指標画像とを有する計器画像を表示可能な表示パネルと、表示パネルの表示状態を制御する表示制御部と、を備える。表示パネルは、第1計器画像と第2計器画像とを含む複数の計器画像と、複数の計器画像を囲む背景画像と、を同時に表示するとともに、第1計器画像を、第1計器画像とは異なる種類の計器画像である第3計器画像に切りかえて表示可能であり、表示制御部は、第1計器画像を第3計器画像に切りかえて表示パネルに表示させる際に、第2計器画像、第3計器画像、および背景画像の少なくとも1つの表示態様を変化させる。
【0073】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、少なくとも一部の領域の色、輝度、明度、点灯時間、大きさ、および形状の少なくとも1つを変化させる。
【0074】
計器画像は、指標を囲む外枠を構成する外枠画像と、外枠の内部に位置する文字盤を構成する文字盤画像と、をさらに有してもよい。表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、指針画像、指標画像、外枠画像、および文字盤画像の少なくとも1つの色、輝度、明度、および点灯時間の少なくとも1つを変化させる。
【0075】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、指針画像および指標画像の少なくとも一方の大きさおよび形状の少なくとも1つを変化させる。
【0076】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、指針画像の周囲に位置する指針周囲領域の輝度、明度、および点灯時間の少なくとも1つを変化させる。
【0077】
表示制御部は、第3計器画像において、指針画像の周囲に位置する第1指針周囲領域の色を変化させ、第2計器画像において、指針画像の周囲に位置する第2指針周囲領域の色を変化させない。
【0078】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方の大きさを変化させる。
【0079】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方をデジタル表示する。
【0080】
表示制御部は、背景画像の色および模様の少なくとも一方を変化させる。
【0081】
表示制御部は、表示パネルの表示モードを第1モードと第2モードとで切替可能であり、第1モードにおいて、第1計器画像、および第1モードであることを示す第1モード画像を表示パネルに表示させ、第2モードにおいて、第3計器画像、および第2モードであることを示す第2モード画像を表示パネルに表示させる。
【0082】
計器画像は、指標の単位を示す単位画像をさらに有してもよい。表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、単位画像の大きさ、単位画像の位置、および指標と単位画像との距離の少なくとも1つを変化させる。
【0083】
計器画像は、指針が示す数値を構成する数値画像と、指標の単位を示す単位画像とをさらに有してもよい。表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方において、並べて表示される数値画像と単位画像との距離を変化させる。
【0084】
表示制御部は、第2計器画像および第3計器画像の少なくとも一方の配置を変化させる。
【0085】
以上、本開示を実施例をもとに説明した。実施例は例示であり、それらの各構成要素または各処理プロセスの組合せに、いろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0086】
本実施例の第1例、第2例、第4例、第5例、第9例から第12例、第14例において、第1モードから第2モードに切りかえる場合、第3計器画像300cと第2計器画像300bを同じ状態に変更してもよく、第2計器画像300bのみを変更してもよい。第3計器画像300cと第2計器画像300bとを同じ状態に変更することにより、計器画像300が切り替わったことに運転者に気づきやすくできる。また、第2計器画像300bのみを変更することにより、どの計器画像300が切りかわったかを運転者に分かりやすくできる。
【0087】
本実施例の第1例から第15例を任意に組み合わせてもよい。例えば、第1モードから第2モードに切り替える場合、第3計器画像300cの第3指針周囲領域330cを白色で点灯させ、第2計器画像300bの第2指針周囲領域330bを赤色で点滅させてもよい。また、第1モードから第2モードに切り替える場合、第3計器画像300cの第3指針周囲領域330cを白色で輝度を変化させ、第2計器画像300bの第2指針周囲領域330bを白色で点滅させてもよい。本変形例によれば、計器画像300が切りかわったことを運転者に分かりやすくできる。
【0088】
本実施例の第6例、第7例、第13例において、第1モードから第2モードに切り替える場合、第3計器画像300cと第2計器画像300bの状態が逆でもよい。例えば、変更案13において、第3計器画像300cの第3指針周囲領域330cが赤色で表示され、第2計器画像300bの第2指針周囲領域330bが白色で表示されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
【0089】
本実施例の第9例、第10例、第12例において、第1モードから第2モードに切り替える場合、第3計器画像300cと第2計器画像300bを同じように変化させてもよく、変化を変えてもよい。前者の一例が、どちらも輝度を上げることであり、後者の一例が、第3計器画像300cの輝度を下げて、第2計器画像300bの輝度を上げることである。第3計器画像300cと第2計器画像300bとを同じように変化させることにより、表示装置200における処理を簡易にできる。また、第3計器画像300cと第2計器画像300bとの変化を異ならせることにより、どの計器画像300が切りかわったかを運転者に分かりやすくできる。
【0090】
本実施例の第1例、第2例において、第1モードから第2モードに切りかえる場合、第3計器画像300cと第2計器画像300bにおける各構成を同じ色に変更してもよく、それぞれ異なる色に変更してもよい。第3計器画像300cと第2計器画像300bとにおける各構成を同じ色に変更することにより、表示装置200における処理を簡易にできる。また、第3計器画像300cと第2計器画像300bとにおける各構成を異なる色に変更することにより、どの計器画像300が切りかわったかを運転者に分かりやすくできる。
【0091】
本実施例の第9例から第12例を指針周囲領域330以外の範囲に適用してもよい。また、色を変更するのではなく、輝度や明度を変更してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
【0092】
本実施例において、変更した状態を維持してもよく、一定時間後にもとに戻してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
【符号の説明】
【0093】
10 車両、 50 ダッシュボード、 52 ウインドシールド、 54 ステアリングホイール、 56 センターコンソール、 100 車載モニタ、 200 表示装置、 210 処理部、 212 表示パネル、 220 通信コントローラ、 222 不揮発メモリ、 224 ROM、 226 RAM、 228 表示制御部、 230 CPU、 232 GPU、 234 VRAM、 300 計器画像、 302 指針画像、 304 指標画像、 306 外枠画像、 308 文字盤画像、 310 単位画像、 312 背景画像、 320 モード画像、 330 指針周囲領域、 340 数値画像、 400 メータ画面。
図1
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