特許7588024IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

車体フレームの先端部に衝突時の衝撃力を吸収するために設けられる車体フレーム用の衝撃吸収部材

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、車体の前後方向から衝撃を受けて軸圧壊する際の耐荷重を増大でき、外面に部品を取り付ける際の自由度を確保でき、生産性が高く、軽量で、軸圧壊するときの変形モードを制御できる車体フレーム用の衝撃吸収部材を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成すべく創案された本発明によれば、車体の前後方向に延びる閉断面部材が二本車幅方向に隣接配置され、双方の閉断面部材の側面が付き合わせられた状態で、閉断面部材同士が溶接されて一体化された車体フレーム用の衝撃吸収部材であって、閉断面部材が、車体の前後方向に延びる一組のコ字断面材を向き合わせて車体前後方向に沿って連続溶接された溶接ビードを有する最中型閉断面部材であり、最中型閉断面部材が二・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る車体フレーム用の衝撃吸収部材によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)車体の前後方向に延びる衝撃吸収用の閉断面部材が二本車幅方向に隣接配置され、双方の閉断面部材の側面が付き合わせられた状態で、閉断面部材同士が溶接されて一体化されているので、内部における軸方向に平行な稜線の数が、閉断面部材が一本の場合の二倍となり、車体の前後方向から衝撃を受けて軸圧壊する際の耐荷重が増大する。
(2)閉断面部材同士が溶接された後には外から見えなくなる閉断面部材の側面の突き合わせ部に、車体の前後方向から荷重を受けた際に変形の起点となる孔および凹部の少なくとも一方から成る脆弱部が形成されているので、衝撃吸収部材の外面に部品を取り付ける際、脆弱部を構成する孔や凹部によって部品の取り付けが妨げられる事態を回避でき、部品の取り付けの自由度を確保できる。
(3)孔や凹部などの脆弱部が側面に形成された閉断面部材を、二本、側面同士を付き合わせて溶接した構造となっているので、孔や凹部などの脆弱部が外面から見えない衝撃吸収部材を容易に製造でき、生産性が高い。
(4)脆弱部を構成する孔が軽量孔となり、脆弱部を構成する凹部が肉抜き凹部となるので、軽量化を推進できる。
(5)閉断面部材同士の突き合わせ部に形成された脆弱部(孔、凹部)の車体前後方向に沿った位置や大きさを適宜変更することで、軸圧壊するときの変形モードを制御できる。
(6)以上要するに、本発明に係る車体フレーム用の衝撃吸収部材によれば、車体の前後方向から衝撃を受けて軸圧壊する際の耐荷重を増大でき、外面に部品を取り付ける際の自由度を確保でき、生産性が高く、軽量で、軸圧壊するときの変形モードを制御できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 車体フレーム用の衝撃吸収部材を備えた車体フレームの斜視図である。
【図2】 従来例を示す車体フレーム用の衝撃吸収部材の説明図であり、(a)は衝撃吸収部材の斜視図、(b)はその断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示す車体フレーム用の衝撃吸収部材の説明図であり、(a)は二本の閉断面部材が溶接される前の状態を示す斜視図、(b)は(a)のb-b線断面図である。
【図4】 (a)は車体フレーム用の衝撃吸収部材の斜視図、(b)は(a)のb-b線断面図、(c)は(a)のc-c線断面図である。
【図5】 本発明の変形実施形態を示す車体フレーム用の衝撃吸収部材の説明図であり、(a)は閉断面部材を構成する部品の斜視図、(b)はこれら部品を溶接して構成された閉断面部材の断面図である。
【図6】 変形車体フレーム用の衝撃吸収部材の説明図であり、(a)は二本の閉断面部材が溶接される前の状態を示す斜視図、(b)は溶接された後の断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 車体フレーム 9 衝撃吸収部材 9a 衝撃吸収部材 10 閉断面部材 10x 最中型閉断面部材 10y 目の字型閉断面部材 10a 側面 10b 突き合わせ部 11 孔 12 凹部 13 脆弱部 14 コ字断面材 15 コ字断面材 16 溶接ビード 17 溶接ビード

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります