(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-14
(45)【発行日】2024-11-22
(54)【発明の名称】回転支持装置および工作機械
(51)【国際特許分類】
B23Q 1/54 20060101AFI20241115BHJP
【FI】
B23Q1/54
(21)【出願番号】P 2021026222
(22)【出願日】2021-02-22
【審査請求日】2023-12-25
(73)【特許権者】
【識別番号】596037194
【氏名又は名称】パスカルエンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】二宮 隆司
【審査官】増山 慎也
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第10-1618459(KR,B1)
【文献】特開2020-110896(JP,A)
【文献】特開2001-353632(JP,A)
【文献】米国特許第04380939(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23Q 1/00-1/76
B23Q16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに直交する2軸まわりに回転可能にワークを支持することが可能な回転支持装置であって、
第1ユニットおよび第2ユニットと、
前記第1ユニットおよび前記第2ユニットに第1軸まわりに回転可能に支持されるテーブルと、
前記テーブルに設けられ、前記第1軸に直交する第2軸まわりに前記ワークを回転させることが可能な回転機構と、
前記回転機構上に設けられ、前記ワークのロック動作およびロック解除動作を行うワーク固定部とを備え、
前記回転機構は
、
前記テーブルに固定された本体と、
前記第2軸に沿って前記テーブルに設けられ、
前記テーブルに固定された軸部分と、前記軸部分の外周側において前記軸部分と相互回転可能に支持されたハウジングとを含むロータリジョイントと、
前記第2軸に沿って前記ロータリジョイントと並ぶように前記テーブルに設けられた流体圧シリンダを含む駆動部と
、
前記駆動部および前記ハウジングの外周側に設けられた筒状の回転部材とを含み、
前記ハウジングは、前記駆動部と結合され、
前記回転部材は、その外周側において支持され、
前記ワーク固定部は、前記駆動部の出力によって前記ロック動作および前記ロック解除動作を行い、
前記ロータリジョイントを介して前記流体圧シリンダに作動流体が供給され、前記ロータリジョイントを介して前記流体圧シリンダから前記作動流体が排出される、回転支持装置。
【請求項2】
前記ロータリジョイントと前記流体圧シリンダとが同軸に設けられる、請求項1に記載の回転支持装置。
【請求項3】
前記流体圧シリンダは、前記作動流体が供給される内部空間を形成する部材を含み、前記部材に前記ロータリジョイントの前記ハウジングが結合される、請求項1または請求項2に記載の回転支持装置。
【請求項4】
前記
回転部材の外周は、ローラベアリングに支持される、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転支持装置。
【請求項5】
前記回転部材は
、前記ハウジングの外周側に位置する部分において、前記第2軸まわりの回転駆動力が入力される入力部を有する、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転支持装置。
【請求項6】
前記テーブルは流路を有し、前記流路を介して前記ロータリジョイントおよび前記流体圧シリンダに前記作動流体が供給され、前記ロータリジョイントおよび前記流体圧シリンダから前記作動流体が排出される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転支持装置。
【請求項7】
前記ワーク固定部は、前記駆動部よりも前記第2軸の外周側に達するように形成される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転支持装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回転支持装置を備えた、工作機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、回転支持装置および工作機械に関する。
【背景技術】
【0002】
ワークが固定された治具(テーブル)をゆりかご状に回転可能に支持する回転支持装置が従来から知られている。このような回転支持装置として、たとえば、特開2004-160642号公報(特許文献1)、特開2008-264983号公報(特許文献2)、および実開平01-175135号公報(特許文献3)に記載のものが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2004-160642号公報
【文献】特開2008-264983号公報
【文献】実開平01-175135号公報
【文献】特開2009-208201号公報
【文献】特開2018-75695号公報
【文献】特開2001-121325号公報
【文献】特開2008-110446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工作機械の小型化が求められる。他方、より大きなワークを加工可能とすることも求められる。
【0005】
本技術の目的は、より大きなワークを加工可能とすることが可能な回転支持装置、および小型化された工作機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術に係る回転支持装置は、互いに直交する2軸まわりに回転可能にワークを支持することが可能な回転支持装置であって、第1ユニットおよび第2ユニットと、第1ユニットおよび第2ユニットに第1軸まわりに回転可能に支持されるテーブルと、テーブルに設けられ、第1軸に直交する第2軸まわりにワークを回転させることが可能な回転機構と、回転機構上に設けられ、ワークのロック動作およびロック解除動作を行うワーク固定部とを備える。回転機構は、第2軸に沿ってテーブルに設けられたロータリジョイントと、第2軸に沿ってロータリジョイントと並ぶようにテーブルに設けられた流体圧シリンダを含む駆動部とを含む。ワーク固定部は、駆動部の出力によってロック動作およびロック解除動作を行う。ロータリジョイントを介して流体圧シリンダに作動流体が供給され、ロータリジョイントを介して流体圧シリンダから作動流体が排出される。
【発明の効果】
【0007】
本技術によれば、小型化された工作機械においても、より大きなワークを加工可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本技術の1つの実施の形態に係る回転支持装置を含む工作機械を示す図である。
【
図2】
図1に示す工作機械の第1の状態を示す図である。
【
図3】
図1に示す工作機械の第2の状態を示す図である。
【
図4】
図1に示す回転支持装置に含まれる回転機構の構成をより詳細に示す図である。
【
図5】参考例に係る回転支持装置を含む工作機械を示す図である。
【
図6】
図5に示す回転支持装置に含まれる回転機構の構成をより詳細に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本技術の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
【0010】
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本技術の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本技術にとって必ずしも必須のものではない。また、本技術は、本実施の形態において言及する作用効果を必ずしもすべて奏するものに限定されない。
【0011】
なお、本明細書において、「備える(comprise)」および「含む(include)」、「有する(have)」の記載は、オープンエンド形式である。すなわち、ある構成を含む場合に、当該構成以外の他の構成を含んでもよいし、含まなくてもよい。
【0012】
また、本明細書において幾何学的な文言および位置・方向関係を表す文言、たとえば「平行」、「直交」、「斜め45°」、「同軸」、「沿って」などの文言が用いられる場合、それらの文言は、製造誤差ないし若干の変動を許容する。本明細書において「上側」、「下側」などの相対的な位置関係を表す文言が用いられる場合、それらの文言は、1つの状態における相対的な位置関係を示すものとして用いられるものであり、各機構の設置方向(たとえば機構全体を上下反転させる等)により、相対的な位置関係は反転ないし任意の角度に回動し得る。
【0013】
図1は、1つの実施の形態に係る工作機械1(マシニングセンタ)を示す図である。
図1に示すように、工作機械1は、主軸2と、切削用ツール3とを含む。工作機械1は、ワークW(被加工物)を支持する回転支持装置100をさらに含む。
【0014】
主軸2は、切削用ツール3を保持可能である。切削用ツール3は、回転支持装置100に支持されたワークWに切削加工を施すための工具である。
【0015】
回転支持装置100は、第1ユニット110(インデックスユニット)と、第2ユニット120(サポートユニット)と、ベース130と、インデックステーブル140と、回転機構150と、チャック160(ワーク固定部)とを含む。
【0016】
第1ユニット110および第2ユニット120は、ベース130上に設けられる。回転機構150は、インデックステーブル140に支持される。チャック160はワークWを固定する。インデックステーブル140は、第1ユニット110および第2ユニット120によって回転(後述の「A軸回転」)可能に支持される。したがって、チャック160に固定されたワークWを回転(後述の「A軸回転」)させ、
図2に示す第1の状態と、
図3に示す第2の状態とを含む任意の回転角度を実現可能である。この結果、ワークWに対して、任意の角度から切削用ツール3による切削加工を施すことができる。
【0017】
より具体的には、第1ユニット110は、ロータリジョイント111およびクロスローラベアリング112を含む。第1ユニット110は、ロータリジョイント111およびクロスローラベアリング112を介して、インデックステーブル140をA軸回転可能に支持する。第2ユニット120も、インデックステーブル140をA軸回転可能に支持する。第2ユニット120は、モータ121と、入力軸122とを含む。
【0018】
第1ユニット110の内部に設けられたサーボモータ(図示せず)の動力は、ローラギヤカム113およびカムフォロア114を介してインデックステーブル140に伝達され、インデックステーブル140がA軸回転させられる。ローラギヤカム113およびカムフォロア114を用いることにより、転がり接触によりトルクを伝達することができるので、高精度で安定した動作が可能な、耐久性の高い回転支持装置100が得られる。
【0019】
チャック160は、ワークWを把持して固定することが可能である。チャック160としては、従来知られたチャック機構の構造を適宜使用可能である。チャック160は、回転機構150に接続されている。回転機構150は、チャック160を所定の角度に回転させることが可能である。これにより、チャック160に固定されたワークWを回転(後述の「C軸回転」)させることができる。なお、「A軸回転」の回転軸と「C軸回転」の回転軸とは直交するが、ここでいう「直交」は、三次元空間内で必ずしも両回転軸が交わる場合に限定されない。本明細書においては、インデックステーブル140上において、「C軸回転」の回転軸が「A軸回転」の回転軸からオフセットされた位置にある場合も、両回転軸の延在方向に沿うベクトルが「直交」しているときには、「A軸回転」の回転軸と「C軸回転」の回転軸とは「直交」するものと解釈する。
【0020】
より具体的には、回転機構150は、チャック160を回転可能に支持する。第2ユニット120の内部に設けられたモータ121の動力は、入力軸122を介して回転機構150に伝達され、回転機構150の回転部分がC軸回転させられる。これにより、回転機構150に支持されたチャック160、およびチャック160に固定されたワークWがC軸回転させられる。
【0021】
第1ユニット110には、チャック160がワークWを固定するための油圧が供給される。インデックステーブル140には、油路141が設けられている。第1ユニット110に供給された油圧は、第1ユニット110内のロータリジョイント111から、インデックステーブル140内に設けられた油路141Bを介して回転機構150に伝達される。
【0022】
なお、チャック160を駆動させるための作動流体として、作動油に変えてエアが用いられてもよい。作動流体として作動油を用いることにより、エアの場合と比較して大きな駆動力を得ることができるので、限られたスペースにおいて、チャック160による把持力を向上させることが可能である。
【0023】
図4は、回転機構150の構成をより詳細に示す図である。
図4に示すように、回転機構150は、インデックステーブル140にほぼ内蔵される。インデックステーブル140は、第1部材140Aと、第2部材140Bとを含む。回転機構150は、ロータリジョイント151と、駆動部152と、下部本体153と、上部本体154と、回転部材155と、ローラベアリング156と、油路157とを含む。
【0024】
ロータリジョイント151は、軸部分151Aと、ハウジング151Bとを含む。軸部分151Aは、下部本体153とともにインデックステーブル140に固定される。ハウジング151Bは駆動部152に固定され、駆動部152とともにC軸回転する。
【0025】
ロータリジョイント151には、油路157A,157Bが形成されている。油路157A,157Bは、インデックステーブル140に形成された油路141A,141Bと各々連通する。
【0026】
駆動部152は、シリンダ本体152Aと、キャップ部材152Bと、ピストン部材152Cと、油室152Dと、突出部材152Eとを含む流体圧シリンダである。この流体圧シリンダは、ロータリジョイント151と同軸に設けられる。駆動部152は、ロータリジョイント151を介して下部本体153および上部本体154と相互回転可能に結合されている。駆動部152は、チャック160の台座160Aと結合されている。したがって、チャック160も下部本体153および上部本体154に対してC軸回転することが可能である。
【0027】
図4に示すように、駆動部152のキャップ部材152Bは、ロータリジョイント151のハウジング151Bとボルト結合されている。シリンダ本体152Aとキャップ部材152Bとにより形成される内部空間が、ピストン部材152Cにより区画され、2つの油室152Dとなる。
【0028】
2つの油室152Dには、インデックステーブル140に設けられた油路141B、および回転機構150に設けられた油路157Bを介して、第1ユニット110から作動油が供給される。これにより、ピストン部材152Cが進出駆動または退入駆動される。なお、油室152Dの一方に弾性部材を設け、油圧によるピストン部材152Cの駆動を一方方向のみとし、上記弾性部材の付勢力によってピストン部材152Cの他方向の駆動力を得るようにしてもよい。インデックステーブル140に設けられた油路141A、および回転機構150に設けられた油路157Aは、ピストン部材152Cの進出駆動時にピストン部材152Cの下側(ロータリジョイント151の上側)に若干漏れ出る作動油を回収するためのドレン流路として機能する。
【0029】
油室152Dに供給される作動油、および油室152Dから排出される作動油は、ロータリジョイント151を経由する。
【0030】
突出部材152Eは、ピストン部材152Cの中心軸に沿って螺合されている。突出部材152Eの先端は、チャック160内に挿入される。ピストン部材152Cが上方および下方の一方方向に駆動されることで、チャック160がワークWを固定するロック動作が行われる。ピストン部材152Cが上記の一方方向とは反対の方向に駆動されることで、チャック160がワークWの固定を解除するロック解除動作が行われる。
【0031】
下部本体153および上部本体154は、インデックステーブル140に固定されている。下部本体153は、第1部材153Aと、第2部材153Bと、第3部材153Cとを含む。第1部材153Aおよび第2部材153Bは、インデックステーブル140の第1部材140Aおよびロータリジョイント151の下方に組み付けられ、第3部材153Cは、インデックステーブル140の第1部材140Aおよびロータリジョイント151の上方に組み付けられる。上部本体154は、インデックステーブル140の第2部材140Bに結合される。
【0032】
筒状の回転部材155は、駆動部152のシリンダ本体152Aに外嵌される。回転部材155は、その外周において、ローラベアリング156に支持される。回転部材155は、C軸回転の駆動力が入力される入力部155Aを有する。入力部155Aには、入力軸122(
図1参照)から回転駆動力が入力される。これにより、回転機構150によるC軸回転の駆動力が得られる。回転部材155へのトルク伝達にも、ローラギヤカム機構が用いられる。
【0033】
ローラベアリング156は、2つのスラストローラベアリング156Aと、ラジアルローラベアリング156Bとを含む3ローラベアリングである。これにより、回転部材155が径方向にも軸方向にも支持される。
【0034】
チャック160は、駆動部152よりも大径に形成される。すなわち、チャック160は、駆動部152よりも外周側に達するように形成されている。したがって、チャック160により大径のワークWを把持することが可能となる。
【0035】
図5は、参考例に係る回転支持装置100を含む工作機械1を示す図であり、
図6は、
図5に示す回転支持装置100に含まれる回転機構150の構成をより詳細に示す図である。
【0036】
図5,
図6に示すように、参考例に係る工作機械1においては、回転支持装置100の回転機構150において、
図4に示す駆動部152が設けられていない。ここでは、インデックステーブル140の上方に固定治具テーブル170、着座ブロック180、およびクランプ装置190が設置される。クランプ装置190によりワークWが固定される。
【0037】
図6に詳しく示すとおり、回転機構150の上部に固定治具テーブル170の台座170Aが取り付けられる。固定治具テーブル170上に着座ブロック180およびクランプ装置190が設置される。着座ブロック180の上にワークWが載置され、クランプ装置190によりワークWが固定される。ロータリジョイント151の油路157Bは、固定治具テーブル170の油路171を介してクランプ装置190の油室に達する。これにより、クランプ装置190によるクランプ駆動力が得られる。
【0038】
図5,
図6に示す参考例においては、
図1,
図4に示す例と比較して、固定治具テーブル170および着座ブロック180の厚み分だけ、ワークWが相対的に上方に位置する。したがって、ワークWに所望の切削加工を施すために主軸2が移動するための空間が狭くなり、高さの高いワークWの加工が行い難くなる場合が生じ得る。他方、この空間の大きさを
図1,
図4の例と同じだけ確保しようとすると、工作機械1の高さが全体として高くなり、工作機械1の小型化が阻害され得る。
【0039】
これに対し、
図1,
図4に示す構造においては、チャック160によるロック動作、ロック解除動作を行う駆動部152をインデックステーブル140に内蔵しているため、インデックステーブル140上方に相対的に大きな空間を確保することができる。この結果、工作機械1の小型化を阻害することなく、高さの高いワークWの加工を行うことができる。
【0040】
また、駆動部152上に設けられるチャック160の径を適宜拡大することができるので、大径のワークWの加工も可能である。
【0041】
さらに、駆動部152がインデックステーブル140に内蔵されることにより、インデックステーブル140外部への露出部分が縮小され、部材間干渉を避けながら回転支持装置100の小型化を図ることができる。また、A軸回転の回転重心が軸心に近くなるため、アンバランストルクが低減され、A軸回転の駆動モータの負荷が減少し得る。
【0042】
図4に示すロータリジョイント151および駆動部152は、
図6に示す回転部材155の内径側にそのまま設置することができる。すなわち、本実施の形態に係る回転機構150は、
図5,
図6の参考例におけるロータリジョイント151を取り外すことによって既存の装置に適用することができるものであって、汎用性が高い。
【0043】
以上、本技術の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本技術の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0044】
1 工作機械、2 主軸、3 切削用ツール、100 回転支持装置、110 第1ユニット、111 ロータリジョイント、112 クロスローラベアリング、113 ローラギヤカム、114 カムフォロア、120 第2ユニット、121 モータ、122 入力軸、130 ベース、140 インデックステーブル、140A 第1部材、140B 第2部材、141,141A,141B 油路、150 回転機構、151 ロータリジョイント、151A 軸部分、151B ハウジング、152 駆動部、152A シリンダ本体、152B キャップ部材、152C ピストン部材、152D 油室、152E 突出部材、153 下部本体、153A 第1部材、153B 第2部材、153C 第3部材、154 上部本体、155 回転部材、155A 入力部、156 ローラベアリング、156A スラストローラベアリング、156B ラジアルローラベアリング、157,157A,157B 油路、160 チャック、160A 台座、170 固定治具テーブル、170A 台座、171 油路、180 着座ブロック、190 クランプ装置。