(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-15
(45)【発行日】2024-11-25
(54)【発明の名称】チェーンポール
(51)【国際特許分類】
E01F 13/02 20060101AFI20241118BHJP
E04H 17/00 20060101ALI20241118BHJP
E04H 6/42 20060101ALI20241118BHJP
【FI】
E01F13/02 Z
E04H17/00
E04H6/42 E
(21)【出願番号】P 2023046210
(22)【出願日】2023-03-23
【審査請求日】2023-12-28
(73)【特許権者】
【識別番号】592141754
【氏名又は名称】株式会社ミツギロン
(74)【代理人】
【識別番号】100076406
【氏名又は名称】杉本 勝徳
(74)【代理人】
【識別番号】100171941
【氏名又は名称】辻 忠行
(72)【発明者】
【氏名】森本 典志
【審査官】荒井 良子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2005/0008433(US,A1)
【文献】実開平07-012513(JP,U)
【文献】実開平06-027918(JP,U)
【文献】特開2001-303522(JP,A)
【文献】特開2006-057319(JP,A)
【文献】実開平06-032624(JP,U)
【文献】特開2004-205795(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 1/00
E01F 9/00- 9/70
E01F 13/00-15/14
E04H 6/42
E04H 17/00-17/26
G09F 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
侵入防止用のチェーンを掛け渡すためのチェーンポールであって、
鉛直方向に棒状に延びる中空の支柱部と、
前記支柱部の下端に連続し、前記支柱部を支持する基台部と
を備え、
前記支柱部は、上端部に水平方向に貫通する貫通孔からなるとともに当該貫通孔の内部を前記支柱部の内部と隔離すべく当該貫通孔の両端開口部を連結する筒状の壁を備えたチェーン挿通孔を有し、
前記チェーン挿通孔は、 貫通方向の中間部に当該チェーン挿通孔の底面から垂直に延出するとともに先端が自由端の直棒状の係止棒を有
し、
前記支柱部は、凹み方向が、水平方向に対向する一対の凹部を有し、
前記チェーン挿通孔は、前記一対の凹部どうしを連結するように設けられており、
前記凹部は、前記チェーン挿通孔の両端開口部の全高を含む高さを有し、前記チェーン挿通孔に垂直にかつ水平に延びるとともに両端が前記支柱部の側方に開放されており、
前記支柱部は、前記一対の凹部より上側の部分と、前記一対の凹部より下側の部分の水平断面形状が同じであることを特徴とするチェーンポール。
【請求項2】
侵入防止用のチェーンを掛け渡すためのチェーンポールであって、
鉛直方向に棒状に延びる支柱部と、
前記支柱部の下端に連続し、前記支柱部を支持する基台部と
を備え、
前記支柱部は、上端部に水平方向に貫通するチェーン挿通孔を有し、
前記チェーン挿通孔は、貫通方向の中間部に底面から垂直に延出する直棒状の係止棒を有し、
前記支柱部、及び前記基台部は、樹脂により中空に設けられ
前記支柱部は、下端に設けられる中空筒状の雌ねじ部、又は雄ねじ部の一方を、前記基台部上端に垂設される中空筒状の雌ねじ部、又は雄ねじ部の他方に螺合して前記基台部に連結するよう構成されており、前記雌ねじ部は、径方向の内方へ突出する雌ねじの山部の終端に間隙をおいて内方へ突出する雌ねじ側ロック部を有し、
前記雄ねじ部は、前記間隙に収容されて前記雄ねじ部の前記雌ねじ部に対する回動を防止すべく径方向の外方へ突出する雄ねじ側ロック部を備えているチェーンポール。
【請求項3】
侵入防止用のチェーンを掛け渡すためのチェーンポールであって、
鉛直方向に棒状に延びる中空の支柱部と、
前記支柱部の下端に連続し、前記支柱部を支持する基台部と
を備え、
前記支柱部は、上端部に水平方向に貫通する貫通孔からなるとともに当該貫通孔の内部を前記支柱部の内部と隔離すべく当該貫通孔の両端開口部を連結する筒状の壁を備えたチェーン挿通孔を有し、
前記チェーン挿通孔は、貫通方向の中間部に当該チェーン挿通孔の底面から垂直に延出するとともに先端が自由端の直棒状の係止棒を有し、
前記基台部の上端開口を塞ぐ中栓を有し、前記中栓は、周縁から外方へ延出する鍔部を含み、
前記支柱部は、内面から径方向の内方へ突出する鍔抑え用凸部を有し、
前記鍔部は、前記基台部上端と、前記鍔抑え用凸部により挟持されることを特徴とするチェーンポール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、人や車の侵入防止用チェーンをかけ渡すチェーンポールに関し、特に水平方向に貫通する貫通孔内にフックを有するチェーンポールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、進入禁止区域の周囲や通行禁止通路の入り口には、人や車の侵入を防止するためにチェーンをかけ渡すことが広く行われている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
例えば、特許文献1では、支柱本体上部に設けたT字状の庇の下に1対のフック(チェーン引掛用小柱部)を備えたチェーンポール(チェーンスタンド)が開示されている。特許文献1のようなチェーンポールは、フックの上方が開放されているため、チェーンがかけやすい一方で、チェーンポールが倒れた際などに、チェーンが外れやすいという問題がある。
【0004】
これに対し、特許文献2では、チェーンポール(車止め支柱)の水平方向に貫通する貫通孔(連結孔)に、チェーンを通すようにしたチェーンポールが開示されている。特許文献2のチェーンポールでは、貫通孔(連結孔)にチェーンを通すため、チェーンが外れないという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】登録実用新案第03190591号公報
【文献】特開2003-34914号公開公報
【文献】特許第3936948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献2のチェーンポールでは、貫通孔内をチェーンが摺動するため、チェーンポールの一方側にチェーンを引っ張れば、チェーンが垂れ下がって通行禁止の用を足さなくなるという問題がある。
そこで本発明者らは、貫通孔内をチェーンが摺動することを防止すべく、貫通孔の内部にチェーンをかけるフックを設けることに想到する。
このように水平方向の貫通孔内にフックを備えるチェーンポールを開示したものとして特許文献3がある。特許文献3のチェーンポール(車止め支柱)は、水平な貫通孔内の両端近傍に貫通孔の天井に設けられる一対の鉤状のフック(係合杆)を備えている。特許文献3のチェーンポールは、貫通孔にチェーンを通して使用することを想定したものではないが、仮にチェーンを貫通孔に通そうとしても曲がり方向の異なる2つのフックにチェーンを係止することが困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、貫通孔内に設けたフックにチェーンが取り付けやすく、かつチェーンポールに対してチェーンが摺動しないチェーンポールの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた発明は、侵入防止用のチェーンを掛け渡すためのチェーンポールであって、鉛直方向に棒状に延びる中空の支柱部と、前記支柱部の下端に連続し、前記支柱部を支持する基台部とを備え、前記支柱部は、上端部に水平方向に貫通する貫通孔からなるとともに当該貫通孔の内部を前記支柱部の内部と隔離すべく当該貫通孔の両端開口部を連結する筒状の壁を備えたチェーン挿通孔を有し、前記チェーン挿通孔は、貫通方向の中間部に当該チェーン挿通孔の底面から垂直に延出するとともに先端が自由端の直棒状の係止棒を有する。
【0008】
このように、本発明のチェーンポールでは、チェーン挿通孔に鎖環を係止する係止棒を設けたので、チェーン挿通孔に通したチェーンがチェーン挿通孔の貫通方向に摺動することを防止できる。また係止棒をチェーン挿通孔の底側から上方へ突出するよう設けたので、上側から垂下するフックに係止する場合に比べ、係止棒からチェーンが外れにくい。さらに、係止棒を直棒状とし、これを垂設したので、チェーンが掛けやすく、またチェーン挿通孔の延びる方向のいずれの方向に摺動しようとしても、チェーンの鎖環が係止棒から外れにくい。また、係止棒からチェーンが外れてもチェーン挿通孔にチェーンが挿通されているので、チェーンがチェーンポールから外れることを防止できる。
【0009】
そして、本発明のチェーンポールでは、前記支柱部は、凹み方向が、水平方向に対向する一対の凹部を有し、前記チェーン挿通孔は、前記一対の凹部どうしを連結するように設けられており、前記凹部は、前記チェーン挿通孔の両端開口部の全高を含む高さを有し、前記チェーン挿通孔に垂直にかつ水平に延びるとともに両端が前記支柱部の側方に開放されており、前記支柱部は、前記一対の凹部より上側の部分と、前記一対の凹部より下側の部分の水平断面形状が同じであることを特徴とする。こうすることで、チェーン挿通孔の貫通方向に対し左右に角度のある方向にチェーンを架け渡すことができる。
【0010】
本発明は、侵入防止用のチェーンを掛け渡すためのチェーンポールであって、鉛直方向に棒状に延びる支柱部と、前記支柱部の下端に連続し、前記支柱部を支持する基台部と
を備え、前記支柱部は、上端部に水平方向に貫通するチェーン挿通孔を有し、前記チェーン挿通孔は、貫通方向の中間部に底面から垂直に延出する直棒状の係止棒を有し、前記支柱部、及び前記基台部は、樹脂により中空に設けられ前記支柱部は、下端に設けられる中空筒状の雌ねじ部、又は雄ねじ部の一方を、前記基台部上端に垂設される中空筒状の雌ねじ部、又は雄ねじ部の他方に螺合して前記基台部に連結するよう構成されており、前記雌ねじ部は、径方向の内方へ突出する雌ねじの山部の終端に間隙をおいて内方へ突出する雌ねじ側ロック部を有し、前記雄ねじ部は、前記間隙に収容されて前記雄ねじ部の前記雌ねじ部に対する回動を防止すべく径方向の外方へ突出する雄ねじ側ロック部を備えているチェーンポールを含む。
このように、支柱部と基台部とをねじにより結合することで、不使用時には支柱部と基台部を外して保管することができる。また、雄ねじ側ロック部を、雌ねじ部の山部の終端と雌螺子側ロック部の間隙に収容することで、支柱部の基台部に対する回動をロックできる。
【0011】
前記基台部の上端開口を塞ぐ中栓を有し、前記中栓は、周縁から外方へ延出する鍔部を含み、前記支柱部は、内面から径方向の内方へ突出する鍔抑え用凸部を有し、前記鍔部は、前記基台部上端と、前記鍔押さえ用凸部により挟持されることが好ましい。こうすることで、中栓が基台部から外れることを防止できる。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように、本発明のチェーンポールによれば、チェーンが外れることを抑制できるとともに、チェーンがチェーン挿通孔内を摺動して、チェーンポールの一方側へ垂れてしまうことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一の実施形態に係るチェーンポールの使用状態を示した斜視図である。
【
図2】
図1に示したチェーンポールの正面図である。
【
図4】
図2におけるチェーン挿通孔周辺を示す要部拡大図である。
【
図5】
図2のチェーン挿通孔周辺を側面視で示した要部拡大図である。
【
図7】
図1に示した雌ねじ部を示す要部拡大斜視図である。
【
図8】
図1に示した雄ねじ部を示す要部拡大斜視図である。
【
図9】
図7の雌螺子ロック部に
図8の雄ねじロック部を係止した様子を示す斜視図である。
【
図11】
図1のチェーンポールの中栓周辺を示した要部拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
【0015】
図1から
図3は、本発明の一の実施の形態に係るチェーンポール100を示している。チェーンポール100は、進入禁止区域の周囲や通行禁止通路の入り口等に侵入防止用のチェーンAをかけ渡すために用いられ、鉛直方向に棒状に延びる支柱部1と、支柱部1の下端に連続して、支柱部1を支持する基台部5とを備え、支柱部1は、チェーンAを挿通するチェーン挿通孔2と係止棒3とを有している。
【0016】
支柱部1は、高密度ポリエチレン等の樹脂をバルーン成型して、上端が閉塞し下端が開放された中空の直筒状に設けられている。支柱部1は、図示の例では、正十二角柱をなしているが、これに限らず、円筒形でも他の多角柱でもよい。
【0017】
支柱部1は、
図5に示すように、上端部に、側面視において支柱部1の径方向(
図5の左右方向)に対向する一対の矩形状の凹部11,11と、凹部11,11を仕切る中壁12とを有している。中壁12は、
図4に示すように、正面視における中央に、一対の凹部11,11を連絡するチェーン挿通孔2を有している。
【0018】
チェーン挿通孔2は、
図4に示すように、正面視で上下方向を長手方向とする角丸長方形をなしている。凹部11,11は、
図4、
図5に示すようにチェーン挿通孔2の全高に亘る高さを有し、正面視、及び側面視において矩形をなし、チェーン挿通孔2の貫通方向に対し垂直にかつ水平に延び、両端が側方(
図4では左右方向、
図5では紙面奥行方向)に開放されている。凹部11の周縁には、角を丸めた縁取り部11aが設けられている。
【0019】
係止棒3は、
図6に示すように、中空円柱状をなすとともに先端に球形部3aを有し、チェーン挿通孔2の底面2aにおけるチェーン挿通孔2の貫通方向(
図6の左右方向)の中央、及び幅方向(
図4の左右方向)の中央に垂設されている。係止棒3は、このように、チェーン挿通孔2の底面2aから垂設されるとともに、チェーン挿通孔2の貫通方向のいずれの方向へも傾斜しない直棒状をなすため、係止したチェーンAの鎖環A1がチェーン挿通孔2の貫通方向のいずれの方向にも抜けにくい。
【0020】
また、チェーン挿通孔2に挿通されているチェーンAは、係止棒3からチェーンAの鎖環A1が外れても、チェーン挿通孔2に係止されるため、チェーンAは、チェーンポール100から外れない。
【0021】
また、チェーンポール100は、チェーン挿通孔2の外側に左右の両端が開放された凹部11を備えるので、チェーンAをチェーン挿通孔2の貫通方向に角度の付いた方向へ延ばすことができる。
【0022】
支柱部1は、
図7に示すように、下端部に雌ねじ部4を備え、基台部5は、
図8に示すように、上端部に垂設される雄ねじ部6を備えている。支柱部1は、雌ねじ部4を雄ねじ部6に螺結することで、基台部5に連結される。
【0023】
雌ねじ部4は、中空円筒状をなし、
図7に示すように、雌ねじ部4の円筒状の壁面を内側に窪ませるようにして内側に突出させた雌ねじ山部41と、隣接する雌ねじ山部41,41の間の部分からなる雌ねじ谷部42と、雌ねじ山部41の下端(終端)41aから間隙43を挟んで、雌ねじ山部41の延長上に設けられる雌ねじ側ロック部44とを備えている。雌ねじ側ロック部44も、雌ねじ山部41同様、雌ねじ部4の壁面を凸点状に内側に窪ませて内側に突出させている。尚、
図7では、雌ねじ部4の外面を表しているため、雌ねじ山部41が谷(窪み)に見える。
【0024】
雄ねじ部6は、
図8に示すように、雄ねじ部6の筒状の壁面を外側へ突出させて設けた雄ねじ山部61と、雄ねじ山部61の下端近傍において雄ねじ山部61から垂下する短棒状の雄ねじ側ロック部62とを備えている。雄ねじ側ロック部62は、雄ねじ山部61よりも突出高さが低く設けられている。また、雌ねじ山部41、雄ねじ山部61は、雌ねじ部4、雄ねじ部6の折れ曲がりを防止するために、略1周ごとに途切れている。
【0025】
雌ねじ部4に対し雄ねじ部6を下側から差し込んで、両者を相対的に回動させると、雄ねじ山部61は、雌ねじ谷部42内を通過し、雄ねじ側ロック部62は、雌ねじ山部41上を摺動する。こうして、雄ねじ側ロック部62が雌ねじ山部41の下端41aまで雌ねじ山部41を乗り越えると、雄ねじ側ロック部62は、間隙43に収まって、雌ねじ山部41の下端41aと、雌ねじ側ロック部44により回動を拘束される。こうして、雌ねじ部4が雄ねじ部6に対し相対回動不能にロックされる。
【0026】
基台部5の雄ねじ部6の上端開口51は、基台部5の内部に雨水等が侵入することを防止するために、中栓7によって塞がれている。中栓7は、樹脂により一体成型され、
図11に示すように、無蓋有底の扁平円筒状をなし、上部開口の周縁全周に亘ってその径方向の外側へ延出する鍔部7aを有している。
【0027】
一方、支柱部1下端の雌ねじ部4は、雌ねじ山部41が設けられた部分のやや上方に、雌ねじ部4の円筒状の側壁の全周に亘って内側に突出する鍔押さえ用凸部45を備えている。中栓7の鍔部7aは、基台部5(雄ねじ部6)の上端縁5aと、鍔押さえ用凸部45の間に挟持されて、雄ねじ部6からの抜け落ちが防止される。
【0028】
以上、本発明のチェーンポールは、上述した実施形態に限られず、支柱部と基台部を一体に形成してもよい。支柱部は、チェーン挿通孔の外側に凹部を備えなくてもよい。チェーン挿通部は、正面視矩形でなくてもよい。支柱部に雄ねじ部を設け、基台部に雌ねじ部を設けるようにしてもよい。雌ねじ側ロック部や、雄ねじ側ロック部、中栓は設けなくてもよい。中栓の鍔部や、支柱部の鍔部押さえ用凸部もなくてもよい。
【符号の説明】
【0029】
100 チェーンポール
1 支柱部
11 凹部
2 チェーン挿通孔
2a 底
3 係止棒
4 雌ねじ部
41 雌ねじ山部
41a 終端
43 間隙
44 雌ねじ側ロック部
45 鍔押さえ用凸部
5 基台部
51 上部開口
5a 基端部上端
6 雄ねじ部
62 雄ねじ側ロック部
7 中栓
7a 鍔部
A チェーン
A1 鎖環